JP2003228848A - 光記録再生方法及び装置 - Google Patents

光記録再生方法及び装置

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JP2003228848A
JP2003228848A JP2002025287A JP2002025287A JP2003228848A JP 2003228848 A JP2003228848 A JP 2003228848A JP 2002025287 A JP2002025287 A JP 2002025287A JP 2002025287 A JP2002025287 A JP 2002025287A JP 2003228848 A JP2003228848 A JP 2003228848A
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JP2002025287A
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Masakatsu Senda
正勝 千田
Takanari Tanabe
隆也 田辺
Masahiro Ueno
雅浩 上野
Katsuhiro Endo
勝博 遠藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体の高密度大容量化を可能とする光
記録再生方法及び装置を提供する。 【解決手段】 1つ以上のコア層2と、コア層2を挟む
ように配置した2つ以上のクラッド層3と、コア層2と
クラッド層3との境界に設けた1つ以上の回折格子層4
とからなる導波路媒体1aを用いる。回折格子層4に
は、記録情報がホログラム記録されている。コア層2に
参照光5を入射させると、参照光はコア層2を伝搬光6
として伝搬し、伝搬光6は回折格子層4により回折さ
れ、回折格子層4に記録された記録情報を再生光8とし
て出射して、導波路媒体1a上あるいは導波路媒体1a
中にホログラム再生像を結像する。ホログラム再生像か
らの再生光8’を集光器14で集光して、光学系により
光検出器15まで導き、光検出器15で再生光8’の光
強度を検出することにより、前記記録情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録再生方法及
び装置に関し、特に、記録媒体を高密度大容量化するこ
とが可能な光記録再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の大容量光記録再生装置としては、
DVDが知られている。従来のDVDの媒体断面構造を
図17(a)に、記録再生方法を図17(b)に示す。
ここで、媒体100は、記録媒体層101と分離層10
2が積層された構造からなる。
【0003】記録過程では、記録用光103をレンズ1
04で記録媒体層101の所望の位置に集光し、その集
光による熱で記録媒体層101を変質させて記録する。
記録媒体層101としては、RAM(書換)型では相変化
材料、WO(追記)型では色素材料が使用され、ともに熱
による変質で反射率が変化する。また、ROM(再生専
用)型の場合には、記録媒体層101に情報が凹凸で記
録される。この場合、凹凸により光の反射率が変化す
る。
【0004】再生過程では、再生用光105をレンズ1
04で記録媒体層101の所望の位置に集光し、その位
置からの反射光106の強度を検出することにより、記
録媒体層101に記録された情報を再生する。反射光1
06の強度は、反射光106を図17(b)に示すビー
ムスプリッタ107により分岐して再生光109とし、
再生光109をレンズ104’で集光して光検出器10
8に導いて検出する。
【0005】DVDの媒体100は、図17(b)に示
すようにディスク形状をしており、記録情報が螺旋状ト
ラックとして記録される。ディスクの回転、上記レンズ
104を含む光学系のディスク半径方向への移動(サー
ボ)、トラッキング、及び媒体深さ方向へのフォーカシ
ングにより、記録媒体層101の所望位置へ記録用光1
03あるいは再生用光105を集光し、記録再生を行
う。例えば、2値デジタル記録の場合、トラック上には
2種類の反射率の異なるビットが並ぶ。再生過程では、
螺旋状トラック上からの反射光106の強度変化、即ち
光強度の濃淡からなるデジタル情報を、レンズ104に
より集光して、光学系で光検出器108まで導き、光検
出器108で検出し再生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVDにお
いて高密度大容量化を図る方法としては、各記録媒体層
101での面記録密度を上げる第1方法と、媒体の深さ
方向に記録媒体層101の数を増やす第2方法とが挙げ
られる。第1方法は、記録用光103、再生用光105
の短波長化、又はレンズ104の高NA(開口数)化によ
って、高記録密度化が図られるが、現在いずれも技術的
に限界に近づいている。
【0007】第2方法は、大幅な高密度大容量化を図る
方法として有力である。しかしながら、DVDの場合、
上記のように再生原理として記録媒体層101での反射
率の違い(即ち屈折率の差)を利用しており、多層化した
場合、深いところに位置する記録媒体層101からの反
射光106は、何層もの屈折率の異なる層(記録媒体層
101及び分離層102)を横切ることになり、この間
に信号が劣化するという問題がある。このように、従来
のDVDにおいては、多層化は原理的に難しく、信号劣
化なしに可能な多層数は高々数層程度である。したがっ
て、従来のDVDでは、記録媒体層の多層化が困難であ
るために、高密度大容量化が困難であるという問題があ
った。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、光記録媒体の高密度大容量化を可能とする光
記録再生方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、1つ以上のコア層
と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上のクラッ
ド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界に設けた
1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して構成される
導波路媒体を用いる光記録再生方法であって、前記回折
格子層には、記録情報がホログラム記録されており、前
記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記コア層内
を伝搬光として伝搬して前記回折格子層により回折さ
れ、前記回折格子層に記録された記録情報が含まれる再
生光が出射されてホログラム再生像として結像した場合
に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、集光され
た当該光を光学系により光検出器まで導き、当該光検出
器で当該光の光強度を検出することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けた1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して構
成される導波路基板を有するとともに、前記導波路基板
の片面あるいは両面に配置した記録媒体層を有して構成
される導波路媒体を用いる光記録再生方法であって、前
記記録媒体層には、記録情報がホログラム記録されてお
り、前記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記コ
ア層内を伝搬光として伝搬して前記回折格子層により回
折光として回折され、当該回折光が前記記録媒体層によ
り回折され、前記記録媒体層に記録された記録情報が含
まれる再生光が出射されてホログラム再生像として結像
した場合に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、
集光された当該光を光学系により光検出器まで導き、前
記光検出器で当該光の光強度を検出することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項3記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けた1つ以上の記録媒体層とを少なくとも有して構
成される導波路媒体を用いる光記録再生方法であって、
前記記録媒体層には、記録情報がホログラム記録されて
おり、前記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記
コア層内を伝搬光として伝搬して前記記録媒体層により
回折され、前記記録媒体層に記録された記録情報が含ま
れる再生光が出射されてホログラム再生像として結像し
た場合に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、集
光された当該光を光学系により光検出器まで導き、当該
光検出器で当該光の光強度を検出することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項4記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けた1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して構
成される導波路基板を有するとともに、前記導波路基板
の片面あるいは両面に配置した記録媒体層を有して構成
される導波路媒体を用いる光記録再生方法であって、記
録過程では、前記コア層の端面から当該コア層に参照光
を入射した際、当該参照光が前記コア層内を伝搬光とし
て伝搬して前記回折格子層により回折されて前記記録媒
体層に照射される回折光と、前記導波路媒体の上方ある
いは下方のいずれか一方から入射した参照光とのいずれ
か一方と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれ
か一方から入射させた物体光とを前記記録媒体層で干渉
させ、前記コア層の端面から前記コア層に励起光を入射
した際、当該励起光が前記コア層を伝搬光として伝搬し
て前記回折格子層により回折され、前記記録媒体層に照
射される回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方
のいずれか一方から入射した励起光とのいずれか一方に
よって、前記記録媒体層で干渉させた部位を励起させる
ことにより、前記記録媒体層に記録情報をホログラム記
録し、再生過程では、前記コア層の端面から前記コア層
に参照光を入射した際、当該参照光が前記コア層内を伝
搬光として伝搬して前記回折格子層により回折されて前
記記録媒体層に照射される回折光と、前記導波路媒体の
上方あるいは下方のいずれか一方から入射した参照光と
のいずれか一方が、前記記録媒体層で回折されること
で、前記記録媒体層にホログラム記録された記録情報を
含む再生光が出射した場合に、当該再生光に含まれる前
記記録情報を検出することを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けた1つ以上の記録媒体層とを少なくとも有して構
成される導波路媒体を用いる光記録再生方法であって、
記録過程では、前記コア層の端面から前記コア層に参照
光を入射した際、当該参照光が前記コア層を伝搬光とし
て伝搬して前記記録媒体層にしみ出したエバネセント光
と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方
から入射した参照光とのいずれか一方と、前記導波路媒
体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射させた物
体光とを前記記録媒体層で干渉させ、前記コア層の端面
から前記コア層に励起光を入射した際、当該励起光が前
記コア層を伝搬光として伝搬して前記記録媒体層にしみ
出したエバネセント光と、前記導波路媒体の上方あるい
は下方のいずれか一方から入射した励起光とのいずれか
一方によって、前記記録媒体層で干渉させた部位を励起
させることにより、前記記録媒体層に記録情報をホログ
ラム記録し、再生過程では、前記コア層の端面から前記
コア層に参照光を入射した際、当該参照光が前記コア層
を伝搬してなる伝搬光と、前記導波路媒体の上方あるい
は下方のいずれか一方から入射した参照光とのいずれか
一方が、前記記録媒体層で回折されることで、前記記録
媒体層にホログラム記録された記録情報を含む再生光が
出射した場合に、当該再生光に含まれる前記記録情報を
検出することを特徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明では、請求項1
乃至5のいずれか1項記載の光記録再生方法において、
前記導波路媒体の上部あるいは上方に、加熱すると透明
化するマスクを配置し、前記記録情報の再生をするとき
に、前記マスクにおける前記導波路媒体の再生部分の上
の部位を加熱することを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けられているとともに記録情報がホログラム記録さ
れている1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して構
成される導波路媒体を有してなる光記録再生装置であっ
て、前記導波路媒体は、前記コア層に参照光が入射した
際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
記回折格子層により回折され、前記回折格子層に記録さ
れた記録情報が含まれる再生光として出射して、ホログ
ラム再生像を結像させるものであり、前記ホログラム再
生像を集光する集光器と、当該集光器によって集光され
た光の光強度を検出する光検出器とを有することを特徴
とする。
【0016】また、請求項8記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けた1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して構
成される導波路基板と、当該導波路基板の片面あるいは
両面に配置されているとともに記録情報がホログラム記
録される記録媒体層とから構成される導波路媒体とを有
してなる光記録再生装置であって、前記導波路媒体は、
前記コア層に参照光が入射した際、当該参照光が前記コ
ア層を伝搬光として伝搬して前記回折格子層により回折
光として回折され、当該回折光が前記記録媒体層により
回折され、前記記録媒体層に記録された記録情報が含ま
れる再生光として出射して、ホログラム再生像を結像さ
せるものであり、前記ホログラム再生像を集光する集光
器と、当該集光器によって集光された光の光強度を検出
する光検出器とを有することを特徴とする。
【0017】また、請求項9記載の発明では、1つ以上
のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以上
のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境界
に設けられているとともに記録情報がホログラム記録さ
れる1つ以上の記録媒体層とを少なくとも有して構成さ
れる導波路媒体を有してなる光記録再生装置であって、
前記導波路媒体は、前記コア層に参照光が入射した際、
当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前記記
録媒体層により回折され、前記記録媒体層に記録された
記録情報が含まれる再生光として出射して、ホログラム
再生像を結像させるものであり、前記ホログラム再生像
を集光する集光器と、当該集光器によって集光された光
の光強度を検出する光検出器とを有することを特徴とす
る。
【0018】また、請求項10記載の発明では、1つ以
上のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以
上のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境
界に設けた1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して
構成される導波路基板と、当該導波路基板の片面あるい
は両面に配置されているとともに記録情報がホログラム
記録される記録媒体層とから構成される導波路媒体とを
有してなる光記録再生装置であって、前記導波路媒体
は、前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射し
た際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して
前記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射
する回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のい
ずれか一方から入射した参照光とのいずれか一方と、前
記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入
射した物体光とが前記記録媒体層で干渉し、前記コア層
の端面から当該コア層に励起光が入射した際、当該励起
光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前記回折格子層
により回折されて前記記録媒体層に照射する回折光と、
前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
入射した励起光とのいずれか一方によって、前記記録媒
体層が励起することで、前記記録媒体層における前記干
渉が生じた部位と前記励起が生じた部位との重複部分に
記録情報がホログラム記録されるものであるとともに、
前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射す
る回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいず
れか一方から入射した参照光とのいずれか一方を、前記
記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホログラム記
録された記録情報を含む再生光を出射するものであるこ
とを特徴とする。
【0019】また、請求項11記載の発明では、1つ以
上のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以
上のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境
界に設けられるとともに記録情報がホログラム記録され
る1つ以上の記録媒体層とを少なくとも有して構成され
る導波路媒体を有してなる光記録再生装置であって、前
記導波路媒体は、前記コア層の端面から当該コア層に参
照光が入射した際、当該参照光が前記コア層を伝搬光と
して伝搬して前記記録媒体層にしみ出したエバネセント
光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一
方から入射した参照光とのいずれか一方と、前記導波路
媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射した物
体光とが前記記録媒体層で干渉し、前記コア層の端面か
ら当該コア層に励起光が入射した際、当該励起光が前記
コア層を伝搬光として伝搬して前記記録媒体層にしみ出
したエバネセント光と、前記導波路媒体の上方あるいは
下方のいずれか一方から入射させた励起光とのいずれか
一方によって、前記記録媒体層が励起することで、前記
記録媒体層における前記干渉が生じた部位と前記励起が
生じた部位との重複部分に記録情報がホログラム記録さ
れるものであるとともに、前記コア層の端面から当該コ
ア層に参照光が入射した際、当該参照光が前記コア層を
伝搬してなる伝搬光と、前記導波路媒体の上方あるいは
下方のいずれか一方から入射した参照光とのいずれか一
方を、前記記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホ
ログラム記録された記録情報を含む再生光を出射するも
のであることを特徴とする。
【0020】また、請求項12記載の発明では、1つ以
上のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以
上のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境
界に設けた1つ以上の回折格子層とを少なくとも有して
構成される導波路基板と、当該導波路基板の片面あるい
は両面に配置されているとともに記録情報がホログラム
記録される記録媒体層とから構成される導波路媒体とを
有してなる光記録再生装置であって、前記導波路媒体
は、前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射し
た際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して
前記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射
する回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のい
ずれか一方から入射した参照光とのいずれか一方を、前
記記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホログラム
記録された記録情報を含む再生光を出射するものである
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項13記載の発明では、1つ以
上のコア層と、前記コア層を挟むように配置した2つ以
上のクラッド層と、前記コア層と前記クラッド層との境
界に設けられるとともに記録情報がホログラム記録され
る1つ以上の記録媒体層とを少なくとも有して構成され
る導波路媒体を有してなる光記録再生装置であって、前
記導波路媒体は、前記コア層の端面から当該コア層に参
照光が入射した際、当該参照光が前記コア層を伝搬して
なる伝搬光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のい
ずれか一方から入射した参照光とのいずれか一方を、前
記記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホログラム
記録された記録情報を含む再生光を出射するものである
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項14記載の発明では、請求項
7乃至13のいずれか1項記載の光記録再生装置におい
て、前記光記録再生装置は、前記導波路媒体の上部ある
いは上方に配置されて加熱すると透明化するマスクと、
前記記録情報の再生をするときに、前記マスクにおける
前記導波路媒体の再生部分の上の部位を加熱する加熱手
段とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。本発明は、記録媒体層(又は回折格
子層)を多層化して光記録再生媒体を構成したときに、
記録再生信号の劣化を少なくして、光記録媒体の高密度
大容量化を可能とするものである。本実施の形態では、
2値デジタル記録方式を用いた場合について説明する
が、本発明は、これに限定されるものではなく、多値デ
ジタル記録方式又はアナログ記録方式を用いても本実施
の形態と同様の効果を奏することができる。
【0024】<A.第1実施形態>先ず、本発明の光記
録再生装置における光記録媒体をなす導波路媒体につい
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る導波
路媒体1aの構成を示す断面図である。導波路媒体1a
は、ROM(再生専用)型の光記録媒体であり、従来のD
VDよりも高密度大容量化が可能となるものである。
【0025】導波路媒体1aは、複数のコア層2と、コ
ア層2を挟むように配置した複数のクラッド層3と、コ
ア層2上部とクラッド層3との境界に配置した回折格子
層4とで構成されている。回折格子層4には、記録情報
がホログラム記録されている。回折格子層4に記録され
ている記録情報を読み取る再生過程では、先ず、コア層
2に参照光5を入射させる。すると、参照光5はコア層
2を伝搬光6として伝搬し、伝搬光6は回折格子層4に
より回折され、回折格子層4に記録された記録情報が再
生光8として導波路媒体1a上に出射する。複数のコア
層2の中から、参照光5を入射させるコア層2を選択す
ることにより、各回折格子層4に記録された記録情報を
各回折格子層4ごとに独立に再生することができる。
【0026】<B.第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態に係る導波路媒体1bについて図2を参照して
説明する。図2(a)は、記録媒体層9に情報を記録す
る記録過程を示し、図2(b)は、記録媒体層9に記録
されている記録情報を読み取る再生過程を示している。
導波路媒体1bは、WO(追記)型又はRAM(書換)型
の光記録媒体であり、従来のDVDよりも高密度大容量
化が可能となるものである。
【0027】導波路媒体1bは、複数のコア層2と、コ
ア層2を挟むように配置した複数のクラッド層3と、コ
ア層2上部とクラッド層3との境界に配置した回折格子
層4とで構成された導波路基板1’bを有する。さら
に、導波路媒体1bは、導波路基板1’上に配置した記
録媒体層9を有する。
【0028】図2(a)に示す記録過程では、例えば、
コア層2に参照光5を入射させると、参照光5はコア層
2を伝搬光6として伝搬し、その伝搬光6が回折格子層
4により回折されて回折光7となって記録媒体層9に照
射する。この回折光7又は導波路媒体1bの下方から入
射させた参照光5’のいずれか一方と、導波路媒体1b
の下方から入射させ記録情報を含んだ物体光10とを記
録媒体層9で干渉させる。この干渉により、記録媒体層
9には記録情報がホログラム記録される。
【0029】図2(b)示す再生過程では、コア層2に
参照光5を入射させると、参照光5はコア層2を伝搬光
6として伝搬し、伝搬光6は回折格子層4により回折さ
れて回折光7とされ、その回折光7が記録媒体層9に入
射する。すると、回折光7が記録媒体層9で回折され、
この回折により記録媒体層9に記録された記録情報が再
生光8となって導波路媒体1上に出射する。
【0030】記録過程では、参照光5'又は回折光7の
波面を変えることにより記録媒体層9の同じ場所に複数
の記録情報を多重記録することができる。また、記録過
程で用いた参照光5'又は回折光7の波面と等しい波面
の回折光7を記録媒体層9に入射させることにより、記
録媒体層9に多重記録された複数の記録情報の中から各
々の記録情報を独立に再生することができる。波面を変
える方法としては、例えば、入射角度、位相などを変え
る方法がある。各回折格子層4によって出射する回折光
7の角度、位相などが異なるように回折格子層4を設計
製造しておくことで、複数のコア層2の中から、参照光
5を入射させるコア層2を選択することにより、回折光
7の角度、位相などを制御できる。
【0031】<C.第3実施形態>次に、本発明の第3
実施形態に係る導波路媒体1cについて図3を参照して
説明する。図3(a)は、記録媒体層9に情報を記録す
る記録過程を示し、図3(b)は、記録媒体層9に記録
されている記録情報を読み取る再生過程を示している。
導波路媒体1cは、WO型又はRAM型の光記録媒体で
あり、従来のDVDよりも高密度大容量化が可能となる
ものである。
【0032】導波路媒体1cは、複数のコア層2と、コ
ア層2を挟むように配置した複数のクラッド層3と、コ
ア層2上部とクラッド層3との境界に配置した記録媒体
層9とで構成されている。
【0033】図3(a)に示す記録過程では、コア層2
に参照光5を入射させると、参照光5はコア層2を伝搬
光6として伝搬する。その伝搬光6が記録媒体層9中に
しみ出したエバネセント光11と導波路媒体1cの下方
から入射させ記録情報を含んだ物体光10とを記録媒体
層9で干渉させる。この干渉により、記録媒体層9には
記録情報がホログラム記録される。
【0034】図3(b)示す再生過程では、コア層2に
参照光5を入射させると、参照光5はコア層2を伝搬光
6として伝搬し、伝搬光6は記録媒体層9により回折さ
れ、記録媒体層9に記録された記録情報が再生光8とし
て導波路媒体1上に出射する。
【0035】記録過程では、複数のコア層2の中から、
参照光5を入射させるコア層2を選択することにより、
複数の記録媒体層9の中から記録対象とする記録媒体層
9を選択できる。再生過程では、複数のコア層2の中か
ら、参照光5を入射させるコア層2を選択することによ
り、各記録媒体層9に記録された記録情報を各記録媒体
層9ごとに独立に再生することができる。
【0036】上記導波路媒体1a,1b,1cでは、導
波路の性質上、コア層2、クラッド層3、回折格子層
4、記録媒体層9の屈折率が非常に近い値を持つため、
深いところ(導波路媒体の底面に近いところ)に位置す
る回折格子層4又は記録媒体層9から出射する回折光
7、再生光8、及び導波路媒体1a,1b,1cを通過
する物体光10、参照光5’、励起光5”でも、信号劣
化が殆ど生じない。
【0037】信号劣化は、導波路媒体1a,1b,1c
の深さ方向の光路標準偏差と上記使用する光の波長の比
で見積られる。光路標準偏差は、[多層数の平方根]×
[屈折率差]×[(回折格子層4として後述する矩形波形状
のものを使用した場合)矩形波の高さ]で表される。例え
ば、コア層2、クラッド層3、回折格子層4及び記録媒
体層9の屈折率差がそれぞれ0.01、矩形波の高さが
80nm、使用する光の波長が数百nmとする。この場
合、多層数を10000としても光路標準偏差は、80
nmであり、使用する光の波長である数百nmに比べ光
学的に十分平坦とみなせる程度に小さい。即ち、導波路
媒体1a,1b,1cを10000層程度に多層化して
も信号劣化は無視し得る。
【0038】このように本実施形態の導波路媒体1a,
1b,1cでは、多層化しても信号が殆ど劣化しないた
め、導波路媒体の深さ方向に回折格子層4、記録媒体層
9を、1層はもちろん複数層設けた構造とすることがで
き、多層化による高密度大容量化が可能となる。
【0039】<D.第1実施形態の再生方法>次に、図
1に示す第1実施形態に係る導波路媒体1aにホログラ
ム記録された記録情報の再生方法について、図4及び図
5を参照して具体的に説明する。下記再生方法は、第2
実施形態に係る導波路媒体1b及び第3実施形態に係る
導波路媒体1cについても、導波路媒体1aの場合と同
様に適用できる。
【0040】図4(a)は、再生光8’を集光器13,
14で光検出器15上に集光する再生方法を示す。図4
(b)は、再生光8’を光分岐器16で分岐してから集
光器14で光検出器15上に集光する再生方法を示す。
いずれの再生方法も同様の効果を奏する。
【0041】具体的な再生方法としては、先ず、コア層
2に参照光5を入射させる。すると、参照光5はコア層
2を伝搬光6として伝搬し、伝搬光6は回折格子層4に
より回折され、回折格子層4に記録された記録情報が再
生光8として導波路媒体1a上に出射する。図4
(a),(b)に示すように本実施形態の導波路媒体1
aは、いずれの深さにあるコア層2(又は回折格子層4)
からの再生光8も、ある空間上の面(結像面12)上に二
次元的なホログラム再生像を結像するように設計され
る。なお、図6(a)に示すように、結像面12は、導
波路媒体1a上だけでなく導波路媒体1a中に配置させ
た場合であっても、図4の場合と同様の効果を奏する。
結像面12には、例えば、光強度の濃淡からなるデジタ
ル情報がホログラム再生像として結像する。そして、ホ
ログラム再生像から出射された再生光8’を集光器13
で集光して、光学系により光検出器15まで導き、光検
出器15で再生光8’の光強度を検出することにより、
記録情報を再生する。
【0042】導波路媒体1aをディスク形状にした実施
形態を図5に示す。本図において、参照光5は、ディス
ク形状の導波路媒体1aの外周端面からコア層2へ集光
器13’で集光させて入射させる。あるいは参照光5
は、導波路媒体1aの内周端面からコア層2へ集光器1
3’で集光させて入射させてもよく、いずれも同様の効
果を奏する。
【0043】参照光5が入射した部位のコア層2の上方
には、ホログラム再生像が結像面12に結像する。この
ホログラム再生像は、例えば、光強度の濃淡からなるデ
ジタル情報(記録情報)となる。参照光5が入射してい
ない部位のコア層2の上方には、ホログラム再生像が現
れないため、ホログラム再生像は図5に示すようにディ
スク上の一部位にだけ現れる。
【0044】デジタル情報(ホログラム再生像)は、結
像面12に、例えば、螺旋状トラックの一部として再生
されるように、導波路媒体1aの回折格子層4に予め記
録しておく。再生過程では、ホログラム再生像から出射
された再生光8’を上記と同様にして集光器13で集光
して、光学系により光検出器15まで導き、光検出器1
5で再生光8’の光強度を検出することにより、記録情
報を再生する。
【0045】図5に示す再生方法と図17に示す従来の
DVDの再生方法とを比較すると明らかなように、螺旋
状トラック上に現れる光強度の濃淡からなるデジタル情
報を集光器13により集光し、光学系で光検出器15ま
で導き、光検出器15で検出する部分は、本実施形態は
従来のDVDの光学系と同一である。したがって、本実
施形態の再生方法は、参照光5を入射する必要があるこ
と以外は、図17に示す従来技術の再生方法と同様の光
学系(機構系、電気系も含む)を利用できる。即ち、本実
施形態の再生方法によれば、現在広く普及しているDV
Dと再生互換が可能となり、同じ再生ドライブを使用す
ることができる。
【0046】なお、再生においては、図17同様、ディ
スクの回転、集光器13を含む光学系の移動により、結
像面12上の所望の位置にある記録情報を検出する。ま
た、導波路媒体の形状としては、上記のようなディスク
形状以外に、カード形状あるいはチップ形状とすること
も可能であり同様の効果を奏する。この場合は、カー
ド、チップあるいは集光器13を含む光学系を移動(例
えば、結像面12と平行な面内で直交する2方向へ移
動)させて、結像面12上の所望の位置にある記録情報
を検出する。また、導波路媒体のサイズが光学系(例え
ば、集光器13)のサイズと同程度の場合には、導波路
媒体、光学系を移動させず、例えば、図7に示すような
マスク20の穴の位置を変えることにより、結像面12
上の所望の位置にある記録情報を検出できる。マスク2
0としては、例えば、液晶パネルを使用することによ
り、穴の位置を任意に変えることが可能である。
【0047】<E.第4実施形態>次に、本発明の第4
実施形態に係る導波路媒体1dの構成と再生方法につい
て図6を参照して説明する。図17に示す従来のDVD
では、再生用光105がレンズ104により、記録媒体
層101の所望の位置にのみ集光されるため、反射光1
06は再生用光105が照射された場所のみから出射す
る。即ち、再生用光105が十分小さく集光されていれ
ば隣接するビットからの情報が再生されることはない。
一方、本実施形態では、図4及び図5に示すように、ホ
ログラム再生像が参照光5を入射したコア層2の上方に
広い範囲で現れるため、検出対象のビットだけからでな
くその周辺ビットからも再生光8’が出射され、これが
ノイズの原因となる。
【0048】この周辺ビットからの再生光8’によるノ
イズを取り除く構成が図6(a)に示す導波路媒体1d
である。導波路媒体1dの上部には、マスク層18を配
置している。マスク層18は、常温では不透明となって
おり、加熱すると透明化する材料からなる。また、導波
路媒体1dでは、結像面12が導波路媒体1d内のマス
ク層18の下に配置されている。そして、加熱光19、
分岐器16及び集光器13がマスク層18を加熱する加
熱手段となる。
【0049】加熱光19を集光器13により検出対象の
ビット上のマスク層18に照射すると、マスク層18に
は加熱により透明部分ができ、その下にあるビットのみ
からの再生光8’が集光器13に集光され再生される。
ここで、加熱光19がマスク層18又は結像面12など
で反射されて光検出器15に入射すると、やはりノイズ
の原因になる。このノイズを取り除く方法としては以下
の2つが挙げられる。
【0050】第1方法は、図6(b),(c)に示すよ
うに、パルス状の加熱光19を照射して、マスク層18
を一時的に加熱し、透明化する方法である。パルス状加
熱光19をマスク層18に照射すると、マスク層18の
温度は急増して透明化する。パルス状加熱光19の照射
が終わると、マスク層18の温度は低下を始めるがある
一定の時間内はまだマスク層18の温度が高いためマス
ク層18は透明状態のままである。このパルス状加熱光
19の照射が終りマスク層18が透明状態となっている
タイミング(例えば図6(c)の矢印のタイミング)で、
再生光8’を検出すれば、再生光8’と加熱光19を時
間的に分離することができ、加熱光19によるノイズを
除去することができる。
【0051】第2方法は、加熱光19の波長として再生
光8’の波長と異なるものを使用し、光フィルタにより
(波長によって) 再生光8’から加熱光19を分離する
方法である。第2方法の場合、光検出器15の前段に再
生光8’の波長の光は透過し、加熱光19の波長の光は
透過しない光フィルタを設置する必要がある。なお、図
6(a)と図17(a)、(b)との比較から明らかな
ように、加熱光19は従来のDVDにおける記録用光1
03をそのまま利用できる。
【0052】また、上記周辺ビットからのノイズを取り
除く方法としては、マスク層18のような材料を用いた
マスク以外に、図7に示すように集光器13と結像面1
2の間にマスク20を設置し、検出対象のビット以外
(周辺ビット)からの再生光8’をカットする方法も挙
げられる。
【0053】<F.第5実施形態>次に、本発明の第5
実施形態に係るノイズ除去方法について図8を参照して
説明する。本実施形態は、図6及び図7に示す周辺ビッ
トからのノイズを取り除く形態の他の形態である。図8
(a)に示す光記録再生装置における部分Aの他の構成
が図8(b)に示す構成である。
【0054】結像面12に結像するホログラム再生像に
含まれる周辺ビットからの反射光は、光検出器15にお
いても周辺ビットとして検出される。そこで、光検出器
15の空間分解能を上げることにより、所望のビットの
情報のみを検出することができる。光検出器15の空間
分解能を上げるために、図8(a)に示すように、光検
出器15の手前に検出対象のビットからの再生光8’だ
けが通過するようマスク20’を設置する。あるいは、
図8(b)に示すように、光検出器15の受光部自体を
小さくして、光検出器15の空間分解能を上げてもよ
く、いずれも同様の効果を奏する。
【0055】<G.第6実施形態>次に、本発明の第6
実施形態に係る導波路媒体1eについて図9〜図11を
参照して説明する。本実施形態は、図2に示す第2実施
形態に係る導波路媒体1bの他の形態である。図9,図
10は導波路媒体1eに情報を記録する記録過程を示
し、図11は再生過程を示している。導波路媒体1e
は、WO型又はRAM型の光記録媒体であり、従来のD
VDよりも高密度大容量化が可能となるものである。
【0056】導波路媒体1eにおける記録媒体層9は、
二色吸収型又は二光子吸収型となっている。二色吸収型
又は二光子吸収型の記録媒体層9とは、物体光10と参
照光5,5’に加えて、励起光5”が当たった場所(前
記3つの光が当たった場所)のみが、物体光10と参照
光5,5’による干渉と励起光5”による励起により、
ホログラム記録可能となる媒体材料から成る記録媒体層
をいう。
【0057】また、導波路媒体1eは、図2に示す導波
路媒体1bと近似した構造であり、複数のコア層2と、
コア層2を挟むように配置した複数のクラッド層3と、
コア層2上部とクラッド層3との境界に配置した回折格
子層4とで構成された導波路基板1’eを有する。さら
に、導波路媒体1eは、導波路基板1’e上に配置した
記録媒体層9を有する。
【0058】図9は、導波路媒体1eの記録過程におけ
る物体光10と参照光5,5’の入射のしかたを示して
いる。図9(a)と図9(b)では、参照光5,5’の
入射位置が異なっている。図9(a)では、コア層2の
端面からコア層2に参照光5を入射させている。その参
照光5は、コア層2を伝搬光6として伝搬し、その伝搬
光6が回折格子層4により回折されて回折光7となって
記録媒体層9に照射する。さらに、導波路媒体1eの下
方から入射した物体光10を記録媒体層9に照射させ
る。図9(b)では、導波路媒体1eの下方から参照光
5’を入射させている。その他は図9(a)の場合と同
じである。
【0059】図10は、導波路媒体1eの記録過程にお
ける励起光5”の入射のしかたを示した図である。図1
0(a),(b),(c)では、それぞれ、励起光5”
の入射位置又は方向が異なっている。図10(a)で
は、コア層2の端面からコア層2に励起光5”を入射さ
せている。その励起光5”は、コア層2を伝搬光6’と
して伝搬し、伝搬光6’が回折格子層4により回折され
て回折光7’となって記録媒体層9に照射する。図10
(b)では、図9(b)に示す参照光5’と同様に導波
路媒体1eの下方から励起光5”を入射させている。図
10(c)では、図9に示す物体光10と同様にして、
導波路媒体1eの下方から励起光5”を入射させてい
る。但し、回折光7’、励起光5”は、図9に示す回折
光7、参照光5’及び物体光10と必ずしも等しく(等
しい角度で)入射させる必要はない。
【0060】記録過程における物体光10、参照光5,
5’及び励起光5”の組み合わせとしては、図9
(a),(b)に示す物体光10及び参照光5,5’に
ついての2つの態様の各々に対し、図10(a),
(b),(c)に示す励起光5”についての3つの態様
が適用でき、合計で6通りの態様となる。これらによ
り、物体光10(第1光)と回折光7又は参照光5’
(第2光)とによる干渉と、回折光7’又は励起光5”
(第3光)による励起とにより、記録媒体層9のうち前
記3つの光(第1〜第3光)が当たった場所のみに記録
情報がホログラム記録される。
【0061】図11は、導波路媒体1eの再生過程を示
している。図11(a)と図11(b)では、参照光
5,5’の入射位置が異なっている。図11(a)で
は、コア層2の端面からコア層2に参照光5を入射させ
ている。参照光5は、コア層2を伝搬光6として伝搬
し、その伝搬光6が回折格子層4により回折されて回折
光7とされ、その回折光7が記録媒体層9に入射する。
すると、回折光7が記録媒体層9で回折され、この回折
により記録媒体層9に記録された記録情報が再生光8と
なって導波路媒体1e上に出射する。図11(b)で
は、導波路媒体1eの下方から参照光5’を入射させて
いる。この参照光5’が記録媒体層9で回折され再生光
8となる。したがって、回折光7又は参照光5’が記録
媒体層9で回折され、記録媒体層9にホログラム記録さ
れた記録情報が再生光8として再生される。
【0062】そこで、記録過程において、回折光7又は
参照光5’の波面を変えることにより、記録媒体層9の
同じ場所に複数の記録情報を多重記録することができ
る。再生過程では、記録過程で用いた波面と等しい波面
の回折光7又は参照光5’を記録媒体層9に入射させる
ことにより、記録媒体層9に多重記録された複数の記録
情報の中から各々の記録情報を独立に再生することがで
きる。
【0063】波面を変える方法としては、例えば、参照
光5,5’又は回折光7の入射角度、位相などを変える
方法がある。複数の回折格子層4における各回折格子層
4から出射する回折光7の角度、位相などが異なるよう
に各回折格子層4を設計製造しておくことで、複数のコ
ア層2のなかから参照光5を入射させるコア層2を選択
することにより、回折光7の角度、位相などを制御でき
る。また、本実施形態の光記録再生装置は、図2に示す
第2実施形態と同様に、コア層2、クラッド層3、回折
格子層4、記録媒体層9の屈折率が非常に近い値を持つ
ため、多層化しても信号劣化が生じないので、多層化に
よる高密度大容量化が可能となる。
【0064】<H.第7実施形態>次に、本発明の第7
実施形態に係る導波路媒体1fについて、図12〜図1
4を参照して説明する。本実施形態は、図3に示す第3
実施形態に係る導波路媒体1cの他の形態である。図1
2,図13は導波路媒体1fに情報を記録する記録過程
を示し、図14は再生過程を示している。
【0065】導波路媒体1fは、WO型又はRAM型の
光記録媒体であり、従来のDVDよりも高密度大容量化
が可能となるものである。導波路媒体1fにおける記録
媒体層9は、上記二色吸収型又は二光子吸収型となって
いる。また、導波路媒体1fは、図3に示す導波路媒体
1cと近似した構造であり、複数のコア層2と、コア層
2を挟むように配置した複数のクラッド層3と、コア層
2上部とクラッド層3との境界に配置した記録媒体層9
とを有している。
【0066】図12は、導波路媒体1fの記録過程にお
ける物体光10と参照光5,5’の入射のしかたを示し
ている。図12(a)と図12(b)では、参照光5,
5’の入射位置が異なっている。図12(a)では、コ
ア層2の端面からコア層2に参照光5を入射させてい
る。その参照光5がコア層2を伝搬光6として伝搬し、
その伝搬光6が記録媒体層9にしみ出してなるエバネセ
ント光11と、導波路媒体1fの下方から入射した物体
光10とを記録過程で利用する。図12(b)では、導
波路媒体1fの下方から入射させた参照光5’と、導波
路媒体1fの下方から入射させた物体光10とを記録過
程で利用する。
【0067】図13は、導波路媒体1fの記録過程にお
ける励起光5”の入射のしかたを示した図である。図1
3(a),(b),(c)では、それぞれ、励起光5”
の入射位置又は方向が異なっている。図13(a)で
は、コア層2の端面からコア層2に励起光5”を入射さ
せている。その励起光5”は、コア層2を伝搬光6’と
して伝搬し、伝搬光6’が記録媒体層9にしみ出してエ
バネセント光11’となる。このエバネセント光11’
を記録過程で利用する。図13(b)では、図12
(b)に示す参照光5’と同様にして、導波路媒体1f
の下方から励起光5”を入射させている。図13(c)
では、図12に示すの物体光10と同様にして、導波路
媒体1fの下方から励起光5”を入射させている。但
し、励起光5”は、図12に示す参照光5’、物体光1
0と必ずしも等しく(等しい角度で)入射させる必要は
ない。
【0068】記録過程における物体光10、参照光5,
5’及び励起光5”の組み合わせとしては、図12
(a),(b)に示す物体光10及び参照光5,5’に
ついての2つの態様の各々に対し、図13(a),
(b),(c)に示す励起光5”についての3つの態様
が適用でき、合計で6通りの態様となる。これらによ
り、物体光10(第1光)とエバネセント光11又は参
照光5’(第2光)とによる干渉と、エバネセント光1
1’又は励起光5”(第3光)による励起とにより、記
録媒体層9のうち前記3つの光(第1〜第3光)が当た
った場所のみに記録情報がホログラム記録される。
【0069】図14は、導波路媒体1fの再生過程を示
している。図14(a)と図14(b)では、参照光
5,5’の入射位置が異なっている。図14(a)で
は、コア層2の端面からコア層2に参照光5を入射させ
ている。参照光5は、コア層2を伝搬光6として伝搬
し、伝搬光6は記録媒体層9により回折され、記録媒体
層9に記録された記録情報が再生光8として導波路媒体
1上に出射する。図14(b)では、導波路媒体1fの
下方から参照光5’を入射させている。この参照光5’
が記録媒体層9により回折され、記録媒体層9に記録さ
れた記録情報が再生光8として導波路媒体1上に出射す
る。即ち、記録媒体層9にホログラム記録された記録情
報が再生光8として再生される。そこで、記録過程にお
いて、例えば、複数設けられたコア層2の中から参照光
5を入射させるコア層2を選択することにより、複数の
記録媒体層9の中から記録対象とする記録媒体層9を選
択できる。再生過程では、例えば、複数設けられたコア
層2の中から参照光5を入射させるコア層2を選択する
ことにより、各記録媒体層9に記録された記録情報を各
記録媒体層9ごとに独立に再生できる。
【0070】また、本実施形態の光記録再生装置は、図
3に示す第3実施形態と同様に、コア層2、クラッド層
3、記録媒体層9の屈折率が非常に近い値を持つため、
多層化しても信号劣化が生じないので、多層化による高
密度大容量化が可能となる。
【0071】なお、図2に示す第2実施形態おいても図
11(b)に示す再生方法が適用可能であり、図3に示
す第3実施形態においても図12(b)に示す記録方法
及び図14(b)に示す再生方法が適用可能である。
【0072】<I.第8実施形態>再生光8から記録情
報を検出する方法としては、上記の方法以外に、二次元
的なホログラム再生像が結像する位置(結像面12)
に、微小光検出器(微小受光素子)を配置し、ホログラ
ム再生像を1ビットづつ検出する方法、ラインスキャン
型の光検出器を用いて、ホログラム再生像をラインスキ
ャンして検出する方法、及びCCD,CMOSなどから
なる二次元的な光検出器を用いて、ホログラム再生像を
一度にあるいは数度に分けて検出する方法が挙げられ
る。
【0073】<J.第9実施形態>次に、本発明の第9
実施形態について図15を参照して説明する。上記実施
形態においては、参照光5及び励起光5”をコア層2へ
入射させるために、導波路媒体1aの端面から入射させ
ていた。本実施形態では、図15(a)に示すように、
導波路媒体1a(又は導波路媒体1b,1c,1d,1
e,1f)の中に、クラッド層3、回折格子層4及びコ
ア層2と45度の角度で接する45度ミラー17を1つ
あるいは複数形成している。そして、導波路媒体1aの
上方又は下方から照射させた参照光5、励起光5”を集
光器13’で集光して、45度ミラー17への入射位置
を制御することで、所望のコア層2へ参照光5、励起光
5”を入射させる。
【0074】他の方法としては、図15(b)に示すよ
うに、各コア層2の一部に、各コア層2に固有の角度で
参照光5、励起光5”が結合するよう設計したグレーテ
ィング4’を形成する。そして、参照光5又は励起光
5”の入射角度を制御することにより、所望のコア層2
を選択し入射させる。グレーティング4’としては、回
折格子層4の一部を利用することもできる。上記いずれ
の方法も同様の効果を奏する。
【0075】回折格子層4及びグレーティング4’とし
ては、矩形波状の形状をした溝を有してなるもの、鋸歯
状の形状をした溝を有してなるもの、正弦波状の形状を
した溝を有してなるもの、及び屈折率の変化により回折
機能が形成されるものが挙げられ、いずれも同様の効果
を奏する。例えば、矩形波形状の溝の高さを高くするこ
とにより、回折効率を大きくすることができ、また矩形
波形状の波長を変えることにより回折角度を制御するこ
とができる。
【0076】<K.具体例>また、記録媒体層9として
は、一般的なホログラム記録で用いられる光学的記録材
料であればよい。これは例えば、フォトポリマに代表さ
れるような光重合性材料、重クロム酸アンモニウム−ポ
リビニルアルコール系材料に代表されるような光架橋性
材料、フォトクロミック材料、アゾ色素をPMMAにド
ープした材料に代表されるような光異性化材料、あるい
は、LiNbO3、BaTiO3、Bi 12SiO20(BS
O)などの無機誘電体結晶に代表されるフォトリフラク
ティブ材料もしくはポリマ系フォトリフラクティブ材料
等が挙げられ、いずれも同様の効果を奏する。
【0077】また、集光器13,13’,14として
は、例えばレンズを使用し、分岐器16としては、例え
ばビームスプリッタを使用し、光検出器15としては、
例えばフォトダイオード、CCD、CMOSなどを使用
することができる。また、結像面12が導波路媒体1の
上にある場合、結像面12は、上記のようにある空間上
の(仮想的な)面であってもよく、あるいは実際にスク
リーン等が設置された面でもあってもよく、いずれも同
様の効果を奏する。
【0078】また、上記実施形態では、各光を平行な直
線矢印によって図示しているが、これはこれらの光のお
おまかな様子及び全体としての方向を示したもので、こ
れらが平行光であるという意味では必ずしもない。例え
ば、図16に示すように、結像面12におけるある明る
い箇所(結像面上の明点12’)は、参照光5が入射し
たコア層2の上の回折格子層4全体から波線矢印のよう
に再生光8が集まり形成される。再生光8’は、再生光
8が結像面上の明点12’を通過した光として結像面上
の明点12’から出射する。集光器13は、図16に示
すように再生光8’の一部を集光する。
【0079】また、上記の実施形態では、導波路媒体が
コア層2、クラッド層3、回折格子層4(又は記録媒体
層9)を有する構成について説明した。しかし、本発明
は、これに限定されるものではなく、導波路媒体はコア
層2が1つ、クラッド層3が2つ、回折格子層4(又は
記録媒体層9)が1つからなる構成としてもよく、いず
れも同様の効果を奏する。
【0080】また、図2、図9、図10及び図11に示
す導波路媒体1b,1eにおいて、記録媒体層9は、導
波路基板1’b,1’eの上下いずれかの片面に配置さ
れていても、あるいは両面に配置されていてもよく、い
ずれも同様の効果を奏する。また、記録媒体層9は、導
波路基板1’b,1’eと空間的に離れて配置されてい
てもよく、いずれも同様の効果を奏する。また、記録媒
体層9は、導波路基板1’b,1’eと接着剤により接
着されていても、接着剤なしで固定されていてもよく、
いずれも同様の効果を奏する。また、記録媒体層9及び
導波路媒体1a,1b,1c,1d,1e,1fは、上
下いずれかの片面又は両面が保護膜により挟まれていて
も、あるいは保護膜などにより周囲を覆われていてもよ
く、いずれも同様の効果を奏する。
【0081】また、回折格子層4と、図3、図12から
図14における記録媒体層9とは、コア層2上部とクラ
ッド層3との境界だけでなく、コア層2下部とクラッド
層3との境界、あるいはコア層2の上下両部とクラッド
層3との境界に配置してもよく、いずれも同様の効果を
奏する。
【0082】また、物体光10、参照光5’及び励起光
5”は、導波路媒体の下方から入射させても上方から入
射させてもよく、いずれも同様の効果を奏する。また、
参照光5及び励起光5”は、導波路媒体の左側から入射
させても右側から入射させてもよく、いずれも同様の効
果を奏する。なお、上記光(参照光5、励起光5”、物
体光10など)の入射方向が変わると、伝搬光6,
6’、回折光7,7’、再生光8、エバネセント光1
1,11’の出射方向も必然的に変わるが、これらの出
射方向が変わっても上記と同様の効果を奏する。
【0083】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、回折格子層(又は記録媒体層、以下同じ)に
は、記録情報がホログラム記録され、コア層に参照光を
入射させると、参照光はコア層を伝搬光として伝搬し、
伝搬光は回折格子層により回折され、回折格子層に記録
された記録情報を再生光として出射してホログラム再生
像を結像し、ホログラム再生像からの再生光の光強度を
検出することにより、前記記録情報を再生するので、コ
ア層、回折格子層及びクラッド層などを多層化しても記
録情報の信号劣化が非常に小さくなり、多層化による記
録情報の高密度大容量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る導波路媒体の構
成と再生過程を示す断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態に係る導波路媒体の構
成と記録・再生過程を示す断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態に係る導波路媒体の構
成と記録・再生過程を示す断面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係る導波路媒体に記
録された情報の再生方法を示す概念図である。
【図5】 本発明の第1実施形態に係る導波路媒体に記
録された情報の再生方法の詳細を示す概念図である。
【図6】 本発明の第4実施形態に係る導波路媒体の構
成と再生方法を示す概念図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る導波路媒体とノイズ
除去方法を示す概念図である。
【図8】 本発明の第5実施形態に係るノイズ除去方法
を示す概念図である。
【図9】 本発明の第6実施形態に係る導波路媒体と記
録過程を示す断面図である。
【図10】 本発明の第6実施形態に係る導波路媒体と
他の記録過程を示す断面図である。
【図11】 本発明の第6実施形態に係る導波路媒体と
再生過程を示す断面図である。
【図12】 本発明の第7実施形態に係る導波路媒体と
記録過程を示す断面図である。
【図13】 本発明の第7実施形態に係る導波路媒体と
他の記録過程を示す断面図である。
【図14】 本発明の第7実施形態に係る導波路媒体と
再生過程を示す断面図である。
【図15】 本発明の第9実施形態に係る参照光などの
入射方法を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施形態における再生光の形成過
程を示す説明図である。
【図17】 従来のDVDの媒体の断面と記録再生方法
を示す模式図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,1f 導波路媒体 1’b,1’e 導波路基板 2 コア層 3 クラッド層 4 回折格子層 4’ グレーティング 5,5’ 参照光 5” 励起光 6,6’ 伝搬光 7,7’ 回折光 8,8’ 再生光 9 記録媒体層 10 物体光 11,11’ エバネセント光 12 結像面 12’ 結像面上の明点 13,13’ ,14 集光器 15 光検出器 16 光分岐器 17 45度ミラー 18 マスク層 19 加熱光 20,20’ マスク 100 媒体 101 記録媒体層 102 分離層 103 記録用光 104,104’ レンズ 105 再生用光 106 反射光 107 ビームスプリッタ 108 光検出器 109 再生光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 雅浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 遠藤 勝博 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2K008 AA04 BB05 CC01 DD02 DD03 DD13 DD15 DD23 EE01 EE04 EE07 HH01 HH06 HH18 5D090 AA01 BB12 CC01 CC04 CC14 DD01 FF11 FF50

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子層
    とを少なくとも有して構成される導波路媒体を用いる光
    記録再生方法であって、 前記回折格子層には、記録情報がホログラム記録されて
    おり、 前記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記コア層
    内を伝搬光として伝搬して前記回折格子層により回折さ
    れ、前記回折格子層に記録された記録情報が含まれる再
    生光が出射されてホログラム再生像として結像した場合
    に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、 集光された当該光を光学系により光検出器まで導き、当
    該光検出器で当該光の光強度を検出することを特徴とす
    る光記録再生方法。
  2. 【請求項2】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子層
    とを少なくとも有して構成される導波路基板を有すると
    ともに、前記導波路基板の片面あるいは両面に配置した
    記録媒体層を有して構成される導波路媒体を用いる光記
    録再生方法であって、 前記記録媒体層には、記録情報がホログラム記録されて
    おり、 前記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記コア層
    内を伝搬光として伝搬して前記回折格子層により回折光
    として回折され、当該回折光が前記記録媒体層により回
    折され、前記記録媒体層に記録された記録情報が含まれ
    る再生光が出射されてホログラム再生像として結像した
    場合に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、 集光された当該光を光学系により光検出器まで導き、前
    記光検出器で当該光の光強度を検出することを特徴とす
    る光記録再生方法。
  3. 【請求項3】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の記録媒体層
    とを少なくとも有して構成される導波路媒体を用いる光
    記録再生方法であって、 前記記録媒体層には、記録情報がホログラム記録されて
    おり、 前記コア層に参照光を入射し、当該参照光が前記コア層
    内を伝搬光として伝搬して前記記録媒体層により回折さ
    れ、前記記録媒体層に記録された記録情報が含まれる再
    生光が出射されてホログラム再生像として結像した場合
    に、当該ホログラム再生像を集光器で集光し、 集光された当該光を光学系により光検出器まで導き、当
    該光検出器で当該光の光強度を検出することを特徴とす
    る光記録再生方法。
  4. 【請求項4】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子層
    とを少なくとも有して構成される導波路基板を有すると
    ともに、前記導波路基板の片面あるいは両面に配置した
    記録媒体層を有して構成される導波路媒体を用いる光記
    録再生方法であって、 記録過程では、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光を入射した
    際、当該参照光が前記コア層内を伝搬光として伝搬して
    前記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射
    される回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方の
    いずれか一方から入射した参照光とのいずれか一方と、 前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射させた物体光とを前記記録媒体層で干渉させ、 前記コア層の端面から前記コア層に励起光を入射した
    際、当該励起光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記回折格子層により回折され、前記記録媒体層に照射さ
    れる回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のい
    ずれか一方から入射した励起光とのいずれか一方によっ
    て、前記記録媒体層で干渉させた部位を励起させること
    により、前記記録媒体層に記録情報をホログラム記録
    し、 再生過程では、 前記コア層の端面から前記コア層に参照光を入射した
    際、当該参照光が前記コア層内を伝搬光として伝搬して
    前記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射
    される回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方の
    いずれか一方から入射した参照光とのいずれか一方が、
    前記記録媒体層で回折されることで、前記記録媒体層に
    ホログラム記録された記録情報を含む再生光が出射した
    場合に、当該再生光に含まれる前記記録情報を検出する
    ことを特徴とする光記録再生方法。
  5. 【請求項5】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の記録媒体層
    とを少なくとも有して構成される導波路媒体を用いる光
    記録再生方法であって、 記録過程では、 前記コア層の端面から前記コア層に参照光を入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記記録媒体層にしみ出したエバネセント光と、前記導波
    路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射した
    参照光とのいずれか一方と、 前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射させた物体光とを前記記録媒体層で干渉させ、 前記コア層の端面から前記コア層に励起光を入射した
    際、当該励起光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記記録媒体層にしみ出したエバネセント光と、前記導波
    路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射した
    励起光とのいずれか一方によって、前記記録媒体層で干
    渉させた部位を励起させることにより、前記記録媒体層
    に記録情報をホログラム記録し、 再生過程では、 前記コア層の端面から前記コア層に参照光を入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬してなる伝搬光と、
    前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射した参照光とのいずれか一方が、前記記録媒体層で
    回折されることで、前記記録媒体層にホログラム記録さ
    れた記録情報を含む再生光が出射した場合に、当該再生
    光に含まれる前記記録情報を検出することを特徴とする
    光記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記導波路媒体の上部あるいは上方に、
    加熱すると透明化するマスクを配置し、前記記録情報の
    再生をするときに、前記マスクにおける前記導波路媒体
    の再生部分の上の部位を加熱することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1項記載の光記録再生方法。
  7. 【請求項7】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けられているとともに記録
    情報がホログラム記録されている1つ以上の回折格子層
    とを少なくとも有して構成される導波路媒体を有してな
    る光記録再生装置であって、 前記導波路媒体は、前記コア層に参照光が入射した際、
    当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前記回
    折格子層により回折され、前記回折格子層に記録された
    記録情報が含まれる再生光として出射して、ホログラム
    再生像を結像させるものであり、 前記ホログラム再生像を集光する集光器と、 当該集光器によって集光された光の光強度を検出する光
    検出器とを有することを特徴とする光記録再生装置。
  8. 【請求項8】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子層
    とを少なくとも有して構成される導波路基板と、当該導
    波路基板の片面あるいは両面に配置されているとともに
    記録情報がホログラム記録される記録媒体層とから構成
    される導波路媒体とを有してなる光記録再生装置であっ
    て、 前記導波路媒体は、前記コア層に参照光が入射した際、
    当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前記回
    折格子層により回折光として回折され、当該回折光が前
    記記録媒体層により回折され、前記記録媒体層に記録さ
    れた記録情報が含まれる再生光として出射して、ホログ
    ラム再生像を結像させるものであり、 前記ホログラム再生像を集光する集光器と、 当該集光器によって集光された光の光強度を検出する光
    検出器とを有することを特徴とする光記録再生装置。
  9. 【請求項9】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟む
    ように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層と
    前記クラッド層との境界に設けられているとともに記録
    情報がホログラム記録される1つ以上の記録媒体層とを
    少なくとも有して構成される導波路媒体を有してなる光
    記録再生装置であって、 前記導波路媒体は、前記コア層に参照光が入射した際、
    当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前記記
    録媒体層により回折され、前記記録媒体層に記録された
    記録情報が含まれる再生光として出射して、ホログラム
    再生像を結像させるものであり、 前記ホログラム再生像を集光する集光器と、 当該集光器によって集光された光の光強度を検出する光
    検出器とを有することを特徴とする光記録再生装置。
  10. 【請求項10】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟
    むように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層
    と前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子
    層とを少なくとも有して構成される導波路基板と、当該
    導波路基板の片面あるいは両面に配置されているととも
    に記録情報がホログラム記録される記録媒体層とから構
    成される導波路媒体とを有してなる光記録再生装置であ
    って、 前記導波路媒体は、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射す
    る回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいず
    れか一方から入射した参照光とのいずれか一方と、 前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射した物体光とが前記記録媒体層で干渉し、 前記コア層の端面から当該コア層に励起光が入射した
    際、当該励起光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射す
    る回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいず
    れか一方から入射した励起光とのいずれか一方によっ
    て、前記記録媒体層が励起することで、 前記記録媒体層における前記干渉が生じた部位と前記励
    起が生じた部位との重複部分に記録情報がホログラム記
    録されるものであるとともに、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射す
    る回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいず
    れか一方から入射した参照光とのいずれか一方を、前記
    記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホログラム記
    録された記録情報を含む再生光を出射するものであるこ
    とを特徴とする光記録再生装置。
  11. 【請求項11】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟
    むように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層
    と前記クラッド層との境界に設けられるとともに記録情
    報がホログラム記録される1つ以上の記録媒体層とを少
    なくとも有して構成される導波路媒体を有してなる光記
    録再生装置であって、 前記導波路媒体は、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記記録媒体層にしみ出したエバネセント光と、前記導波
    路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射した
    参照光とのいずれか一方と、 前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射した物体光とが前記記録媒体層で干渉し、 前記コア層の端面から当該コア層に励起光が入射した
    際、当該励起光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記記録媒体層にしみ出したエバネセント光と、前記導波
    路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から入射させ
    た励起光とのいずれか一方によって、前記記録媒体層が
    励起することで、 前記記録媒体層における前記干渉が生じた部位と前記励
    起が生じた部位との重複部分に記録情報がホログラム記
    録されるものであるとともに、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬してなる伝搬光と、
    前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射した参照光とのいずれか一方を、前記記録媒体層で
    回折して、前記記録媒体層にホログラム記録された記録
    情報を含む再生光を出射するものであることを特徴とす
    る光記録再生装置。
  12. 【請求項12】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟
    むように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層
    と前記クラッド層との境界に設けた1つ以上の回折格子
    層とを少なくとも有して構成される導波路基板と、当該
    導波路基板の片面あるいは両面に配置されているととも
    に記録情報がホログラム記録される記録媒体層とから構
    成される導波路媒体とを有してなる光記録再生装置であ
    って、 前記導波路媒体は、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬光として伝搬して前
    記回折格子層により回折されて前記記録媒体層に照射す
    る回折光と、前記導波路媒体の上方あるいは下方のいず
    れか一方から入射した参照光とのいずれか一方を、前記
    記録媒体層で回折して、前記記録媒体層にホログラム記
    録された記録情報を含む再生光を出射するものであるこ
    とを特徴とする光記録再生装置。
  13. 【請求項13】 1つ以上のコア層と、前記コア層を挟
    むように配置した2つ以上のクラッド層と、前記コア層
    と前記クラッド層との境界に設けられるとともに記録情
    報がホログラム記録される1つ以上の記録媒体層とを少
    なくとも有して構成される導波路媒体を有してなる光記
    録再生装置であって、 前記導波路媒体は、 前記コア層の端面から当該コア層に参照光が入射した
    際、当該参照光が前記コア層を伝搬してなる伝搬光と、
    前記導波路媒体の上方あるいは下方のいずれか一方から
    入射した参照光とのいずれか一方を、前記記録媒体層で
    回折して、前記記録媒体層にホログラム記録された記録
    情報を含む再生光を出射するものであることを特徴とす
    る光記録再生装置。
  14. 【請求項14】 前記光記録再生装置は、 前記導波路媒体の上部あるいは上方に配置されて加熱す
    ると透明化するマスクと、 前記記録情報の再生をするときに、前記マスクにおける
    前記導波路媒体の再生部分の上の部位を加熱する加熱手
    段とを有することを特徴とする請求項7乃至13のいず
    れか1項記載の光記録再生装置。
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