JP2004132067A - 視線誘導標識柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】台座部分の破損を防止することができる視線誘導標識柱の提供。
【解決手段】可撓性をもち、下部にコア台座2が取り付けられた標識柱本体100と、この標識柱本体100を支持する台座本体1とから成る視線誘導標識柱において、コア台座の下端から突出するボルト5と、該ボルト5と螺合することにより標識柱本体100を路面に固定するアンカー6とから構成される視線誘導標識柱において、前記台座本体100が、路面に向かって径が縮小するようにテーパ貫通孔が開口され、コア台座4が、前記テーパ貫通孔の傾斜したテーパ部と嵌合するように下方に向かって縮小されていることにより、標識柱本体100に加わる外力を前記コア台座2が受けて台座部分の破損を防止するもの。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センターライン、歩車道、ゼブラゾーン等を持つ道路に設置される視線誘導標識柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術による視線誘導標識柱は、歩行者等の視線を誘導し且つ車両が接触したときに折曲する可撓性をもつ円筒状の標識柱本体と、この標識柱本体の下端に取り付けられた台座と、前記台座の下端から突出するボルトと、道路上に埋設され、前記台座から突出したボルトと螺合して標識柱本体及び台座を路面に固定する固定座(アンカー)とから構成されている。
【0003】
尚、前記視線誘導標識柱に関する技術が記載された文献としては、例えば特許第1451316号公報、特許第1502493号公報、特許第1462669号公報、特許第1948544号、特許第2562566号、特許第2049033号公報、特許第3290310号公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年の視線誘導標識柱は、平坦な道路のセンターラインのみならず、歩車道、ゼブラゾーン、緑石等の様々な場所にも設置される傾向にある。このため、従来技術においては様々な設置場所の路面形状に対応する視線誘導標識柱を製造する必要があるため、前述の特許第2049033号公報及び特許第3290310号公報に記載された如く、円筒形状の下端からボルトを突出した標識柱本体と、前記ボルトが貫通するため穴が開口された底面部をもつ凹部が設けられた台座とを設け、前記台座の凹部に標識柱本体の下端を挿入して組み立て可能に構成し、台座を路面の形状に合わせて任意に選択可能としたものが提案されている。
【0005】
しかしながら、前記公報記載の技術においては、台座の比較的薄い底面部がコア台座を支持しているため、車両衝突時等に標識柱部分に外力が加わった場合、底面部に応力が集中して破損する可能性があると言う不具合があった。
【0006】
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、多種多様な路面形状に対応することができ、且つ外力による破損を防止することができる視線誘導標識柱を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、下部にコア台座が取り付けられた可撓性をもつ標識柱本体と、該コア台座を介して標識柱本体を支持する台座本体と、前記コア台座の下端から突出するボルトと、該ボルトと螺合することにより標識柱本体を固定するアンカーとから構成される視線誘導標識柱において、前記台座本体の下方に向かって縮径するテーパ貫通孔が開口された台座本体と、前記テーパ貫通孔の傾斜したテーパ部と嵌合するように縮径する外形状のコア台座とを備えることを第1の特徴とする。
【0008】
更に本発明は、前記視線誘導標識柱において、前記コア台座の外周部に視線誘導標識柱の軸方向に延び且つ突出した突起部を設けると共に、前記台座本体のテーパ貫通孔の内面に前記コア台座の突起部と嵌合する溝を設けたことを第2の特徴とし、前記何れかの視線誘導標識柱において、前記コア台座の外周部に一部が突出した凸状の突起部を設けると共に、前記台座本体のテーパ貫通孔の内面に前記コア台座の凸状の突起部と嵌合する穴を開口したことを第3の特徴とする。
【0009】
更に本発明は、前記何れかの視線誘導標識柱において、前記コア台座の厚さを台座本体の厚さより薄く形成することにより前記コア台座と台座本体とをテーパ結合した状態で他姓座本体下面との間に空間を形成し、前記コア台座から突出したボルトにリングを設け、該リングが前記空間内に配置される様に構成したことを第4の特徴とする。
【0010】
また本発明は、下部に上部台座が取り付けられた可撓性をもつ標識柱本体と、該上部台座を介して標識柱本体を支持する下部台座と、前記上部台座の下端から突出するボルトと、該ボルトと螺合することにより標識柱本体を固定するアンカーとから構成される視線誘導標識柱において、前記下部台座が扁平台形状の上平面の中央にボルト用穴が開口され且つ略十字形状に突出した回り止め突起を備え、前記上部台座が底面に前記回り止め突起の突出した部分と嵌合する凹部を備え、前記上部台座のボルトを下部台座ボルト用穴に貫通させ、且つ前記回り止め突起と凹部とを嵌合する様に構成されていることを第5の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による視線誘導標識柱を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図、図2は本発明の第2の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図、図3は本発明の第2の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図、図4は本発明の第4の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図、図5は本発明の第5の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図、図6は本発明の第2の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図である。
【0012】
<第1実施形態の説明>
本実施形態による視線誘導標識柱は、この視線誘導標識柱の台座近傍の断面図である図1に示す如く、可撓性を持つ円柱形状の円筒部4の下部にコア台座2が取り付けられた標識柱本体100と、該コア台座2の下端から突出するように成形されたボルト5と、前記コア台座2の外周面と傾斜(テーパ角)をもって嵌合する様に縮径するテーパ貫通孔が貫通された扁平台形形状の台座本体1と、路面等に埋設され、前記コア台座2の下端から突出したボルト5と螺合することにより標識柱本体100及び台座本体1を路面に固定するアンカー6とから構成されている。
【0013】
前記コア台座2は、路面方向に向かって縮径する円柱状台形形状を成し、その外周部が台座本体1に貫通されたテーパ貫通孔のテーパ部3とテーパ嵌合する様に構成されている。
【0014】
前記台座本体1は、例えば射出成形により製造され、その材質は、例えばポリプロピレンであり、引っ張り強度は23MPa(試験方法JIS K6758、以下同じ)、伸び率は200%、アイゾット衝撃強度で破断せず、ロックウェル強度Rスケール70が好適である。また前記コア台座2は、例えば注型成形又は射出成形により製造され、その材質は、例えばポリウレタンであり、引っ張り強度は21MPa(試験方法JIS K6251、以下同じ)、伸び率は540%、引き裂き強さは72N/mmが好ましい。更に円筒部4の材質は、例えばポリプロピレンであり、引っ張り強度は37MPa(試験方法JIS K7311、以下同じ)、伸び率は560%、引き裂き強さは85N/mmが好ましい。これら材質は、前述のものに限られるものではない。
【0015】
この様に構成された視線誘導標識柱は、路面にアンカー6を埋設しておき、標識柱100のコア台座2を台座本体1のテーパ貫通孔に挿入してテーパ嵌合することにより標識柱100と台座無本体1とを一体化し、この標識柱100及び台座本体1をボルト5を用いてアンカー6に螺合することによって、路面上に設置することができる。
【0016】
特に本実施形態による視線誘導標識柱は、台座部分にコア台座2を支持する従来の肉薄の底面部をもたず、標識柱本体4に外力が加わった際にもコア台座2の下部が路面に接しているため、台座部分が破損することを防止することができる。また本実施形態によれば、台座本体のみをオプションとして路面形状に合わせて変更することもでき、仮に台座本体が破損した際にも該台座本体のみを交換することによって、容易に視線誘導標識柱を修復することができる。
【0017】
<第2実施形態の説明>
次に第2実施形態による視線誘導標識柱を図2を参照して説明する。図2(a)は本実施形態による台座本体1aを上方から見た平面図、同(b)は台座近傍のA−A断面図である。
【0018】
本実施形態による視線誘導標識柱は、図2(b)に示す如く、前述の実施形態同様に、円筒部4の下部にコア台座2aが取り付けられた標識柱本体100aと、該コア台座2aの下端から突出するボルト5と、前記コア台座2aの外周面と傾斜をもって嵌合する様に縮径するテーパ貫通孔が貫通された扁平台形形状の台座本体1aと、前記ボルト5と螺合することにより標識柱100a及び台座本体1aとを固定するアンカー6とから構成されている。尚、標識柱本体100a、コア台座2a、台座本体1aの材質は前記実施形態と同一であり、以下に述べる実施形態においても同様である。
【0019】
特に本実施形態によるコア台座2aは、路面方向に向かって縮径する円柱台形形状の周囲に軸方向に延びる縦長の複数の突起7aが設けられており、これに対応して台座本体1aは、テーパ貫通孔の内周に前記コア台座2aの突起7aが嵌め込まれる複数の溝が刻設されており、前記コア台座2aの複数の突起7aを台座本体1aの複数の溝に嵌め込むことによって、一体化することができる。
【0020】
この様に構成された視線誘導標識柱は、路面にアンカー6を埋設しておき、前記台座本体1aと一体化した標識柱100aをボルト5を用いてアンカー6に螺合することによって、これらを路面上に設置することができる。
【0021】
更に本実施形態による視線誘導標識柱は、前記実施形態と同様な台座部分の破損防止やテーパ嵌合等の効果に加え、コア台座2aに設けた突起7a及び台座本体1a内周の溝との嵌合により、アンダーカット効果を生じ、より強固な抜け防止を行うことができる。また本実施形態によれば、標識柱100aをボルト5を用いてアンカー6に螺合を行う際、突起7aと溝との嵌合によって、台座本体1aとコア台座2aとが空回りすることを防止し、強固に路面設置を行うことができる。
【0022】
<第3実施形態の説明>
次に第3実施形態による視線誘導標識柱を図3を参照して説明する。図3(a)は本実施形態による台座本体1bを上方から見た平面図、同(b)は台座近傍のB−B断面図である。
【0023】
本実施形態による視線誘導標識柱は、図3に示す如く、前述の実施形態同様に、円筒部の下部にコア台座2bが一体的に成形された標識柱本体100bと、該コア台座2bの下端から突出するボルト5と、前記コア台座2bの外周面とテーパをもって嵌合する様に縮径するテーパ貫通孔が貫通され、且つ増し締め用貫通孔8bが開口された台座本体1bと、前記ボルト5と螺合することにより標識柱100bを路面に固定するアンカー6とから構成されている。
【0024】
特に本実施形態によるコア台座2bは、前記第2実施形態で説明した突起と同様な突起7bに加え、凸状突起9が設けられていると共に、台座本体1bのテーパ貫通孔の内周に前記凸状突起9と嵌合する穴が設けられており、前記コア台座2bの凸状突起9を台座本体1aの穴に嵌め込むことによって、両者の抜けを更に防止することができる。即ち、本実施形態は、コア台座2bを台座本体1bのテーパ貫通孔の内周に嵌め込む際、前記突起9が弾性により押し潰され且つ貫通孔が弾性により押し広げられながら挿入され、両者が嵌合した際には凸状突起9が穴に嵌め込まれるため、標識柱本体100と台座本体1bとを更に強固に結合することができる。
【0025】
この様に構成された視線誘導標識柱は、路面に埋設されたアンカー6に台座本体1b及び標識柱100bをボルト5を用いてアンカー6に螺合し、路面上に設置した状態で、増し締め用貫通穴8bに工具をセットし、台座1bを回転させて増し締めすることにより、より強固に設置することが可能になる。
【0026】
<第4実施形態の説明>
本実施形態による視線誘導標識柱は、視線誘導標識柱の台座近傍の断面図である図4に示す如く、可撓性を持つ円柱形状の円筒部4の下部にコア台座2cが取り付けられた標識柱本体100cと、該コア台座2cの下端から突出するように成形されたボルト5と、前記コア台座2cの外周面と傾斜(テーパ角)をもって嵌合する様に縮径するテーパ貫通孔が貫通された扁平台形形状の台座本体1cと、路面等に埋設され、前記コア台座2の下端から突出したボルト5cと螺合することにより標識柱本体100cを固定するアンカー6と、前記コア台座2cと路面との間の空間にボルト5に嵌合される樹脂製のリング10とから構成されている。
【0027】
本実施形態と第1実施形態による視線誘導標識柱との相違点は、前記コア台座2cの縦方向の寸法(厚さ)を台座本体1c厚さ(テーパ貫通孔の深さ)より薄く構成した点と、このコア台座1cの寸法差による路面とコア台座1c間に形成される空間内に、前記リング10を配置する様に構成した点である。
【0028】
この様に構成された視線誘導標識柱は、路面にアンカー6を埋設しておき、標識柱100cのコア台座2cから突出するボルト5にリング10をはめ込み、この後に標識柱本体100cと台座本体1cとをテーパ嵌合させて一体化し、この標識柱100c及び台座本体1cをボルト5を用いてアンカー6に螺合することによって、路面上に設置することができる。
【0029】
特に本実施形態による視線誘導標識柱は、前記リング10を設けたことによって、標識柱本体100cに外力が加わった場合、その外力荷重を樹脂製のリング10が受けることによってコア台座1cを保護することができる。
【0030】
<第5実施形態の説明>
図5は、前記第1実施形態による視線誘導標識柱におけるボルト5を含む標識柱本体100aを示す図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は側面図である。
【0031】
この標識柱本体100aは、円筒形状であり、その側面に複数の反射シート11が設けられた円筒部4と、該円筒部4の頂部に設けられて円筒頂部を覆うキャップ部12と、突起7bが設けられ且つ円筒部4の下端に取り付けられたコア台座2aと、該コア台座2aの下端から突出するホルト5とから構成される。
【0032】
この様に構成されたこの標識柱本体100aは、前述の実施形態の如く、台座本体と結合した状態で路面に埋設したアンカー6に固定することができる。尚、本実施形態においてはコア台座2cを用いる例を説明したが、コア台座の形状は他の実施形態の如く、突起がないもの他の形状であっても良い。
【0033】
この標識柱本体100aは、設置スペースに余裕がない場合、前記各実施形態において使用した台座本体と結合することなく、コア台座2cを直接アンカー6に螺合することによっても路面に設置することができる。即ち、本発明による視線誘導標識柱は、コア台座を台座本体と兼用して路面に設置することができ、生産効率を向上することができる。
【0034】
<第6実施形態の説明>
次に本発明の第6の実施形態による視線誘導標識柱を図6を参照して説明する。図6(a)は本実施形態による台座本体1dを上方から見た平面図、同(b)は台座近傍のC−C断面図である。
【0035】
本実施形態による視線誘導標識柱は、前述の各実施形態と異なり、台座部分を上部台座20と下部台座30とに上下に分割したものであって、下部台座30は、図6(a)の平面図に示す如く、扁平台形状の上平面に中央にボルト用穴12が開口され且つ略十字形状に突出した回り止め突起11を備え、上部台座20は、図6(b)の断面図に示す如く、その底面に前記回り止め突起11の突出した部分と嵌合する凹部が設けられている。
【0036】
この視線誘導標識柱は、標識柱本体100d下端のボルト5を下部台座30のボルト用穴12に貫通させ、且つ前記回り止め突起11と凹部とを嵌合する様に挿入することにより上下の台座を一体化し、更にボルト5をアンカー6に螺合させることによって、標識柱本体100d及び台座本体1dを路面に設置することができる。尚、符号8dは、前述の実施形態と同様の増し締め用貫通穴を示す。
【0037】
本実施形態による視線誘導標識柱は、上部台座20の下面を下部台座30の上平面全面で支持するため、標識柱本体100dに加わった荷重を比較的厚い下部台座30の上平面全体で受けることにより台座部分の破損を防止することができ、更に下部台座30から突出した十時形状の回り止め突起11と上部台座20の十時形状の凹部とを嵌合させることによって、上部台座20と下部台座30とが空回りすることを防止し、強固に路面設置を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明による視線誘導標識柱は、下部にコア台座が取り付けられた可撓性をもつ標識柱本体と、下方に向かって径が縮小するようにテーパ貫通孔が開口された台座本体と、前記テーパ貫通孔の傾斜したテーパ部とテーパ嵌合するように下方に向かって縮径する外周部を有するコア台座とを備えたことにより、前記コア台座が標識柱本体に加わる外力を支持し、台座部分の破損を防止することができる。
【0039】
更に本発明は、コア台座の外周部に設けた突起部と台座本体のテーパ貫通孔の内面に設けた溝とを嵌合することによって、標識柱本体と台座本体との空回りを防止することができ、更に前記テーパ面に凸形状の突起及び溝を設けることにより、コア台座と台座本体との抜けを防止することができ、更にコア台座の厚さを台座本体の厚さより薄くしてコア台座と台座本体とをテーパ結合した状態で路面との間に空間を形成し、コア台座から突出したボルトにリングを設け、該リングが前記空間内に配置することにより、コア台座の破損を更に防止することができる。
【0040】
また本発明は、台座部分を上部と下部に分割し、前記下部台座が扁平台形状の上平面の中央にボルト用穴が開口され且つ略十字形状に突出した回り止め突起を備え、前記上部台座が底面に前記回り止め突起の突出した部分と嵌合する凹部を備え、前記上部台座のボルトを下部台座ボルト用穴に貫通させ、且つ前記回り止め突起と凹部とを嵌合する様に構成されていることにより、台座部分の破損を防止することができ且つ空回りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【図2】本発明の第2の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【図3】本発明の第3の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【図4】本発明の第4の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【図5】本発明の第5の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【図6】本発明の第6の実施形態による視線誘導標識柱を説明するための図。
【符号の説明】
1〜1d:台座本体、2〜2d:コア台座、3〜3a:テーパ部、4円筒部、5:ボルト、6:アンカー、7a〜7b:突起、8b〜8d:増し締め用貫通穴、9:凸状突起、10:リング、11:反射板、12:キャップ、13空気抜き穴、14:水抜き穴。

Claims (5)

  1. 下部にコア台座が取り付けられた可撓性をもつ標識柱本体と、該コア台座を介して標識柱本体を支持する台座本体と、前記コア台座の下端から突出するボルトと、該ボルトと螺合することにより標識柱本体を固定するアンカーとから構成される視線誘導標識柱において、前記台座本体の下方に向かって縮径するテーパ貫通孔が開口された台座本体と、前記テーパ貫通孔の傾斜したテーパ部と嵌合するように縮径する外周部をもつコア台座とを備えることを特徴とする視線誘導標識柱。
  2. 前記コア台座の外周部に視線誘導標識柱の軸方向に延び且つ突出した突起部を設けると共に、前記台座本体のテーパ貫通孔の内面に前記コア台座の突起部と嵌合する溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の視線誘導標識柱。
  3. 前記コア台座の外周部に一部が突出した凸状の突起部を設けると共に、前記台座本体のテーパ貫通孔の内面に前記コア台座の凸状の突起部と嵌合する穴を開口したことを特徴とする請求項1又は2記載の視線誘導標識柱。
  4. 前記コア台座の厚さを台座本体の厚さより薄く形成することにより前記コア台座と台座本体とをテーパ結合した状態で台座本体下面との間に空間を形成し、前記コア台座から突出したボルトにリングを設け、該リングが前記空間内に配置される様に構成したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の視線誘導標識柱。
  5. 下部に上部台座が取り付けられた可撓性をもつ標識柱本体と、該上部台座を介して標識柱本体を支持する下部台座と、前記上部台座の下端から突出するボルトと、該ボルトと螺合することにより標識柱本体を固定するアンカーとから構成される視線誘導標識柱であって、前記下部台座が扁平台形状の上平面中央にボルト用穴が開口され且つ略十字形状に突出した回り止め突起を備え、前記上部台座が底面に前記回り止め突起の突出した部分と嵌合する凹部を備え、前記上部台座のボルトを下部台座ボルト用穴に貫通させ、且つ前記回り止め突起と凹部とを嵌合する様に構成されていることを特徴とする視線誘導標識柱。
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