JP2004139322A - 通行料金収受システム - Google Patents

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浦田 秀夫
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芝田 裕
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Abstract

【課題】有料道路を区間毎に分割し走行区間毎に課金し、さらに前回の走行ゲートを確認することで信頼性の高い課金を行うことができる通行料金収受システムを提供する。
【解決手段】本発明の通行料金収受システムは、道路の所定の区間毎に設置される複数のゲートシステム(G1他)と、中央処理装置(10)と、を具備する。
各々のゲートシステム(G1他)は、アンテナ(G11、G12)、路側制御装置(G15)を具備する。
アンテナ(G11、G12)は、ゲートシステム(G1)を通過する車両(40)と通信し、路側制御装置(G15)は、ゲートシステム(G1)を通過することにより課金される通行料を含む課金情報を作成し、課金情報を中央処理装置(10)に送付する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通行料金収受システムに関し、特に走行区間毎に課金を行う通行料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
有料道路を通行する車両から通行料金を徴収するため通行料金収受システム(いわゆるETC)が使用されている。通行料金収受システムでは、車両が走行した状態で、車両に搭載された車載器と、路側に設置された路側装置とが、ガントリ等に設置されたアンテナを介して通信し、車載器にセットされているICカードの所有者の銀行口座などから通行料金が引き落とされる。
【0003】
従来の通行料金収受システムでは、料金所の一部の車線が通行料金収受システム用に改造され、アンテナや路側制御装置が設置されている。
従来の通行料金収受システムのゲートでは、車両は停止する必要はないが、車線を選択する必要があり、また、通常の走行より減速する必要がある場合がある。
【0004】
通行料金収受システムのゲートを意識することなく、普通に走行することができる通行料金収受システムが望まれる。
【0005】
また、有料道路には、有料道路の所定の路線に進入するときに、入口で課金する入口課金型有料道路と、入口で入場券を受け取り、出口で入口券を提出することにより走行区間を特定し、課金する出口課金型有料道路がある。
通行料金収受システムが、出口課金型有料道路で使用される場合、入口でICカードに入口情報が記憶され、出口で入口情報が読み出されることにより走行区間を特定する。
このような通行料金収受システムでは、車両に搭載された車載器と、路線に設置される路側制御装置の間の通信が一度失敗した場合、課金することができない場合がある。
【0006】
課金のための通信が一度失敗してもバックアップすることができる通行料金収受システムが望まれる。
また、入口課金型有料道路では、走行距離に合わせた課金ができない。
走行距離や区間数に合わせて課金されることが好ましい。
【0007】
さらに、課金のための通信ができなかった車両や不正を行った車両を特定して、通行料金を請求することができる通行料金収受システムが望まれる。
【0008】
通過車両から受信した車両固有の車両情報または個人のID情報と、カメラ部でナンバープレートが撮影された車両を照合して、通信されていない場合にナンバープレートに基づく情報を、課金を実施する為のデータとする通行料課金装置の発明がある(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−133479号公報
【特許文献2】
特開2002−133480号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、有料道路を区間毎に分割し走行ゲートを設置して走行区間毎に課金し、さらに前回の走行ゲートの記録を確認することで信頼性の高い課金を行うことができる通行料金収受システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0012】
本発明の通行料金収受システムは、道路の所定の区間毎に設置される複数のゲートシステム(G1他)と、中央処理装置(10)と、を具備する。
各々のゲートシステム(G1他)は、アンテナ(G11、G12)、路側制御装置(G15)を具備する。
アンテナ(G11、G12)は、ゲートシステム(G1)を通過する車両(40)と通信し、路側制御装置(G15)はアンテナ(G11、G12)を介して車両(40)の情報を取得し、ゲートシステム(G1)を通過することにより課金される通行料を含む課金情報を作成し、課金情報を中央処理装置(10)に送信する。
【0013】
本発明の通行料金収受システムは、道路の所定の区間毎に設置される複数のゲートシステム(G1他)と、中央処理装置(10)と、を具備する。
各々のゲートシステム(例えばG1)は、アンテナ(G11、G12)、路側制御装置(G15)を具備する。
アンテナ(G11、G12)は、所定の領域を通過する車両(40)に搭載されている車載器(20)と通信する。路側制御装置(G15)は、アンテナ(G11、G12)を介して車両の情報を取得し、車載器(20)に取りつけられたICカード(30)の登録人に請求される当該ゲートシステム(G1)の通行料金を含む課金情報を作成して中央処理装置(10)へ送信する。さらに、路側制御装置(G15)は、ICカード(30)に記憶されている前回通過したゲートシステムの情報を取得して、前回通過したゲートシステムと通過している当該ゲートシステムの間に課金すべきゲートシステムがあり、課金したことを示す情報がない場合に、課金すべきゲートシステム分の課金情報を作成して中央処理装置(10)へ送信する。さらに、路側制御装置(G15)は、ICカード(30)に当該ゲートシステム(G1)の情報を書き込むように送信を行う。
【0014】
上記のゲートシステムの情報は、ゲートシステム識別番号、通過した時間を含む。
【0015】
さらに、各々のゲートシステム(A1)は、撮像装置(A12)を具備する。
撮像装置(A12)は、ゲートシステムを通過している車両(40)の内、通信できない車両、もしくは課金できない車両を含む課金不成功車両の画像を撮影して、路側制御装置(A13)へ送信する。路側制御装置(A13)は、画像を処理して課金不成功車両の車番を認識し、車番を含む課金不成功車両情報を、中央処理装置(10)へ送信する。中央処理装置(10)は、課金不成功車両情報を記憶する。課金不成功車両情報は、別途行われる通行料請求に使用される。
【0016】
本発明の通行料金収受システムは、特定の道路に進入する入口に設置される入口ゲートシステム(A1)と、特定の道路に設置される本線ゲートシステム(G1)と、特定の道路から出る出口に設置される出口ゲートシステム(B1)と、中央処理装置(10)と、を具備する。
入口ゲートシステム(A1)は、通過する車両の車載器(20)に挿入されたICカード(30)に当該入口ゲートシステム(A1)の識別番号を含む入口ゲート情報を記憶する様に通信する。
本線ゲートシステム(G1)は、通過する車両の車載器(20)に挿入されたICカード(30)から、ICカード(30)の識別番号を含む情報を受信して、通過する車両(40)の通行料金とICカード(30)の識別番号を含む課金情報を作成して中央処理装置(10)に送信し、さらに、ICカード(30)に当該本線ゲートシステム(G1)の識別番号を含む本線ゲート情報を記憶する様に通信する。
出口ゲートシステム(B1)は、通過する車両(40)の車載器(20)に挿入されたICカード(30)に記録されているゲートシステムの識別番号と、当該出口ゲートシステム(B1)とICカード(30)に記録されているゲートシステムの間に本来通るべき本線ゲートシステムがあり、本来通るべき本線ゲートシステムで課金されたことを示す記録がない場合は、本来通るべき本線ゲートシステムでの課金情報を作成して中央処理装置(10)に送信する。
【0017】
さらに、本発明の通行料金収受システムの本線ゲートシステム(G1)は、通過する車両(40)の車載器(20)に挿入されたICカード(30)に記録されているゲートシステムの識別番号を取得し、記録されているゲートシステムと当該本線ゲートシステム(G1)の間に本来通るべき本線ゲートシステムがあり、本来通るべき本線ゲートシステムで課金されたことを示す記録がない場合は、本来通るべき本線ゲートシステムの通行料金を含む課金情報を作成して中央処理装置に送信する。
【0018】
さらに、本発明の通行料金収受システムの入口ゲートシステム(A1)と出口ゲートシステム(A2)は撮像装置(A12、B13、B14)を具備する。
入口ゲートシステム(A1)の撮像装置(A12)は、通過する車両(40)の画像を撮影し、入口ゲートシステム(A1)は、通信できないもしくは課金できない車両である課金不成功車両の画像を処理して課金不成功車両の車番を認識し、車番を含む課金不成功車両情報を、中央処理装置(10)へ送信する。
出口ゲートシステム(B1)の撮像装置(B13、B14)は、通過する車両(40)の画像を撮影し、出口ゲートシステム(B1)は、通信できないもしくは課金できない車両である課金不成功車両の画像を処理して課金不成功車両の車番を認識し、車番を含む課金不成功車両情報を、中央処理装置(10)へ送信する。
中央処理装置(10)は、入口ゲートシステム(A1)から受信した課金不成功車両情報と、出口ゲートシステム(B1)から受信した課金不成功車両情報を記録する。
【0019】
さらに、本発明の通行料金収受システムの中央処理装置(10)は、入口ゲートシステム(A1)から受信した課金不成功車両情報と、出口ゲートシステム(B1)から受信した課金不成功車両情報から、課金不成功車両の走行区間を算出する。
【0020】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明による通行料金収受システムの実施の形態を以下に説明する。
図1に通行料金収受システムの概要と、通行料金収受システムが設置されている有料道路1の概要が示される。
この有料道路1は、第1車路2と、第1車路2に対向する第2車路3を備えている。
第1車路2と第2車路3は、各々複数の車線を有している。第1車路2と第2車路3は、図1で2車線で示されているが2車線に限定されず、1車線もしくは3車線以上でもよい。
以下、第1車路2について説明されるが、第2車路3についても同様である。
【0021】
第1車路2には、一般道からの入口と、一般道への出口が接続されている。図1の入口、出口の位置は例であり本例に限定されない。
【0022】
各入口には入口ゲートA1、A2が設置される。入口ゲートでは、当該入口ゲートを通過した車両の車載器に設置されたICカードに、入口ゲートの識別番号(以下、入口ゲートID)を含む入口の情報が記憶される。
以下、入口ゲートを代表して入口ゲートA1の構成が説明される。
入口ゲートA1は、アンテナA11、撮像装置A12、入口路側制御装置A13、ガントリA14を具備する。入口ゲートA1は、車両通行の障害とならないように設置される。
本実施例では、入口は1車線で示されているが2車線以上でもよい。車線数に合わせてアンテナ、撮像装置が設置される。アンテナは、複数車線を通信対象とすることができれば、車線数と同じ数設置される必要はない。また、補助用のアンテナが設置されれば、車線数より多くなる場合もある。
【0023】
本通行料金収受システムでは、有料道路1の本線に本線ゲートG1〜G7が設置される。本線ゲートは有料道路の特定の区間毎に設置され、各本線ゲートを通過した車両に対して、所定の通行料金が課金される。本線ゲートではICカードに記憶されている前回通過したゲートが確認され、前回課金に失敗していれば、当該本線ゲートの課金と合わせて前ゲートの通行料の課金を行う。課金情報および当該本線ゲート情報は、ICカードに記憶される。
以下本線ゲートを代表して本線ゲートG1が説明される。
本線ゲートG1は、アンテナG11、G12、入口路側制御装置G15、ガントリG16を具備する。第2車路3用にアンテナG13、G14が設置される。本線ゲートG1は、車両通行の障害とならないように設置される。
本実施例では、本線の第1車路が2車線の場合が説明されているが、1車線でも3車線以上でもよい。車線数に合わせてアンテナが設置されるが、アンテナは、複数車線を通信対象とすることができれば、車線数と同じ数設置される必要はなく、補助用のアンテナが設置されれば、車線数より多くなる場合もある。
【0024】
各出口には出口ゲートB1、B2が設置される。出口ゲートでは、当該出口ゲートを通過した車両のICカードに記憶された情報を読み出して、本線ゲートで課金されていなければ、所定の金額を課金する。課金情報および当該出口ゲート情報は、ICカードに記憶される。
以下、出口ゲートを代表して出口ゲートB1が説明される。
出口ゲートB1は、アンテナB11、B12、撮像装置B13、B14、出口路側制御装置B15、ガントリB16を具備する。出口ゲートB1は、車両通行の障害とならないように設置される。
本実施例では、出口が2車線の場合が説明されているが、1車線でも3車線以上でもよい。車線数に合わせてアンテナ、撮像装置が設置される。アンテナは、複数車線を通信対象とすることができれば、車線数と同じ数設置される必要はなく、補助用のアンテナが設置されれば、車線数より多くなる場合もある。
【0025】
入口路側制御装置A13、本線路側制御装置G15、出口路側制御装置B15は、中央処理装置10と接続されている。各路側制御装置から、課金情報および通行情報、車番情報が中央処理装置10へ送信される。
【0026】
図2を参照して、入口ゲート、本線ゲート、出口ゲートの構成の概要が説明される。
【0027】
入口ゲートA1は、アンテナA11、撮像装置A12、入口路側制御装置A13、ガントリA14(図2では図示なし)を具備する。
アンテナA11は、入口ゲートを通過する車両40の車載器20とデータを送受信する。アンテナA11は、通信領域を限定する為に指向性アンテナが使用されることが好ましい。アンテナA11は、入口路側制御装置A13と接続され、車両40との通信内容を入口路側制御装置A13と送受する。
【0028】
撮像装置A12は、CCDカメラ等に代表され、入口ゲートを通過する車両を特定する為の画像を撮影する。撮像装置A12は入口路側制御装置A13と接続され、撮影した画像を入口路側制御装置A13へ送信する。
【0029】
入口路側制御装置A13は、CPUなどの演算器とハードディスクなどの記憶器を具備する。入口路側制御装置A13は、アンテナA11を介して車両40の車載器20と通信し、車載器ID、当該車載器で使用されているICカード30のICカードIDを含む車両情報を取得し、車載器およびICカードの有効性を確認することができる。入口路側制御装置A13は、無効または有効な車載器およびICカードのテーブルを記憶し、テーブルを参照することにより有効性を確認する場合がある。
入口路側制御装置A13は、当該入口ゲートA1の識別番号、車両40の通行時間を含む入口ゲート情報を車載器20に送信する。入口ゲート情報は、車載器20によりICカード30に書き込まれる。
さらに、入口路側制御装置A13は、画像処理を行う車番認識部を具備し、撮像装置から受信した画像を処理し車両を認識し、車両のナンバープレートから車番を認識することができる。
入口路側制御装置A13は、車載器20もしくはICカード30が無効なものや、通信ができない車両40の車番を含む情報を、中央処理装置10へ送信する。
【0030】
本線ゲートG1は、第1アンテナG11、第2アンテナG12、本線路側制御装置G15、を具備する。
第1アンテナG11、第2アンテナG12は、本線ゲートを通過する車両40の車載器20と送受信する。第1アンテナG11、第2アンテナG12は、通信領域を限定する為に指向性アンテナが使用されることが好ましい。また、第1アンテナG11、第2アンテナG12の各々は、複数の車線を通信領域とし、各車線は複数のアンテナの重複した通信領域となることが、一方のアンテナが故障しても通信が継続できるために好ましい。さらに、第1アンテナG11、第2アンテナG12は、別々の周波数を使用する周波数分割通信方式で通信することが、高速の車両と通信する場合に通信時間が短くなるために好ましい。
第1アンテナG11および第2アンテナG12は、本線路側制御装置G15と接続され、車両40との通信データを本線路側制御装置G15と送受する。
【0031】
本線路側制御装置G15は、CPUなどの演算器とハードディスクなどの記憶器を具備する。本線路側制御装置G15は、アンテナG11、G12を介して車両40の車載器20と通信し、車載器ID、車載器で使用されているICカード30のICカードIDを含む車両情報を取得し、車載器20およびICカード30の有効性を確認することができる。本線路側制御装置G15は、無効または有効な車載器およびICカードのテーブルを記憶し、テーブルを参照することにより車載器およびICカードの有効性を確認する場合がある。
本線路側制御装置G15は、通過した車両40への課金情報を作成する。さらに、線路側制御装置G15は、車載器20との通信により、当該本線ゲートを通過している車両がICカード30に記憶している前回通過したゲートの情報を取得する。前回通過したゲートと当該本線ゲートの間に課金すべきゲートがある場合、課金すべきゲート分を合わせて課金する。
さらに、本線路側制御装置G15は、当該本線ゲートG1の識別番号、車両40の通行時間を含む本線ゲート情報、および課金情報を車載器20に送信する。本線ゲート情報および課金情報は、車載器20によりICカード30に書き込まれる。
本線路側制御装置G15は、各車両の課金情報を中央処理装置10へ送信する。
中央処理装置10で契約者名と課金料を含む課金データが作成され、銀行などへ引き落とし請求がされる。
【0032】
出口ゲートB1は、第1アンテナB11、第2アンテナB12、第1撮像装置B13、第2撮像装置B14、出口路側制御装置B15を具備する。
第1アンテナB11、第2アンテナB12は、出口ゲートを通過する車両40の車載器20と送受信する。第1アンテナB11、第2アンテナB12は、通信領域を限定する為に指向性アンテナが使用されることが好ましい。また、第1アンテナB11、第2アンテナB12の各々は、複数の車線を通信領域とし、各車線は複数のアンテナの重複した通信領域となることが、一方のアンテナが故障しても通信が継続できるため好ましい。さらに、第1アンテナB11、第2アンテナB12は、別々の周波数を使用する周波数分割通信方式で通信することが、高速の車両と通信する場合に通信時間が短くなるために好ましい。
第1アンテナB11、第2アンテナB12は、出口路側制御装置B15と接続され、車両40との通信内容を出口路側制御装置B15と送受する。
【0033】
第1撮像装置B13、第2撮像装置B14は、CCDカメラ等に代表され、出口ゲートを通過する車両を特定する為の画像を撮影する。第1撮像装置B13、第2撮像装置B14は出口路側制御装置B15と接続され、撮影した画像を出口路側制御装置B15へ送信する。
【0034】
出口路側制御装置B15は、CPUなどの演算器とハードディスクなどの記憶器を具備する。出口路側制御装置B15は、第1アンテナB11、第2アンテナB12を介して車両40の車載器20と通信し、車載器ID、車載器20で使用されているICカード30のICカードIDを含む車両情報を取得し、車載器20およびICカード30の有効性を確認することができる。出口路側制御装置B15は、無効または有効な車載器およびICカードのテーブルを記憶し、テーブルを参照することにより有効性を確認する場合がある。
出口路側制御装置B15は、車載器20との通信により、当該出口ゲートを通過している車両がICカード30に記憶している前回通過したゲートの情報を取得する。前回通過したゲートと当該出口ゲートの間に課金すべきゲートがある場合、課金すべきゲート分を課金する。
さらに、出口路側制御装置B15は、当該出口ゲートB1の識別番号、車両40の通行時間を含む出口ゲート情報、および課金情報を車載器20に送信する。出口ゲート情報および課金情報は、車載器20によりICカード30に書き込まれる。
出口路側制御装置B15は、各車両の課金情報を中央処理装置10へ送信する。中央処理装置10で契約者名と課金料を含む課金データが作成され、課金データを基に銀行などへ引き落とし請求がされる。
【0035】
さらに、出口路側制御装置B15は、画像処理を行う車番認識部を具備し、第1撮像装置B13、第2撮像装置B14から受信した画像を処理して車両を認識し、車両のナンバープレートから車番を認識することができる。
出口路側制御装置G15は、車載器20もしくはICカード30が無効なものや、通信ができない車両40の車番を含む情報を、中央処理装置10へ送信する。
【0036】
中央処理装置10は、各ゲートからICカードIDと課金料を含む課金情報を受信して、契約者名と課金料を含む課金データを作成し、銀行などへ引き落とし請求を行う。
さらに、中央処理装置10は、車載器20もしくはICカード30が無効なものや、通信ができない車両40の車番を含む情報を受信し、当該車番の車両の通過した入口、出口を特定して課金料を算出する。車番から当該車両の使用者が特定され、住所等がわかれば、課金されなかった通行料金を郵便等で請求することができる。さらに、明らかに不正を行って通行料が課金されないようにしている車両には、罰金を含めて通行料を請求することができる。
【0037】
図3を参照して、入口ゲートA1の入口路側制御装置A13の通信動作が示される。
入口路側制御装置A13は、車両40が所定の通信領域に進入した場合、車載器20と通信を開始する(SA1)。車両は、車両検知機などで検知される場合、画像から検知される場合、もしくは、常時アンテナA11から送信開始の信号を発信して受信した車載器からの返信を受信した場合に、通信が開始される場合がある。
入口路側制御装置A13との通信が開始されると車載器20は、その時差し込まれているICカードが記憶しているICカード情報から、ICカードIDを読み込む(SB1)。車載器20は、ICカードIDと当該車載器の車載器IDを、入口路側制御装置A13へ送付する(SB2)。
入口路側制御装置A13は、ICカードIDと車載器IDを受信し、ICカードと車載器の有効性を確認する(SA2)。有効性の確認は、無効もしくは有効なICカードIDまたは車載器IDを含むリストと、受信したICカードIDまたは車載器IDを比較することにより行うことができる。
ICカードと車載器の有効性が確認できた場合、入口路側制御装置A13は、入口ゲート情報を車載器20へ送信する(SA3)。入口ゲート情報は、当該入口ゲートのIDを含む。入口ゲート情報は入口ゲート通行時間を含む場合がある。
車載器20は、入口ゲート情報を受信し、ICカード30に入口ゲート情報を書き込む(SB3)。
通信開始時に、通信ができなかった場合(SA4)、通信が途中で失敗した場合、および、ICカードIDと車載器IDのいずれかが有効でなかった場合などを含む通信が失敗した場合に、入口路側制御装置A13は、撮像装置A12が撮影した画像P1を処理して、車番を取得する(SA5)。入口路側制御装置A13は、取得した車番の中から通信が成功した車番を排除して、残った車番を、通信が失敗した車両の車番と判断することもできる。
入口路側制御装置A13は、通信が失敗した車番を含む情報を、中央処理装置10へ送付する(SA6)。
【0038】
図4を参照して、本線ゲートG1の本線路側制御装置G15の通信動作が示される。
本線路側制御装置G15は、車両40が所定の通信領域に進入した場合、車載器20と通信を開始する(SC1)。車両は、車両検知機などで検知される場合、画像から検知される場合、もしくは、常時アンテナG11、G12から送信開始の信号を発信して受信した車載器からの返信を受信した場合に、通信が開始される場合がある。
本線路側制御装置G15との通信が開始されると車載器20は、その時差し込まれているICカードが記憶しているICカード情報から、前回の通過したゲートで記憶された前回ゲート情報I1を読み出す(SD1)。前回ゲート情報I1は、前回通過したゲートのIDを含む。前回ゲート情報I1は、前回通過したゲートの通行日時、前回ゲートでの課金情報を含む場合もある。
車載器20は、前回ゲート情報I1を、本線路側制御装置G15へ送付する(SD2)。
本線路側制御装置G15は、前回ゲート情報I1を受信し、前回ゲート情報が本来通過すべき上流のゲートであるか確認する(SC2)。
具体的には、図1において本線ゲートG4を通過しているときは、本来本線ゲートG3のゲート情報が記憶されていなければならないが、入口ゲートA2の情報や本線ゲートG2の情報が記録されていた場合、本線ゲートG4の課金の通信が失敗したと判断される。また、本線ゲートG4を通過しているときに、出口ゲートの情報が受信されれば、入口ゲートA2で通信が失敗したと判断される。
通信の成功、不成功の判断には、前回通過したゲートの通行日時が考慮されることが好ましい。
本線路側制御装置G15は、前回ゲート情報が正しいゲートのとき、当該ゲート分の課金情報を作成する(SC4)。本線路側制御装置G15は、前回ゲート情報が直近上流のゲートでない場合、記憶されているゲートと当該ゲートの間に通過すべきゲートの通行料と、当該ゲートの通行料を合わせて課金情報を作成する(SC3)。
【0039】
本線路側制御装置G15は、課金情報と当該本線ゲートのゲート情報を車載器20に送付する。
車載器20は、受信した課金情報とゲート情報を、ICカードに書き込む(SD3)。
さらに、本線路側制御装置G15は、課金情報を中央処理装置10に送付する(SC6)。
【0040】
図5を参照して、出口ゲートB1の出口路側制御装置B15の通信動作が示される。
出口路側制御装置B15は、車両40が所定の通信領域に進入した場合、車載器20と通信を開始する(SE1)。車両は、車両検知機などで検知される場合、画像から検知される場合、もしくは常時アンテナB11、B12から送信開始の信号を発信して受信した車載器からの返信を受信した場合に、通信が開始される場合がある。
出口路側制御装置B15との通信が開始されると車載器20は、その時差し込まれているICカードが記憶しているICカード情報から、前回の通過したゲートで記憶された前回ゲート情報I1を読み出す(Sf1)。前回ゲート情報h1は、前回通過したゲートのIDを含む。前回ゲート情報h1は、前回通過したゲートの通行日時、前回ゲートでの課金情報を含む場合もある。
車載器20は、前回ゲート情報h1を、出口路側制御装置B15へ送付する(Sf2)。
出口路側制御装置B15は、前回ゲート情報h1を受信し、前回のゲートが本来通過すべき上流のゲートであるか確認する(SE2)。具体的には、図1において出口ゲートB1を通過しているときは、本来本線ゲートG4のゲート情報が記憶されていなければならないが、本線ゲートG3の情報が記録されていた場合、本線ゲートG4の課金の通信が失敗したと判断される。通信の成功、不成功の判断には、前回通過したゲートの通行日時が考慮されることが好ましい。
出口路側制御装置B15は、前回ゲート情報が正しいゲートのとき、出口で課金しなければ課金情報を作成しない(SE4)。出口で課金する場合は、当該出口の課金情報を作成する。
出口路側制御装置B15は、前回ゲート情報が直近上流のゲートでない場合、記憶されているゲートと当該出口ゲートの間に通過するはずのゲートの通行料を含む課金情報を作成する(SE3)。
【0041】
出口路側制御装置B15は、課金情報と当該出口ゲートのゲート情報を車載器20に送付する。
車載器20は、受信した課金情報とゲート情報を、ICカードに書き込む(Sf3)。
さらに、出口路側制御装置B15は、課金情報を中央処理装置10に送付する(SE6)。
【0042】
通信開始時に、通信ができなかった場合(SE7)、通信が途中で失敗した場合などを含む通信が失敗した場合に、出口路側制御装置B15は、撮像装置B13,B14が撮影した画像P2を処理して、車番を取得する(SE8)。出口路側制御装置B15は、取得した車番の中から通信が成功した車番を排除して、残った車番を、通信が失敗した車両の車番と判断することもできる。
出口路側制御装置B15は、通信が失敗した車番を含む情報を、中央処理装置10へ送付する(SE9)。
【0043】
次に、課金が失敗した車両の処理が説明される。
図6は、通信不成功車両の処理に関する中央処理装置10と入口路側制御装置A13と出口路側制御装置B15の関係が示される。図6では、一部の構成が省略されている。
入口路側制御装置A13は、車番認識部A131で撮像装置A11で撮影した画像から車番を認識する。車番認識方法は好適な公知技術を使用することができる。
入口路側制御装置A13は、車番を認識した車両の内、通信が成功した車両を除いた残りを通信不成功車両と判断する。通信が成功した車両の車番は通信で入手される場合、車載器IDと車番を関連付けるテーブルを保持し車載器IDから検索できる場合がある。
通信不成功車両の車番は、中央処理装置10に送付される。
出口路側制御装置B15でも、同様の処理が行われる。
【0044】
中央処理装置10は、制御装置11と登録者データベースd1、通信不成功車両データベースd2を具備する。登録者データベースd1は、車番とその車番の車両の所有者、所有者の住所などの連絡先を含む。通信不成功車両データベースd2は通信に失敗した車両の車番、車両の所有者、所有者の住所などの連絡先、課金料が記憶される。
中央処理装置10は、各入口ゲート、各出口ゲートから、通信不成功車両の車番を受信し、制御装置11で、入口から受信した車番と出口から受信した車番を比較し、通信不成功車両がどの区間を走行したか特定することができる。
さらに、制御装置11は、特定された区間から課金金額を算定する。
制御装置11は、車番から、登録者データベースd1を検索して車両の所有者、所有者の住所などの連絡先を入手する。
制御装置11は、通信が失敗した車両の所有者、所有者の住所、課金金額を通信不成功車両データベースd2に記憶する。
通信不成功車両データベースd2は、別途通行料金を請求するための課金請求書の作成に使用される。
なお、不正が明らかな場合や、通信不成功の回数が多い車両の所有者には追加料金や罰金を請求することもできる。
【0045】
なお、制御装置11は、各ゲートでの課金データを各本線ゲートから受信するように構成されているので、入口ゲートまたは出口ゲートで通信が失敗しても、その間のゲートから課金情報を受信していれば、通信不成功車両データベースd2に記憶しないように処理することもできる。また、課金していないゲート分のみの課金データを作成することもできる。
【0046】
なお、上記では本線ゲートには撮像装置が設置されていないが、撮像装置を設置して画像を撮影する様に構成することもできる。
また、上記では入口ゲートおよび出口ゲートでは当該ゲートの通行料金の課金を行っていないが、入口ゲートおよび出口ゲートで通過による課金を行う様に構成することもできる。
【0047】
上記の様に有料道路1を複数の区間に分割し、区間毎にゲートを設けて通行料の自動課金を行い、さらに、課金時に前回のゲートの課金を確認し、課金すべきゲートで課金に失敗していれば合わせて課金を行う様に通行料金収受システムを構成することで、課金の信頼性を高めることができる。
さらに、通信できない車両は車番で認識することにより課金される。また、車番認識することにより、不正な車両の進入を記録することができる。
【0048】
上記の通行料金収受システムでは、ゲートが車両通行の障害にならないように設置されるため、ゲートが交通渋滞の起点になるのを防ぐことができる。
また、通過した区間数により料金が変わるので、入口型課金有料道路の様に進入により一定金額が課金されるより、より公平に課金することができる。
【0049】
有料道路に通行料金収受システムを設置し、全ての車両が車載器を搭載することにより、有料道路の料金収受を無人化することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明の通行料金収受システムは、有料道路を区間毎に分割し走行区間毎に課金し、さらに前回の走行ゲートを確認することにより信頼性の高い課金を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、通行料金収受システムの概要と、通行料金収受システムが設置されている有料道路の概要を示す。
【図2】図2は入口ゲート、本線ゲート、出口ゲートの構成の概要を示す。
【図3】図3は入口ゲートにおけるの通信動作を示す。
【図4】図4は本線ゲートにおけるの通信動作を示す。
【図5】図5は出口ゲートにおけるの通信動作を示す。
【図6】図6は、通信失敗車両の処理に関する中央処理装置と入口路側制御装置と出口路側制御装置の関係を示す。
【符号の説明】
1 有料道路
2 第1車路
3 第2車路
10 中央制御装置
20 車載器
30 ICカード
40 車両
A1、A2、 入口ゲート
A11 アンテナ
A12 撮像装置
A13 入口路側制御装置
A14 ガントリ
B1、B2 出口ゲート
B11 第1アンテナ
B12 第2アンテナ
B13 第1撮像装置
B14 第2撮像装置
B15 出口路側制御装置
B16 ガントリ
G1〜G7 本線ゲート
G11 第1アンテナ
G12 第2アンテナ
G13、G14 アンテナ
G15 本線路側制御装置
G16 ガントリ
d1 登録車データベース
d2 通信不成功者流尾データベース

Claims (8)

  1. 道路の所定の区間毎に設置される複数のゲートシステムと、
    中央処理装置と、を具備し、
    各々の前記ゲートシステムは、アンテナ、路側制御装置を具備し、
    前記アンテナは、前記ゲートシステムを通過する車両と通信し、
    前記路側制御装置は、前記ゲートシステムを通過することにより課金される通行料を含む課金情報を作成し、前記課金情報を前記中央処理装置に送信する、
    通行料金収受システム。
  2. 道路の所定の区間毎に設置される複数のゲートシステムと、
    中央処理装置と、を具備し、
    各々の前記ゲートシステムは、アンテナ、路側制御装置を具備し、
    前記アンテナは、所定の領域を通過する車両に搭載されている車載器と通信し、
    前記路側制御装置は、
    前記車載器に取り付けられたICカードの登録人に請求される当該ゲートシステムの通行料金を含む課金情報を作成して前記中央処理装置へ送信し、
    前記ICカードに記憶されている前回通過したゲートシステムの情報を取得して、記憶されている前記前回通過したゲートシステムと通過している当該ゲートシステムの間に課金すべきゲートシステムがある場合に、前記課金すべきゲートシステム分の課金情報を作成して前記中央処理装置へ送信し、
    さらに、前記ICカードに当該ゲートシステムの情報を書き込むように送信を行う、
    通行料金収受システム。
  3. 前記ゲートシステムの情報は、ゲートシステム識別番号、通過した時間を含む、
    請求項2に記載された通行料金収受システム。
  4. さらに、各々の前記ゲートシステムは、
    撮像装置を具備し、
    前記撮像装置は、前記ゲートシステムを通過している車両の内、通信できない車両、もしくは課金できない車両を含む課金不成功車両の画像を撮影して、前記路側制御装置へ送信し、
    前記路側制御装置は、前記画像を処理して前記課金不成功車両の車番を認識し、前記車番を含む課金不成功車両情報を、前記中央処理装置へ送信し、
    前記中央処理装置は、前記課金不成功車両情報を記憶する、
    請求項1〜3のいずれかに記載された通行料金収受システム。
  5. 特定の道路に進入する入口に設置される入口ゲートシステムと、
    前記特定の道路に設置される本線ゲートシステムと、
    前記特定の道路から出る出口に設置される出口ゲートシステムと、
    中央処理装置と、
    を具備し、
    前記入口ゲートシステムは、通過する車両の車載器に挿入されたICカードに前記入口ゲートシステムの識別番号を含む入口ゲート情報を記憶する様に通信し、
    前記本線ゲートシステムは、通過する車両の車載器に挿入されたICカードから、前記ICカードの識別番号を含む情報を受信して、通過する車両の通行料金と前記ICカードの識別番号を含む課金情報を作成して前記中央処理装置に送信し、前記ICカードに前記本線ゲートシステムの識別番号を含む本線ゲート情報を記憶する様に通信し、
    前記出口ゲートシステムは、通過する車両の車載器に挿入されたICカードに記録されているゲートシステムの識別番号と当該出口ゲートシステムの間に本来通るべき前記本線ゲートシステムがあり、前記本来通るべき前記本線ゲートシステムの記録がない場合は、前記本来通るべき前記本線ゲートシステムでの課金情報を作成して前記中央処理装置に送信する、
    通行料金収受システム。
  6. さらに、前記本線ゲートシステムは、通過する車両の車載器に挿入されたICカードに記録されているゲートシステムの識別番号と当該本線ゲートシステムの間に本来通るべき前記本線ゲートシステムがあり、前記本来通るべき前記本線ゲートシステムの記録がない場合は、前記本来通るべき前記本線ゲートシステムの通行料金を含む課金情報を作成して前記中央処理装置に送信する、
    請求項5に記載された通行料金収受システム。
  7. 前記入口ゲートシステムと前記出口ゲートシステムは撮像装置を具備し、
    前記入口ゲートシステムの前記撮像装置は、通過する車両の画像を撮影し、前記入口ゲートシステムは、通信できないもしくは課金できない車両である課金不成功車両の前記画像を処理して前記課金不成功車両の車番を認識し、前記車番を含む課金不成功車両情報を、前記中央処理装置へ送信し、
    前記出口ゲートシステムの前記撮像装置は、通過する車両の画像を撮影し、前記出口ゲートシステムは、通信できないもしくは課金できない車両である課金不成功車両の前記画像を処理して前記課金不成功車両の車番を認識し、前記車番を含む課金不成功車両情報を、前記中央処理装置へ送信し、
    前記中央処理装置は、前記入口ゲートシステムから受信した前記課金不成功車両情報と、前記出口ゲートシステムから受信した前記課金不成功車両情報を記録する、
    請求項5または6に記載された通行料金収受システム。
  8. 前記中央処理装置は、前記入口ゲートシステムから受信した前記課金不成功車両情報と、前記出口ゲートシステムから受信した前記課金不成功車両情報から、前記課金不成功車両の走行区間を算出する、
    請求項7に記載された通行料金収受システム。
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