JP4680323B1 - 位置情報処理システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
ユーザの携帯端末からGPSにより得られる位置情報に対応する場所名称を得て、地図情報の作成に供する。ユーザの移動距離に応じてポイントを付与する。
【解決手段】
携帯端末は、GPS受信手段により得られた緯度及び経度を含む位置情報と、携帯端末又はそれを使用するユーザに固有のユーザIDと、場所名称とを通信ネットワークを介して管理サーバへ送信する。管理サーバは、携帯端末から送信された、位置情報と、場所名称を第1DBに記憶し、また、携帯端末より送信された、ユーザIDと、位置情報と、場所IDと、位置情報を取得した時間を第2DBに記憶する。更に、第2DBを検索して、同じユーザIDについて、異なる時間に異なる場所IDが有る場合、ある場所IDに対応する位置情報と、他の場所IDに対応する位置情報から2地点間の距離を計算し、その結果得られた距離に対応してポイントを算出する。
【選択図】図1
Description
GPS機能によって得られる位置情報と地図上の地名とをマッチングさせるために、種々の方法が用いられている。例えば、地図を一定のマトリックスに区分(グリッドという)しておき、各グリッドの地名を予め辞書に登録しておく線形アルゴリズム法や、ある地域を、町名ごと或いは主要な場所や建物の地名等を含むエリアに分割して地域名称を付与するボロノイ分布を用いる方法などが知られている。
また、既製の地図情報は、上記のような線形アルゴリズム法やボロノイ分布を利用したものが多いので、線形アルゴリズム法におけるグリッドや、ボロノイ分布におけるエリアはその区分が粗いことがあり、また広いエリアにも拘らず1つの地名しか付与されていない場合がある。これでは、利用者が現在居る場所は既製の地名とは異なるのに、利用者は否応なく既製の地名を選択せざると得ず、利用者の要求に十分に応えていない。
本発明はまた、ユーザの移動距離に応じてポイントを付与することにある。
該携帯端末は;緯度及び経度を含む位置情報を取得することができるGPS受信手段と、表示手段と、ユーザの操作によって少なくともユーザが居る場所の名称を入力することができる入力手段と、無線通信手段を有し、該携帯端末を使用するユーザに固有のユーザIDと、該位置情報と、該場所名称とを該無線通信手段を介して送信し、
該管理サーバは;該携帯端末から送信され得られた該位置情報と、該場所名称とを記憶する第1のデータベース(第1DB)と、
該携帯端末より送信された、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を記憶する第2DBと、
該ユーザIDと関連付けて、該ユーザの個人情報及び該ユーザに付与されるポイントを記憶する第3DBと、
取得された該位置情報と該場所名称を該第1DBに記憶し、また該携帯端末から取得され得られた該位置情報を基に該第1DBを検索して該位置情報に対応する場所名称を得て、該通信ネットワークを介して該携帯端末に送信する位置情報処理部と、
該第2DBを検索して、同じユーザについて、異なる時間に異なる場所IDが有る場合、ある場所IDに対応する該位置情報と、他の場所IDに対応する該位置情報から2地点間の距離を計算し、その結果得られた距離に対応してポイントを算出するポイント処理部とを有し、
該ポイント処理部により算出されたポイントを該第3DBの該ユーザIDに対応して記憶することを特徴とする位置情報処理システムとして構成される。
該位置情報処理部は、該第1DBを検索して、該位置情報に対応する場所名称に対する該回数が一定回数以上かを判定し、一定回数以上の条件を満たす該場所名称を抽出して、該場所名称を該携帯端末へ送信する。
前記第1DBは、付与された該場所IDに対応して、前記位置情報と、該場所名称を記憶し、
前記管理サーバは更に、該携帯端末より送信され得られた、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を記憶する第2DBを有する。
該携帯端末は、ユーザが現在居る場所の名称の入力を促す画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された画面に場所名称を入力し、
入力された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該携帯端末から該管理サーバへ送信する。
該携帯端末は、取得した複数の場所名称を含むリストの画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された複数の場所名称から1の場所名称を選択し、
選択された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該携帯端末から該管理サーバへ送信し、
該位置情報処理部は、取得した該位置情報と、該場所名称に対する前記回数を更新して、前記第1DBに記憶する。
該携帯端末は;該携帯端末を使用するユーザに固有のユーザIDと、該位置情報と、該場所名称とを該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信するステップと、
該管理サーバは;
該携帯端末から送信され得られた、該位置情報と、該場所名称を第1のデータベース(第1DB)に記憶するステップと、
該携帯端末より送信され得られた、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を第2DBに記憶するステップと、
該携帯端末から取得され得られた該位置情報を基に、該第1DBを検索して該位置情報に対応する場所名称を得るステップと、
該第1DBの検索によって得られた、該位置情報に対応する場所名称を、該通信ネットワークを介して該携帯端末に送信するステップと、
該第2DBを検索して、同じユーザIDについて、異なる時間に異なる場所IDが有る場合、ある場所IDに対応する該位置情報と、他の場所IDに対応する該位置情報から2地点間の距離を計算し、その結果得られた距離に対応してポイントを算出するステップと、
算出されたポイントを該ユーザIDに対応して第3のDBに記憶するステップと、を有することを特徴とする位置情報処理方法として構成される。
更に該第1DBを検索して、該位置情報に対応する場所名称に対する該検索数が一定回数以上かを判定し、一定回数以上の条件を満たす該場所名称を抽出して、該場所名称を該携帯端末へ送信する。
付与された該場所IDに対応して、前記位置情報と、該場所名称を、該第1DBに記憶し、
更に、該携帯端末より送信された、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を第2DBに記憶する。
該携帯端末は、ユーザが現在居る場所の名称の入力を促す画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された画面に場所名称を入力し、
該携帯端末は、入力された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信する。
該携帯端末は、取得した複数の場所名称を含むリストの画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された複数の場所名称から1の場所名称を選択し、
該携帯端末は、選択された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信し、
前記管理サーバは、取得した該位置情報と該場所名称の対に対する前記回数を更新して、前記第1DBに記憶する。
また、ユーザの移動距離に応じてポイントを付与してユーザの場所名称の入力を促すことができるので、これにより場所名称の収集を増加させ、位置情報と場所名称を管理するDBをより充実させることができる。
この位置情報処理システムは、通信ネットワーク9に接続される多数の携帯端末2と、通信ネットワーク9を介して携帯端末2に接続される管理サーバ1を有して構成される。
携帯端末2は、例えば携帯電話のような、GPS衛星からの電波を受信して位置情報(即ち携帯端末の緯度、経度、高度の三次元座標)を認識するGPS受信機能を備えている。なお、携帯端末2のハードウェア構成については、図2を参照して後述する。
管理サーバ1は、携帯端末2のユーザに対してあるサービスを提供するコンピュータであり、本実施例では、ユーザにポイントを提供するサービスやGPS機能により取得された位置情報を用いて作成した地図情報を提供するサービスを行う。管理サーバ1のハードウェア構成は図示していないが、プロセッサ(CPU)、メモリ、ハードディスクのような外部記憶装置、入力器、表示器等を有し、本発明に特徴的なアプリケーションプログラムをCPUで実行することで、位置情報の処理及び地図情報の作成処理等を実現する。
また、管理サーバ1は、ユーザの携帯端末2へあるサービス(例えば地図情報)を提供する提供者が有するフロントサーバである必要はない。例えば、ユーザに対しては、インターネットショッピングによるグッズの販売やゲームの提供を行うフロントサーバのURLを持つWebサイトが見えており、そのバックエンドサーバとして当該管理サーバ1が動作する環境であってもよい。
携帯端末2は、GPS衛星からの電波を受信するGPS受信器201、プロセッサ(CPU)202、メモリ203、入力器204、表示器205、及び通信ネットワーク9に対してデータの送受信を行う無線通信器206を有して構成される。携帯端末2のユーザには固有の識別情報(ユーザID)が付与され、そのユーザIDはメモリ203に記憶されている。GPS受信器210は、GPS衛星から電波を受信して、携帯端末2の位置情報(即ち携帯端末の緯度、経度、高度の三次元座標)を算出する。この位置情報はメモリ203に一時的に格納される。
表示器205は、例えば図8(A)〜(C)に示すように、ユーザが現在居る場所の名称を入力するための画面を表示する。表示された画面は、入力器204を操作して、場所名称を入力する場所表示欄81又はその入力欄、その入力した場所名称を有効にするための入力ボタン(チェックインボタン82という)を有する。
図3は、ユーザ情報DB3の構成例を示す。
ユーザ情報DB3は、携帯端末2を用いてサービスを受けるユーザの個人情報、即ち各ユーザに固有に付与されたユーザID、ユーザのニックネーム、性別、生年月日、職業、付与されたポイントの累積値、及びポイントの更新日時、等を登録する。
サービス提供者に対してユーザ情報を申請、登録する処理は、通常行われる処理を用いて実現できる。即ち、ユーザ情報の登録は、ユーザが使用する携帯端末2から入力して送信された個人情報に対して、ユーザ情報登録部102が固有のユーザIDを付与して、ユーザ情報DB3に登録することで行われる。
位置情報DB4は、位置情報処理部103の処理の下、携帯端末2から送信され取得された位置情報に固有の場所IDを付して登録する。即ち、場所ID、位置情報(緯度、経度)、ユーザが携帯端末2に入力又は選択した場所名称、当該エントリのチェックイン回数を登録する。緯度及び経度は、度、時分秒まで登録するものと仮定する。
位置情報DB4はまた、携帯端末2から位置情報を取得する度に固有の場所IDを付与してその位置情報を登録する。また、位置情報に対応する場所名称を読み出してユーザの携帯端末2に送信する。更に、地図作成部105による処理時に位置情報に対応する場所名称が読み出されて、地図情報の作成に供する。なお、ここで、チェックイン回数とは、ユーザの携帯端末2から位置情報と場所名称を取得して、当該位置情報DBにアクセスしてそれらの情報を登録する回数、或いは位置情報と新たな場所名称を登録する回数をいう。
ログDB5は、携帯端末2から位置情報を取得する度に、その履歴として関連する情報を登録する。即ち、ユーザIDに対応して、場所ID、位置情報(緯度、経度)、位置情報を取得した時間、及びポイント計算フラグ等を登録する。
時間は、通常、管理サーバ1が持っているタイマーの計時する時刻が使用される。ポイント計算フラグは、後述するように、ポイントの計算時に参照され、その位置情報が既に使用された場合にフラグに「1」がセットされる。ポイントの計算時に、位置情報を重複して使用することを防ぐためである。
地図情報DB5は、地図作成部105の処理によって作成された地図情報を登録する。
例えば、図11(A)に示すように、新宿駅周辺のマップの場合、新宿駅周辺の位置情報(緯度、経度)、及び場所名称が選択されて、これらの情報に場所IDを対応付けて登録する。また、(B)に示すように、特定の地域における飲食店マップなどもあり得る。いずれの例も登録される情報の形式は同じである。地図作成部105の指示に基づく、位置情報処理部103による位置情報DB4の検索対象が異なることにより、(A)や(B)のようになる。
なお、作成された地図情報は、ユーザの携帯端末2や要求のあった他の者の装置へ送信されるので、この地図情報DB5に登録されるのは、一時的である場合が多い。
この処理は、ユーザが携帯端末2の入力器204を操作して、チェックインモード(即ち携帯端末からGPS機能により取得した位置情報や場所名称を管理サーバ3へ提供する動作及びそれに関連する動作)が指定された場合に実行される(S6201)。チェックインモードに指定されなくても、既にユーザは当該携帯端末2からサービス提供先のWebサイトをアクセスしており、携帯端末2からユーザIDが送信され、管理サーバ1は既に当該ユーザIDを受信している場合がある(S6101)。
このように、チェックイン回数が3回未満の場所名称は、未だ当該ユーザに固有であり、一般的なものとして第三者のユーザに提供されない。この意味で、チェックイン回数が3回以上の場所名称をパブリック名称、3回未満のものをプライベート名称といってもよい。
ステップS6106、S6108、S6109に対応した3種類の処理がある。
ステップS6106に対する処理について、図6Bを参照する。携帯端末2が、チェックイン回数が3回以上のものの場所名称及び場所IDを含む一覧リストを受信すると(S6231)、CPU202は、画面A(図8(A))を生成する(S6232)。この画面Aは、1つの画面に5つの場所名称(登録済みの場所名称)の欄81と、各場所名称に対応した入力ボタンであるチェックインボタン82が表示される。ユーザは、画面の表示を見て、自分が現在居る場所に最も近い場所名称81を選択して、それに対応するチェックインボタン82を操作する(S6243)。もし、当該画面中に最も近い場所名称が見当たらない場合又は候補となった場所名称を全て見たい場合には、「次の5件」のボタン84又は「前の5件」のボタン83を操作して、画面を前後させながら最も近い場所名称を見つける。チェックインボタン82が操作されると、CPU202は、選択された場所名称に対応する場所IDと、メモリ203に保持されたユーザIDを取得して、管理サーバ1へ送信する(S6234)。
更に、位置情報処理部103は、ログDB5に、今回受信したユーザID、及び場所ID、それに対応する位置情報、管理サーバ1が計時する時間を記憶する(S6134)。更に、次の処理として、当該ユーザのためのポイント計算処理を行う(S6135)。なお、このポイント計算処理は図7を参照して後述する。
携帯端末2が、「該当無し」の回答(即ちユーザが現在居る場所の場所名称は未登録)を受信すると(S6251)、CPU202は、画面C(図8(C))を生成して表示する(S6252)。この画面Cは、ユーザに場所名称を文字入力させるための欄85と、その欄に対応したチェックインボタン82が表示される。ユーザは、画面の案内表示を見て、自分が現在居る場所の名称を文字入力して、チェックインボタン82を操作する(S6253、S6254)。チェックインボタン82が操作されると、CPU202は、GPS受信器201から新たに得られた位置情報と、入力された場所名称と、メモリ203に保持されたユーザIDを取得して(S6255)、それらを管理サーバ1へ送信する。なお、場所名称について、ユーザは自分が現在居る場所から認識できる任意の名称を入力することができる。例えば、通常使用される地名「新宿駅西口」や店の名前「スナック・・」など自由である。
この処理により、新たな場所に居るユーザから取得された新しい場所名称を位置情報DB4に登録することができる。
携帯端末2が、ユーザに固有の場所名称及び場所IDを含む一覧リストを受信すると(S6241)、CPU202は、画面B(図8(B))を生成する(S6242)。この一覧リストは、当該ユーザに固有の所謂マイリスト的なものである。
画面Bには、最大2つの場所名称(図示の例は1つの場所名称)が記載された欄81と、その場所名称に対応したチェックインボタン82の表示と、新たな場所名称を文字入力することができる欄85と、その欄85に対応したチェックインボタン82の表示が含まれる。
この処理により、登録済みの場所名称についてそのチェックイン回数が更新され、又は新たな場所に居るユーザから取得された新しい場所名称を位置情報DB4に登録することができる。
ポイント処理は、同じユーザがある地点(位置情報)から他の地点に移動した場合、その移動距離に応じたポイントを計算して、当該ユーザに付与する処理である。そのために、ユーザの移動履歴を登録したログDB5が使用される。
ポイント処理部104は、まず、ログDB5を検索して(S701)、アクセス要求のあったユーザのユーザIDと同じユーザIDのエントリが登録されているかを確認する(S702)。確認の結果、当該ユーザIDのエントリが登録されていない場合には、今回の登録が初めての記録であり、2地点間の移動距離を計算できないので、処理を終了する。
地図作成部105は、一般的には、位置情報DB4を検索して、位置情報と場所名称を読出し、それらの名称を位置情報が示す地図上に記載することで、地図情報(地図上に場所名称が記入されたもの)を作成することができる。作成された地図情報は、地図情報DB6に一時保管される。地図情報DB6内の地図情報は、その後、要求のあったユーザIDの携帯端末2、又は要求のあった第三者にネットワークを介して送信することができる。
しかし、位置情報DB4に登録されている場所名称は、ユーザの入力に頼っているので、一般的な地名やユーザに固有の個人的な名称まで種々のものが含まれる。そこで、図9及び図10に基づく例による地図の作成がより好ましいであろう。
図9に示す、携帯端末2の表示画面の例は、場所名称の入力欄85、チェックインボタン82の他に、その場所名称の種別を示す複数の場所種別87を予め表示するものである。「地名」、「駅名」、「デパート」、等々にはそれぞれ固有の場所種別IDが付与されている。
ユーザは、欄85に新たな場所名称を入力するときに、併せて何れかの場所種別87を選択して入力することができる。選択された場所種別IDは、場所名称、GPSの位置情報、ユーザIDと共に管理サーバ1へ送信され、位置情報DB4に登録される。ここで、表示画面の場所種別の選択に関して、常時は一般的な「地名」が最初に選択できるように、選択マークを予め表示しておいてもよい。もちろん、この選択マークは他の場所種別に変更可能である。
この場所種別IDを用いることにより、その種別に固有の地図情報を作成することが可能となる。
例えば、地図作成部105は、「新宿駅西口」の位置情報と、場所種別ID「001」(地名)をキーとして位置情報DB4を検索することで、新宿駅西口周辺の一般的な地名から成るマップのDB(図11(A))を作成することができる。
また、他の例として、例えば、地図作成部105は、「新宿駅西口」の位置情報と、場所種別ID「005」(飲食店)をキーとして位置情報DB4を検索することで、新宿駅西口周辺の飲食店マップのDB(図11(B))を作成することができる。
例えば、上記実施例(図1)では、位置情報処理部103と地図作成部105は、説明の便宜上別の機能として分けて図示しているが、位置情報処理部103又は地図作成部105のいずれか一方に統合させて、そこで両者の機能を実現するようにしてもよい。
102:ユーザ情報登録部 103:位置情報処理部 104:ポイント処理部 105:地図作成部 3:ユーザ情報DB 4:位置情報DB 5:ログDB 6:地図情報DB
201:GPS受信器 202:CPU 203:メモリ 204:入力器 205:表示器 206:無線通信器
Claims (8)
- 位置情報を検知するGPS機能を有する複数の携帯端末と、通信ネットワークを介して該携帯端末と接続され、該携帯端末から送信される該位置情報を利用して処理する管理サーバとを含む位置情報処理システムであって、
該携帯端末は;緯度及び経度を含む位置情報を取得することができるGPS受信手段と、表示手段と、ユーザの操作によって少なくともユーザが居る場所の名称を入力することができる入力手段と、無線通信手段を有し、該携帯端末を使用するユーザに固有のユーザIDと、該位置情報と、該場所名称とを該無線通信手段を介して送信し、
該管理サーバは;該携帯端末から送信され得られた該位置情報と、該場所名称と、該携帯端末から得られる該位置情報に対する同一の該場所名称を該携帯端末に提供する度に又は同一の該場所名称を該第1DBに記憶する度に更新される回数とを、該位置情報と該場所名称の対に対応して付与される固有の場所IDに対応させて記憶する第1のデータベース(第1DB)と、
該携帯端末より取得された、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間とを関連付けて記憶する第2DBと、
該ユーザIDと関連付けて、該ユーザの個人情報及び該ユーザに付与されるポイントを記憶する第3DBと、
該携帯端末より取得された該位置情報と該場所名称に対応して固有の該場所IDを生成してこれらを該第1DBに記憶し、また該携帯端末より取得された該位置情報を基に該第1DBを検索して、該位置情報に対応する該場所名称の対の該第1DBに記憶された該回数が一定回数以上かを判定し、一定回数以上の条件を満たす該場所名称を抽出して、該場所名称を該通信ネットワークを介して該携帯端末へ送信する位置情報処理部と、
該第2DBを検索して、同じユーザについて、異なる時間に異なる複数の場所IDが有る場合、ある場所ID(第1場所ID)に対応する該位置情報(第1位置情報)と、他の場所ID(第2場所ID)に対応する該位置情報(第2位置情報)から2地点間の距離を計算し、その結果得られた距離に対応してポイントを算出するポイント処理部とを有し、
該ポイント処理部により算出されたポイントを該第3DBの該ユーザIDに対応して記憶することを特徴とする位置情報処理システム。 - 前記管理サーバにおいて、
前記位置情報処理部は、該携帯端末から送信された該位置情報に関して該第1DBを検索した結果、関係する場所名称が無い場合には、該携帯端末より取得した場所名称に新たな固有の場所IDを付与し、
前記第1DBは、付与された該場所IDに対応して、該位置情報と、該場所名称を記憶し、
前記管理サーバは更に、該携帯端末より送信され得られた、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を記憶する第2DBを有することを特徴とする請求項1に記載の位置情報処理システム。 - 前記管理サーバにおいて、
前記位置情報処理部は、該携帯端末から送信された該位置情報に関して該第1DBを検索した結果、関係する場所名称が無い場合には、その旨を該携帯端末へ送信し、
該携帯端末は、ユーザが現在居る場所の名称の入力を促す画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された画面に場所名称を入力し、
入力された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該携帯端末から該管理サーバへ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の位置情報処理システム。 - 前記位置情報処理部による該第1DBの検索の結果、ある位置情報に関して、一定回数以上を満たす場所名称が複数有る場合、該位置情報処理部は、該複数の場所名称を含むリストを該携帯端末へ送信し、
該携帯端末は、取得した複数の場所名称を含むリストの画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された複数の場所名称から1の場所名称を選択し、
選択された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該携帯端末から該管理サーバへ送信し、
該位置情報処理部は、取得した該位置情報と、該場所名称に対する前記回数を更新して、前記第1DBに記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項記載の位置情報処理システム。 - 緯度及び経度を含む位置情報を取得することができるGPS受信手段と、表示手段と、ユーザの操作によって少なくともユーザが居る場所の名称を入力することができる入力手段と、無線通信手段を有する複数の携帯端末と、通信ネットワークを介して該携帯端末と接続され、該携帯端末から送信される該位置情報を利用して処理する管理サーバとを含む位置情報処理システムにおける位置情報処理方法であって、
該携帯端末が、該携帯端末を使用するユーザに固有のユーザIDと、該GPS受信手段によって取得された該位置情報と、該入力手段によって入力された該場所名称とを該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信するステップと、
該管理サーバにおいて、該携帯端末から送信され得られた、該位置情報と、該場所名称と、該携帯端末から得られた該位置情報に対する同一の該場所名称を該携帯端末に提供する度に又は同一の該場所名称を第1のデータベース(第1DB)に記憶する度に更新される回数とを、該位置情報と該場所名称の対に対応して付与される固有の場所IDに対応させて該第1DBに記憶するステップと、
該管理サーバにおいて、該携帯端末から送信され得られた、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間とを関連付けて第2DBに記憶するステップと、
該管理サーバにおいて、該携帯端末から取得された該位置情報を基に該第1DBを検索して、該位置情報に対応する該場所名称の対の該第1DBに記憶された該回数が一定回数以上かを判定し、一定回数以上の条件を満たす該場所名称を抽出して、該場所名称を該通信ネットワークを介して該携帯端末へ送信するステップと、
該管理サーバにおいて、該第2DBを検索して、同じユーザIDについて、異なる時間に異なる複数の場所IDが有る場合、ある場所ID(第1場所ID)に対応する該位置情報(第1位置情報)と、他の場所ID(第2場所ID)に対応する該位置情報(第2位置情報)から2地点間の距離を計算し、その結果得られた距離に対応してポイントを算出するステップと、
該管理サーバにおいて、算出されたポイントを該ユーザIDに対応して第3のDBに記憶するステップと、
を有することを特徴とする位置情報処理方法。 - 前記管理サーバは、
該携帯端末から送信された該位置情報に関して該第1DBを検索した結果、関係する場所名称が無い場合には、該携帯端末より取得した場所名称に新たな固有の場所IDを付与し、
付与された該場所IDに対応して、前記位置情報と、該場所名称を、該第1DBに記憶し、
更に、該携帯端末より送信された、該ユーザIDと、該位置情報と、該場所IDと、該位置情報を取得した時間を第2DBに記憶することを特徴とする請求項5に記載の位置情報処理方法。 - 前記管理サーバは、
該携帯端末から送信された該位置情報に関する該第1DBを検索した結果、関係する場所名称が無い場合には、その旨を該携帯端末へ送信し、
該携帯端末は、ユーザが現在居る場所の名称の入力を促す画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された画面に場所名称を入力し、
該携帯端末は、入力された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信することを特徴とする請求項5又は6に記載の位置情報処理方法。 - 前記管理サーバは、
該第1DBの検索の結果、ある位置情報に関して、一定回数以上を満たす場所名称が複数有る場合、該複数の場所名称を含むリストを該携帯端末へ送信し、
該携帯端末は、取得した複数の場所名称を含むリストの画面を前記表示手段に表示し、
ユーザによる該入力手段の操作に従い、該表示手段に表示された複数の場所名称から1の場所名称を選択し、
該携帯端末は、選択された該場所名称と、該GPS受信手段より取得された位置情報と、該ユーザIDを、該無線通信手段を介して該管理サーバへ送信し、
前記管理サーバは、取得した該位置情報と該場所名称の対に対する前記回数を更新して、前記第1DBに記憶することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかの項記載の位置情報処理方法。
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