JP2004134043A - 回転ヘッド装置およびこれを用いた磁気再生装置 - Google Patents

回転ヘッド装置およびこれを用いた磁気再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気テープなどの記録媒体が削られ難く、スペーシングロスによる出力低下を起し難い回転ヘッド装置およびこれを用いた磁気再生装置を提供する。
【解決手段】回転ヘッド装置100は、搭載される磁気ヘッドH100a、H100bの記録媒体対向面H100aA、H100bAが、前記記録媒体の摺動方向と直交する方向を二分する中心線での縦断面、及び前記中心線と直交する横断面において、回転ドラム10aの外側に向けて凸状に湾曲している。前記横断面での湾曲の頂点が、前記縦方向の一方に向かうにしたがって前記中心線から徐々に離れ、他方に向かうにしたがって前記中心線から前記一方と逆向きに徐々に離れる形状であり、前記対向面H100aA、H100bAは、前記記録媒体の摺動領域126において、前記一方及び他方での頂点と中心線との横方向の距離の最大値が、それぞれ2μmである。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気ヘッドを備えた回転ヘッド装置およびこれを用いた磁気再生装置に係り、さらに詳しくは記録媒体が削られ難い磁気ヘッドを有し、記録媒体が削られることによって生じた堆積物に起因するスペーシングロスによる出力低下、およびエラー特性の劣化を抑制できる回転ヘッド装置およびこれを用いた磁気再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像機器での磁気記録再生装置、またはコンピュータ用のデータを保存する磁気記録再生装置などには、回転ヘッド装置の回転ドラムに磁気ヘッドが搭載され、磁気テープが前記回転ドラムにヘリカル軌跡で接触して走行するとともに前記回転ドラムが回転して、磁気テープに対してヘリカルスキャン方式で記録再生動作が行なわれるものがある。
【0003】
図8は磁気ヘッドが搭載された状態で磁気記録再生装置に設けられる回転ヘッド装置を示す平面図、図9は前記回転ヘッド装置に搭載された磁気ヘッドの一例を示す斜視図、図10Aは図7に示す磁気ヘッドを図示Z1方向から見た平面を時計回りに90度回転させた状態で示した平面図、BはAをb−b線で切断してx方向から見た矢視図、CはAをc−c線で切断してx方向から見た矢視図、DはAをd−d線で切断してx方向から見た矢視図、図11は図6に示す回転ヘッド装置に磁気テープが接触した状態を示す部分拡大図、図12は図9に示す磁気ヘッドを図9におけるY2方向から見た平面図である。
【0004】
図8に示す回転ヘッド装置1では、固定ドラム(図示せず)が固定され、前記固定ドラム上に、これと同軸の回転ドラム1aが回転自在に支持され、モータの動力により前記回転ドラム1aが矢印方向へ回転駆動される。記録媒体である磁気テープTは、回転ヘッド装置1にヘリカル軌跡にて所定角度巻付けられて矢印方向へ走行する。この間、回転ドラム1aが回転し、この回転ドラム1aに搭載された磁気ヘッドH1a、H1bが磁気テープTを走査する。図8の回転ヘッド装置1では、1組の再生用の磁気ヘッドH1a,H1bが互いに対向する位置に設けられている。
【0005】
図9は2つの磁気ヘッドH1a、H1bのうち、磁気ヘッドH1aの斜視図である。この磁気ヘッドH1aは、アルミナチタンカーバイドからなる基体2上に、再生用のMR型薄膜磁気ヘッド3、および保護膜である絶縁層4が薄膜形成プロセスによって形成され、さらに、前記絶縁層4上に、エポキシ系接着剤などの接着手段(図示せず)によって、アルミナチタンカーバイドからなる保護基体5が接着されている。
【0006】
MR型薄膜磁気ヘッド3の磁気ギャップ6は、前記磁気ヘッドH1aの磁気テープの対向面(図示Y2側の面)H1aAに露出している。MR型薄膜磁気ヘッド3に流される電流は、電極7を通じて与えられる。
【0007】
前記磁気ヘッドH1aは前記回転ドラム1aに搭載された状態で図11に示す状態で前記磁気テープTと当接する。このとき、図11に示すX1方向が回転ドラム1aの回転方向であり、X2方向が磁気テープTの摺動方向である縦方向となる。
【0008】
図10Aに示すように、前記磁気ヘッドH1aは磁気テープTの摺動方向である縦方向に沿って曲率半径Rで形成される凸円弧形状に形成されている。また図10Bに示すように、前記磁気ヘッドH1aは磁気テープTの摺動方向と直交する方向である横方向(図9に示すZ1−Z2方向)に沿って曲率半径rで形成される凸円弧形状に形成されている。
【0009】
前記記録再生装置はいわゆるヘリカルスキャン方式である。したがって図12に示すように、前記磁気ヘッドH1aに設けられた前記MR型薄膜磁気ヘッド3の前記磁気ギャップ6にはヘリカル軌跡に対応した角度θのアジマスが付けられている。
【0010】
また、前記テープ対向面H1aAの右側縁8および左側縁9も前記磁気ギャップ6のアジマスと同じ角度で傾斜させられている。前記右側縁8と上縁10との交叉部に生じた鋭角部12は、前記右側縁8と下縁11との交叉部に生じた角部13よりも前記縦方向に向って外側に位置しており、また前記左側縁9と上縁10との交叉部に生じた角部14は、前記左側縁9と下縁11との交叉部に生じた鋭角部15よりも前記縦方向に向って内側に位置している。したがって、前記対向面H1aAの磁気テープ側(図9におけるY2側)から見た平面形状は図12に示すような平行四辺形に構成されている。
【0011】
前記磁気ヘッドH1bは前記磁気ヘッドH1aと同様の構造である。しかし、前記磁気ヘッドH1aとは逆方向のアジマスが付けられているため、対向面H1bAの磁気テープ側から見た平面形状は、磁気ヘッドH1aとは逆方向に傾斜した平行四辺形に構成される。
【0012】
図12においてハッチングを付した範囲は、前記磁気ヘッドH1aが回転ドラム1aに搭載され、磁気テープが前記対向面H1Aに摺動したときの磁気テープ摺動領域を示すものである。また、図12に示すX1方向が磁気テープTの摺動方向である縦方向となる。
【0013】
ここで、前記対向面が磁気テープの摺動方向に沿って曲率半径Rで形成される凸円弧形状に形成され、かつ磁気テープの摺動方向と直交する方向に沿って曲率半径rで形成される凸円弧形状に形成されていることが開示されている先行技術文献としては次のものがある。
【0014】
【特許文献1】
実開昭62−018812号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記磁気ヘッドH1aは、前記テープの対向面H1aAを磁気テープ側から見た平面形状が平行四辺形に構成されている。したがって、前記対向面H1aAに前記横方向に沿って曲率半径rで形成される凸円弧を形成する際には、図12に示すように、鋭角部12、15に向って前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点が形成され易く、前記頂点の連続線PL1は図12に破線で示すように、前記鋭角部12、15に向う曲線となる。
【0016】
すなわち、前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点位置は、前記磁気ギャップ6から前記右側縁8側の領域では、前記鋭角部12に近付くにしたがって、前記対向面H1aAの前記横方向で2分する中心線O−O線に対して、前記上縁10方向に離れてずれる。そして、前記右側縁8では、前記頂点位置は前記鋭角部12とほぼ同じ位置に形成される。
【0017】
例えば、図10Bに示すように、前記磁気ヘッドH1aを前記縦方向に2分する中心線b−b線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P1の位置は前記中心線O−O線のほぼ同一線上に位置している。しかし、図10Cに示すように、前記中心線b−b線よりも前記右側縁8方向に位置するc−c線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P2の位置は前記中心線O−O線よりも前記上縁10方向に離れた部分に位置している。
【0018】
一方、前記磁気ギャップ6から前記左側縁9側の領域では、前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点位置は、前記鋭角部15に近付くにしたがって、前記中心線O−O線に対して、前記下縁11方向に離れてずれる。そして、前記左側縁9では、前記頂点位置は前記鋭角部15とほぼ同じ位置に形成される。
【0019】
例えば、図10Dに示すように、前記中心線b−b線よりも前記左側縁9方向に位置するd−d線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P3の位置は前記中心線O−O線よりも前記下縁11方向に離れた部分に位置している。
【0020】
なお、前記磁気ヘッドH1bでは前記磁気ヘッドH1aとは逆方向のアジマスが付けられているため、前記中心線O−O線に対する前記連続線PL1のずれは、前記磁気ヘッドH1aとは前記中心線O−O線を基準として対称になる。
【0021】
したがって、前記対向面H1aAの磁気テープTの摺動領域内に磁気テープが接触して摺動したときに、前記中心線O−O線から前記連続線PL1のずれが生じている領域L1では、前記連続線PL1が前記中心線O−O線からのずれに伴って生ずる角度を有して磁気テープTに当たるため、前記連続線PL1が磁気テープTに対して摺動抵抗を生じさせ、その結果磁気テープTに塗付されている磁性粉が削られる。この削られた磁性粉は、磁気テープTの走行に伴って前記ギャップ6に運ばれて、磁気テープTと前記磁気ギャップ6に設けられたMR型薄膜磁気ヘッド3との間に堆積する。このように磁性粉が堆積すると、いわゆるスペーシングロスが発生し、出力の低下を招く。そのため、サーボ機構が不安定になるなどのサーボ特性の悪化や、エラー検出がし難くなる。これは、前記磁気ヘッドH1bの場合でも同様である。
【0022】
特に、スチル再生のように磁気テープTの走行を止めてスキャンするような場合には、前記磁気テープTの磁性粉が削られ易くなる。
【0023】
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、磁気テープなどの記録媒体が削られ難く、スペーシングロスによる出力低下、サーボ特性の劣化を起し難く、エラー検出をし易い記録再生装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外周面が記録媒体との摺動面となる回転ドラムと、前記回転ドラムの摺動面に位置する磁気ヘッドとが設けられた回転ヘッド装置において、
前記磁気ヘッドは、記録媒体との摺動方向に並ぶ基体と、前記基体間に位置して前記摺動方向に対して所定のアジマス角度を有して傾斜して配置された磁気再生素子とを有しており、
前記磁気ヘッドの前記記録媒体との対向面は、前記摺動方向である縦方向の幅寸法が、これと直交する横方向の幅寸法よりも長く、
前記対向面は、前記横方向を二分する中心線での縦断面においてドラムの外側に向けて凸状に湾曲しているとともに、前記中心線と直交する横断面においてもドラムの外側に向けて凸状に湾曲しており、前記横断面での湾曲の頂点が、前記縦方向の一方に向かうにしたがって前記中心線から徐々に離れ、他方に向かうにしたがって前記中心線から前記一方と逆向きに徐々に離れる形状であり、
前記対向面は、前記記録媒体と摺動する摺動領域において、前記一方での頂点と中心線との横方向の距離、および前記他方での頂点と中心線との横方向の距離の最大値が、それぞれ2μmであることを特徴とするものである。
【0025】
本発明の回転ヘッド装置では、磁気ヘッドの記録媒体との対向面が、前記記録媒体が摺動する縦方向と直交する横方向を二分する中心線での縦断面、および前記中心線と直交する横断面においてドラムの外側に向けて凸状に湾曲している。そして、前記横断面での湾曲の頂点が、前記縦方向の一方に向かうにしたがって前記中心線から徐々に離れ、他方に向かうにしたがって前記中心線から前記一方と逆向きに徐々に離れる形状である。そして、前記対向面は、前記記録媒体と摺動する摺動領域において、前記一方での頂点と中心線との横方向の距離、および前記他方での頂点と中心線との横方向の距離の最大値が、それぞれ2μmである。したがって、前記対向面に記録媒体が当接摺動したときに、摺動領域内においては、前記中心線からの前記頂点の位置ずれが極めて僅かなものであり、前記位置ずれが生じている領域における前記頂点が、記録媒体に対して与える摺動抵抗を少なくすることができ、その結果記録媒体の表面が削られ難くなる。ゆえに、削られた記録媒体の一部が記録媒体と前記磁気再生素子との間に堆積する量を少なくすることができ、いわゆるスペーシングロスの発生を抑制でき、出力の低下を抑制できる。そのため、サーボ特性の悪化を抑制できるとともに、エラー検出をし易く、エラー特性の劣化をも抑制することができる。
【0026】
この場合、前記対向面は、前記縦方向に延びる互いに平行な一対の長辺と、前記アジマス角度と同じ方向に傾斜する互いに平行な一対の短辺、および前記長辺と前記短辺とで鋭角を成す一対の角部を有しており、
前記頂点は、縦方向に向かうにしたがって、前記中心線から離れて前記両角部に向かうように変化しているものとして構成することができる。
【0027】
前記対向面に、前記アジマス角度と同じ方向に傾斜する互いに平行な一対の短辺を有する場合には、前記頂点は前記縦方向に向うにしたがって前記両角部に向かい易く、前記中心線から離れて形成され易い。この場合でも、前記中心線からの前記頂点の位置ずれが極めて僅かなものとすることができ、出力の低下を抑制することができる。
【0028】
また本発明は、請求項1または請求項2に記載の回転ヘッド装置を有し、前記記録媒体が、前記回転ヘッドの外周面に所定の角度で巻き付けられ、前記記録媒体が長手方向へ移動するとともに、前記回転ヘッド装置の回転ドラムが回転して、前記磁気ヘッドが前記記録媒体を摺動し、前記磁気ヘッドにより少なくとも前記記録媒体に記録された磁気情報の読み取りが行われることを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は磁気ヘッドが搭載された回転ヘッド装置を示す平面図、図2は前記回転ヘッド装置に搭載された磁気ヘッドの一例を示す斜視図、図3Aは図2に示す磁気ヘッドを図示Z1方向から見た平面を時計回りに90度回転させた状態で示した平面図、BはAをb−b線で切断してx方向から見た矢視図、CはAをc−c線で切断してx方向から見た矢視図、DはAをd−d線で切断してx方向から見た矢視図、図4は図1に示す回転ヘッド装置に磁気テープが接触した状態を示す部分拡大図、図5は図2に示す磁気ヘッドを図2におけるY2方向から見た平面図である。
【0030】
図1に示す回転ヘッド装置100は、映像機器での磁気記録再生装置、またはコンピュータ用のデータを保存する磁気記録再生装置などの磁気再生装置に搭載されている。この回転ヘッド装置100では、固定ドラム(図示せず)が固定され、前記固定ドラム上に、これと同軸の回転ドラム100aが回転自在に支持され、モータの動力により前記回転ドラム100aが矢印方向へ回転駆動される。記録媒体である磁気テープTは、回転ヘッド装置100にヘリカル軌跡にて所定角度巻付けられて矢印方向へ走行する。この間、回転ドラム100aが回転し、この回転ドラム100aに搭載された磁気ヘッドH100a,H100bが磁気テープTを走査する。図1の回転ヘッド装置では、1組の再生用の磁気ヘッドH100a,H100bが互いに対向する位置に設けられている。
【0031】
前記磁気ヘッドH100aとH100bとは、互いに逆方向のアジマス角度が付されている。したがって、磁気テープTについて異なるアジマス角度で記録された記録トラックのうち、磁気ヘッドH100aが一方のアジマス角度で記録されているRチャンネル(Rch)の記録読み取りを行い、磁気ヘッドH100bが前記Rチャンネルとは逆のアジマス角度で記録されているLチャンネル(Lch)の記録読み取りを行う。
【0032】
前記磁気ヘッドH100aは前記回転ドラム100aに搭載された状態で図4に示す状態で前記磁気テープTと当接する。このとき、図4に示すX1方向が回転ドラム100aの回転方向であり、X2方向が磁気テープTの摺動方向である縦方向となる。これは磁気ヘッドH100bでも同様である。
【0033】
図2は前記磁気ヘッドH100aの斜視図である。この磁気ヘッドH100aは、アルミナチタンカーバイドからなる基体112上に、再生用のMR型薄膜磁気ヘッド113、および保護膜である絶縁層114が薄膜形成プロセスによって形成され、さらに、前記絶縁層114上に、エポキシ系接着剤などの接着手段(図示せず)によって、アルミナチタンカーバイドからなる保護基体115が接着されている。
【0034】
MR型薄膜磁気ヘッド113の磁気ギャップ116は、前記薄膜磁気ヘッドH100aの磁気テープの対向面(図示Y2側の面)H100aAに露出している。図5に示すように、前記MR型薄膜磁気ヘッド113は、前記MR型薄膜磁気ヘッド113を前記縦方向と直交する方向である横方向(図2に示すZ1−Z2方向)に2分する中心線が、前記磁気ヘッドH100aを前記横方向に2分する中心線O−O線上に有る位置関係で設けられている。
【0035】
MR型薄膜磁気ヘッド113に流される電流は、電極117を通じて与えられる。
【0036】
図3Aに示すように、前記磁気ヘッドH100aは前記縦方向に沿って曲率半径Rで形成される凸円弧形状に形成されている。また図3Bに示すように、前記磁気ヘッドH100aは前記横方向に沿って曲率半径rで形成される凸円弧形状に形成されている。
【0037】
前記回転ヘッド装置はいわゆるヘリカルスキャン方式である。したがって図5に示すように、前記磁気ヘッドH100aに設けられた前記MR型薄膜磁気ヘッド113の前記磁気ギャップ116にはヘリカル軌跡に対応した角度θのアジマスが付けられている。
【0038】
また、前記テープの対向面H100aAの右側縁118および左側縁119も前記磁気ギャップ116のアジマスと同じ角度で傾斜させられている。前記右側縁118と上縁120との交叉部に生じた鋭角部122は、前記右側縁118と下縁121との交叉部に生じた角部123よりも前記縦方向に向って外側に位置しており、また前記左側縁119と上縁120との交叉部に生じた角部124は、前記左側縁119と下縁121との交叉部に生じた鋭角部125よりも前記縦方向に向って内側に位置している。したがって、前記対向面H100aAの磁気テープ側(図2におけるY2側)から見た平面形状は図5に示すような平行四辺形に構成されている。
【0039】
図5においてハッチングを付した範囲は、前記磁気ヘッドH100aが回転ドラム100aに搭載され、磁気テープが前記対向面H100aAに摺動したときの磁気テープ摺動領域である第1の領域126であり、ハッチングが付されていない範囲が磁気テープが摺動しない第2の領域127である。また、図5に示すX1方向が磁気テープTの摺動方向である。
【0040】
前記磁気ヘッドH100aは、前記テープ対向面H100aAを磁気テープ側から見た平面形状は平行四辺形に構成されている。したがって、前記対向面H100aAに前記横方向に沿って曲率半径rで形成される凸円弧を形成した際には、図5に破線で示すように、鋭角部122、125に向って前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点が形成され易く、前記頂点の連続線PL2は図5に破線で示すように、前記鋭角部122、125に向う曲線となる。
【0041】
すなわち、図5に破線で示すように、前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点位置は、前記磁気ギャップ116から前記右側縁118側の領域では、前記鋭角部122に近付くにしたがって、前記対向面H100aAの前記横方向で2分する中心線O−O線に対して、前記上縁120方向にずれる。そして、前記右側縁118では、前記頂点位置は前記鋭角部122とほぼ同じ位置に形成される。
【0042】
例えば、図3Bに示すように、前記磁気ヘッドH100aを前記縦方向に2分する中心線b−b線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P10の位置は前記中心線O−O線のほぼ線上に位置している。しかし、図3Cに示すように、前記中心線b−b線よりも前記右側縁118方向に位置するc−c線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P20の位置は前記中心線O−O線よりも前記上縁120方向にずれた部分に位置している。
【0043】
一方、前記磁気ギャップ116から前記左側縁119側の領域では、前記曲率半径rで形成される凸円弧の頂点位置は、前記鋭角部125に近付くにしたがって、前記中心線O−O線に対して、前記下縁121方向にずれる。そして、前記左側縁119では、前記頂点位置は前記鋭角部125とほぼ同じ位置に形成される。
【0044】
例えば、図3Dに示すように、前記中心線b−b線よりも前記左側縁119方向に位置するd−d線で切断してx方向から見た矢視図では、前記頂点P30の位置は前記中心線O−O線よりも前記下縁121方向にずれた部分に位置している。
【0045】
しかし図5に示すように、前記磁気ヘッドH100aが前記回転ドラム100aに搭載された回転ヘッド装置100では、前記磁気ヘッドH100aが回転ドラム100aに搭載された状態で、磁気テープTが前記対向面H100aAに摺動したときの前記第1の領域126の範囲内では、前記連続線PL2の前記中心線O−O線に対するずれ量mは、前記第2の領域127における、前記中心線O−O線に対する前記連続線PL2のずれ量よりも小さい。
【0046】
ここで、前記磁気ヘッドH100bは前記磁気ヘッドH100aと同様の構造である。しかし、前記磁気ヘッドH100aAとは逆方向のアジマスが付けられているため、前記対向面H100bAの磁気テープ側から見た平面形状は、磁気ヘッドH100aの前記対向面H100aAとは逆方向に傾斜した平行四辺形に構成される。また、前記中心線O−O線に対する前記連続線PL2のずれは、前記磁気ヘッドH100aとは前記中心線O−O線を基準として対称になる。
【0047】
前記磁気ヘッドH100a,H100bは、前記テープ対向面H100aA,H100bAの磁気テープ摺動方向の長さ寸法を大きくしたり、図4に示す前記回転ドラム100aから前記対向面H100aA,H100bAが磁気テープT側に突出する距離の大きさを小さくすると、前記第2の領域127における、前記中心線O−O線に対する前記連続線PL2のずれ量を小さくすることができる。
【0048】
例えば図6および図7に示すように、前記連続線PL2が前記中心線O−O線に対してずれが生じている領域が前記MR型薄膜磁気ヘッド113の磁気ギャップ116から離れて形成されるようになる。
【0049】
図6は磁気ヘッドの前記対向面の一方の鋭角部から他方の鋭角部までの長さ寸法(図5における長さ寸法L3)と、前記中心線O−O線に対する前記頂点の位置ずれの関係を示した表であり、前記図6をグラフで表わしたものが図7である。図6では、回転ヘッド装置100に搭載された2つの磁気ヘッドH100a、H100bのうち、前記磁気ヘッドH100aをRchとし、H100bをLchとして測定している。また図6および図7における測定値は、磁気ヘッドの凸R形状の曲率半径Rを5mm、凸r形状の曲率半径rを1.2mmとし、アジマスが25°に構成された磁気ヘッドを用いた場合の測定値である。
【0050】
前記図6の測定では、磁気ヘッドの磁気ギャップを測定基準位置とし、磁気ギャップからテープ摺動方向に所定の長さ寸法離れた位置での、前記ずれ量mを測定した。
【0051】
前記図6から、前記磁気ギャップから所定の長さ寸法離れた位置での前記ずれ量mは、前記対向面の長さ寸法が大きくなるほど、小さくなっているのが分かる。すなわち、前記対向面の長さ寸法が大きくなるほど、前記ずれが生じている領域が磁気ギャップから離れる傾向にあることが分かる。
【0052】
このように、前記磁気ヘッドH100a,H100bは、前記対向面H100aA,H100bAのテープ摺動方向における長さ寸法が大きいほど前記ずれが生じている領域が磁気ギャップから離れる傾向にある。本発明の記録再生装置は、例えば、前記対向面H100aA,H100bAの前記長さ寸法を調整し、前記磁気ヘッドH100a,H100bが前記回転ドラム100aに搭載された状態の回転ヘッド装置100に磁気テープTを巻き付けて走行させた場合に、前記中心線O−O線からの前記頂点の位置ずれ量が大きい前記第2の領域には前記磁気テープTが摺動しないように構成し、前記位置ずれ量が小さい前記第1の領域のみに前記磁気テープTが摺動するように構成されている。したがって、前記第1の領域126内で磁気テープTが摺動したとき、前記中心線O−O線からずれが生じている領域L2のうち、ずれ量が小さい領域L2aのみが前記磁気テープと当接して摺動するため、前記頂点が磁気テープTに対して与える摺動抵抗を少なくすることができる。その結果、磁気テープTに塗付されている磁性粉が削られることを抑制することができるため、削られた磁性粉が、磁気テープTの走行に伴って前記ギャップ116に運ばれて、磁気テープTと前記磁気ギャップ116に設けられたMR型薄膜磁気ヘッド113との間に堆積し難くなる。したがって、いわゆるスペーシングロスを抑制することができ、出力の低下を抑制することができる。
【0053】
しかも、本発明の回転ヘッド装置100では、前記ずれ量mが2μm以下になるように構成されている。前記ずれ量mが2μmよりも大きいと、出力の低下が大きくなって、サーボ機構が不安定になるなどのサーボ特性の悪化や、エラー検出がし難くなるが、本発明における回転ヘッド装置では前記ずれ量mは2μm以下であるため、サーボ機構が不安定になるなどのサーボ特性の悪化を抑制でき、またエラー検出がし易い。
【0054】
以上磁気再生装置に搭載された回転ヘッド装置について、回転ドラム100aに1組の再生用の磁気ヘッドH100a、H100bが搭載されたものを例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記回転ドラム100aに搭載される磁気ヘッドが1つ、または3つ以上搭載されるものであっても良い。また、前記回転ドラム100aには再生用の磁気ヘッドH100a、H100bの他に、記録書き込み用の磁気ヘッドや、消去用の磁気ヘッドが搭載されていても良い。この場合、記録書き込み用の磁気ヘッドや消去用の磁気ヘッドも、磁気テープの対向面が、前記磁気テープが摺動する方向である縦方向に沿って所定の曲率半径Rで凸円弧形状に形成され、且つ前記縦方向と直交する横方向に沿って所定の曲率半径rで凸円弧形状に形成されており、前記第1の領域内における曲率半径rで形成される前記凸円弧の頂点が、前記磁気ヘッドを前記横方向で2分する中心線から前記横方向に2μm以内の位置にあるものとして構成することが好ましい。このように構成すると、書き込み用の磁気ヘッドや、消去用磁気ヘッドによっても磁気テープが削られ難くすることができる。
【0055】
また、磁気ヘッドにはMR型薄膜磁気ヘッド113のみが設けられてられているものを例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばMR型薄膜磁気ヘッド113とともに、インダクティブヘッドが設けられたものとして構成することもできる。この場合、前記インダクティブヘッドは、前記MR型薄膜磁気ヘッド113に対して、前記縦方向側に設けられる。このように構成すると、1つの磁気ヘッドで、記録の再生の他、記録の書き込みも可能となる。
【0056】
この場合、インダクティブヘッドの磁気ギャップも、磁気ヘッドの対向面に露出したものとして構成し、前記インダクティブヘッドを前記横方向に2分する中心線が、前記磁気ヘッドを前記横方向に2分する中心線O−O線上に有る位置関係で設けられる。
【0057】
また、本発明の回転ヘッド装置に搭載される磁気ヘッドは、フェライトなどの高透磁率の磁性材料で形成された1組のコア半体から構成され、磁気テープTとの対向面において、前記1組のコア半体が対向して組み合わされ、前記コア半体の対向部に磁性材料層が介装されて磁気ギャップが形成された、いわゆるバルク型の記録再生用磁気ヘッドであっても良い。
【0058】
【発明の効果】
本発明の回転ヘッド装置100は、前記回転ドラム100aに前記磁気ヘッドH100a、H100bが搭載されたものであり、前記回転ヘッド装置100に磁気テープTを巻き付けて走行させた場合に、曲率半径rで形成された凸円弧の頂点の前記中心線O−O線からの位置ずれ量が大きい前記第2の領域には前記磁気テープTが摺動しないように構成し、前記位置ずれ量が小さい前記第1の領域のみに前記磁気テープTが摺動するように構成されている。また、前記第1の領域内における前記頂点の前記位置ずれ量は2μm以内に構成されている。したがって、前記頂点が磁気テープTに対して与える摺動抵抗を少なくすることができるため、いわゆるスペーシングロスを抑制することができ、出力の低下を抑制することができる。また、サーボ特性の悪化を抑制できるとともに、エラー特性の劣化をも抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ヘッド装置を示す平面図、
【図2】図1に示す回転ヘッド装置に搭載された磁気ヘッドの一例を示す斜視図、
【図3】Aは図2に示す磁気ヘッドを図2のZ1方向から見た平面を時計回りに90度回転させた状態で示した平面図、BはAをb−b線で切断してx方向から見た矢視図、CはAをc−c線で切断してx方向から見た矢視図、DはAをd−d線で切断してx方向から見た矢視図、
【図4】図1に示す回転ヘッド装置に磁気テープが接触した状態を示す部分拡大図、
【図5】図2に示す磁気ヘッドを図2におけるY2方向から見た平面図、
【図6】磁気ヘッドの対向面の長さ寸法と頂点の位置ずれの関係を示した表、
【図7】前記図6のデータのグラフ、
【図8】従来の回転ヘッド装置を示す平面図、
【図9】前記回転ヘッド装置に搭載された磁気ヘッドの一例を示す斜視図、
【図10】Aは図7に示す磁気ヘッドを図9のZ1方向から見た平面を時計回りに90度回転させた状態で示した平面図、BはAをb−b線で切断してx方向から見た矢視図、CはAをc−c線で切断してx方向から見た矢視図、DはAをd−d線で切断してx方向から見た矢視図、
【図11】図8に示す回転ヘッド装置に磁気テープが接触した状態を示す部分拡大図、
【図12】図9に示す磁気ヘッドを図9におけるY2方向から見た平面図、
【符号の説明】
100 回転ヘッド装置
100a 回転ドラム
112 基体
113 MR型薄膜磁気ヘッド
114 絶縁層
115 保護基体
116 磁気ギャップ
117 電極
122,125 鋭角部
126 第1の領域
127 第2の領域
H100a、H100b 磁気ヘッド
H100aA、H100bA 対向面
P10,P20,P30 曲率半径rで形成された凸円弧の頂点
PL2 連続線

Claims (3)

  1. 外周面が記録媒体との摺動面となる回転ドラムと、前記回転ドラムの摺動面に位置する磁気ヘッドとが設けられた回転ヘッド装置において、前記磁気ヘッドは、記録媒体との摺動方向に並ぶ基体と、前記基体間に位置して前記摺動方向に対して所定のアジマス角度を有して傾斜して配置された磁気再生素子とを有しており、
    前記磁気ヘッドの前記記録媒体との対向面は、前記摺動方向である縦方向の幅寸法が、これと直交する横方向の幅寸法よりも長く、
    前記対向面は、前記横方向を二分する中心線での縦断面においてドラムの外側に向けて凸状に湾曲しているとともに、前記中心線と直交する横断面においてもドラムの外側に向けて凸状に湾曲しており、前記横断面での湾曲の頂点が、前記縦方向の一方に向かうにしたがって前記中心線から徐々に離れ、他方に向かうにしたがって前記中心線から前記一方と逆向きに徐々に離れる形状であり、
    前記対向面は、前記記録媒体と摺動する摺動領域において、前記一方での頂点と中心線との横方向の距離、および前記他方での頂点と中心線との横方向の距離の最大値が、それぞれ2μmであることを特徴とする回転ヘッド装置。
  2. 前記対向面は、前記縦方向に延びる互いに平行な一対の長辺と、前記アジマス角度と同じ方向に傾斜する互いに平行な一対の短辺、および前記長辺と前記短辺とで鋭角を成す一対の角部を有しており、
    前記頂点は、縦方向に向かうにしたがって、前記中心線から離れて前記両角部に向かうように変化している請求項1記載の回転ヘッド装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転ヘッド装置を有し、前記記録媒体が、前記回転ヘッドの外周面に所定の角度で巻き付けられ、前記記録媒体が長手方向へ移動するとともに、前記回転ヘッド装置の回転ドラムが回転して、前記磁気ヘッドが前記記録媒体を摺動し、前記磁気ヘッドにより少なくとも前記記録媒体に記録された磁気情報の読み取りが行われることを特徴とする磁気再生装置。
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