JP3828235B2 - 料金収受システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、料金収受システムに係り、特に、有料道路の料金収受を無線通信により実現する無線式料金収受システムにおいて、車輌通行経路情報を記録することにより、不正利用対策及び経路別料金計算を可能にし得るように改良した料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の有料道路料金収受システムは、磁気処理技術を用いて磁気通行券に入口料金所データ・車種データ等の情報を記録し、出口料金所にて磁気通行券を通行券確認機(磁気リーダー)を使用して利用データを読みとり通行料金を算出・徴収するシステムである。
【0003】
このような従来の有料道路料金収受システムでは、不正利用に対して以下のような対策を行っている。
【0004】
まず、磁気通行券を車両間同士で交換することによって通行料金を減額しようとする不正利用に対しては、入口料金所通過時に撮像機で当該車両のナンバープレートを読みとり、磁気通行券に車両ナンバープレートに表示されている車両ナンバーを目視可能に印刷することによって対応している。
【0005】
すなわち、これによって、出口料金所では、収受員が通行券に印刷された当該車両のナンバーと当該車両のナンバープレートに表示されている車両ナンバーを目視で比較することによって、それらが一致しない場合に通行券の不正利用があつたと判断することができるようになる。
【0006】
なお、高速道路における車両のUターン走行も禁止されている(不正利用)が、従来の料金収受システムでは、高速道路における車両のUターン走行を判別することが不可能である。
【0007】
また、経路別料金収受に関しては、現在の高速道路で複数の移動経路が存在する場合に、高速道路本線上にチエックバリアを設けておくことによって対応している。
【0008】
すなわち、チエックバリアを通行した車両すべてが通過データを磁気記録されることになるので、出口料金所では、そのチエックバリアの情報を元に車両の通行経路判別を行うことによって経路別に料金計算及び徴収を行うことができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の料金収受システムでは、次のような問題があった。
【0010】
まず、不正利用対策において、磁気通行券を用いた従来の料金収受システムでは、出口料金所の収受員による目視によつてのみしか不正利用を判断することができない。
【0011】
この場合、不正利用が行われた場所がどこであるのかを特定し、それを確認することができない。
【0012】
また、磁気通行券の交換による不正利用を行った車両が全て収受員の目視によって発見されなければならないので、磁気通行券を交換した車両同士を特定することが困難である。
【0013】
また、不正車両が実際に走行してきた経路を確認することができないので、実走行距離に応じた料金収受が不可能である。
【0014】
そして、経路別料金収受において、磁気通行券を用いた従来の料金収受システムでは、出口料金所の料金精算の際に料金と経路とを同時に確認することができないので、利用者は、経路別の料金を確認することしかできず、それに対する経路を瞬時に確認することができない。
【0015】
しかるに、近年、有料道路等の料金収受を無線通信により実現する無線式料金収受システムが提案され始めている。
【0016】
この無線式料金収受システムでは、有料道路の入口料金所及び出口料金所の各レーンに無線式料金収受装置を設置し、有料道路を利用する車両にはクレジットカード等の無線カードが挿入される車載機なるものを搭載して、これら無線式料金収受装置と車載機(ETC:無線カード,オンボードユニット)との間の無線通信により料金収受が実現されるものである。
【0017】
この発明の目的は、上記したような事情を鑑みてなされたものであって、特に、有料道路の料金収受を無線通信により実現する無線式料金収受システムにおいて、車輌通行経路情報を記録することにより、不正利用対策及び経路別料金計算を可能にし得るように改良した料金収受システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明の料金収受システムは、有料道路を通過する車両に搭載され、ICカードが挿入される無線式の料金収受機用の車載機と、有料道路の入口、本線上、出口にそれぞれ設けられ、上記車載機との通信により処理を行う第1乃至第3の車載機処理機とからなる料金収受システムにおいて、上記第1の車載機処理機は、有料道路への入場時に、通過車両の車載機に対して入口情報と時刻とを送信する第1の送信手段を有し、上記第2の車載機処理機は、有料道路の本線通過時に、通過車両の車載機に対して通過地点情報と時刻とを送信する第2の送信手段を有し、上記第3の車載機処理機は、上記車載機から供給される入場時の入口情報と時刻と、少なくとも1つの本線通過時の通過地点情報と時刻と、この第3の車載機処理機の出口情報と現在時刻とにより、上記車載機の交換と交換位置あるいはUターン走行とUターン位置を判定する判定手段と、この判定結果に基づいて利用料金を課金する課金手段とを有し、上記車載機は、有料道路への入場時に、上記第1の車載機処理機から供給される入口情報と時刻とを記憶し、本線上の通過時に、上記第2の車載機処理機から供給される通過地点情報と時刻とを記憶する記憶手段と、有料道路からの出場時に、上記第3の車載機処理機に対して上記記憶手段により記憶されている入場時の入口情報と時刻と、少なくとも1つの本線通過時の通過地点情報と時刻とを送信する第3の送信手段とを有するものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0030】
図1は、この発明の一実施の形態に係る無線式料金収受システム(以下、ETCシステムと記す)を含む有料道路料金収受システムにおける無線媒体としてのICカード101aが挿入される車載機101の概略構成を示す図である。
【0031】
すなわち、この実施の形態においては、ETCシステムで、且つ車両100本体に車載機(1ピース、2ピース問わず)101が搭載されている場合について述べる。
【0032】
この車載機101は、車両100本体に完全固定されるものであり、車種情報・ナンバー・所有者等の車両固有の情報を予め記録したものである。
【0033】
なお、一般ドライバーによる車載機101の取り付け取り外し等の作業は、規約により禁止されている。
【0034】
また、車載機101に記録される情報は、車両100本体への車載機101の取り付け時に、特定の業者のみで設定・記録できるものであり、一般のドライバーによる設定情報の変更は不可能である。
【0035】
図2は、この発明の一実施の形態に係るETCシステムにおけるアンテナ設置例を説明するため図である。
【0036】
高速道路の本線200上には、チェックバリアやジャンクシヨン等の各路線を特定することができる地点や、不正利用(車載機の交換)が行われそうな地点 (サービスエリア・バーキングエリア等)の前後にETCシステムとしてのETC路側アンテナ102が設置される。
【0037】
このETC路側アンテナ102は、高速道路の本線200の1通行帯に1つずつ設けられ、通過地点・通過時刻情報等(通過情報は、上り路線と下り路線とを区別するデータとする)のみを車載機101に記録することができる簡易的アンテナとされている。
【0038】
図3は、この発明の一実施の形態に係るETCシステムにおける通信模式図 (図3a)・ブロック図(図3b)である。
【0039】
すなわち、図3aに示すように、車載機101を搭載した車両100が高速道路の本線200上に設置されたETC路側アンテナ102の下を通過すると、アンテナ通過地点情報とその通過時刻とがETC路側アンテナ102と車載機101との無線通信によって車載機101本体に記録される。
【0040】
ここで、ETC路側アンテナ102側は、図3bに示すように、それぞれCPU102aに接続されている路側アンテナ102bと、車両検知センサ102cと、ROM102dと、RAM102eとを有している。
【0041】
このETC路側アンテナ102による記録処理は、高速道路の本線200上に設置される全てのETC路側アンテナ102の下を通過する毎に行われ、車載機101には入口料金所・各ETC路側アンテナ102の通過地点情報が記録されることになる。
【0042】
そして、この車載機101本体に記録される通過経路情報を利用することによって、出口料金所にて以下のようなETCシステムの不正利用対策としての処理を行うことが可能になる。
【0043】
このETCシステムの不正利用対策における不正利用とは、高速道路の料金収受が、車種区分と入口料金所から出口料金所までの距離によつて徴収されることを利用し、高速道路内の車両間同士で故意に車載機の交換を行うことによって、車種情報を入れ替えて通行料金を減額しようとするものである。
【0044】
以下にこのような不正利用の対策例を示す。
【0045】
図4は、この発明の一実施の形態に係るETCシステムにおける路線経由の一例を示す図である。
【0046】
すなわち、図4に示すように、ある車両100が正常な経路で高速道路を下り走行したとすると、入口料金所Aを通過した後、B2、C2、D2、D4地点の順を経て出口料金所Dを迎えるとき、車載機101の通過地点デー夕にはA,B2,C2,D2,D4の順に記録されることになる。
【0047】
この車両100が高速道路の上りを通過してきて出口料金所Bを迎えようとする別の車両とX地点(サービスエリア等)で互いの車載機101を交換したとすると、この別の車両の車載機101の通過地点データにはA,B2,C2,D2,D1,C1の順に記録されることになる(異常経路)。
【0048】
しかるに、この発明の一実施の形態に係るETCシステムでは、以上のようにして不正に交換した車載機を搭載した車両が出口料金所を通過する際に、以下に示すような出口料金所のETCアンテナによってその車載機101に記録されている通過情報を読みとり、その情報を元に不正の有無を判定する。
【0049】
図5は、この発明の一実施の形態に係るETCシステムにおける出口料金所ブロック図である。
【0050】
すなわち、図5に示すように、出口料金所の車線制御装置301には、ETCアンテナ300に接続されたETCアンテナ制御装置302と、経路情報表示板303と、経路情報プリンタ304と、データ処理装置305及び記録装置306とが接続されている。
【0051】
ここで、経路情報表示板303は、図6に示すような表示を行うようになされている。
【0052】
図7は、この発明の一実施の形態に係るETCシステムにおける出口料金所での不正利用判定フローチヤートである。
【0053】
すなわち、図7に示すように、出口料金所のETCアンテナ300によって車載機101に記録されているデータを読み取る(ステップS1)。
【0054】
その読み取られたデータに基づいて当該車両100の車載機101に記録されている通過情報すなわち入口料金所から出口料金所間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データとが混在しているか否かを判定する(ステップS2)。
【0055】
この判定により、当該車両100の車載機101に記録されている通過情報すなわち入口料金所から出口料金所間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データとが混在している場合には、その上りと下りのデータの変化がサービスエリア(SA)またはパーキングエリア(PA)等を境に入れ替わった(上りと下りのデータ)いるか、あるいはそれ以外の地点で入れ替わった(上りと下りのデータ)いるかを判定する(ステップS3)。
【0056】
この判定により、そのデータがサービスエリア(SA)またはパーキングエリア(PA)等を境に入れ替わった(上りと下りのデータ)いるときには、車載機101の交換があつたと判定して当該車両100の車載機101に記録されている通過情報に基づいて正規の料金を課金する(ステップS4)。
【0057】
例えば、車載機情報が図4に示した路線経由図の波線による経路としてのA,B2,C2,D2,D1,C1,Bである場合には、A(入口),B2(下り),C2(下り),D2(下り),(SA),D1(上り),C1(上り),B(出口)間の距離に応じた正規の料金を課金する。
【0058】
すなわち、上り車線を走行してきた当該車両100のドライバーは、入口料金所Aから出口料金所B間のB2(下り)のみに利用料金の減額を図る目的で、車載機101の交換したものである。
【0059】
それにもかかわらず、当該車両100のドライバーには、自分が利用したD1(上り),C1(上り)の利用料金に加えて車載機101の交換した相手側車両100が利用したB2(下り),C2(下り),D2(下り)の利用料金を課金されることになるのである。
【0060】
一方、車載機101の交換した相手側車両100が出口料金所Fから出ようとした場合には、すなわち下り車線を走行してきた相手側車両100のに車載機101には、入口料金所Dから出口料金所F間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データとが混在しており、且つ、そのデータがサービスエリア(SA)を境に入れ替わった(上りと下りのデータ)いるD3(上り), (SA),D4(下り),F1(下り)なるデータが存在している。
【0061】
そこで、その下り車線を走行してきたドライバーには、車載機101の交換があつたと判定するにもかかわらず、当該車両100の車載機101に記録されている通過情報に基づいて正規の料金が課金されることになる。
【0062】
すなわち、この車載機101を交換した相手側車両100のドライバーには、入口料金所Dから出口料金所F間のD3(上り),D4(下り),F1(下り)のみに利用料金の減額を図る目的で、車載機101の交換したものであるにもかかわらず、減額された利用料金が課金される。
【0063】
しかるに、この利用料金の減額分については、前述したように車載機101を交換した一方の車両100のドライバーに課金されているので、全体としては問題とならない。
【0064】
また、図7に示したステップS3において、その上りと下りのデータの変化がサービスエリア(SA)またはパーキングエリア(PA)等以外の地点で入れ替わった(上りと下りのデータ)いると判定されたときには、Uターン走行があつたと判定して当該車両100の車載機101に記録されている通過情報に基づいてUターン走行における正規の料金を課金する(ステップS5)。
【0065】
すなわち、入口料金所から出口料金所間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データが混在し、そのデータがSA・PA等以外を境に入れ替わった(上りと下りのデー夕)ときにUターン走行があつたと判定する。
【0066】
例えば、車載機情報が図4に示した路線経由図の太線による経路としての、A,B2,C2,C1,Bである場合には、A(入口),B2(下り),C2(下り),C1(上り),B(出口)間の距離に応じた正規の料金を課金する。
【0067】
以上のようにして、この発明の有料道路料金収受システムによれば、出口料金所にて不正と判断された車両には、入口料金所から出口料金所までの経路記録を利用して以下のような対応が可能となる。
【0068】
(1)不正利用者に対し一律の課金を行うことができる。
【0069】
(2)違反走行分も含めた実走行距離分の通行料金が徴収のための課金を行うことができる。
【0070】
(3)不正が行われた場所を特定することができるので、後方処理にて車載機の交換相手を判断することができる。
【0071】
(4)図5及び図6に示したように、出口料金所に設置される経路情報表示板303と、経路情報プリンタ304により、車両が通過してきた経路(違反走行を含む)を表示すると共に、それをプリントアウトすることができる。
【0072】
また、図7に示したステップS2において、経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データとが混在していない場合には、経路別料金計算を行う(ステップS6)。
【0073】
この経路別料金計算は、将来的に有料道路において目的地に到達できる経路が複数存在する場合や環状になった場合についての対応策である。
【0074】
すなわち、図5に示したように、例えば、出口料金所のデータ処理装置305内の記録装置306等に経路別の料金表を予め記録しておく。
【0075】
そして、車載機に記録される通過経路データと記録装置306のデータとを比較し、その結果を、図6に示したように、通行料金と共に経路情報表示板303と、経路情報プリンタ304により、車両が通過してきた経路(違反走行を含む)を表示すると共に、それをプリントアウトする。
【0076】
なお、図7に示したように、ステップS4,S5およびS6以降は、いずれの場合にも同様に処理されることになる。
【0077】
すなわち、ステップS4,S5およびS6以降は、ステップS7でETCシステムとしての料金精算がなされると共に、ステップS8で上述したような経路情報表示板303と、経路情報プリンタ304により、車両が通過してきた経路 (違反走行を含む)と、その通行料金を表示すると共に、それをプリントアウトする処理がなされる。
【0078】
これにより、利用者は、通行料金を徴収された経路とそれに対する金額を瞬時に確認することができるようになる。
【0079】
以上のようにして、この発明の有料道路料金収受システムによれば、車載機に記録されている経路情報を用いて、不正利用を判断するもので、
(1)入口料金所から出口料金所間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データが混在し、そのデータがSA,PA等を境に入れ替わって(上りと下りのデータ)いるときには、車載機の交換があったと判断する。
【0080】
(2)入口料金所から出口料金所間の経路情報の中に上り車線の通過データと下り車線の通過データが混在し、そのデータがSA,PA等以外を境に入れ替わって(上りと下りのデータ)いるときには、Uターン走行があったと判断するようにしている。
【0081】
これによって、この発明の有料道路料金収受システムによれば、従来収受員の目視によってのみ行われていたものが、システムとして自動的に対応することができる。
【0082】
また、この発明の有料道路料金収受システムによれば、不正利用者に対し一律の課金を行うことができるようになる。
【0083】
また、この発明の有料道路料金収受システムによれば、違反走行分も含めた実走行距離分の通行料金が徴収のための課金を行うことができるようになる。
【0084】
また、この発明の有料道路料金収受システムによれば、不正が行われた場所を特定することができるようになるので、後方処理にて車載機の交換相手を特定することができるようになり、必要な処置を取ることができる。
【0085】
さらに、この発明の有料道路料金収受システムによれば、車載機に記録されている入口料金所から出口料金所間の経路情報を利用し、経路情報表示板に、通行料金・車種・経路を同時に表示する。
【0086】
これによって、この発明の有料道路料金収受システムによれば、利用者は、通行料金を徴収された経路とそれに対する金額を瞬時に確認することができる。
【0087】
また、この発明の有料道路料金収受システムによれば、利用者が不正に利用した場合にも経路(不正経路)を表示することができる。
【0088】
【発明の効果】
したがって、以上詳述したように、この発明によれば、有料道路の料金収受を無線通信により実現する無線式料金収受システムにおいて、車輌通行経路情報を記録することにより、不正利用対策及び経路別料金計算を可能にし得るように改良した料金収受システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおける車載機の概略構成を説明するため図である。
【図2】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおけるアンテナ設置例を説明するため図である。
【図3】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおけるにおける通信模式図(図3a)・ブロック図(図3b)である。
【図4】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおける路線経由の一例を示す図である。
【図5】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおける出口料金所ブロック図である。
【図6】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおける出口料金所に設置される経路情報表示板での表示例を示す図である。
【図7】この発明の一実施の形態に係る有料道路料金収受システムにおける出口料金所での不正利用判定フローチヤートである。
【符号の説明】
100…車両、
101…車載機。
200…高速道路の本線200、
102…ETC路側アンテナ、
102a…CPU、
102b…路側アンテナ、
102c…車両検知センサ、
102d…ROM、
102e…RAM、
301…出口料金所の車線制御装置、
300…ETCアンテナ、
302…ETCアンテナ制御装置、
303…経路情報表示板、
304…経路情報プリンタ、
305…データ処理装置、
305…出口料金所のデータ処理装置。

Claims (2)

  1. 有料道路を通過する車両に搭載され、ICカードが挿入される無線式の料金収受機用の車載機と、有料道路の入口、本線上、出口にそれぞれ設けられ、上記車載機との通信により処理を行う第1乃至第3の車載機処理機とからなる料金収受システムにおいて、
    上記第1の車載機処理機は、
    有料道路への入場時に、通過車両の車載機に対して入口情報と時刻とを送信する第1の送信手段を有し、
    上記第2の車載機処理機は、
    有料道路の本線通過時に、通過車両の車載機に対して通過地点情報と時刻とを送信する第2の送信手段を有し、
    上記第3の車載機処理機は、
    上記車載機から供給される入場時の入口情報と時刻と、少なくとも1つの本線通過時の通過地点情報と時刻と、この第3の車載機処理機の出口情報と現在時刻とにより、上記車載機の交換と交換位置あるいはUターン走行とUターン位置を判定する判定手段と、この判定結果に基づいて利用料金を課金する課金手段とを有し、
    上記車載機は、
    有料道路への入場時に、上記第1の車載機処理機から供給される入口情報と時刻とを記憶し、本線上の通過時に、上記第2の車載機処理機から供給される通過地点情報と時刻とを記憶する記憶手段と、有料道路からの出場時に、上記第3の車載機処理機に対して上記記憶手段により記憶されている入場時の入口情報と時刻と、少なくとも1つの本線通過時の通過地点情報と時刻とを送信する第3の送信手段とを有する、
    ことを特徴とする料金収受システム。
  2. 上記第3の車載機処理機は、
    上記判定手段の判定結果に基づいて、上記車載機の交換に基づく利用経路、あるいはUターン走行による利用経路を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の料金収受システム。
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