JP2004140327A - 光源および導光体ならびに平面発光装置 - Google Patents

光源および導光体ならびに平面発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表面(上面)よりも円周方向に高い輝度の出射光を得る。
【解決手段】光源22は、リードフレーム23や基板23上に載置した半導体発光素子2の光の出射面側を透明樹脂等で覆うようにモールド24が形成される。モールド24は、全体が円柱形状を成し、半導体発光素子2に対向する位置が逆向きの円錐形状に切除した形状に形成される。このモールド24は、半導体発光素子2を半導体発光素子2の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子2の対向する位置に設けた円錐面25aで全反射を行い、載置面に略平行に放射状に出射する。
【選択図】        図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体発光素子を用いて半導体発光素子のサイド方向に出射する光源と、この光源を中心に設けて放射方向に進んだ光線を平坦な表面部から出射する導光体と、これら光源と導光体を用いて高輝度な平面発光装置を得て、例えば鉄道信号灯、交通信号灯や大型のディスプレや車のテールランプ等に利用できる光源および導光体ならびに平面発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光源としては、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子を載置し、この半導体発光素子からリードフレームや基板とは反対方向(半導体発光素子の上部表面方向)に出射される光を集光するため、透明樹脂等によって半導体発光素子の出射面側を砲弾形状にモールドをしたり、単に半導体発光素子を封印した構成が知られている。
【0003】
また、従来の導光体としては、矩形形状で4辺の1辺や2辺若しくは隅の近傍に光源を備え、導光体の表面部や裏面部にプリズム等の溝を施したり、凸形状や凹形状のドット等を設け、光源から離れる程、これら溝やドット等を多く設けるものが知られている。
【0004】
さらに、従来の平面発光装置としては、上記の光源や導光体を用いたもので、砲弾形状にモールド成形した半導体発光素子や矩形形状にモールド成形した半導体発光素子チップ等やこれらをアレー状に並べた光源を表面部や裏面部に光源から離れる程多くプリズム等の溝や凸形状、凹形状のドット等を設けた導光体の側面や隅に光源を備えたものが知られている。この平面発光装置では、光源の一方向から導光体内に光を導き、導光体の一方向から進んでくる光を表面部方向に反射させて表面部から出射させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の光源は、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子を載置し、リードフレームや基板とは反対方向(半導体発光素子の上部表面方向)から出射される光を集光するため、透明樹脂等によって半導体発光素子の出射面側を砲弾形状にモールドをしたり、単に半導体発光素子を封印した構成となっている。これにより、半導体発光素子の光は、リードフレームや基板上に載置した載置面の上方(半導体発光素子の表面からの出射方向)に出射される。このため、特に砲弾形状の場合には、指向性の強い(狭い出射角度の)ビームになって出射してしまう課題がある。
【0006】
また、従来の導光体は、矩形形状で4辺の1辺や2辺若しくは隅の近傍に光源を備え、導光体の表面部や裏面部にプリズム等の溝を施したり、凸形状や凹形状のドット等を設け、光源から離れる程、これら溝やドット等を多く設ける構成となっている。これにより、光源からの光を一方向または二方向から取り込み、導光体の一方向から進んでくる光を表面部方向等へ反射や屈折等によって出射している。従って、入射面部から距離が長いと、両端での輝度差が出たり、側面部での出射等によるロス等の発生に課題がある。
【0007】
さらに、従来の平面発光装置として、上記の光源や導光体を用い、砲弾形状にモールド成形した半導体発光素子や矩形形状にモールド成形した半導体発光素子チップ等やこれらをアレー状に並べた光源を表面部や裏面部に光源から離れる程多くプリズム等の溝や凸形状、凹形状のドット等を設けた導光体の側面や隅に光源を備えた構成となっている。これにより、光源の一方向から導光体内に光を導き、導光体の一方向から進んでくる光を表面部方向に反射させて表面部から出射させている。しかし、この構成では、光源からの光線が直接的に導光体の入射面部から進入する。しかも、光源自身に指向性が強くあるため、入射面部の近傍に光源の映り込みが現れてしまう課題がある。
【0008】
また、アレー状に並べた光源の場合には、光源自身の指向性により輝度的に波のように斑が現れてしまう課題がある。
さらに、図12(a),(b)に示すように、従来の光源40,41を本発明の導光体3を用いて平面発光装置50を構成した場合に於いても以下に説明するような課題がある。図12(a),(b)に於いて、導光体3の中心位置に光源40,41を配置するとき、導光体3の開口部21が円形状や四角形状なので、光源40,41を円や四角の環状に設けなければ成らない。このため、光源40,41の配置方法や必要空間やリード42等の接続配線等の課題がある。しかも、図12(a)に示すように、光源40,41自身の指向性により、光源40,41個々の光線L40,L41が放射状になり、はっきりとした光線の斑が発生してしまう課題がある。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リードフレームや基板上の載置面に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行うように円柱形状や四角柱形状の上部の半導体発光素子に対向する位置が逆向きの円錐形状や四角錐形状に切除し、載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する円形または四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに裏面部に前記入射部を中心として放射状に同心円上または平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から横方向の放射状に出射した光線を傾斜部で全反射や屈折して導光体の表面部から出射し、輝度が高く斑の無い発光が得られる光源および導光体ならびに平面発光装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る光源は、モールドが半導体発光素子から載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子に対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略平行に放射状に出射することを特徴とする。
【0011】
請求項1に係る光源は、モールドが半導体発光素子から載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子に対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略平行に放射状に出射するので、表面(上面)よりも円周方向に出射する輝度が高い。
【0012】
また、請求項2に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの円錐形状に切除した形状とすることを特徴とする。
【0013】
請求項2に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの円錐形状に切除した形状とするので、円錐面で全反射をして円周方向(360度の範囲を出射する)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。
【0014】
さらに、請求項3に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子に対向する上部位置が円柱形状よりも外側に放射状の曲面を有した漏斗形状であるとともに上部位置が逆向きの円錐形状に切除した形状であることを特徴とする。
【0015】
請求項3に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子に対向する上部位置が円柱形状よりも外側に放射状の曲面を有した漏斗形状であるとともに上部位置が逆向きの円錐形状に切除した形状であるので、円錐形状の面と放射状の曲面とで全反射を繰り返し、漏斗形状の先端部から円周方向(360度の範囲を出射する)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。
【0016】
また、請求項4に係る光源は、モールドの全体が半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角柱の底辺とが接続する形状とすることを特徴とする。
【0017】
請求項4に係る光源は、モールドの全体が半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角柱の底辺とが接続する形状とするので、四角錐面で全反射をして四方向(180度の範囲で四方向)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。
【0018】
さらに、請求項5に係る光源は、半導体発光素子を赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光あるいは赤色発光、緑色発光、青色発光を一体にしたことを特徴とする。
【0019】
請求項5に係る光源は、半導体発光素子を赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光あるいは赤色発光、緑色発光、青色発光を一体にしたので、単色光は白色光を得ることができる。
【0020】
また、請求項6に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたことを特徴とする。
【0021】
請求項6に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたので、入射部から進入した光源からの光を傾斜部で全反射や屈折等をして導光体の表面部の中心から円周方向(360度の範囲)に放射状に出射することができる。
【0022】
さらに、請求項7に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたことを特徴とする。
【0023】
請求項7に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたので、入射部から進入した光源からの光を傾斜部で全反射や屈折等をして導光体の表面部の中心から四方向(180度の範囲で四方向)に放射状に出射することができる。
【0024】
また、請求項8に係る導光体は、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であることを特徴とする。
【0025】
請求項8に係る導光体は、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であるので、導光体が入射部から遠ざかるに従って導光体の厚さが厚くなる場合には、入射部から進入した光はすぐには導光体内から出られず、入射部の反対方向に進み、ここで反射されて入射部方向に向かう時にテーパーリークにより出射する、また入射部に近づくに従って導光体の厚さが厚くなる場合には、入射部の反対方向に進む時にテーパ−リークによる出射し、これらの他に光偏向素子によって屈折や全反射を起し出射する。さらに導光体の厚さが一定である場合には、テーパ−リークにより出射する事無く光偏向素子によって屈折や全反射を起し出射する。
【0026】
さらに、請求項9に係る導光体は、表面部および裏面部に対して球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四角柱、円柱等から成る形状を垂直にまたは三角柱、四角柱、半円柱等から成る形状を水平にランダムおよび直線状や曲線状ならびに任意の分布で光偏向素子を設けることを特徴とする。
【0027】
請求項9に係る導光体は、表面部および裏面部に対して球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四角柱、円柱等から成る形状を垂直にまたは三角柱、四角柱、半円柱等から成る形状を水平にランダムおよび直線状や曲線状ならびに任意の分布で光偏向素子を設けるので、屈折させて外部に出射したり、一度屈折してから全反射して再度導光体に戻したり、全反射して反対側から出射したり全反射して再度導光体に戻すことができる。
【0028】
また、請求項10に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略並行に放射状に出射するように半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向な放射状に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射することを特徴とする。
【0029】
請求項10に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略並行に放射状に出射するように半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向な放射状(360度の範囲)に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、半導体発光素子からの出射光を効率良く導光体の表面部から出射でき、どの位置でも高輝度で斑の無い平面発光を得ることができる。
【0030】
さらにまた、請求項11に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に矩形状の半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状に半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射することを特徴とする。
【0031】
請求項11に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に矩形状の半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状に半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行(180度の範囲で四方)に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、半導体発光素子からの出射光を効率良く導光体の四方の表面部から出射でき、どの位置でも高輝度の斑の無い平面発光を得ることができる。
【0032】
またさらに、請求項12に係る平面発光装置は、赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光を出射する各光源を3つの導光体の開口部または裏面部の凹部に各々挿入し、各導光体の表面部から赤色光、緑色光、青色光の各々を出射する3つの導光体を重ね合わせたことを特徴とする。
【0033】
請求項12に係る平面発光装置は、赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光を出射する各光源を3つの導光体の開口部または裏面部の凹部に各々挿入し、各導光体の表面部から赤色光、緑色光、青色光の各々を出射する3つの導光体を重ね合わせたので、光源を制御することによって出射光がフルカラを表せることができるとともに赤色光、緑色光、青色光を同時に出射することによって白色光を得ることができる。
【0034】
また、請求項13に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向で放射状に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射することを特徴とする。
【0035】
請求項13に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向で放射状に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、出射光の方向や視野角をコントロールすることができる。
【0036】
さらに、請求項14に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射することを特徴とする。
【0037】
請求項14に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、出射光の方向や視野角をコントロールすることができる。
【0038】
また、請求項15に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を前記各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得ることを特徴とする。
【0039】
請求項15に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を前記各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得るので、互いに出射方向の異なる導光体を用いることによって視野角の広い出射光を得ることかできるとともに多くの出射光を出射することができる。
【0040】
さらに、請求項16に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得ることを特徴とする。
【0041】
請求項16に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得るので、互いに出射方向の異なる導光体を用いることによって視野角の広い出射光を得ることができるとともに多くの出射光を出射することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき説明する。
なお、本発明は、セラミック基板、液晶ポリマー樹脂基板、ガラス布エポキシ樹脂基板等の基板や金属薄板からなるリードフレーム上、またはこれら基板やリードフレームの電気配線パターン上に設けた半導体発光素子を透明樹脂等で全体を円柱や四角柱にし、その上部を円錐状や四角錘状に切除した形状にモールドし、半導体発光素子からの上方に出射する出射光をモールドの円錐や四角錐の面で全反射をして横方向(放射状方向)に光線を偏向させて出射する光源と、中心位置に設けた円形状や四角形状の開口部または裏面の凹部に光源を挿入し、開口部または凹部の周壁面による入射部を中心に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とによって、導光体の入射部から進入した光源からの光を凹形状の傾斜部で全反射や屈折等をして導光体の表面部の中心から放射状に出射することができる光源および導光体ならびに平面発光装置を提供することにある。
【0043】
図1は本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す斜視図、図2乃至図6は本発明に係る光源の各実施の形態を示す図、図7および図8は本発明に係る導光体の実施の形態を示す図、図9は本発明に係る導光体の凹形状における光の軌跡の概略図、図10は本発明に係る導光体の他の実施の形態を示す図、図11は本発明に係る平面発光装置の光の軌跡の概略図、図13は本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す図、図14は図13の平面発光装置における右半部の光の軌跡の概略図、図15は本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す図、図16は図15の平面発光装置における右半部の光の軌跡の概略図である。なお、図1、図7、図8、図10に於いて、凹形状は1本の細線で簡略的に表現している。
【0044】
本例の平面発光装置1は、図1に示すように、円形の導光体3の中心に開口部21が設けられ、この開口部21に半導体発光素子からの出射方向(垂直)を略並行に放射状に出射する光源22(22A〜22E)が挿入されて概略構成される。図11に示すように、開口部21の周壁面は、光源22からの光を導く入射部20を形成している。また、表面部31や裏面部32には、開口部21の入射部20を中心として放射状に同心円上に入射部20方向に向く傾斜部を有した凹形状34が形成される。なお、開口部21に代えて、導光体3の裏面部32の中心に凹部21を形成しても良い。この場合、凹部21の周壁面が光源22からの光線を導光体2内に導く入射部20となる。
【0045】
本例の平面発光装置1には、例えば図2乃至図6に示す構成の光源22(22A〜22E)を採用している。図2に示すように、光源22は、有機金属気相成長法等で製作された4元素化合物等からなる半導体発光素子2がリードフレーム23や基板23等の基台上の載置面に載置される。そして、半導体発光素子2の光の出射面側が全体が透明樹脂等による円柱形状のモールド24(24A〜24E)で覆われる。モールド24は、半導体発光素子2に対向する位置が逆向きの円錐形状25に切除した形状に構成される。また、基台をなすリードフレーム23や基板23等には、半導体発光素子2に駆動電源を供給するためのリード端子26が設けられる。
【0046】
リードフレーム23は、導通性および弾力性のある燐青銅等の銅合金材等で構成される。図示しないが、リードフレーム23には、電気的接続をするための配線パターンやリード端子26等のパターンがパターンプレスによって形成される。そして、この薄板のリードフレーム23に対し、樹脂によりインサート成形が施され、モールド24が形成される。
【0047】
基板23は、電気絶縁性に優れたセラミック、液晶ポリマー樹脂、ガラス布エポキシ樹脂等で構成される。図示しないが、基板23の表面には、電気的接続をするための配線パターンが形成される。
【0048】
さらに説明すると、セラミックからなる基板23は、AlOやSiOを主成分とし、さらにZrO,TiO,TiC,SiCおよびSiN等との化合物からなり、耐熱性や硬度、強度に優れ、白色系の表面を持ち、半導体発光素子2からの発光された光を効率良く反射する。
【0049】
また、液晶ポリマー樹脂やガラス布エポキシ樹脂からなる基板23は、液晶ポリマーやガラス布エポキシ樹脂などの絶縁性の有る材料に、チタン酸バリウム等の白色粉体を混入または塗布させて成形し、半導体発光素子2からの発光された光を効率良く反射する。
【0050】
なお、基板23としては、珪素樹脂、紙エポキシ樹脂、合成繊維布エポキシ樹脂および紙フェノール樹脂等の積層板や変成ポリイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネートや芳香族ポリエステル等からなる板にパターン印刷を施して半導体発光素子2からの発光された光を効率良く反射する構成としてもよい。
【0051】
また、図示しないパターンは、セラミック基板、液晶ポリマー樹脂基板、ガラス布エポキシ樹脂基板のいずれかの基板23上に真空蒸着スパッタリング、イオンプレーティング、CVD(化学蒸着)、エッチング(ウエット、ドライ)等により電気的接続をするパターン形状に形成される。そして、パターンの上に金属メッキを施した後、さらに金や銀等の貴金属メッキを施し、リード端子26に電気的に接続される。
【0052】
半導体発光素子2は、4元素化合物やInGaAlP系、InGaAlN系、InGaN系等の化合物の半導体チップ等からなる高輝度発光素子であり、赤色発光、緑色発光、青色発光の単色光である。
【0053】
また、赤色発光、緑色発光、青色発光を一体化して3種の色発光により白色光を可能とし、さらに波長変換材料を用いる構成としてもよい。例えば、青色発光の半導体発光素子2と、この青色発光の半導体発光素子2によって励起し、黄色発光の波長変換材料(蛍光材)による黄色の発光色と青色の発光色との混合によって白色発光させたものでも良い。
【0054】
さらに、半導体発光素子2は、表面に取り付ける電極をIn2 3 ,SnO2 ,ITO等からなる導電性透明電極等をスパッタリング、真空蒸着、化学蒸着等により生成させて製作する。
【0055】
半導体発光素子2は、図示しないが、半導体発光素子2の電極と配線パターンとを金線等の導通線からなるボンディングワイヤでワイヤーボンディングされ、電気的に接続される。
【0056】
モールド24(24A〜24E)は、透明性の良い材料、例えば無色透明なエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等で形成される。図2に示すモールド24Aは、全体が円柱形状をなし、半導体発光素子2の対向する位置が逆向きの円錐形状25に切除した形状に構成される。
【0057】
そして、モールド24Aの円錐形状25の面25a(リードフレーム23や基板23に半導体発光素子2を載置した面に対向する面25a)で半導体発光素子2から出射する光を全反射して、半導体発光素子2を載置面に略並行に放射状に360度の範囲に出射させる。
【0058】
図3(a),(b)に示すモールド24Bは、下部が円柱形状をなし、半導体発光素子2の対向する上部位置が円柱形状よりも外側に放射状の曲面27aを有した漏斗形状27をなしており、上部位置が逆向きの円錐形状25に切除した形状に構成される。
【0059】
そして、図3(a),(b)に示した光源22Bのモールド24Bは、半導体発光素子2からの光線を漏斗形状27内に導くとともに、円錐形状25の円錐面25aと放射状の曲面27aとで全反射を繰り返して漏斗形状27の先端27bから水平に円周方向に360度の範囲に指向性を持つ光線を出射する。
【0060】
図4に示す光源22Cは、リードフレーム23や基板23上に載置した矩形状の半導体発光素子2に対応させてモールド24Cが形成される。さらに説明すると、このモールド24Cは、全体が半導体発光素子2の側面に対応した四角柱形状をなし、半導体発光素子2に対向する位置が逆向きの四角錐形状28に切除され、四角柱の側面と四角錐の底辺とが四角柱の上部4辺28bで接続する形状に構成される。
【0061】
そして、モールド24Cの四角錐形状28の面28a(リードフレーム23や基板23に半導体発光素子2を載置した面に対向する面28a)で半導体発光素子2から出射する光を全反射して、半導体発光素子2を載置面に略並行に180度の範囲で4方向に出射させる。
【0062】
さらに、図5および図6は、光源22に於けるモールド24の変形例を示している。図5(a),(b)に示すモールド24Dは、全体が略円錐形状をなし、半導体発光素子2の対向する位置が逆向きの円錐形状25に切除した形状に構成される。
【0063】
この場合は、円錐形状25の面25aで半導体発光素子2から出射する光を全反射して、半導体発光素子2を載置面に略並行に放射状に出射する。そして、モールド24Dの全体が略円錐形状をしているので、出射光がモールド24Dでやや下方向に傾きを有して放射状に360度の範囲に光線として出射する。
【0064】
同様に、図6(a),(b)に示すモールド24Eは、全体が円柱形状をなし、半導体発光素子2の対向する位置が逆向きの内側に反った曲面25bを有した円錐形状25に切除した形状に構成される。
【0065】
この場合は、円錐形状25の曲面25bで半導体発光素子2から出射する光を全反射する時に、やや下方向に傾きを有して放射状に360度の範囲に光線として出射する。
【0066】
ところで、上述したモールド24(24A〜24E)は、全反射させる面(25a,25b,28a)に金等を蒸着したり、光の反射性の良いチタン酸バリウム等を塗布して反射面を形成し、半導体発光素子2からの光を効率良く反射させても良い。
【0067】
なお、モールド24(24A〜24E)は、透明なアクリルやポリカーボネート等で成形した物を無色透明なエポキシ樹脂等の接着剤で半導体発光素子2を包囲するようにリードフレーム23や基板23に接着しても良い。
【0068】
リード端子26は、導通性および弾性力のある燐青銅等の銅合金材等からなるリードフレーム23を直接取り出して形成される。また、基板23にリード端子26を設けて配線パターンと電気的に接続するように構成することもできる。
【0069】
このように、光源22A,22D,22Eは、半導体発光素子2からの光を円錐面25a,25bで全反射するので、円周方向に半導体発光素子2からの光を大部分出射することができる。
【0070】
同様に光源22Bは、半導体発光素子2からの光を円錐面25aと放射状の曲面27aとで全反射を繰り返して、漏斗形状27の先端部27bから円周方向に反射するので、半導体発光素子2からの光を大部分出射することができる。
【0071】
さらに、光源22Cは、半導体発光素子2からの光を四角錐面28aで全反射をして四方向に反射するので、半導体発光素子2からの光を大部分出射することができる。
【0072】
なお、平面発光装置1に利用する場合、これら光源22(22A〜22E)の頂部には、平面全体が均一な出射光を必要とするために微量の光の漏れがあっても良い。
【0073】
導光体3は、屈折率が1.4〜1.7程度の透明なアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等により形成される。図7(a),(b)に示す導光体3は、外形が円形状に形成されている。この導光体3の中心位置には、光源22Aや22Bを挿入する円形の開口部21または裏面部32に円形の凹部21が設けられる。開口部21または凹部21の周壁面は、光源22Aや22Bからの光を導く円形状の入射部20を形成している。
【0074】
また、導光体3には、表面部31や裏面部32に入射部(開口部21)を中心として放射状に同心円上に入射部20(開口部21)方向に向く傾斜部33を有した凹形状34(34A)が設けられている。
【0075】
即ち、この傾斜部33を有した凹形状34Aは、開口部21を中心に環状の凹形状34Aが同心に多重に導光体3の表面部31や裏面部32に設けた構造である。
【0076】
なお、図7(a),(b)の例では、裏面部32のみに傾斜部33を有した凹形状34Aを設けている。
【0077】
また、導光体3としては、図8(a),(b)に示す構成を採用しても良い。図8(a),(b)に示す導光体3は、外形が四角形状に形成される。この導光体3の中心位置には、光源22Cを挿入する四角形状の開口部21または裏面部32に四角形状の凹部21が設けられる。開口部21または凹部21の周壁面は、光源22Cからの光を導く四角形状の入射部20を形成している。
【0078】
また、導光体3には、表面部31や裏面部32に入射部(開口部21)を中心として平行に入射部20(開口部21)方向に向く傾斜部33を有した凹形状34(34B)が設けられている。
【0079】
即ち、この傾斜部33を有した凹形状34Bは、開口部21からの同距離に設けた入射部20(開口部21)に平行な4つの凹部の端部が接続されたものであり、開口部21を中心に四角の環状が同心に多重に導光体3の表面部31や裏面部32に設けた構造である。
【0080】
なお、図8(a),(b)の例では、裏面部32のみに傾斜部33を有した凹形状34Bを設けている。また、凹形状34は、傾斜部(傾斜面)33が入射部20方向に向く形状であれば良い。例えば図9に示すように、断面形状が二等辺三角形の傾斜部33aや直角三角形の傾斜部33bを傾斜部33として採用することができる。
【0081】
上記のように構成される導光体3は、図9に示すように、開口部21に備えた光源22A〜22Eからの略平行な光線を入射部20から導く。そして、導光体3内に導かれた光線Lは、導光体3の裏面部32に設けた凹形状34(34A,34B)の入射部20方向に向く傾斜部33aで全反射して表面部31の上方へ光線L1を出射する。
【0082】
同様に、導光体3は、図9に示すように、開口部21に備えた光源22A〜22Eからの光線が入射部20から導入されると、導光体3内に導かれた光線Lは、導光体3の表面部31に設けた凹形状34(34A,34B)の入射部20方向に向く傾斜部33bで屈折して表面部31の上方へ光線L2を出射する。
【0083】
このように、導光体3は、入射部20方向に向く傾斜部33(33a,33b)によって入射部20から進入した光源22からの光を傾斜部33で全反射や屈折等をして導光体3の表面部31の中心から円周方向や四方向に放射状に表面部31から光線L1やL2を出射することができる。
【0084】
なお、凹形状34の形状は、出射角を決定するような形状を選択すれば、表面部31から出射する出射光の目的等に合わせることができる。また、凹形状34は、入射部20方向に向く傾斜部33を有する形状ならどんな形状でも良い。
【0085】
例えば図9に示すように、断面形状が二等辺三角形や直角三角形の他、逆三角、矩形、円弧等で、連続な溝やドット等の形状およびサイズを自由に選択することができる。
【0086】
また、図10(a)〜(d)に示すように、導光体3の中心位置に光源22Aや22Bを挿入する円形の開口部21または裏面部32に円形の凹部21を設け、入射部20方向に向く傾斜部33を有する凹形状34を備えた各種の形状を採用することができる。例えば図10(a)や図10(b)の様な形状の導光体3を採用した場合、開口部21または裏面部32に円形の凹部21に橙色等の光源22Aや22Bを挿入し、導光体3を回転を可能にする。これにより、道路交通のガードレール等に用いられる注意表示器をもっと明るく自発光により自動車の運転者に知らせることが可能である。
【0087】
また、導光体3を図10(c)や図10(d)に示す形状とし、ディスプレイ単体として、光源22Aや22Bの発光色をカラフルにすることにより利用することが可能である。
【0088】
平面発光装置1は、図11に示すように、光源22(22A,22B,22D,22Eの何れか)と、円形の導光体3Aとを備えて概略構成される。この場合の光源22は、前述したように、リードフレーム23や基板23上の載置面に載置した半導体発光素子2からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子2の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子2の対向する面25a,25bで全反射を行い、載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドしたものである。導光体3Aは、光源22(22A,22B,22D,22Eの何れか)からの光を導く入射部20が中心に位置し、光源22(22A,22B,22D,22Eの何れか)を挿入する開口部21または裏面部32に凹部21を有している。また、導光体3は、入射部20を中心として放射状に同心円上に入射部20方向に向く傾斜部33を有した凹形状34Aが表面部31や裏面部32に設けられている。
【0089】
そして、上記構成による平面発光装置1では、光源22(22A,22B,22D,22Eの何れか)から円周方向な放射状に出射した光線Lを凹形状34の傾斜部33で全反射や屈折等をして導光体3の表面部31から光線L1,L2を出射する。
【0090】
よって、半導体発光素子2からの出射光L1,L2を効率良く導光体3の表面部31から出射でき、どの位置でも高輝度で斑の無い平面発光を得ることができる。
【0091】
また、平面発光装置1としては、別の構成も考えられる。この場合の光源22Cは、前述したように、リードフレーム23や基板23上の載置面に載置した矩形状の半導体発光素子2からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子2の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子2に対向する位置が逆向きの四角錐形状28に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドしたものである。導光体3Bは、光源22Cからの光を導く入射部20が中心に位置し、光源22Cを挿入する四角形状の開口部21または裏面部32に四角形状の凹部21が設けられる。また、導光体3Bは、入射部20を中心として平行に入射部20方向に向く傾斜部33を有した凹形状34Bが表面部31や裏面部32に設けられる。
【0092】
そして、上記構成による平面発光装置1の場合も同様に、光源22Cから開口部21または裏面部32の凹部21に平行に出射した光線Lを凹形状34Bの傾斜部33で全反射や屈折等をして導光体3の表面部31から光線L1,L2を出射する。
【0093】
よって、半導体発光素子2からの出射光L1,L2を効率良く導光体3の四方の表面部31から出射でき、どの位置でも高輝度で斑の無い平面発光を得ることができる。
【0094】
また、平面発光装置1は、光源22(22A,22B,22C,22D,22E)に載置する半導体発光素子2の出射光を赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光を各々3つの導光体3の開口部21または裏面部32の凹部21に各々挿入し、各導光体3の表面部31から赤色光、緑色光、青色光の各々を出射する3つの導光体3を重ね合わせた構成とすることができる。この他、導光体3をモザイクに並べ、光源22を制御することにより、出射光をフルカラで表せることができる。しかも、光源22の赤色光、緑色光、青色光を同時に出射することにより、白色光を得ることができる。例えば、交通信号や自動車のテールランプの様な単色利用やモザイク状に並べることによって大型のフルカラ画面を再現することができる。
【0095】
なお、ここでは図示しないが、導光体3からの微小の漏れ光や、反射効率を良くするために導光体3の裏面部32の下側近傍に反射体を別途設けても良い。
この場合の反射体は、熱可塑性樹脂に例えば酸化チタンのような白色材料を混入したシートや熱可塑性樹脂のシートにアルミニウム等の金属蒸着を施したり、金属箔を積層した物やシート状金属で構成される。
【0096】
先に説明したように、導光体の屈折率はn=1.49程度であるので、導光体の入射部で屈折する屈折角γはγ=0〜±42°程度の範囲内になる。また、屈折角γ=0〜±42°の範囲内で導光体内に入射した光は、導光体と空気層(屈折率n=1)との境界面で臨界角αがα=42°程度になる。したがって、導光体の表面部や裏面部に光線を偏向する凸や凹等がない場合や臨界角αを越えなければ、導光体内の光は表面部や裏面部で全て全反射しながら入射部の反対方向の反入射部35方向へ進むことになる。
【0097】
図13は本発明に係る平面発光装置の他の構成例を示している。図13に示す平面発光装置1は、上述した構成の光源22と、光源22からの光を導く入射部20bを中心に位置し、光源22を挿入する挿入部としての開口部21または裏面部32に凹部21を設け、入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる楔形状の導光体3と、光を反射する反射体60からなる。なお、光源22が挿入される開口部21または裏面部32の凹部21は、使用される光源22の外形に合わせた形状とされる。
【0098】
ここで、入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる楔形状の導光体3での光の軌跡について図14を参照しながら説明する。
入射部20bから入射した光は、屈折角γ=0〜±42°の範囲内で導光体3内に入射し、光偏向素子34が存在しなければ、楔形状であっても光がリークすることなく反入射部35にまで達する。
しかし、反入射部35まで達した光は、反射体60によって反射され、光線Lrとして再度入射部20b方向に進みながら表面部31や裏面部32で全反射を繰り返し、幾度かの表面部31や裏面部32に対しての入射角が導光体3のテーパ角によって臨界角αを破り表面部31から出射角の大きな出射光LLを出射する。
【0099】
以上のように、本例では、入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる楔形状の導光体3により入射部20b(光源22)方向にテーパーリークを利用している。これにより、一般のような入射部から遠ざかるに従って厚さが薄くなる楔形状の導光体では、入射部から離れるように広がって出射してしまうため、平面発光装置の正面からの観測では輝度の低下として認識されてしまうが、本発明の導光体3や平面発光装置1では、入射部20bに向かって出射するため、平面発光装置1の正面からの観測では輝度の向上として認識される。
【0100】
なお、ここでは図示しないが、このような出射角の大きな出射光を効率良く利用するために導光体3の上部に頂角が導光体3に向くようにプリズムシート等を用いることができる。この場合、出射光をプリズムの一側面からプリズム内に導き、さらに他のプリズムの一側面で全反射をして、略垂直に上方に出射することができる。
【0101】
また、導光体3の表面部31や裏面部32に光偏向素子34を設ける構成としても良い。
なお、光偏向素子34は、表面部31および裏面部32に対して球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四柱柱、円柱等から成る形状を垂直に設けたり、三角柱、四角柱、半円柱等から成る形状を水平に設ける。
また、これら球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四角柱、円柱等をランダムおよび直線状や曲線状ならびに任意の分布で表面部31および裏面部32に対して垂直に設けたり、三角柱、四角柱、半円柱等を直線や曲線に任意の分布で表面部31および裏面部32に対して水平に設ける。
【0102】
光偏向素子34を設けることで、導光体3の楔形状により反入射部35まで達した光が反射体60によって反射された臨界角ぎりぎりの光を屈折させて出射することができる。また、全反射をして反対側に光を偏向しで反対側から出射することができる。さらに、光偏向素子34の分布によって出射量や出射させる位置をコントロールすることができる。
【0103】
図15は本発明に係る平面発光装置の更に他の構成例を示している。図15に示す平面発光装置1は、上述した構成の光源22と、光源22からの光を導く入射部20bを中心に位置し、光源22を挿入する挿入部としての開口部21を設け、入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる楔形状の導光体3と、同様に光源22からの光を導く入射部20bを中心に位置し、光源22を挿入する挿入部としての裏面部32に凹部21を設け、入射部20から遠ざかるに従って厚さが薄くなる(入射部20に近づく従って厚さが厚くなる)楔形状の導光体3とを互いに傾斜する面31,32を向かい合わせにし、光源22を開口部21および裏面部32の凹部21に挿入し、最終裏面部32と入射部以外の側面部35,36(反入射部35,36)とを覆う反射体60からなる。なお、光源22が挿入される開口部21または裏面部32の凹部21は、使用される光源22の外形に合わせた形状とされる。
【0104】
ここで、入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる楔形状の導光体3を下方に配置し、入射部20から遠ざかるに従って厚さが薄くなる楔形状の導光体3を上方に配置して重ね合わせた場合の光の軌跡について図16を参照しながら説明する。
【0105】
下方にある入射部20bから遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体3の光の軌跡については図14で説明したのでここでは省略する。
また、入射部20から遠ざかるに従って厚さが薄くなる楔形状の導光体3は、テーパー形状であるために、屈折角γ=±42°に近い光が導光体3の傾斜角度とによって臨界角を破り入射部20から離れるように出射する。
【0106】
以上に様に、テーパーリークの利用のみの説明であるが、光偏向素子34を設けることによってより効果的な出射光が得られる点ついて説明する。
下部方向にある導光体3は、反入射部35まで達した光が反射体60によって反射され、入射部20b方向に進む時、一部はテーパーリークによって表面部31bから光線LLを出射し、この光線LLが上部にある導光体3の裏面部32に設けた光偏向素子34に達する。例えば光偏向素子34がプリズム形状をなす場合、一度光線LLはプリズムの一側面からプリズム内に進入し、プリズムの他の側面で全反射をして、略垂直に導光体3を透過して表面部31から光線L1を出射する。
【0107】
また、導光体3の反入射部35まで達して反射体60により反射され、入射部20b方向に進んだ光線Lrは、裏面部32bに設けた光偏向素子34によって全反射する。この全反射した光線L10は、表面部31b方向に進み、表面部31bから出射して、上部の導光体3の裏面部32から導光体3内に進み、この導光体3を透過して表面部31から光線L1を出射する。
【0108】
さらに、ここでは図示しないが裏面部32bから出射したリーク光等は、裏面部32bの下方に設けた反射体60によって反射され再度導光体3内に光を戻す。
【0109】
また、上部方向にある導光体3は、入射部20からの光の内、屈折角γ=±42°に近い臨界角ぎりぎりの光を光偏向素子34で屈折し、表面部31から光線L2を出射する。
さらに、導光板3内に閉じ込められ、反入射部36方向に進み反射体60によって反射され再び入射部20方向に進む時にも光偏向素子34で屈折して表面部31から光線を出射することができる。
【0110】
なお、ここでは、光偏向素子34をプリズムで説明したが、形状はどんなものでも良く、光に対して傾斜面を有すれば良い。
【0111】
このように、平面発光装置1は光源22からの光を入射部20と入射部20bから導光体3内に光を導き、1つの導光体3によって導光体3内に進んだ光を反射体60によって入射部20b方向に反射した光を光偏向素子34やテーパーリークにより入射部30b方向に出射する出射光と、他の導光体3内に進んだ光を光偏向素子34やテーパーリークにより反入射部36方向に出射する出射光とによって嗜好性の異なる2つの出射光を出射することができる。
【0112】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に係る光源は、モールドが半導体発光素子から載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子に対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略平行に放射状に出射するので、表面(上面)よりも円周方向に出射する輝度が高い。従って、半導体発光素子からの光エネルギの大部分を略平行に放射状に偏向することができる。
【0113】
また、請求項2に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの円錐形状に切除した形状とするので、円錐面で全反射をして円周方向(360度の範囲を出射する)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。これにより、光エネルギの大部分を偏向することができる。
【0114】
さらに、請求項3に係る光源は、モールドの全体が円柱形状を成し、半導体発光素子の対向する上部位置が円柱形状よりも外側に放射状の曲面を有した漏斗形状であるとともに上部位置が逆向きの円錐形状に切除した形状であるので、円錐形状の面と放射状の曲面とで全反射を繰り返し、漏斗形状の先端部から円周方向(360度の範囲を出射する)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。これにより、光エネルギの大部分を円周方向に偏向することができる。
【0115】
また、請求項4に係る光源は、モールドの全体が半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角柱の底辺とが接続する形状とするので、四角錐面で全反射をして四方向(180度の範囲で四方向)に半導体発光素子からの光を大部分出射することができる。これにより、光エネルギの大部分を四方向に偏向することができる。
【0116】
さらに、請求項5に係る光源は、半導体発光素子を赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光あるいは赤色発光、緑色発光、青色発光を一体にしたので、単色光や白色光を得ることができる。その結果、自由な発光色を再現することができる。
【0117】
また、請求項6に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたので、入射部から進入した光源からの光を傾斜部で全反射や屈折等をして導光体の表面部の中心から円周方向(360度の範囲)に放射状に出射することができる。これにより、高輝度で斑の無い出射光を得ることができる。
【0118】
さらに、請求項7に係る導光体は、入射部が導光体の中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたので、入射部から進入した光源からの光を傾斜部で全反射や屈折等をして導光体の表面部の中心から四方向(180度の範囲で四方向)に放射状に出射することができる。その結果、高輝度で斑の無い出射光を得ることができる。
【0119】
また、請求項8に係る導光体は、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であるので、導光体が入射部から遠ざかるに従って導光体の厚さが厚くなる場合には、入射部から進入した光はすぐには導光体内から出られず、入射部の反対方向に進み、ここで反射されて入射部方向に向かう時にテーパーリークにより出射する、また入射部に近づくに従って導光体の厚さが厚くなる場合には、入射部の反対方向に進む時にテーパ−リークによる出射し、これらの他に光偏向素子によって屈折や全反射を起し出射する。さらに導光体の厚さが一定である場合には、テーパ−リークにより出射する事無く光偏向素子によって屈折や全反射を起し出射する。これにより、目的とする出射方向に対応した出射光を得ることができる。
【0120】
さらに、請求項9に係る導光体は、表面部および裏面部に対して球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四角柱、円柱等から成る形状を垂直にまたは三角柱、四角柱、半円柱等から成る形状を水平にランダムおよび直線状や曲線状ならびに任意の分布で光偏向素子を設けるので、屈折させて外部に出射したり、一度屈折してから全反射して再度導光体に戻したり、全反射して反対側から出射したり全反射して再度導光体に戻すことができる。これにより、光の進ませる方向を目的通りに制御することができる。
【0121】
また、請求項10に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い、載置面に略並行に放射状に出射するように半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として放射状に同心円上に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向な放射状(360度の範囲)に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、半導体発光素子からの出射光を効率良く導光体の表面部から出射でき、どの位置でも高輝度で斑の無い平面発光を得ることができる。このため、自由な色の出射光を高輝度で斑の無い出射光が得ることができるとともに薄く広い面積を得ることができ、交通信号や自動車等およびディスプレイ等に利用するのに最適な形状をしている。
【0122】
さらにまた、請求項11に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状に半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、光源からの光を導く入射部が中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに表面部または/および裏面部に入射部を中心として平行に入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行(180度の範囲で四方)に出射した光線を傾斜部で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、半導体発光素子からの出射光を効率良く導光体の四方の表面部から出射でき、どの位置でも高輝度の斑の無い平面発光を得ることができる。これにより、自由な色の出射光を高輝度で斑の無い出射光が得ることができるとともに薄く広い面積を得ることができ、大型の表示画面等に利用するのに最適な形状を有している。
【0123】
またさらに、請求項12に係る平面発光装置は、赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光を出射する各光源を3つの導光体の開口部または裏面部の凹部に各々挿入し、各導光体の表面部から赤色光、緑色光、青色光の各々を出射する3つの導光体を重ね合わせたので、光源を制御することによって出射光がフルカラを表せることができるとともに赤色光、緑色光、青色光を同時に出射することによって白色光を得ることができる。このため、フィルタ等が要らなく応答速度の速い平面発光装置を得ることができる。
【0124】
さらに、請求項13に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から円周方向で放射状に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、出射光の方向や視野角をコントロールすることができる。これにより、目的に合った円盤状の高輝度な出射光を得ることができる。
【0125】
また、請求項14に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、光源を開口部または裏面部の凹部に挿入し、光源から開口部または裏面部の凹部に平行に出射した光線を光偏向素子で全反射または/および屈折して導光体の表面部から出射するので、出射光の方向や視野角をコントロールすることができる。これにより、目的に合った四角状の高輝度な出射光を得ることができる。
【0126】
さらに、請求項15に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の載置面の対向方向に出射する光を半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を前記各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得るので、互いに出射方向の異なる導光体を用いることによって視野角の広い出射光を得ることかできるとともに多くの出射光を出射することができる。これにより、円形状で広範囲で高輝度の出射光を得ることができる。
【0127】
また、請求項16に係る平面発光装置は、リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、四角柱の側面と四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の開口部を設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、光源からの光を導く入射部を中心に位置し、光源を挿入する四角形状の凹部を裏面部に設け、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設けるとともに入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、光源を各々の導光体の開口部および裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを反射体で覆い、入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を反射体によって入射部方向に反射した光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、導光体と入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体内に進んだ光を光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得るので、互いに出射方向の異なる導光体を用いることによって視野角の広い出射光を得ることができるとともに多くの出射光を出射することができる。これにより、四角状で広範囲で高輝度の出射光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明に係る光源の実施の形態を示す斜視図
【図3】(a)本発明に係る光源の実施の形態を示す斜視図
(b)(a)の側面図
【図4】本発明に係る光源の実施の形態を示す斜視図
【図5】(a)本発明に係る光源の実施の形態を示す斜視図
(b)(a)の側面図
【図6】(a)本発明に係る光源の実施の形態を示す斜視図
(b)(a)の側面図
【図7】(a)本発明に係る導光体の平面図
(b)(a)の側断面図
【図8】(a)本発明に係る導光体の平面図
(b)(a)の側断面図
【図9】(a)〜(d)本発明に係る導光体の他の実施の形態を示す平面図
【図10】本発明に係る導光体の凹形状に於ける光の軌跡の概略図
【図11】本発明に係る平面発光装置の光の軌跡の概略図
【図12】(a)従来の平面発光装置の一部拡大平面図
(b)(a)の側断面図であって、光の軌跡の概略図
【図13】本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す図
【図14】図13の平面発光装置における右半部の光の軌跡の概略図
【図15】本発明に係る平面発光装置の概略構成を示す図
【図16】図15の平面発光装置における右半部の光の軌跡の概略図
【符号の説明】
1…平面発光装置、2…半導体発光素子、3(3A,3B)…導光体、20,20b…入射部、21…開口部、凹部、22(22A〜22E)…光源、23…リードフレーム、基板、24(24A〜24E)…モールド、25…円錐形状、25a…面、25b…曲面、26…リード端子、27…漏斗形状、27a…曲面、27b…先端、28…四角錐形状、28a…面、31,31b…表面部、32,32b…裏面部、33(33a,33b)…傾斜部、34(34A,34B)…凹形状、35,36…反入射部、60…反射体、L,L1,L2,Lr,LL…光線。

Claims (16)

  1. リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、前記半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源において、
    前記モールドは、前記半導体発光素子から前記載置面の対向方向に出射する光を前記半導体発光素子に対向する位置に設けた面で全反射を行い、前記載置面に略平行に放射状に出射することを特徴とする光源。
  2. 前記モールドは、全体が円柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する位置が逆向きの円錐形状に切除した形状とすることを特徴とする請求項1記載の光源。
  3. 前記モールドは、全体が円柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する上部位置が前記円柱形状よりも外側に放射状の曲面を有した漏斗形状であるとともに上部位置が逆向きの円錐形状に切除した形状であることを特徴とする請求項1記載の光源。
  4. リードフレームや基板上の載置面に矩形状の半導体発光素子が載置され、前記半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源において、
    前記モールドは、全体が前記半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、前記四角柱の側面と前記四角柱の底辺とが接続する形状とすることを特徴とする光源。
  5. 前記半導体発光素子は、赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光あるいは赤色発光、緑色発光、青色発光を一体にしたことを特徴とする請求項1または請求項4記載の光源。
  6. 光源からの光を導く入射部と、該光を出射する表面部と、当該表面部の反対側に位置する裏面部とを有する導光体において、
    前記入射部は、前記導光体の中心に位置し、前記光源を挿入する開口部または前記裏面部に凹部を設けるとともに前記表面部または/および前記裏面部に前記入射部を中心として放射状に同心円上に前記入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたことを特徴とする導光体。
  7. 光源からの光を導く入射部と、該光を出射する表面部と、当該表面部の反対側に位置する裏面部とを有する導光体において、
    前記入射部は、前記導光体の中心に位置し、前記光源を挿入する四角形状の開口部または前記裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに前記表面部または/および前記裏面部に前記入射部を中心として平行に前記入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けたことを特徴とする導光体。
  8. 前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であることを特徴とする請求項6又は7記載の導光体。
  9. 前記表面部および前記裏面部に対して球および楕円球の一部ならびに三角錐、円錐、四角錐、三角柱、四角柱、円柱等から成る形状を垂直にまたは三角柱、四角柱、半円柱等から成る形状を水平にランダムおよび直線状や曲線状ならびに任意の分布で光偏向素子を設けることを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の導光体。
  10. リードフレームや基板上の載置面に半導体発光素子が載置され、前記半導体発光素子の前記載置面の対向方向に出射する光を前記半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い、前記載置面に略並行に放射状に出射するように前記半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、
    前記光源からの光を導く入射部が中心に位置し、前記光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに前記表面部または/および前記裏面部に前記入射部を中心として放射状に同心円上に前記入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、
    前記光源を前記開口部または前記裏面部の凹部に挿入し、前記光源から円周方向な放射状に出射した光線を前記傾斜部で全反射または/および屈折して前記導光体の表面部から出射することを特徴とする平面発光装置。
  11. リードフレームや基板上の載置面に矩形状の半導体発光素子が載置され、前記半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、前記四角柱の側面と前記四角錐の底辺とが接続する形状に前記半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等でモールドした光源と、
    前記光源からの光を導く入射部が中心に位置し、前記光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に四角形状の凹部を設けるとともに前記表面部または/および前記裏面部に前記入射部を中心として平行に前記入射部方向に向く傾斜部を有した凹形状を設けた導光体とを備え、
    前記光源を前記開口部または前記裏面部の凹部に挿入し、前記光源から前記開口部または前記裏面部の凹部に平行に出射した光線を前記傾斜部で全反射または/および屈折して前記導光体の表面部から出射することを特徴とする平面発光装置。
  12. 赤色発光または緑色発光または青色発光の単色光を出射する前記各光源を3つの前記導光体の前記開口部または前記裏面部の凹部に各々挿入し、各前記導光体の前記表面部から赤色光、緑色光、青色光の各々を出射する3つの前記導光体を重ね合わせたことを特徴とする請求項10または請求項11記載の平面発光装置。
  13. リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で前記半導体発光素子の前記載置面の対向方向に出射する光を前記半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い前記載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する開口部または裏面部に凹部を設けるとともに前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、前記表面部または/および前記裏面部に光偏向素子を設けた導光体と、前記入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、前記光源を前記開口部または前記裏面部の凹部に挿入し、前記光源から円周方向で放射状に出射した光線を前記光偏向素子で全反射または/および屈折して前記導光体の表面部から出射することを特徴とする平面発光装置。
  14. リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で前記半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、前記四角柱の側面と前記四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する四角形状の開口部または裏面部に凹部を設けるとともに前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなるまたは前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなるあるいは厚さが一定であり、前記表面部または/および前記裏面部に前記光偏向素子を設けた導光体と、前記入射部と出射面部以外の光を反射する反射体とを備え、前記光源を前記開口部または前記裏面部の凹部に挿入し、前記光源から前記開口部または前記裏面部の凹部に平行に出射した光線を前記光偏向素子で全反射または/および屈折して前記導光体の表面部から出射することを特徴とする平面発光装置。
  15. リードフレームや基板上に載置した半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で前記半導体発光素子の前記載置面の対向方向に出射する光を前記半導体発光素子の対向する位置に設けた面で全反射を行い前記載置面に略並行に放射状に出射するようにモールドした光源と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する開口部を設け、前記表面部または/および前記裏面部に光偏向素子を設けるとともに前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する凹部を裏面部に設け、前記表面部または/および前記裏面部に光偏向素子を設けるとともに前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる前記導光体と前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる前記導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、前記光源を前記各々の導光体の前記開口部および前記裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを前記反射体で覆い、前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる前記導光体内に進んだ光を前記反射体によって前記入射部方向に反射した光を前記光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、前記導光体と前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる前記導光体内に進んだ光を前記光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得ることを特徴とする平面発光装置。
  16. リードフレームや基板上に載置した矩形状の半導体発光素子からの光の出射方向に透明樹脂等で前記半導体発光素子の側面に対応した四角柱形状を成し、前記半導体発光素子に対向する位置が逆向きの四角錐形状に切除し、前記四角柱の側面と前記四角錐の底辺とが接続する形状にモールドした光源と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する四角形状の開口部を設け、前記表面部または/および前記裏面部に光偏向素子を設けるとともに前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる導光体と、前記光源からの光を導く入射部を中心に位置し、前記光源を挿入する四角形状の凹部を裏面部に設け、前記表面部または/および前記裏面部に光偏向素子を設けるとともに前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる導光体と、光を反射する反射体とを備え、前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる前記導光体と前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる前記導光体とを互いに傾斜する面を向かい合わせにし、前記光源を前記各々の導光体の前記開口部および前記裏面部の凹部に挿入し、最終裏面部と入射部以外の側面部とを前記反射体で覆い、前記入射部から遠ざかるに従って厚さが厚くなる前記導光体内に進んだ光を前記反射体によって前記入射部方向に反射した光を前記光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光と、前記導光体と前記入射部に近づくに従って厚さが厚くなる前記導光体内に進んだ光を前記光偏向素子やテーパーリークにより出射する出射光を得ることを特徴とする平面発光装置。
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