JP4788561B2 - 情報通信システム - Google Patents

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本発明は、車載端末装置とコールセンタとの間で情報を送受信する情報通信システムに関する。
車載端末装置の表示装置の画面情報をコールセンタに送信し、送信された画面情報を基にコールセンタにおいて車両端末装置の表示装置と同じ画像を表示し、表示された画像を見ながらオペレータが発した音声を車載端末装置に対して送信し、この音声に従って車両乗員による車載端末装置の操作を可能とする通信システムに関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術によれば、車両の乗員が、例えばナビゲーション装置のような車載端末装置の操作について不明であっても、コールセンタのオペレータの案内により、ナビゲーション装置の表示装置の画面遷移、あるいは各種設定を容易に行うことができる。
特開2004−15196号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、オペレータの案内があるものの、車載端末装置を実際に操作するのは車両乗員であるため、乗員の車載端末装置の操作負担を完全になくすことはできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両乗員の車載端末装置の操作負担を軽減可能な情報通信システムを提供することにある。
本発明の課題を解決するために、請求項1の発明によれば、車載端末装置からの要求に応じ、画面情報に基づいて、コールセンタにおいて車載端末装置の操作方法を指示する操作データを形成し、この操作データをコールセンタから車載端末装置に対して送信し、受信した操作データに基づいて端末作動手段が車載端末装置を作動させるため、車両乗員はコールセンタに対して操作データを要求するのみで車載端末装置を作動させることができ、車両乗員の車載端末装置の操作負担を軽減できる。
また、操作データに基づいて、車載端末装置を作動させる時の複数の操作ステップにより形成された操作履歴を記録することにより、必要な時に記録された操作履歴に基づいて車載端末装置の作動を再現することができる。
また、乗員が外部操作手段を操作することにより、操作履歴記録手段によって記録された操作履歴に含まれる各操作ステップを順に実行することにより、オペレータの案内がなくても、車載端末装置を操作履歴に従って作動させることができる。
また、操作履歴が実行開始された時の表示装置の画面が、画面データを形成する最初の画面と一致しない場合、表示装置の画面を画面データを形成する最初の画面に遷移させた後、操作履歴を実行することにより、記録された各操作ステップを順序通り行い、車載端末装置を正確に作動させることができる。
請求項2の発明によれば、車載端末装置の表示装置の画面規制により、コールセンタから送信された操作データに基づく表示を取りやめても、端末作動手段において表示装置に操作データに基づく表示をさせるための演算が継続することにより、表示装置における画面規制が終了した後、直ちに操作データに基づく表示を行うことができる。
請求項3の発明によれば、センタ操作モード中においては、外部操作手段による車載端末装置の作動が禁止されることにより、操作データに基づいて車載端末装置を短時間に正確に作動させることができる。
請求項4の発明によれば、センタ操作モード中である場合に、車載端末装置によるコールセンタからの車載端末操作完了信号の受信、車両乗員による車載端末装置のセンタ操作終了スイッチの操作、車両乗員による車載端末装置の終話ボタンの操作、および車載端末装置とコールセンタとの間の通信回線の切断のうちのいずれかが成立した時にセンタ操作モードが解除され、外部操作手段による車載端末装置の作動が復帰することにより、必要な時にセンタ操作モードを解除して、間断なく外部操作手段による車載端末装置の作動を可能にできる。
図1乃至図6に基づいて、本実施形態について説明する。本実施形態による情報通信システムは、車両に搭載され車両乗員(以後ユーザと呼ぶ)によって操作可能なカーナビゲーション装置1(本発明の車載端末装置に該当する:以後、ナビゲーション装置1と呼ぶ)と、コールセンタ5に設けられオペレータにより操作可能なサーバ52(本発明の操作データ形成手段に該当する)とを備えている(図1示)。ナビゲーション装置1からサーバ52に対しては、表示装置の画面情報とユーザによる音声(音声信号)が送信され、サーバ52からナビゲーション装置1に対しては、ナビゲーション装置1の操作方法を指示する操作データおよび走行路上の規制情報等のデータを含むセンタ情報と、オペレータによる音声(音声信号)が送信される。
次に、図2に基づいてナビゲーション装置1およびコールセンタ5の構成について詳述する。ナビゲーション装置1は、マイコンを主体として構成された制御装置19、車両の現在位置を検出するための位置検出器11、地図データ入力部16、操作スイッチ入力群17、外部メモリ21、カラー液晶ディスプレイ等からなる表示装置22、スピーカ24が接続された音声コントローラ23、マイク26から入力された音声を認識する音声認識装置25、VICSセンタ3(VICS:登録商標)との間で無線通信によりデータの送受信を行うVICS送受信機18、および外部の無線基地局6との間でデータの送受信を行うデータ通信装置20から構成されている。
位置検出器11は、車両方位を検出する地磁気センサ12、車両の回転角速度を検出するジャイロスコープ13、車両の走行距離を検出する距離センサ14、人工衛星からの送信電波に基づいて車両の現在位置を検出(測位)するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機15を有している。各センサ12〜15は、それぞれ性質の異なる誤差を有している。このため、制御装置19は、各センサ12〜15の検出値を補間しながら用いることにより、車両の現在位置、進行方向、速度、走行距離、現在時刻等を高精度で検出するようになっている。なお、精度によっては、位置検出器11を上述したセンサ12〜15の一部のみで構成してもよい。また、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
地図データ入力部16は、道路地図データ、目印データ、マップマッチング用データ、目的地データ(施設データベース)、交通情報を道路データに変換するためのテーブルデータなどの各種データを記録した地図データ記録メディアからデータを読み出すためのドライブ装置により構成されている。地図データ記録メディアには、DVD等の大容量記憶媒体を用いるのが一般的であるが、メモリカード、ハードディスク装置等の媒体を用いてもよい。
外部操作手段である操作スイッチ入力群17は、表示装置22の画面の近傍に設けられたメカニカルスイッチや、表示装置22の画面上に設けられるタッチパネルを含んで構成されている。ユーザは、この操作スイッチ入力群17を用いて、目的地、目的地の検索に必要な情報(目的地検索条件)、通過点などの入力、表示装置22の画面や表示態様の切り替え(地図縮尺変更、メニュー表示選択、経路探索、経路案内開始、現在位置修正、音量調整等)を行う各種のコマンドの入力を行い、ナビゲーション装置1を作動させることができる。
外部メモリ21は、フラッシュメモリカード等から構成されている。この外部メモリ21には、特定のデータ例えば経路案内時に制御装置19が設定した目的地までの経路のデータ、車両が通過した経路のデータ等が記憶される。
表示装置22の画面には、車両の位置周辺の地図が各種縮尺で表示されるとともに、その表示に重ね合わせて、車両の現在位置と進行方向とを示す現在地マーク(ポインタ)が表示される。また、目的地までの経路案内の実行時には経路案内用の画面が表示される。さらに、ユーザが目的地の検索に必要な情報等を入力したり、目的地の検索や設定を行うための入力用の画面や、各種のメッセージ等も表示される。
音声認識装置25は、マイク26(制御装置19とともに情報要求手段に該当する)を介して入力した音声と内部に記憶する認識用の辞書データとを照合し、入力された音声を認識する。音声コントローラ23は、音声認識装置25を制御して音声認識結果を制御装置19に出力するとともに、認識された音声はスピーカ24を介してトークバック出力する。また、制御装置19からの音声出力指令に基づいて音声出力信号をスピーカ24に出力する。スピーカ24から出力される音声は、案内に関する音声、操作説明に関する音声、盗難防止機能の動作中であることを報知する音声、音声認識結果に応じたトークバック音声などである。
制御装置19を構成するマイコンは、CPU、メモリ(RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等)、I/Oなどを備えている。CPUがROM(またはフラッシュメモリ)に記憶されたプログラムを実行することにより、制御装置19は、端末画面情報送信手段、情報要求手段、端末作動手段、操作履歴記録手段、操作履歴実行手段として機能する。
制御装置19は、走行経路に沿って移動可能なように、表示装置22の画面に現在地周辺の道路地図を表示するとともに、車両の現在位置と進行方向を示す現在地マークを道路地図に重ね合わせて表示する機能である。この場合、車両の走行に伴って現在地の表示は地図上を移動し、地図は車両の位置に応じてスクロール表示される。このとき、車両の現在地を道路上にのせるマップマッチングが行われる。
データ通信装置20は制御装置19とともに端末画面情報送信手段に該当し、コールセンター5に向けてデータを送信する場合、およびコールセンタ5からデータ受信をした場合に、コールセンタ5との間で相互通信可能となる。データ通信装置20は、例えば、携帯電話や自動車電話等の携帯端末から構成され、制御手段19に容易に着脱可能なように接続されている。あるいは、データ通信装置20を制御手段19に一体に組み込んでもよい。
コールセンタ5は必要なデータを蓄積しておくデータベース53と、ディスプレイを有し(図1示)、データベース53の情報から必要な情報を加工するサーバ52(操作データ形成手段に該当する)と、IP網8を介して電話局7と接続された回線端末装置51(サーバ52とともに操作データ送信手段に該当する)とを備えており、電話局7を介して無線基地局6に接続されている。また、コントローラ5の回線端末装置51には、ナビゲーション装置1と同様に音声コントローラ54が接続されており、音声コントローラ54にはスピーカ55およびマイク56が接続されている。
ナビゲーション装置1のデータ通信装置20とコールセンタ5との間においては、無線基地局6、電話局7およびIP網8を介してパケット交換によるデータ通信が行われる。また、それぞれのマイク26、56およびスピーカ24、55を使用して、車両のユーザとコールセンタ5のオペレータは、IP電話による通話をすることもできる。
次に、図3に基づいて、本実施形態による情報通信システムの作動方法について、ナビゲーション装置1の作動を中心に説明する。ユーザがナビゲーション装置1の表示装置22上の操作スイッチ入力群17を操作することにより、コールセンタ5によるオペレータサービスが開始すると、ナビゲーション装置1とコールセンタ5との間に通信回線が接続され(ステップS301)、ナビゲーション装置1やユーザを特定するための車載端末ID、ナビゲーション装置1のソフトウエアバージョン、現在位置情報、目的地情報、経路情報およびデータ通信装置20の電話番号等の車載端末情報をサーバ52に対しアップロードする(ステップS302)。また、IP電話が起動(接続)され、ナビゲーション装置1とコールセンタ5間において通話可能となり(ステップS303)、音声によりユーザ側からオペレータに対して情報の要求をしたり、あるいはオペレータ側からユーザに対してリクエストすることが可能となる(図1示)。また、ナビゲーション装置1の表示装置22の画面下部には、『画面情報送信』スイッチが表示される(図4示、ステップS304)。
ユーザが『画面情報送信』スイッチをオンすると(ステップS305)、その時の表示装置22の画面を特定する画面情報が、データ通信装置20を介してコールセンタ5に対して送信される(ステップS306)。これにより、コールセンタ5のディスプレイには、画面情報に基づいてナビゲーション装置1の表示装置22の画面が表示される。また、『画面情報送信』スイッチの操作により、ナビゲーション装置1はこれまでの通常モードからセンタ操作モードに変更され、センタ操作モード中においては、ユーザが操作スイッチ入力群17を操作することによるナビゲーション装置1の作動が禁止される(ステップS307)。また、表示装置22の画面下部に表示されていた『画面情報送信』スイッチが消滅し、代わりに『センタ操作終了』スイッチが表示される(図5示)。
ユーザがIP電話を使用して、コールセンタ5に対して音声により例えば、車両の目的地設定あるいは走行経路設定のためのナビゲーション装置1の操作方法を指示する情報である操作データを要求すると、これに対してコールセンタ5のオペレータが、ディスプレイに表示されたナビゲーション装置1の表示装置22の画面に基づいて、ユーザが必要とするナビゲーション装置1に対する操作データをサーバ52において形成する。オペレータはナビゲーション装置1の操作データを含んだセンタ情報を、サーバ52から回線端末装置51を介してナビゲーション装置1に向けて送信する。ナビゲーション装置1がセンタ情報を受信すると(ステップS308)、制御装置19はセンタ情報に含まれた操作データに基づいてナビゲーション装置1を作動させる(ステップS309)。例えば、操作データが表示装置22の画面操作データであった場合、このデータに基づいて表示装置22を指示された画面に遷移させ、また、操作データが目的地設定データであった場合、このデータに基づいて車両の目的地を設定する。また、ステップS308において、コールセンタ5からのセンタ情報が受信されない場合、ステップS312へと進み、オペレータサービスの終了条件の有無が判定される。
ここで、コールセンタ5からの操作データに基づく制御装置19によるナビゲーション装置1の作動中において、例えば、車両が走行状態となる場合がある。車両が走行状態となると、画面の遷移が車両の運転の妨げとなるため、ナビゲーション装置1の表示装置22においては自動的に画面規制状態となる。画面規制状態において、表示装置22はコールセンタ5から送信された操作データに基づく表示を取りやめ、規制画面(画面全体にマスクがかかったり、画面上の操作スイッチがトーンダウン等する)に切り換わる。
しかしながら、制御装置19においては、これ以降もコールセンタ5からの操作データに基づいて、表示装置22にコールセンタ5からの操作データに基づく表示をさせるための演算が進行(継続)する。この後、画面規制状態が解除されると、制御装置19により継続された演算結果に基づいて、表示装置22に最新の操作データに基づく表示がされるまで画面が遷移される。
制御装置19がコールセンタ5からの操作データに基づいて、ナビゲーション装置1を作動させた後、その時の複数の操作ステップを操作履歴として制御装置19が記録する(ステップS310)。その後、ナビゲーション装置1が作動後の表示装置22の画面を特定する画面情報をコールセンタ5に対して送信(ステップS311)した後、オペレータサービスの終了条件が成立すると(ステップS312)、ナビゲーション装置1はセンタ操作モードが解除されて通常操作モードへと戻り、ユーザが操作スイッチ入力群17を操作することによるナビゲーション装置1の作動が再び許可される(ステップS313)。また、表示装置22の画面下部に表示されていた『センタ操作終了』スイッチが消滅し、オペレータサービスが終了する。
オペレータサービスの終了条件は、具体的にはナビゲーション装置1によるコールセンタ5からの車載端末操作完了信号の受信、ユーザによる表示装置22の画面中の『センタ操作終了』スイッチの操作、ユーザによるナビゲーション装置1の終話ボタンの操作、あるいは突発的なナビゲーション装置1とコールセンタ5との間のデータ通信回線の切断等のうちいずれかが成立した場合である。一方、ステップS312においてオペレータサービスの終了条件が成立しない場合、ステップS308へと戻り、コールセンタ5からのセンタ情報の送信を待つことになる。
また、ステップS305において『画面情報送信』スイッチが操作されない場合は通常モードが継続され、表示装置22の画面の遷移に拘わらず、画面下部には『画面情報送信』スイッチが常時表示される。通常モードにおいて、ユーザにより操作スイッチ入力群17が操作されると(ステップS314)、その操作に応じてナビゲーション装置1が作動する(ステップS315)。また、ステップS314において、ユーザによる操作スイッチ入力群17に対する操作が行われない場合、ステップS318へと進み、オペレータサービスの終了条件の有無が判定される。また、操作スイッチ群17の操作によりナビゲーション装置1が作動した場合も、コールセンタ5からの操作データに基づいてナビゲーション装置1が作動した場合と同様に、その時の複数の操作ステップが操作履歴として制御装置19に記録される(ステップS316)。
また、ナビゲーション装置1が作動後の表示装置22の画面を特定する画面情報をコールセンタ5に対して送信した後(ステップS317)、オペレータサービスの終了条件が成立すると(ステップS318)、表示装置22の画面下部に表示されていた『画面情報送信』スイッチが消滅し、オペレータサービスが終了する(ステップS319)。また、ステップS318においてオペレータサービスの終了条件が成立しない場合、ステップS305へと戻り、ユーザによる『画面情報送信』スイッチの操作の有無が判定される。尚、ステップS318におけるオペレータサービスの終了条件は、上述したものと同様である。
次に、図6に基づいて、制御装置19に記録された操作履歴によるナビゲーション装置1の作動方法について説明する。上述した制御装置19に記録された操作履歴には、制御装置19により順次遷移された表示装置22の複数の画面データが含まれている。ここで、操作スイッチ群17に含まれる操作履歴実行ボタンがユーザにより操作されると、その時の表示装置22の画面が、操作履歴に含まれる表示装置22の複数の画面データを形成する最初の画面と一致するか否かが判定される(ステップS601)。表示装置22の画面が上述した画面データの最初の画面と一致しない場合、表示装置22の現在の画面を当該最初の画面に遷移させ(ステップS602)、その後、記録された操作履歴に含まれる複数の操作ステップを順に実行する(ステップS603)。表示装置22の画面が上述した画面データの最初の画面と一致した場合(ステップS601)、そのまま操作履歴に含まれる複数の操作ステップを順に実行する(ステップS603)。尚、制御装置19に記録された操作履歴によるナビゲーション装置1の作動は、通常モードであるかセンタ操作モードであるかを問わず実行することができる。
本実施形態によれば、ナビゲーション装置1からの要求に応じ、画面情報に基づいて、ナビゲーション装置1の操作方法を指示する操作データを形成し、この操作データをコールセンタ5からナビゲーション装置1に対して送信し、受信した操作データに基づいてナビゲーション装置1を作動させるため、ユーザはコールセンタ5に対して操作データを要求するのみでナビゲーション装置1を作動させることができ、そのナビゲーション装置1の操作負担を軽減できる。
また、車両が走行状態となることにより、ナビゲーション装置1の表示装置22が画面規制状態となり、表示装置22においてコールセンタ5から送信された操作データに基づく表示を取りやめても、制御装置19において表示装置22に操作データに基づく表示をさせるための演算が継続することにより、表示装置22における画面規制が終了した後、直ちに操作データに基づく表示を行うことができる。
また、センタ操作モード中においては、操作スイッチ入力群17によるナビゲーション装置1の作動が禁止されることにより、操作データに基づいてナビゲーション装置1を短時間に正確に作動させることができる。
また、センタ操作モード中である場合に、ナビゲーション装置1によるコールセンタ5からの車載端末操作完了信号の受信、ユーザによる表示装置22の画面中の『センタ操作終了』スイッチの操作、ユーザによるナビゲーション装置1の終話ボタンの操作、およびナビゲーション装置1とコールセンタ5との間の通信回線の突発的な切断のうちのいずれかが成立した時に、センタ操作モードが解除され操作スイッチ入力群17によるナビゲーション装置1の作動が復帰することにより、必要な時にセンタ操作モードを解除して、間断なく操作スイッチ入力群17によるナビゲーション装置1の作動を可能にできる。
また、操作データに基づいて、ナビゲーション装置1を作動させる時の複数の操作ステップにより形成された操作履歴を記録することにより、必要な時に記録された操作履歴に基づいてナビゲーション装置1の作動を再現することができる。
また、ユーザが操作スイッチ入力群17を操作することにより、制御装置19によって記録された操作履歴に含まれる各操作ステップを順に実行することにより、オペレータの案内がなくても、ナビゲーション装置1を操作履歴に従って作動させることができる。
また、操作履歴が実行開始された時の表示装置22の画面が、操作履歴の画面データを形成する最初の画面と一致しない場合、制御装置19は、表示装置22の画面を画面データを形成する最初の画面に遷移させた後、操作履歴を実行することにより、記録された各操作ステップを順序通り行い、ナビゲーション装置1を正確に作動させることができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明による情報通信システムの車載端末装置としては、ナビゲーション装置のみでなく、マルチメディアシステム等も使用可能である。
コールセンタと電話局との間は、IP網の代わりに専用回線によって接続されていてもよい。
データ通信装置は、データ送受信用のものとIP電話用のものとを、各々専用で設けてもよい。また、音声通話については、IP電話の代わりに一般電話回線を利用してもよい。
本実施形態による情報通信システムの機能を示す簡略図 図1に示した情報通信システムの全体図 図2に示した情報通信システムの作動方法を示すフローチャート 通常モード中における表示装置画面の正面図 センタ操作モード中における表示装置画面の正面図 操作履歴を実行する場合の作動方法を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はナビゲーション装置(車載端末装置)、5はコールセンタ、17は操作入力スイッチ群(外部操作手段)、19は制御装置(端末画面情報送信手段、情報要求手段、端末作動手段、操作履歴記録手段、操作履歴実行手段)、20はデータ通信装置(端末画面情報送信手段)、22は表示装置、26はマイク(情報要求手段)、51は回線端末装置(操作データ送信手段)、52はサーバ(操作データ形成手段、操作データ送信手段)を示している。

Claims (4)

  1. 車載端末装置からコールセンタに対して、前記車載端末装置の表示装置の画面情報を送信する端末画面情報送信手段と、
    前記車載端末装置から前記コールセンタに対して、前記車載端末装置の操作方法を指示する操作データを音声により要求する情報要求手段と、
    前記車載端末装置からの要求に応じ、前記画面情報に基づいて、前記コールセンタにおいて前記操作データを形成する操作データ形成手段と、
    前記操作データを、前記コールセンタから前記車載端末装置に対して送信する操作データ送信手段と、
    受信した前記操作データに基づいて前記車載端末装置を作動させる端末作動手段と
    車両乗員が前記車載端末装置を作動させるための外部操作手段と、
    前記操作データに基づいて、前記端末作動手段が前記車載端末装置を作動させる時の複数の操作ステップにより形成された操作履歴を記録する操作履歴記録手段と、
    車両乗員が前記外部操作手段を操作することにより、前記操作履歴記録手段によって記録された操作履歴に含まれる各操作ステップを順に実行する操作履歴実行手段と、
    を備え
    前記操作履歴記録手段によって記録された操作履歴には、前記端末作動手段により順次遷移された前記表示装置の複数の画面データが含まれ、操作履歴が実行開始された時の前記表示装置の画面が、前記画面データを形成する最初の画面と一致しない場合、前記操作履歴実行手段は、前記表示装置の画面を前記画面データを形成する最初の画面に遷移させた後、操作履歴を実行することを特徴とする情報通信システム。
  2. 前記操作データに基づく前記車載端末装置の作動中において、前記表示装置が画面規制状態となった場合、前記表示装置においては、前記コールセンタから送信された前記操作データに基づく表示を取りやめるとともに、前記端末作動手段において、前記表示装置に前記操作データに基づく表示をさせるための演算が継続することを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  3. 前記車載端末装置は、前記操作データに基づいて前記端末作動手段により前記車載端末装置を作動させる場合、前記車載端末装置は通常モードからセンタ操作モードに変更され、該センタ操作モード中においては、前記外部操作手段による前記車載端末装置の作動が禁止されることを特徴とする請求項1または2記載の情報通信システム。
  4. 前記車載端末装置が前記センタ操作モード中である場合に、前記車載端末装置による前記コールセンタからの車載端末操作完了信号の受信、車両乗員による前記車載端末装置のセンタ操作終了スイッチの操作、車両乗員による前記車載端末装置の終話ボタンの操作、および前記車載端末装置と前記コールセンタとの間の通信回線の切断のうちのいずれかが成立した時に、前記センタ操作モードが解除され前記外部操作手段による前記車載端末装置の作動が復帰することを特徴とする請求項3記載の情報通信システム。
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