JP2004171605A - 画像描画方法、プログラムおよび画像描画システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ディスクに照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルを示すレーザ情報を予め用意しておく。そして、ピットの形成間隔の指定とともに画像描画の指示がされると、指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報が示すレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御して、光ディスクにピットを形成させていく。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクに対し、本来のデータ記録とは別に、デザイン性の高い(ホログラム視覚効果のある)画像描画を行うための技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
CD−R(Compact Disc−Recordable)などの光ディスクに対し、本来のデータ記録(音楽データの記録など)とは別に、可視画像を形成することができる光ディスク記録装置が提供されている。この種の光ディスク記録装置は、データ記録をしなかった未記録領域に対してレーザ光を照射し、未記録領域の一部を熱変色させることにより、文字や図柄を可視画像として形成している。
近年では、よりデザイン性の高い可視画像を形成すべく、光ディスク上にホログラムを形成することができる光ディスク記録装置についても提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−011804号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ホログラム形成用の記録データは膨大であり、データ作成に多くの演算時間を要する問題があった。
本発明は、以上の点を考慮して行われたものであり、光ディスクに対してデザイン性の高い可視画像を手軽に形成することができる画像描画方法、プログラムおよび画像描画システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像描画方法は、レーザ光照射により光ディスクに光学的明暗変質部を形成する光ディスク記録装置を用いて、前記光ディスクに画像描画する方法であって、前記光学的明暗変質部の形成間隔に対応付けて、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルを示すレーザ情報を予め記憶しておく記憶過程と、前記光学的明暗変質部の形成間隔の指定とともに画像描画の指示がされると、指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報が示すレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御する制御過程とを有することを特徴としている。
かかる画像描画方法を採用すれば、光ディスク記録装置を用いて光ディスクにレーザ光を照射することにより、光ディスク上に光学的明暗変質部が一定間隔で形成される。これにより、反射率の大きい部分と小さい部分とが交互に表れることになり、光ディスク上に回折格子が形成される。そして、回折格子が形成された領域は、光学的明暗変質部の形成間隔(格子間距離)により決定される方向(観察角度)で視認されることとなるから、光ディスクの一部に回折格子を形成することによる画像描画が実現されることになる。
ここで、光学的明暗変質部とは、プレスディスクにおいてはエンボスピット、記録可能なディスクにおいては、ピット効果を示すマークのことを指す。特に色素層の場合は色素変成マーク、相変化層の場合はアモルファスマーク、光磁気層の場合は磁気変化マークという。ただし、以下の説明においては、説明の便宜上、これらを代表してピットと表現する。
【0006】
さらに、複数の画像描画を行う際には、描画する画像ごとに指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報が示すレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御するようにしてもよい。これにより、描画した画像によって、視認できる方向が異なるようにすることができる。
【0007】
また、本発明に係る画像描画方法は、レーザ光照射により光ディスクにピットを形成する光ディスク記録装置を用いて、前記光ディスクに画像描画する方法であって、前記ピットの形成長が段階的に変化するようにするために、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射タイミングおよび照射レベルを指定するレーザ情報を予め記憶しておく過程と、画像描画が指示されると、指定された形成間隔に対応付けされた前記レーザ情報に基づきレーザ光照射を制御する過程とを有することを特徴とする。
かかる画像描画方法を採用すれば、光ディスク記録装置を用いて光ディスクにレーザ光を照射することにより、光ディスク上にピット長が段階的に変化するようにして形成される。これにより、ある方向において、一定波長の光を強く視認することができ、彩色効果を奏することができる。よって、光ディスクの一部に上述したようなピットをくりかえし形成することにより、彩色効果のある画像描画が実現されることになる。
ここで、ピットを等間隔で形成する方向は、光ディスクの中心を原点とした極座標で考えた場合、θ方向(いわゆるトラック方向)に限られず、r方向であってもよい。また、θ方向およびr方向のいずれに対しても、ピットの大きさが段階的に変化するように繰り返し形成させ、独自の彩色効果が奏されるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本実施形態は、光ディスクとしてCD−Rディスクを想定し、上述したようにデザイン性の高い画像描画を手軽に行うことができる光ディスク記録装置に係るものである。はじめに、光ディスク(CD−Rディスク)の内容を説明した上で、どのように画像描画が行われるかについて言及する。
【0009】
(光ディスクの構成)
図1(a)は、光ディスク(CD−Rディスク)200の断面図である。図1(a)に示すように、光ディスク200は、基板保護層201、記録層202、反射層203、保護層204の各層を積層した構造をとっている。なお、図1(a)は説明用の図面であり、各層の寸法比等はこの図に示される通りではない。
【0010】
これらの各層のうち、記録層202上には、螺旋状にグルーブ(案内溝)202Gが形成されており、光ディスク200に通常のデータ記録をするときには、グルーブ202Gに沿ってレーザ光の照射が行われる(オン・グルーブ記録)。そして、レーザ光の照射により一定以上の熱量が加えられると、グルーブ202G上に、記録データ長に対応したピット202Pが形成され、これにより、データ記録が行われる。なお、実際のグルーブ202Gは、ゆるやかに蛇行形成されており、この蛇行信号を復調することによってディスク位置情報(アドレス情報)が得られるようになっている。ただし、本発明の内容とは直接関係しないため、以下の説明においては、グルーブ202Gの蛇行は考慮しないものとする。
【0011】
図1(b)は、グルーブ202Gに沿ってレーザ光が照射された結果、グルーブ202G上にピット202Pが形成された状態を示す図である。個々のピット202Pの長さは、記録データ長に対応しており、個々のピットの長さはバラバラ(数十μm〜数百μm程度)である。隣り合うグルーブ202G上のピット202Pの形成位置が揃うようなことは想定しにくい。
【0012】
データの再生をするときは、グルーブ202Gに沿って、再生用の低いレベルのレーザ光が照射される。ここで、ピット202Pとピット202Pに挟まれた部分をランド202Lとして定義すると、ピット202Pとランド202Lの反射率は異なるようになる。このため、グルーブ202Gに沿ってレーザ光を照射したときに得られる反射光のレベルの変化を検出すれば、データ長に対応するピット202Pの長さを検出することができ、これによりデータの再生処理が行われる。
【0013】
(本発明の原理)
本発明者は、同じ長さのピット202Pを一定周期でくりかえし形成すれば、反射率の異なる部分が交互に形成されるから、これにより、記録層202上に回折格子を形成することができるのではないか考えた。そして、回折格子を形成した光ディスク200を、ある角度から眺めると、回折格子を形成した領域を視認することができるから、ホログラムとしての視認効果が得られるのではないかという点に着目した。そして、これらの着目点につき、実験による確証を行った。
【0014】
図2(a)〜(c)は、光ディスク200(記録層202)に、ピット202Pによる回折格子を形成して画像描画を行った状態を例示するものである。
図2(a)は、光ディスク200の全体図である。図2(b)は、図2(a)における領域41を拡大した図である。また、図2(c)は、図2(b)における領域42をさらに拡大した図である。なお、図2(c)では、データ記録(図1(b))との対比を明確にするために、上下を反転させて図示した。
【0015】
図2(a)〜(c)は、光ディスク200(記録層202)上に、アルファベット文字である「A」を描画した例を示したものである。図2(c)は、に示すように、アルファベットの「A」の輪郭部分について、同じ長さのピット202Pが一定間隔で形成されている。これにより、回折格子が形成されている。回折格子を構成するピット202Pの長さは数波長程度の長さになっており、データ記録をする際のピット長よりも短いものとなっている。図2(c)に示すように、隣接するグルーブ202Gに形成されるピット202Pは、その形成位置が揃えられており、格子状に整然と並んだ状態になっている。
【0016】
次に、このようにして回折格子が形成された光ディスク200を眺めたときに、どのようにしてホログラムの視認効果が奏されるかを説明する。
図3は、記録層202のグルーブ202G上に、2つのピット202P−1,202P−2が形成された場合を、断面図として示したものである。2つのピット202P−1,202P−2は、その中心位置が間隔Dだけ離れるようにして形成されている(以下、これを格子間距離dという)。2つのピット202P−1,202P−2に挟まれた部分はランド202Lにあたる。
【0017】
図3において、記録層202の面に垂直な方向で可視光(波長400〜700nmの光)を入射させる。ここでは、ピット202P−1と202P−2により反射した光のみを考慮し、ランド202Lによって反射される光は無視できるものと想定する。
ピット202P−1,202P−2に入射した光はそれぞれ反射されることとなり、ピット202P−1による反射光と、ピット202P−2による反射光は干渉して、互いに強めあったり弱めあったしていく。
【0018】
ここで、観測者(ユーザ)が光ディスク200を眺める方向と、光ディスク200の面に垂直な方向とが作る角度θを観測角度と定義する(図3参照)。光ディスク200(記録層202)に入射した可視光の波長をλとすれば、ピット202P−1,202P−2によりそれぞれ反射された光の光路差Qは以下の式(1)により与えられる。
【0019】
Q=dsinθ …式(1)
【0020】
この光路差Qが、可視光波長λの整数倍、すなわち、λ、2λ、3λ、……、に等しくなる観測角度θにおいては、2つの反射光は強めあうことになり、一方、光路差Pが半波長λ/2、3λ/2、5λ/2、……、に等しくなる観測角度θにおいては、2つの反射光は弱めあうことになる。
以上のことから、観測角度θが以下の式(2)を満たす場合に、2つの反射光は強めあい、観測者は反射光を視認できることになる。
【0021】
P1=dsinθ1=mλ (mは自然数) …式(2)
m=1として考えると、θ1=arcsin(λ/d)
【0022】
一方、観測角度θ2が以下の式(2)を満たす場合に、2つの反射光は弱めあい、観測者は反射光を視認できない(あるいは視認できにくい)ことになる。
【0023】
Q2=dsinθ2=(m−1/2)λ (mは自然数) …式(3)
m=1として考えると、θ2=arcsin(λ/2d)
【0024】
図3においては、2つのピット202P−1、202P−2の中点と観測点との方向となす角度を観測角度θとしているが、2つのピット間距離が数μmであるのに対し、観測距離が数十cmであり、約1万倍の距離差がある。このため、2つのピット202P−1、202P−2からの反射光は平行光と近似して差し支えない。
結局のところ、ピット202P−1,202P−2による反射光は、観測角度θ1の方向では光路差がλとなって互いに強めあうことになるから、観測者はこれを視認できる。一方、観測角度θ2の方向では光路差がλ/2となって互いに弱めあうことになるから、観測者はこれを視認できないという、ホログラムの視覚効果を奏することになる。
ここで、観測角度θの値は、入射光の波長λおよび格子間距離dの値により決定される。このため、図4に示すように、格子間距離dそのものを変えることによって、観測者が視認できる光の波長および観測角度θを調整することができる。視認できる光の波長を調整できることを言い換えると、視認できる色を調整できることに相当する。
【0025】
(光ディスク記録装置の構成)
次に、このようなピット202Pによる回折格子を形成することができる光ディスク記録装置100について説明する。
図5は、本実施形態に係る光ディスク記録装置100の構成図である。
このうち、制御部16は、メモリ(図示せず)に予め格納されるプログラムに従い、装置各部を統括する。そして、光ディスク200にデータ記録や画像描画を行っていく。
スピンドルモータ11は、光ディスク(CD−Rディスク)200を回転駆動するためのモータである。本実施形態では、光ディスク200を、角速度一定(CAV:Constant Angular Velocity)で回転駆動することを想定する。
【0026】
光ピックアップ10は、レーザダイオード、レンズやミラー等の光学系、および戻り光の受光素子を一体としたユニットである。
光ディスク200に対するデータ記録、あるいは記録したデータの再生を行う場合、光ピックアップ10は、光ディスク200にレーザ光を照射して、その際の戻り光を受光する。光ピックアップ10は、受光信号であるEFM(Eight toFourteen Modulation)変調されたRF信号をRFアンプ12に出力する。また光ピックアップ10は、モニタダイオードを有しており、レーザ光を照射した際に、モニタダイオードに電流が流れると、この電流量に対応する信号をレーザパワー制御回路20に供給する。
【0027】
RFアンプ12は、データ記録あるいは画像描画を行う際に、光ディスク200にレーザ光を照射して得られる反射光に係る信号をサーボ回路13、アドレス検出回路14などに出力する。また、記録したデータの再生をする際には、光ピックアップ10から供給されるEFM変調されたRF信号を増幅し、増幅後のRF信号をサーボ回路13、デコーダ15などに出力する。
【0028】
デコーダ15は、記録したデータの再生をする際に、RFアンプ12から供給されるEFM変調されたRF信号をEFM復調し、再生データを生成する。
アドレス検出回路14は、データ記録時あるいは画像描画を行う際に、RFアンプ12から供給される信号からウォブル信号成分を抽出し、ウォブル信号成分に含まれるアドレス情報(ディスクの位置情報)を復号し、制御部16に出力する。
サーボ回路13は、スピンドルモータ11の回転制御、光ピックアップ10におけるフォーカス制御、トラッキング制御等を行う。
【0029】
レーザパワー制御回路20は、光ピックアップ10のレーザダイオードから照射されるレーザパワーを制御するための回路である。レーザパワー制御回路20は、光ピックアップ10のモニタダイオードから供給される電流値と、制御部16から供給される最適なレーザパワーの目標値を示す情報とに基づき、光ディスク200にピット202Pを形成するために最適なレーザパワーのレーザ光が光ピックアップ10から照射されるよう、レーザドライバ19を制御している。
【0030】
バッファメモリ29は、データ記録時にホストコンピュータ110から供給されるデータ、すなわち、光ディスク200に記録すべきデータ(記録データ)をFIFO(先入れ先出し)形式にて記憶する。エンコーダ17は、バッファメモリ29から読み出された記録データをEFM変調し、ストラテジ回路18に出力する。ストラテジ回路18は、エンコーダ17から供給されたEFM信号に時間軸補正処理を行い、レーザドライバ19に出力する。
レーザドライバ19は、ストラテジ回路18から供給される記録データに応じて変調された信号と、レーザパワー制御回路20の制御に基づいて、光ピックアップ10のレーザダイオードを駆動する。
【0031】
図6は、本実施形態において、画像描画を行うために採用した座標系を示したものである。図6に示すように、ディスク内周に位置するグルーブ202Gの開始地点を基準点(1行1列)とし、基準点からディスク外周に向かって順番に1行、2行、3行、……、とする。一方、基準点(1行1列)から、他の放射線に対応付けて、時計回り順番に1列、2列、3列、……、とする。
【0032】
フレームメモリ28には、図7に示すように、行と列に対応付けされたデータがそれぞれ格納されていく。個々のデータは、上述した座標系のうちの1座標、すなわち光ディスク200の1領域に対応するものであり、当該領域に形成する回折格子のパターンを指定するデータに相当する。図7において、「A」と示された座標位置にはパターンAの回折格子が形成され、「B」と示された座標位置にはパターンBの回折格子が形成されることになる。なお「0」と示された座標位置には何も回折格子が形成されない。
【0033】
本実施形態においては、図8に示すように、光ディスク200に形成する回折格子のパターンが予め決定されている。回折格子のパターンは、回折格子を構成するピット202P形成される間隔(格子間距離)dおよびピット202Pの長さ、そして、それぞれの変化量(Δとδ)により特定される。なお、変化量σとδはピット202Pの長さを微調整するためのパラメータであり、記録実験等を行うことにより予め決められている。変化量Δとδの値はゼロであってもよい。そして、各々の回折格子を形成するために、光ピックアップ10から光ディスク200(記録層202)に照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルに係る情報(これを、レーザ情報という)が実験等により予め求められている。このレーザ情報は、回折格子のパターンと対応付けられたテーブル(図8参照)として、制御部16のメモリ内に格納されている。なお、このテーブルは、ホストPC110内に格納されていてもよい。
【0034】
なお本実施形態においては、図7に示すように、10列×10行を1単位とし、この領域内では、同じ回折格子のパターンが形成されるようにデータを構成した。これは、人間が視認できる最低限の領域には同じパターンの回折格子が形成されるようにし、確実に画像認識(ホログラム認識)が行われるようにするための配慮である。10列×10行はあくまでも一例であり、これ以外の領域を1単位とするようにしてもよい。
【0035】
フレームメモリ28に蓄積されたデータは、1つずつ制御部16により読み出されていく。そして読み出されたデータに対応するレーザ情報がストラテジ回路18に供給される。ストラテジ回路18では、1座標ごとのレーザ情報により指定されるレーザ光の照射間隔および照射レベルに応じたストラテジ信号を生成し、レーザドライバ19に出力する。レーザドライバ19は、供給されたストラテジ信号に基づき、光ピックアップ10のレーザダイオードを駆動していくことになる。
【0036】
ここで、ストラテジ回路18から出力されるストラテジ信号について説明する。
図9は、制御部16の制御下、ストラテジ回路18から出力されるストラテジ信号の内容を示したものである。横軸は時間軸、縦軸は照射レーザ光のレベルに対応している。ストラテジ信号の形状(パルス幅やパルス間隔)によって、光ピックアップ10から光ディスク200に対するレーザ光の内容が制御される。
図13では、ストラテジ信号の内容と光ディスク200に形成されるピット202Pの内容を併記した。図13では、ストラテジ信号のパルス幅と、形成されるピット202Pの長さが対応する記載としたが、実際には、レーザ光照射による熱伝導の影響等を考慮し、ストラテジ信号には時間補正が施されることになる。
【0037】
(画像を描画する際の動作)
次に、画像を描画する際、すなわち、光ディスク200に回折格子によるホログラムの形成する際の具体的な動作の内容について説明する。
図10は、画像描画をする際の制御部16の制御内容を示すフローチャートである。
画像描画の準備段階として、ユーザは、光ディスク記録装置100に光ディスク200をセットするとともに、ホストPC110を操作し、ホログラムとして描画する画像の内容(文字、図柄など)とホログラムの形成位置(光ディスク200の位置)を指定する。そして、ホログラムとして形成したい画像ごとに、どの回折格子パターンにより描画するかを指定する。言い換えると、画像描画として形成するピット202Pの形成間隔(格子間距離)Dを指定する。
【0038】
ユーザにより画像の描画開始が指示されると(ステップSa21)、制御部16は、装置各部を制御し、以下のようにして光ディスク200上に画像の描画を行っていく。
制御部16は、ユーザの指定画像に係る画像データがホストPC110から供給されると、ホログラム形成位置に対応したフレームメモリ28に順次格納していく(ステップSa22)。この際、制御部16は、ユーザが指定した回折格子パターンを示す情報を、対応する座標位置に格納していくことになる(図7参照)。
【0039】
その後、制御部16は、装置各部を制御して、フレームメモリ28から、1の座標ごとにデータを読み出し、対応するレーザ情報(図8参照)をストラテジ回路18に供給する(ステップSa23)。ストラテジ回路18では、レーザ情報により指定されるレーザの照射間隔、照射レベルになるようなストラテジ信号を生成し、レーザドライバ19に出力する。これにより、光ディスク200(記録層202)にレーザ光が照射され、ユーザが指定した回折格子パターンになるようにピット202Pが形成されていくのである(ステップSa24)。
【0040】
なお、上述した動作は、ユーザが1の画像につき1の回折格子パターンを指定した場合を想定しているが、複数の画像を描画するときは、画像ごとに回折格子パターンを指定できるようにしてもよい。この場合は、描画する画像ごとに、制御部16によって、上述制御が行われることになる。
【0041】
(具体例)
以上述べたようにして回折格子を形成して画像描画を行う具体的な例をいくつかあげて説明する。
(1)ステレオグラム
これまでの説明では、観測者の観測角度θを1つの値として扱ったが、実際には、観測者は右目と左目により観測角度が微妙に異なっている。すなわち、右目による観測角度をθR、左目による観測角度をθLとすると、観測角度θRとθLとは微妙に異なる値になる。この性質を踏まえ、右目用の回折格子パターンを形成するためのレーザ情報と、左目用の回折格子パターンを形成するためのレーザ情報とを予め別々に用意しておき、光ディスク200の同じ領域内に交互に回折格子を形成していけば、3D(3dimension)の視覚効果を奏することができる。
具体的に言うと、光ディスク200(記録層202)の領域を、図11(a)に示すように、右目用の領域と左目用の領域が交互に表れるように分けておく。個々の領域の大きさは任意であり、たとえば数波長〜数百μm程度の四方による区画分けをすればよい。好ましくは数十μm〜200μmの区画分けをするのがよい。そして、右目用の領域には、観測角度θRで視認されるような回折格子パターンを形成し、左目用の領域には、観測角度θLで視認されるような回折格子パターンを形成する。このようにして形成した回折格子を両目でみると、当該回折格子の形成領域(画像)は立体的に視認されることとなり、いわゆる3Dの視覚効果を奏することができるのである。
【0042】
(2)絵柄と文字とを同位置に形成
光ディスク200(記録層202)の領域を、図11(b)に示すように、絵柄を形成するための領域と、文字を形成するための領域に分けておく。そして、絵柄形成用の領域には、ある格子間距離d1による回折格子パターンにより描画をし、一方、文字形成用の領域には、別の格子間距離d2による回折格子パターンによる描画をする。
このように、異なる格子間距離dを用いてそれぞれ画像描画をすることにより、光ディスク200を徐々に傾けていくと、ある観察角度では絵柄を視認することができ、ある観察角度においては文字を視認することができるといった、特別な視覚効果を奏することができるのである。
【0043】
(3)点滅
ある絵柄について、正転画像の回折格子と、反転画像の回折格子とを交互に形成するようにしてもよい。この場合は、光ディスク200を徐々に傾けていくと、ある観察角度では正転画像を視認することができ、ある観察角度においては反転画像を視認することができる、……というような特別な視覚効果を奏することができる。
【0044】
(4)移動
同じ絵柄を光ディスク200の異なる領域に複数形成するようにしてもよい。図11(c)は、音符記号「♪」につき、三箇所の異なる位置(位置I、位置II、位置III)に描画した場合を示している。各々の文字につき異なる格子間距離dによる回折格子パターンを用いて描画しておけば、視認される観測角度θは、それぞれ異なることになる。
これにより、光ディスク200を徐々に傾けていくと、ある観察角度θ1で位置Iで視認された音符記号「♪」は、その後、別の観察角度θ2では、位置IIで視認される。さらに別の観察角度θ3では、位置IIIで視認される、というように、あたかも音符記号「♪」が位置移動していくような、特別な視認効果を奏することができるのである。
【0045】
(5)色付け
図12に示すようなパターン、すなわち、ディスクの半径方向とグルーブ202G方向のそれぞれにおいてピット202Pの長さが段階的に変化するようにしてして形成し、回折格子を生成するようにしてもよい。このような回折格子のパターンを繰り返し形成した光ディスク200に、可視光(400〜700nmの光)を照射すると、見る角度によって視認される反射光の波長が異なることが知られている。視認される反射光の波長が異なるということは、見る角度によって視認される色彩が変化することに他ならない。
これにより、光ディスク200上に、図12に示すような回折格子パターンが形成されるようにして、文字や図柄の描画を行うと、光ディスク200を徐々に傾けていった場合に、ある観察角度においては特定波長の反射光(例えば赤色の光)によって文字や図柄が視認され、別の観察角度においては別波長の反射光(たとえば青色)の反射光によって文字や図柄が視認されることになる。このように、観察する角度に応じて色が変化するという特別な彩色効果が奏されることになる。
【0046】
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク記録装置100によれば、あらかじめ用意された回折格子パターンを用いて、ホログラムの視覚効果を奏する画像形成を手軽に行うことができる。
【0047】
(変形例)
以上述べた各実施形態は、本発明の内容を説明するための例示に過ぎず、任意に変形を加えることができる。以下に、変形例のいくつかを示す。
【0048】
(変形例1)
上述した各実施形態では、光ディスク200のトラック方向(θ方向)にホログラム効果を有する画像形成方法について説明したが、半径方向(r方向)にも形成することができる。この場合、トラックピッチの値によって可視画像形成の自由度は低くなるが、トラックピッチを考慮するようにしてピット形成の工夫をすればよい。
【0049】
(変形例2)
上述した各実施形態では、外部装置であるホストPC110から光ディスク記録装置100に対し、画像データを供給するようにしていたが、画像データを光ディスク記録装置100内のメモリ(図示せず)に予め格納しておくようにしてもよい。描画することができる画像を文字や数字などのキャラクタに限定するような場合は、画像データの総量も少なくなるので、予め光ディスク記録装置100に格納しておけば、装置単体として、回折格子によるホログラムの形成をすることができる。
【0050】
(変形例3)
音楽データ等のデータ記録をするたびに、何らユーザの指示によることなく、記録した日時や時刻に関わるタイムスタンプ情報を、自動的に画像形成するようにしてもよい。タイムスタンプ情報に係る画像データは、外部装置(ホストPC110)から光ディスク記録装置100に供給するようにすればよい。
【0051】
(変形例4)
光ディスク200は各種メーカーにより製造提供されており、メーカーごとに記録層202(グルーブ202G)の特性は異なるのが現状である。たとえば、記録層202の熱吸収率が異なると、回折格子を形成するために照射すべきレーザ光の強度が異なることになる。これらの点を考慮して、予め多数のメーカーの光ディスク200に対して回折格子を形成するための実験を行い、レーザ光の照射強度の最適値を求めておくのが好ましい。
この場合、光ディスク200を識別するための情報(ディスクID情報)に対応付けてレーザ光の最適照射強度を記憶させておけば、セットされた光ディスク200に係るディスクID情報を読み取り、当該光ディスク200に最適なレーザ光照射をすることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ディスク記録装置によれば、光ディスクに対してデザイン性の高い(ホログラム視覚効果のある)画像描画を手軽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光ディスク200の側断面図、および、光ディスク200にピット202Pが形成された状態を示す図である。
【図2】光ディスク200に画像描画が行われた状態を示した図である。
【図3】本発明の原理を説明するための図である。
【図4】ピット202Pにより形成する回折格子のパターンを説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態に係る光ディスク記録装置100の構成図である。
【図6】本発明の実施形態で採用した座標系を図示したものである
【図7】画像データの内容を説明するための図である。
【図8】回折格子パターンについて説明するための図である。
【図9】ストラテジ信号の内容を示す図である。
【図10】制御部16の制御内容を示すフローチャートである。
【図11】本発明の具体的な効果を説明するための図である。
【図12】本発明の具体的な効果を説明するための図である。
【符号の説明】
10……光ピックアップ、11……スピンドルモータ、12……RFアンプ、13……サーボ回路、14……アドレス検出回路、15……デコーダ、16……制御部、17……エンコーダ、18……ストラテジ回路、19……レーザドライバ、20……レーザパワー制御回路(LPC)、28……フレームメモリ、29……バッファメモリ、100……光ディスク記録装置、110……ホストPC、200……光ディスク、201……基板保護層、202……記録層、202G……グルーブ、202P……ピット、203……反射層、204……保護層。
Claims (5)
- レーザ光照射により光ディスクに光学的明暗変質部を形成する光ディスク記録装置を用いて、前記光ディスクに画像描画する方法であって、前記光学的明暗変質部の形成間隔に対応付けて、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルを示すレーザ情報を予め記憶しておく記憶過程と、
前記光学的明暗変質部の形成間隔の指定とともに画像描画の指示がされると、指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報が示すレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御する制御過程と
を有することを特徴とする画像描画方法。 - 請求項1に記載の画像描画方法において、
前記制御過程は、複数の画像描画を行う際には、描画する画像ごとに指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報が示すレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御すること
を特徴とする画像描画方法。 - レーザ光照射により光ディスクに光学的明暗変質部を形成する光ディスク記録装置を用いて、前記光ディスクに画像描画する方法であって、前記光学的明暗変質部の形成長および/または形成間隔が段階的に変化するようにするために、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射タイミングおよび照射レベルを指定するレーザ情報を予め記憶しておく過程と、
画像描画が指示されると、指定された形成長および/または形成間隔に対応付けされた前記レーザ情報に基づきレーザ光照射を制御する過程と
を有することを特徴とする画像描画方法。 - レーザ光照射により光ディスクに光学的明暗変質部を形成する光ディスク記録装置を用いて、前記光ディスクに画像描画するためのプログラムであって、
コンピュータを、
前記光学的明暗変質部の形成間隔に対応付けて、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルを指定するレーザ情報を予め記憶しておく手段と、
前記光学的明暗変質部の形成間隔の指定とともに画像描画の指示がされると、指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報により指定されるレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御する手段として機能させることを特徴とするプログラム。 - レーザ光照射により光ディスクに光学的明暗変質部を形成する光ディスク記録装置を備えた、前記光ディスクに画像描画するシステムであって、
前記ピットの形成間隔に対応付けて、当該光ディスクに照射すべきレーザ光の照射間隔および照射レベルを指定するレーザ情報が予め記憶される記憶部と、
前記ピットの形成間隔の指定とともに画像描画の指示がされると、指定された形成間隔に対応する前記レーザ情報により指定されるレーザ光の照射間隔および照射レベルになるようにレーザを制御する制御部と
を有することを特徴とする画像描画システム。
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