JP2004170266A - 地図情報表示方法および地図情報表示装置 - Google Patents

地図情報表示方法および地図情報表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ量の増加をきたすことなく、車載環境では、地図の視認性を損ねないように、限定された関連情報を表示することができ、非車載環境では、情報の閲覧および取得に適するように、多くの関連情報を表示することができるようにする。
【解決手段】装置のCPUは、装置が車載用クレードルにセットされているか否かなどによって、装置が車載状態にあるか否かを判断する。車載状態にある場合には、関連情報として、駐車場71、ガソリンスタンド72などを選択して、地図情報による地図画面に重ねて表示する。非車載状態にある場合には、関連情報として、公衆トイレ、ホテルなどを追加して、同じ地図情報による地図画面に重ねて表示する。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ナビゲーション用などにディスプレイ上に地図および関連情報を表示する方法、および、ディスプレイ上に地図および関連情報を表示することができる地図情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイなどのディスプレイ上に地図を表示できる装置の多くは、駐車場、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ホテルなどの施設や店舗を表す関連情報、いわゆるPOI(Point Of Interest)情報を、アイコンとして地図画面に重ねて表示する機能を備えている。
【0003】
このように地図および関連情報を表示できる装置にも、2種類ある。一つは、カーナビゲーション装置のように車載環境で使用するものであり、もう一つは、PC(パーソナルコンピュータ)のように車載以外の環境で使用するものである。
【0004】
さらに、最近では、ナビゲーション装置として、車載環境でカーナビゲーション装置として使用できるだけでなく、車外や屋内などの非車載環境でも使用することができる携帯型の装置が考えられ、市販されている。
【0005】
そこで、特許文献1(特開平11−272167号公報)には、携帯型の端末装置で、装置を手元から離して車載アダプタに装着して使用する場合には、表示部上に表示情報を拡大表示し、装置を車載アダプタから外して手元で使用する場合には、表示部上に表示情報を縮小表示することが示されている。
【0006】
また、特許文献2(特開2002−31538公報)には、携帯可能なナビゲーション装置で、車載用に使用する場合には、道路を主体に広い範囲の地図を表示し、持ち歩いて使用する場合には、歩行者がいる位置の周辺の施設などを含む限られた範囲の地図を表示することが示されている。また、特許文献2には、ナビゲーション装置を車内のスタンドにセットすると、スタンドに設けられたスイッチによって、車載用に使用されることが自動的に検出される車載/非車載の検出機構が示されている。
【0007】
さらに、特許文献3(特開2001−317947公報)には、車両の内外で使用できるナビゲーション装置で、車内では、車両の誘導に適するように、広い範囲の地図を表す第1の地図ファイルを用い、車外では、歩行に適するように、狭い範囲の地図を表す第2の地図ファイルを用いることが示されている。
【0008】
また、特許文献4(特開平7−244458号公報)には、車載用のナビゲーションシステムなどに用いられる地図情報表示装置で、文字表示キーが押されることによって、地図上の学校、郵便局、神社などを表す記号の近傍に、学校、郵便局、神社などの名称を表す文字を表示することが示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−272167号公報。
【特許文献2】
特開2002−31538公報。
【特許文献3】
特開2001−317947公報。
【特許文献4】
特開平7−244458号公報。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、関連情報の表示については、車載環境であるか否かによってユーザの要求が大きく異なる。
【0011】
具体的に、車載環境では、ユーザは運転に集中していて、地図の表示は運転を補助するものとして用いられる。したがって、関連情報についても、例えば駐車場やガソリンスタンドのような、運転の補助となり得る種類や量に限定されて表示されるべきである。この場合に多くの関連情報が表示されると、地図の視認性を損ね、本来の誘導機能を損ねる結果となる。
【0012】
これに対して、非車載環境では、地図の表示は情報の閲覧および取得が主な目的であり、しかも、車載環境とは異なり、ユーザは画面を凝視することができるので、より多くの関連情報が表示されることが、ユーザの要求に沿うものとなる。
【0013】
そこで、特許文献2または3に記載のような、車載環境用の地図情報ファイルと非車載環境用の地図情報ファイルとを用意して、車載環境であるか否かによって両者を切り替えるという考えを利用して、車載環境と非車載環境の両方で使用することができる地図情報表示装置として、地図上に限定された種類または量の関連情報を印した車載環境用の地図情報ファイルと、地図上に多くの種類または量の関連情報を印した非車載環境用の地図情報ファイルとを用意して、車載環境であるか否かによって両者を切り替えるようにすることが考えられる。
【0014】
しかしながら、このように2種類の地図情報ファイルを用意すると、データ量が著しく増加し、地図情報ファイルを記憶するメディアやメモリとして大容量のものが必要となる。
【0015】
そこで、この発明は、データ量の増加をきたすことなく、車載環境では、地図の視認性を損ねないように、限定された関連情報を表示することができ、非車載環境では、情報の閲覧および取得に適するように、多くの関連情報を表示することができるようにしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の地図情報表示方法は、
地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断して、車載状態にある場合には、相対的に少ない種類または量の関連情報を選択して、地図情報による地図画面に重ねて表示し、非車載状態にある場合には、相対的に多い種類または量の関連情報を選択して、前記地図情報による地図画面に重ねて表示するものである。
【0017】
上記の地図情報表示方法では、車載環境では、限定された関連情報が表示されるので、地図の視認性を損ねないとともに、非車載環境では、多くの関連情報が表示されるので、情報の閲覧および取得に好適となる。
【0018】
しかも、地図情報は共通にして、車載環境では、少ない種類または量の関連情報を選択して、共通の地図情報による地図画面に重ねて表示し、非車載環境では、多くの種類または量の関連情報を選択して、共通の地図情報による地図画面に重ねて表示するので、車載環境用の地図情報および関連情報のファイルと非車載環境用の地図情報および関連情報のファイルとを用意して、車載環境であるか否かによって両者を切り替える方法とは異なり、データ量が増加せず、地図情報および関連情報のファイルを記憶するメディアやメモリの記憶容量を増加させる必要がない。
【0019】
【発明の実施の形態】
〔システムの実施形態:図1〜図3〕
図1は、この発明の地図情報表示装置の一実施形態を示し、GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーション装置として構成した場合である。
【0020】
この実施形態のナビゲーション装置10は、CPU11を備え、そのバス12に、CPU11が実行すべき後述の処理ルーチンなどのプログラムや各種の固定データなどが書き込まれたROM13、およびCPU11のワークエリアなどとして機能するRAM14が接続される。
【0021】
また、バス12には、入力インタフェース16を介して操作入力部17が接続され、表示処理部18を介してLCD(液晶ディスプレイ)19が接続されるとともに、入力インタフェース21を介してノイズセンサ22が接続される。
【0022】
操作入力部17は、各種キー(キーボード)、マウス、タッチパッド、ジョイスティック、リモートコントローラおよびこれからの遠隔操作信号を受信する信号受信部、またはLCD19の表示画面上に設けられたタッチパネルなどによって構成される。
【0023】
ノイズセンサ22は、車両走行時に発生するロードノイズ、車両の電源ノイズであるオルタネータノイズ、エンジンの点火ノイズなどを検出するものである。
【0024】
また、ナビゲーション装置10は、GPSアンテナ25、GPS受信部26および測位演算部27からなるGPS受信機24を備え、その測位演算部27からの測位出力、すなわちナビゲーション装置10の位置を示す情報が、バス12に送出される。
【0025】
さらに、バス12には、記憶装置ドライバ31を介して、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクなどの記憶装置32が接続される。
【0026】
記憶装置32には、地図情報、関連情報、描画色、描画パターンなどのデータが格納される。地図情報は、地形、地名、道路、一方通行の表示などの情報を表したものであり、関連情報は、地図情報による地図画面に重ねて表示される、駐車場やガソリンスタンドなどの後述する施設や店舗を表したものである。
【0027】
ただし、関連情報は、駐車場やガソリンスタンドなど、施設や店舗の種類ごとに、別個のデータファイルとして記憶装置32に格納され、種類ごとに選択されて、記憶装置32から読み出される。
【0028】
さらに、関連情報は、あらかじめ、一部の種類が、車載環境で表示されるものとして設定される。ただし、ユーザが操作入力部17での操作によって、その設定を変更することができるように、ナビゲーション装置10が構成される。
【0029】
さらに、バス12には、DSP(Digital Signal Processor)などによって構成されたナビゲーション処理部34、および描画用のVRAM(ビデオRAM)35が接続される。
【0030】
ナビゲーション処理部34は、記憶装置32から、地図情報および関連情報を読み出して、VRAM35上に関連情報が付加された地図を描画し、その地図上にGPS受信機24によって測定された位置を印し、目的地に至る最適経路を探索するなどの、ナビゲーション用の各種処理を行うものである。
【0031】
また、バス12には、通信インタタフェース37を介して通信端子38が接続され、当該のナビゲーション装置10が、外部機器との間で有線または無線による通信を行うことができるように構成される。
【0032】
一般に、カーナビゲーション装置などの車載用機器は、車両の電装系との接続を行わなければならない場合が多く、専門の業者に取り付けを依頼する必要があるが、このことは、機器の普及を図る上での障害の一つとなっている。
【0033】
一方、図2に示すように、車載用機器1に対してシガー電源コネクタ2によって電源を供給する場合には、取り付けの点での障害は無くなるが、セーフティモードの切り替えに必要な信号などを得ることができず、安全対策を十分に行うことができない。
【0034】
これに対して、この発明の地図情報表示装置、例えば、ナビゲーション装置10としては、車両に容易に装着し、車両から容易に取り外すことができ、例えば、図3に示すように、商用電源コンセント4に電源アダプタ5を接続することによって商用電源でも駆動することができ、屋内でも使用することができるものを想定する。
【0035】
このようなナビゲーション装置10において、以下のように、車載状態にあるか否かを判断し、車載状態にあるか否かに応じて関連情報の表示態様を切り替える。
【0036】
〔車載/非車載の判別および関連情報の表示態様:図4〜図10〕
(ユーザが車載/非車載を指示する場合)
第1の例として、車載環境であるか否かをユーザが指示するように構成することができる。
【0037】
例えば、ナビゲーション装置10の電源をオンにすると、LCD19上に、図4に示すような入力用画面7が表示され、ユーザが「はい」の部分7aを指示すると、CPU11は当該のナビゲーション装置10が車載状態にあると判断し、ユーザが「いいえ」の部分7bを指示すると、CPU11は当該のナビゲーション装置10が非車載状態にあると判断するように、ナビゲーション装置10を構成する。
【0038】
図5に、この場合のCPU11が実行する処理ルーチンの一例を示す。この例の処理ルーチンでは、CPU11は、まずステップ41で、操作入力部17での指示を取り込み、次にステップ42で、その指示内容から、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあるか否かを判断する。
【0039】
そして、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあると判断した場合には、ステップ42からステップ43に進んで、地図画面に重ねて表示する関連情報の種類を制限する表示モードを選択し、当該のナビゲーション装置10が非車載状態にあると判断した場合には、ステップ42からステップ44に進んで、地図画面に重ねて表示する関連情報の種類を制限しない表示モードを選択する。
【0040】
具体的に、車載環境では、表示される関連情報は、図9に示すように、駐車場71、ガソリンスタンド72、コンビニエンスストア73、ファーストフード店74、デパート75などに制限される。したがって、道路が関連情報で隠れてしまうことがなく、関連情報によって地図の視認性を損ねることがない。
【0041】
これに対して、非車載環境では、表示される関連情報として、図10に示すように、図9に示した駐車場やガソリンスタンドなどに対して、公衆トイレ81、ホテル82、病院83、花屋84、車両修理業者85などが加えられる。したがって、情報の閲覧および取得に好適となる。
【0042】
ただし、図9および図10の例は、デフォルトとして設定されたもので、上述したようにユーザの選択によって、車載環境で表示される関連情報の種類を、図9に示したものと変更し、または、非車載環境で表示される関連情報として、一部の種類を除外することができる。
【0043】
(ノイズ検出による車載/非車載の判別)
第2の例として、図1のようにノイズセンサ22を設ける場合には、その出力からCPU11が、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあるか否かを判断するように構成することができる。
【0044】
この場合、上述したロードノイズ、オルタネータノイズ、エンジン点火ノイズなどが検出された場合には、CPU11が当該のナビゲーション装置10が車載状態にあると判断し、これらのノイズが検出されない場合には、CPU11が当該のナビゲーション装置10が非車載状態にあると判断するように、ナビゲーション装置10を構成する。
【0045】
この場合のCPU11が実行すべき処理ルーチンは、図5の処理ルーチンにおいて、ステップ41で、操作入力部17での指示に代えて、ノイズセンサ22の検出結果を取り込むものとすればよい。関連情報の表示については、第1の例と同じである。
【0046】
(自律航法デバイスによる車載/非車載の判別)
第3の例として、図1のようにGPS受信機24を備える場合には、その出力からCPU11が、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあるか否かを判断するように構成することができる。
【0047】
この場合、GPS受信機24によって測定された位置が変化する場合には、CPU11が当該のナビゲーション装置10が車載状態にあると判断し、GPS受信機24によって測定された位置が変化しない場合には、CPU11が当該のナビゲーション装置10が非車載状態にあると判断するように、ナビゲーション装置10を構成する。
【0048】
この場合のCPU11が実行すべき処理ルーチンは、図5の処理ルーチンにおいて、ステップ41で、操作入力部17での指示に代えて、GPS受信機24の測定出力を取り込むものとすればよい。関連情報の表示については、上述した各例と同じである。
【0049】
なお、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあるか否かを判断するための自律航法デバイスとしては、GPS受信機以外に、ジャイロ、光ファイバジャイロ、車速センサ、加速度センサなどを用いることができる。
【0050】
(車載用クレードルへのセットによる車載/非車載の判別)
ナビゲーションシステムを、車載用クレードルと、これに対して装着または離脱される端末としてのナビゲーション装置とによって構成し、端末としてのナビゲーション装置が車載用クレードルに装着されているか否かによって、車載環境であるか否かを判断するように構成することもできる。
【0051】
図6は、この場合のナビゲーションシステムの一例を示し、(A)は車載用クレードル、(B)は端末としてのナビゲーション装置である。
【0052】
この例の車載用クレードル90は、前面91に後述のナビゲーション装置10の背面51に形成された窓に挿入される突起92が形成され、底部前方に電源接点93および通信接点94が形成され、背面にケーブル95が設けられて、これが車両に接続される。ケーブル95は、電源線および信号線を有するものである。
【0053】
ナビゲーション装置10は、機能的に図1のような構成のもので、前面にLCD19およびキー操作部17aが設けられ、背面51に車載用クレードル90の突起92が挿入される窓が形成され、その内側に内部回路スイッチ52が設けられ、底部に電源接点53および通信接点54が形成される。
【0054】
この例では、ナビゲーション装置10が車載用クレードル90にセットされていない状態では、図7(A)に示すように、車載用クレードル90の突起92がナビゲーション装置10の窓51aに挿入されていないため、内部回路スイッチ52がオンとなり、ナビゲーション装置10では非車載状態と判断される。
【0055】
これに対して、ナビゲーション装置10を車載用クレードル90にセットすると、図7(B)に示すように、車載用クレードル90の突起92がナビゲーション装置10の窓51aに挿入されて、内部回路スイッチ52がオフとなり、ナビゲーション装置10では車載状態と判断される。このとき、車両から、ケーブル95の電源線、車載用クレードル90の電源接点93およびナビゲーション装置10の電源接点53を通じてナビゲーション装置10に、電源が供給され、ケーブル95の信号線、車載用クレードル90の通信接点94およびナビゲーション装置10の通信接点54を通じてナビゲーション装置10に、車速センサの出力信号などの信号が供給される。
【0056】
図8に、この場合のナビゲーション装置10のCPU11が実行する処理ルーチンの一例を示す。この例の処理ルーチンでは、CPU11は、ステップ61で、ナビゲーション装置10の電源をオンにした後、ステップ62で、内部回路スイッチ52がオフであるか否かを判断する。
【0057】
そして、内部回路スイッチ52がオフであると判断した場合には、ステップ62からステップ63に進んで、当該のナビゲーション装置10が車載状態にあると判断した上で、ステップ64に進んで、地図画面に重ねて表示する関連情報の種類を制限する表示モードを選択する。
【0058】
これに対して、内部回路スイッチ52がオンであると判断した場合には、ステップ62からステップ65に進んで、当該のナビゲーション装置10が非車載状態にあると判断した上で、ステップ66に進んで、地図画面に重ねて表示する関連情報の種類を制限しない表示モードを選択する。
【0059】
具体的な関連情報の表示については、第1の例と同じで、例えば、車載環境では、図9に示すように、駐車場71、ガソリンスタンド72、コンビニエンスストア73、ファーストフード店74、デパート75などに制限され、非車載環境では、図10に示すように、図9に示した駐車場やガソリンスタンドなどに対して、公衆トイレ81、ホテル82、病院83、花屋84、車両修理業者85などが加えられる。
【0060】
(車両側との間の無線通信による車載/非車載の判別)
図6に示したような車載用クレードル90およびナビゲーション装置10からなるナビゲーションシステムで、車載用クレードル90およびナビゲーション装置10に、それぞれBluetooth(登録商標)などによる無線通信機能を搭載し、ナビゲーション装置10が車載用クレードル90との間で無線通信できる場合には、車載状態と判断され、ナビゲーション装置10が車載用クレードル90との間で無線通信できない場合には、非車載状態と判断されるように、システムを構成することもできる。この場合も、関連情報の表示については、上述した各例と同じである。
【0061】
また、車載用クレードル90ではなく、車両の信号系に無線通信機能を搭載し、ナビゲーション装置10と車両との間で無線通信することができるか否かによって、ナビゲーション装置10が車載状態にあるか否かが判断されるように、システムを構成することもできる。
【0062】
〔他の実施形態〕
上述した実施形態は、車載環境では、非車載環境に対して、少ない種類の関連情報を表示する場合であるが、車載環境では、非車載環境に対して、表示する関連情報の種類は制限しないで、量のみを制限するように構成してもよい。
【0063】
例えば、駐車場およびガソリンスタンドは、車載環境でも、非車載環境でも、同じものを表示し、その他の、コンビニエンスストア、ファーストフード店、公衆トイレ、ホテルなどは、車載環境では、それぞれ制限された量の一部を表示し、非車載環境では、それぞれ制限されない量の全部を表示するように構成する。
【0064】
また、上述した実施形態は、GPSを利用したナビゲーション装置の場合であるが、この発明は、単にディスプレイ上に地図および関連情報を表示する装置にも適用することができる。
【0065】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば、データ量の増加をきたすことなく、車載環境では、地図の視認性を損ねないように、限定された関連情報を表示することができ、非車載環境では、情報の閲覧および取得に適するように、多くの関連情報を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の地図情報表示装置の一実施形態を示す図である。
【図2】車載用機器の説明に供する図である。
【図3】ナビゲーション装置を商用電源で駆動する場合の例を示す図である。
【図4】車載/非車載を指示するための画面の一例を示す図である。
【図5】装置のCPUが実行する処理ルーチンの一例を示す図である。
【図6】車載用クレードルを利用して車載/非車載を判別する場合のシステムの一例を示す図である。
【図7】図7のシステムの動作の説明に供する図である。
【図8】図7のシステムのナビゲーション装置のCPUが実行する処理ルーチンの一例を示す図である。
【図9】車載環境での地図および関連情報の表示の例を示す図である。
【図10】非車載環境での地図および関連情報の表示の例を示す図である。
【符号の説明】
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (7)

  1. 地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断して、車載状態にある場合には、相対的に少ない種類または量の関連情報を選択して、地図情報による地図画面に重ねて表示し、非車載状態にある場合には、相対的に多い種類または量の関連情報を選択して、前記地図情報による地図画面に重ねて表示する地図情報表示方法。
  2. 当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する使用環境判別手段と、
    この使用環境判別手段によって当該の地図情報表示装置が車載状態にあると判断された場合には、相対的に少ない種類または量の関連情報を選択して、地図情報による地図画面に重ねて表示し、前記使用環境判別手段によって当該の地図情報表示装置が非車載状態にあると判断された場合には、相対的に多い種類または量の関連情報を選択して、前記地図情報による地図画面に重ねて表示する表示制御手段と、
    を備える地図情報表示装置。
  3. 請求項2の地図情報表示装置において、
    車載状態か否かが指示される操作入力手段を備え、
    前記使用環境判別手段は、前記操作入力手段での指示から、当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する地図情報表示装置。
  4. 請求項2の地図情報表示装置において、
    ノイズ検出手段を備え、
    前記使用環境判別手段は、前記ノイズ検出手段の検出結果から、当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する地図情報表示装置。
  5. 請求項2の地図情報表示装置において、
    自律航法デバイスを備え、
    前記使用環境判別手段は、前記自律航法デバイスの出力から、当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する地図情報表示装置。
  6. 請求項2の地図情報表示装置において、
    前記使用環境判別手段は、当該の地図情報表示装置が車載用クレードルにセットされているか否かを検出することによって、当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する地図情報表示装置。
  7. 請求項2の地図情報表示装置において、
    前記使用環境判別手段は、当該の地図情報表示装置と車両側との間で無線通信が可能であるか否かを検出することによって、当該の地図情報表示装置が車載状態にあるか否かを判断する地図情報表示装置。
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