JP2004170011A - ドレン中和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導入口32aから中和器30に導入されたドレンは、水封室36に溜まっていき、水位が導入穴35aを超えると導入穴35aからドレン通路34に溢れ出し、トラップ板35を伝わって箱体31の底面にたれていく。そして、箱体31の底面を縦壁33によって仕切られたドレン通路34に沿って、導入されたものから順次、中和剤Cに接触しながら排出口31aへと流れる。従って、中和剤Cによって充填されたドレン通路34に古いドレンが溜まらないので、導入穴35aから新しく溢れ出たドレンは常に良好に中和剤Cと接触しながら排出口31aへとスムーズに流れていく。このため、ドレンを流すドレン通路34の長さを短くしても、中和するのに十分なドレンと中和剤Cとの接触面積を確保できる。つまり、中和器30をコンパクトに製造することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、潜熱回収型給湯器等で発生する酸性のドレンを中和するドレン中和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、燃焼排気流路中の上流側に主に顕熱回収を目的とした主熱交換器を、下流側に主に潜熱回収を目的とした副熱交換器を設けて高い熱効率を得る潜熱回収型給湯器が知られている。
このような潜熱回収型給湯器では、副熱交換器で潜熱回収により燃焼排気中の水蒸気が凝縮してドレンが発生する。このドレンは、燃焼排気中の水蒸気と窒素酸化物(NOx)等が反応し凝縮したものであり、pH3程度の酸性となる。このため、地方自治体で定められる排水の基準(例えば、pH5.8〜8.6)から外れることがあり、そのままでは下水道等の一般排水通路に排出できない。
【0003】
このため、上述したような潜熱回収型給湯器には、中和剤として炭酸カルシウムや酸化マグネシウムを用いたドレン中和装置が備えられる(例えば、特許文献1参照)。
このようなドレン中和装置50では、図7に示すように、ドレン通路51が、ドレンを下方に向けて通流させた後、反転部54にてドレンの流れ方向を反転させて上方に向けて通流させる屈曲路部分52を複数備えて構成される。つまり、ドレン通路51は、上下方向に複数回蛇行して形成される。
そして、炭酸カルシウムなどの粒状の中和剤Cが、ドレン通路51のうち、下方に向かう下方通路部53、反転部54、上方に向かう上方通路部55にわたって充填され、副熱交換器で発生したドレンを導入口56から導入して、中和剤Cの隙間を通流させることによって、ドレンを中和剤Cと中和反応させて中和処理し、中和処理されたドレンを排出口57から排出している。つまり、ドレンは、ドレン通路51に所定量溜まる構造であり、導入口56から新しいドレンが導入されると、排出口57から古いドレンがその分だけ排出される。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−252676号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ドレン中和装置50は、上述したように中和剤Cで充填されたドレン通路51に古いドレンが溜まる構造であるため、新しいドレンと古いドレンとの入れ替えがうまくいかず、古いドレンに邪魔されて新しいドレンが中和剤Cと接触しにくくなっていた。この結果、十分な中和能力を得るためのドレンと中和剤Cとの接触面積を確保するために、ドレン通路51を長くしなければならず、装置が大型化してしまい、給湯器内での設置場所を確保することが大変であった。
本発明のドレン中和装置は上記課題を解決し、十分な中和能力を維持したままコンパクト化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のドレン中和装置は、
潜熱回収型給湯器等で発生する酸性のドレンを中和するドレン中和装置であって、
上面に導入口、下面に排出口を備えた箱体と、
上記導入口と上記排出口とを連通状態で、上記箱体底面から立設され上記箱体内を鉛直方向に仕切ってドレン通路を水平方向に蛇行させて形成する縦壁と、
上記箱体内に充填される中和剤と
を備え、上記導入口から導入されたドレンを上記ドレン通路に沿って、上記箱体の底面に流し、上記中和剤と接触させて中和させることを要旨とする。
【0007】
また、本発明の請求項2記載のドレン中和装置は、上記請求項1記載のドレン中和装置において、
上記縦壁の高さを、上記箱体の高さよりも低くすることによって、上記箱体の上部を仕切らずに一体空間とすると共に、上記中和剤を該一体空間まで充填することを要旨とする。
【0008】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のドレン中和装置では、導入口から導入されるドレンは、箱体の底面に滴下し、箱体の底面を縦壁によって仕切られたドレン通路に沿って、導入されたものから順次、中和剤に接触しながら排出口へとスムーズに流れる。従って、中和剤によって充填されたドレン通路に古いドレンが溜まらないので、新しく導入されたドレンは常に良好に中和剤と接触できる。このため、ドレン中和装置は、中和するのに十分なドレンと中和剤との接触面積を確保しながら小型化できる。
【0009】
ところで、上述したようにドレンをドレン通路に沿って、導入口から排出口へと流すと、導入口に近いところの方がドレンの酸性度が強いため、中和剤は導入口に近いところでより多く消費される。このため、長期間、中和処理を行っていると、導入口近傍から順に中和剤が無くなっていき、中和開始点の位置が排出口に近づくことになり、ドレンと中和剤との十分な接触面積が確保できなくなって中和能力が低下してしまう。
これに対して、本発明の請求項2記載のドレン中和装置は、箱体の上部が縦壁によって仕切られていないため、導入口近傍の中和剤が消費されると、そこに箱体上部全体から中和剤が転がり落ち込む。このため、長期間経過しても、導入口付近から排出口までのドレン通路を中和剤で満たしておくことが可能となり、十分な中和能力が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のドレン中和装置の好適な実施形態について説明する。
【0011】
《第一実施形態》
第一実施形態の潜熱回収型給湯器1(以下、単に給湯器1と呼ぶ)は、図2に示すように、器具本体2内に燃焼室3が設けられ、その上方にDCモータ4と連結した給気ファン5が取り付けられる。
器具本体2には、外気を燃焼用空気として取り込むための給気口6と、給気口6より上方に排気ガスを排出するための排気口7とが開口される。
【0012】
燃焼室3内には、上から順に、炎口側を下向きにして取付板8に取り付けられ、燃料ガスと給気ファン5からの一次空気との混合ガスを燃焼するバーナ9と、バーナ9からの燃焼ガスの主に顕熱を回収する主熱交換器10と、ドレンを発生させて主に潜熱を回収する副熱交換器11と、主及び副熱交換器10,11を通って熱交換された後の排気ガスを排出するステンレス製の排気フード12が設けられる。この排気フード12は上方に大きく開口した椀形状をなし、下方でドレン排出管13と接続している。
また、排気フード12は、燃焼ガス中のドレンの受皿としてのドレンパンを兼ね備えており、集められたドレンは、ドレン排出管13を通って、ドレン中和装置30(以下、単に中和器30と呼ぶ)で処理された後に下水道等の一般排水通路に排出される。中和器30については、後で詳述する。
排気フード12の側面には排気管14が連結され、この排気管14の上端開口は排気口7に臨む。
【0013】
主熱交換器10には、燃焼熱を吸収する主フィン10aに、主伝熱管10bが上下二段で貫通し、各段共に奥行き方向に複数回蛇行して設けられる。副熱交換器11には、燃焼熱を吸収する副フィン11aに、副伝熱管11bが一段で貫通し、奥行き方向に複数回蛇行して設けられる。主フィン10a、副フィン11aは、いずれも熱伝導性に優れた銅製であるが、副フィン11aは、酸性ドレンに対する耐食性を向上させるために表面に樹脂コーティングが施される。また、燃焼室3には、主熱交換器10や副熱交換器11を通過する前の燃焼ガスから顕熱を回収する巻回管15がその外側を巻回して設けられる。
【0014】
通水路は、上流から順に、水の入口である給水管16、副伝熱管11b、主伝熱管10b、巻回管15、出湯管17から構成される。また、給水管16と出湯管17の間には、主熱交換器10と副熱交換器11と巻回管15とをバイパスするバイパス管39が設けられる。
通水路は、副伝熱管11b以外は、熱伝導性に優れた単純な銅製であり、副伝熱管11bはドレンに対する耐食性を向上させるために銅に樹脂コーティングを施したものである。
【0015】
給水管16とバイパス管39との接続部には、水量センサや水ガバナやバイパス管39側への通水量を制御する水モーターを備える水側制御ユニット18が設けられ、バーナ9へのガス管19には主電磁弁20及びガス比例弁21が設けられる。また、水側制御ユニット18内の水量センサや、主電磁弁20及びガス比例弁21、そしてDCモータ4等は、この給湯器1の燃焼を制御するバーナコントローラ22に電気的に接続されている。
また、給水管16と出湯管17の器具外部の先端部には、通水路中の水を抜くための分岐管が設けられており、この分岐管の先端にはそれぞれ水抜き栓23a,23bが設けられる。給湯器1を使用後に水抜きをしたい時には、この水抜き栓23a,23bをはずして水を抜くことができる。
【0016】
次に、中和器30について詳述する。
中和器30は、図1及び図3に示すように、上面が開口された直方形の箱体31と、箱体31の上面開口を覆う蓋体32と、ドレンを中和するための中和剤Cとからなる。尚、図1は中和剤Cを充填した後の図であり、図3は中和剤Cを充填する前の図である。箱体31内は、箱体31の底面から立設された縦壁33によって仕切られてドレン通路34が水平方向に蛇行して形成される。縦壁33の高さは、箱体31の高さと同じ高さに形成される。ドレン通路34は、最初は、箱体31の長手方向に沿って形成され、長手方向と平行に二回U字状に曲折された後、L字状に曲折されて、最後は短手方向に沿って形成される。
蓋体32には、中和器30へのドレンの導入部となる導入口32aが開口される。導入口32aには、ドレン排出管13が挿通される。そして、蓋体32で箱体31を覆った際に、導入口32aの下方にくる箱体31の部位は、上部に導入穴35aが開口されたトラップ板35によって仕切られ水封室36が形成される。導入穴35aの開口位置は、その下端がドレン排出管13の先端よりも上方となるように設定される。導入穴35aにはネット35bが取り付けられる。
【0017】
また、ドレン通路34の終点の箱体31の底面には、中和器30からのドレンの排出部となる排出口31aが開口される。排出口31aにはネット31bが取り付けられ、排出管37が連通される。
そして、図1に示すように、箱体31のドレン通路34、すなわち、水封室36以外の場所には、中和剤Cとして粒状の炭酸カルシウム(粒径:3mm)がすりきり一杯まで充填される。
ドレン通路34の長さは、酸性のドレンを中和するのに十分な中和剤Cとの接触面積が確保できる長さに設定される。
また、水封室36の下面には、水封室36に溜まったドレンを抜くためのドレン抜き栓38が設けられる。
【0018】
このように構成された給湯器1では、図示しない給湯栓を開くことにより給水管16に水(図中破線矢印)が流れる。そして、主電磁弁20及びガス比例弁21が開いてバーナ9に燃料ガス(図中実線矢印)が供給されると共に、給気ファン5によって、器具本体2に設けられる給気口6より外気が器具本体2内に吸引され、バーナ9へ導入されて燃焼用空気として燃焼に供されて、図示しないイグナイタによりバーナ9に点火が行われる。
バーナ9の炎口近傍では混合気が燃焼して火炎を形成し、主熱交換器10の上流側近傍に至る間に燃焼が完結(完全燃焼)する
【0019】
主熱交換器10を燃焼ガス流路の上流に設け、副熱交換器11を燃焼ガス流路の下流に設けたため、バーナ9からの高温の燃焼ガスが、給気ファン5により主熱交換器10の各主フィン10a間を貫流し主に顕熱を奪われて熱交換し、これにより温度の下がった燃焼ガスが、副熱交換器11において主に潜熱を奪われて熱交換して排気口7から器具の外へ排出される。副熱交換器11で燃焼ガスの潜熱が奪われることによって発生したドレンは、排気フード12内に落下し、ドレン排出管13を通って中和器30で処理され、一般排水通路に排出される。
【0020】
次に、中和器30でのドレンの中和処理について説明する。
導入口32aを挿通するドレン排出管13から中和器30に導入されたドレンは、水封室36に溜まっていき、水位が導入穴35aを超えると導入穴35aからドレン通路34に溢れ出す。導入穴35aから溢れ出したドレンは、トラップ板35を伝わって箱体31の底面にたれていき、箱体31の底面を縦壁33によって仕切られたドレン通路34に沿って、導入されたものから順次、中和剤Cに接触しながら排出口31aへと流れる。そして、中和剤Cによって中和処理(pH3→pH6.5〜7.0)されたドレンは排出口31aから排出管37を介して一般の排水通路へと排出される。
【0021】
従って、中和剤Cによって充填されたドレン通路34に古いドレンが溜まらないので、導入穴35aから新しく溢れ出たドレンは常に良好に中和剤Cと接触しながら排出口31aへとスムーズに流れていく。このため、ドレンを流すドレン通路34の長さを短くしても、中和するのに十分なドレンと中和剤Cとの接触面積を確保できる。つまり、中和器30をコンパクトに製造することが可能となり、中和器30を配置する給湯器1内のレイアウトの自由度が広がり設計のフレキシビリティが向上する。
【0022】
また、ドレン排出管13の先端が導入穴35aの下端よりも下方となるように構成しているため、ドレン排出管13の先端は、水封室36に溜まったドレン中に位置することになる。このため、ドレン排出管13を通ってくる燃焼排気を水封室36に溜まったドレンによって遮断でき、中和器30からの排気漏れが防止される。尚、ドレン排出管13が水封室36内のドレン中に浅くしかつかっていないと排気ガスが漏れ出すことがあるため、ドレン排出管13の先端の高さは、排気ガスを十分水封できる程度にドレン排出管13がドレン中につかる高さに設定される。
また、導入穴35a及び排出口31aに、ネット35b,31bを取り付けることによって、そこから粒状の中和剤Cがこぼれ落ちることを防止できる。
【0023】
《第二実施形態》
次に、第二実施形態としての中和器について図5及び図6を用いて説明する。尚、第一実施形態と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
上述したようにドレンをドレン通路34に沿って、導入穴35aから排出口31aへと流すと、導入穴35aに近いところの方がドレンの酸性度が強いため、図4に示すように、中和剤Cは導入穴35aに近いところでより多く消費される。尚、図4は、中和器30を所定期間使用した後の図1中の一点鎖線A−Aでの断面図である。このため、第一実施形態の中和器30では、長期間、中和処理を行っていると、導入穴35a近傍から順に中和剤Cが無くなっていき、中和開始点の位置が排出口31aに近づくことになり、ドレンと中和剤Cとの十分な接触面積が確保できなくなって中和能力が低下してしまう。
【0025】
そこで、第二実施形態の中和器40では、図5に示すように、箱体31を仕切る縦壁43の高さを箱体31の高さよりも低くして(例えば、箱体31の高さの1/2)、箱体31の上部は仕切らず一体空間48とする。
これによって、導入穴35a近傍、すなわち、中和開始点近傍の中和剤Cが消費されると、図6に示すように、そこに一体空間48全体から中和剤Cが転がり落ち込む。このため、中和剤Cの減り方の早い中和開始点にドレン通路44の下流側から、順次、中和剤Cが補充される格好となり、中和剤Cはドレン通路全体で平均的に減少していく。従って、中和剤Cが消費されていっても、中和剤Cが満たされているドレン通路44の長さを十分に確保することができ、長期間経過しても、十分な中和能力が維持できる。
言い換えれば、長期間経過後に導入穴35a付近等、局部的に中和剤Cが無くなった際のことを考慮して、ドレン通路44の長さを本来必要である以上に長く設計するといった、長期間経過後の余裕分の中和能力を確保する必要もなくなり、さらにコンパクト化することが可能となる。
尚、図6は、中和器40を所定期間使用した後の図5中の一点鎖線B−Bでの断面図である。
【0026】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のドレン中和装置によれば、新しく導入されたドレンを常に良好に中和剤と接触させることができるため、中和するのに十分なドレンと中和剤との接触面積を確保しながらコンパクト化することが可能となる。この結果、ドレンを発生する器具にドレン中和装置を搭載しようとした場合、ドレン中和装置のためのスペース確保が容易になり器具設計のフレキシビリティが大きくなる。
【0028】
更に、本発明の請求項2記載のドレン中和装置によれば、中和剤の減り方の早い導入口近傍に、ドレン通路の下流側から中和剤を補充することができる。このため、中和剤の減り方の偏りを平均化させて、長期間、ドレン通路全体を中和剤で満たしておくことが可能となり、長期間十分な中和能力を維持できる。言い換えれば、長期間経過後に中和開始点等、局部的に中和剤が無くなった際のことを考慮して、ドレン通路の長さを本来必要である以上に長く設計するといった、長期間経過後の余裕分の中和能力を確保する必要もなくなり、さらにコンパクト化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態としての中和器の外観図である(中和剤充填後)。
【図2】本実施形態としての給湯器の概略構成図である。
【図3】第一実施形態としての中和器の外観図である(中和剤充填前)。
【図4】第一実施形態としての中和器の断面図である。
【図5】第二実施形態としての中和器の外観図である(中和剤充填前)。
【図6】第二実施形態としての中和器の断面図である。
【図7】従来例としてのドレン中和装置の断面図である。
【符号の説明】
1…給湯器、30,40…中和器、31…箱体、31a…排出口、34…ドレン通路、32a…導入口、33,43…縦壁、35a…導入穴、48…一体空間、C…中和剤。
Claims (2)
- 潜熱回収型給湯器等で発生する酸性のドレンを中和するドレン中和装置であって、
上面に導入口、下面に排出口を備えた箱体と、
上記導入口と上記排出口とを連通状態で、上記箱体底面から立設され上記箱体内を鉛直方向に仕切ってドレン通路を水平方向に蛇行させて形成する縦壁と、
上記箱体内に充填される中和剤と
を備え、上記導入口から導入されたドレンを上記ドレン通路に沿って、上記箱体の底面に流し、上記中和剤と接触させて中和させることを特徴とするドレン中和装置。 - 上記縦壁の高さを、上記箱体の高さよりも低くすることによって、上記箱体の上部を仕切らずに一体空間とすると共に、上記中和剤を該一体空間まで充填することを特徴とする請求項1記載のドレン中和装置。
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