JP4172285B2 - 車載情報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載情報装置に関し、より詳しくは車載用および携帯用の双方に適用可能な車載情報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載用のナビゲーション装置等の車載情報装置においては、地図、一般・高速道路図等を各種記憶デバイスに予め記憶しておくことができる。そして、例えばGPS(Global Positioning Systems)により認識された車載用ナビゲーション装置を搭載する車両の位置やナビゲーション機能を有する車載情報機器の位置に関する情報に基づいて、或いは運転者の指定に基づいて、所定の地図情報を表示装置に表示する。また、これらの車載情報装置では、運転者が指定した目的地までの案内経路を探索し、探索された最適経路の案内を行うことができる。
【0003】
また、上記のような車載情報装置では、例えば、VICS(Vehicle Information and Communication System)や旅行時間計測システム等より道路交通情報を取得することも可能である。これらのシステムにより取得される道路交通情報としては、時間帯や季節により時々刻々と変化する道路上の車両の混雑具合(渋滞に関する情報)などの情報がある。車載情報装置では、この取得された情報に基づいて、上記の探索された案内経路に従って走行した場合に目的地までどれだけの所要時間を要するか等を算出し、運転者に通知することができる。
このような車載情報装置は、車両に固定設置して使用するものであったが、近年では車両に着脱自在かつ携帯可能に構成して、それ単体で家庭や屋外で使用できる機能を持つものが開発されている。
【0004】
ここで、従来技術として、ナビゲーション装置本体が車両に搭載されているかどうかを検出し、ナビゲーション装置本体が車両に搭載され車載用に利用されている場合と、車両に搭載されておらずパーソナル用に用いられている場合とで、表示部に表示させる地図の縮尺を変更する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−174523号公報(第4−5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載情報装置では、車両での使用を中心に設計されていたため、車両から取り出して携帯用に使用できる機能を持ったものにおいても、表示される文字やGUI(Graphical User Interface)が車載時と同様であるため、ユーザにとって使い難い場合が多くあった。例えば、表示される文字情報は、車載時には識別性を向上させるために簡潔で大きなサイズの文字を使用する必要があるが、取り出して携帯用に使用する際には、必ずしもそのようなデザインがユーザにとって利用し易いものであるとは限らない。また、文字の入力方法に関しても、車載時にはリモコンのテンキーを利用した入力方法が一般的となっているが、取り外した場合には煩雑な操作となっていた。
【0007】
なお、上記の特許文献1に記載された技術のように、車載用に利用されている場合とパーソナル用に用いられている場合とで、表示させる地図の縮尺を変更するだけでは、車載時および携帯時のそれぞれに利用し易い車載情報装置を実現することはできない。
【0008】
そこで本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、車載時における使い勝手を損なわずに携帯時の使い易さを向上させた車載情報装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明の車載情報装置は、車両との着脱が自在であって、ユーザからの操作により情報を入力する入力手段と、入力手段からの情報を処理する情報処理手段と、情報処理手段によって処理された情報を出力する出力手段と、さらに車両からの着脱を検出する着脱検出手段とを備え、着脱検出手段から検出された着脱状態に応じて、入力手段による入力方式と出力手段による出力方式のいずれかまたは双方を変更することを特徴としている。
【0010】
また、本発明の車載情報装置は、車両との着脱が自在で、入力された情報を処理して出力する車載情報装置であって、車両からの着脱を検出し、検出された着脱状態に応じてメニュー表示を変更することを特徴としている。ここで、メニュー表示に関し、メニューの数と大きさのいずれかまたは双方を変更することを特徴とすることができる。
【0011】
また、本発明の車載情報装置は、車両からの着脱を検出し、検出された着脱状態に応じて入力方式を変更することを特徴としている。ここで、入力方式に関し、入力キーの配列と大きさと数のいずれかまたは複数を変更することを特徴とすることができる。また、車両に搭載した場合には携帯電話方式の入力方式を用い、車両から取り外した場合にはキーボード配列の入力方式を用いることを特徴とすることができる。
【0012】
さらに、本発明の車載情報装置は、車両からの着脱を検出し、検出された着脱状態に応じて文字の表示方式を変更することを特徴としている。ここで、文字の表示方式に関し、文字の大きさとフォントのいずれかまたは双方を変更することを特徴とすることができる。
【0013】
さらにまた、本発明の車載情報装置は、データやコマンドを入力する入力画面と、情報を表示する出力画面とを備えており、車両に搭載されているかどうかを検出する検出部の検出結果に応じて、入力画面による入力方式と出力画面による表示方式のいずれかまたは双方を変更することを特徴としている。また、入力画面はメニューと入力キーのいずれかまたは双方を表示することを特徴とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明について詳細に説明する。図1は、本実施の形態における車載情報装置の全体構成を説明するブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の車載情報装置1は、予め定められた制御プログラムに従ってソフトウェアのデジタル演算処理を実行する演算処理部10、演算処理部10の演算処理結果をユーザに対して表示する出力部20、装置の操作を行うためのボタン等からなる(またはリモートコントローラに実装されたキーにて実現される)操作入力部30、所定の記録媒体から構成され、地図データ、道路データ等の大量の情報が記録されている2次記憶部40、車載情報装置1を搭載した車両の現在位置に関する情報を取得するための位置検出部50、例えば車両の走行状況や挙動等を検出するセンサ部60、他の機器やネットワーク等との通信を行う通信部70、車載情報装置1が車両に装着されているか否かを検出する着脱検出部80を備えている。そして、出力部20、操作入力部30、2次記憶部40、位置検出部50、センサ部60、通信部70、着脱検出部80は演算処理部10に接続されている。
【0015】
出力部20は、液晶表示装置や音声出力装置等により構成されており、演算処理部10が処理する地図データや案内データに基づく交差点拡大図画面、分岐点拡大図画面、走行中の現経路や新たに探索した経路、各経路における目的地に関する情報、目的地名、時刻、距離、進行方向矢印、さらには音楽や映像コンテンツ等を画像表示および音声出力する。
また出力部20は、車載時には運転席近傍のインストルメントパネルに設置されており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在位置を確認したり、これからの経路に関する情報を得ることができる。さらに、出力部20の表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れることで地点入力、道路入力等の各種入力を行えるように構成し、操作入力部30を兼用してもよい。
【0016】
操作入力部30は、ユーザの操作を受け演算処理部10に指示を伝達する機能を備えている。例えば、出発地や目的地を入力して運転者の意思によりナビゲーション処理を演算処理部10に指示する。その機能を実現するための手段として、スイッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を用いることができる。また、タッチパネル装置、マイク等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置やICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。さらに、音声や画像による入力信号を認識解釈する機能をも含めた音声認識装置や画像認識装置等で構成してもよい。さらに加えて、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、ユーザの要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図等のデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやり取りを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0017】
2次記憶部(外部記憶部)40は、地図データやPOI(Point Of Interface)情報、検索情報、若しくは音楽/映像コンテンツデータ等の大量のデータを記録する記録装置で構成されている。そして2次記憶部40として、DVD−ROM、CD−ROM等の光ディスク装置やハードディスクドライブ等の磁気記録装置等を用いることができる。
【0018】
位置検出部50では、2次元の緯度経度および海抜を加えた3次元の位置を測定できると共に、測定された位置情報の補正が可能なGPS受信機、道路上に設けられたビーコンやFM多重放送などによりリアルタイムで提供される渋滞や事故または交通規制等の交通情報を受信するVICS受信機、高速データ通信が可能な通信モジュールであるDCM(Data Communication Module)等を用いることができる。その他にも、通信部70により外部ネットワークシステムとの間で通信を行い、位置に関するデータを取得することのできる構成とすることも可能である。さらに、これらを2つ以上組み合わせて使用してもよい。
【0019】
センサ部60は、車輪の回転数を検知する車速センサ、車体の回転角速度を検知する振動ジャイロセンサ、車両の加速度を検知する加速度センサ、車両の振動を検知する振動センサ等で構成することができる。また、車両の走行操作装置の状態を検出する装置、例えば、パーキングブレーキスイッチやブレーキランプスイッチ、ステアリング舵角センサ、スロットル開度センサ等を備えることもできる。
【0020】
通信部70は、他の機器やLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク等との通信を行う。通信部70としては、データの書き換えが可能なメモリースティック、DVD±RW(またはCD±RW)、またはBlu−rayディスク等を用いたオフライン通信手段、USB(Universal Serial Bus)等の有線通信手段やブルートゥース(Bluetooth)等の無線通信手段等を用いることができる。
【0021】
着脱検出部80は、車載情報装置1が車両に装着され車載用に用いられているか、車両から取り外されて携帯用に用いられているかの使用環境を検出する。着脱検出部80に用いられる機構としては、まず、ユーザが切替スイッチにより車載用と携帯用とのいずれかに切り替えたことを検出する方式が挙げられるが、車載情報装置1が車両に設けられた車載情報装置1本体保持部と接合する部分にスイッチを配設してメカニカルに車載情報装置1と車両との着脱を判定する方式、車載情報装置1本体に運搬用の取っ手を配設し、その取っ手を格納した場合に車載用と判定する方式等を用いることができる。また、車載情報装置1に供給される電源電圧の違いから判定する方式、電源に混入する車両からのオルタネーターノイズやスターターのクランキングノイズを検出して判定する方式、エンジンの点火ノイズを検出して判定する方式等を用いることもできる。さらに、位置検出部50が有効に動作することで判定する方式、車両側に用意されたBluetooth等の通信状態から判定する方式も用いることができる。
【0022】
次に、演算処理部10について説明する。上述したように、この車載情報装置1では、地図等を表示する出力部20、車載情報装置1の操作を行う操作入力部30、地図データ等が記録された2次記憶部40、車載情報装置1が搭載された車両または携帯するユーザの位置を検出するGPS等の位置検出部50、車両の走行状況等を検出するセンサ部60、外部ネットワーク等との通信を行う通信部70、車載情報装置1が車両に装着されているか否かを検出する着脱検出部80が演算処理部10に接続されている。そして、この演算処理部10は、システム全体を制御するCPU11と、CPU11の作業用メモリ等として用いられるRAM12と、CPU11により実行される制御プログラム等が格納されるROM13と、書き換え可能でシステムの電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ14と、演算処理部10に接続される入出力装置等の各種デバイスを制御するインターフェース部15とを備えている。そして、上記の出力部20、操作入力部30、2次記憶部40、位置検出部50、センサ部60、通信部70、および着脱検出部80は、インターフェース部15を介して演算処理部10に接続され、バスラインによって接続されたCPU11によって制御される。
【0023】
このような構成の車載情報装置1において、例えばナビゲーションを行う場合には、演算処理部10は、2次記憶部40から読み出された地図データ等に基づいて地図および道路を出力部20に表示する。この際、地図および道路を表示するための情報は演算処理部10内のRAM12に保持され、所定の画像処理が施された上で出力部20に表示される。ここでは、RAM12の領域の一部をVRAMとして用いる場合について述べたが、演算処理部10がVRAMを備えた構成としてもよい。そして演算処理部10は、位置検出部50によって検出された自車両の位置を出力部20に表示された地図上に示すことができる。さらに演算処理部10は、操作入力部30からの入力によって設定された目的地までの最適な経路を算出し、この経路およびこの経路に基づいて予測される所要時間等を上記の地図上に重ね合わせて表示することにより、目的地までの経路案内を行うことができる。また、演算処理部10は、通信部70を介して取得された渋滞情報等の各種情報を加味した経路案内を行うことができる。
【0024】
次に、本実施の形態における車載情報装置1の機能構成を説明する。図2は、車載情報装置1の機能構成を説明するブロック図である。
図2に示すように、演算処置部10のCPU11には、様々な周辺機器から入力されたデータを処理する情報処理部401、車載時用のメニューを作成する車載用メニュー処理部411と携帯時用のメニューを作成する携帯用メニュー処理部412、車載時用に文字の入力方式を変換し、その文字入力方式に従って文字の入力を処理する車載用文字入力処理部421と、携帯時用に文字の入力方式を変換し、その文字入力方式に従って文字の入力を処理する携帯用文字入力処理部422、出力部20で表示する文字を車載時用に変換処理する車載用文字表示処理部431と、出力部20で表示する文字を携帯時用に変換処理する携帯用文字表示処理部432が設けられている。また、演算処置部10のRAM12には、着脱検出部80からの信号に基づいて車載情報装置1が車両に搭載されているかどうかを記録する着脱状態記憶部402が設けられている。そして、インターフェース部15を介して、操作入力部30、着脱検出部80、出力部20に接続されている。
【0025】
操作入力部30からユーザの操作により入力された信号と、着脱検出部80において検出された車載情報装置1が使用されている環境、すなわち車載されているか携帯されているかを判定する信号とが、インターフェース部15を介してCPU11に送られる。さらに、車載情報装置1が使用されている環境を判定する信号は、着脱状態記憶部402に保持される。
そして、情報処理部401において様々な周辺機器から入力されたデータが処理されて得られた情報は、着脱状態記憶部402に保持されているデータから車載情報装置1の使用環境が判定された後、その使用環境に応じて、車載用文字表示処理部431または携帯用文字表示処理部432において表示する文字の形式が変換処理されて、インターフェース部15を通じて出力部20に出力される。
【0026】
また、ユーザが操作入力部30からメニューの表示を要求した場合には、着脱状態記憶部402から車載情報装置1の使用環境が判定された後、その使用環境に応じて、車載用メニュー処理部411または携帯用メニュー処理部412においてメニューが作成され、インターフェース部15を通じて出力部20に出力される。
さらに、ユーザが操作入力部30から文字の入力を要求した場合には、着脱状態記憶部402から車載情報装置1の使用環境が判定された後、その使用環境に応じて、車載用文字入力処理部421または携帯用文字入力処理部422において文字の入力方式を変換し、その文字入力方式に従って文字の入力を処理して、インターフェース部15を通じて情報処理部401に出力される。
【0027】
次に、車載時および携帯時におけるメニュー表示、文字入力、および文字表示の変換を行う際に演算処理部10で行われる処理を説明する。図3は、演算処理部10で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、車載情報装置1が起動して処理が開始されると(S100)、着脱検出部80から車載情報装置1が車両に搭載されているか、取り外されているかの信号が入力される(S101)。そして車載情報装置1の車両に対する着脱状態が判定され(S102)、車両から取り外されている場合には携帯モードとして着脱状態記憶部402に記憶し(S103)、車両に搭載されている場合には車載モードとして着脱状態記憶部402に記憶する(S104)。
【0028】
携帯モードか車載モードかのいずれかにモードが確定した後、メニューの表示要求があるか否かを判断し(S105)、メニューの表示要求がある場合には、モードに応じて車載用メニュー処理部411または携帯用メニュー処理部412においてメニューの処理を行う(S106)。
ここで、図4は、出力部20の表示画面に表示されるメニュー画面の一例である。図4(a)に示したように、車載モードの場合には、1つの画面内に多くの選択肢を表示しないメニュー構造であり、運転者であるユーザにとって短時間に識別できるよう複数の階層に分けて、1つの画面内では簡潔に表現されたメニューが表示される。すなわち、1つの画面内には数個のメニューが表示され、その1つを選択すると、次の画面が表示され、その画面においてもメニューは数個だけを表示するように構成されている。これに対し、図4(b)に示したように、携帯モードの場合には、このような制約はなく、ユーザは出力部20の表示画面を凝視することも可能な状態であるので、1つの画面内で多くの選択肢を表示し、ユーザが一度に全体を把握できるようなメニュー構造を採用することにより利便性の向上を図ることができる。すなわち、メニューの項目毎に細分類されたメニューを同時に表示するように構成されている。
【0029】
次に、文字入力の要求があるか否かを判断し(S107)、文字入力の要求がある場合には、携帯モードか車載モードかに応じて、車載用文字入力処理部421または携帯用文字入力処理部422において文字の入力方式を変換し、その文字入力方式に従って文字の入力処理を行う(S108)。
ここで、図5は、出力部20の表示画面に表示される文字入力方式の一例である。図5(a)に示したように、車載モードの場合には、携帯電話方式の文字入力方式を採用し、表示される1つ1つの入力ボタンのサイズを大きくして、確実な入力を実現できるGUIを用いる。これに対し、図5(b)に示したように、携帯モードの場合には、キーボード配列に準じた文字入力方式を採用し、素早い入力が可能なGUIを用いる。この場合、入力ボタンのサイズが小さくなるので、ペンタイプの差し棒(スタイラス)を用いて入力するように構成することもできる。
【0030】
次に、地点情報や渋滞情報等の各種の文字情報を表示する要求があるか否かを判断し(S109)、文字情報表示の要求がある場合には、携帯モードか車載モードかに応じて、車載用文字表示処理部431または携帯用文字表示処理部432において表示する文字の形式が変換処理される(S110)。
ここで、図6は、出力部20の表示画面に表示される文字情報の形式の一例である。図6(a)に示したように、車載モードの場合には、運転者であるユーザの凝視を抑制するために、1画面に出力する文字の量を少なくし、大きなフォントを用いた表示方式を用いる。これに対し、図6(b)に示したように、携帯モードの場合には、サイズの小さなフォントを使って、1画面に多くの情報を一度に表示できるような表示方式を用いる。この際、文字のサイズはユーザが指定できるように構成することもできる。
そして、上記した処理は、車載情報装置1がシステムを停止させた場合に(S111)、処理が終了し(S112)、停止させるまではかかる処理が繰り返される。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、車載情報装置1が車両に搭載されているか、または車両から取り外されて携帯されているかに応じて、操作入力部30の表示画面に表示するメニュー表示の方式や文字入力方式を変えたり、また出力部20の表示画面に表示する文字情報の表示方法を変えることにより、車載時および携帯時のいずれにおいてもそれぞれに利便性を向上させ、使い勝手をよくすることができる。
特に、表示される文字情報やメニュー表示は、車載時には短時間で識別する必要から簡潔で大きなサイズの文字や表示を使用し、そのような必要のない携帯用に使用する際には、一画面に多くの情報を表示することによって、車載時および携帯時のいずれにおいても利用し易い車載情報装置1を実現することが可能となった。また、文字の入力方法に関しても、車載時にはリモコンのテンキーを利用した入力方法が利便性が高いが、取り外して携帯用に使用する場合には、車載情報装置1に対する直接の入力が可能となってユーザにとって使い易さを向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車載情報装置において車載時における使い勝手を損なわずに携帯時の使い易さを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車載情報装置の全体構成を説明するブロック図である。
【図2】 本発明の車載情報装置の機能構成を説明するブロック図である。
【図3】 メニュー表示、文字入力、および文字表示の変換を行う際に演算処理部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 車載時と携帯時に表示されるメニュー画面の一例である。
【図5】 車載時と携帯時に使用される文字入力方式の一例である。
【図6】 車載時と携帯時に使用される文字情報表示の一例である。
【符号の説明】
1…車載情報装置、10…演算処理部、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…不揮発性メモリ、15…インターフェース部、20…出力部、30…操作入力部、40…2次記憶部(外部記憶部)、50…位置検出部、60…センサ部、70…通信部、80…着脱検出部

Claims (4)

  1. 車両との着脱が自在であり、入力された情報を処理して表示画面に出力する車載情報装置であって、
    車両に搭載された状態と車両から取り外された状態とを検出する着脱検出手段と、
    当該車両に搭載された状態では、当該車両から取り外された状態の1つの画面に表示されるメニュー項目を階層に分け、当該車両から取り外された状態と比較して簡潔に表現されたメニューを表示するメニュー表示手段と
    を備えたことを特徴とする車載情報装置。
  2. 前記メニュー表示手段は、前記車両から取り外された状態では、細分類された前記メニュー項目を1つの画面に同時に表示することを特徴とする請求項1記載の車載情報装置。
  3. 前記車両に搭載された状態と前記車両から取り外された状態とで入力方式を変更する入力方式変更手段をさらに備え、
    前記入力方式変更手段は、
    当該車両に搭載された状態では携帯電話方式の入力方式を用い、当該車両から取り外された状態ではキーボード配列の入力方式を用いることを特徴とする請求項記載の車載情報装置。
  4. 前記車両に搭載された状態と前記車両から取り外された状態とで、文字の表示に関して文字の大きさとフォントを変更する文字表示変更手段をさらに備え、
    前記文字表示変更手段は、
    当該車両に搭載された状態では、当該車両から取り外された状態の1つの画面に表示されるものと比較して文字の量を少なくし且つフォントを大きくすること特徴とする請求項記載の車載情報装置。
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