JP2004134730A - 高周波発生器のノイズフィルタ - Google Patents
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
- H01F2017/065—Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter
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Abstract
【課題】高周波発生器から漏洩する特定の帯域のノイズを減衰するための高周波発生器のノイズフィルタを提供する。
【解決手段】それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていない。前記高周波エネルギー吸収部材は、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造され、前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【選択図】 図2A
【解決手段】それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていない。前記高周波エネルギー吸収部材は、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造され、前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【選択図】 図2A
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波発生器に係り、より詳しくは高周波発生器のノイズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マグネトロン、クライストロン、進行波管、半導体素子などのような高周波発生器は多様な分野で応用されている。かかる高周波発生器においては、不要な高周波エネルギーの漏洩を防止するためのノイズフィルタが多く用いられる。高周波エネルギーの漏洩はラジオ、テレビなどのような電子機器に雑音として作用する。このため、高周波発生器において、高周波エネルギーの漏洩防止は非常に重要である。一般に、ノイズフィルタは、チョークコイルのようなインダクタンス素子、キャパシタ、遮蔽用ケースなどから構成され、電力供給用導電体に連結される。
【0003】
図1A及び図1Bは従来の高周波発生器のノイズフィルタを示す部分断面図及び平面図で、韓国公開特許公報第10−1999−0072650号に開示されたマグネトロン装置を示すものである。同図に示すように、ノイズフィルタ120はマグネトロン100の下部に取り付けられる。ノイズフィルタ120のフィルタケース144の内部にはコア型インダクタ150と空心型インダクタ152が直列に連結されてなるチョークコイル154が装着される。コア型インダクタ150は巻線の内部に高周波吸収部材148が挿入されたものであり、空心型インダクタ152は巻線の内部に高周波吸収部材150が挿入されていないものである。空心型インダクタ152はステム端子156a、156bを介してステム156に連結され、コア型インダクタ150はコンデンサ158に連結される。
【0004】
一般のコア型インダクタは、巻線数を調整して400MHzの帯域以下のノイズを減らすことができ、空心型インダクタは、巻線数を調整して700〜1000MHzの帯域のノイズを減らすことができる。図1A及び図1Bに示す従来のノイズフィルタは、コア型インダクタ150と空心型インダクタ152を直列に連結し、高周波吸収部材148の断面積を400〜700MHzの帯域のノイズを減らすようにした。
【0005】
しかし、実際に最も多い通信障害を誘発するノイズの帯域が400〜900MHzであるにもかかわらず、コア型インダクタ及び空心型インダクタのそれぞれはもちろんのこと、従来のコア型インダクタ150と空心型インダクタ152の直列連結構造によっては400〜900MHzの帯域のノイズを減らすことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、コア型インダクタ、空心型インダクタ及びほかのコア型インダクタが直列に連結される構造の高周波発生器のノイズフィルタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するため、本発明は、それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていないように構成される高周波発生器のノイズフィルタを提供する。
【0008】
前記高周波エネルギー吸収部材は、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造できる。
【0009】
前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による高周波発生器のノイズフィルタを図2Aないし図3に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図2Aないし図2Cは本発明によるノイズフィルタのインダクタの構造を示す図である。同図に示すように、本発明によるノイズフィルタのチョークコイル204は、第1コア型インダクタ204a、空心型インダクタ204b、及び第2コア型インダクタ204cが直列に連結される構造であり、端部206、208を有する。第1及び第2コア型インダクタ204a、204cは巻線の内部にコア202a、202bが挿入され、空心型インダクタ204cは空気中に露出される。コア202a、202bはフェライト、鉄、セラミックなどの高周波吸収材から製造される。前記第1及び第2コア202a、202bは400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【0012】
図2Dは本発明による高周波発生器のノイズフィルタを示す上面図である。同図に示すように、本発明によるノイズフィルタ220のフィルタケース244の内部には、第1コア型インダクタ204a、空心型インダクタ204b、及び第2コア型インダクタ204cが直列に連結されてなるチョークコイル204が装着される。第1及び第2コア型インダクタ204a、204cは巻線の内部に高周波吸収部材202a、202bが挿入されたものであり、空心型インダクタ204bは巻線の内部が空いている。第1コア型インダクタ204aはステム端子256a、256bを介してステム256に連結され、第2コア型インダクタ204cはコンデンサ258に連結される。
【0013】
図2Eは本発明による高周波発生器のノイズフィルタの断面図である。同図に示すように、第1コア型インダクタ204aを含むチョークコイル204の端部206はステム端子256a及びステム256を介してマグネトロン300に連結される。また、第2コア型インダクタ240cを含むチョークコイル204の端部208はコンデンサ258に連結される。
【0014】
このような構造の本発明による高周波発生器のノイズフィルタに対して実施したノイズ減衰効果の測定実験によると、400〜900MHzの帯域でのノイズ減衰効果に優れていることが分かる。図3は本発明による高周波発生器のノイズフィルタのノイズ減衰効果の実験効果を示すグラフであり、その実験条件はつぎのようである。
【0015】
まず、測定基準は、電子波障害防止基準法であるEN55011又はCISPR11を適用し、測定場所はEMIチャンバー(Electro−magnetic Interference Chamber、10m chamber 又は開放サイト)である。測定範囲は30〜230MHz、230〜1000MHzである。測定方法は、本発明によるノイズフィルタを採用した製品を定格電圧を用いて稼動し、出力を最大にした。測定時の負荷はCISPR11が規定する負荷である1000ccの水を用いた。
【0016】
このような条件で実験した結果、図3に示すように、従来技術に比べ、本発明によるノイズフィルタを採用した製品の高周波ノイズの漏洩量が著しく減少することが分かる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による高周波発生器のノイズフィルタは、コア型インダクタ、空心型インダクタ、及びほかのコア型インダクタが直列に連結される構造により、高周波発生器から漏洩する400〜900MHzの帯域のノイズの減衰効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の高周波発生器のノイズフィルタの部分断面図である。
【図1B】図1の従来のノイズフィルタの上面図である。
【図2A】本発明の実施例によるノイズフィルタの正面図である。
【図2B】本発明の実施例によるノイズフィルタの正面図である。
【図2C】図2A及び図2Bのインダクタの断面図である。
【図2D】本発明の高周波発生器のノイズフィルタの上面図である。
【図2E】本発明の高周波発生器のノイズフィルタの断面図である。
【図3】本発明の高周波発生器のノイズフィルタのノイズ減衰効果実験の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
100 マグネトロン
120 ノイズフィルタ
144 フィルタケース
148 高周波吸収部材
150 コア型インダクタ
152 空心型インダクタ
154 チョークコイル
156a、156b ステム端子
156 ステム
158 コンデンサ
204 チョークコイル
204a 第1コア型インダクタ
204b 空心型インダクタ
204c 第2コア型インダクタ
220 ノイズフィルタ
256a、256b ステム端子
258 コンデンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波発生器に係り、より詳しくは高周波発生器のノイズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マグネトロン、クライストロン、進行波管、半導体素子などのような高周波発生器は多様な分野で応用されている。かかる高周波発生器においては、不要な高周波エネルギーの漏洩を防止するためのノイズフィルタが多く用いられる。高周波エネルギーの漏洩はラジオ、テレビなどのような電子機器に雑音として作用する。このため、高周波発生器において、高周波エネルギーの漏洩防止は非常に重要である。一般に、ノイズフィルタは、チョークコイルのようなインダクタンス素子、キャパシタ、遮蔽用ケースなどから構成され、電力供給用導電体に連結される。
【0003】
図1A及び図1Bは従来の高周波発生器のノイズフィルタを示す部分断面図及び平面図で、韓国公開特許公報第10−1999−0072650号に開示されたマグネトロン装置を示すものである。同図に示すように、ノイズフィルタ120はマグネトロン100の下部に取り付けられる。ノイズフィルタ120のフィルタケース144の内部にはコア型インダクタ150と空心型インダクタ152が直列に連結されてなるチョークコイル154が装着される。コア型インダクタ150は巻線の内部に高周波吸収部材148が挿入されたものであり、空心型インダクタ152は巻線の内部に高周波吸収部材150が挿入されていないものである。空心型インダクタ152はステム端子156a、156bを介してステム156に連結され、コア型インダクタ150はコンデンサ158に連結される。
【0004】
一般のコア型インダクタは、巻線数を調整して400MHzの帯域以下のノイズを減らすことができ、空心型インダクタは、巻線数を調整して700〜1000MHzの帯域のノイズを減らすことができる。図1A及び図1Bに示す従来のノイズフィルタは、コア型インダクタ150と空心型インダクタ152を直列に連結し、高周波吸収部材148の断面積を400〜700MHzの帯域のノイズを減らすようにした。
【0005】
しかし、実際に最も多い通信障害を誘発するノイズの帯域が400〜900MHzであるにもかかわらず、コア型インダクタ及び空心型インダクタのそれぞれはもちろんのこと、従来のコア型インダクタ150と空心型インダクタ152の直列連結構造によっては400〜900MHzの帯域のノイズを減らすことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、コア型インダクタ、空心型インダクタ及びほかのコア型インダクタが直列に連結される構造の高周波発生器のノイズフィルタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するため、本発明は、それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていないように構成される高周波発生器のノイズフィルタを提供する。
【0008】
前記高周波エネルギー吸収部材は、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造できる。
【0009】
前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による高周波発生器のノイズフィルタを図2Aないし図3に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図2Aないし図2Cは本発明によるノイズフィルタのインダクタの構造を示す図である。同図に示すように、本発明によるノイズフィルタのチョークコイル204は、第1コア型インダクタ204a、空心型インダクタ204b、及び第2コア型インダクタ204cが直列に連結される構造であり、端部206、208を有する。第1及び第2コア型インダクタ204a、204cは巻線の内部にコア202a、202bが挿入され、空心型インダクタ204cは空気中に露出される。コア202a、202bはフェライト、鉄、セラミックなどの高周波吸収材から製造される。前記第1及び第2コア202a、202bは400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有する。
【0012】
図2Dは本発明による高周波発生器のノイズフィルタを示す上面図である。同図に示すように、本発明によるノイズフィルタ220のフィルタケース244の内部には、第1コア型インダクタ204a、空心型インダクタ204b、及び第2コア型インダクタ204cが直列に連結されてなるチョークコイル204が装着される。第1及び第2コア型インダクタ204a、204cは巻線の内部に高周波吸収部材202a、202bが挿入されたものであり、空心型インダクタ204bは巻線の内部が空いている。第1コア型インダクタ204aはステム端子256a、256bを介してステム256に連結され、第2コア型インダクタ204cはコンデンサ258に連結される。
【0013】
図2Eは本発明による高周波発生器のノイズフィルタの断面図である。同図に示すように、第1コア型インダクタ204aを含むチョークコイル204の端部206はステム端子256a及びステム256を介してマグネトロン300に連結される。また、第2コア型インダクタ240cを含むチョークコイル204の端部208はコンデンサ258に連結される。
【0014】
このような構造の本発明による高周波発生器のノイズフィルタに対して実施したノイズ減衰効果の測定実験によると、400〜900MHzの帯域でのノイズ減衰効果に優れていることが分かる。図3は本発明による高周波発生器のノイズフィルタのノイズ減衰効果の実験効果を示すグラフであり、その実験条件はつぎのようである。
【0015】
まず、測定基準は、電子波障害防止基準法であるEN55011又はCISPR11を適用し、測定場所はEMIチャンバー(Electro−magnetic Interference Chamber、10m chamber 又は開放サイト)である。測定範囲は30〜230MHz、230〜1000MHzである。測定方法は、本発明によるノイズフィルタを採用した製品を定格電圧を用いて稼動し、出力を最大にした。測定時の負荷はCISPR11が規定する負荷である1000ccの水を用いた。
【0016】
このような条件で実験した結果、図3に示すように、従来技術に比べ、本発明によるノイズフィルタを採用した製品の高周波ノイズの漏洩量が著しく減少することが分かる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による高周波発生器のノイズフィルタは、コア型インダクタ、空心型インダクタ、及びほかのコア型インダクタが直列に連結される構造により、高周波発生器から漏洩する400〜900MHzの帯域のノイズの減衰効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の高周波発生器のノイズフィルタの部分断面図である。
【図1B】図1の従来のノイズフィルタの上面図である。
【図2A】本発明の実施例によるノイズフィルタの正面図である。
【図2B】本発明の実施例によるノイズフィルタの正面図である。
【図2C】図2A及び図2Bのインダクタの断面図である。
【図2D】本発明の高周波発生器のノイズフィルタの上面図である。
【図2E】本発明の高周波発生器のノイズフィルタの断面図である。
【図3】本発明の高周波発生器のノイズフィルタのノイズ減衰効果実験の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
100 マグネトロン
120 ノイズフィルタ
144 フィルタケース
148 高周波吸収部材
150 コア型インダクタ
152 空心型インダクタ
154 チョークコイル
156a、156b ステム端子
156 ステム
158 コンデンサ
204 チョークコイル
204a 第1コア型インダクタ
204b 空心型インダクタ
204c 第2コア型インダクタ
220 ノイズフィルタ
256a、256b ステム端子
258 コンデンサ
Claims (10)
- それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていないことを特徴とする高周波発生器。
- 前記高周波エネルギー吸収部材が、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造されることを特徴とする請求項1に記載の高周波発生器。
- 前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有することを特徴とする請求項1に記載の高周波発生器。
- 高周波発生器のノイズフィルタにおいて、
それぞれ第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなる多数のチョークコイルを含み、前記第1及び第2コア型インダクタは高周波エネルギー吸収部材が内部に挿入され、前記空心型インダクタは内部に高周波エネルギー吸収部材が挿入されていなく、前記第1コア型インダクタは前記高周波発生器に電気的に連結され、前記第2コア型インダクタはコンデンサに連結されることを特徴とする高周波発生器のノイズフィルタ。 - 前記高周波エネルギー吸収部材が、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造されることを特徴とする請求項4に記載の高周波発生器のノイズフィルタ。
- 前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有することを特徴とする請求項4に記載の高周波発生器のノイズフィルタ。
- 高周波信号を発生させるマグネトロンと、
前記マグネトロンの高周波信号が漏洩することを防止するため、前記マグネトロンに連結されるノイズフィルタとを含んでなり、
前記ノイズフィルタは前記ノイズフィルタのフィルタケーシング内に設けられた多数のチョークコイルを含み、各チョークコイルは、第1コア型インダクタ、空心型インダクタ、及び第2コア型インダクタが直列に連結されてなることを特徴とする装置。 - 前記第1及び第2コア型インダクタはそれぞれ第1コア及び第2コアを有することを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記第1及び第2コアが、酸化鉄、すず合金及びフェライトのいずれか1種から製造される高周波エネルギー吸収部材であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 前記高周波エネルギー吸収部材は、400〜900MHzの帯域のノイズを減衰する断面積を有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
Applications Claiming Priority (1)
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