JP2004166014A - 通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信予約確認キー8aが操作されると(ステップST1)、通信予約テーブル5aに記憶されている通信予約登録データを読み出し(ステップST2)、この通信予約登録データの各登録番号、予約時刻、予約種別等を表示部7にリスト表示する(ステップST3)。更に、各登録番号の前に、予約種別(例えば、通常予約、一括送信)に応じた絵柄を表示する(ステップST4)。この絵柄を見てオペレータは、どのような種別の通信予約がなされているか一目見て直観できる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信予約が可能なファクシミリ装置、ファックス機能・複写機能等の多機能を有する複合機等の通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置、複合機等においては、宛先、通信時刻を予め登録しておき、予約通信時刻が到来すると、その予約文書を送信する通常の通信予約、宛先、通信時刻を予め登録しておき、予約通信時刻が到来すると、その宛先あての複数の文書を一括して送信する一括送信の予約を行うことができる。この種の通信端末装置において、通信予約文書を表示する場合には、図5に示すように、先ずステップST31において、各予約の番号、日時、宛先、種別等を表示し、次に通信の種類が通常の予約か一括送信かを判別し(ST32)、一括送信の場合には、番号の前に一括送信を示す「B」を表示し(ST33)、一方、通常の予約である場合には、番号の前に通常のコマンドを示す「C」を表示している(ST34)。一方、従来、ファクシミリ装置において、操作方法を示すガイダンスに画像パターンを使用するものが知られている(例えば、特許文献1の図7参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−131578号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の通信端末装置において、通信予約を確認するのに、特許文献1に示す如き絵柄を用いずに、通常の予約や一括送信をそれぞれ「C」、「B」で表示しているので、咄嗟にいずれの種類であるか判別し難い、という問題があった。
【0005】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、通信予約の確認時に、一見して通信予約の種別を判別し得る通信端末装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の通信端末装置は、少なくとも送信すべき画像データを記憶する画像メモリと、所定の宛先に所定の時刻に送信を行う予約を登録する通信予約登録部と、予約内容を表示する表示部とを備え、前記表示部は、予約の登録件毎に一覧表示し、各件毎に登録種別を識別する絵柄を付すようにしている。
【0007】
この発明の通信端末装置では、通信予約内容を表示部に一覧表示する際に、予約の登録件毎に登録種別を識別する絵柄を付して表示する。この絵柄を見て、オペレータは直観的に予約の登録種別を知ることができる。前記表示部の予約の登録件毎の一覧表示は、例えば予約登録のいずれかを登録消去する場合に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。図1に、この発明の実施形態通信端末装置全体の概略構成を示すブロック図を示す。
【0009】
この実施形態通信端末装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわゆる複合機として構成したもので、主制御部1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、表示部7と、操作部8と、画像読取部9と、画像記録部10と、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11と、LANI/F12と、バス13とを備える。
【0010】
主制御部(CPU)1は、この装置を構成する各部を制御する機能を有する。NCU2は、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.4等に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
【0011】
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。このRAM5には、通信予約を登録記憶する通信予約テーブル5aを備えている。
【0012】
画像メモリ6は、受信画像データや画像読取部9で読み取った画像データを一時的に記憶する。また、この画像メモリ6は、通信予約における通常予約や一括送信を示すための絵柄を記憶する絵柄メモリ6aを有する。表示部(LCD)7は、アイコン、キーボタンの表示や、データの送受信に必要なメッセージ内容等を表示する。例えば、図4に示す通信予約文書画面を表示する。操作部8は通信予約確認キー8a、アイコン選択キー8p、8q、8rを備え、更に、ワンタッチキー、登録キー、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切り替えを行うための動作モード切替キー、テンキー、スタートキー、十字キー、その他のキーを有する。画像読取部9は、FAX送信するときにあるいはコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。この画像読取部9は、カラー画像の読み取りも可能である。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読取部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。この画像記録部10は、カラープリントも可能である。CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを記録するために復号(デコード)する。LANI/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)その他のLAN15(ローカルエリアネットワーク)を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。外部PCから画像ファイル等のデータ転送の要求を受けると、画像メモリ6等に記憶する画像データをLANI/F12、LAN15を介して、外部PCに転送する。
【0013】
次に、実施形態複合機における通信予約の確認処理を、図2に示すフロー図を参照して説明する。この処理ルーチンに入ると、先ず、ステップST1において、操作部8の通信予約確認キー8aが操作されたか否かを判定する。通信予約確認キー8aが操作されていると、ステップST2へ移行する。ステップST2においては、RAM5の通信予約テーブル5aより、登録データを読み出す。そして、ステップST3へ移行する。ステップST3においては、表示部7の画面に通信予約リストを表示する。例えば、図3に示す2件の予約内容で、予約番号001と002であり、それぞれの予約時刻が11/11:11と01/01:01で、種別が通常予約の宛先「村田機械」と一括送信である。続いて、ステップST4へ移行する。
【0014】
ステップST4においては、各登録の種別の絵柄を表示する。この処理は、図4に示すように、ステップST21において、通信予約番号001の種別をチェックする。次に、ステップST22においてチェックの結果、通信種別が「一括送信」か「通常の予約」であるかを判別する。「通常の予約」の場合は、ステップST23へ移行する。一方「一括送信」の場合は、ステップST24へ移行する。予約番号が図3の001の場合は、ステップST23において、図3に示す絵柄P1が予約番号001の前に付して表示される。続いて、予約番号002についても、同様に図4の処理を実行し、ステップST24において、図3に示す絵柄P2が予約番号002の前に付して表示される。
【0015】
ステップST4の絵柄表示が完全に終了すると、ステップST5へ移行する。絵柄も含め、通信予約確認の画面は、例えば図3に示すものとなる。ステップST5においては、宛先確認ボタン8q(操作部8のキー8qに対応)が操作されたか否か判定する。宛先確認ボタン8qが操作されると、ステップST6へ移行する。一方、宛先確認ボタン8qが操作されない(一定時間に亘り)と、ステップST8へ移行する。ステップST6においては、カーソル位置が一括送信の行にあるか否か判定する。カーソル位置が一括送信の行にあれば、ステップST7へ移行する。一方、カーソル位置が一括送信の行になければ、ステップST7をスキップして、ステップST8へ移行する。ステップST7においては、画面を変更して一括送信の宛先を表示する。一覧表示では、一括送信の宛先が分からないので、この宛先表示により、オペレータは一括送信の先を知ることができる。
【0016】
ステップST8においては、所定時間が経過したか否か判定する。所定時間が経過するまでは、ステップST7へ戻り、宛先表示を継続する。一方、所定時間が経過すると、ステップST9へ移行する。ステップST9においては、図3に示す元の画面を表示する。次に、ステップST10へ移行する。ステップST10においては、消去ボタン8r(操作部8のキー8rに対応)が操作されたか否か判定する。消去ボタン8rが操作されると、ステップST11へ移行する。一方、所定時間に亘り消去ボタン8rが操作されないと、ステップST11をスキップして、ステップST12へ移行する。ステップST11においては、カーソル位置の通信予約内容の表示及び登録を消去する。そして、ステップST12へ移行する。ステップST12において、終了か否か判定する。また、登録を消去すべきものがある等、処理が終了でない場合は、ステップST5へ戻る。通信予約リストのカーソル位置は、操作部8の十字キーの上キー、あるいは下キーを操作することにより移動することができる。
【0017】
【発明の効果】
この発明によれば、通信予約の内容を表示部に表示して確認する際に、通信予約の登録件毎に登録種別を識別する絵柄を付して表示するようにしているので、オペレータは絵柄を一目見て、直観的に通信予約の登録種別を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の通信端末装置の一実施形態である複合機の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態複合機の通信予約確認処理を説明するためのフロー図である。
【図3】同実施形態複合機の通信予約確認画面の一例を示す図である。
【図4】同実施形態複合機において、通信予約確認処理表示における種別識別用の絵柄表示を説明するフロー図である。
【図5】従来の通信予約確認処理表示における種別識別用の絵柄表示を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 主制御部
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
5a 通信予約テーブルメモリ
6 画像メモリ
6a 絵柄メモリ
7 表示部
8 操作部
8a 通信予約確認キー
8p、8q、8r アイコン選択キー
9 画像読取部
10 画像記録部
11 CODEC
12 LANI/F
13 バス
14 電話回線
15 LAN
Claims (2)
- 少なくとも送信すべき画像データを記憶する画像メモリと、所定の宛先に所定の時刻に送信を行う予約を登録する通信予約登録部と、予約内容を表示する表示部とを備え、
前記表示部は、予約の登録件毎に一覧表示し、各件毎に登録種別を識別する絵柄を付したことを特徴とする通信端末装置。 - 前記表示部の予約の登録件毎の一覧表示は、予約登録のいずれかを登録消去する場合に行うものであることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330185A JP2004166014A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330185A JP2004166014A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004166014A true JP2004166014A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32807935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002330185A Pending JP2004166014A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004166014A (ja) |
-
2002
- 2002-11-14 JP JP2002330185A patent/JP2004166014A/ja active Pending
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