JP2004151551A - 電気光学パネル、電気光学パネルの保持構造、電気光学装置、電気光学パネルの製造方法及び電気光学装置の製造方法 - Google Patents

電気光学パネル、電気光学パネルの保持構造、電気光学装置、電気光学パネルの製造方法及び電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶パネル製造工程中に生じたのガラス基板の欠けを除去し、基板の割れ強度を改善した電気光学パネル、電気光学パネル保持構造、電気光学装置、電気光学パネルの製造方法及び電気光学装置の製造方法を提供する。
【解決手段】シール材により貼りあわされた1対のガラス基板の少なくとも一部の角部に面取り処理を施した後(工程S7)、エッチング処理を施して(工程S8)液晶パネルを製造する。面取り処理によってガラス基板の欠けや鋭角に切り立った角が除去され、エッチング処理によって面取り処理において微細に生じる欠けが除去され、更に液晶パネルの外周の角部に丸みを持たせることができ、液晶パネルの強度が向上する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学パネルを構成するガラス基板の欠けを除去することにより割れ強度を改善した電気光学パネル、電気光学パネル保持構造、電気光学装置、電気光学パネルの製造方法及び電気光学装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気光学パネルの一例としての液晶パネルは、2枚の透光性基板の間に電気光学物質としての液晶を封入して構成される。この透過性基板としてはガラス基板が使用されることが多く、液晶パネル自体としては、2枚のガラス基板を重ねて貼りあわせた構造となっている。このような液晶パネルは、例えば、大きな母基板から多数個取りすることにより製造されることが多い。この場合の製造方法としては、電極などが形成された大きな一対のガラスからなる母基板を貼り合わせた後、切断分離することにより複数の液晶パネルを製造する。ガラス基板の切断では、例えばダイヤモンド製のカッターを用いてガラス表面にスクライブ(深さ数十〜数百μmの傷)を入れた後、物理的応力によりガラスを切断する。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−100167号公報(第2頁、
【図10】)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような切断方法の場合、その切断面は、スクライブに起因する微小な欠けやクラックが発生し、また、切断したままの状態の分断面は鋭角に切り立っていることが多い。このような状態の液晶パネルでは、ガラス基板の分断面は構造的にもろく、機械的衝撃を受けると分断面からクラックが生じて液晶パネルが割れるという問題がある。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、例えば液晶パネル製造工程中に生じたのガラス基板の欠けを除去し、基板の割れ強度を改善した電気光学パネル、電気光学パネル保持構造、電気光学装置、電気光学パネルの製造方法及び電気光学装置の製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、本発明は以下のような構成を採用している。
【0007】
本発明の電気光学パネルは、少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を具備する。
【0008】
本発明のこのような構成によれば、電気光学パネルの基板の角部を面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラックが除去される。更に、この後、エッチング処理することによって、面取り処理において生じた微細な欠けやクラック、基板表面に生じた傷やクラックが除去され、更に電気光学パネルの角部は丸みを有する構造となる。これにより、外的衝撃が加わっても割れにくい強度が向上した電気光学パネルを得ることができる。
【0009】
本発明の他の電気光学パネルは、一対の基板を備えた電気光学パネルであって、前記電気光学パネルは少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を具備することを特徴とする。
【0010】
本発明のこのような構成によれば、一対の基板が重なり合った状態で基板の角部を面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラックが除去される。更に、この後、エッチング処理することによって、面取り処理において生じた微細な欠けやクラック、基板表面に生じた傷やクラックが除去され、更に液晶パネルの角部は丸みを有する構造となる。これにより、外的衝撃が加わっても割れにくい強度が向上した電気光学パネルを得ることができる
本発明の電気光学パネルの保持構造は、少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を備える電気光学パネルの保持構造であって、前記電気光学パネルを介して対向配置され、前記電気光学パネルの外縁部の少なくとも一部を挟み込む第1部材と第2部材とを具備し、前記第1部材及び前記第2部材の前記電気光学パネルと当接する部分は、当接する前記電気光学パネルの形状に沿った形状を有することを特徴とする。
【0011】
本発明のこのような構成によれば、電気光学パネルを保持する第1部材及び第2部材の形状が、電気光学パネルと当接する部分が電気光学パネルの形状にほぼ沿った形状となっているので、電気光学パネルをほぼ確実に固定することができる。従って、外的衝撃に対する電気光学パネルの強度を向上させることができる。また、例え電気光学パネルと第1部材及び第2部材との間に隙間があっても、第1部材及び第2部材の電気光学パネルと当接する部分は電気光学パネルに沿った形状となっているので、外的衝撃が加わって電気光学パネルと第1部材及び第2部材とがぶつかりあっても、力は分散されるため電気光学パネルは割れにくい。
【0012】
本発明の電気光学装置は、少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を備える電気光学パネルと、前記電気光学パネルを介して対向配置され、前記ガラス基板の外縁部の少なくとも一部を挟み込む第1筐体及び第2筐体を備える筐体とを具備する電気光学装置であって、前記第1筐体及び前記第2筐体の前記電気光学パネルと当接する部分は、当接する前記電気光学パネルの形状に沿った形状を有することを特徴とする。
【0013】
本発明のこのような構成によれば、電気光学パネルを保持する筐体の電気光学パネルと当接する部分が電気光学パネルの形状にほぼ沿った形状となっているので、電気光学パネルをほぼ確実に固定することができる。従って、電気光学装置に対して外的衝撃が加わっても電気光学パネルは割れにくい。また、例え電気光学パネルと筐体との間に隙間があっても、筐体の電気光学パネルと当接する部分は電気光学パネルに沿った形状となっているので、電気光学装置に外的衝撃が加わって電気光学パネルと筐体とがぶつかりあっても、力は分散されるため電気光学パネルは割れにくい。
【0014】
また、前記電気光学パネルと前記筐体との間に設けられた衝撃吸収剤を更に具備することを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、電気光学装置に外的衝撃が加わっても、衝撃吸収剤により力が吸収され、電気光学パネルに加わる力を小さくすることができ、更に電気光学パネルが割れにくくなる。衝撃吸収剤としては、例えばシリコンゴム樹脂などを用いることができる。
【0016】
本発明の電気光学パネルの製造方法は、基板の角部の少なくとも一部を面取りする工程と、前記面取り後、前記基板をエッチング処理する工程と、を具備することを特徴とする。
【0017】
本発明のこのような構成によれば、電気光学パネルの基板の角部を面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラックが除去される。更に、この後、エッチング処理することによって、面取り処理において生じた微細な欠けやクラック、基板表面に生じた傷やクラックが除去され、更に電気光学パネルの角部が丸くなる。これにより、外的衝撃が加わっても割れにくい強度が向上した電気光学パネルを得ることができる。
【0018】
また、前記ガラス基板の表面上には電気的配線が配置され、前記電気的配線をマスクする工程を更に具備し、前記マスク工程後、前記面取り工程及び前記エッチング処理工程を行うことを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、マスクを行うことにより、電気的配線を、面取り処理工程で生じるガラス屑から保護し、またエッチング処理工程により損傷しないよう保護することができる。
【0020】
本発明の他の電気光学パネルの製造方法は、一対の基板を備えた電気光学パネルの製造方法であって、前記電気光学パネルの角部の少なくとも一部を面取りする工程と、前記面取り後、前記基板をエッチング処理する工程と、を具備することを特徴とする。
【0021】
本発明のこのような構成によれば、一対の基板が重なった状態の基板の角部を面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラックが除去される。更に、この後、エッチング処理することによって、面取り処理において生じた微細な欠けやクラック、基板表面に生じた傷やクラックが除去され、更に電気光学パネルの角部が丸くなる。これにより、外的衝撃が加わっても割れにくい強度が向上した電気光学パネルを得ることができる。
【0022】
また、前記電気光学パネルの表面上には電気的配線が配置され、前記電気的配線をマスクする工程を更に具備し、前記マスク工程後、前記面取り工程及び前記エッチング処理工程を行うことを特徴とする。
【0023】
このような構成によれば、マスクを行うことにより、電気的配線を、面取り処理工程で生じるガラス屑から保護し、またエッチング処理工程により損傷しないよう保護することができる。
【0024】
また、母基板を切断して前記基板を複数製造する工程を更に具備することを特徴とする。
【0025】
このように、母基板を切断して基板を多数個取りし、各基板ごとに面取り処理及びエッチング処理を施しても良い。これにより、母基板の切断工程時によって生じる欠けやクラックが除去され、切断工程により鋭角に切り立った切断面は、角部に丸みを有する面とすることができる。
【0026】
本発明の電気光学装置の製造方法は、上述に記載の電気光学パネル、または上述に記載の電気光学パネルの製造方法により製造された電気光学パネルを具備する電気光学装置の製造方法であって、前記電気光学パネルを介して対向配置される第1筐体及び第2筐体により、前記電気光学パネルの外縁部の少なくとも一部を挟み込む工程を具備することを特徴とする。
【0027】
本発明のこのような構成によれば、電気光学パネルを筐体によりほぼ確実に固定することができる。
【発明の実施の形態】
(電気光学パネル及び電気光学パネルの製造方法)
以下、電気光学パネルの一例として液晶パネルを例にあげ、図1〜図4を用いて液晶パネルの製造方法及びこれにより製造された液晶パネルについて説明する。
【0028】
図1は、液晶パネルの製造方法のフローチャート図である。図2及び図3は液晶パネルの概略製造工程図である。図3(a)(b)(c)各々において、左側には液晶パネルの概略平面図、右側にはこの概略平面図の線A−A´で切断した液晶パネルの概略断面図を図示している。図4は、図3(c)の円Bで囲んだ部分の拡大図であり、製造工程中におけるガラス基板の角部の形状変化を示す図である。
【0029】
液晶パネルの製造方法について図1に従って順に説明する。まず、図2(a)に示すガラスからなる第1母基板11とガラスからなる第2母基板12に対して、透明電極の形成や配向膜の形成などの所定の処理を行った後(工程S1)、一方の母基板上に複数(ここでは16個)の液晶注入口14を有する開曲線状のシール材13を塗布する。その後、2枚の母基板をシール材13を介して貼りあわせる(工程S2)。これにより図2(a)に例示する大板パネル基板10が得られる。
【0030】
次に、図2(a)に示す切断線16に沿って1次切断を行い、更に切断線18に沿ってガラス基板11側のみを除去する(工程S3)。その後、切断面に露出した各液晶注入部14から基板間に液晶(図3において符号50を付している)を注入し、注入口14を封止材19により封止する(工程S4)。これにより、図2(b)に示す液晶が封入された状態の張り出し部21を有する短冊状パネル20が得られる。
【0031】
次に、この短冊状パネル20を図2(b)に示す切断線15に沿って2次切断し、図2(c)に示すような個別の液晶パネル1´´を得る(工程S5)。液晶パネル1´´は、第1ガラス基板2´´と第2ガラス基板3´´とが対向配置されてなるガラス基板8´´と、1対のガラス基板2´´及び3´´とを接着するシール材13と、1対のガラス基板2´´、3´´間に挟持された液晶50とを備えている。第2ガラス基板3´´は、第1ガラス基板2´´よりも面積が大きく、第1ガラス基板2´´よりも張り出したいわゆる張り出し部4を有している。この張り出し部4の第1ガラス基板2´´側に位置する面上には、例えば後工程でドライバICが実装される。また、張り出し部4の第1ガラス基板2´´側に位置する面上には、外部の回路基板やドライバICなどと電気的接続を得るための端子が形成されている。この液晶パネル1´´においては、大板パネル基板10からの分断工程により、傷やクラックが生じやすい。特に、ガラス基板8´´の側面8´´aは、切断面であるため、傷や欠けが多く形成されている。
【0032】
次に、図3(a)に示すように、個別の液晶パネル1´´の張り出し部4、言い換えるとガラス基板8´´の表面にマスクとしてインクジェットによりレジスト膜7を塗布する(工程S6)。すなわち、張り出し部4上には端子などの電気的な配線が形成されているので、それらを、後工程の面取り処理工程で生じるガラス屑から保護し、また後工程のエッチング処理工程により損傷しないようレジスト膜7によりマスクして保護する。尚、ここでは、マスク方法としてレジスト膜を使用したが、他に、面取り処理により生じるガラス屑から電気的配線を保護し、エッチング液に使用する薬液に対する耐性を有する耐薬品性材料を使用することもできる。例えば、耐薬品性材料としては、例えばワックス、油性のコーティングを行う、耐薬品性のテープを張る、パテや粘土状の材料で被マスク部位を覆うなどの方法がある。また、レジストの塗布方法としては、ここではインクジェット法を用いたが、これに限られるものではない。例えば、被マスク部をレジスト中に漬け(ディップする)またはスプレー噴射してレジストを塗布した後、露光及び現像して所望のマスクパターンを形成する方法がある。また、刷毛や筆を用いてレジストを被マスク部位に塗るようにしてもよい。この場合、レジスト塗布に用いる設備を安価なものとすることができる。尚、ここで用いたノズルから液滴材料を吐出させて所望のマスクパターンにレジストを塗布するいわゆるインクジェットによるレジスト塗布方法は、レジストを細密パターンで塗布することができるので、小型の液晶パネル製造時に用いる場合に非常に有効である。
【0033】
次に、レジスト塗布後、液晶パネル1´´のガラス基板8´´の外周の角部を、ダイヤモンド砥石で研磨する(工程S7)。これにより、図3(b)に示すように、液晶パネル1´のガラス基板8´の外周部の角部30が面取りされて角部に傾斜面を有する液晶パネル1´を得る。このように、面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラック、鋭角に切り立った角が除去される。また、張り出し部4に形成されている電気的配線はレジスト膜7により保護されているので、面取り処理時に生じるガラス屑が電気的配線に付着することがない。従って、ガラス屑による電気的配線の損傷や、後工程における回路基板の実装やドライバICの実装時にガラス屑による接続不良の発生を防止することができる。
【0034】
次に、面取り処理を施した液晶パネル1´をエッチング処理する(工程S8)。これにより、図3(c)に示すように、液晶パネル1のガラス基板8の外周部の角部31が丸くなる。更に、本実施形態においては、ガラス基板8の側面8aは、エッチング処理により平面部分のない丸い形状に加工される。このように、エッチング処理することによって、ガラス基板8の表面に生じている傷やクラック、面取り処理において角部付近に生じた微細な欠けやクラックを除去し、更に液晶パネル1の角部に丸みを持たせることができる。このように、欠けやクラックがない状態で、液晶パネル1の角部に丸みを持たせることにより、ガラス基板8に欠けやクラックの発生が生じにくく、ガラス基板8の割れ強度が向上する。更に、本実施形態においては、ガラス基板8の側面8aが平面部分のない丸い形状に加工されているので、例えば外部から液晶パネル1の端部に衝撃が加わってもその衝撃は分散されやすく、機械的強度が向上した液晶パネル1を得ることができる。
【0035】
上述のエッチング処理は、エッチング液中に基板を浸漬して行われる。エッチング液としては、フッ酸系の薬液を好適に使用することができる。例えば、フッ酸液、フッ化硝酸液、ケイフッ化水素酸、フッ化アンモニウム、フッ化水素酸などのエッチング液を好適に使用することができる。また、それらを含む水溶液も使用することができる。例えば、フッ化水素酸と硝酸の混合水溶液、フッ化水素酸とフッ化アンモニウムの混合水溶液、フッ化水素酸とフッ化アンモニウムと硝酸の混合水溶液、フッ化水素酸と水素二フッ化アンモニウムの水溶液、フッ化水素酸と水素二フッ化アンモニウムと硝酸の水溶液などを使用することが出来る。また、エッチング速度が遅いという面はあるが、苛性ソーダ(NaOH)、水酸化カリウム(KOH)などの強アルカリ性の薬液を使用することもできる。エッチング方法としては、上述のようなエッチング液に処理基板を浸漬して行われるウエットエッチングが好適であるが、エッチングガスを用いたドライエッチング方法なども使用できる。
【0036】
本実施形態においては、図4に示すように、上述の面取り処理工程によりガラス基板8´´の角部は、約0.1mm程度(図中、dに相当する部分)の研磨量で研磨される。更に、上述のエッチング処理工程により、面取り処理工程で形成された傾斜面の角部がエッチングされて、ガラス基板8の端部は丸みを帯びた形状となる。尚、図4において、面取り処理前のガラス基板8´´は点線、面取り処理後のガラス基板8´は一点鎖線、エッチング処理後のガラス基板8は実線で示している。
【0037】
エッチング処理後、所定の薬液により張り出し部4上のレジスト膜7を剥離する。尚、マスク方法としてワックスや油性コーティングを用いた場合にも、薬液によりコーティングを溶かして除去することができる。また、耐薬品性テープやパテなどを使用した場合は、単にそれらを剥離すればよい。
【0038】
次に、張り出し部4上の所定位置にドライバICを実装し(工程S9)、回路基板を接続する。
【0039】
以上のように、液晶パネルのガラス基板の外周エッジの角部を面取り処理することによって、角部に生じた欠けやクラック、鋭角に切り立った角が除去される。更に、この後、エッチング処理することによって、面取り処理において生じた微細な欠けやクラック、液晶パネル表面に生じた傷やクラックなどを除去し、更に液晶パネルの外周エッジに丸みを持たせている。従って、このように製作された液晶パネル1は、傷や欠けやクラックが除去され、更に角部が丸く加工されている状態となっているので、液晶パネル1は割れ強度が向上している。よって、この液晶パネル1が組み込まれる携帯電話や携帯型端末などの電子機器の製造工程や、ユーザの使用時における衝撃などにより割れ、破損が生じる事が少なくなる。
【0040】
本実施形態においては、1対の母基板から複数のパネルを製造する多数個取りの製法を例にあげて説明したが、1対の基板から1個のパネルを製造する単個の液晶パネルの製法にも適用できることは言うまでもない。しかしながら、多数個取りの製法を適用する場合、母基板の切断時におけるガラス基板の傷や欠けが特に生じやすいため、母基板から単個のパネルを分断した後に面取り処理及びエッチング処理を施すことは特に有効である。
【0041】
(電気光学パネルの保持構造、電気光学装置及び電気光学装置の製造方法)
次に、上述の液晶パネル1を備えた電気光学装置としての液晶装置について図5及び図6を用いて説明する。
【0042】
図5は、液晶装置の概略分解斜視図である。図6は、図5の液晶装置の製造方法を説明する概略断面図であり、図5の線C−C´で切断した断面に相当する。
【0043】
図5及び図6に示すように、液晶装置100は、上述したガラス基板8を備えた液晶パネル1と、液晶パネル1の張り出し部4に実装されたドライバIC9と、張り出し部4に接続された回路基板6と、液晶パネル1を挟むように設けられた1対の偏光板60及び61と、筐体40とを有している。
【0044】
筐体40は、第1部材としての第1筐体41と、第2部材としての第2筐体42とを有している。第1筐体41及び第2筐体42はいずれも中央部に開口が設けられ矩形状の額縁形状を有している。第1筐体41及び第2筐体42は液晶パネル1を介して対向するように配置されている。液晶装置100は、液晶パネルの外縁部を第1筐体41及び第2筐体42により上下から挟み込んで液晶パネル1を保持する保持構造をとっている。第1筐体41及び第2筐体42は、それぞれ内部側面41a及び42aが丸く形成されている。すなわち、第1筐体41及び第2筐体42により液晶パネル1を保持した際に、筐体40と液晶パネル1とが当接する部分が液晶パネル1の形状にほぼ沿った形状となるように、第1筐体41及び第2筐体42の内部形状が設計されている。また、第2筐体42には、液晶パネル1を保持した際に、ほぼ矩形状の液晶パネル1の一辺に電気的に接続する回路基板6が対応する辺に凹部42bが設けられている。液晶パネル1が筐体40により保持される際、回路基板6は、凹部42bを通って、回路基板6の液晶パネル1と接続する端部と対向する端部が第2ガラス基板3側に位置するように折り曲げられる。
【0045】
次に、上述の筐体40を用いた液晶装置100の製造方法について説明する。まず、上述の液晶パネル1を用意し、図6(a)に示すように、液晶パネル1を第2筐体42によって保持する。この際、第2筐体42の内部側面42aは、液晶パネル1と当接する部分が液晶パネル1の形状にほぼ沿った形状となっているので、液晶パネル1は液晶パネル1と第2筐体42との間にほぼ隙間がない状態で第2筐体42に保持される。
【0046】
次に、図6(b)に示すように、液晶パネル1に第1筐体41を図面上、上からかぶせる。これにより、液晶パネル1を第1筐体41と第2筐体42とにより上下から挟み込んで保持することができる。この際、第1筐体41の内部側面41aは、液晶パネル1と当接する部分が液晶パネル1の形状にほぼ沿った形状となっているので、液晶パネル1は液晶パネル1と第1筐体41との間にほぼ隙間がない状態となっている。また、第1筐体41と第2筐体42を重ねた際、第1筐体41の内部側面41aと第2筐体42の内部側面42aとから形成される筐体40の内部側面40aは、保持する液晶パネル1の外縁部形状に沿った丸みを帯びた形状となっている。
【0047】
以上のように、本実施形態においては、液晶パネル1と筐体40との間には隙間がほぼないため、液晶パネル1は確実に固定され、液晶装置100に外的衝撃が加わっても、液晶パネル1と筐体40とぶつかり合いがほとんど生じず、液晶パネル1は割れにくい。また、例え、設計誤差により液晶パネル1と筐体40との間に隙間が生じても、筐体40の液晶パネル1と当接する部分は、液晶パネル1に沿った形状となっているので、液晶装置100に外的衝撃が加わって液晶パネル1と筐体40とがぶつかりあっても、力は均一に分散されるため液晶パネル1は割れにくい。更に、本実施形態においては、液晶パネル1の側面部は平面部のない全体的に丸い形状を有しているため、外的衝撃が加わっても力が分散されやすく、特定部分に大きな力が加わることがないので、液晶パネル1は割れにくい。
【0048】
(その他の実施形態)
上述の液晶装置100においては、液晶パネル1と筐体40との間には何も配置されていなかったが、図7に示すように、衝撃吸収剤として例えばシリコンゴム樹脂70を設けても良い。これにより、液晶装置200に外的衝撃が加わっても、シリコンゴム樹脂70により力が吸収され、液晶パネル1に加わる力を小さくすることができ、更に液晶パネル1が割れにくくなる。この場合、例えば筐体40は、その側面をシリコンゴム樹脂の厚み分だけ薄くすればよい。尚、図7において、上述の実施形態と同様の構造については同じ符号を付している。
【0049】
また、上述の実施形態においては、液晶パネル1の側面は平面部分のない全体的に丸い形状となっているが、図8に示すように、液晶パネル301を、その側面に平面部がある角部のみが丸みを帯びた形状としても良い。このような形状は、液晶パネル製造時に、基板の厚みに応じて面取り量やエッチング量を調整することによって得ることが出来る。本実施形態においては、液晶装置300は、液晶パネル301と、これを保持する筐体304と、液晶パネル301を挟み込むように配置された1対の偏光板60及び61と、液晶パネル301に電気的に接続する回路基板(図示せず)とを有する。液晶パネル301は、対向配置された第1ガラス基板302と第2ガラス基板303とからなるガラス基板308と、第1ガラス基板302と第2ガラス基板303とを所定の間隙をおいて接着するシール材13と、第1ガラス基板302と第2ガラス基板303との間に挟持される液晶50とを有する。
【0050】
筐体340は、液晶パネル301の外縁部を上下から挟み込むようにして液晶パネル301を保持する第1筐体341と第2筐体342とからなる。筐体340の内部の側面341aは、液晶パネル301と当接する部分が当接する液晶パネル301の形状に沿った形状となっている。これにより、筐体340と液晶パネル301との間の隙間をほぼなくすことができ、液晶パネル301は確実に固定されるので、液晶装置300に外的衝撃が加わっても液晶パネル301は割れにくい。また、例え設計誤差により液晶パネル301と筐体340との間に隙間が生じても、筐体340の液晶パネル301と当接する部分は液晶パネル301に沿った形状となっているので、液晶装置300に外的衝撃が加わって液晶パネル301と筐体340とがぶつかっても、力は均一に分散されるため液晶パネル301は割れにくい。また、液晶パネル301の角部は丸い形状を有しているため、外的衝撃が加わっても、液晶パネル301は割れにくい。
【0051】
尚、上述の実施形態においては、単に液晶パネルのみを保持する筐体を例にあげているが、透過型や半透過半反射型の液晶装置といったバックライトが必要な装置で、バックライトと液晶パネルとを共通の筐体で保持する場合にも適用できる。この場合、上述の実施形態と同様に、液晶パネル及びバックライトをその外縁部を上下から挟み込むように第1筐体及び第2筐体を設ければよい。そして、液晶パネルと筐体とが当接する部分において、筐体の形状を当接する液晶パネルの形状にほぼ沿った形状とすればよい。
【0052】
また、上述の実施形態においては、基板材料としてガラスを用いた場合について説明したが、ガラスに限定されることなく、脆性を示す基板材料、例えば、石英、シリコン等を用いた場合にも本発明の作用効果を得ることができる。しかしながら、基板材料としてガラスを用いた場合、本発明の作用効果が大きい。
【0053】
(電子機器)
最後に、上記液晶パネルを含む液晶装置を電子機器の表示装置として用いる場合の実施形態について説明する。図9は、全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機器は、上記と同様の液晶装置100(または300)と、これを制御する制御手段1200とを有する。ここでは、液晶パネル100を、パネル構造体100A(300A)と、半導体IC等で構成される駆動回路100B(300B)とに概念的に分けて描いてある。また、制御手段1200は、表示情報出力源1210と、表示処理回路1220と、電源回路1230と、タイミングジェネレータ1240とを有する。
【0054】
表示情報出力源1210は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ1240によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路1220に供給するように構成されている。
【0055】
表示情報処理回路1220は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路200Bへ供給する。駆動回路200Bは、走査線駆動回路、データ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路1230は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
【0056】
本発明に係る液晶装置を適用可能な電子機器の具体例としては、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)、携帯電話機、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどがある。
【0057】
また、以上説明した実施形態においては、電気光学パネルとして液晶パネル例示してきたが、ガラス基板を構成の一部とするものであればよく、エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、フィールド・エミッション・ディスプレイ(電解放出表示装置)などの各種の電気光学装置に用いられるガラス基板を用いた電気光学パネルに本発明の処理を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかわる液晶パネルの製造方法フローチャート図である。
【図2】実施形態にかかわる液晶パネルの製造工程図(その1)である。
【図3】実施形態にかかわる液晶パネルの製造工程図(その2)である。
【図4】製造工程中におけるガラス基板の角部の形状変化を示す図である。
【図5】実施形態にかかわる液晶装置の概略分解斜視図である。
【図6】図5の液晶装置の製造工程図である。
【図7】他の実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図8】更に他の実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図9】実施形態にかかわる液晶装置を用いた電子機器の概略構成図である。
【符号の説明】
1、301・・・液晶パネル、2、302・・・第1ガラス基板、3、303・・・第2ガラス基板、7・・・レジスト膜、8、308・・・ガラス基板、31・・・角部、40、340・・・筐体、41、341・・・第1筐体、42、342・・・第2筐体、100、300・・・液晶装置

Claims (11)

  1. 少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を具備することを特徴とする電気光学パネル。
  2. 一対の基板を備えた電気光学パネルであって、前記電気光学パネルは少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を具備することを特徴とする電気光学パネル。
  3. 少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を備える電気光学パネルの保持構造であって、
    前記電気光学パネルを介して対向配置され、前記電気光学パネルの外縁部の少なくとも一部を挟み込む第1部材と第2部材とを具備し、
    前記第1部材及び前記第2部材の前記電気光学パネルと当接する部分は、当接する前記電気光学パネルの形状に沿った形状を有することを特徴とする電気光学パネルの保持構造。
  4. 少なくとも一部の角部が面取りされた後、エッチング処理された基板を備える電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルを介して対向配置され、前記基板の外縁部の少なくとも一部を挟み込む第1筐体及び第2筐体を備える筐体と
    を具備する電気光学装置であって、
    前記第1筐体及び前記第2筐体の前記電気光学パネルと当接する部分は、当接する前記電気光学パネルの形状に沿った形状を有することを特徴とする電気光学装置。
  5. 前記電気光学パネルと前記筐体との間に設けられた衝撃吸収剤を更に具備することを特徴とする請求項4記載の電気光学装置。
  6. 基板の角部の少なくとも一部を面取りする工程と、
    前記面取り後、前記基板をエッチング処理する工程と、
    を具備することを特徴とする電気光学パネルの製造方法。
  7. 前記基板の表面上には電気的配線が配置され、
    前記電気的配線をマスクする工程を更に具備し、
    前記マスク工程後、前記面取り工程及び前記エッチング処理工程を行うことを特徴とする請求項6記載の電気光学パネルの製造方法。
  8. 一対の基板を備えた電気光学パネルの製造方法であって、
    前記電気光学パネルの角部の少なくとも一部を面取りする工程と、
    前記面取り後、前記基板をエッチング処理する工程と、
    を具備することを特徴とする電気光学パネルの製造方法。
  9. 前記電気光学パネルの表面上には電気的配線が配置され、
    前記電気的配線をマスクする工程を更に具備し、
    前記マスク工程後、前記面取り工程及び前記エッチング処理工程を行うことを特徴とする請求項8記載の電気光学パネルの製造方法。
  10. 母基板を切断して前記基板を複数製造する工程を更に具備することを特徴とする請求項6から請求項9いずれか一項に記載の電気光学パネルの製造方法。
  11. 請求項1または請求項2記載の電気光学パネル、または請求項6から請求項10いずれか一項に記載の電気光学パネルの製造方法により製造された電気光学パネルを具備する電気光学装置の製造方法であって、
    前記電気光学パネルを介して対向配置される第1筐体及び第2筐体により、前記電気光学パネルの外縁部の少なくとも一部を挟み込む工程を
    具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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