JP2004157596A - 健康管理システム及び健康管理方法 - Google Patents

健康管理システム及び健康管理方法 Download PDF

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淳一 二宮
Shoichi Nakamura
正一 中村
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Abstract

【課題】ネットワークを介して予測診断増進結果表示画面を楽しみながら健康増進及び治療を行うことのできる健康管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】生活習慣病の改善を希望する患者が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムであって、前記携帯端末装置は、前記希望者の生体データを含む測定データを入力する入力部と、前記入力した測定データを前記健康管理装置に送信すると共に前記健康管理装置からの予測、診断及び増進結果を受信して表示する表示画面を有し、前記健康管理側装置は、受信した前記生体データを含む測定データに基づいて予測、診断及び増進のための演算処理をするサーバと、個人情報データベースと、予測診断増進用データベースと、予測診断増進結果表示画像データベースとを備え、最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、健康を管理する健康管理システムであって、特に生活習慣病に対して生活習慣病患者の病識を向上させ、患者に現状の生活習慣病の情報を可視的に提供することにより病状改善の自己管理をサポートするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2002−56099号公報
現在、健康に対する個人の認識が高まるに連れて病気を自覚してから医療機関に出向くよりも、病気を予防したり、病気を早期に発見して早期に治療しようとする意識が強まっている。
【0003】
このため、会社や自治体では社員や住民の定期診断を積極的に実施しており、多くの人が1年に1回程度の医療機関による検査を行っている。また、家庭では体温計や血圧計あるいは体脂肪計のような簡単な健康チェックが出来るような測定器具が普及している。
【0004】
しかし、多くの人は多忙等の理由により多少具合が悪いところがあっても、それが大きな異変でなければ医療機関を訪れることが出来ない場合が多い。また、1年に1回程度の定期検診の際に症状を医師に相談すればよいとして先延ばしにする傾向もある。
【0005】
従来から、自覚症状が少なく病状の進行が遅く、本人が気づいた時には手遅れになるサイレントキラーと呼ばれる生活習慣病患者が極めて多い。例えば、脳卒中の発症は、長期間に渡る喫煙、高血圧及び糖尿病等の生活習慣病に大きく起因している。
【0006】
そして、我が国において、脳卒中は主要な死因の一つであると共に、脳卒中の回復後に後遺症を残し、寝たきり原因の4割を占めるなど社会的影響が極めて大きい病気であり、医療費、医療介護の面でも深刻な問題となっている。
【0007】
このため、疾病の原因を患者に明確に伝えることにより、予防医学の分野を発達させ新たな発症を防止させることが精力的に行われている。
【0008】
また、現在は、健康管理を行う会員組織が数多く登場している。このような会員組織は通信回線を使用した端末機を使用して医療相談をしたり、電話やファクシミリによる医療相談を可能にする他、1年に数度の健康診断を行って、通常の定期健康診断よりも精密な医療サービスを行っている。
【0009】
特許文献1においては、健康管理センタは、情報通信回線を介して患者と、医療機関と接続されている。患者(ユーザ)は各々高血圧症、高脂血症、糖尿病又は喘息/慢性閉塞性肺疾患等の生活習慣病患者及びその予備軍(患者ではないが発症する可能性の高い人)である。患者の家にはバイタルセンサ制御部を中心として、患者の各疾病の測定に必要なバイタルセンサが選択されて接続されたシステムがある。健康管理センタは、格納部とサーバとを有し、各ユーザから送信されるバイタルセンサのデータの格納部への格納やユーザの検査結果のデータを評価し、ユーザの自己管理をサポートするシステムが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した特許文献1における権衡管理システムにおいては、従来からの医療機関で行う検査を通信回線を利用して行うのであって、長期に及ぶ治療を楽しくやるものではない。特に生活慣習病の予備軍(患者ではないが発症する可能性の高い人)にとっては、各個人の地道で継続的な努力が必要であるにも関わらず治療の途中で止めてしまうこともある。人によっては単調な日常の努力データを記録するだけでは苦痛を伴う。また、多くの人は、生活習慣において何をどのように管理していけば他の生活習慣病に伴う合併症を起こす確率を減少させることが出来るのか理解していない。
【0011】
例えば、糖尿病は、早期から適切な管理をしていれば発病することは無いが、管理を怠ると確実に進行し失明したり腎臓障害を起こして人工透析を行ったりして、様々な合併症を経て最終的には死に至り得る。しかしながら、多くの人が潜在患者となっている糖尿病においてさえ、生活習慣病の患者は自分の病気が他の病気を引き起こす要因となる非常に怖いものであると知りつつも、生活習慣における習慣(例えば、食生活、日常で必要な運動、喫煙、等)の改善を行うことが難しくその継続努力はしばしば挫折する。
【0012】
このような背景により本発明は、治療の継続努力が必要な生活習慣病患者及びその予備軍に対し、ネットワークを介して予測診断増進結果表示画面を楽しみながら健康増進予測、治療予測、健康増進、及び治療を行うことのできる健康管理システム及びその方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明は、生活習慣病の改善を希望する希望者(患者)が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムであって、前記携帯端末装置は、前記希望者の生体データを含む測定データを入力する入力部と、前記入力した測定データを前記健康管理装置に送信すると共に前記健康管理装置からの予測、診断及び増進結果を受信して表示する表示画面を有している。
【0014】
そして、前記健康管理側装置は、前記携帯端末との通信を制御すると共に、受信した前記生体データを含む測定データに基づいて予測、診断及び増進のための演算処理をするサーバと、前記希望者の管理ID、パスワード及び健康管理に関する属性データを格納する個人情報データベースと、前記希望者の健康を予測、診断及び増進するための予測診断増進用データベースと、複数種類の予測診断増進結果表示画像を選択可能に格納する予測診断増進結果表示画像データベースと、を備えている。
【0015】
前記健康管理装置は前記携帯端末装置から受信した前記測定データにより算出した予測、診断及び増進結果の数値を前回作成した前記予測診断増進結果表示画像に追加して画像が変化するように作成された最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信することを特徴とする健康管理システムを提供するものである。
【0016】
ここで、前記予測診断増進結果表示画像は、前記測定データにより算出した予測、診断、増進結果の数値を前回作成した前記予測診断増進結果表示画像に追加して画像が変化するように作成された最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信する様に構成した。これにより、本発明の健康管理システムは、治療の継続努力が必要な生活習慣病患者及びその予備軍に対し、ネットワークを介して予測診断増進結果表示画面の変化を楽しみながら健康増進予測、治療予測、健康増進及び治療を行うことのできることとなった。
【0017】
ここで、前記生活習慣病は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喘息、肥満、喫煙等の日常生活の習慣から発症する症状である。又、他の生活習慣病であっても対応可能である。
【0018】
さらに、前記診断用データベースは、健康度決定データベース、健康情報データベース、健康度判断データベースを含む。
【0019】
前記健康度判断データベースは、WHO等における各疾病毎の治療ガイドラインに示されている検査(運動量、食事量及びその種類等のデータを含む)及び治療結果のデータが格納されている。
【0020】
前記健康度決定データベースは、前記サーバの制御により、前記健康度判断DB内のデータと、医療機関や患者から入力される患者の測定項目のデータ及び治療結果との比較を行い、健康度(病状ランク、危険度のランク、健康増進度値及び健康度予測値)を決定する。
【0021】
前記健康情報データベースは、各疾病に対応した映像情報、画像情報、映像情報及び画像情報に付属する音声情報がデジタルデータとして格納されている。
【0022】
さらに、前記個人情報データベースは、前記希望者の氏名、管理ID、パスワード、初期個人情報必須項目のデータ、日々の管理必須項目のデータ、及び定期検査項目のデータが各患者毎の管理IDに関連付けられて格納されている。
【0023】
ここで、前記予測診断増進結果表示画像データベースは、複数の健康管理ゲームを選択可能に格納されている。利用者(患者)は、格納されている複数の健康管理ゲームの中から好きなゲームを選んで携帯端末にゲームの画像を表示することか可能である。
【0024】
そして、前記健康管理ゲームの画像は、2次元又は3次元の予測診断増進結果表示画像であり、前記健康管理ゲーム画像は、成長育成型健康管理ゲーム、格闘型健康管理ゲーム、自己鍛錬型健康管理ゲーム、領土獲得型健康管理ゲーム、都市建設型健康管理ゲーム、日常生活型健康管理ゲームである。
【0025】
さらに、前記サーバは、受信した前記測定データと前記個人情報データベースと前記予測診断増進用データベースとにより算出した前記健康度の数値、及び予め定めた測定項目の目標値と比較して算出した数値とを管理IDに関連付けて格納されていた対応する前記健康ゲームの数値に付加して前記健康ゲームの表示画像を変化させるのである。
【0026】
また、前記通信回線は、TCP/IP(インターネット・プロトコル)に基づく双方向通信ネットワークである。
【0027】
ここで、本発明は、生活習慣病の改善を希望する希望者(患者)が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムにあって、前記携帯端末装置から入力された生体データを含む測定データを、前記患者の管理IDに対応させて時系列に個人データデータベースへ格納するステップと、健康度判断データベースから、WHOの治療ガイドラインにおける日々の管理の必須管理項目に対応する基準のデータを読み込むステップと、前記測定データを読み込むステップと、前記測定データと、前記個人データベースに格納された各検査項目及び危険因子のデータとを、前記基準データの数値範囲及び危険因子と比較して、前記測定データが対応する数値範囲にあるか、又は危険因子が対応する数値範囲にあるかの判定度を病状ランク、危険度、及び健康増進度の数値として算出するステップとを有している。
【0028】
さらに、前記個人データデータベースに格納されている前記基準データと対応する項目を読み込み危険因子の判断を行うステップと、前記算出及び前記判断処理により得られたデータに基づき総合判断を行うステップと、前記算出された病状ランク、危険度、健康増進度数値及び前記総合判断の数値に基づき管理IDに関連付けて格納されている予測診断増進結果表示画像を変化させ新たな予測診断増進結果表示画像を生成するステップと、前記新たな予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信するステップと、前記新たな予測診断増進結果表示画像を前記管理IDに関連付けて前記個人データデータベースに格納するステップと、前記算出された病状ランク及び危険度が予め決められた数値に対して異常値である場合には、前記健康管理装置は前記異常値の通知を前記携帯端末装置と、担当の医師の医療機関側端末装置に患者情報と共に送信して通知するステップと、を有することを特徴とする健康管理の方法を提供するものである。
【0029】
ここで、前記予測診断増進結果表示画像は、前記測定データを診断して算出した診断結果の数値を前回作成した前記予測診断増進結果表示画像に追加して画像が変化するように作成された最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信するのである。
【0030】
これにより、本発明の健康管理の方法においては、治療の継続努力が必要な生活習慣病患者及びその予備軍に対し、ネットワークを介して予測診断増進結果表示画面の変化を楽しみながら健康増進予測、治療予測、健康増進、及び治療を行うことのできることとなった。
【0031】
ここで、前記生活習慣病は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喘息、肥満、喫煙等の日常生活の習慣から発症する症状である。
【0032】
そして、前記予測診断増進用データベースは、健康度決定データベース、健康情報データベース、健康度判断データベースを含んでいる。
【0033】
前記個人情報データベースは、前記希望者の氏名、管理ID、パスワード、初期個人情報必須項目のデータ、日々の管理必須項目のデータ、及び定期検査項目のデータが各患者毎の管理IDに関連付けられて格納されている。
【0034】
前記予測診断増進結果表示画像データベースは、複数の健康管理ゲームを選択可能に格納している。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る健康管理システム及びその方法の詳細を、図面の記載に基づいて説明する。
【0036】
図1は、本発明に係る健康管理システム及びその方法の全体構成の例を示すものである。
【0037】
図1において、この例における通信ネットワークは、IPパケットを伝送するTCP/IP通信ネットワーク(適宜、インターネットと記載する)である。
【0038】
図1において、デジタル固定通信網1にゲートウェイ装置(図示せず)で接続されたデジタル移動通信網2(この二つの通信網を適宜、通信回線網と表記する)を有している。デジタル移動通信網2は、例えば、PDC(Personal DigitalCellular Telecommunication System)方式、コードレス電話(PHS:Personal Handyphone System)方式であり、セル基地局2aの無線区間に多数の携帯端末装置3(携帯電話機や小型情報端末(PDA))が収容されており、この携帯端末装置3(以下、「携帯端末3」という)は、管理項目データ(血圧測定値、血糖値、体脂肪率、摂取カロリー量、運動量、食事量等)を、通信回線網(インターネット)を通じて健康管理装置5(以下、健康管理センター装置5という)に送信する。そして、携帯端末3は、健康管理センター装置5から送信されたデータ受信し、その送られたデータにより進行する予測診断増進結果表示画像(例えば、「健康管理ゲーム」)を表示するために使用される。
【0039】
また、デジタル固定通信網1には健康管理センター装置5、医療機関側装置6が接続されている。健康管理センター装置5は、多数の携帯端末3からのデジタルデータによる健康管理データを受信して、健康管理システム及びプログラムをインターネット上で実行する。
【0040】
尚、デジタル固定通信網1には、患者側端末装置4(以下、適宜「小型汎用コンピュータ4」という)を接続するようにしてもよい。この小型汎用コンピュータ4は、携帯端末3と同様に使用することが可能である。
【0041】
通信回線を介して送受信される情報の機密を保護するために健康管理センター装置5とデジタル固定通信網1の間には、ファイア・ウォール9、SSL Accelertor10が配設されている。
【0042】
なお、健康管理センター装置5は、インターネットアクセスが可能なオペレーティングシステム(OS)を搭載している。
【0043】
また、図1に示す通信ネットワーク構成は一例であり、多様な構成が可能である。公開性を有したTCP/IPネットワークではなく、閉鎖通信ネットワーク、例えば、イントラネット(LAN)などでも、以下と同様の処理が可能である。また、複数の企業・組織を接続するネットワーク、すなわち、エキストラネット(WAN)でも、以下と同様の処理が可能である。
【0044】
図2は、図1中の健康管理センター装置5を説明するためのブロック図である。
【0045】
図2において、この健康管理センター装置5は、ハブ装置やデジタル終端接続装置(DSU)及び侵入防止用のファイアウォールアプリケーションを実装した図示しないルータなどで構成される回線接続装置20を通じて、通信制御や演算処理等を実行するサーバ21を備えている。ウェブサーバ21aがインターネット通信処理を実行し、データ送受信サーバ21bが各種データの送受信(ダウンロード・アップロード)を実行する。
【0046】
そして、図示しないクライアント証明書サーバが、ウェブサーバ21aへ接続に来た端末装置の認証を行う。また、健康管理センター装置5は、内部のSSLサーバ21dがデータ転送における暗号化通信プロトコル(SSL:Secure Sockets Layer)を実行する。
【0047】
さらに、健康管理にかかる各種データを、データベース(DB)サーバ21cの制御でデータベース装置26に格納し、又は読み出している。
【0048】
図3は、図2に示したデータベース装置の構成図を示す。データベース装置26には、個人情報データDB30、健康情報DB31、EBM(Evidenced BaseMedicine)に基づく病名/健康判断DB32、健康度決定DB、病名に対応して格納された予測診断増進結果表示画像データベース36(以下、「健康管理ゲームDB36」という)から構成されている。ここで、EBMは、実証に基づいた医療行為の実行であり、例えばWHO(World Health Organization)の各疾病に対する診断及び治療ガイドラインに基づき患者の測定結果のデータを評価し、この患者の疾病に対する臨床的評価を下すものである。
【0049】
個人情報データDB30には、各患者毎の氏名、管理ID、パスワード、初期個人情報必須項目のデータ(以下、適宜「データA」という)、日々の管理必須項目のデータ(以下、適宜「データB」という)、及び定期検査項目のデータ(以下、適宜「データC」という)が各患者毎の管理IDに関連付けられて格納されている。これら日々の必須管理項目データの種類は、各患者の生活習慣病毎に異なったものとなっている。
【0050】
また、この健康管理センター装置5には、インタフェース(I/F部)29を通じて健康管理に関するデータ送信やデータ受信をローカルエリアネットワーク(LAN)によって制御・管理できる。
【0051】
さらに、この健康管理センター装置5は、通信プロトコルや制御プログラムを情報記録媒体から読み出してサーバ21にインストールするための図示しないドライブ装置が設けられている。
【0052】
健康管理センター装置5は、特に図2の構成に限定されない。その処理データ量やトラヒック量によって、単体の汎用コンピュータ(サーバ)のみで構成することも可能である。
【0053】
図1中の携帯端末3は、その構成及び動作が既知である。例えば、周波数切替シンセサイザ、受信電界強度(RSSI)検出部を備えた無線送受信部、変調/復調部、時分割/多重分離部、コーデック(符号化/復号化)部、送話用マイクロホンと受話用スピーカ及びマイクロプロセッサ、着信表示発光ダイオードや液晶デスプレイなどの表示部、入力操作部とを備えたPDC方式、PHS方式が既知である。なお、この携帯端末3は、インターネット通信が可能な専用のオペレーティングシステム(OS)、例えば、専用のHTMLタグで記述したインターネットアクセスが可能なOSを搭載している。
【0054】
図1中の患者側側端末装置4(小型汎用コンピュータ)の構成及び動作も、いわゆる、パーソナルコンピュータとして既知である。この小型汎用コンピュータ4もインターネットアクセスが可能なオペレーティングシステム(OS)を搭載している。
【0055】
尚、携帯端末3(及び患者側側端末装置4)には、生体データを計測する血圧計、体温計、血糖測定器、尿糖測定器、歩行計、体重・体脂肪率系、酸素飽和度測定器等の中から日々管理データの必須管理項目に必要な計測機器を接続して計測器から測定した生体データを直接取り込むようにしてもよい。
【0056】
ここで、携帯端末3を保持する患者は、患者が高血圧症、高脂血症、糖尿病、喘息/COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)、肥満、及び喫煙習慣病(ニコチン中毒)等の生活習慣病患者及び患者ではないが発症する可能性の高い人又は潜在者である。
【0057】
本健康管理システムにおいて、初期個人情報必須管理項目のデータは、医療機関において、医師の問診及び健康診断により取得されたものである。この初期個人情報必須管理項目は、患者の管理IDに関連付けられて個人情報データDB30に格納されている。以下、生活習慣病患者毎の日々の管理データの管理項目と個人情報データDB30に格納されている個人情報管理項目例を説明する。
【0058】
生活習慣病患者が行う必要のある日々の管理項目は、以下の項目例がある。
【0059】
例えば、ユーザが高血圧患者及びその予備軍の場合、日々の管理における必須管理項目は、血圧、脈拍、体脂肪率、体重、体温、運動量の各検査項目である。これらの検査項目を計測する計測機器が患者側側端末装置4に接続されている場合は計測機器から自動的にデータを取り込むことが可能である。
【0060】
さらに、生活習慣におけるアルコールの摂取量(種類、量/回、回数/周等)、喫煙量(本数/日、年数等)、運動量(運動方法、脈拍・自覚的運動強度)、食生活(Kcal,植物繊維、塩分、Ca、蛋白質、脂質)等の測定データがある。
【0061】
高脂血症の場合の管理項目は、治療に対するガイドラインに示された定期的な血液検査を行いガイドラインに基づいた検査項目のデータの取得を行う。日常的には、少なくとも、体重、体脂肪率、運動量を測定する。
【0062】
ユーザが糖尿病患者及びその予備軍患者の場合の管理項目は、尿糖値、血糖値、血圧、脈拍、体重、体脂肪率、運動量(歩行量)等の測定データがある。さらに、
生活慣習におけるアルコールの摂取量(種類、量/回、回数/周等)、喫煙量(本数/日、年数等)、運動量(運動方法、脈拍・自覚的運動強度)、食生活(Kcal,植物繊維、塩分、Ca、蛋白質、脂質)等の測定データがある。
【0063】
又、ユーザが喘息/COPD及びこの予備軍患者の場合の管理項目は、ピークフロー値、酸素飽和度値、血圧、脈拍、体温、体重、運動量の各測定データがある。さらに、生活慣習におけるアルコールの摂取量(種類、量/回、回数/周等)、喫煙量(本数/日、年数等)、運動量(運動方法、脈拍・自覚的運動強度)、食生活(Kcal,植物繊維、塩分、Ca、蛋白質、脂質)等の測定データがある。
【0064】
ここで、個人情報DBに格納される管理項目について説明する。
【0065】
例えば、高血圧の患者の個人情報データDB30には、各患者毎の管理ID、パスワード、住所、氏名、電話番号、性別、生年月日、血液型、出身地、初期個人情報必須項目のデータ、日々の管理必須項目のデータ、及び定期検査項目のデータが患者毎の管理IDに関連付けられて格納されている。
【0066】
さらに、患者の臨床病歴として現病歴の病名(本態性高血圧、二次性高血圧)、発症年齢、治療歴、特記すべき事項、既往歴/合併症のデータが格納されている。
【0067】
また、上記既往歴/合併症の発症年齢、上記既往歴/合併症の医療機関受診の状態として通院中又は通院終了の何れであるか。上記既往歴/合併症の通院再開であればいつからか。上記既往歴/合併症の治療薬、この治療薬を服用中又は服用終了(いつまで)の何れであるか。この治療薬の服用が再開されていればいつからか。また服用していれば記既往歴/合併症のコントロール状態がWHO等のガイドラインに基づいて優・良・可・不可の何れであるかのデータが格納されている。
【0068】
患者の家族の病歴として、家族の病歴の有無、病歴がある場合、高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中の何れか、又は複数の病名の組合せデータが格納されている。また、危険度(リスクファクタ)としては、WHO/ISH(国際高血圧学会)ガイドラインの水準と比較して求めたデータがある。また上記現病歴・既往歴とリスクファクタとで重複するものは全てが必須入力項目となる。
【0069】
患者(ユーザ)の生活歴として、アルコール摂取量(種類、量/回、回数/周等)、喫煙歴(本数/日X年数、等)、運動量(日常の運動習慣の有無、種類、頻度)、食生活(果物、野菜、肉、脂摂取状況、規則性等)睡眠時間、ストレス因子(職場、人間関係、家庭)、労働強度対1日の消費エネルギー/標準体重比のデータが格納される。
【0070】
患者の理学所見として、身長、体重、BMI(Body Mass Index)、血圧(収縮期血圧mmHg、拡張期血圧mmHg)画像所見上心臓の大きさ、心不全の有無、頚動脈・腎動脈・末梢動脈の病変の有無、大動脈縮搾の有無の評価、肺野のラ音及び気管子攣縮の有無、腹部雑音の有無のデータが格納されている。患者の精密検査結果によって血液検査のデータ(総コレステロール値、HDL,LDLコレステロール値、中性脂肪、尿酸、BUN、Cr、空腹時血糖、血漿レニン活性、血漿アルドステロン、尿中カテコールアミン等)が格納されている。
【0071】
さらに、尿検査(蛋白・微量アルブミン、潜血・糖・ウロピリノーゲンム等)心電図、心臓の左室肥大の有無、異常Q波の有無、腹部エコー検査(腎臓の大きさ)、心エコー検査(心臓の大きさ、左室壁の動き)頚部エコー/MRI検査(頚動脈粥状硬化の判定)、脳MRI検査(脳血管障害の判定)、眼底検査(網膜動脈所見、網膜出血/滲出、乳頭浮腫)のデータが格納されている。
【0072】
患者の運動処方箋(疾患別)として、危険度(リスクファクタ)及び既往歴を基に、年齢・最高心拍に対する割合と主観的な運動に対する自覚度によって、初期運動量、メニューのデータが格納されている。また、患者遺伝子情報としてDNAの塩基配列において、遺伝原因により高血圧の発症する確率の高い座位の、塩基配列のデータが格納されている。
【0073】
また、高脂血症の患者に対応した初期個人情報必須項目として、以下に示すデータが患者の管理IDに関連して、個人情報データDB30に格納されている。各患者の住所、氏名、電話番号の、データがあり、各患者の身体所見として、患者の性別、生年月日、血液型、本人出生地のデータが格納されている。
【0074】
患者の臨床病歴として、現病歴の病名(高脂血症)、発症年齢、治療歴(発症前のTC,LDL、HDL及びその値、BMI)、治療(薬物又は食事療法)の結果と副作用、上記病歴の経過中における特記すべき事項、既往歴/合併症のデータが格納されている。
【0075】
また、上記既往症/合併症の発症年齢、上記既往症/合併症の医療機関受診の状態として、通院中(いつから)又は通院終了(いつまで)の何れであるか。この治療薬の服用が再開されていればいつからか。また服用していれば記既往歴/合併症のコントロール状態がWHO等のガイドラインに基づいて優・良・可・不可の何れであるかのデータが格納されている。
【0076】
患者の家族の病歴として、家族の病歴の有無、病歴がある場合、高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中の何れか、又は複数の病名の組合せデータが格納されている。また、危険度(リスクファクタ)としては、WHO/ISH(国際高血圧学会)ガイドラインの水準と比較して求めたデータがある。また上記現病歴・既往歴とリスクファクタとで重複するものは全てが必須入力項目となる。
【0077】
例えば、冠動脈疾患、無症候性心筋虚血(心電図異常)及び冠動脈造影で有意狭窄、加齢(男性が45歳、女性が閉経後)、家族の病歴(冠疾患(狭心症/心筋梗塞)が第1親等に有り)、喫煙習慣、高血圧(収縮期140mmHg及び拡張期90mmHg)、耐糖能異常(75gOGTT(ブドウ糖負荷試験)で境界型/糖尿病型)、肥満(BMI26.4以上が異常)、高トリグリセライド血症、低HDL−コレステロール血症(40未満)、アポ蛋白質の異常・レムナント・小粒子高密度LDL・Lpの検査は通常の医療機関では不可を示すデータが格納されている。
【0078】
また、患者の生活歴として、アルコール摂取歴(種類、量/回、回数/周等)、喫煙歴(本数/日X年数、等)、運動量(日常の運動習慣の有無、種類、頻度)、食生活(果物、野菜、肉、脂摂取状況、規則性等)、睡眠時間、ストレス因子(職場、人間関係、家庭)、労働強度対1日の消費エネルギー/標準体重比(疾患別)のデータが格納されている。
【0079】
さらに、患者の理学所見として、身長、体重(BMI)、血圧、遺伝性高コレステロール血症を除外する所見、腱黄色腫の有無、皮膚結節性黄職種の有無、眼瞼腱黄職種の有無、若年性(<50歳)角膜輪の有無、若年性(<50歳)虚血性心疾患の有無、手掌線状黄職種の有無のデータが格納されている。患者の精密検査結果として、血液検査(総コレステロール値、HDL,LDLコレステロール値、中性脂肪、尿酸、GOT、GPT、γ−GPT、LDH,ALP、BUN等のデータが格納されている。
【0080】
さらに、患者の75gOGTTの精密検査結果の血液検査において、境界型の場合、110乃至140(空腹時血糖)、≧160(1時間血糖)、140乃至200(2時間血糖)の各範囲であり、糖尿病型の場合、≧140(空腹時血糖)≧200(2時間血糖)の各範囲であることを示すデータが格納されている。
【0081】
また、患者の精密検査結果としては、尿検査(尿蛋白・尿潜血・尿糖・ウロピリノーゲン等)、心電図と各々の心電図における心筋虚血の所見の有無、腹部エコー検査、心エコー検査のデータが格納されている。患者の運動処方箋としては、危険度(リスクファクタ)及び既往症を基に、年齢・最高心拍に対する割合と主観的な運動に対する自覚度とによって初期の運動量、運動メニュウのデータが示されている。また、患者の遺伝子情報として、DNAの塩基配列において、遺伝原因により高血圧の発症する確率の高い座位の、塩基配列のデータが格納されている。
【0082】
また、例えば、糖尿病の患者に対応した初期個人情報必須管理項目として、以下に示すデータが患者の管理IDに関連付けられて、個人情報データDB30に格納されている。各患者の住所、氏名、電話番号のデータがあり、各患者の性別、生年月日、血液型、身長、体重、BMI(体重Kg÷(身長m))、標準体重、本人(及び両親)出身地、労働強度対1日の消費エネルギー/標準体重比(疾患別)のデータが格納されている。
【0083】
患者の臨床病歴として、現病歴の病名、発症年齢、治療歴、既往歴/合併症(狭心症・心筋梗塞・脳血管障害・末梢血管障害・糖尿病・痛風・脂質代謝異常、気管子攣縮・肝疾患)のデータが格納されている。
【0084】
また、上記既往歴/合併症の発症年齢、上記既往歴/合併症の医療機関受診の状態として通院中又は通院終了の何れであるか。上記既往歴/合併症の通院再開であればいつからか。上記既往歴/合併症の治療薬、この治療薬を服用中又は服用終了(いつまで)の何れであるか。この治療薬の服用が再開されていればいつからか。また服用していれば記既往歴/合併症のコントロール状態がWHO等のガイドラインに基づいて優・良・可・不可の何れであるかのデータが格納されている。
【0085】
患者(ユーザ)の生活歴として、アルコール摂取量(種類、量/回、回数/周等)、喫煙歴(本数/日X年数、等)、運動量(日常の運動習慣の有無、種類、頻度)、食生活(果物、野菜、肉、脂摂取状況、規則性等)睡眠時間、ストレス因子(職場、人間関係、家庭)、労働強度対1日の消費エネルギー/標準体重比のデータが格納される。
【0086】
患者の理学所見として、視力低下、口渇、多飲、多尿、体重減少、浮腫、しびれ、知覚低下、神経痛、ストレス腱反射、振動覚検査、起立性低血圧、下痢、便秘、残尿、インポテンツ、狭心症の症状、脳梗塞の症状、足背静脈の触診、間欠性跛行、四肢冷感、壊疽、皮膚化膿症、尿路感染症、歯槽膿漏の有無のデータが格納されている。
【0087】
患者の精密検査結果として、血液検査(総コレステロール値、HDL,LDLコレステロール値、HdAlc、中性脂肪、尿酸、GOT、GPT、γ−GPT、LDH、ALP、BUN、CRE、Amylase)のデータが格納されている。
【0088】
さらに、患者の75gOGTTの精密検査結果の血液検査において、境界型の場合、110乃至140(空腹時血糖)、≧160(1時間血糖)、140乃至200(2時間血糖)の各範囲であり、糖尿病型の場合、≧140(空腹時血糖)≧200(2時間血糖)の各範囲であることを示すデータが格納されている。
【0089】
また、患者の精密検査結果としては、尿検査(尿蛋白・尿潜血・尿糖・ウロピリノーゲン等)、心電図と各々の心電図における心筋虚血の所見の有無、腹部エコー検査、心エコー検査のデータが格納されている。
【0090】
患者の運動処方箋としては、危険度(リスクファクタ)及び既往症を基に、年齢・最高心拍に対する割合と主観的な運動に対する自覚度とによって初期の運動量、運動メニュウのデータが示されている。また、患者の遺伝子情報として、DNAの塩基配列において、遺伝原因により高血圧の発症する確率の高い座位の、塩基配列のデータが格納されている。
【0091】
さらに、喘息患者/COPD患者に対応した初期個人情報必須項目として、以下に示すデータが患者の管理IDに関連付けられて、個人情報データDB30に格納されている。
【0092】
各患者の住所、氏名、電話番号のデータがあり、各患者の性別、生年月日、血液型、身長、体重、BMI(体重Kg÷(身長m))、標準体重、本人(及び両親)出身地、労働強度対1日の消費エネルギー/標準体重比(疾患別)のデータが格納されている。
【0093】
患者の臨床病歴として、現病歴の病名、発症年齢、治療歴、既往歴/合併症(アレルギー鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎)家族の病歴(喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎)が格納されている。
【0094】
また、喘息/COPDの危険度の因子(リスクファクタ:基準は各疾患別医療ガイドラインに準拠)として、患者の入院歴(過去1年以内、過去2年以上)、挿管歴、救急外来での点滴/靜注/処置回数(ありの場合:過去1ヶ月、3ヶ月、12ヶ月間なし)のデータが格納されている。
【0095】
また、患者の生活歴として、喘息/COPDの増悪時期、喫煙歴(本数/日X年数、等)、運動量(1日(周間)運動量等)、食生活(果物、野菜、肉、脂摂取状況、規則性等)、睡眠時間、ストレス因子(職場、人間関係、家庭)、ペット飼育歴、職歴(粉塵、化学物質、放射線暴露歴等)、喀痰量・性状の各データが格納されている。
【0096】
さらに、患者の理学所見として、聴診所見(乾性/湿性ラ音:心雑音)、浮腫・頚靜脈怒張・肝触知の有無、息切れの評価(Hugh−Jones I〜IV)の各データが格納されている。また、患者の精密検査結果として、血液検査(総コレステロール値、HDL,LDLコレステロール値、中性脂肪、尿酸、総蛋白等、及びIgE(RIST、RAST)血液学的検査のデータ、喀痰検査(細菌学的及び喀痰中好酸球)のデータが格納されている。
【0097】
さらに、患者の精密検査結果として、尿検査における尿蛋白、尿糖、ウロピリノーゲン等の検査データが格納されている。加えて、心電図、及び心電図の右室/右房不可所見のデータが格納されている。また、胸部胸部レントゲン写真、心エコー検査、呼吸機能検査(スパイロメータ、フローボリューム曲線、気道過敏性試験等)のデータが格納されている。さらに、患者の精密検査結果として、CT検査、6分間歩行試験、動脈血ガス検査のデータが格納されている。
【0098】
また、患者の運動処方箋(疾患別)として、危険度及び既往症を基に、年齢・最高心拍数に対する割合と主観的な運動に対する自覚度によって初期運動量のメニューが示されている。さらに、患者の食事処方箋として、COPD患者に適切な栄養摂取を指導するデータ、及び喘息患者に食物アレルゲンと推定されるものを食べないように指導するデータが格納されている。また、患者の遺伝子情報として、DNAの塩基配列において、遺伝原因により喘息/COPDの発症する確率の高い座位の、塩基配列データが格納されている。
【0099】
次に、図2に示した健康情報DB31には、映像・画像(3次元画像を含む)・音声を読取部40からサーバ21を介して入力される各疾病に対応した映像情報、画像情報、映像情報及び画像情報に付属する音声情報がデジタルデータとして格納されている。映像情報、画像情報、映像情報及び画像情報に付属する音声情報は、サーバ21により各疾病に関連させて健康情報DB31に格納されている。
【0100】
EBM(Evidenced Base Medicine)に基づく病名・健康判断DB32は、健康度決定DB,健康度判断DB、及び目標スケジュール決定DB、から構成されている。健康度決定DBは、サーバ21の制御により、健康度判断DB内のWHO等における疾病毎の治療ガイドラインに示されている検査(運動量、食事量及びその種類等のデータを含む)及び治療結果のデータと、医療機関や患者から入力される患者の検査項目の測定データ及び治療結果との比較を行い、健康度(病状ランク、危険度のランク、健康増進度値及び今後の健康度の予測値)を決定する。
【0101】
ここで、病状ランクは、各生活習慣病の病状がどの程度進行しているかを示すランクであり、例えば、高血圧の場合、グレード1(軽症高血圧)、グレード2(中等症高血圧)、グレード3(重症高血圧)の三つのグレードがある。また、危険度は、他の合併症(疾病)を誘発させたりする確率や、病状の生命の危険に関する度合いを示し、例えば、低リスク(15%未満)、中リスク(15%乃至20%)、高リスク(20%乃至30%)及び超高リスク(30%越)である。
【0102】
上記WHO等の治療ガイドラインには、各検査及び治療結果の各データ毎に対応した数値範囲と危険因子とが、生活習慣病の病状の各ランク及び危険度毎に示されている。そして、サーバ21は、上記患者のデータにおける各検査項目及び危険因子のデータと、上記WHO等の治療ガイドラインに定められた各病状ランクにおける各検査項目データの数値範囲及び危険因子と比較し、この患者のデータが対応するどの病状ランクの数値範囲にあるか、又は危険因子が対応する危険度を算定する。
【0103】
ここで、さらにサーバ21は、算定した結果を個人情報データDB30に格納すると共に、患者の携帯端末3(又は患者側端末装置4)に表示する健康管理ゲームの画像に変化を与える数値を算出する。
【0104】
健康度判断DBには、最新のWHOによる高血圧治療ガイドライン、糖尿病治療ガイドライン、高脂血圧治療ガイドライン、喘息治療ガイドライン及びCOPD治療ガイドライン、肥満治療ガイドライン等の各種ガイドラインが格納されている。
【0105】
例えば、患者(ケアー希望者、生活習慣病患者又は予備軍)が健康管理センター5のサーバ21と回線を接続し、高血圧に対する健康分析を行う場合、健康度決定DBはサーバ21の制御によりデータAの身体所見、臨床病歴、理学所見、血液検査結果、尿検査、心電図、胸部画像検査、心エコー検査、頚部エコー/MRI検査、眼底検査の各データ、血圧及び薬の服用状況と、健康度判断DBの高血圧治療ガイドラインの各対応する基礎データと比較して、患者の健康度を演算結果により算出して判定する。
【0106】
さらに、サーバ21は、日々の測定データの累積記録により今後の健康度の予測値を算出する。この数値も健康管理ゲームの画像に変化を与える数値として個人情報データDB30に格納する。
【0107】
すなわち、サーバ21は、高血圧のケアー希望者(患者)の日々の管理の必須管理項目に対応する検査データBを受信すると、以下に示す手順で患者の高血圧に対する健康度分析を行う。
【0108】
図4は、健康度分析の処理のフローチャートを示す。この時サーバ21は、患者の携帯端末3から入力されたデータBの各項目のデータを、患者の管理IDに対応させて時系列に個人情報データDB30へ格納する(ST1)。
【0109】
健康度判断DBから、WHOの治療ガイドラインにおける、上記日々の管理の必須管理項目に対応するデータB(例えば、高血圧症に対応した測定データ)に対応する項目の基準のデータを読み込む(ST2)。
【0110】
患者のデータAを読み込む(ST3)。患者のデータA、日々管理の必須管理項目に対応する検査データB、データCにおける各検査項目及び危険因子のデータと、上記WHOの治療ガイドラインにおける各検査項目データの数値範囲及び危険因子と比較して、この患者のデータが対応する数値範囲にあるか、又は危険因子が対応することが判定された病状ランク、危険度、及び健康増進度値を算出する(ST4)。
【0111】
個人情報データDB30に格納されている高血圧治療ガイドラインにおけるデータAに対応する項目を読み込み危険因子の判断を行う。すなわち、データAの身体所見、リスクファクタ臨床病歴、生活歴、理学所見、精密検査結果の各項目のデータからWHOの治療ガイドラインに合わせて、危険因子の抽出を行う。例えば、WHOの基準が示す収縮期及び拡張期の血圧値、性別、年齢、喫煙歴、既往歴における、心筋梗塞、コレステロール値等が患者の同様の項目と比較され、対応する項目があればその項目を危険因子として抽出する(ST5)。
【0112】
上記の処理において得られたデータの総合判断を行う。患者からのデータBの各検査項目の測定値が、予め設定された病状ランクの何れの範囲にあるかの判断を行い病状ランクの判定を行う。判定された病状ランクを、データBを入力した患者の病状ランクとして決定し、この患者のランクに対応したWHOの治療ガイドラインの各項目に定められた危険因子の数値に基づき、データAの患者の危険因子の数値に対応した危険度を求める(ST6)。
【0113】
ここで、サーバ21は返信データ作成処理を行う。サーバ21は、データ解析において演算された健康度(病状ランク、危険度、健康増進度値及び今後の健康度の予測値)に基づいて、患者が選択し管理IDに関連付けて格納されている予測診断増進結果表示画像を変化させ新たな予測診断増進結果表示画像(一般予測診断増進結果表示画像又は健康管理ゲーム表示画像)を生成し、この生成された予測診断増進結果表示画面を携帯端末3へ送信する(ST7)。
【0114】
また、病状ランク及び危険度が予め決められた数値に対して異常値である場合には(ST8)、この異常の通知は、患者の端末と、患者の担当の医師(医療機関側装置6)に患者情報と共に通知される(ST9)。
【0115】
医師は異常に対応した治療を携帯端末3に送信する(ST10)。
【0116】
さらに、患者が健康管理センタのサーバ21と回線接続し、高血圧に対する健康管理を行う場合、健康度決定DBは、サーバ21の制御により、データAの身体所見、臨床病歴、理学所見、血液検査結果、尿検査、心電図、心エコー検査、エコー/MRI検査、眼底検査、の各データから管理目標及び管理スケジュールを決める。
【0117】
ここで、健康度判断DBには、病名判断DBが含まれており、患者が高血圧、高脂血症及び糖尿病の何れの病気であるか判定を行う、各生活習慣病に対応した生体データの数値範囲が格納されている。そして、サーバ21は、病名判断DBの各病名の推定に用いられる病名判断基準項目に対する病気である可能性を示す生体データの数値範囲と、患者のデータAにおける上記判断基準項目の生体データに対応する項目のデータと比較して、患者のデータが何れの生活習慣病の上記判断基準項目の生体データの数値範囲に入っているかの判定を行う。
【0118】
そして、サーバ21は、データAの上記判断基準に対応する項目のデータが、何れかの上記判断基準項目の判断基準データの数値範囲に対応すると判定された場合、この判定基準項目に対応する単数又は複数の病気の病名を出力する。すなわち、サーバ21は、患者から送られるデータAの所定の項目のデータと、病名判断DBに格納されている上記判断基準項目の数値範囲と比較して、患者の病名を出力する。
【0119】
例えば、サーバ21は、患者に対して病名として高血圧の推定を行う場合に血圧を用い、病名として高脂血症の推定を行う場合は血液中の総コレステロール値を用い、病名として糖尿病の推定を行う場合は、ヘモグロビン値及び空腹時或いは随時血糖値を用いている。しかしながら、喘息/COPDにおいてのみは、サーバ21で判定が行えず、医師の診断後に、この診断された病名が、サーバ21により、健康管理センタ装置5の個人情報データDB30の患者管理IDに対応して格納される。
【0120】
又、サーバ21は、健康管理目標演算(表示)機能を有している。ここで、EBMに基づく病名・健康度判断DBには目標・スケジュール決定DBが設けられている。目標スケジュール決定DBは、サーバ21の制御により、データAの血圧の数値に基づき患者を高血圧か否かを判断し、データAの年齢、現病歴、家族病歴、既往症/合併症、理学所見、血液検査結果、尿検査、心電図、心エコー検査、頚部エコー/MRI検査、眼底検査、の各検査結果を健康度判断DBの高血圧治療ガイドラインの対応する項目のデータと比較して、管理目標及び管理スケジュールを決定する。
【0121】
すなわち、サーバ21は健康管理システム使用の初期段階(健康管理システムへの新規登録時)において、高血圧のケアー希望者(患者)からデータAを入力すると、以下に示す手順で高血圧に対する健康分析及び健康管理目標・管理スケジュールの生成を行う。
【0122】
この管理スケジュールは、WHOの治療ガイドラインに準拠した健康管理項目である定期検査項目の検査周期(例えば、毎日、1ヶ月に一度等)及び検査予定日も含まれている。そして、患者は管理スケジュールに基づき、定期検査項目の検査を自身又は医療機関等において行う。この検査結果において得られたデータCの各測定データをサーバ21に送信する。
【0123】
これによりサーバ21は、医療機関等の端末から送信されたデータCの各測定データを患者の管理IDに対応させて、時系列に個人情報データDB30へ格納する。また、患者は医療機関の端末から送信されたデータCの測定データを取得し、携帯端末3からこの測定データをサーバ21に送信することもできる。
【0124】
ここで、本発明の健康管理システム及び健康管理の方法の実施形態における動作例について説明する。
【0125】
図5は、本発明の実施形態例における健康管理システムのサーバ21と携帯端末3の動作例を示すフローチャートである。
【0126】
図7乃至図13は、携帯端末3の表示画面例を示す。
【0127】
高血圧の患者が健康管理システムを利用する場合の例として、図5、図7乃至図13を参照しつつ以下に説明する。先ず、携帯端末3(インターネット)の操作を開始する(ST10)。そして、健康管理センタのサーバ21のURLを入力し、携帯端末3とサーバ21との間の回線を接続する(ST11)。
【0128】
サーバ21は、健康管理システムにおけるサービス提供の最初の画面として内部の格納部から健康管理システムのホームページ画面(情報選択画面)を抽出し、携帯端末3へ送信する(ST12)。携帯端末3は、サーバ21から送られてきた情報選択画面40を表示する(ST13)。
【0129】
図7は、携帯端末3に表示した情報選択画面40を示す。
【0130】
この情報選択画面40は、選択を希望する表示サービス項目をクリックすることによりプログラムを起動する健康管理サービスを選択する「健康診断41」ボタン、生活習慣病の原因や治療方法などの情報を健康情報DB31から検索するプログラムを起動する「生活習慣病情報42」ボタン、食事や睡眠時間等の生活習慣が示されるプログラムが起動される「生活情報43」ボタン、各病気に適した食品を検索するプログラムを起動する「健康食品情報44」ボタン、健康情報DB31から生活習慣病の専門情報を検索し携帯端末3へ送信するプログラムを起動する「専門情報45」ボタン、患者がお互いの情報を交換するプログラムを起動する「おしゃべりコーナー46」ボタンが設けられている。
【0131】
そして、患者は、例えば、表示画面における健康診断の文字が書かれた「健康診断41」ボタンにカーソルを移動させ、「健康診断41」ボタンをクリックすることにより選択する。「OK63」ボタンをクリックしてサーバ21に選択したサービス情報「健康診断41」の選択情報を送信する(ST14)。この選択情報がサーバ21に送信され、サーバ21はこの選択情報により健康管理を行うプログラムを起動し、内部の格納部から、何れの病気の健康管理を行うかを選択する選択画面を抽出し携帯端末3へ送信する(ST15)。
【0132】
そして、携帯端末3の表示画面には、生活習慣病を選択する生活習慣病選択画面50が表示される。図8に示すように、この生活習慣病選択画面50には、クリックされることにより、高血圧の健康管理を行うプログラムを起動する「高血圧51」ボタン、高脂血症の健康管理を行うプログラムを起動する「高脂血症52」ボタン、糖尿病の健康管理を行うプログラムを起動する「糖尿病53」ボタン、喘息/COPDの健康管理を行うプログラムを起動する「喘息54」ボタン、肥満の健康管理を行う「肥満55」ボタン、喫煙の健康管理を行う「喫煙56」ボタンが設けられている。
【0133】
例えば、高血圧の健康管理を希望する患者は、表示画面50における高血圧の文字が書かれた「高血圧51」ボタンにカーソルを合わせ、「高血圧51」ボタンをクリックすることによって選択する。「OK63」ボタンをクリックして、サーバ21に選択した生活習慣病(高血圧)の選択情報を送信する(ST16)。
【0134】
この選択情報がサーバ21に送信され、サーバ21はこの要求により高血圧の健康管理を行うプログラムを起動し、内部格納部から高血圧の健康管理サービスを受ける患者確認のため、患者認証確認の認証画面を抽出しこの認証画面を携帯(インターネット)端末へ送信する(ST17)。
【0135】
この認証画面は、図9に示す構成であり、表示画面に高血圧健康管理サービスを受ける対象となる患者の認証を行う入力画面60が表示される。
【0136】
携帯端末3の入力画面60において入力欄61に患者の管理ID(図の例における「123456789123」)を入力し、入力欄62にパスワード(図における「A444M」)を入力する。入力終了後「OK」ボタン63をクリックすると、入力された管理ID及びパスワードがサーバ21に送信され、サーバ21は患者の認証処理を行う(ST18)。入力を間違えた時は「取消56」ボタンをクリックして管理ID及びパスワードを再入力する。
【0137】
サーバ21は、送信された管理IDとパスワードとが対応しているか否かの確認を行う。すなわち、サーバ21は、個人情報データDB30に格納されている管理IDから、入力された管理IDを検索しこの検索された管理IDに対応したパスワードと等しいかを確認することにより患者の認証を行う。
【0138】
サーバ21は入力された管理IDが個人情報データDB30において検索されない場合(合致する管理IDがない場合)、及び検索された管理IDに対応したパスワードが入力されたパスワードと異なる場合、患者を認証せずエラーメッセージを携帯端末3へ送信する(ST19)。
【0139】
これにより、携帯端末3の表示画面にはエラーメッセージが表示される。そして、サーバ21は携帯端末3に対して初期の情報選択画面40に戻す制御を行う。携帯端末3の表示画面は初期の情報選択画面40が表示される。そして、再度管理IDとパスワードを入力しサーバに送信する。
【0140】
管理ID及びパスワードが認証された場合、サーバ21は、健康管理システムのチャンネルを接続する。そして、サーバ21は、内部の格納部から図10に示す健康診断選択画面を抽出し、携帯端末3に送信する(ST20)。これにより携帯端末3は表示画面に健康診断選択画面を表示する。
【0141】
この健康診断選択画面は、図10に示す構成をしており、表示画面には、患者が選択する管理サービスが表示される。
【0142】
ここで、健康診断選択画面70にはクリックされることにより、患者の健康の予測診断増進演算を行うプログラムを起動する「健康データ入力71」ボタン、患者のデータA、B、Cの記載内容を閲覧するプログラムを起動する「個人カルテ72」ボタン、患者が医療機関の医師などに病状の相談を行うプログラムを起動する「相談73」ボタン、患者のデータB及びデータCの中の検査項目において管理項目の現在の管理目標を確認するプログラムを起動する「管理目標74」ボタンが設けられている。
【0143】
さらに、健康診断選択画面70には、予測診断増進結果の表示画面を選択する、データの入力によりゲームを進行させるゲーム画面を表示する「ゲーム75」表示ボタンと、文字、数値等で表示する一般的な表示画面を表示する「一般76」ボタンが設けられている。
【0144】
患者は、表示画面70における健康データ入力の文字が書かれた健康データ入力ボタン71にカーソルを移動させ「健康データ入力71」ボタンをクリックすることにより健康データ入力のサービスを選択する(ST21)。ここで患者が「健康データ入力71」ボタンをクリックし、予測診断増進結果表示画面を選択する「一般76」又は「ゲーム75」ボタンをクリックする。「OK63」ボタンをクリックすることにより携帯端末3からサーバ21へ健康データ入力を開始することを通知する制御信号が送信される(ST22)。これによりサーバ21は患者の健康データ入力を行うプログラムをすなわち健康度分析と、健康管理目標演算表示の継続的な判断の処理を開始する。
【0145】
サーバ21は、選択された予測診断増進結果表示画面が「ゲーム75」であった場合は個人情報DB30に格納されている健康管理ゲームを呼び出す。健康管理ゲームが格納されていない場合は、健康管理ゲームを選択するプログラムを起動する(ST23)。
【0146】
そして、サーバ21は、内部の格納部から生体データ測定値の入力画面を抽出し携帯端末3に送信する(ST24)。
【0147】
携帯端末3の生体データ測定値入力画面80は、図11に示す構成で、患者のデータBの各測定値等を入力する入力部が表示される。この時、患者側システムにおいて携帯端末3(又は、患者側端末装置4)がバイタルセンサ制御部から、このバイタルセンサ制御部に接続されたバイタルセンサのデータを取り込み、各測定データの入力部へ入力する構成としてもよい。
【0148】
この入力部には、高血圧の健康管理を希望する患者の管理目標である血圧の数値が表示される血圧目標値の「表示領域81」、患者がデータBのバイタル値等を入力した年月日、及び入力した時間を入力する「日付、時間入力部82」、発作があったか否か、発作があった場合に発作のレベルを入力する「発作入力確認83」ボタン、患者の血圧の測定データを入力する「血圧データ入力部84」、現在投薬を行っているか否かを入力する「投薬確認85」ボタン、患者の体温の測定値を入力する「体温データ入力部86」、患者の運動量の測定データを入力する「運動量入力部87」、食事で摂取したカロリーを入力する「摂取カロリー入力部88」、体調の自覚症状等を入力する「コメント入力部89」が設けられている。
【0149】
患者は上記した各入力部に入力の必要なデータを入力する。そして、患者は、入力したデータに訂正が無ければ、「OK」ボタン63をクリックして、必須管理項目の測定データ等の入力を終了する。
【0150】
ここで、高血圧における日々の管理データの必須管理項目としては、例えば、血圧及び体温の測定データ項目であり、血圧が管理目標とされている。必須管理項目は、この他に体脂肪率、体重、運動量、食事等が用いられる。
【0151】
また、例えば、高脂血症における日々の管理データの必須管理項目としては、体脂肪率、体重、運動量、食事等が用いられ、糖尿病における日々の管理データの必須管理項目としては、血圧、体脂肪率、体重、運動量、食事等が用いられる。さらに、喘息/COPD患者における日々の管理データの必須管理項目としては、ピークフロー値、喘息/COPD日誌、酸素飽和度、体重等が用いられる。
【0152】
生活慣習病により必須管理項目は異なるため生活慣習病ごとに管理データの入力項目は異なって表示される。
【0153】
これにより、携帯端末3は、健康チェック要求の制御信号と共に、入力された必須管理項目の測定データ等をサーバ21に送信する(ST25)。サーバ21は、携帯端末3から送信された健康チェック要求の制御信号と共に、入力された必須管理項目の測定データ等を受信し、この測定データ等を患者の管理IDに対応させて個人情報データDB30に過去の測定データから順に時系列に格納する(ST26)。
【0154】
次にサーバ21は、健康度分析と、健康管理目標演算表示の継続的な判断を行う(ST27)。そしてサーバ21はデータ解析において演算された健康度(病状ランク、危険度、及び健康増進度値)を、返信データ作成処理において患者に送信する表示画像を生成し(ST28)、この生成された予測診断増進結果表示画面を携帯端末3へ送信する(ST29)。携帯端末3は、サーバ21から送信された予測診断増進結果表示画面を受信し、この受信した予測診断増進結果表示画面を表示する(ST30)。サーバ21は、最新の予測診断増進結果表示画面をこの患者の管理IDに対応させて個人情報データDB30へ格納する(ST31)。
【0155】
健康管理目標の演算から得られた数値が健康管理目標の数値を超えている場合、又は下回っている場合(健康管理目標の数値範囲を外れている場合)は、患者の病状が大きく変化したため異常値を検出したとして医療機関の医師の端末及び患者の携帯端末3へ通知する(ST32、ST33)。医師はこの通知により、患者の症状に対応して適切な治療を行う(ST34)。
【0156】
予測診断増進結果表示画面の表示は、診断結果のデータを表示する所謂一般的な予測診断増進結果表示画面と、診断結果により進行する健康管理ゲーム画面での表示画面があり、各々の表示画面は選択可能である。
【0157】
予測診断増進結果表示画面において、データを表示する予測診断増進結果表示画面(一般)は、図12に示すように、病状のランク及び危険度のレベル91が表示される。現在の高血圧の状態における他の合併症を誘発する確率である危険度の数値92が表示される。さらに、データBの測定結果と、算出された健康度と、患者からのコメントに基づいた医師からのコメント93が表示される。ここで患者が「取消」ボタン64をクリックすると健康診断選択画面70に戻る。
【0158】
以上は、高血圧の健康管理処理について説明したが、同様な処理手順で高脂血症、糖尿病等の健康管理処理が実行される。各生活習慣病に設定されている必要な日々の検査項目を入力して検査を行う手順は、高血圧の検査と同様であり重複するので説明を省く。
【0159】
なお、診断結果により進行する健康管理ゲーム画面での表示画面については詳しく後述で説明する。
【0160】
また、患者が携帯端末3の表示画面に表示された健康診断選択画面70において、「個人カルテ72」のボタンをクリックすると上記した通信制御手順によりカルテ要求画面が表示される。要求項目、例えば、血圧、カルテ表示期間等を入力する。入力が終了すると「OK63」ボタンをクリックすると要求データはサーバ21に送信される。携帯端末3からの要求を受信したサーバ21は必要なカルテ(図示せず)を作成し携帯端末3に送信し携帯端末3の表示画面に表示する。
【0161】
また、患者が、図10に示す高血圧管理の健康診断選択画面70において「相談ボタン73」をクリックすると、先に説明した通信制御手順に基づいてサーバ21は医師に病状を相談するプログラムを起動し相談内容表示画面(図示せず)を携帯端末3に送信すると共に、医師に送信する。医師は回答を作成し携帯端末3及びサーバ21に送信する。
【0162】
携帯端末3の表示画面に医師からの回答が表示される。サーバ21は、受信した回答データを患者IDに関連付けて個人情報データDB30に格納する。
【0163】
ここで、本発明に係る生活習慣病の日々の予測診断増進結果が携帯端末3の表示画面に健康管理ゲームで表示される予測診断増進結果表示画面及び動作について説明する。
【0164】
上記で説明した図5におけるST23の健康診断選択画面70(図10参照)においてゲームを選択した場合の処理について説明する。図6は、健康管理ゲームを選択した場合の健康管理ゲーム画像処理のフローチャートを示す。患者は、表示画面70における健康データ入力の文字が書かれた健康データ入力ボタン71にカーソルを移動させ「健康データ入力71」ボタンをクリックすることにより健康データ入力のサービスを選択する(図5、ST21)。
【0165】
ここで、患者は、「健康データ入力71」ボタンをクリックし、予測診断増進結果表示画面を選択する「ゲーム75」ボタンをクリックする。「OK63」ボタンをクリックすることにより携帯端末3からサーバ21へ健康データ入力を開始することを通知する制御信号が送信される(図5、ST22)。
【0166】
ここで、予測診断増進結果表示画面の選択において「ゲーム75」と指定された場合、サーバ21は、個人情報データDB30に保管されている健康管理ゲーム画像を呼び出す処理を行う。
【0167】
しかし、初めてゲームを選択した場合は、個人情報データDB30に保管されていないため、サーバ21は検索した結果ゲーム画像が保管されていないと判断し(図5、ST23)、健康管理ゲーム選択画面を抽出し携帯端末3に送信する(図6(a)、ST35)。携帯端末は、健康管理ゲーム選択画面を受信して表示する(図6(a)、ST36)。個人データDBに健康管理ゲームがある場合はST24からの測定データ入力を行う。
【0168】
図13は、複数の健康管理ゲームから希望する健康管理ゲームを選択する健康管理ゲーム選択画面100を示す。図13に示す健康管理ゲーム選択画面100の表示例においては、成長育成健康管理ゲーム101(例えば、玉子から親鳥に育成する健康管理ゲーム等)、自己鍛錬型健康管理ゲーム102(禁煙マラソン、減量マラソン等)、領土獲り健康管理ゲーム103、都市建設健康管理ゲーム104、が表示されている。
【0169】
例えば、患者が領土獲り健康管理ゲーム103を選択のためクリックし「OK」ボタンをクリックした場合は、携帯端末3からゲーム選択画面の選択情報がサーバ21へ送信される(図6(a)、ST37)。サーバ21は、送信された健康管理ゲームの選択信号に基づいてデータベース26に格納されている健康管理ゲームDB36から該当する健康管理ゲーム、本実施例では領土獲り健康管理ゲーム103を抽出する(図6(a)、ST38)。
【0170】
サーバ21は、選択された領土獲り健康管理ゲーム103のデータとして個人情報データDB30に格納されている健康管理データに基づいて設定された健康管理ゲームの最初の開始画面と、ゲーム進行の基準数値となる予め定めた項目(例えば、病状ランク、危険度、運動量、食事摂取量等)の各数値とを算出して個人データDBに格納する(図6(a)、ST39)。
【0171】
ゲーム進行単位の数値は、患者の目標値、例えば目標血圧数値と目標期間等に基づいて測定データの要素毎(例えば、病状ランク、危険度、健康増進度値、運動量、食事摂取量等)に基準数値を設定する。設定された領土獲り健康管理ゲーム10と算出された基準数値は、個人情報データDB30に格納される。領土獲り健康管理ゲーム10の画像は、2次元画像、3次元画像の何れであってもよい。
【0172】
ここで、測定値入力画面を受信した(図5、ST24)携帯端末3は、健康チェック要求の制御信号と共に、入力された必須管理項目の測定データ等をサーバ21に送信する(図5、ST25)。サーバ21は、携帯端末3から送信された健康チェック要求の制御信号と共に、入力された必須管理項目の測定データ等を受信し、この測定データ等を患者の管理IDに対応させて個人情報データDB30に過去の測定データから順に時系列に格納する(図5、ST26)。
【0173】
サーバ21は、健康度分析と、健康管理目標演算表示の継続的な判断を行う(ST26)。そして、サーバ21はデータ解析において演算された健康度(病状ランク、危険度、及び健康増進度値)を算出する(図5、ST27)。
【0174】
サーバ21は、個人データDBに格納されている前回作成した健康管理ゲーム画像を呼び出す(図6(b)、ST40)。
【0175】
サーバ21は、呼び出した健康管理ゲーム画像に予め設定した基準数値と、基準数値と対応して今回算出した健康度数値とにより演算して算出した数値によりゲーム画像を変化させた新たな健康管理ゲーム画像を作成する(図6(b)、ST41)。
【0176】
作成した健康管理ゲームの表示画像は、管理IDに関連付けられて個人情報データDB30に格納される(図6(b)、ST42)。作成した健康管理ゲームの表示画像は2次元又は3次元表示を行う。
【0177】
図14は、領土取り健康管理ゲーム103の表示画面の概念図を示す。
【0178】
例えば、患者が領土取り健康管理ゲーム103を選択した2回目からは、先ず、個人情報データDB30に格納されている領土獲り健康管理ゲーム103を呼び出す。
【0179】
サーバ21は、患者が入力した生体測定データ、運動量、食事摂取量等の入力データに基づいて演算を行い要素毎(例えば、病状ランク、危険度、健康増進度値)にゲームの進行数値を算出し、設定されている対応する基準の数値と比較を行う。
【0180】
演算されたゲームの進行数値がプラスであれば呼び出した領土獲り健康管理ゲーム103にそのプラスの数値に基づいた新しい領土獲り健康管理ゲーム画像を生成する。すなわち、領土を獲っていく。図14に示すように、図14、(a)に示した画像を図14、(b)に示した画像に生成する。領土獲り健康管理ゲーム画像は、演算されたゲームの進行数値がマイナスであれば、マイナス点の点数分の領土を失うように生成される。
【0181】
さらに、特定の管理項目の数値(病状ランク、危険度、目標に対する達成度評価点毎の数値)を設定し、その設定された管理項目の数値又は達成度によって領土を取るために進軍するための橋などが崩落して進路を妨げる等の障害を用意してもよい。
【0182】
健康管理ゲーム選択制御データを受信したサーバ21は、個人情報データDB30から健康管理ゲームの画面を抽出する。サーバ21は、抽出した健康管理ゲーム画面を携帯端末3に送信する。携帯端末3は、健康管理ゲーム画面を受信して表示画面に表示する。
【0183】
このようにして、日々の管理項目の測定データBを入力することでゲームは進行し目標の領土を獲得する。目標の領土を獲得することは、患者が設定した理想の血圧の目標値が達成できたこととなる。
【0184】
患者は、自己の健康の予測診断増進をゲーム進行過程の画像を見て感じることが出来る。このため、本健康管理システムは、患者に対して日々の健康管理の継続的な意欲を昂揚させるようにすることが可能となる。
【0185】
健康管理ゲームデータ作成処理において新たに生成された領土獲り健康管理ゲーム103の領土獲り健康管理ゲーム画像を患者の携帯端末3へ送信すると共に、この患者の管理IDに対応させて個人情報データDB30へ格納する。
【0186】
健康管理ゲーム表示を選択した場合においても、測定データからの演算により得られた数値が管理目標の数値を超えている場合又は下回っている場合(管理目標の数値範囲を外れている場合)は、患者の病状が大きく変化したため異常値を検出したとして医療機関の医師の端末及び患者の携帯端末3へ通知する。医師はこの通知により、患者の症状に対応して適切な治療を行う。
【0187】
尚、本実施の形態例においては、生活習慣病を高血圧、高脂血症、糖尿病、喘息/COPDとして説明したが、さらに、肥満、喫煙等の生活習慣病においても実施可能である。
【0188】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、生活習慣病の改善を希望する希望者(患者)が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムであって、前記携帯端末装置は、前記希望者の生体データを含む測定データを入力する入力部と、前記入力した測定データを前記健康管理装置に送信すると共に前記健康管理装置からの予測、診断及び増進結果を受信して表示する表示画面を有している。
【0189】
そして、前記健康管理側装置は、前記携帯端末との通信を制御すると共に、受信した前記生体データを含む測定データに基づいて予測、診断及び増進のための演算処理をするサーバと、前記希望者の管理ID、パスワード及び健康管理に関する属性データを格納する個人情報データベースと、前記希望者の健康を予測、診断及び増進するための予測診断増進用データベースと、複数種類の予測診断増進結果表示画像を選択可能に格納する予測診断増進結果表示画像データベースと、を備えている。
【0190】
前記健康管理装置は前記携帯端末装置から受信した前記測定データにより算出した予測、診断及び増進結果の数値を前回作成した前記予測診断増進結果表示画像に追加して画像が変化するように作成された最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信することを特徴とする健康管理システムを提供するものである。
【0191】
これにより、本発明の健康管理システムは、治療の継続努力が必要な生活習慣病患者及びその予備軍に対し、ネットワークを介して携帯端末に表示される予測診断増進結果表示画面の変化をゲーム感覚で楽しみながら健康増進予測、治療予測、健康増進、及び治療を行うことのできることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る健康管理システム及びその方法の全体構成の例を示す
【図2】図1中の健康管理センター装置5を説明するためのブロック図である。
【図3】図2に示したデータベース装置の構成図を示す。
【図4】健康度分析の処理のフローチャートを示す。
【図5】本発明に係る健康管理システムの動作例のフローチャートを示す。
【図6】本発明に係る健康管理ゲーム画像処理のフローチャートを示す。
【図7】本発明に係る携帯端末に表示した情報選択画面を示す。
【図8】本発明に係る携帯端末に表示した生活習慣病選択画面を示す。
【図9】本発明に係る携帯端末に表示した認証画面を示す。
【図10】本発明に係る携帯端末に表示した健康診断選択画面を示す。
【図11】本発明に係る携帯端末に表示した測定値投入画面を示す。
【図12】本発明に係る携帯端末に表示した予測診断増進結果表示画面を示す。
【図13】本発明に係る携帯端末に表示した健康管理ゲーム選択画面を示す。
【図14】本発明に係る携帯端末に表示した領土取り健康管理ゲームの表示画面の概念図を示す。
【符号の説明】
1 デジタル固定通信網
2 デジタル移動通信網
3 携帯端末
5 健康管理センター装置
6 医療機関側装置
9 ファイア・ウォール
21 サーバ
21c D/Bサーバ
26 データベース装置
30 個人情報データDB
31 健康情報DB
32 健康判断DB
36 健康管理ゲームDB
100 健康管理ゲーム選択画面

Claims (17)

  1. 生活習慣病の改善を希望する希望者(患者)が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムであって、
    前記携帯端末装置は、前記希望者の生体データを含む測定データを入力する入力部と、前記入力した測定データを前記健康管理装置に送信すると共に前記健康管理装置からの予測、診断及び増進結果を受信して表示する表示画面を有し、
    前記健康管理側装置は、前記携帯端末との通信を制御すると共に、受信した前記生体データを含む測定データに基づいて予測、診断及び増進のための演算処理をするサーバと、前記希望者の管理ID、パスワード及び健康管理に関する属性データを格納する個人情報データベースと、前記希望者の健康を予測、診断及び増進するための予測診断増進用データベースと、複数種類の予測診断増進結果表示画像を選択可能に格納する予測診断増進結果表示画像データベースと、を備え、
    前記健康管理装置は前記携帯端末装置から受信した前記測定データにより算出した予測、診断及び増進結果の数値を前回作成した前記予測診断増進結果表示画像に追加して画像が変化するように作成された最新の前記予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信することを特徴とする健康管理システム。
  2. 前記生活習慣病は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喘息、肥満、喫煙等の日常生活の習慣から発症する症状であることを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  3. 前記予測診断増進用データベースは、健康度決定データベース、健康情報データベース、健康度判断データベースを含むことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  4. 前記健康度判断データベースはWHO等における各疾病毎の治療ガイドラインに示されている検査(運動量、食事量及びその種類等のデータを含む)及び治療結果のデータが格納されていることを特徴とする請求項3に記載の健康管理システム。
  5. 前記健康度決定データベースは、前記サーバの制御により、前記健康度判断データベース内のデータと、医療機関や患者から入力される患者の測定項目のデータ及び治療結果との比較を行い、健康度(病状ランク、危険度のランク、健康増進度値及び健康度予測値)を決定することを特徴とする請求項3に記載の健康管理システム。
  6. 前記健康情報データベースは、各疾病に対応した映像情報、画像情報、映像情報及び画像情報に付属する音声情報がデジタルデータとして格納されていることを特徴とする請求項3に記載の健康管理システム。
  7. 前記個人情報データベースは、少なくとも前記希望者の氏名、管理ID、パスワード、生体データ及び目標値等の初期個人情報必須項目のデータと、病状に応じて定められた日々の管理必須項目のデータと、定期検査項目のデータとが各患者毎の前記管理IDに関連付けられて格納されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  8. 前記予測診断増進結果表示画像データベースは、複数の健康管理ゲームを選択可能に格納することを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  9. 前記健康管理ゲームの画像は、2次元又は3次元の予測診断増進結果表示画像であることを特徴とする請求項8に記載の健康管理システム。
  10. 前記健康管理ゲーム画像は、成長育成型健康管理ゲーム、格闘型健康管理ゲーム、自己鍛錬型健康管理ゲーム、領土獲得型健康管理ゲーム、都市建設型健康管理ゲーム、日常生活型健康管理ゲームであることを特徴とする請求項9に記載の健康管理システム。
  11. 前記サーバは、受信した前記測定データと前記個人情報データベースと前記予測診断増進用データベースとにより算出した前記健康度の数値、及び予め定めた測定項目の目標値と比較して算出した数値と、前記管理IDに関連付けて格納されていた対応する前記健康ゲームの数値とから前記健康ゲームの表示画像を変化させることを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  12. 前記通信回線は、TCP/IP(インターネット・プロトコル)に基づく双方向通信ネットワークであることを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  13. 生活習慣病の改善を希望する希望者(患者)が保有する携帯端末装置と、セキュリティーが完備した健康管理装置とが通信回線を介して接続された健康管理システムにあって、
    前記携帯端末装置から入力された生体データを含む測定データを、前記患者の管理IDに対応させて時系列に個人情報データデータベースへ格納するステップと、
    健康度判断データベースから、WHOの治療ガイドラインにおける日々の管理の必須管理項目に対応する基準のデータを読み込むステップと、
    前記測定データを読み込むステップと、
    前記測定データと、前記個人情報データベースに格納された各検査項目及び危険因子のデータとを、前記基準データの数値範囲及び危険因子と比較して、前記測定データが対応する数値範囲にあるか、又は危険因子が対応する数値範囲にあるかの判定度を病状ランク、危険度、健康増進度及び健康度予測の数値として算出するステップと、
    前記個人情報データデータベースに格納されている前記基準データと対応する項目を読み込み危険因子の判断を行うステップと、
    前記算出及び前記判断処理により得られたデータに基づき総合判断を行うステップと、
    前記算出された病状ランク、危険度、健康増進度数値及び前記総合判断の数値に基づき管理IDに関連付けて格納されている予測診断増進結果表示画像を変化させ新たな予測診断増進結果表示画像を生成するステップと、
    前記新たな予測診断増進結果表示画像を前記携帯端末装置に送信するステップと、
    前記新たな予測診断増進結果表示画像を前記管理IDに関連付けて前記個人情報データベースに格納するステップと、
    前記算出された病状ランク及び危険度が予め決められた数値に対して異常値である場合には、前記健康管理装置は前記異常値の通知を前記携帯端末装置と、担当の医師の医療機関側端末装置に患者情報と共に送信して通知するステップと、を有することを特徴とする健康管理の方法。
  14. 前記生活習慣病は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喘息、肥満、喫煙等の日常生活の習慣から発症する症状であることを特徴とする請求項13に記載の健康管理の方法。
  15. 前記予測診断増進用データベースは、健康度決定データベース、健康情報データベース、健康度判断データベースを含むことを特徴とする請求項13に記載の健康管理の方法。
  16. 前記個人情報データベースは、前記希望者の氏名、管理ID、パスワード、初期個人情報必須項目のデータ、日々の管理必須項目のデータ、及び定期検査項目のデータが各患者毎の管理IDに関連付けられて格納されるように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の健康管理の方法。
  17. 前記予測診断増進結果表示画像データベースは、複数の健康管理ゲームを選択可能に格納することを特徴とする請求項13に記載の健康管理の方法。
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