JP2004146403A - 伝送回路、cmos半導体デバイス、及び設計方法 - Google Patents

伝送回路、cmos半導体デバイス、及び設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クロック信号の遅延量を低減する。
【解決手段】予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、2本の伝送線の電位差として、差動信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差により差動信号を受け取ることにより、差動信号に基づいて動作する被駆動部と、2本の伝送線を電気的に接続する接続抵抗とを備える。また、接続MOSトランジスタは、被駆動部の受信端の近傍に設けられてよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送回路、CMOS半導体デバイス、及び設計方法に関する。特に本発明は、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路差動信号を伝送する伝送回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CMOS半導体デバイスにおいて、信号を伝送する伝送回路が知られている(例えば、特許文献1)。また、クロック信号を中継する複数のリピータを備える伝送回路が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−146021号公報(第3−18頁、第1−25図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2個のリピータの間を接続する伝送線は配線抵抗を有し、リピータは、ゲート入力の容量に基づく入力インピーダンスを有する。そのため、例えば高速なクロック信号の伝送においては、伝送線における配線遅延に起因して、適切に信号の伝送が行えない場合があった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる伝送回路、CMOS半導体デバイス、及び設計方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、2本の伝送線の電位差として、差動信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差により差動信号を受け取ることにより、当該差動信号に基づいて動作する被駆動部と、ソース端子及びドレイン端子のそれぞれが、2本の伝送線の一方及び他方のそれぞれと電気的に接続され、かつ、ゲート端子に予め定められた電圧を受け取ることにより、2本の伝送線を電気的に接続する接続MOSトランジスタとを備える。
【0007】
また、接続MOSトランジスタは、被駆動部の受信端の近傍に設けられてよい。伝送線は、半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されてよい。ゲート端子は、予め定められた電圧として、接続MOSトランジスタを線形領域で動作させるゲート電圧を定常電源から受け取ってよい。
【0008】
また、少なくとも2個以上の接続MOSトランジスタを備え、一の接続MOSトランジスタは、NMOSトランジスタであり、他の接続MOSトランジスタは、NMOSトランジスタと直列又は並列に接続されたPMOSトランジスタであってよい。
【0009】
また、駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを有し、被駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを有してよい。駆動部NMOSトランジスタは、ゲート端子に受け取る駆動部の外部からの入力に応じて、ドレイン電圧を出力し、被駆動部NMOSトランジスタは、ゲート端子に受け取る伝送線の電位に応じて、被駆動部の外部にドレイン電圧を出力してよい。
【0010】
本発明の第2の形態によると、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、2本の伝送線の電位差として、差動信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差により差動信号を受け取ることにより、当該差動信号に基づいて動作する被駆動部と、駆動部の出力インピーダンスと、2本の伝送線のそれぞれのインピーダンスとの和に略等しいインピーダンス、又は当該和より小さなインピーダンスを有し、2本の伝送線を電気的に接続する接続抵抗とを備える。接続抵抗は、被駆動部の受信端の近傍に設けられてよい。
【0011】
本発明の第3の形態によると、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、2本の伝送線の電位差として、差動信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差により差動信号を受け取り、当該差動信号に基づいて動作する被駆動部とを備え、駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを有し、被駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを有する。
【0012】
本発明の第4の形態によると、外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、クロック信号を伝送する伝送回路と、伝送回路からクロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、クロック信号に同期して処理する処理部とを備え、伝送回路は、2本の伝送線の電位差として、クロック信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差によりクロック信号を受け取ることにより、当該クロック信号に基づいて動作する被駆動部と、ソース端子及びドレイン端子のそれぞれが、2本の伝送線の一方及び他方のそれぞれと電気的に接続され、かつ、ゲート端子に予め定められた電圧を受け取ることにより、2本の伝送線を電気的に接続する接続MOSトランジスタとを有する。
【0013】
また、伝送線は、CMOS半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、CMOS半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されてよい。
【0014】
本発明の第5の形態によると、外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、クロック信号を伝送する伝送回路と、伝送回路からクロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、クロック信号に同期して処理する処理部とを備え、伝送回路は、2本の伝送線の電位差として、クロック信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差によりクロック信号を受け取ることにより、クロック信号に基づいて動作する被駆動部と、駆動部の出力インピーダンスと、2本の伝送線のそれぞれのインピーダンスとの和に略等しいインピーダンス、又は当該和より小さなインピーダンスを有し、2本の伝送線を電気的に接続する接続抵抗とを有する。
【0015】
本発明の第6の形態によると、外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、クロック信号を伝送する伝送回路と、伝送回路からクロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、クロック信号に応じて処理する処理部とを備え、伝送回路は、2本の伝送線の電位差として、クロック信号を送出する駆動部と、2本の伝送線の電位差によりクロック信号を受け取り、クロック信号に基づいて動作する被駆動部とを有し、駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを含み、被駆動部は、2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを含む。
【0016】
本発明の第7の形態によると、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する伝送信号を中継する複数の中継バッファと、それぞれが2個の中継バッファを電気的に接続することにより、当該2個の中継バッファの間で伝送信号をそれぞれ伝送する複数の伝送線とを備える伝送回路を設計する設計方法であって、一の中継バッファにおける、出力に負荷を接続しない場合に出力に生じる遅延時間である無負荷遅延時間を算出する無負荷遅延時間算出段階と、中継バッファの出力インピーダンスと入力インピーダンスとの積と、無負荷遅延時間と、最小パルス時間とに基づき、1本の伝送線において許容される、配線容量と配線抵抗との積の上限値を算出する容量抵抗積算出段階と、配線容量と配線抵抗との積の上限値に基づき、伝送線の配線長の上限値を算出する配線長算出段階と、伝送線の配線幅を設定する配線幅設定段階と、それぞれの伝送線の配線長が配線長の上限値以下となるべく、複数の中継バッファの個数と、それぞれの中継バッファの配置とを決定する配置段階とを備える。
【0017】
また、中継バッファは、伝送信号を、2本の伝送線の電位差に基づく差動信号として中継し、容量抵抗積算出段階は、2本の伝送線に対する中継バッファの入力インピーダンスに基づき、配線容量と配線抵抗との積の上限値を算出してよい。
【0018】
また、容量抵抗積算出段階は、中継バッファの出力インピーダンスと、入力インピーダンスとの比が、配線抵抗と、配線容量との比と略等しくなる条件の下で、最小パルス時間に対応して許容される伝送線における遅延時間に基づき、容量抵抗積上限値を算出してよい。
【0019】
また、伝送線は、半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されてよい。
【0020】
また、容量抵抗積算出段階は、伝送線における配線容量と配線抵抗との積が伝送線の配線長に基づき変化し、かつ、配線長を固定した場合の当該積が伝送線の配線幅にかかわらず略一定な条件の下で、積の上限値を算出してよい。
【0021】
また、配線幅、及び配線長の上限値に基づき、中継バッファのサイズを決定するバッファサイズ決定段階を更に備え、配置段階は、バッファサイズ決定段階で決定されたサイズの中継バッファの、個数及び配置を決定してよい。また、中継バッファのサイズを決定するバッファサイズ決定段階を更に備え、配線幅設定段階は、中継バッファのサイズ、及び配線長の上限値に基づき、配線幅を設定してもよい。
【0022】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0024】
図1は、本発明の実施形態の一例に係るCMOS半導体デバイス10の構成の一例を示す。CMOS半導体デバイス10は、電源電圧端子(VCC)及び接地端子(VSS)に動作電圧を受け取り、外部からクロック端子(CLK)に受け取るクロック信号に応じて動作する。本例において、CMOS半導体デバイス10は伝送回路100と、複数の回路ブロック12とを備える。
【0025】
伝送回路100は、予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有するクロック信号を、CMOS半導体デバイス10内において伝送する。伝送回路100は、クロック信号を、クロック端子(CLK)を介してCMOS半導体デバイス10の外部から受け取り、複数の回路ブロック12のそれぞれに供給する。また、本例において、伝送回路100は、クロック信号を、2本の伝送線の電位差に基づく差動信号により伝送する。
【0026】
回路ブロック12は、入出力端子(I/O)を介してCMOS半導体デバイス10の外部から受け取るデータを、クロック信号に同期して処理する。また、回路ブロック12は、当該処理の結果を、入出力端子を介してCMOS半導体デバイス10の外部に出力する。
【0027】
図2(a)は、伝送回路100の回路構成の一例を示す。本例の伝送回路100は、クロック信号の遅延量を低減することができる。伝送回路100は、複数の正転信号伝送線106、複数の反転信号伝送線108、複数のバッファ回路102a、b、及び複数の抵抗104を有する。また、伝送回路100は、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108により、それぞれ直列に接続された、更に多くのバッファ回路102(図示せず)を有する。
【0028】
正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108は、2個のバッファ回路102を電気的に接続することにより、差動信号であるクロック信号を伝送する。正転信号伝送線106は、クロック信号の正転信号を伝送し、反転信号伝送線108は、クロック信号の反転信号を伝送する。
【0029】
正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108は、CMOS半導体デバイス10(図1参照)における、略均一な厚さを有する金属層により形成される。また、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108は、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、CMOS半導体デバイス10における他の導電性の層と電気的に絶縁される。
【0030】
そのため、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108は、所定の分布定数に基づく配線抵抗及び配線容量に基づくインピーダンスを有する。本例において、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108は、配線幅に略反比例する分布定数に基づく配線抵抗を有し、配線幅に略比例する分布定数に基づく配線容量を有する。尚、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108は、略同じインピーダンスを有してよい。
【0031】
それぞれのバッファ回路102は、例えばリピータの機能を有し、それぞれクロック信号を中継する。また、それぞれのバッファ回路102は、例えば同一の設計パラメータに基づき設計されることにより、同一又は同様の機能を有する。尚、バッファ回路102a、bは、連続する2個のバッファ回路102の一例である。
【0032】
バッファ回路102aは、バッファ回路102b及び前段のバッファ回路102のそれぞれと、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108を介してそれぞれ電気的に接続される。バッファ回路102aは、前段のバッファ回路102から受け取ったクロック信号を、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108との電位差としてバッファ回路102bに送出することにより、クロック信号をバッファ回路102bに転送する。
【0033】
尚、バッファ回路102aは、入力側の正転信号伝送線106と反転信号伝送線108との間に、例えばゲート入力の容量に基づく、入力インピーダンスctを有する。また、バッファ回路102aは、出力側の正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108のそれぞれに対して、出力インピーダンスrtを有する。
【0034】
バッファ回路102bは、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108との電位差によりクロック信号をバッファ回路102aから受け取る。そして、受け取ったクロック信号に基づき、次段のバッファ回路102に、クロック信号を転送する。
【0035】
抵抗104は、それぞれのバッファ回路102に対応してそれぞれ設けられ、対応するバッファ回路102の受信端の近傍において、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108とをそれぞれ電気的に接続する。これにより、抵抗104は、バッファ回路102bの入力から見た正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108のインピーダンスにおける抵抗成分を低減させる。そのため、本例によれば、抵抗104は、バッファ回路102のゲート入力の容量を充放電するのに要する時定数を低減する。また、これにより、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108における、クロック信号の遅延量を低減することができる。尚、抵抗104は、正転信号伝送線106のインピーダンス、反転信号伝送線108のインピーダンス、及びバッファ回路102aの出力インピーダンスの和に略等しいインピーダンス、又は当該和より小さなインピーダンスを有するのが好ましい。また、抵抗104は、更に、バッファ回路102の受信端におけるクロック信号の反射を低減してもよい。
【0036】
図2(b)は、正転信号伝送線106の分布定数を説明する図である。近年、半導体の微細化の進展とともにトランジスタの高速化が実現する反面で、配線素子が動作速度に与える影響の割合も増加している。高速に動作する半導体デバイスにおいては、パルス時間が極めて短いため、リピータ間の配線も分布定数としての電気的特性を示している。本例において、正転信号伝送線106は、配線長がLであり、単位長さあたりRの抵抗と、単位長さあたりCの静電容量を有する。そのため、正転信号伝送線106は、R=RLの配線抵抗と、C=CLの配線容量を有する。また、反転信号伝送線108は、正転信号伝送線106と略同じ配線抵抗R及び配線容量Cを有する。
【0037】
ここで、伝送を高速化するためには、リピータであるバッファ回路102bの入力部の容量ctと配線容量Cとへ短時間で電荷をチャージすることが必要である。この時間は、配線容量Cと、配線容量Cから見た配線抵抗Rの積、すなわちRC積に比例する。ここで、リピータの駆動能力を確保するために入力部の容量ctを一定とすれば、伝送を高速化するためには、配線容量Cから見た伝送線の抵抗成分を減らせばよい。
【0038】
ここで、抵抗成分を減らすために伝送線の配線幅を太くすると、配線容量Cが増加するためリピータの入力容量ctを短時間でチャージできたとしても配線容量Cをチャージする時間が増加することとなる。しかし、本例によれば、伝送線の配線幅を太くすることなく、抵抗104により、正転信号伝送線106と、反転信号伝送線108とを電気的に接続することにより、伝送を高速化することができる。
【0039】
また、バッファ回路102bと抵抗104との間における配線抵抗は、入力容量ctに対して抵抗104と直列に接続されるため、抵抗104を設けたとしても、これらの配線抵抗による抵抗成分は低減されない。しかし、本例において、抵抗104は、バッファ回路102bの近傍に設けられる。そのため、本例によれば、信号の伝送を適切に高速化することができる。
【0040】
ここで、抵抗104の抵抗値が小さい場合、伝送されるクロック信号の振幅が過度に減少することにより、受信側のバッファ回路102がクロック信号を正しく受信できない場合がある。そのため、抵抗104は、バッファ回路102がクロック信号を検出する期間、クロック信号の振幅を、バッファ回路102が検出可能な大きさに保つ抵抗値を有するのが好ましい。
【0041】
図3は、伝送回路100の回路構成の一例を詳細に示す。本例において、伝送回路100は、抵抗104(図2参照)としてNMOSトランジスタ110を有する。NMOSトランジスタ110は、ソース端子及びドレイン端子のそれぞれが、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108のそれぞれと電気的に接続され、ゲート端子に、例えば電源電圧等の予め定められた電圧を受け取ることにより、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108とを電気的に接続する。
【0042】
これにより、NMOSトランジスタ110は抵抗104(図2参照)と同一又は同様の機能を有する。ここで、NMOSトランジスタ110のゲート端子は、NMOSトランジスタ110を線形領域で動作させるゲート電圧を定常電源から受け取るのが好ましい。また、NMOSトランジスタ110は、バッファ回路102bの受信端の近傍に設けられるのが好ましい。
【0043】
尚、伝送回路100は、NMOSトランジスタ110に代えて、PMOSトランジスタを有してもよい。また、伝送回路100は、NMOSトランジスタ110に代えて、それぞれ1個以上のNMOSトランジスタと、PMOSトランジスタとを有してもよい。この場合、これらのNMOSトランジスタと、PMOSトランジスタとは、直列又は並列に接続されてよい。この場合、MOSトランジスタの種類と、直列数及び/又は並列数とに応じた所望の大きさの抵抗値により、正転信号伝送線106と、反転信号伝送線108とを接続することができる。
【0044】
また、バッファ回路102aは、複数のNMOSトランジスタ206、210、及び212と、複数のPMOSトランジスタ202、204、及び208とを含む。2個のNMOSトランジスタ210及び206は、2本の伝送線である正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108のそれぞれに対応して設けられ、対応する伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する。
【0045】
ここで、NMOSトランジスタ210のゲート端子は、クロック信号の反転信号を、反転信号伝送線108を介して前段のバッファ回路から受け取る。そして、NMOSトランジスタ210は、受け取った当該反転信号に応じて、ドレイン電圧を、クロック信号の正転信号として、正転信号伝送線106を介してバッファ回路102bに供給する。
【0046】
また、NMOSトランジスタ206のゲート端子は、クロック信号の正転信号を、正転信号伝送線106を介して前段のバッファ回路から受け取る。そして、NMOSトランジスタ206は、受け取った当該正転信号に応じて、ドレイン電圧を、クロック信号の反転信号として、反転信号伝送線108を介してバッファ回路102bに供給する。これにより、バッファ回路102aは、前段のバッファ回路から受け取ったクロック信号を、バッファ回路102bに転送する。
【0047】
PMOSトランジスタ204は、NMOSトランジスタ206のドレイン側にNMOSトランジスタ206と直列に接続される。また、PMOSトランジスタ208は、NMOSトランジスタ210のドレイン側にNMOSトランジスタ210と直列に接続される。PMOSトランジスタ204及びPMOSトランジスタ208は、抵抗の機能を有し、電流量に応じた出力電圧を生成する。本例において、PMOSトランジスタ204及びPMOSトランジスタ208のゲート端子は接地される。
【0048】
PMOSトランジスタ202及びNMOSトランジスタ212は、バッファ回路102aに流れる電流量を制限する。PMOSトランジスタ202のソース端子は電源電圧を受け取り、NMOSトランジスタ212のソース端子は、接地される。
【0049】
バッファ回路102bは、バッファ回路102aと同一又は同様の機能を有するため説明を省略する。本例において、バッファ回路102bが含むNMOSトランジスタ206のゲート端子は、バッファ回路102aが含むNMOSトランジスタ210のドレイン電圧を、正転信号伝送線106を介して受け取る。また、バッファ回路102bが含むNMOSトランジスタ210のゲート端子は、バッファ回路102aが含むNMOSトランジスタ206のドレイン電圧を、反転信号伝送線108を介して受け取る。
【0050】
ここで、バッファ回路102bにおいて、例えばPMOSトランジスタのゲート端子がクロック信号を受け取るとすれば、バッファ回路102aとバッファ回路102bとの回路構成が異なるものとなるため、設計工数が増大する。しかし、本例によれば、バッファ回路102aとバッファ回路102bとが同一又は同様の構成を有するため、設計工数を低減することができる。
【0051】
図4は、伝送回路100を設計する設計方法の一例を示すフローチャートである。本例の伝送回路100は、例えば、図2を用いて説明した伝送回路100であり、複数のバッファ回路102、複数の正転信号伝送線106、及び複数の反転信号伝送線108を備える。本例の設計方法は、リピータとして用いるバッファ回路102の間隔を最長にする配線幅とバッファサイズとを算出する。
【0052】
本例の設計方法においては、最初に、例えば設計仕様に基づき、クロック信号における最小パルス時間を設定する(S102)。次に、バッファ回路102に用いるバッファ(以下、基本バッファという)の種類を決定することにより、バッファ回路102の出力インピーダンスrtと、入力インピーダンスctとの積を設定する(S104)。S104においては、基本バッファの種類を、例えば、図3を用いて説明したバッファ回路102aと同一又は同様の機能を有するバッファに決定する。
【0053】
尚、本例において、それぞれのバッファ回路102は、図3を用いて説明した構成に代えて、並列に接続された1個又は複数個の基本バッファを含む。そのため、本例において、バッファ回路102は、基本バッファの並列数に応じたサイズを有する。この場合、バッファ回路102における基本バッファの並列数を変更することにより、バッファ回路102の出力インピーダンスrt及び入力インピーダンスctを変更することができる。
【0054】
そのため、バッファ回路102は、サイズに応じた出力インピーダンスrt及び入力インピーダンスctを有する。ここで、出力インピーダンスrtは、バッファ回路102のサイズに略反比例して減少し、入力インピーダンスctは、バッファ回路102のサイズに略比例して増大する。そのため、本例において、出力インピーダンスrtと入力インピーダンスctとの積は、バッファ回路102のサイズによらず、略一定である。
【0055】
S104の次に、一のバッファ回路102における、出力に負荷を接続しない場合に出力に生じる遅延時間である無負荷遅延時間を算出し(S106)、次に、無負荷遅延時間、出力インピーダンスrt、入力インピーダンスct、及びクロック信号における最小パルス時間に基づき、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108のそれぞれ1本の伝送線において許容される、配線容量と配線抵抗との積(以下、CR積という)の上限値を算出する(S108)。
【0056】
そして、次に、CR積の上限値に基づき、伝送線の配線長の上限値を算出し(S110)、配線幅を先に設定する場合には(S111)、例えば設計仕様に基づき、一本の伝送線の配線幅を設定する(S112)。
【0057】
ここで、本例において、伝送線は、半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁される。そのため、S110においては、伝送線におけるCR積が伝送線の配線長に基づき変化し、かつ、配線長を固定した場合のCR積が伝送線の配線幅にかかわらず略一定な条件の下で、CR積の上限値を算出してよい。
【0058】
そして、次に、S112において設定された配線幅、及びS110において算出された配線長の上限値に基づき、バッファ回路102のサイズを決定する(S114)。この場合、例えば、バッファ回路102における、基本バッファの並列数を決定することにより、バッファ回路102のサイズを決定する。そして次に、それぞれの伝送線の配線長が配線長の上限値以下となるべく、伝送回路100における、複数のバッファ回路102の個数と、それぞれのバッファ回路102の配置を決定する(S116)。
【0059】
一方、配線幅より先にバッファ回路102のサイズを決定する場合には(S111)、S111の次に、バッファ回路102のサイズを決定し(S118)、それぞれの伝送線の配線長が配線長の上限値以下となるべく、伝送回路100における、複数のバッファ回路102の個数と、それぞれのバッファ回路102の配置を決定する(S120)。
【0060】
そして、次に、S118において設定されたバッファ回路102のサイズ、及びS110において算出された配線長の上限値に基づき、一本の伝送線の配線幅を設定する(S122)。尚、他の例においては、配線幅を設定した後に、バッファ回路102の配置を決定してもよい。
【0061】
尚、本例の設計方法は、例えば、S116においてバッファ回路102の配置を決定した後に、抵抗104(図2参照)を配置する。他の例においては、S106において、入力インピーダンスctに代えて、抵抗104の抵抗値と入力インピーダンスctとを合成したインピーダンスに基づき、CR積の上限値を算出してもよい。
【0062】
以下、S108における動作を更に詳しく説明する。数1は、電信方程式に基づき、時刻tにおける、バッファ回路102の入力端の電圧を示す式である。本例において、当該入力端の電圧は、正転信号伝送線106と反転信号伝送線108との電位差である。
【0063】
【数1】
Figure 2004146403
ここで、Eは、前段のバッファ回路102の出力電圧であり、C及びRは、正転信号伝送線106における分布定数に基づく、配線容量及び配線抵抗である。λは、電信方程式に基づく式である数2〜4を満たす、n番目に小さな正の実数である。時刻tは、前段のバッファ回路102が電圧Eを出力した後の経過時間である。また、反転信号伝送線108は、正転信号伝送線106と略同一の配線容量C及び配線抵抗Rを有する。
【0064】
【数2】
Figure 2004146403
【数3】
Figure 2004146403
【数4】
Figure 2004146403
この場合、バッファ回路102の入力端の電圧は、それぞれの時定数が数5に示す値(T、T、・・・)である関数の和に従って変化する。ここで、本例において、バッファ回路102の入力端がセットリングする状態の時刻tにおいては、数1の級数展開で、n≧2の項は指数的に小さく、n=1の項のみに近似できる。そのため、本例において、S106では、Tを最小化する条件に基づき、正転信号伝送線106及び反転信号伝送線108において許容可能な、CR積の上限値を算出する。
【0065】
【数5】
Figure 2004146403
ここで、数5より、Tが最小化されるのは、λが最大化される場合であり、これは、数2〜4より、κが最大化される場合である。また、本例においては、C及びRは、CR積が一定の上限値を保つ条件の下でそれぞれ変化するため、数3より、κが最大化されるのは、数6が示す場合である。すなわち、S108では、バッファ回路102の出力インピーダンスrtと、入力インピーダンスctとの比が、配線抵抗Rと、配線容量Cとの比と略等しくなる条件の下で、CR積の上限値を算出する。また、この場合、数2及び数3は、数7及び数8となる。
【0066】
【数6】
Figure 2004146403
【数7】
Figure 2004146403
【数8】
Figure 2004146403
ここで、n=1の場合については、数5から、CR=T×λ であるため、数4は、数9となり、そのため、数7は数10となる。
【0067】
【数9】
Figure 2004146403
【数10】
Figure 2004146403
この場合、CR=T×λ の関係に基づき、数10からλを消去すると、数11になる。数11は、時定数Tの下で許容されるCR積の上限値を示す。本例においては、数11に従って、最小パルス時間から無負荷遅延時間を減じた時間に対応する時定数の下で許容されるCR積の上限値を算出する。
【0068】
【数11】
Figure 2004146403
例えば、ctと、rtとの積が7.5psであり、数1において、V(t)の値がEの99%に達するまでの時間(99%セットリング時間)を260psとする場合、時定数Tは、48.0ps程度とする必要がある。尚、時定数Tは、クロック信号の最小パルス時間と無負荷遅延時間との差に対応して許容される伝送線における遅延時間と略等しい。この場合、数10、11より、tanλ=1.065程度となり、CR=32.0ps程度が許容される。すなわち、この場合、このCR積の上限値は、32.0ps程度となる。
【0069】
尚、S110においては、このCR積の上限値に基づき伝送線の配線長の上限値を算出する。そして、S114においては、配線長の上限値と、S112で決定された配線幅とに基づき、伝送線における配線容量C、及び配線抵抗Rを算出する。そして、このC及びRの値に基づき、数6を満たすべく、ctとrtの値を算出し、算出された値に応じてバッファ回路102のサイズを決定する。本例によれば、バッファ回路102の間隔を最長化することができる。また、これにより、伝送回路100を適切に設計することができる。
【0070】
尚、他の例においては、配線幅の設定に先立ってバッファ回路102のサイズを決定し、決定されたバッファ回路102のサイズに基づき、配線幅を設定してよい。この場合も、バッファ回路102の間隔を最長化することができる。
【0071】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0072】
上記説明から明らかなように、本発明によればクロック信号の遅延量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例に係るCMOS半導体デバイス10の構成の一例を示す図である。
【図2】伝送回路100の回路構成の一例を示す図である。
図2(a)は、伝送回路100の回路構成の一例を示す図である。
図2(b)は、正転信号伝送線106の分布定数を説明する図である。
【図3】伝送回路100の回路構成の一例を詳細に示す図である。
【図4】伝送回路100を設計する設計方法の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・CMOS半導体デバイス、12・・・回路ブロック、100・・・伝送回路、102a、b・・・バッファ回路102、104・・・抵抗、106・・・正転信号伝送線、108・・・反転信号伝送線、110・・・NMOSトランジスタ、202・・・PMOSトランジスタ、204・・・PMOSトランジスタ、206・・・NMOSトランジスタ、208・・・PMOSトランジスタ、210・・・NMOSトランジスタ、212・・・NMOSトランジスタ

Claims (21)

  1. 予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、
    2本の伝送線の電位差として、前記差動信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記差動信号を受け取ることにより、前記差動信号に基づいて動作する被駆動部と、
    ソース端子及びドレイン端子のそれぞれが、前記2本の伝送線の一方及び他方のそれぞれと電気的に接続され、かつ、ゲート端子に予め定められた電圧を受け取ることにより、前記2本の伝送線を電気的に接続する接続MOSトランジスタと
    を備えることを特徴とする伝送回路。
  2. 前記接続MOSトランジスタは、前記被駆動部の受信端の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
  3. 前記伝送線は、半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、前記半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されたことを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
  4. 前記ゲート端子は、前記予め定められた電圧として、前記接続MOSトランジスタを線形領域で動作させるゲート電圧を定常電源から受け取ることを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
  5. 少なくとも2個以上の前記接続MOSトランジスタを備え、
    一の前記接続MOSトランジスタは、NMOSトランジスタであり、
    他の前記接続MOSトランジスタは、前記NMOSトランジスタと直列又は並列に接続されたPMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
  6. 前記駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを有し、
    前記被駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
  7. 前記駆動部NMOSトランジスタは、ゲート端子に受け取る前記駆動部の外部からの入力に応じて、前記ドレイン電圧を出力し、
    前記被駆動部NMOSトランジスタは、ゲート端子に受け取る前記伝送線の電位に応じて、前記被駆動部の外部にドレイン電圧を出力することを特徴とする請求項6に記載の伝送回路。
  8. 予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、
    2本の伝送線の電位差として、前記差動信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記差動信号を受け取ることにより、前記差動信号に基づいて動作する被駆動部と、
    前記駆動部の出力インピーダンスと、前記2本の伝送線のそれぞれのインピーダンスとの和に略等しいインピーダンス、又は当該和より小さなインピーダンスを有し、前記2本の伝送線を電気的に接続する接続抵抗と
    を備えることを特徴とする伝送回路。
  9. 前記接続抵抗は、前記被駆動部の受信端の近傍に設けられたことを特徴とする請求項8に記載の伝送回路。
  10. 予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する差動信号を伝送する伝送回路であって、
    2本の伝送線の電位差として、前記差動信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記差動信号を受け取り、前記差動信号に基づいて動作する被駆動部と
    を備え、
    前記駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを有し、
    前記被駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを有することを特徴とする伝送回路。
  11. 外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、
    前記クロック信号を伝送する伝送回路と、
    前記伝送回路から前記クロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、前記クロック信号に同期して処理する処理部と
    を備え、
    前記伝送回路は、
    2本の伝送線の電位差として、前記クロック信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記クロック信号を受け取ることにより、前記クロック信号に基づいて動作する被駆動部と、
    ソース端子及びドレイン端子のそれぞれが、前記2本の伝送線の一方及び他方のそれぞれと電気的に接続され、かつ、ゲート端子に予め定められた電圧を受け取ることにより、前記2本の伝送線を電気的に接続する接続MOSトランジスタと
    を有することを特徴とするCMOS半導体デバイス。
  12. 前記伝送線は、前記CMOS半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、前記CMOS半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されたことを特徴とする請求項11に記載のCMOS半導体デバイス。
  13. 外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、
    前記クロック信号を伝送する伝送回路と、
    前記伝送回路から前記クロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、前記クロック信号に同期して処理する処理部と
    を備え、
    前記伝送回路は、
    2本の伝送線の電位差として、前記クロック信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記クロック信号を受け取ることにより、前記クロック信号に基づいて動作する被駆動部と、
    前記駆動部の出力インピーダンスと、前記2本の伝送線のそれぞれのインピーダンスとの和に略等しいインピーダンス、又は当該和より小さなインピーダンスを有し、前記2本の伝送線を電気的に接続する接続抵抗と
    を有することを特徴とするCMOS半導体デバイス。
  14. 外部から受け取るクロック信号に応じて動作するCMOS半導体デバイスであって、
    前記クロック信号を伝送する伝送回路と、
    前記伝送回路から前記クロック信号を受け取り、外部から受け取るデータを、前記クロック信号に応じて処理する処理部と
    を備え、
    前記伝送回路は、
    2本の伝送線の電位差として、前記クロック信号を送出する駆動部と、
    前記2本の伝送線の電位差により前記クロック信号を受け取り、前記クロック信号に基づいて動作する被駆動部と
    を有し、
    前記駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線にドレイン電圧をそれぞれ出力する2個の駆動部NMOSトランジスタを含み、
    前記被駆動部は、前記2本の伝送線のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記伝送線の電位をゲート端子にそれぞれ受け取る2個の被駆動部NMOSトランジスタを含むことを特徴とするCMOS半導体デバイス。
  15. 予め定められた最小パルス時間以上のパルス時間を有する伝送信号を中継する複数の中継バッファと、それぞれが2個の前記中継バッファを電気的に接続することにより、当該2個の中継バッファの間で前記伝送信号をそれぞれ伝送する複数の伝送線とを備える伝送回路を設計する設計方法であって、
    一の前記中継バッファにおける、出力に負荷を接続しない場合に出力に生じる遅延時間である無負荷遅延時間を算出する無負荷遅延時間算出段階と、
    前記中継バッファの出力インピーダンスと入力インピーダンスとの積と、前記無負荷遅延時間と、前記最小パルス時間とに基づき、1本の前記伝送線において許容される、配線容量と配線抵抗との積の上限値を算出する容量抵抗積算出段階と、
    前記配線容量と配線抵抗との積の上限値に基づき、前記伝送線の配線長の上限値を算出する配線長算出段階と、
    前記伝送線の配線幅を設定する配線幅設定段階と、
    それぞれの前記伝送線の配線長が前記配線長の上限値以下となるべく、前記複数の中継バッファの個数と、それぞれの前記中継バッファの配置とを決定する配置段階と
    を備えることを特徴とする設計方法。
  16. 前記中継バッファは、前記伝送信号を、2本の前記伝送線の電位差に基づく差動信号として中継し、
    前記容量抵抗積算出段階は、前記2本の伝送線に対する前記中継バッファの前記入力インピーダンスに基づき、前記配線容量と配線抵抗との積の上限値を算出することを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
  17. 前記容量抵抗積算出段階は、前記中継バッファの前記出力インピーダンスと、前記入力インピーダンスとの比が、前記配線抵抗と、前記配線容量との比と略等しくなる条件の下で、前記最小パルス時間に対応して許容される前記伝送線における遅延時間に基づき、前記容量抵抗積上限値を算出することを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
  18. 前記伝送線は、半導体デバイスにおける、略均一な厚さを有する金属層により形成され、かつ、略均一な厚さを有する層間絶縁膜により、前記半導体デバイスにおける他の導電性の層と電気的に絶縁されたことを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
  19. 前記容量抵抗積算出段階は、前記伝送線における前記配線容量と配線抵抗との積が前記伝送線の配線長に基づき変化し、かつ、配線長を固定した場合の当該積が前記伝送線の配線幅にかかわらず略一定な条件の下で、前記積の上限値を算出することを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
  20. 前記配線幅、及び前記配線長の上限値に基づき、前記中継バッファのサイズを決定するバッファサイズ決定段階を更に備え、
    前記配置段階は、前記バッファサイズ決定段階で決定されたサイズの前記中継バッファの、個数及び配置を決定することを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
  21. 前記中継バッファのサイズを決定するバッファサイズ決定段階を更に備え、
    前記配線幅設定段階は、前記中継バッファのサイズ、及び前記配線長の上限値に基づき、前記配線幅を設定することを特徴とする請求項15に記載の設計方法。
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