JP2004148258A - 気体分離装置 - Google Patents

気体分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004148258A
JP2004148258A JP2002318534A JP2002318534A JP2004148258A JP 2004148258 A JP2004148258 A JP 2004148258A JP 2002318534 A JP2002318534 A JP 2002318534A JP 2002318534 A JP2002318534 A JP 2002318534A JP 2004148258 A JP2004148258 A JP 2004148258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
tank
adsorption
valve
adsorption tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002318534A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Matsuchi
学 真土
Tomoichirou Nakamura
知一郎 中村
Toru Okuda
亨 奥田
Takeshi Katsumoto
武 勝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP2002318534A priority Critical patent/JP2004148258A/ja
Publication of JP2004148258A publication Critical patent/JP2004148258A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

【課題】本発明は製品ガスの使用量が減少して製品ガス槽の圧力が設定値以上に上昇した場合にコンプレッサのロード運転を維持すると共に、製品ガスを無駄に排気しないことを課題とする。
【解決手段】気体分離装置10では、窒素槽46の圧力が設定値に達したときは、工程▲3▼が実行される。工程▲3▼では、第1の吸着槽23は取出工程のままであり、バルブV,V11の開弁状態が継続される。第2の吸着槽24は再生工程のままであり、バルブV10の排気状態が継続される。同時に、上部パージ用のバルブV,Vが開弁状態となる。すなわち、第1の吸着槽23では、窒素ガスの取り出しが継続され、第2の吸着槽24では、パージ管路38,40を介して第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが供給される。よって、中流量Q2+Q3による吸着剤の再生(脱着)が促進されると共に、コンプレッサ13のロード運転が維持される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はPSA式(Pressure Swing Adsorption)の気体分離装置に係り、特に吸着槽の圧力低下を抑えて製品ガスの生成効率を高めるよう構成した気体分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、PSA式気体分離装置は、分子ふるいカーボンやゼオライトなどからなる吸着剤を用いて空気を窒素と酸素に分離し、いずれか一方を製品ガスとして取り出し、使用するものである。
【0003】
このため、例えば酸素ガスを取り出すPSA式気体分離装置にあっては、▲1▼吸着剤が充填された吸着槽にコンプレッサからの圧縮空気を導入して吸着剤に窒素分子と酸素分子の一部を吸着させる吸着工程と、▲2▼吸着剤により分離生成された酸素を取り出す取出工程と、▲3▼該吸着槽内を大気解放しまたは真空ポンプで減圧して吸着剤を再生する再生工程とを繰り返す。即ち、取出工程では、吸着槽内の酸素を外部に取り出し、一方再生工程では吸着された窒素と若干の酸素を脱着し、次の吸着工程に備えるようになっている。
【0004】
また、一対の吸着槽を有する装置では、一方の吸着槽で取出工程が完了し、他方の吸着槽で再生工程が完了した後、均圧工程を行う。この▲4▼均圧工程では、両吸着槽間を連通させて取出工程の後の吸着槽に残留するガスを再生工程の吸着槽へ供給して均圧化を図り、より高濃度の製品ガスを連続的に生成するようにしている。
【0005】
さらに、より高濃度の製品ガスを生成するため、吸着工程において製品タンクに貯溜された製品ガスを吸着槽に還流させて短時間で吸着槽内の製品ガス濃度を高めると共に、吸着槽内の圧力を上昇させるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
この特許文献1では、一対の吸着槽の上部にオリフィスが配設されたパージ管路が接続されている。このパージ管路は、一対の吸着槽の圧力差を利用して高圧側の吸着槽から低圧側の吸着槽に製品ガスを供給するように構成されている。そして、再生工程の終了前に取出工程の吸着槽からの製品ガスを再生工程の吸着槽に供給させると共に、当該再生工程の吸着槽の排気を停止させる。これにより、製品タンクの圧力低下を防止すると共に、取出工程の吸着槽からの製品ガスによって再生工程側の吸着槽をパージすることで吸着剤の再生効率を高めている。
【0007】
また、上記のものでは、下流側での製品ガスの使用量が減少した場合、製品タンクの圧力が上昇して吸着槽からの製品ガスとの圧力差が小さくなると、吸着槽からの製品ガスを取り出せなくなるため、吸着槽の圧力が昇圧状態に維持されてしまい、圧縮空気を生成するコンプレッサがアンロード運転に切り替わってしまってコンプレッサの運転効率が低下するという問題があった。
【0008】
このような問題を解消するため、製品タンクの圧力が上昇して吸着槽からの製品ガスとの圧力差が小さくなって、吸着槽からの製品ガスを取り出せなくなった場合、コンプレッサからの圧縮空気を貯留する空気槽の排気弁を開弁させて圧縮空気を大気中に放出してコンプレッサがロード運転を継続するよう構成されたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−38443号公報(第3頁、図1)
【特許文献2】
特開平9−24231号公報(第5頁、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2に記載された気体分離装置では、空気槽の圧力が所定値以上になると、空気槽の排気弁を開弁させて圧縮空気を大気中に放出してコンプレッサがロード運転を継続するようにしているが、折角コンプレッサが生成した圧縮空気を何ら利用せずに大気中に排出するため、無駄であるという問題があった。
【0011】
そこで、本発明は上記問題を解決した気体分離装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の本発明は、吸着剤が充填された吸着槽に圧縮空気を供給し、吸着槽内の吸着剤により分離生成された製品ガスを吸着槽から取り出して製品ガス槽に充填する取出工程と、吸着槽内の残存気体を排出させて吸着槽内の吸着剤を再生する再生工程とを行なうように構成された気体分離装置であって、吸着槽を少なくともニつ設け、一方の吸着槽が取出工程のとき、他方の吸着槽が再生工程となるように構成し、製品ガス槽の圧力が所定値以上に上昇した場合に、取出工程の吸着槽と再生工程の吸着槽とを連通させる開閉弁を設けたものであり、コンプレッサからの圧縮空気が余剰になっても取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【0013】
上記請求項2記載の本発明は、製品ガス槽の圧力を検出する圧力検出手段からの検出信号に基づいて開閉弁を開弁するように制御する制御手段を備えたものであり、製品ガス槽の圧力に応じて取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【0014】
上記請求項3記載の本発明は、開閉弁が製品ガス槽の圧力を背圧として導く、背圧弁であるので、コンプレッサからの圧縮空気が余剰になっても取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例ついて説明する。尚、本実施例では、気体分離装置を窒素発生装置として使用する場合について説明する。
図1は本発明になる気体分離装置の第1実施例を示すシステム構成図である。
【0016】
図1に示されるように、気体分離装置10は、圧縮空気から窒素を製品ガスとして生成するPSA式の窒素発生装置であり、スタート信号の入来により作動開始する。また、気体分離装置10の制御装置12は、後述するコンプレッサ13及び吸着ユニット14のバルブV〜V12、及びバルブV13〜V15を開閉制御する。尚、本実施例のバルブV〜V15は、例えば、後述するエア駆動回路22を介して空気圧が供給されることにより開弁するエアオペレートバルブからなる。
【0017】
コンプレッサ13により生成された圧縮空気は、空気槽16に貯えられ、冷凍式エアドライヤ17、空気供給管路18、エアフィルタ19を介して吸着ユニット14に供給される。また、空気槽16には、コンプレッサ13により蓄圧された圧縮空気の圧力を計測する圧力計20が設けられている。この圧力計20は、空気槽16の圧力を検出し、その検出信号を制御装置12に出力する。
【0018】
コンプレッサ13は、空気槽16の圧力が上限圧力P(アンロード運転開始圧力)以上に上昇した場合にロード運転からアンロード運転に切り替わり、空気槽16の圧力が下限圧力P(ロード運転開始圧力)以下に低下した場合アンロード運転からロード運転に切り替わるように制御される。
【0019】
また、空気供給管路18から分岐された空気供給管路21は、エア駆動回路22に連通されている。エア駆動回路22は、バルブV〜V15に対応する数の複数のエア供給用電磁弁(図示せず)が並列接続されており、各エア供給用電磁弁は制御装置12からの制御信号に基づいて開弁または閉弁されてバルブV〜V15の開閉動作を制御する。
【0020】
上記空気槽16に貯留された圧縮空気は、冷凍式エアドライヤ17で除湿された後、エアフィルタ19で塵埃を除去され、その後、空気供給管路17に連通された給気管路25,26を介して吸着ユニット14の第1,第2の吸着槽23,24に供給される。第1,第2の吸着槽23,24には、分子ふるいカーボン(Molecular Sieving Carbon)からなる吸着剤(図示せず)が充填されている。
【0021】
分子ふるいカーボンとしては、多孔質のゼオライト(Zeolite)などが用いられている。尚、図1においては、吸着剤は、例えば、直径1mm、高さ2mmの円柱形状に形成された粒子状であるので、図示していない。
【0022】
第1,第2の吸着槽23,24に充填された吸着剤は、吸着槽23,24内の圧力上昇により酸素分子を吸着し、減圧されるとその圧力差により酸素分子を脱着する。尚、吸着剤の表面に形成された微細な孔は、酸素分子よりも大きく、窒素分子よりも小さい。そのため、圧縮空気に含まれる窒素分子は、昇圧状態でも、吸着剤に吸着されない。
【0023】
また、給気管路25,26には、排気管路27,28が分岐接続されており、排気管路27,28の端部には排気音を減少させるサイレンサ29,30が設けられている。さらに、吸着槽23,24の下端に連通された給気管路25,26間には、下均圧管路32が横架されている。
【0024】
また、吸着槽23,24の上部には取出管路34,35が接続されており、両管路34,35間には両吸着槽23,24を連通するための上均圧管路36と、第1のパージ管路38と、第2のパージ管路40とが横架されている。そして、パージ管路38,40には、絞り42,43が設けられている。尚、絞り42,43の絞り率によって、上均圧管路36、第1のパージ管路38、第2のパージ管路40の各流量Q1,Q2,Q3がQ1>Q3>Q2となるように設定している。
【0025】
また、上記取出管路31,32は、共通取出管路44で合流し、取出管路44を介して窒素槽46に連通されている。よって、上記吸着槽23,24から取り出された窒素ガス(製品ガス)は、窒素槽46に蓄圧される。窒素槽46には、窒素ガスの圧力を測定する圧力計47が設けられている。尚、共通取出管路44には、窒素槽46に貯留された窒素ガスが逆流することを防止する逆止弁48が設けられている。
【0026】
さらに、上記取出管路34,35には、取出用弁としてのバルブV,Vが配設され、上均圧管路36には、均圧用弁としてのバルブV,Vが配設され、第2のパージ管路40には、パージ用弁としてのバルブV,Vが配設され、下均圧管路32には、均圧用弁としてのバルブV,Vが配設され、排気管路27,28には、排気用弁としてのバルブV,V10が配設され、給気管路25,26には、給気用弁としてのバルブV11,V12が配設されている。
【0027】
これらのバルブV〜V15は、制御装置12が各工程(吸着(昇圧)工程、取出工程、均圧工程、脱着(再生)工程)に応じて生成する制御信号によって開閉制御される。
【0028】
なお、図1においては、バルブV、Vを設けたものを示しているが、図示されているような吸着槽が2つのものにあっては、どちらか一方のみ設ければよい。しかし、吸着槽が3つ以上ある場合など、バルブVとバルブVの間に他の吸着槽等の配管を接続することを踏まえ、図1においては、バルブV、Vを設けている。なお、V、V及びV、Vも同様である。
【0029】
また、窒素槽46の下部に連通された吐出管路50は、窒素ガスを使用する下流の各機器(図示せず)に連通されている。そして、吐出管路50には、フィルタレギュレータ52、吐出弁としてのバルブV13、流量調整弁56が配設されている。
【0030】
また、フィルタレギュレータ52の下流から分岐されたセンサ管路58には、バルブV14、流量調整弁62、製品ガスに含まれる酸素濃度を測定する酸素センサ64が設けられている。酸素センサ64は、窒素槽46から窒素ガスを取り出す際に、バルブV14の開弁により窒素ガス中に含まれる酸素濃度を測定し、その酸素濃度測定結果を制御装置12に出力する。
【0031】
また、フィルタレギュレータ52の下流から分岐された排気管路66には、バルブV15、流量調整弁70、排気音を減少させるサイレンサ72が設けられている。窒素槽46から取り出された窒素ガスの酸素濃度が規定値以上の場合、製品ガスとしては不良であるので、吐出弁としてのバルブV13を閉弁すると共に、排気管路66のバルブV15を開弁して窒素槽46に貯留された製品ガスを大気中に排気する。
【0032】
気体分離装置10において、各工程は、以下のように(a)〜(d)の各工程が順次行われる。
(a)吸着工程:一方の吸着槽23にコンプレッサ13により圧縮された圧縮空気を導入して吸着槽23内を昇圧させ圧力を利用して吸着剤に酸素分子を吸着させる工程である。
(b)取出工程:吸着工程の後半で吸着剤により分離生成された窒素を取り出す工程である。
(c)均圧工程:取出工程終了後の吸着槽23,24に残存する窒素濃度の高い残留ガスを吸着工程前の他方の吸着槽24に供給して吸着槽23,24間の圧力を均圧化する工程である。
(d)再生工程:取出工程及び均圧工程終了後の吸着槽23内を大気解放または真空ポンプで減圧して吸着剤に吸着された酸素分子を脱着することにより吸着剤を再生する工程である。尚、再生工程は、一方の吸着槽23で吸着、取出工程を行っている間に他方の吸着槽24で行われる。
【0033】
この一連の工程(a)〜(d)が終了すると、一方の吸着槽23で再生工程がスタートすると共に、他方の吸着槽24で吸着工程がスタートする。
【0034】
従って、吸着ユニット14では、第1,第2の吸着槽23,24の何れかに原料空気としての圧縮空気が供給されて、昇圧、減圧を繰り返しながら原料空気から窒素と酸素とを分離する。尚、本実施例では、一対の吸着槽23,24を有するため、第1の吸着槽23が昇圧されて吸着工程のとき第2の吸着槽24では減圧されて再生工程が行なわれ、第1の吸着槽23が再生工程のとき第2の吸着槽24は吸着工程となる。
【0035】
そして、制御装置12は予め入力されたプログラムに基づいて吸着槽23,24が交互に窒素ガスを生成するように吸着ユニット14の各バルブV〜V12を開閉制御する。各バルブV〜V12の開弁状態を各工程毎に分類すると、以下のようになる。
【0036】
ここで、上記のように構成された吸着ユニット14の各工程▲1▼〜▲4▼の動作について図2乃至図4を参照して説明する。尚、図2乃至図4に示すバルブV〜V12は、黒塗りマークが閉弁状態を示し、白抜きマークが開弁状態を示している。また、以下の説明では、第1の吸着槽23が吸着制御モードに設定され、第2の吸着槽24が再生制御モードに設定された場合について説明する。
【0037】
図2に示されるように、工程▲1▼の場合、第1の吸着槽23は吸着工程であり、バルブV11が開弁状態となる。第2の吸着槽24は再生工程であり、バルブV10が開弁状態となる。このとき、第1の吸着槽23が昇圧し、第2の吸着槽24が減圧されて第1の吸着槽23の圧力P1が第2の吸着槽24の圧力P2よりも大になると(P1>P2)、第1の吸着槽23の上部から分離生成された窒素ガスが第1のパージ管路38を介して第2の吸着槽24へ供給される。
【0038】
尚、第1のパージ管路38を介して第2の吸着槽24へ供給される窒素ガスの流量は、絞り42の流路面積により小流量Q2に絞られている。
【0039】
これにより、再生工程の第2の吸着槽24においては、第1の吸着槽23の上部から供給された窒素ガスによって第2の吸着槽24に充填された吸着剤の再生が促進される。すなわち、吸着剤に吸着された酸素分子は、加圧状態で吸着されるため、吸着槽内が減圧されると共に、吸着剤に吸着されない窒素ガスを供給することにより吸着剤からの脱着が促進される。
【0040】
上記工程▲1▼が終了した後、窒素槽46の圧力が設定値に達していないときは、図3に示される工程▲2▼が実行され、窒素槽46の圧力が設定値に達したときは、図4に示される工程▲3▼が実行される。
【0041】
図3に示されるように、工程▲2▼の場合、第1の吸着槽23は取出工程であり、バルブV,V11が開弁状態となる。第2の吸着槽24は再生工程のままであり、バルブV10の排気状態が継続される。すなわち、バルブVの開弁により第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが取出管路44を介して窒素槽46に取り出される。このとき、第2の吸着槽24では、小流量Q2による再生工程が継続されている。
【0042】
図4に示されるように、工程▲3▼の場合、第1の吸着槽23は取出工程のままであり、バルブV,V11の開弁状態が継続される。第2の吸着槽24は再生工程のままであり、バルブV10の排気状態が継続される。同時に、上部パージ用のバルブV,Vが開弁状態となる。すなわち、第1の吸着槽23では、窒素ガスの取り出しが継続され、第2の吸着槽24では、パージ管路38,40を介して第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが供給される。よって、中流量Q2+Q3による吸着剤の再生(脱着)が促進されると共に、コンプレッサ13のロード運転が維持される。
【0043】
尚、図4に示す工程では、バルブV10が排気状態のまま上部パージ用のバルブV,Vが開弁するため、第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが第2の吸着槽24の上部に積極的に供給されて第2の吸着槽24の吸着剤に吸着された酸素分子の脱着速度が上記工程▲2▼よりも加速される。
【0044】
また、図4に示す工程▲3▼は、窒素槽46が予め設定された所定圧力(目標圧力)以上に達している場合に行われる工程である。従って、窒素槽46が所定圧力以下である場合、上記工程▲1▼▲2▼▲4▼の順に実行され、工程▲3▼が省略される。
【0045】
図5に示されるように、工程▲4▼の場合、吸着槽23,24は均圧工程であり、上部パージ用のバルブV,V,V,Vが開弁状態となる。同時に、下部パージ用のバルブV,Vも開弁状態が継続される。すなわち、第1の吸着槽23の取出工程が終了すると共に、第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが上均圧管路36及びパージ管路38,40を介して第2の吸着槽24の上部に供給され、さらに下均圧管路32を介して第2の吸着槽24の下部に供給される。
【0046】
これにより、第2の吸着槽24の上部には、上均圧管路36及びパージ管路38,40を介して大流量Q1+Q2+Q3による吸着剤の再生が促進される。同時に第2の吸着槽24の下部では、下均圧管路32を介して供給された流量Q4による吸着剤の再生(脱着)が促進される。
【0047】
このように、均圧工程では、第2の吸着槽24の上部に大流量の窒素ガスが供給されると共に、第2の吸着槽24の下部にも窒素ガスが供給されるため、第2の吸着槽24の吸着剤が短時間で昇圧されて均圧化される。
【0048】
ここで、図6に示すフローチャートを参照して制御装置12が実行する制御処理について説明する。
【0049】
制御装置12は、図6のステップS11(以下「ステップ」を省略する)において、電源スイッチ(図示せず)がオンに操作されると、S12に進み、コンプレッサ13を起動させて圧縮空気の生成を開始させる。続いて、S13では、冷凍式エアドライヤ17を起動させて圧縮空気の除湿を開始させる。
【0050】
次のS14では、圧力計20により測定された空気槽16の圧力を読み取り、空気槽16の圧力が予め設定された設定値(アンロード運転開始圧力)に達したかどうかをチェックする。S14において、圧力計20により測定された空気槽16の圧力が設定値に達していないときは、S15に進み、窒素槽46の圧力を圧力計47から読み取り、窒素槽46の圧力が予め設定された設定値に達したかどうかをチェックする。
【0051】
S15において、圧力計47により測定された窒素槽46の圧力が設定値に達していないときは、S16に進み、上記工程▲1▼(図2を参照)を行う。上記工程▲1▼が終了すると、次のS17に進み、上記工程▲2▼(図3を参照)を行う。上記工程▲2▼が終了すると、次のS18に進み、上記工程▲4▼(図5を参照)を行う。
【0052】
上記工程▲4▼が終了すると、次のS19に進み、吸着槽23,24に対する吸着制御モードと再生制御モードとを反転させる。続いて、S20に進み、電源スイッチ(図示せず)がオフかどうかをチェックする。S20において、電源スイッチ(図示せず)がオフでないときは、上記S15に戻り、S15以降の処理を繰り返す。
【0053】
また、S20において、電源スイッチ(図示せず)がオフであるときは、S21に進み、コンプレッサ13を停止させる。続いて、S21では、冷凍式エアドライヤ17を停止させる。
【0054】
また、上記S15において、圧力計47により測定された窒素槽46の圧力が設定値に達したときは、S23に進み、上記工程▲1▼(図2を参照)を行う。上記工程▲1▼が終了すると、次のS24に進み、上記工程▲3▼(図4を参照)を行う。上記工程▲3▼が終了すると、次のS25に進み、上記工程▲4▼(図5を参照)を行う。
【0055】
上記工程▲4▼が終了すると、次のS26に進み、吸着槽23,24に対する吸着制御モードと再生制御モードとを反転させる。続いて、S20に進み、電源スイッチ(図示せず)がオフかどうかをチェックする。S20において、電源スイッチ(図示せず)がオフでないときは、上記S15に戻り、S15以降の処理を繰り返す。
【0056】
このように、制御装置12は、窒素槽46の圧力が設定値に達していない場合には、上記工程▲1▼▲2▼▲4▼を実行し、窒素槽46の圧力が設定値に達している場合には、上記工程▲1▼▲3▼▲4▼を実行するように制御プログラムを切り替える。
【0057】
図7は吸着槽23,24及び空気槽16、窒素槽46の圧力変化を示すグラフである。
【0058】
図7において、グラフIは一方の吸着槽23の圧力変化、グラフIIは他方の吸着槽24の圧力変化、グラフIIIは空気槽16の圧力変化、グラフIVは窒素槽46の圧力変化、グラフVは窒素槽46の圧力上昇に伴う吸着槽の圧力変化を示す。
【0059】
窒素槽46の圧力が所定値以下の場合には、上記工程▲1▼▲2▼により窒素ガスが取り出されるため、吸着槽23の圧力及び空気槽16及び窒素槽46の圧力は、グラフI,III,IVに示すように設定値(アンロード運転開始圧力)以下に推移する。これにより、コンプレッサ13は、ロード運転状態に維持する。
【0060】
しかしながら、窒素槽46の下流での窒素使用量が減少し、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上に上昇すると、例えば、吸着槽23で生成された窒素ガスが取り出せなくなるため、吸着槽23の圧力がグラフVに示すように設定値(アンロード運転開始圧力)まで上昇し、コンプレッサ13がアンロード運転に切り替わることで、圧力が降下することになる。
【0061】
この場合、上記工程▲1▼▲3▼により、一方の吸着槽23で生成された窒素ガスが他方の吸着槽24へ供給され、吸着槽24内をパージするため、吸着槽23の圧力は、グラフIに示すように設定値(アンロード運転開始圧力)以下に推移する。
【0062】
そのため、窒素槽46の下流での窒素使用量が減少し、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上に上昇した場合でも一方の吸着槽23で生成された窒素ガスが他方の吸着槽24へ供給されることで、余分になった窒素ガスをパージ用ガスとして有効に利用することが可能になり、その分無駄を減らすことが可能になる。
【0063】
その余分になった窒素ガスは、グラフIとVとの差圧ΔPがパージ用ガスとして他方の吸着槽24へ供給される。これにより、一方の吸着槽23の圧力は、窒素槽46の圧力が所定の設定値以下の場合と同様に、グラフIに示すように設定値(アンロード運転開始圧力)以下に推移する。これにより、コンプレッサ13は、ロード運転状態に維持する。
【0064】
また、他方の吸着槽24では、グラフIIで示されるように、上記工程▲3▼でバルブV,Vが開弁状態となると、徐々に圧力が上昇しており、工程▲4▼に切り替わる段階で均圧の約1/3の圧力に上昇しているため、均圧工程に要する時間を短縮することが可能になる。
【0065】
ここで、図8を参照して第2実施例について説明する。尚、図8において、上記第1実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示されるように、第2実施例の気体分離装置80は、取出管路44と吸着槽23,24の上部に連通された還流管路82,84との間を連通する連通管路85が設けられており、連通管路85には背圧弁86が設けられている。
【0066】
この背圧弁86は、窒素槽46の上流から分岐された圧力導入管路87が連通されており、圧力導入管路87を介して導入された窒素槽46からの圧力に基づいて開弁する。すなわち、背圧弁86は、通常、閉弁されているノーマルクローズタイプの弁であり、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上になると、開弁するように構成されている。
【0067】
また、還流管路82,84には、吸着槽23,24のガスが背圧弁86へ流れることを防止する逆止弁88,90が設けられている。
【0068】
尚、気体分離装置80は、上記第2のパージ管路40、パージ用弁としてのバルブV,V、絞り43が設けられていない。
【0069】
ここで、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上に上昇した場合について説明する。気体分離装置80において、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上に上昇した場合、吸着工程の吸着槽23及び取出管路44の圧力も設定値以上に上昇するため、背圧弁86が開弁する。そして、吸着槽23から取り出された窒素ガスは、設定値以上の圧力で再生工程の吸着槽24へ連通する還流管路84の逆止弁90を開弁して吸着槽24の上部へ供給される。
【0070】
これにより、第1の吸着槽23で生成された窒素ガスが第2の吸着槽24の上部に積極的に供給されるため、第2の吸着槽24の吸着剤に吸着された酸素分子の脱着速度が加速され、吸着剤の再生が促進される。このように、第2実施例では、窒素槽46の圧力が所定の設定値以上に上昇すると、背圧弁86が自動的に開弁する構成のため、制御装置12の制御がなくても再生工程の吸着槽へ余分な窒素ガスを供給してパージすることが可能になる。
【0071】
ここで、図9を参照して第3実施例について説明する。尚、図9において、上記第2実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示されるように、第3実施例の気体分離装置90は、前述した気体分離装置80の絞り43の代わりに流量調整弁92を設けたものである。吸着槽23,24との間を連通するパージ管路38に設けられた流量調整弁92は、吸着槽23,24との間の圧力差によって何れかに供給される窒素ガスの供給流量を調整する。
【0072】
流量調整弁92の弁開度は、吸着槽23,24の容量あるいは吸着工程、再生工程の所要時間に応じて調整される。このように、流量調整弁92の弁開度を変更することにより、パージ管路38を介して吸着槽23,24の間を流通する窒素ガスの流量を任意の値に調整できるので、当該システムに適した流量で吸着槽をパージすることが可能になる。
【0073】
尚、上記各実施例では、一対の吸着槽23,24が設けられているが、2個以上の吸着槽を有する装置にも適用できるのは勿論である。
【0074】
また、上記実施例では、各吸着剤が酸素分子を吸着する構成であるが、各吸着槽が他の気体分子を吸着する構成(例えば酸素発生装置等)にも適用できるのは勿論である。
【0075】
また、上記実施例においては、第1のパージ管路38を設けた例を示したが、パージを行なわないタイプのものにあっては、第1のパージ管路38は、不要である。また、パージを行なうタイプのものにあっても、バルブV、Vが閉弁時であっても、常時バルブの前後を小さな流路面積で連通するタイプの開閉弁とすることにより、第1のパージ管路38を廃止できる。
【0076】
また、バルブV、Vで、V〜Vを兼用してもよい。この場合、バルブV、Vを流量制御タイプの弁にし、パージ、均圧等の各工程に合わせた開度に調整するようにしても良い。
【0077】
さらに、バルブVを窒素槽46の圧力を背圧とする背圧弁としても良い。
【0078】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、吸着剤が充填された吸着槽に圧縮空気を供給し、吸着槽内の吸着剤により分離生成された製品ガスを吸着槽から取り出して製品ガス槽に充填する取出工程と、吸着槽内の残存気体を排出させて吸着槽内の吸着剤を再生する再生工程とを行なうように構成された気体分離装置であって、吸着槽を少なくともニつ設け、一方の吸着槽が取出工程のとき、他方の吸着槽が再生工程となるように構成し、製品ガス槽の圧力が所定値以上に上昇した場合に、取出工程の吸着槽と再生工程の吸着槽とを連通させる開閉弁を設けたため、コンプレッサからの圧縮空気が余剰になっても取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【0079】
上記請求項2記載の本発明によれば、製品ガス槽の圧力を検出する圧力検出手段からの検出信号に基づいて開閉弁を開弁するように制御する制御手段を備えたため、製品ガス槽の圧力に応じて取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【0080】
上記請求項3記載の本発明によれば、開閉弁が製品ガス槽の圧力を背圧として導く、背圧弁であるため、コンプレッサからの圧縮空気が余剰になっても取り出し中の吸着槽から再生中の吸着槽へ製品ガスを供給して排気することで圧縮空気を有効利用すると共に、コンプレッサをロード運転状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる気体分離装置の第1実施例のシステム構成図である。
【図2】吸着ユニット14の工程▲1▼の動作を示すシステム構成図である。
【図3】吸着ユニット14の工程▲2▼の動作を示すシステム構成図である。
【図4】吸着ユニット14の工程▲3▼の動作を示すシステム構成図である。
【図5】吸着ユニット14の工程▲4▼の動作を示すシステム構成図である。
【図6】制御装置が実行する窒素ガス生成処理のフローチャートである。
【図7】吸着槽23,24及び空気槽16、窒素槽46の圧力変化を示すグラフである。
【図8】気体分離装置の第2実施例のシステム構成図である。
【図9】気体分離装置の第3実施例のシステム構成図である。
【符号の説明】
10,80,90 気体分離装置
12 制御装置
13 コンプレッサ
14 吸着ユニット
16 空気槽
17 冷凍式エアドライヤ
20,47 圧力計
22 エア駆動回路
23 第1の吸着槽
24 第2の吸着槽
25,26 給気管路
27,28 排気管路
32 下均圧管路
34,35 取出管路
36 上均圧管路
38 第1のパージ管路
40 第2のパージ管路
42,43 絞り
44 共通取出管路
46 窒素槽
50 吐出管路
56 流量調整弁
64 酸素センサ
66 排気管路
82,84 還流管路
85 連通管路
86 背圧弁
88,90 逆止弁
92 流量調整弁

Claims (3)

  1. 吸着剤が充填された吸着槽に圧縮空気を供給し、該吸着槽内の吸着剤により分離生成された製品ガスを該吸着槽から取り出して製品ガス槽に充填する取出工程と、該吸着槽内の残存気体を排出させて該吸着槽内の吸着剤を再生する再生工程とを行なうように構成された気体分離装置であって、
    前記吸着槽を少なくともニつ設け、一方の吸着槽が取出工程のとき、他方の吸着槽が再生工程となるように構成し、前記製品ガス槽の圧力が所定値以上に上昇した場合に、前記取出工程の吸着槽と再生工程の吸着槽とを連通させる開閉弁を設けたことを特徴とする気体分離装置。
  2. 前記製品ガス槽の圧力を検出する圧力検出手段からの検出信号に基づいて前記開閉弁を開弁するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の気体分離装置。
  3. 前記開閉弁は、前記製品ガス槽の圧力を背圧として導く、背圧弁であることを特徴とする請求項1記載の気体分離装置。
JP2002318534A 2002-10-31 2002-10-31 気体分離装置 Pending JP2004148258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002318534A JP2004148258A (ja) 2002-10-31 2002-10-31 気体分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002318534A JP2004148258A (ja) 2002-10-31 2002-10-31 気体分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004148258A true JP2004148258A (ja) 2004-05-27

Family

ID=32461650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002318534A Pending JP2004148258A (ja) 2002-10-31 2002-10-31 気体分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004148258A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2181752A1 (fr) * 2008-11-03 2010-05-05 Mil'S Procédé de traitement de fluide par adsorption à variation de pression et installation correspondante
JP2013094753A (ja) * 2011-11-03 2013-05-20 Orion Machinery Co Ltd 気体吸着装置のパージ方法及び気体吸着装置
JP2014030776A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 気体分離装置
JP7247394B1 (ja) 2022-03-11 2023-03-28 大陽日酸株式会社 ガス精製装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2181752A1 (fr) * 2008-11-03 2010-05-05 Mil'S Procédé de traitement de fluide par adsorption à variation de pression et installation correspondante
FR2937878A1 (fr) * 2008-11-03 2010-05-07 Mil S Procede de traitement de fluide par adsorption a variation de pression et installation correspondante
JP2013094753A (ja) * 2011-11-03 2013-05-20 Orion Machinery Co Ltd 気体吸着装置のパージ方法及び気体吸着装置
JP2014030776A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 気体分離装置
JP7247394B1 (ja) 2022-03-11 2023-03-28 大陽日酸株式会社 ガス精製装置
JP2023132479A (ja) * 2022-03-11 2023-09-22 大陽日酸株式会社 ガス精製装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100346487B1 (ko) 압력 스윙 흡착 가스 흐름 제어 방법 및 그 장치
JP4799454B2 (ja) 圧力スイング吸着型酸素濃縮器
KR101647017B1 (ko) 응축 수분 배출 기능을 가지는 산소 농축 방법 및 장치
JP5814145B2 (ja) 気体分離装置
JP2004148258A (ja) 気体分離装置
JP7064835B2 (ja) 気体分離装置
JP3867229B2 (ja) 気体分離装置
JP6231363B2 (ja) 混合ガスの分離装置および方法
JP2004262743A (ja) 酸素濃縮方法および酸素濃縮装置
JP2009082782A (ja) 気体分離装置
JP2006015221A (ja) 気体分離装置
JP5007610B2 (ja) 酸素濃縮器の設計方法
JP3661884B2 (ja) 気体分離装置
JP4594223B2 (ja) 窒素ガス発生装置
JP3565246B2 (ja) 気体分離装置
JPH11267439A (ja) ガス分離方法及びこの方法を実施するガス分離装置
JPH0938443A (ja) 気体分離装置
JPH09141038A (ja) 気体分離装置
JP4203716B2 (ja) 気体分離装置
JPH10118439A (ja) Psa法によるガス分離装置
JP4351174B2 (ja) 圧縮気体の除湿における継続供給方法及び圧縮気体の除湿装置
JP2004209368A (ja) 気体分離装置
JP5939917B2 (ja) 気体分離装置
JPH0731825A (ja) 気体分離装置
RU2760134C1 (ru) Способ получения кислорода из воздуха

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070821