JP2010140355A - 情報検索システム及び情報検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報端末に対する情報検索サービスの提供において、検索結果を提供するための時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減を可能にする。
【解決手段】
情報検索システムは、検索要求処理部15により受信した検索要求に含まれる検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを位置連動語判定部19により判定し、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の位置情報を位置情報取得部18により取得し、位置情報と検索語とに基づいて位置連動検索実行部17により情報検索を実行するので、情報端末の位置情報が考慮された有用な検索結果が情報端末に提供される。一方、検索語が位置連動語でない場合には、検索実行部16により情報検索を実行するので、検索の実行に要する時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が図られる。
【選択図】図2
【解決手段】
情報検索システムは、検索要求処理部15により受信した検索要求に含まれる検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを位置連動語判定部19により判定し、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の位置情報を位置情報取得部18により取得し、位置情報と検索語とに基づいて位置連動検索実行部17により情報検索を実行するので、情報端末の位置情報が考慮された有用な検索結果が情報端末に提供される。一方、検索語が位置連動語でない場合には、検索実行部16により情報検索を実行するので、検索の実行に要する時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が図られる。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報検索システム及び情報検索方法に関する。
一般に、情報端末の位置情報を活用したサービスが普及してきている。例えば、情報端末が、GPS装置により検出した位置情報を検索のための検索語と併せてサーバに送信し、サーバが、位置情報と検索語とに基づいた検索を行い、検索結果を情報端末に提供するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。また、サービスを提供するサーバが、情報端末からではなく、情報端末の位置情報を管理しているセンタ装置から取得し、取得した位置情報に基づいて情報端末にサービスを提供するシステムが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2005−4782号公報
特開2002−51383号公報
情報端末からサーバに対して送信される検索語が位置に関する情報との関連付けが可能である場合には、検索語と位置情報とに基づいて検索を行い、その検索の結果を情報端末に提供するようなサービスは、非常に有用である。しかしながら、情報端末からサーバに対して送信される検索語は、必ずしも位置に関する情報との関連付けができるものには限られない。また、ネットワークを経由した位置情報の取得には、一定の時間が必要であったり、ネットワークに負荷がかかったりする。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、情報端末に対する情報検索サービスの提供において、検索結果を提供するための時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が可能な情報検索システム及び情報検索方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報検索システムは、情報端末から送信された検索語に基づいて情報検索を実行する情報検索システムであって、検索語を含む検索要求を受信する受信手段と、受信手段が受信した検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを判定する位置連動語判定手段と、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の所在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段により取得された位置情報と検索語とに基づいて情報検索を実行する位置連動検索実行手段と、検索語が位置連動語でない場合には、検索語に基づいて情報検索を実行する通常検索実行手段と、位置連動検索実行手段または通常検索実行手段により得られた検索結果を情報端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報検索方法は、情報端末から送信された検索語に基づいて情報検索を実行する情報検索方法であって、検索語を含む検索要求を受信する受信ステップと、受信ステップにおいて受信した検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを判定する位置連動語判定ステップと、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の所在位置を示す位置情報を取得し、検索語と位置情報とに基づいて情報検索を実行し、検索語が位置連動語でない場合には、検索語に基づいて情報検索を実行する検索実行ステップと、検索実行ステップにより得られた検索結果を前記情報端末に送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明の情報検索システム及び情報検索方法では、情報端末より送信された検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かが判定され、検索語が位置連動語である場合にのみ、情報端末の位置情報を取得し、取得した位置情報と検索語とに基づいて検索を実行するので、検索語が位置連動語でない場合には、情報端末の位置情報の取得は行われない。このため、検索語が位置連動語でない場合には、検索の実行に要する時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が図られる一方で、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の位置情報が考慮された有用な検索結果が情報端末に提供される。
また、本発明の情報検索システムでは、位置連動語を記憶する位置連動語記憶手段を備え、位置連動語判定手段は、位置連動語記憶手段を参照して、検索語が位置連動語に該当するか否かを判定することを特徴とする。この構成によれば、検索語が位置連動語であるか否かの判定を適切に行うことが可能となる。
また、本発明の情報検索システムでは、情報端末から送信された検索要求に含まれる検索語と、情報端末の位置情報とに基づいて情報検索を実行し、情報検索において情報端末から検索語を受信した回数を検索語毎に位置連動検索回数として集計し記憶する位置連動検索回数記憶手段を備える位置連動情報検索サーバと通信可能であり、位置連動情報検索サーバより位置連動検索回数を取得し、取得した位置連動検索回数が所定数より多い検索語を位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備えることを特徴とする。この構成では、情報端末から送信された検索語とその情報端末の位置情報とに基づいて検索を行う位置連動情報検索サーバが設けられているので、位置情報と併せて検索が行われた検索語の検索回数の集計が可能である。ここで集計された回数は、位置連動検索回数として記憶され、この位置連動検索回数が所定数より多い検索語が位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶されるので、位置情報と併せて検索されると有用な検索結果が得られる蓋然性が高い検索語を検索の履歴から抽出することが可能である。従って、位置連動語判定手段による位置連動語の判定精度を向上することができる。
また、本発明の情報検索システムでは、検索要求に含まれる検索語を受信した回数に対して、検索語が場所を示す語と共に送信された回数が占める割合を検索語毎に算出し、算出した割合が所定値以上である場合に、検索語を位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備えることを特徴とする。検索要求に検索語と共に含まれていた場所を示す語は、例えばユーザにより能動的に情報端末に入力されたものであり、その検索語は、位置に関する情報との関連付けが可能な語である蓋然性が高い。このような検索語を位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶させるように構成したので、位置連動語判定手段による位置連動語の判定精度を向上することができる。
また、本発明の情報検索システムでは、ネットワークを介して接続されるWebサーバからWebコンテンツを収集するコンテンツ収集手段と、コンテンツ収集手段により収集されたWebコンテンツから、検索処理に用いられるキーワード及び場所を示す語を抽出するキーワード抽出手段と、キーワード抽出手段により抽出されたキーワードの数に対して、同じWebコンテンツ内から場所を示す語と共に抽出されたキーワードの数が占める割合をキーワード毎に算出する位置連動割合算出手段と、位置連動割合算出手段により算出された割合が所定値以上である場合に、キーワードを位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備えることを特徴とする。Webコンテンツ内において、場所を示す語と共に用いられているキーワードは、位置に関する情報との関連付けが可能な語である蓋然性が高い。この構成によれば、そのようなキーワードを位置連動語として位置連動語記憶手段に記憶させるように構成したので、位置連動語判定手段による位置連動語の判定精度を向上することができる。
また、本発明の情報検索システムでは、位置連動語判定手段は、検索語に場所を示す語が含まれている場合には、検索語を位置連動語に該当しないと判断することを特徴とする。ユーザにより情報端末に入力された検索語に場所を示す語が含まれている場合には、そのユーザは、情報端末の所在位置ではなく、能動的に入力した場所を示す語に基づく情報検索が行われることを望んでいる。この構成によれば、検索語に場所を示す語が含まれている場合には、その検索語は位置連動語に該当しないと判断されるので、検索語に含まれている場所を示す語に基づく情報検索が行われる。
また、本発明の情報検索システムでは、情報端末の位置情報を情報端末の識別情報に対応付けて記憶している位置情報記憶手段と、位置情報記憶手段において、ネットワークを介して受信した情報端末の識別情報に対応付けられている位置情報を送信する位置情報送信手段とを備える位置管理サーバと通信可能であり、位置情報取得手段は、検索要求に含まれる情報端末の識別情報を位置管理サーバに送信し、位置管理サーバより受信した情報端末の位置情報を取得することを特徴とする。この構成によれば、情報端末の所在位置を示す位置情報を管理している位置管理サーバが設けられるので、情報検索サーバは、この位置管理サーバから情報端末の位置情報を得ることができる。
また、本発明の情報検索システムでは、位置情報と場所を示す語とを対応付けて記憶している位置情報変換手段を備え、位置連動検索実行手段は、位置情報変換手段において、取得した位置情報に対応付けられている場所を示す語を抽出し、抽出した場所を示す語と検索語とに基づいて情報検索を実行することを特徴とする。この構成によれば、情報端末の位置情報に基づいて当該位置情報に対応する場所を示す語が取得され、取得された場所を示す語に基づいて情報検索が実行されるので、より有用な情報検索の結果を情報端末に提供することが可能となる。
本発明の情報検索システム及び情報検索方法によれば、情報端末より送信された検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かが判定され、検索語が位置連動語である場合にのみ、情報端末の位置情報を取得し、取得した位置情報と検索語とに基づいて検索を実行するので、検索語が位置連動語でない場合には、情報端末の位置情報の取得は行われない。このため、検索語が位置連動語でない場合には、検索の実行に要する時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が図られる一方で、検索語が位置連動語である場合には、情報端末の位置情報が考慮された有用な検索結果が情報端末に提供される。
本発明の実施形態に係る情報検索システムについて図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る情報検索システム100の構成を示す図である。情報検索システム100は、情報端末5から送信された検索要求に含まれる検索語に基づいて情報検索を実行するシステムであって、情報検索サーバ1、位置管理サーバ3及び情報端末5を含んでおり、これらの装置はネットワーク9を介して相互に通信可能である。また、ネットワーク9には、複数のWebサーバを含むWebサーバ群7が接続されている。情報端末5から送信される検索要求には、当該情報端末5を識別する情報である端末IDと1又は複数の検索語とが含まれている。
図2は、情報検索サーバ1の機能的構成を示すブロック図である。情報検索サーバ1は、機能的には、通信部11(受信手段、送信手段)、コンテンツ収集部12(コンテンツ収集手段、キーワード抽出手段)、位置情報抽出部13(キーワード抽出手段)、WebコンテンツDB14、検索要求処理部15、検索実行部16(通常検索実行手段)、位置連動検索実行部17(位置連動検索実行手段)、位置情報取得部18(位置情報取得手段)、位置連動語判定部19(位置連動語判定手段)、位置情報変換テーブル20(位置情報変換手段)、位置連動語リスト作成部21(位置連動割合算出手段、位置連動語リスト作成手段)及び位置連動語DB22(位置連動語記憶手段)を備えている。
また、図4(a)は、情報検索サーバ1のハードウエア構成図である。情報検索サーバ1は、物理的には、図4(a)に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、ハードディスク、フラッシュメモリ等の補助記憶装置105、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置106、ディスプレイ等の出力装置107、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール104などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2において説明した各機能は、図4(a)に示すCPU101、RAM102等のハードウエア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール104、入力装置106、出力装置107を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
なお、本実施形態では、上記の各機能部11〜22が、情報検索サーバ1に備えられていることとしているが、ネットワーク9を介して相互に通信可能な複数のサーバに分散して構成されることとしても良い。以下、図2を用いて、情報検索サーバ1の各機能要素について詳細に説明する。
通信部11は、位置管理サーバ3、情報端末5及びWebサーバ群7等とのネットワーク9を介した通信を制御する部分であり、例えば、情報端末5からの検索要求の受信、位置管理サーバ3との位置情報の受信等を制御する。
コンテンツ収集部12は、通信部11を介してWebサーバ群7からWebコンテンツを取得し、取得したWebコンテンツから情報検索を行うために必要な情報を抽出し、抽出した情報をコンテンツを一意に識別するコンテンツIDに対応付けてWebコンテンツDB14に記憶させる。ここで、情報検索を行うために必要な情報には、WebコンテンツのURL、Webコンテンツに含まれる本文、その本文から抽出したキーワード等が含まれる。
位置情報抽出部13は、コンテンツ収集部12により取得されたWebコンテンツから場所を示す語を抽出し、抽出した場所を示す語をコンテンツIDに対応付けてWebコンテンツDB14に記憶させる。場所を示す語には、例えば地名、住所情報といったものが含まれる。
WebコンテンツDB14は、コンテンツ収集部12により取得されたWebコンテンツに関する各種情報をコンテンツIDに対応付けて格納するデータベースである。図5は、WebコンテンツDB14の一例を示す図である。図5に示すWebコンテンツDB14では、コンテンツIDに対応付けられて、URL、本文、キーワード、閲覧数、関連位置情報及び中心座標が格納されている。URLは、Webコンテンツのネットワーク上の所在を示す情報である。本文は、Webコンテンツに含まれる文等のテキストデータが含まれる。キーワードは、Webコンテンツの本文から抽出されたものであり、Webコンテンツの検索に用いられる。閲覧数は、当該Webコンテンツが閲覧された回数である。関連位置情報は、当該Webコンテンツから抽出される地名、住所情報等の場所を示す語である。中心座標は、関連位置情報に示される場所の緯度及び経度であり、例えば位置情報抽出部13が、場所を示す情報と緯度及び経度とを対応付けたデータベース(図示せず)を参照して取得することができる。なお、図5中の「NA」と示されるデータは、対応する情報が当該Webコンテンツから抽出されなかったことを示す。
検索要求処理部15は、通信部11を介して情報端末5から受信した検索要求に応答する処理を制御及び実行する部分であり、位置連動語判定部19に検索要求に含まれる検索語が位置連動語であるか否かを判定させたり、位置情報取得部18に位置情報を取得させたり、検索実行部16及び位置連動検索実行部17に検索処理を行わせたりする。そして、検索要求処理部15は、検索結果を通信部11を介して情報端末5に送信する。
位置連動語判定部19は、検索要求処理部15より取得した検索語が位置連動語であるか否かを判定する部分であり、この判定は、位置連動語DB22を参照して行われる。位置連動語とは、位置に関する情報との関連付けが可能な語であり、例えば「映画館」、「公園」といった施設の普通名称が例示される。位置連動語DB22は、位置連動語を予め位置連動語リストとして記憶しているデータベースである。図7は、位置連動語DB22の一例を示す図である。図7に示す位置連動語DB22では、位置連動語として検索語A〜Eが予め記憶されている。位置連動語判定部19は、検索要求処理部15より取得した検索語に合致する語が位置連動語DB22に含まれていた場合には、当該検索語を位置連動語であると判定する。位置連動語判定部19は、当該判定の結果を検索要求処理部15に送出する。
検索実行部16は、情報端末5から受信した検索要求に含まれる検索語が位置連動語でない場合には、当該検索語を検索要求処理部15から取得して、取得した検索語に基づいて情報検索を実行する部分である。具体的には、検索実行部16は、WebコンテンツDB14のキーワードの項目を参照して、取得した検索語に基づいて検索処理を行い、合致するキーワードに対応付けられているWebコンテンツに関する各種情報を抽出し、抽出した各種情報を検索結果として検索要求処理部15に送出する。
位置情報取得部18は、検索語が位置連動語である場合には、検索要求処理部15からの指示に基づき、情報端末5の所在位置を示す位置情報を取得する部分である。位置情報取得部18は、検索要求処理部15より検索要求の送信元である情報端末5の端末IDを取得し、取得した端末IDを、通信部11を介して位置管理サーバ3に送信して、当該情報端末5の位置情報の問い合わせを行う。そして、位置情報取得部18は、位置管理サーバ3から返信された位置情報を通信部11を介して取得し、取得した位置情報を検索要求処理部15に送出する。ここで取得される位置情報は、例えば当該情報端末5の位置登録エリア、緯度経度情報及び地名の情報のうちのいずれか1つ又は複数の情報から構成される。位置管理サーバ3については後述する。
位置連動検索実行部17は、情報端末5から受信した検索要求に含まれる検索語が位置連動語である場合には、検索要求処理部15から情報端末5の所在位置を示す位置情報と検索語とを取得し、取得した位置情報及び検索語に基づいて情報検索を実行する部分である。具体的には、位置連動検索実行部17は、WebコンテンツDB14を参照して、位置情報及び検索語に基づいて位置連動検索の処理を行い、検索処理により抽出したWebコンテンツに関する各種情報を検索結果として検索要求処理部15に送出する。
位置連動検索実行部17により行われる位置連動検索について具体的に説明する。まず、位置連動検索実行部17は、WebコンテンツDB14のキーワードの項目を参照して、検索語に基づく検索処理を行い、検索語に合致するキーワードを有しているWebコンテンツを抽出する。さらに、位置連動検索実行部17は、位置情報に基づいて、抽出された各Webコンテンツの近接度を算出する。取得した位置情報が緯度経度情報である場合には、当該位置情報と抽出されたWebコンテンツの中心座標とから、ユークリッド距離を算出し、算出したユークリッド距離の逆数を近接度とする。なお、Webコンテンツに中心座標の情報が格納されていない場合には、近接度を所定の固定値とする。また、取得した位置情報が地名の情報である場合には、位置情報と抽出されたWebコンテンツの関連位置情報との間で一致する語数を近接度とする。例えば、位置情報が「神奈川県横須賀市」であり、関連位置情報が「神奈川、横浜」である場合には、一致している語は「神奈川」の一語であるので、近接度を「1」とする。位置連動検索実行部17は、以上説明したように計算された近接度及び検索語とキーワードの一致度、並びに各Webコンテンツの人気度等を重み付けに用いた計算式により、抽出されたWebコンテンツの順位付けを行い、順位付けされたWebコンテンツを検索結果として検索要求処理部15に送出する。Webコンテンツの順位付けについては、周知の検索結果の表示のための技術を用いることができる。
位置情報取得部18により取得される情報端末5の位置情報は、例えば当該情報端末5の位置登録エリア、緯度経度情報及び地名の情報のうちのいずれか1つ又は複数の情報から構成される。取得した位置情報が位置登録エリア又は緯度経度情報である場合には、位置連動検索実行部17は、位置情報変換テーブル20を参照して、場所名(場所を示す語)の情報を位置情報として得ることができる。図8は、位置情報変換テーブル20の一例を示す図である。図8に示す位置情報変換テーブル20では、場所名(場所を示す語)毎に中心座標、半径及び位置登録エリアの情報が対応付けられている。位置連動検索実行部17が取得した位置情報が位置登録エリアである場合には、位置連動検索実行部17は、位置情報変換テーブル20において当該位置登録エリアに対応付けられている場所名の情報を抽出し、位置情報として取得することができる。また、位置連動検索実行部17が取得した位置情報が緯度経度情報である場合には、位置情報変換テーブル20に記憶されている各中心座標と当該緯度経度情報とのユークリッド距離を算出し、算出したユークリッド距離が最も短い中心座標に対応付けられている場所名の情報を位置情報として取得することができる。また、位置連動検索実行部17が取得した緯度経度情報が示す位置が、位置情報変換テーブル20に記憶されている中心座標が示す位置を中心とする、当該中心座標に対応付けられている半径の範囲内に含まれている場合には、位置連動検索実行部17は、その中心座標及び半径に対応付けられている場所名の情報を位置情報として取得することができる。
位置連動語リスト作成部21は、ある語が位置連動語に該当するか否かを判定して、当該語が位置連動語に該当する場合には、当該語を位置連動語DB22に登録する部分である。位置連動語リスト作成部21の詳細については、本実施形態の変形例の説明において詳述する。
再び図1を参照すると、位置管理サーバ3は、複数の情報端末5の位置情報を常に管理しているサーバであり、各種サーバ等からの情報端末5の位置情報の問い合わせに対して、その情報端末5の位置情報を通知する機能を有し、そのための位置情報記憶部31を備えている。また、位置管理サーバ3は、情報端末5に対して、現在の所在位置を問い合わせることもできる。位置情報記憶部31は、情報端末5の位置情報を情報端末5の識別情報に対応付けて記憶している。
図6は、位置情報記憶部31の一例を示す図である。図6に示す位置情報記憶部31では、情報端末5を一意に識別する端末IDに対応付けて位置情報を記憶している。位置情報の例としては、例えば位置登録エリア、緯度経度情報及び地名が挙げられる。位置登録エリアは、情報端末5が属する基地局を識別する情報に基づいて設定される。緯度経度情報は、例えば情報端末5に搭載されたGPS装置により取得され、情報端末5から位置管理サーバ3に送信される。情報端末5にGPS装置が搭載されていない場合には、位置登録エリアにおける代表位置の緯度及び経度を緯度経度情報として登録する。また、地名の情報には、位置登録エリア又は緯度経度情報に対応する地名を設定することができる。
位置管理サーバ3は、情報端末5の識別IDを含む位置情報の問い合わせを受信すると、位置情報記憶部31において当該識別IDに対応付けられている位置登録エリア、緯度経度情報及び地名といった位置情報のうちのいずれか1つまたは複数を問い合わせ元に対して返信する。
なお、図示していないが、位置管理サーバ3も、図4(a)に示すような情報検索サーバ1と同様のハードウエア構成を有しており、例えば位置情報記憶部31は、補助記憶装置に構成される。
図3は、情報端末5の機能的構成を示すブロック図である。情報端末5は、検索入力受付部51、検索要求送受信部52及び検索結果表示部53を有する。
また、図4(b)は、情報端末5のハードウエア構成図である。情報端末5は、物理的には、図4(b)に示すように、CPU501、主記憶装置であるRAM502及びROM503、ハードディスク、フラッシュメモリ等の補助記憶装置505、入力デバイスであるキーボード等の入力装置506、ディスプレイ等の出力装置507、無線通信網を介してデータの送受信を行なうためのデバイスである無線通信モジュール504、位置情報を取得するためのGPS装置508などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図3において説明した各機能は、図4(b)に示すCPU501、RAM502等のハードウエア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU501の制御のもとで無線通信モジュール504、入力装置506、出力装置507を動作させるとともに、RAM502や補助記憶装置505におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図3を用いて、情報端末5の各機能要素について説明する。
検索入力受付部51は、ユーザからの検索語の入力を受け付ける部分である。この検索語には、場所を示す語が含まれている場合がある。検索要求送受信部52は、検索入力受付部51により受け付けられた検索語を含む検索要求をネットワーク9を介して情報検索サーバ1に送信する部分である。また、検索要求送受信部52は、情報検索サーバ1より送信された検索結果を受信する部分でもある。検索結果表示部53は、検索要求送受信部52が受信した検索結果を取得して、取得した検索結果を表示する部分である。
続いて、図9を用いて、本実施形態における情報検索方法における情報検索システム100の動作について説明する。図9は、情報検索システム100において行われる情報検索の処理のタイミングチャートである。
情報端末5は、任意または定期的なタイミングで、位置情報を位置管理サーバ3に登録する(S1)。この位置情報は、例えばGPS装置により取得される。位置管理サーバ3では、取得した情報端末5の位置情報を当該情報端末5の端末IDに対応付けて位置情報記憶部31に記憶させる。そして、情報端末5に対して、ユーザにより検索語及び情報検索の実行の指示が入力されると、情報端末5の検索要求送受信部52は、検索要求を情報検索サーバ1に送信する(S2)。
情報検索サーバ1の検索要求処理部15は、検索要求を取得すると、検索要求に含まれる検索語が位置連動語に該当するか否かを、位置連動語判定部19に判定させる(S3)。位置連動語判定部19は、位置連動語DB22を参照して、取得した検索語が位置連動語DB22に登録されている位置連動語に該当するか否かの判定を行い、判定結果を検索要求処理部15に送出する。
検索語が位置連動語に該当しない場合には(S4)、検索要求処理部15は、検索実行部16に検索語を送出し、当該検索語に基づく通常の検索処理を検索実行部16に実行させる(S10)。一方、検索語が位置連動語に該当する場合には(S4)、検索要求処理部15は、情報端末の端末IDを位置情報取得部18に送出し、情報端末5の位置情報を位置情報取得部18に取得させる。位置情報取得部18は、通信部11を介して端末IDを位置管理サーバ3に送信し、情報端末5の位置情報の問い合わせを実行する(S5)。
位置管理サーバ3は、位置情報記憶部31において、情報検索サーバ1から取得した端末IDに対応付けられている位置情報を抽出し、抽出した位置情報を情報検索サーバ1に返信する(S9)。また、位置管理サーバ3は、位置情報の問い合わせを受けたときに、取得した端末IDにより識別される情報端末5の位置情報の検索を行うこととしても良い(S6)。位置管理サーバ3は、取得した端末IDにより識別される情報端末5に対して位置情報の問合わせを実行することができる(S7)。位置情報の問合せを受けた情報端末5は、例えばGPS装置により緯度及び経度で表される位置情報を取得し、取得した位置情報を位置管理サーバ3に返信する(S8)。位置管理サーバ3は、情報端末5より返信された位置情報を、位置情報記憶部31に登録すると共に、情報検索サーバ1に返信する(S9)。
検索要求処理部15は、通信部11、位置情報取得部18を介して情報端末5の位置情報を取得し、取得した位置情報と検索語を位置連動検索実行部17に送出し、位置連動検索実行部17に位置連動検索を実行させる(S10)。ここで位置連動検索実行部17が実行する処理内容を図10のフローチャートにより説明する。
まず、位置連動検索実行部17は、情報端末5の位置情報を取得する(S21)。続いて、位置連動検索実行部17は、位置情報変換テーブル20を参照して、取得した位置情報に対応付けられている場所名を取得する(S22)。こうして緯度経度情報等の位置情報は、場所名の位置情報に変換される。
位置連動検索実行部17は、検索のキーとなるキーワードに、取得した検索語だけでなく、取得した場所名の位置情報を追加する(S23)。そして、位置連動検索実行部17は、位置情報及び検索語を検索に用いるキーワードとして、WebコンテンツDBを参照して情報検索を実行する(S24)。
ここで、再び図9を参照する。検索要求処理部15は、検索実行部16または位置連動検索実行部17から検索結果を取得し、取得した検索結果を情報端末5に返信する(S11)。
次に、本実施形態の変形例について説明する。本実施形態の第1の変形例では、情報検索システム100は、図11に示すような位置連動情報検索サーバ1Aを更に含んでおり、位置連動情報検索サーバ1Aは、ネットワーク9に接続されている(図示せず)。位置連動情報検索サーバ1Aは、情報端末5より検索要求を受け付けると必ず、当該情報端末5の位置情報を取得し、取得した位置情報と検索要求に含まれる検索語とに基づいた情報検索を行うサーバである。このため、位置連動情報検索サーバ1Aは、情報検索サーバ1と比較して、検索実行部16、位置連動語判定部19、位置連動語リスト作成部21及び位置連動語DB22を省いた構成を備えている。即ち、位置連動情報検索サーバ1Aは、機能的には、通信部11a、コンテンツ収集部12a、位置情報抽出部13a、WebコンテンツDB14a、検索要求処理部15a(位置連動検索回数記憶手段)、位置連動検索実行部17a、位置情報取得部18a、を備えている。これらの各機能部11a〜18aは、情報検索サーバ1において対応する機能部が有する機能と同様の機能を有する。また、情報検索サーバ1の検索要求処理部15及び位置連動情報検索サーバ1Aの検索要求処理部15aはそれぞれ、情報端末から検索語を受信した回数を検索語毎に記録する機能を更に有する。ユーザが情報端末5を用いて位置情報に基づく検索を所望する場合には、ユーザは、検索要求の送信先として能動的に位置連動情報検索サーバ1Aを選択するものとする。
情報検索サーバ1の位置連動語リスト作成部21は、情報検索サーバ1の検索要求処理部15及び位置連動情報検索サーバ1Aの検索要求処理部15aから、検索語の受信回数の情報を取得し、この検索語の受信回数の情報に基づいて、位置連動語DB22に記憶されている位置連動語のリストを作成する。図12を用いて、位置連動語のリストの作成の処理を説明する。ある検索語Qが、検索要求として情報検索サーバ1にX回入力され、位置連動情報検索サーバ1AにY回入力されたものとする。ここで、Yの値が所定値以上である場合に、位置連動語リスト作成部21は、検索語Qを位置連動語として位置連動語DB22に登録する。例えば、Y/Xの値が予め設定した所定の閾値(例えば0.3)を超える場合に、位置連動語リスト作成部21は、検索語Qを位置連動語として位置連動語DB22に登録することとすることができる。
この本実施形態の第1の変形例では、位置情報と併せて検索されると有用な検索結果が得られる蓋然性が高い検索語(位置連動語)を検索の履歴から抽出することが可能である。従って、位置連動語判定部19による位置連動語の判定精度を向上することができる。
次に、本実施形態の第2の変形例について説明する。第2の変形例では、検索要求処理部15は、検索要求として取得した検索語の履歴を、図13に示す検索語履歴テーブル22aの形式で、位置連動語DB22に記録しているものとする。検索要求処理部15は、取得した検索語の各々について、当該検索語が単独で入力された回数、当該検索語が場所を示す語以外の語と共に入力された回数及び当該検索語が場所を示す語と共に入力された回数をそれぞれ計数し、それらの回数の割合を算出して検索語履歴テーブル22aに記録する。位置連動語リスト作成部21は、ある検索語が入力された回数に対して、当該検索語が場所を示す語と共に入力された回数が占める割合が所定の閾値(例えば30%)以上である場合に、当該検索語を位置連動語として登録する。図13に示す例では、閾値を30%とすると、検索語C及び検索語Dが位置連動語として登録される。
検索要求に検索語と共に含まれていた場所を示す語は、例えばユーザにより能動的に情報端末に入力されたものであり、その検索語は、位置に関する情報との関連付けが可能な語(位置連動語)である蓋然性が高い。この第2の変形例では、位置連動語である蓋然性が高い検索語を位置連動語として位置連動語DB22に記憶させるように構成したので、位置連動語判定部19による位置連動語の判定精度を向上することができる。
次に、本実施形態の第3の変形例について説明する。第3の変形例では、位置連動語リスト作成部21(位置連動割合算出手段)は、WebコンテンツDB14を参照して、ある検索語が同じWebコンテンツ内に場所を示す語を伴って含まれている割合を検索語毎に算出し、この割合が予め定めた所定の閾値を超える場合に、当該検索語を位置連動語として位置連動語DB22に登録する。ここで、場所を示す語は、例えば「東京」、「大阪」、「横浜」といった地名を表す語や、「住所」、「所在地」といった住所情報に関わる語を含む。
Webコンテンツ内において、場所を示す語と共に用いられているキーワードは、位置に関する情報との関連付けが可能な語(位置連動語)である蓋然性が高い。第3の変形例では、そのようなキーワードを位置連動語として位置連動語DB22に記憶させるように構成したので、位置連動語判定部19による位置連動語の判定精度を向上することができる。
次に、本実施形態の第4の変形例について説明する。第4の変形例では、位置連動語判定部19は、検索語に例えば「東京」、「横浜」、「大阪」といった場所を示す語が含まれている場合には、当該検索語を位置連動語であると判定しない。ユーザが検索語として場所を示す語を入力する場合には、そのユーザは、情報端末5の所在位置を示す位置情報に基づく検索ではなく、入力した場所示す語に基づく検索を望んでいる可能性が高い。例えば、情報端末5が大阪地域に所在する場合に、検索語として「映画館、横浜」として入力された場合には、ユーザは横浜地域の映画館の情報を欲しているのであって、大阪地域の情報を欲してはいない。図14は、第4の変形例における位置連動語判定部19の処理内容を示すフローチャートである。まず、位置連動語判定部19は、検索要求処理部15から取得した検索語に場所を示す語が含まれているか否かを判定する(S31)。検索語に場所を示す語が含まれている場合には、位置連動語判定部19は、当該検索語を位置連動語ではないと判定する(S34)。検索語に場所を示す語が含まれていない場合には、位置連動語判定部19は、当該検索語が位置連動語DB22の位置連動語リストに含まれているか否かを判定する。当該検索語が位置連動語リストに含まれていない場合には、位置連動語判定部19は、当該検索語を位置連動語ではないと判定する(S34)。当該検索語が位置連動語リストに含まれている場合には、位置連動語判定部19は、当該検索語を位置連動語と判定する(S33)。
また、上記ステップS31において、検索語に場所を示す語が含まれていると判定したときに、位置情報取得部18が情報端末5の位置情報を取得し、検索語に含まれている場所を示す語と情報端末5の位置情報とが異なる場所を示している場合には、当該検索語が位置連動語ではないとして、検索実行部16による通常の情報検索が行われ、一方、検索語に含まれている場所を示す語と情報端末5の位置情報とが同じ場所を示している場合には、位置連動検索実行部17による位置連動情報検索が行われることとしてもよい。
ユーザにより情報端末5に入力された検索語に場所を示す語が含まれている場合には、そのユーザは、情報端末の所在位置ではなく、能動的に入力した場所を示す語に基づく情報検索が行われることを望んでいる。第4の変形例においては、検索語に場所を示す語が含まれている場合には、その検索語は位置連動語に該当しないと判断されるので、検索語に含まれている場所を示す語に基づく情報検索が行われる。
続いて、以上説明した本実施形態の情報検索システム100及び情報検索方法の作用効果について説明する。本実施形態の情報検索システム100及び情報検索方法では、情報端末5より送信された検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かが位置連動語判定部19により判定され、検索語が位置連動語である場合にのみ、位置情報取得部18により情報端末の位置情報が取得され、取得した位置情報と検索語とに基づいて位置連動検索実行部17により検索が実行されるので、検索語が位置連動語でない場合には、情報端末5の位置情報の取得は行われない。このため、検索語が位置連動語でない場合には、検索の実行に要する時間の短縮及びネットワーク負荷の軽減が図られる一方で、検索語が位置連動語である場合には、情報端末5の位置情報が考慮された有用な検索結果が情報端末5に提供される。また、
位置連動語判定部19による検索語が位置連動語に該当するか否かの判定は、位置連動語をリストとして記憶している位置連動語DB22を参照して行われるので、検索語が位置連動語であるか否かの判定を適切に行うことが可能となる。
位置連動語判定部19による検索語が位置連動語に該当するか否かの判定は、位置連動語をリストとして記憶している位置連動語DB22を参照して行われるので、検索語が位置連動語であるか否かの判定を適切に行うことが可能となる。
1…情報検索サーバ、1A…位置連動情報検索サーバ、3…位置管理サーバ、5…情報端末、7…Webサーバ群、9…ネットワーク、11…通信部、12…コンテンツ収集部、13…位置情報抽出部、14…WebコンテンツDB、15…検索要求処理部、16…検索実行部、17…位置連動検索実行部、18…位置情報取得部、19…位置連動語判定部、20…位置情報変換テーブル、21…位置連動語リスト作成部、22…位置連動語DB、22a…検索語履歴テーブル、31…位置情報記憶部、51…検索入力受付部、52…検索要求送受信部、53…検索結果表示部、100…情報検索システム。
Claims (9)
- 情報端末から送信された検索語に基づいて情報検索を実行する情報検索システムであって、
前記検索語を含む検索要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを判定する位置連動語判定手段と、
前記検索語が位置連動語である場合には、前記情報端末の所在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記検索語とに基づいて情報検索を実行する位置連動検索実行手段と、
前記検索語が前記位置連動語でない場合には、前記検索語に基づいて情報検索を実行する通常検索実行手段と、
前記位置連動検索実行手段または通常検索実行手段により得られた検索結果を前記情報端末に送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする情報検索システム。 - 前記位置連動語を記憶する位置連動語記憶手段を備え、
前記位置連動語判定手段は、前記位置連動語記憶手段を参照して、前記検索語が前記位置連動語に該当するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。 - 前記情報端末から送信された検索要求に含まれる検索語と、前記情報端末の位置情報とに基づいて情報検索を実行し、前記情報検索において前記情報端末から前記検索語を受信した回数を前記検索語毎に位置連動検索回数として集計し記憶する位置連動検索回数記憶手段を備える位置連動情報検索サーバと通信可能であり、
前記位置連動情報検索サーバより前記位置連動検索回数を取得し、取得した位置連動検索回数が所定数より多い検索語を前記位置連動語として前記位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の情報検索システム。 - 前記検索要求に含まれる前記検索語を受信した回数に対して、該検索語が場所を示す語と共に送信された回数が占める割合を該検索語毎に算出し、算出した割合が所定値以上である場合に、該検索語を前記位置連動語として前記位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の情報検索システム。 - ネットワークを介して接続されるWebサーバからWebコンテンツを収集するコンテンツ収集手段と、
前記コンテンツ収集手段により収集された前記Webコンテンツから、検索処理に用いられるキーワード及び場所を示す語を抽出するキーワード抽出手段と、
前記キーワード抽出手段により抽出された前記キーワードの数に対して、同じ前記Webコンテンツ内から前記場所を示す語と共に抽出された前記キーワードの数が占める割合を該キーワード毎に算出する位置連動割合算出手段と、
前記位置連動割合算出手段により算出された前記割合が所定値以上である場合に、該キーワードを前記位置連動語として前記位置連動語記憶手段に記憶させる位置連動語リスト作成手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の情報検索システム。 - 前記位置連動語判定手段は、前記検索語に場所を示す語が含まれている場合には、該検索語を前記位置連動語に該当しないと判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報検索システム。
- 前記情報端末の前記位置情報を該情報端末の識別情報に対応付けて記憶している位置情報記憶手段と、
前記位置情報記憶手段において、ネットワークを介して受信した前記情報端末の識別情報に対応付けられている前記位置情報を送信する位置情報送信手段とを備える位置管理サーバと通信可能であり、
前記位置情報取得手段は、前記検索要求に含まれる前記情報端末の識別情報を前記位置管理サーバに送信し、該位置管理サーバより受信した前記情報端末の前記位置情報を取得する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報検索システム。 - 前記位置情報と場所を示す語とを対応付けて記憶している位置情報変換手段を備え、
前記位置連動検索実行手段は、前記位置情報変換手段において、取得した前記位置情報に対応付けられている前記場所を示す語を抽出し、抽出した前記場所を示す語と前記検索語とに基づいて情報検索を実行する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報検索システム。 - 情報端末から送信された検索語に基づいて情報検索を実行する情報検索方法であって、
前記検索語を含む検索要求を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信した前記検索語が、位置に関する情報との関連付けが可能な語である位置連動語に該当するか否かを判定する位置連動語判定ステップと、
前記検索語が位置連動語である場合には、前記情報端末の所在位置を示す位置情報を取得し、前記検索語と前記位置情報とに基づいて情報検索を実行し、前記検索語が前記位置連動語でない場合には、前記検索語に基づいて情報検索を実行する検索実行ステップと、
前記検索実行ステップにより得られた検索結果を前記情報端末に送信する送信ステップと
を有することを特徴とする情報検索方法。
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JP2008317395A JP2010140355A (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 情報検索システム及び情報検索方法 |
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