JP2004137817A - 作業機械における流体圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業内容に応じて複数のパイロット操作を不可能とすることが1つの切換弁によってできるようにし、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる作業機械における流体圧回路を提供する。
【解決手段】パイロットポンプ74からバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73に導いた共通のパイロット1次圧通路76中にロック用の電磁式切換弁83を設ける。この電磁式切換弁83を、掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時にモード切換スイッチ87により切換操作して、パイロット1次圧通路76中からパイロット1次圧を抜く。これにより、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73から出力してコントロール弁63の対応するスプール66,67をそれぞれパイロット操作するパイロット2次圧の発生を防止する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バケットリンケージに荷物を吊下げてショベルクレーン作業が可能な作業機械における流体圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧ショベルは、本来の掘削作業に用いられるだけでなく、バケットなどに荷物を吊下げてクレーン作業ができるようにしたショベルクレーンとする場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図2は、ブームスイング式の油圧ショベルを用いてショベルクレーンを構成した例であり、このショベルクレーンの機体1は、履帯を装着した下部走行体2に対し旋回軸受部3を介し上部旋回体4が旋回可能に設けられたものであり、この機体1の上部旋回体4上にキャブ5および動力装置6とともに、掘削作業用およびショベルクレーン作業用の作業装置7が設けられている。
【0004】
この作業装置7の基端部では、図3に示されるように上部旋回体4から突出された凸部11に垂直支軸12によりスイングブラケット13が左右方向へ揺動自在に軸支され、このスイングブラケット13の一側面に突出されたサイドプレート14に上部旋回体4内から突出されたスイングシリンダ15のピストンロッド16の先端が軸17により連結されている。
【0005】
図2に示されるように、スイングブラケット13に対しブーム21が上下方向回動可能に設けられ、このブーム21を回動するブームシリンダ22がスイングブラケット13とブーム21との間に設けられ、このブーム21の先端に対しアーム23が内外方向回動可能に設けられ、このアーム23を回動するアームシリンダ24がブーム21の背面とアーム23の基端との間に設けられ、このアーム23の先端に対しバケット25が回動可能に設けられ、このバケット25をバケットリンケージ26を介し回動するバケットシリンダ27がアーム23の背面とバケットリンケージ26との間に設けられている。
【0006】
バケット25とバケットリンケージ26との接続部分には、荷物吊下げ用のフック28が設けられ、このフック28にワイヤ29などを介して荷物Wが吊下げられている。
【0007】
そして、作業装置7は、スイングシリンダ15のピストンロッド16を伸縮操作することにより、垂直支軸12を支点に左右方向にブームスイング動作する。ブーム21は、ブームシリンダ22の伸長によりブーム上げ動作し、ブームシリンダ22の収縮によりブーム下げ動作する。アーム23は、アームシリンダ24の伸長によりアームイン動作し、アームシリンダ24の収縮によりアームアウト動作する。バケット25は、バケットシリンダ27の伸長により巻込方向にチルト動作し、バケットシリンダ27の収縮により開放方向にラックバック動作する。
【0008】
ショベルクレーン作業時は、ブーム21をブームシリンダ22により上下方向に回動することにより、アーム23をアームシリンダ24により内外方向に回動することにより、上部旋回体4を旋回モータ(図示せず)により旋回させることにより、荷物Wを上下方向あるいは水平方向に移動することが可能である。
【0009】
一方、ショベルクレーン作業時に、吊荷の安定を図るために、ブーム21を左右方向に揺動するブームスイング動作およびバケット25のラックバック動作を固定する必要がある。
【0010】
図4は、このショベルクレーンの油圧回路の一部を示し、前記動力装置6に内蔵されたエンジンにより駆動されるメインポンプ31から前記ブームシリンダ22、バケットシリンダ27およびスイングシリンダ15などの各油圧アクチュエータに供給される作動油を制御するパイロット操作式のコントロール弁32が設けられている。
【0011】
このコントロール弁32は、各油圧アクチュエータを制御するために各油圧アクチュエータに対応してそれぞれ設けられたスプールを内蔵している。これらのスプールの両端部には、前記キャブ5内に設けられた操作体(ジョイスティック、レバー、ペダルなど)により手動操作されるパイロット弁(いわゆるリモコン弁)からそれぞれパイロット通路を経て供給されるパイロット圧が作用される。
【0012】
例えば、一方の操作体(ジョイスティック)33には、この操作体33により手動操作されるパイロット弁装置34が設けられ、このパイロット弁装置34には、操作体33の一方向R1および反対方向R3の操作により動作されるブームシリンダ制御用のパイロット弁35と、一方向R1および反対方向R3と交差する方向での操作体33の一方向R2および反対方向R4の操作により動作されるバケットシリンダ制御用のパイロット弁36とが設けられている。
【0013】
また、他方の操作体(図示せず)には、この操作体により手動操作されるスイングシリンダ制御用のパイロット弁37が設けられている。
【0014】
前記メインポンプ31とともにエンジンにより駆動されるパイロットポンプ41からパイロット弁装置34の供給ポートPにわたって、一方のパイロット1次圧通路42が配設され、パイロット弁装置34の内部通路43を経て、ブームシリンダ制御用のパイロット弁35の供給ポートPboおよびバケットシリンダ制御用のパイロット弁36の供給ポートPbuに連通されている。
【0015】
また、パイロットポンプ41からスイングシリンダ制御用のパイロット弁37の供給ポートPbsにわたって、他方のパイロット1次圧通路44が配設され、この他方のパイロット1次圧通路44中にロック用の切換弁45が設けられている。
【0016】
この切換弁45は、掘削作業時に通電励磁されて、パイロットポンプ41からパイロット弁37への他方のパイロット1次圧通路44を連通し、また、ショベルクレーン作業時に通電停止されて、図4に示されたオフ位置に切換操作され、他方のパイロット1次圧通路44中からパイロット1次圧をタンク46に抜く電磁弁である。
【0017】
一方、ブームシリンダ制御用のパイロット弁35の出力ポートR,R、バケットシリンダ制御用のパイロット弁36の出力ポートR,R、スイングシリンダ制御用のパイロット弁37の出力ポートからコントロール弁32の各スプールの両端部にわたって、それぞれのパイロット2次圧通路51,52、パイロット2次圧通路53,54、パイロット2次圧通路55,56が設けられている。
【0018】
そのうちの、バケットシリンダ27をラックバック動作させるためのパイロット2次圧通路53中には、ロック用の切換弁57が設けられている。
【0019】
この切換弁57は、掘削作業時に通電励磁されて、バケットシリンダ制御用のパイロット弁36の出力ポートRからコントロール弁32へのラックバック動作用のパイロット2次圧通路53を連通し、また、ショベルクレーン作業時に通電停止により図4に示されたオフ位置に切換操作されて、パイロット2次圧通路53中からパイロット2次圧をタンク46に抜く電磁弁である。
【0020】
パイロット弁装置34およびパイロット弁37のそれぞれのタンクポートTは、タンク通路58によりタンク46に連通されている。
【0021】
そして、掘削作業モードからショベルクレーン作業モードへの作業モード切換にともなって、ロック用の切換弁45をオフ位置に切換えることにより、ブームスイング用のパイロット1次圧が、スイングシリンダ制御用のパイロット弁37に供給されないようにすることで、吊荷安定のため、ブーム21のブームスイング操作を不可能とするとともに、ロック用の切換弁57をオフ位置に切換えることにより、バケットシリンダ制御用のパイロット弁36から出力されるラックバック用のパイロット2次圧が、コントロール弁32に供給されないようにすることで、バケット25のラックバック操作を不可能として、バケット25を巻込姿勢に保持するようにしている。
【0022】
【特許文献1】
実公平7−38308号公報(第3−5頁、第1−6図)
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、2個の切換弁45,57によりブームスイングおよびバケットラックバックの各操作を不可能としているが、作業機械の小型化を進めてゆくと、2個の切換弁45,57を設置し配管することが困難となるほどの、スペース上の制約を受けることになる。
【0024】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業内容に応じて複数のパイロット操作を不可能とすることが1つの切換弁によってできるようにし、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる作業機械における流体圧回路を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、機体に対し掘削用の作業装置が機体に搭載されたメインポンプから供給される作動流体により作動されるスイングシリンダにより揺動可能に設けられ、作業装置の先端部に位置するバケットがメインポンプから供給される作動流体により作動されるバケットシリンダとバケットリンケージにより回動可能に設けられ、バケットリンケージに荷物を吊下げてショベルクレーン作業が可能な作業機械における流体圧回路であって、機体に搭載されたメインポンプからスイングシリンダおよびバケットシリンダに供給される作動流体を内蔵された複数の可動弁体により制御するパイロット操作式のコントロール弁と、コントロール弁をパイロット操作するパイロット流体を発生するパイロットポンプから供給されたパイロット1次圧を手動操作量に応じて減圧制御したパイロット2次圧によりコントロール弁の複数の可動弁体をそれぞれパイロット操作する複数のパイロット弁と、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側に設けられ掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に切換操作されて共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜くロック用の切換弁とを具備した作業機械における流体圧回路であり、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側にロック用の切換弁を設け、この切換弁を、掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に切換操作して、共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜くことで、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁から出力されてコントロール弁の対応する可動弁体をそれぞれパイロット操作するパイロット2次圧の発生を防止できるので、ショベルクレーン作業時に作業装置の揺動およびバケットの回動に係る各パイロット操作を不可能とすることが1つの切換弁によってでき、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる。
【0026】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の作業機械における流体圧回路の切換弁が、電磁式切換弁であり、ショベルクレーン作業時に共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜く状態に電磁式切換弁を操作するショベルクレーン作業モードと、掘削作業時にパイロットポンプからバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁にパイロット1次圧を供給する状態に電磁式切換弁を操作する掘削作業モードとを電気信号により切換えるモード切換スイッチを具備したものであり、モード切換スイッチからの電気信号に基づき電磁式切換弁を操作して、ショベルクレーン作業モードと掘削作業モードとを切換えるので、任意の場所に設置可能のモード切換スイッチにより、モード切換を容易にできるとともに、モード切換操作位置と関係なく電磁式切換弁の設置場所に自由度を持たせることができ、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる。
【0027】
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載の作業機械における流体圧回路の掘削用の作業装置が、機体に対し上下方向に回動可能のブームと、メインポンプから供給される作動流体により作動されブームを上下方向に回動するブームシリンダとを備え、ブームシリンダおよびバケットシリンダを制御するコントロール弁の対応する可動弁体をパイロット操作するブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁は、1本の操作体により操作されるパイロット弁装置に内蔵され、パイロット弁装置は、パイロットポンプからロック用の切換弁を経たパイロット1次圧をバケットシリンダ制御用のパイロット弁に供給する一方の供給ポートと、パイロットポンプからパイロット1次圧をブームシリンダ制御用のパイロット弁に直接供給する他方の供給ポートとを有するものであり、1本の操作体により操作されるパイロット弁装置にブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁が内蔵されている場合であっても、これらの各パイロット弁にパイロット1次圧を供給する供給ポートを、一方の供給ポートと他方の供給ポートとに分離して、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側にロック用の切換弁を設けるようにしたので、この切換弁により共通のパイロット1次圧側を遮断して掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換をしても、ブームシリンダ制御用のパイロット弁にはパイロット1次圧を供給して、荷物の上下動操作をすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1乃至図3に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0029】
図2および図3に示されるように、この作業機械の機体1は、履帯を装着した下部走行体2に対し旋回軸受部3を介し上部旋回体4が旋回可能に設けられたものであり、この機体1の上部旋回体4上にキャブ5および動力装置6とともに、掘削作業用およびショベルクレーン作業用の作業装置7が設けられている。
【0030】
この作業装置7の基端部では、図3に示されるように上部旋回体4から突出された凸部11に垂直支軸12によりスイングブラケット13が左右方向へ揺動自在に軸支され、このスイングブラケット13の一側面に突出されたサイドプレート14に上部旋回体4内から突出された流体圧アクチュエータとしてのスイングシリンダ15のピストンロッド16の先端が軸17により連結されている。
【0031】
図2に示されるように、スイングブラケット13に対しブーム21が機体に対し上下方向に回動可能に設けられ、このブーム21を回動する流体圧アクチュエータとしてのブームシリンダ22がスイングブラケット13とブーム21との間に設けられ、このブーム21の先端に対しアーム23が内外方向回動可能に設けられ、このアーム23を回動する流体圧アクチュエータとしてのアームシリンダ24がブーム21の背面とアーム23の基端との間に設けられ、このアーム23の先端に対しバケット25が回動可能に設けられ、このバケット25をバケットリンケージ26を介し回動する流体圧アクチュエータとしてのバケットシリンダ27がアーム23の背面とバケットリンケージ26との間に設けられている。
【0032】
バケット25とバケットリンケージ26との接続部分には、荷物吊下げ用のフック28が設けられ、このフック28にワイヤ29などを介して荷物Wが吊下げられている。
【0033】
そして、作業装置7は、スイングシリンダ15のピストンロッド16を伸縮操作することにより、垂直支軸12を支点に左右方向にブームスイング動作する。ブーム21は、ブームシリンダ22の伸長によりブーム上げ動作し、ブームシリンダ22の収縮によりブーム下げ動作する。アーム23は、アームシリンダ24の伸長によりアームイン動作し、アームシリンダ24の収縮によりアームアウト動作する。バケット25は、バケットシリンダ27の伸長により巻込方向にチルト動作し、バケットシリンダ27の収縮により開放方向にラックバック動作する。
【0034】
ショベルクレーン作業時は、ブーム21をブームシリンダ22により上下方向に回動することにより、あるいはアーム23をアームシリンダ24により内外方向に回動することにより、荷物Wを上下方向に移動し、また、上部旋回体4の旋回動作などにより、荷物Wを水平方向に移動することが可能である。
【0035】
このように、この作業機械は、走行可能の機体1に対し掘削用の作業装置7がスイングシリンダ15により揺動可能に設けられ、作業装置7の先端部に位置するバケット25がバケットシリンダ27により回動可能に設けられ、バケット25に荷物Wを吊下げてショベルクレーン作業をすることが可能となっているが、ショベルクレーン作業時には、スイングシリンダ15の伸縮によりブーム21を左右方向に揺動するブームスイング動作と、バケットシリンダ27の収縮によるバケット25のラックバック動作とを、それぞれ固定する必要がある。
【0036】
図1は、この作業機械における流体圧回路としての油圧ショベルにおける油圧回路を示し、機体1の上部旋回体4に搭載された動力装置6のエンジン(図示せず)により駆動されるメインポンプ61の吸込口はタンク62に、吐出口はパイロット操作式のコントロール弁63の供給ポート64にそれぞれ接続されている。
【0037】
このコントロール弁63は、メインポンプ61からブームシリンダ22、バケットシリンダ27およびスイングシリンダ15などを含む複数の流体圧アクチュエータに供給される作動流体としての作動油を制御するための複数の可動弁体としてのスプール65,66,67を内蔵し、これらのスプール65,66,67は、対応する複数のパイロット弁71,72,73によりパイロット操作されて、作動油を方向制御および流量制御する。
【0038】
そして、ブームシリンダ22、バケットシリンダ27およびスイングシリンダ15は、メインポンプ61から加圧供給されコントロール弁63により制御された作動油により作動される。
【0039】
パイロット弁71は、ブームシリンダ22を制御するための操作弁であり、パイロット弁72は、バケットシリンダ27を制御するための操作弁であり、パイロット弁73は、スイングシリンダ15を制御するための操作弁である。
【0040】
これらのパイロット弁71,72,73は、エンジンによりメインポンプ61とともに駆動されコントロール弁63をパイロット操作するパイロット流体としてのパイロット圧油を発生するパイロットポンプ74から、パイロット1次圧通路75を経てブームシリンダ制御用のパイロット弁71に供給されたパイロット1次圧を手動操作量に応じて減圧制御するとともに、バケットシリンダ制御用のパイロット弁72およびスイングシリンダ制御用のパイロット弁73に共通のパイロット1次圧側としてのパイロット1次圧通路76を経てこれらのパイロット弁72,73に供給されたパイロット1次圧を手動操作量に応じて減圧制御し、得られたパイロット2次圧をパイロット2次圧通路77,78、パイロット2次圧通路79,80、パイロット2次圧通路81,82によりコントロール弁63の各スプール65,66,67の両端に導き、各スプール65,66,67をこれらのパイロット2次圧によりそれぞれパイロット操作して、スプール変位方向および変位量を制御する。
【0041】
ブームシリンダ制御用のパイロット弁71は、減圧制御信号をブームシリンダ制御用のスプール65のブーム上げ側に出力する減圧弁71aと、ブーム下げ側に出力する減圧弁71bとを有し、また、バケットシリンダ制御用のパイロット弁72は、減圧制御信号をバケットシリンダ制御用のスプール66のバケットラックバック側に出力する減圧弁72aと、バケットチルト側に出力する減圧弁72bとを有し、また、スイングシリンダ制御用のパイロット弁73は、減圧制御信号をスイングシリンダ制御用のスプール67のシリンダ伸び側およびシリンダ縮み側にそれぞれ出力する減圧弁73a,73bを有している。
【0042】
パイロットポンプ74からバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73に導かれた共通のパイロット1次圧通路76中には、ロック用の切換弁としての電磁式切換弁83が設けられている。
【0043】
このロック用の電磁式切換弁83は、スプリング84およびソレノイド85を備え、スプリング84の復元力によりa位置にあるときは、パイロット1次圧通路76を連通し、また、ソレノイド85への通電による励磁力によりスプリング84に抗してb位置に切換操作されたときは、この電磁式切換弁83より下流側のパイロット1次圧通路76中からパイロット1次圧を抜く機能を有する。
【0044】
この電磁式切換弁83のソレノイド85には、コントローラ86の出力部が接続され、さらにコントローラ86の入力信号部にはモード切換スイッチ87が接続されている。
【0045】
このモード切換スイッチ87は、荷物吊下げ用のフック28によるショベルクレーン作業時のショベルクレーン作業モードと、バケット25による掘削作業時の掘削作業モードとを、電磁式切換弁83のソレノイド85に供給される電気信号により切換えるものである。電磁式切換弁83は、掘削作業モードでa位置となり、ショベルクレーン作業モードでb位置となる。
【0046】
そして、掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に、モード切換スイッチ87をショベルクレーン作業モードにすると、このモード切換スイッチ87からコントローラ86に切換信号が入力され、このコントローラ86から出力された電気信号により電磁式切換弁83のソレノイド85が励磁され、電磁式切換弁83がa位置からb位置へと切換わる。これにより、電磁式切換弁83の下流側に位置するパイロット1次圧通路76がタンク62に連通し、このパイロット1次圧通路76中からパイロット1次圧が抜かれた状態となる。
【0047】
一方、ショベルクレーン作業から掘削作業への作業切換時に、モード切換スイッチ87を掘削作業モードにすると、モード切換スイッチ87からコントローラ86に復帰信号が入力され、このコントローラ86から出力される電気信号がなくなり、スプリング84により電磁式切換弁83がb位置からa位置に復帰する。これにより、パイロットポンプ74から電磁式切換弁83を経てバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73にパイロット1次圧が供給される。
【0048】
また、ブームシリンダ22およびバケットシリンダ27を制御するコントロール弁63の対応するブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各スプール65,66をそれぞれパイロット操作するブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁71,72は、キャブ5内に設置された運転席(図示せず)の一側に配置された1本の操作体としてのジョイスティック91により手動操作されるパイロット弁装置92に内蔵されている。
【0049】
このパイロット弁装置92は、パイロットポンプ74からロック用の電磁式切換弁83を経たパイロット1次圧をバケットシリンダ制御用のパイロット弁72に供給する一方の供給ポート93と、パイロットポンプ74からパイロット1次圧通路75を経たパイロット1次圧をブームシリンダ制御用のパイロット弁71に直接供給する他方の供給ポート94とを有している。
【0050】
ジョイスティック91は、一方向R1および反対方向R3に操作されるとともに、一方向R1および反対方向R3と交差する方向での一方向R2および反対方向R4にも操作される。一方向R1は、ブーム下げ方向であり、反対方向R3は、ブーム上げ方向であり、これらと交差する一方向R2はバケットラックバック方向であり、反対方向R4はバケットチルト方向である。
【0051】
また、スイングシリンダ制御用のパイロット弁73は、別の操作体(図示しない操作レバーなど)により手動操作される。
【0052】
パイロット弁装置92およびパイロット弁73のそれぞれのタンクポートTは、タンク通路95によりタンク62に連通されている。
【0053】
次に、この図1に示された油圧回路の作用を説明する。
【0054】
モード切換スイッチ87を掘削作業モードにすると、コントローラ86から出力される電気信号がなくなり、電磁式切換弁83は、スプリング84によりa位置に復帰するので、パイロットポンプ74から電磁式切換弁83を経てバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73にパイロット1次圧が供給される。ブームシリンダ制御用のパイロット弁71には、パイロットポンプ74からパイロット1次圧通路75を経たパイロット1次圧が直接供給される。
【0055】
このとき、ジョイスティック91を一方向R1または反対方向R3に動かしてパイロット弁71を操作することにより、ブームシリンダ22を短縮方向または伸長方向に動作させて、ブーム21を下げ方向または上げ方向に動かすことができる。
【0056】
また、このジョイスティック91を、一方向R1および反対方向R3と交差する方向での一方向R2または反対方向R4に動かしてパイロット弁72を操作することにより、バケットシリンダ27を短縮方向または伸長方向に動作させて、バケット25を図2に示されるラックバック方向またはチルト方向に動かすことができる。
【0057】
さらに、図示しない操作レバーなどの操作体を動かしてパイロット弁73を操作することにより、スイングシリンダ15を短縮方向または伸長方向に動作させて、ブーム21を垂直支軸12を支点として左右方向に揺動させることができる。
【0058】
なお、アーム23を回動するアームシリンダ24と、下部走行体2に対し上部旋回体4を水平旋回させる旋回モータは、前記ジョイスティック91と運転席を介して反対側に配置された他方のジョイスティック(図示せず)により操作される。
【0059】
一方、ジョイスティック91をバケットチルト方向に操作して、バケット25を図2に示される巻込姿勢に作動した後に、モード切換スイッチ87により、掘削作業モードからショベルクレーン作業モードへと作業モードを切換える。
【0060】
この作業モードの切換により、コントローラ86からの電気信号によりロック用の電磁式切換弁83がb位置に切換わり、パイロットポンプ74から吐出されたパイロット圧油が電磁式切換弁83により遮断されるとともに、電磁式切換弁83より下流側のパイロット1次圧通路76がタンク62に連通されるので、バケットシリンダ制御用のパイロット弁72およびスイングシリンダ制御用のパイロット弁73にパイロット1次圧が作用しない。
【0061】
このため、ジョイスティック91によりバケットシリンダ制御用のパイロット弁72を操作しても、このパイロット弁72からパイロット2次圧が発生せず、コントロール弁63のバケットシリンダ制御用のスプール66は中立位置に保たれるので、バケットシリンダ27は動作することなく、バケット25をチルト方向の巻込姿勢に保持することができる。
【0062】
同様に、図示しない操作体によりスイングシリンダ制御用のパイロット弁73を操作しても、このパイロット弁73からパイロット2次圧が発生せず、コントロール弁63のスイングシリンダ制御用のスプール67は中立位置に保たれるので、スイングシリンダ15は動作することなく、ブーム21を左右方向に揺動するブームスイング操作を不可能とすることができ、吊荷の安定を図ることができる。
【0063】
次に、この図1に示された油圧回路の効果を説明する。
【0064】
パイロットポンプ74からバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73に導かれた共通のパイロット1次圧通路76中にロック用の電磁式切換弁83を設け、この電磁式切換弁83を、掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に切換操作して、パイロット1次圧通路76中からパイロット1次圧を抜くことで、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73から出力されてコントロール弁63の対応するスプール66,67をそれぞれパイロット操作するパイロット2次圧の発生を防止できるので、ショベルクレーン作業時に作業装置7の左右方向の揺動すなわちブームスイング動作およびバケット25の回動に係る各パイロット操作を不可能とすることが1つの電磁式切換弁83によってできる。
【0065】
すなわち、図4に示される従来のパイロット回路に対する追加バルブが切換弁45,57の2個であったものを、図1に示されるようにパイロット回路に対する追加バルブを電磁式切換弁83の1個のみにして簡素化したので、配管レイアウトおよび配線レイアウトの自由度を向上できるとともに、作業機械の小型化にともなうスペース上の厳しい制約に対応できる。
【0066】
また、モード切換スイッチ87からの電気信号に基づき電磁式切換弁83を操作して、ショベルクレーン作業モードと掘削作業モードとを切換えるので、任意の場所に設置可能のモード切換スイッチ87により、モード切換を容易にできるとともに、モード切換操作位置と関係なく電磁式切換弁83の設置場所に自由度を持たせることができ、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる。
【0067】
さらに、1本のジョイスティック91により操作されるパイロット弁装置92にブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁71,72が内蔵されている場合であっても、これらの各パイロット弁71,72にパイロット1次圧を供給する供給ポートを、一方の供給ポート93と他方の供給ポート94とに分離して、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁72,73に導かれた共通のパイロット1次圧通路76中にロック用の電磁式切換弁83を設けるようにしたので、この電磁式切換弁83によりパイロット1次圧通路76を遮断して掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換をしても、ブームシリンダ制御用のパイロット弁71には別のパイロット1次圧通路75よりパイロット1次圧を供給でき、荷物Wを上下動操作できる。
【0068】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側にロック用の切換弁を設け、この切換弁を、掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に切換操作して、共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜くことで、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁から出力されてコントロール弁の対応する可動弁体をそれぞれパイロット操作するパイロット2次圧の発生を防止できるので、ショベルクレーン作業時に作業装置の揺動およびバケットの回動に係る各パイロット操作を不可能とすることが1つの切換弁によってでき、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる。
【0069】
請求項2記載の発明によれば、モード切換スイッチからの電気信号に基づき電磁式切換弁を操作して、ショベルクレーン作業モードと掘削作業モードとを切換えるので、任意の場所に設置可能のモード切換スイッチにより、モード切換を容易にできるとともに、モード切換操作位置と関係なく電磁式切換弁の設置場所に自由度を持たせることができ、作業機械の小型化にともなうスペース上の制約に対応できる。
【0070】
請求項3記載の発明によれば、1本の操作体により操作されるパイロット弁装置にブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁が内蔵されている場合であっても、これらの各パイロット弁にパイロット1次圧を供給する供給ポートを、一方の供給ポートと他方の供給ポートとに分離して、バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側にロック用の切換弁を設けるようにしたので、この切換弁により共通のパイロット1次圧側を遮断して掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換をしても、ブームシリンダ制御用のパイロット弁にはパイロット1次圧を供給して、荷物の上下動操作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業機械における流体圧回路の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】同上作業機械のショベルクレーン作業モードでの側面図である。
【図3】同上作業機械のスイングシリンダ取付構造を示す平面図である。
【図4】従来の作業機械における流体圧回路の一実施の形態を示す回路図である。
【符号の説明】
W  荷物
1  機体
7  作業装置
15  流体圧アクチュエータとしてのスイングシリンダ
21  ブーム
22  流体圧アクチュエータとしてのブームシリンダ
25  バケット
26  バケットリンケージ
27  流体圧アクチュエータとしてのバケットシリンダ
61  メインポンプ
63  コントロール弁
65,66,67  可動弁体としてのスプール
71,72,73  パイロット弁
74  パイロットポンプ
76  パイロット1次圧側としてのパイロット1次圧通路
83  ロック用の切換弁としての電磁式切換弁
87  モード切換スイッチ
91  操作体としてのジョイスティック
92  パイロット弁装置
93  一方の供給ポート
94  他方の供給ポート

Claims (3)

  1. 機体に対し掘削用の作業装置が機体に搭載されたメインポンプから供給される作動流体により作動されるスイングシリンダにより揺動可能に設けられ、作業装置の先端部に位置するバケットがメインポンプから供給される作動流体により作動されるバケットシリンダとバケットリンケージとにより回動可能に設けられ、バケットリンケージに荷物を吊下げてショベルクレーン作業が可能な作業機械における流体圧回路であって、
    機体に搭載されたメインポンプからスイングシリンダおよびバケットシリンダに供給される作動流体を内蔵された複数の可動弁体により制御するパイロット操作式のコントロール弁と、
    コントロール弁をパイロット操作するパイロット流体を発生するパイロットポンプから供給されたパイロット1次圧を手動操作量に応じて減圧制御したパイロット2次圧によりコントロール弁の複数の可動弁体をそれぞれパイロット操作する複数のパイロット弁と、
    バケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁に共通のパイロット1次圧側に設けられ掘削作業からショベルクレーン作業への作業切換時に切換操作されて共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜くロック用の切換弁と
    を具備したことを特徴とする作業機械における流体圧回路。
  2. 切換弁は、電磁式切換弁であり、
    ショベルクレーン作業時に共通のパイロット1次圧側からパイロット1次圧を抜く状態に電磁式切換弁を操作するショベルクレーン作業モードと、掘削作業時にパイロットポンプからバケットシリンダ制御用およびスイングシリンダ制御用の各パイロット弁にパイロット1次圧を供給する状態に電磁式切換弁を操作する掘削作業モードとを電気信号により切換えるモード切換スイッチ
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の作業機械における流体圧回路。
  3. 掘削用の作業装置は、機体に対し上下方向に回動可能のブームと、メインポンプから供給される作動流体により作動されブームを上下方向に回動するブームシリンダとを備え、
    ブームシリンダおよびバケットシリンダを制御するコントロール弁の対応する可動弁体をパイロット操作するブームシリンダ制御用およびバケットシリンダ制御用の各パイロット弁は、1本の操作体により操作されるパイロット弁装置に内蔵され、
    パイロット弁装置は、
    パイロットポンプからロック用の切換弁を経たパイロット1次圧をバケットシリンダ制御用のパイロット弁に供給する一方の供給ポートと、
    パイロットポンプからパイロット1次圧をブームシリンダ制御用のパイロット弁に直接供給する他方の供給ポートとを有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械における流体圧回路。
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