JP2004141093A - 脱穀機における排藁搬送装置 - Google Patents

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Tsutomu Sumi
角 力
Takahiro Watabe
渡部 高広
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Abstract

【課題】株元搬送フレームと穂先搬送フレームとを、連結フレームを介して強固な排藁搬送枠として構成することにより、排藁搬送動作において変形や、よじれを生ずることがなく、スムーズな上部カバー体の開閉を長期に亘って維持することができる脱穀機における排藁搬送装置を提供する。
【解決手段】排藁搬送体8を、離間並設した株元搬送フレーム19と穂先搬送フレーム20とを連結フレーム21を介して連結して構成し、かつ両フレームの搬送始端側8bを、上部カバー体11後端の株側に回動自在に支持すると共に、上記穂先搬送フレーム20の搬送終端側を、平面視で支点軸17の延長線上を穂側に通過させた位置で機体側に融通移動可能に支持した。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン及びハーベス等に搭載可能な脱穀機における排藁搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバイン等に搭載される脱穀機は、例えば特開平6ー22630号公報に開示されているように、扱胴を回転可能に内装軸支した扱室ケースを脱穀機体の支点軸に枢支させて、上下揺動回動可能となるように構成したものが公知である。上記公報の構造によれば、脱穀処理された排藁を既刈り地側に向けて後方斜め方向に搬送する排藁搬送体を、その搬送終端側が前記扱室ケースの支点軸よりも前位に設置した状態で、その始端部側を伝動機構に支持すると共に、中間部を扱室ケースから後方へ延設した支持フレームに一体的に固定支持し、扱室ケースを上方に回動したときに排藁搬送体を共に一体的に上動させて、扱室内及び排藁搬送体の下方を開放させることにより、この部の清掃及び保守点検等のメンテナンス作業を行うように構成している。
【0003】
しかしながら、上記従来構成のものでは、扱室ケースを上方へ回動することで排藁搬送体を共に上動させて、扱室内及び排藁搬送体部の脱穀夾雑物や排藁の詰まりの除去等のメンテナンスを行い易くできるものの、排藁搬送体は扱室ケースと一体的に固定支持されているため、その搬送終端側を前記扱室ケースの回動支点軸より後方に長く延出することができない欠点がある。即ち、排藁搬送体の搬送終端側を回動支点軸よりも後方に長くすると、排藁搬送体が扱室ケースと共に上動する際に、該搬送終端側は上記回動支点軸を中心に下方に下降回動することになり、脱穀機の後部天板或いは排藁カッター等の排稈処理装置に接当し、扱室ケースの上動に制約を与えると共に接当各部の損傷を生ずる等の問題があり、それ故に排藁搬送体は公報のもののように短く構成すると、排藁を既刈り地側に向けて充分に搬送することができず、例えば排稈処理装置で切断される切り藁等を未刈り地側に的確に落下排出することが不十分となり、円滑な刈取脱穀作業を困難にする等の問題を内包するものであった。
【0004】
そこで本出願人は、排藁を既刈り地側適正位置に排出可能とする充分な長さの排藁搬送体にすると共に、該排藁搬送体の搬送終端側を融通規制可能に支持することにより、良好なメンテナンス作業を行うことができる脱穀機における排藁搬送装置を提案した(特開平8−308366号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き実状に鑑み脱穀機の良好なメンテナンス性をより一層向上させる研究、開発の過程で創案されたものであって、その意図するところは、株元搬送フレームと穂先搬送フレームとを、連結フレームを介して強固な排藁搬送枠として構成することにより、排藁搬送動作において変形や、よじれを生ずることがなく、スムーズな上部カバー体の開閉を長期に亘って維持することができると共に、上部カバー体の開放に伴う機械的な動作抵抗を可及的に少なくしてメンテナンスを容易に行うことができる脱穀機における排藁搬送装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明が採用した第1の技術的手段は、回転可能な扱胴を内装した扱室の入口側板と出口側板との間を、該扱室の穂側に支点軸を設けた上部カバー体で覆い、かつ脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送体の搬送始端側を、当該上部カバー体に一体的に支持すると共に、上記排藁搬送体の搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置まで延出し、上記支点軸を中心とする上部カバー体の開放作動に連動して排藁搬送体を上動可能に構成した脱穀機において、上記排藁搬送体は、離間並設した株元搬送フレームと穂先搬送フレームとを連結フレームを介して連結してなり、該両フレームの搬送始端側を、上部カバー体後端の株側に回動自在に支持すると共に、上記穂先搬送フレームの搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置で機体側に融通移動可能に支持し、上部カバー体を開放作動した際に、搬送終端側の下降を規制した状態で、その融通移動を可能にしながら排藁搬送体を上動するように構成したことを特徴とし、第2の技術的手段として、上記排藁搬送体の搬送終端側には、棒状の支持杆が一体に突設され、これに下方から当接する支持体を機体側に配設して、上部カバー体とともに上動する排藁搬送体の搬送終端側を、支持体上に摺接する支持杆で下降を規制しながら、融通移動させるように構成したことを特徴とし、第3の技術的手段として、機体側に配設される上記支持体は横長ループ状に形成され、そのループ内に遊嵌した支持杆を介して、排藁搬送体の搬送終端側を支持するように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図において、1はコンバイン等の走行機体に搭載可能な脱穀機であって、該脱穀機1は、機体前方に設けた刈取部(図示せず)の後方に配設されるものであり、脱穀機1に形成した穀稈供給口1aに刈取穀稈を供給し、扱室2内の扱胴2aで脱穀処理すると共に、受網2bを介して揺動選別部3内に漏下した穀粒及び夾雑物のうち、穀粒は揺動選別体4のクリンプ網4aを介して選別回収され、夾雑物は送風ファン5及び副送風ファン5aの選別風で後方のストローラック6に送られ、該ストローラック6上の夾雑物を吸引ファン7の吸引作用によって、排塵口7aから機外後方へ放出するようにしている。
【0008】
また、上記揺動選別部2の上方でかつ脱穀機1の後方には、機体の一側前方から他側後方に臨ませて後述の排藁搬送体8が平面視で後方穂側に向けて斜設されており、機体前方から刈取搬送される穀稈の穂先側を脱穀機1内に介入させたまま、その株元側をフィードチェン9と挟持レール10で後送し、上記排藁搬送体8に継送して搬送終端側8aからそのまま既刈り地側へ排出するか、或いは脱穀機1の後部に装着される排稈カッタ(図示せず)に供給し、切断された切藁を機体の既刈り地側に的確に放出するようにしている。
【0009】
上記扱室2は、その上部を覆う上部カバー体11の両側面に入口側板12a、出口側板12bを所定間隔を存して固着してなる扱室ケース13と、扱胴2aの下部側に位置する下部枠体14とから形成されており、上記扱室ケース13内には両側板12a、12bを貫通する回動軸15を介して扱胴2aが回転自在に軸支されていると共に、上記下部枠体14の上部一側には、扱室ケース13の穂側寄りで当該扱室ケース13の回動基端側を軸支する支点軸17が軸架されており、この支点軸17を中心として扱室ケース13を、扱胴2aおよび排藁搬送体8と共に上下揺動回動可能に支持する構成としている。
【0010】
また上記支点軸17は、出口側板12bの背面から後方に位置する排藁搬送体8の搬送終端側8aに至る間で延設されており、かつその先端部には本体フレームbが接続されていると共に、上記本体フレームbの中間部には、排藁搬送体8の搬送終端側8a側を融通移動可能に支持する後述の融通支持機構18が装着されており、前記扱室ケース13、すなわち上部カバー体11が支点軸17を中心に開放作動した際に、これに連動して回動する排藁搬送体8が融通支持機構18を支点として上動するとき、その搬送終端側8aが下方に大きく下降しないように規制する構成となっている。
【0011】
ここで前記排藁搬送体8は、株元搬送チェン19aを巻回した株元搬送フレーム19と穂先搬送チェン20aを巻回した穂先搬送フレーム20とを連結フレーム21を介して連結してなり、該両フレーム19、20の搬送始端側、すなわち排藁搬送体8の搬送始端側8bは、上部カバー体11の出口側板12bに、その株側に設けたブラケット22と排藁ギヤケース23を介して一体的かつ回動自在に支持されていると共に、上記搬送終端側8aは、平面視で前記支点軸17の延長線上を穂側に通過させた位置まで延出しており、上記搬送終端側8aに位置する穂先搬送フレーム20の搬送終端側に位置する内側には棒状の支持杆24が一体に突設されている。
【0012】
更に上記穂先搬送フレーム20の内側には、平面視で支点軸17の先端側に対して平行状をなす係止杆25が斜設されており、当該支点軸17の先端に設けた係脱自在なフック26、26´との係合により排藁搬送体8の上動を規制するストッパ機構Sが設けられていると共に、上記支点軸17先端と本体フレームbとの接続位置には、図6に示すように、一組のL型材を組み合わせて横長ループ状に形成された支持体27が配設されて、当該支持体27のループ27a内に前記支持杆24を遊嵌させて、上部カバー体11とともに排藁搬送体8を上動させた際に、上記支持体27のループ27a内で摺接する支持杆24を介して、搬送終端側8aの下降を規制しつつ、その融通移動を可能にしながら排藁搬送体8を上動するように融通支持機構18が構成されている。
【0013】
なお、28は補強フレーム、29は伝動ベルト、30は開閉レバーであって、上記補強フレーム28は中空パイプからなり、出口側板12bの後面と排藁搬送体8との中間部に位置して排藁搬送体8と平行状に回動自在に設けられており、上記補強フレーム28の基端側は支点軸17の延設部位に軸装されていると共に、その先端はブラケット22に固着され、上記支点軸17を回動中心として扱室ケース13が上下動する際に、補強フレーム28により出口側板12bを側面から支持するように構成されている。伝動ベルト29は、扱胴2aを軸支する回動軸15の駆動プーリ16と、排藁ギヤケース23の入力プーリ23aとの間に巻回されており、該伝動ベルト29から排藁ギヤケース23を経て排藁搬送体8の株元搬送チェン19a、穂先搬送チェン20aにそれぞれ駆動力を伝達するようになっている。また、開閉レバー30は、出口側板12bに併設したリンク機構31を介して前記フック26、26´に連結されており、該開閉レバー30の解除操作により、各フック26、26´と係止杆25との係合を解き、排藁搬送体8の上動規制を解除するようになっている。
【0014】
叙上の如き構成において、脱穀機1の穀稈供給口1aから扱室2内に供給された刈取穀稈は、その株元側をフィードチェン9により挟持搬送されて扱胴2aで脱穀処理され、漏下した穀粒及び夾雑物は受網2bを漏下して揺動選別部3で選別処理を施されると共に、脱穀済の排藁はフィードチェン9から排藁搬送体8の始端部に継送されて、その搬送終端側から既刈り地側へそのまま放出搬送される状態と、図示しない排藁カッタへ送給されて切断排出される状態とに選択されて排藁後処理される。
【0015】
このような脱穀作業において、扱胴2aに排藁屑が絡み付いたり扱室2下方に張設した受網2bに目詰まり等を生じた場合には、図1に示す通常の脱穀作業位置にある扱室ケース13を、図2の二点鎖線および図3に示すように、開閉レバー30を矢印方向の上動側に解除操作して、フィードチェン9側(株側)から扱室2を開放するように開動操作する。このとき、ストッパ機構Sが解除されて、フック26、26´の係止杆25に対する係合が解かれ、排藁搬送体8の上動開放が可能となり、該排藁搬送体8を上部カバー体11および扱室ケース13とともに速やかに上動させることができる。
【0016】
上記操作により扱室ケース13が支点軸17を中心に上動されると、排藁搬送体8は出口側板12bの株側に設けたブラケット22と排藁ギヤケース23を介して、搬送終端側8aの支持杆24を支持体27のループ27a内に支持した状態で同時に上動され、扱室ケース13内の扱胴2aや受網2b、並びに挟持レール10等の上方を開放することができるので、扱室2内と排藁搬送体8等の点検、清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0017】
この時、搬送終端側8aは穂先搬送フレーム20から突設した支持杆24を支持体27のループ27a内に支持させているので、その延出方向の変位移動Xは、図7に示すように、当該ループ27a内で許容する一方、上下方向の回動変位は支持体27の上下高さY内で許容され、支持杆24の支持体27に対する摺動移動で発生する摺動抵抗を可及的に低減して、の搬送終端側8aが大きく下降変位しない規制状態で、排藁搬送体8の上動回動を円滑に行えると共に、上記排藁搬送体8は、離間並設した株元搬送フレーム19と穂先搬送フレーム20とを連結フレーム21を介して連結して構成されているので、機体走行時の振動等に対して強固な剛性を維持することができ、安定よく支持させて円滑な排藁搬送動作を確保することができる。
【0018】
したがって排藁搬送体8は、その上動回動時に搬送終端側8aが脱穀機体や排稈処理装置等に接当することがなく、支点軸17よりも後方に所望に応じた延出構成とすることができ、排藁を既刈り地側に良好に排出させることが容易にできることとなり高性能なコンバイン作業を提供することが可能となる。
【0019】
そして、上記のようにしてメンテナンス作業を終えた後は、開閉レバー30を引下げ操作することにより、扱室ケース19の下降とともに排藁搬送体8が通常の排藁搬送位置まで下降して、フック26、26´と係止杆25との係合が復帰して元の安定支持状態に固定され、通常の良好な排藁搬送作業を再び開始することができる。
【0020】
【発明の効果】
これを要するに本発明は、回転可能な扱胴を内装した扱室の入口側板と出口側板との間を、該扱室の穂側に支点軸を設けた上部カバー体で覆い、かつ脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送体の搬送始端側を、当該上部カバー体に一体的に支持すると共に、上記排藁搬送体の搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置まで延出し、上記支点軸を中心とする上部カバー体の開放作動に連動して排藁搬送体を上動可能に構成した脱穀機において、上記排藁搬送体は、離間並設した株元搬送フレームと穂先搬送フレームとを連結フレームを介して連結してなり、該両フレームの搬送始端側を、上部カバー体後端の株側に回動自在に支持すると共に、上記穂先搬送フレームの搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置で機体側に融通移動可能に支持し、上部カバー体を開放作動した際に、搬送終端側の下降を規制した状態で、その融通移動を可能にしながら排藁搬送体を上動するように構成したから、
▲1▼上部カバー体がその支点軸を中心とする上下回動に伴い、排藁搬送体をその搬送終端側の融通支持機構を支点に上下回動させて、扱室及び排藁搬送体下方を広く開放することができるので、点検、保守等のメンテナンス作業性を向上させることができ、また、排藁搬送体が上動される際に搬送終端側は融通支持機構により、その延出方向の変位移動及び回動等の変位を許容しながら、搬送終端側を大きく下降させることを未然に防止して、排藁搬送体の円滑な上動回動と排藁搬送体を既刈り地側適正位置に排藁を排出可能とする充分な長さに形成することができる。
ものでありながら、更に
▲2▼株元搬送フレームと穂先搬送フレームとの間を連結フレームで連結したので、強固な排藁搬送枠を簡易に構成することができ、排藁搬送動作において変形や、よじれを生ずることがなく、スムーズな上部カバー体の開閉を長期に亘って維持することができる。
▲3▼排藁搬送体は、これを構成する排藁搬送枠の搬送始端側と搬送終端側を、上部カバー体の株側と融通機構にそれぞれ両持ち支持されているので、スムーズな上部カバー体の開閉作動を保持することができ、しかも搬送終端側は固定化された連結状態ではないので、連結した場合に生じる機械的な動作抵抗を可及的に少なくすることができる。
▲4▼排藁搬送体を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置まで延出した全長の長い排藁搬送体の構成とした場合でも、上記支点軸を中心とする上部カバー体の開放作動とともに排藁搬送体を上動させた際、その搬送終端側が下方に大きく下降しないので、当該排藁搬送体の下方に配設した排藁カッター装置や後部カバー等との接触を一掃することができる。
▲5▼支持体を横長ループ状に形成してそのループ内に支持杆を遊嵌したので、支持杆の融通移動を許すものでありながら支持杆が支持体から外れるのを未然に防止して、確実に当該支持杆を融通範囲内に留めておくができると共に、上動した排藁搬送体を下降させて通常の作業状態に復帰させた際に、その下方の搬送部内に排藁が残留していても、支持体のループ内で規制される支持杆により、排藁搬送体の搬送終端側が残留排藁で浮き上がるのを未然に防止することができる。
等という極めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀機の側断面図である。
【図2】脱穀機の後面図である。
【図3】扱室ケースの開放状態を示す後方斜視図である。
【図4】要部平面図である。
【図5】要部拡大平面図である。
【図6】(a)は支持体の要部正面図、(b)は同上左側面図、(c)は同上平面図である。
【図7】(a)は支持体のループ内に支持杆を支持させた状態を示す要部斜視図、(b)は同上側面から見た作用説明図である。
【符号の説明】
1   脱穀機
2a  扱胴
2   扱室
8   排藁搬送体
8b  搬送始端側
8a  搬送終端側
11  上部カバー体
12a 入口側板
12b 出口側板
17  支点軸
21  連結フレーム
24  支持杆
27  支持体
27a ループ

Claims (3)

  1. 回転可能な扱胴を内装した扱室の入口側板と出口側板との間を、該扱室の穂側に支点軸を設けた上部カバー体で覆い、かつ脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送体の搬送始端側を、当該上部カバー体に一体的に支持すると共に、上記排藁搬送体の搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置まで延出し、上記支点軸を中心とする上部カバー体の開放作動に連動して排藁搬送体を上動可能に構成した脱穀機において、上記排藁搬送体は、離間並設した株元搬送フレームと穂先搬送フレームとを連結フレームを介して連結してなり、該両フレームの搬送始端側を、上部カバー体後端の株側に回動自在に支持すると共に、上記穂先搬送フレームの搬送終端側を、平面視で前記支点軸の延長線上を穂側に通過させた位置で機体側に融通移動可能に支持し、上部カバー体を開放作動した際に、搬送終端側の下降を規制した状態で、その融通移動を可能にしながら排藁搬送体を上動するように構成したことを特徴とする脱穀機における排藁搬送装置。
  2. 上記排藁搬送体の搬送終端側には、棒状の支持杆が一体に突設され、これに下方から当接する支持体を機体側に配設して、上部カバー体とともに上動する排藁搬送体の搬送終端側を、支持体上に摺接する支持杆で下降を規制しながら、融通移動させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の脱穀機における排藁搬送装置。
  3. 機体側に配設される上記支持体は横長ループ状に形成され、そのループ内に遊嵌した支持杆を介して、排藁搬送体の搬送終端側を支持するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の脱穀機における排藁搬送装置。
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