JP2004131984A - 作業ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユニット枠体21は、上下方向に伸びる複数本の垂直支柱22と水平方向に伸びて垂直支柱22を連結する複数本の水平梁23とを有し、建築物の外部に配置される。ガイド部材54は、ユニット枠体21の内側に配置され、垂直支柱22に上下動自在に連結された縦材を備える。駆動機構70は、ユニット枠体21に対してガイド部材54を上下動させる。複数の締結手段は、垂直支柱22およびガイド部材54に設けられ、建築物の躯体部に着脱自在に締結される。足場板支持梁32は、垂直支柱22に建築物に向けて水平に突設される。足場板40は、水平方向に隣り合う足場板支持梁32に両端が着脱自在に装着される。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建築物を建造する際に建築物の外側に配置されて作業者が建築物外面に対する作業を行ったり、建築物外面を安全ネットにより覆うための作業ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
中層ないし高層の建築物を建造する場合には、地上から足場を組み上げていくことは困難であることから、建築物の外側に配置される作業ユニットを上層階側に移動させるようにした技術が開発されている。作業者は作業ユニットに設けられた足場板の上で外面塗装作業などの種々の建築作業を行うようにしたり、作業ユニットに安全ネットを取り付けることになる。この作業ユニットは、所定階数、たとえば、3階あるいは4階程度の階数に対応する高さとなって建築物の外側に配置され、作業ユニットを使用した所定の作業が終了するとともに、上層側の部分の建築が進むに従って作業ユニットはクレーンやホイストなどの起重機によって上方に登攀移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなタイプの作業ユニットは、建築現場まで分解した状態でトラック輸送ができるとともに、建築現場において容易に組立てることができることが好ましく、さらに、上方に登攀移動させる際には迅速に建築物の躯体部から取り外してクレーンなどにより迅速に移動し得ることが好ましい。
【0004】
しかしながら、これまで開発された登攀式の作業ユニットは、所定の作業が終了した後に上昇移動させる盛替作業に時間がかかるという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、組立て分解作業を迅速に行うことができるとともに上昇移動作業を迅速に行うことができる作業ユニットを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、強風に煽られて躯体部に衝突する心配がなく、常に安定した状態で盛替作業を行うことができる作業ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の作業ユニットは、上下方向に伸びる複数本の垂直支柱と水平方向に伸びて前記垂直支柱を連結する複数本の水平梁とを有し、建築物の外部に配置されるユニット枠体と、前記ユニット枠体と前記建築物との間に配置され、前記ユニット枠体に対して相対的に上下動自在に連結されるガイド部材と、前記ユニット枠体に対して前記ガイド部材を相対的に上下動させる駆動機構と、前記ユニット枠体を前記建築物に着脱自在に締結させる第1の締結手段と、前記ガイド部材を前記建築物に着脱自在に締結させる第2の締結手段と、前記ユニット枠体に前記建築物に向けて水平に突設される足場板支持梁と、水平方向に隣り合う前記足場板支持梁に両端が着脱自在に装着される足場板とを有し、前記ガイド部材の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材をユニット枠体に沿って上側階に移動させ、かつ、前記ユニット枠体の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材に沿って前記ユニット枠体を上側階に移動させることを特徴とする。
【0008】
本発明の作業ユニットは、上下方向に伸びる複数本の垂直支柱と水平方向に伸びて前記垂直支柱を連結する複数本の水平梁とを有し、建築物の外部に配置されるユニット枠体と、前記ユニット枠体と前記建築物との間に配置され、前記ユニット枠体に対して相対的に上下動自在に連結されるガイド部材と、前記ユニット枠体に対して前記ガイド部材を相対的に上下動させる駆動機構と、前記ユニット枠体を前記建築物に着脱自在に締結させる第1の締結手段と、前記ガイド部材を前記建築物に着脱自在に締結させる第2の締結手段と、前記ユニット枠体に装着される安全ネットとを有し、前記ガイド部材の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材をユニット枠体に沿って上側階に移動させ、かつ、前記ユニット枠体の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材に沿って前記ユニット枠体を上側階に移動させることを特徴とする。
【0009】
本発明の作業ユニットは、前記駆動機構は前記ユニット枠体に設けられた巻上げ機と、両端が前記巻上げ機および前記ガイド部材に固定されたワイヤとを有し、前記巻上げ機を作動させると前記ガイド部材が前記ユニット枠体に対して上下動することを特徴とする。
【0010】
本発明の作業ユニットは、前記締結手段は締結位置と待避位置との間を移動する締結梁を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の作業ユニットは、前記垂直支柱のそれぞれは、上下端部に連結部を有し、かつ、長手方向に沿って所定間隔毎に取付孔が形成された柱部材を上下方向に複数連結して形成され、前記水平梁のそれぞれは、水平端部に連結部を有する梁部材を水平方向に複数連結してそれぞれ形成されたことを特徴とする。
【0012】
本発明の作業ユニットは、前記柱部材は、逆向きに対向して配置され、スペーサを介して結合された一対のチャンネル材によって構成され、前記チャンネル材のそれぞれの対向面には、長手方向に沿って所定間隔毎に取付孔が形成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の作業ユニットは、前記梁部材は、逆向きに対向して配置され、スペーサを介して結合された一対のチャンネル材によって構成され、前記柱部材の前記取付孔に対応する貫通孔が形成された連結部を有することを特徴とする。
【0014】
本発明の作業ユニットは、前記垂直支柱に取り付けられる前記締結手段は、前記柱部材の前記取付孔に対応する貫通孔が形成された連結部を有することを特徴とする。
【0015】
本発明の作業ユニットは、前記ユニット枠体の側辺に外方に向けて前記ユニット枠体に平行となって水平に突設される梯子支持梁と、上下方向に隣り合う前記梯子支持梁との間に取り付けられる梯子と、前記側辺に位置する前記足場板支持梁に回動自在に装着される渡り足場板とを有し、作業者が前記梯子を介して上下に移動し得るとともに前記渡り足場板を介して相互に隣り合う作業ユニットに移動し得ることを特徴とする。
【0016】
このような本発明の作業ユニットによれば、ユニット枠体またはガイド部材の少なくとも一方を躯体部に締結した状態で盛替作業を行うので、強風に煽られた作業ユニットが躯体部に衝突する心配もなく、常に安定した状態で盛替作業を実行することできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の作業ユニットを建築物の外側に取り付けた状態を示す正面図であり、図2は図1の平面図であり、図3は図1におけるA−A線に沿う方向の矢視図である。
【0019】
図1および図3には建設途中における建築物10の躯体部11a〜11eが示されており、本発明の作業ユニット20は建築物10の外側に配置されるようになっている。マンションやオフィスビルなどの1つの建築物を建設する際には、その周囲全体を覆うように、もしくは必要な箇所に所定の台数の作業ユニット20が建築物10の下層部に取り付けられることになる。図1および図2には、1つの作業ユニット20とこれに隣接する他の作業ユニット20の一部が示されており、作業ユニット20は建築物10の外側に配置されるユニット枠体21を有している。
【0020】
ユニット枠体21は、上下方向に伸びる複数本の垂直支柱22と、水平方向に伸びて垂直支柱22を上下両端部で連結する複数本の水平梁23とを備えている。ユニット枠体21を構成する垂直支柱22および水平梁23の本数は、図1に示された本数に限定されるものではなく、任意の本数とすることができる。図1に示すように、ユニット枠体21の外面には安全ネット19が取り付けられており、作業用工具の落下、小物部品の落下、それによる作業員の負傷を未然に防止している。図示はしないが、ユニット枠体21の垂直支柱22の間には水平方向に伸びる複数の手摺り材が所定の間隔を隔てて備えられており、作業員の転落事故を防止している。
【0021】
垂直支柱22のそれぞれは、所定の長さの柱部材24を複数本接続することにより形成されており、分解および組立てを行うことができる。同様に、水平梁23も、所定の長さの梁部材25を複数本接続することにより形成されており、分解および組立てを行うことができる。
【0022】
図4(A)は柱部材24を示す側面図であり、図4(B)は柱部材24を示す正面図であり、図4(C)は柱部材24の一部を示す斜視図である。柱部材24はそれぞれ所定長さの断面コの字形状の2本のチャンネル材24aを逆向きにし、それぞれに溶接されるスペーサ26によって固定することにより形成されている。
【0023】
一方のチャンネル材24aの一端部と他方のチャンネル材24aの他端部にはそれぞれ断面コの字形状のジョイント部材26aが固定され、それぞれのジョイント部材26aには取付孔27aが形成されている。また、一方のチャンネル材24aの他端部と他方のチャンネル材24aの一端部には、それぞれ取付孔27aに対応して取付孔27bが形成されている。これにより、柱部材24のジョイント部材26a同士を連結することができ、所定の長さの垂直支柱22を構成することができる。それぞれのチャンネル材24aの対向面には、長手方向に所定の間隔毎に取付孔27が形成されている。その取付孔27を貫通するボルトによってジョイント部材26aを取り付け、ジョイント部材26aを介して柱部材24を連結することにより必要な長さの垂直支柱22を建築現場で容易に組み立てることができる。
【0024】
図5(A)は梁部材25を側面から観た部分断面図であり、図5(B)は梁部材25を示す正面図であり、図5(C)は梁部材25の一部を示す斜視図であり、図5(D)は梁部材25の一部を示す斜視図である。
【0025】
図5(A)〜(D)に示す梁部材25は、それぞれ所定長さの断面コの字形状の2本のチャンネル材25aを逆向きにし、それぞれに溶接されるスペーサ28によって固定することにより形成されている。
【0026】
一方のチャンネル材25aの一端部と他方のチャンネル材25aの他端部には、それぞれ断面コの字形状のジョイント部材28aが固定され、それぞれのジョイント部材28aには取付孔29aが形成されている。また、一方のチャンネル材25aの他端部と他方のチャンネル材25aの一端部には、それぞれ取付孔29aに対応して取付孔29bが形成されている。更に、それぞれのチャンネル材25aの長手方向の端部には取付孔29が形成されており、その取付孔29を貫通するボルトによってジョイント部材28aを取り付け、ジョイント部材28aを介して梁部材25を連結することにより必要な長さの水平梁23を建築現場で容易に組み立てることができる。
【0027】
対向するチャンネル材25a相互間には、柱部材24に形成された取付孔27に対応する貫通孔30が形成された連結部材31がネジ止めもしくは溶接などの結合手段によって固定されている。水平梁23を垂直支柱22に取り付けるには、連結部材31に形成された貫通孔30と柱部材24に形成された取付孔27とを位置合わせしてボルトなどの締結具で締結すればよい。
【0028】
図6は足場板支持梁32を示す斜視図である。足場板支持梁32は、持ち送り枠もしくはブラケットとも称されており、図6に示すように、チャンネル材に加工が施され、柱部材24に形成された取付孔27に対応する貫通孔33が形成された連結部材34を有する。連結部材34の両端部のそれぞれには、丸パイプからなる支持梁本体35と支持梁補助部36とが連結部材34に対して直角方向に溶接などの結合手段を用いて固定されており、支持梁本体35および支持梁補助部36の内部には、それぞれ摺動パイプ35a,36aが嵌め合わされている。これにより、装着される足場板の幅寸法に応じて足場板支持梁32の長手方向の寸法を自在に調節することができる。図示された支持梁本体35および支持梁補助部36は、丸パイプで構成されているが、角パイプで構成されてもよい。また、摺動パイプ35a,36aの先端には、手摺材を装着するための受け部37が摺動パイプ35a,36aに対して直角方向に溶接などの結合手段によって固定されている。
【0029】
図7は図1のB部を拡大して示した斜視図である。図において、足場板は省略されている。図6に示したような足場板支持梁32を垂直支柱22に取り付けるには、図7に示すように、連結部材34に形成された貫通孔33と垂直支柱22に形成された取付孔27とに止めピンまたはボルトなどの締結部材38を用いて締結する。これにより、相互に隣り合う足場板支持梁32の垂直支柱22に対する取り付け高さを同一に揃えることができる。
【0030】
図2に示されるように、足場板支持梁32は、それぞれの垂直支柱22に取り付けられており、水平方向に隣り合う足場板支持梁32相互間には足場板40が着脱自在に装着されるようになっている。ただし、ユニット枠体21に足場板支持梁32と足場板40を取り付けることなく、安全ネット19のみを取り付けるようにしても良く、安全ネット19を取り付けることなく、足場板支持梁32を介して足場板40のみを取り付けるようにしても良い。
【0031】
図8(a)は足場板40を示す平面図であり、図8(b)は足場板40を示す正面図である。足場板40として布板と称されているものが使用されている。図8(a)(b)に示すように、足場板40は、枠体部41の上面に布板部42が設けられ、枠体部41の長手方向の両端面にそれぞれ幅方向に間隔を隔ててフック43が設けられており、フック43を足場板支持梁32の支持梁本体35に掛け留めることによって、足場板支持梁32に対して着脱自在に装着される。
【0032】
枠体部41は、鉄などの金属薄板の折り曲げ、打ち抜きまたはプレス加工を経て製造してもよいし、角パイプもしくは丸パイプを組み合わせて構成してもよい。また、この実施の形態では、布板部42にエキスパンドメタル等の金属メッシュが用いられているが、金属板の表面に多数の穴を設けた多孔板や、金属板の表面に多数の微小な凹凸模様を付したものを用いても良い。
【0033】
図9は締結具44を示す斜視図であり、図10は図1のC部を拡大して示した斜視図である。図9に示すように、締結具44は、チャンネル材に加工が施され、柱部材24に形成された取付孔27に対応する貫通孔45が形成された連結部材46を有する。連結部材46には、角パイプからなる締結梁47の一端が連結部材46に対して直角方向に固定されている。締結梁47の他端側には、ヒンジ部47aを介して上下方向に回動自在に締結アーム50が取り付けられている。この締結アーム50にはスリーブ48が摺動自在に嵌合されており、スリーブ48に対して締結アーム50と平行にねじ結合された締結ねじ49の先端には、躯体部11の内面に接触する締結駒49aが設けられている。締結アーム50には複数の位置決め孔51が形成され、躯体部の厚み寸法に合わせて何れかの位置決め孔に、図示しない止めピンなどの固定具を打ち込むことにより、スリーブ48の締結アーム50に対する位置を設定することができる。
【0034】
この実施の形態では、連結部材46と締結梁47との間には補強材52が斜めに架け渡されており、締結具44の機械的強度が確保されている。締結アーム50を矢印aの向きに回転させることにより、締結アーム50を締結位置と待避位置との間で回動させることができる。図示する場合にはヒンジ部47aにより締結アーム50が上下方向に締結位置と待避位置との間で回動するようになっているが、水平方向に回動するようにしても良い。
【0035】
締結具44を垂直支柱22に取り付けるには、図10に示すように連結部材46に形成された貫通孔45と柱部材24に形成された取付孔27とを位置合わせして止めピンやボルトなどの結合手段53を用いて連結すればよい。
【0036】
図11は締結具44の変形例であり、この場合には締結アーム50が2枚の板材により形成されており、それぞれの板材は基端部で締結梁47に回動自在に連結され、先端部はスペーサにより相互に連結されている。この場合にも板材からなる締結アーム50にはスリーブ48が取り付けられている。
【0037】
図1〜図3に示すように、本発明の作業ユニット20はガイド部材54を有し、このガイド部材54はユニット枠体21と建築物との間に配置され、ユニット枠体21に対して相対的に上下動自在に連結されている。ガイド部材54は、間隔を隔てて配置された縦材55a,55bの長手方向の両端が横材56a,56bによって結合された枠体部57と、縦材55a,55bそれぞれの中間部に建築物10に向けて突設される締結具58と、一端が縦材55a,55bそれぞれに対して連結されたガイドローラー支持部59とを有している。
【0038】
図12は図3のA部の拡大図であり、図13はガイド部材54の一部を拡大して示す斜視図であり、図14は図12のA部を拡大して示した断面図である。
【0039】
図13に示すように、締結具58のそれぞれは、角パイプからなる締結アーム60を有し、その一端が枠体部57の縦材55a,55bのそれぞれに対して矢印bで示すように上下方向に締結位置と待避位置との間で回転自在に軸止めされている。締結アーム60は、一端側に躯体部11の外面に接触するストッパ61が設けられており、他端側にスリーブ62が摺動自在に嵌合されている。スリーブ62には、締結ねじ63が締結アーム60と平行にねじ結合されており、締結ねじ63の先端には、躯体部11の内面に接触する締結駒64が設けられている。図示する場合には締結アーム60は上下方向に締結位置と待避位置との間で回動するようになっているが、水平方向に回動するようにしても良い。
【0040】
締結アーム60には複数の位置決め孔65が形成され、躯体部11の厚み寸法に合わせて何れかの位置決め孔に、図示しない止めピンなどの固定具を打ち込むことにより、スリーブ62の締結アーム60の位置を設定することができる。
【0041】
枠体部57の縦材55a,55bのそれぞれにはチャンネル材が用いられ、内部にガイド溝66が形成されている。ガイドローラー支持部59は、一端に連結部を有する締結梁67と、支持アーム68を介して締結梁67に連結されたローラ部69とを有し、締結梁67の一端が図12に示すように垂直支柱22に対して水平に固定されている。
【0042】
図14に示すように、ローラ部69は、軸方向両端に2つの回転体69aが結合された回転軸69bと、それを回転自在に支持する支持片69cとを有し、支持片69cの一端が支持アーム68にジョイント結合68aされ、回転体69aが縦材55a,55bのガイド溝66に嵌め合わされている。これによって、ガイド部材54とユニット枠体21とが相対的に上下動自在に連結されることとなる。
【0043】
図1〜3に示すように、本発明の作業ユニット20には、ガイド部材54とユニット枠体21とを相対的に上下方向に駆動するために駆動機構70が備えられている。駆動機構70は、ユニット枠体21に水平に突設された支持腕70aと、支持腕70aの先端に設けられたウィンチなどの巻上げ機70bとを有しており、巻上げ機70bのワイヤ71がガイド部材54に固定されている。したがって、ユニット枠体21を建築物に締結し、ガイド部材54の建築物に対する締結を解除した状態でワイヤ71を巻き取ると、ガイド部材54はユニット枠体21に対して上昇移動し、ユニット枠体21はガイド部材54に対しては相対的に下降する。一方、ユニット枠体21の建築物に対する締結を解除し、ガイド部材54を建築物に締結した状態でワイヤ71を巻き取ると、ユニット枠体21はガイド部材54に対して上昇移動し、ガイド部材54はユニット枠体21に対しては相対的に下降する。
【0044】
ユニット枠体21のガイド部材54に対する上昇移動と、ガイド部材54のユニット枠体21に対する上昇移動とを、建築物に取り付けられた図示しないクレーンやウインチによって行うようにしても良く、これらのクレーンやウインチは駆動機構を構成することになる。
【0045】
次に、作業ユニット20の使用方法について説明する。
【0046】
図15は本発明の作業ユニット20の使用状態を示す説明図であり、図16はガイド部材に対するユニット枠体の上昇移動を開始させる状態を示す説明図であり、図17はユニット枠体の上昇移動が終了した状態を示す説明図であり、図18はガイド部材のユニット枠体への上昇移動を開始させる状態を示す説明図であり、図19はガイド部材の上昇移動が終了した状態を示す説明図である。
【0047】
建築物10に外面塗装作業など種々の建築作業を行うには、まず所定の台数の作業ユニット20を建築物10下層部の周囲全体もしくは必要な箇所に配置する。図15に示すように、作業ユニット20は、ガイド部材54の締結具58および締結具44を介して躯体部11bおよび躯体部11cに固定されており、このとき、ユニット枠体21はガイド部材54に対して下降限位置にある。
【0048】
ユニット枠体21の垂直支柱22のそれぞれには、複数の足場板支持梁32により躯体部に連結され、それぞれの足場板支持梁32の支持梁本体35には足場板40が着脱自在に敷設されており、作業者は足場板40の上で外面塗装など種々の建築作業を行う。
【0049】
建築作業の進行に伴って下側階での作業が完了し、更に上側階での建築作業を行うには、図16に示すように、まず、ユニット枠体21に設けられた締結具44の躯体部11bおよび躯体部11cに対する締結を解除して、締結アーム50を矢印aの向きに回転させて、締結位置から待避位置まで撥ね上げる。ユニット枠体21にはクレーンやウインチなどのワイヤ72の一端を固定して、ワイヤ72をクレーンやホイスト等の起重機により吊り上げる。ユニット枠体21が図17に示す高さ位置にまで達したら、締結具44の締結アーム50を矢印bの向きに回転させて水平とし、躯体部11bおよび躯体部11cに締結する。このとき、ユニット枠体21はガイド部材54に対して上昇移動し得る上限位置にある。
【0050】
更に上側階での建築作業を行うには、図18に示すように、締結具58の締結アーム60を躯体部11bおよび躯体部11cから取り外して矢印aの向きに回転させて、締結位置から待避位置まで撥ね上げる。この後、駆動機構70の巻上げ機70bを駆動させ、ワイヤ71を巻き上げ、ガイド部材54を吊り上げる。図19はガイド部材54がユニット枠体21に対して上昇限位置にある状態を示しており、この高さ位置にまでガイド部材54が達したら、2つの締結具58を矢印bの向きに回転させて水平の締結位置とし、それぞれ躯体部11dおよび躯体部11eに締結する。
【0051】
このように、本発明の作業ユニット20は、盛替作業時にはユニット枠体21またはガイド部材54の少なくとも一方の躯体部に対する締結を解除して上昇移動させるだけであり、迅速に盛替作業を行うことができる。しかも、本発明の作業ユニット20は、ユニット枠体21またはガイド部材54の少なくとも一方を躯体部に締結した状態で盛替作業を行うので、強風によって作業ユニット20が揺れ、躯体部に衝突する心配がなく、常に安定した状態で盛替作業を実行することできる。
【0052】
1つの作業ユニットは建築物の複数階分の上下寸法と、所定の幅寸法を有しており、1つの建築物に対しては複数の作業ユニットが使用される。図1に示されるように、1つの作業ユニット20と他の作業ユニット20は所定の間隔を隔てて建築物10の外側に配置される。そこで、1つの作業ユニット20からこれに隣接する他の作業ユニット20に作業者が移動し得るように、ユニット枠体21の一方の側辺に位置する足場板支持梁32には、渡り足場板73が回動自在に装着されている。
【0053】
図1、図8および図10に示すように、ユニット枠体21の一方の側辺に位置する垂直支柱22には、梯子74が取り付けられている。垂直支柱22には梯子支持梁(図示しない)が所定の間隔毎にユニット枠体21の外方に向けてユニット枠体21の外面に平行となって水平に取り付けられており、梯子74は梯子支持梁に取り付けられている。したがって、作業者が上下方向に足場を移動する際には、梯子74を上り下りすることになる。
【0054】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、それぞれのユニット枠体21のサイズおよびユニット枠体21に装着される足場板40の段数は建築現場に応じて任意に設定することができる。また、この実施の形態では、駆動機構70は、巻上げ機としてウインチを用いているが、これ以外の機構、例えば、手動の巻上げ機を用いても良いし、図示した態様以外にも、滑車を設けたり、取付位置を調節するなどして様々な態様を取り得る。ワイヤ71,72に代わってチェーンまたはロープを用いても良い。更に、前記実施の形態では、作業ユニット20を上側階へ移動させる場合についてのみ言及されているが、下側階へ移動させることも可能である。さらに、図示する場合にはユニット枠体21に足場板40を取り付ける場合について説明したが、足場板40を取り付けることなく、安全ネット19のみをユニット枠体21に取り付けるようにしても良い。また、締結具44の締結アーム50および締結具58の締結アーム60については、上下方向に回動する場合と水平方向に回動する場合について説明したが、締結位置と待避位置との間でスライドするようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】
上述したように、本発明の作業ユニットは、ユニット枠体またはガイド部材のどちらか一方を躯体部に締結した状態で盛替作業を行うので、強風に煽られた作業ユニットが躯体部に衝突する心配もなく、常に安定した状態で盛替作業を実行できる。
【0056】
しかも、垂直支柱と横材とが一体に形成されたユニット枠体を用いているので、足場板が取り付けたまま上側階に移動することができ、迅速に盛替作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業ユニットを建築物の外側に取り付けた状態を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1におけるA−A線に沿う方向の矢視図である。
【図4】(A)は柱部材を示す側面図であり、(B)は柱部材を示す正面図であり、(C)は柱部材の一部を示す斜視図である。
【図5】(A)は梁部材を示す部分断面図であり、(B)は梁部材を示す正面図であり、(C)は梁部材の一部を示す斜視図であり、(D)は梁部材の一部を示す斜視図である。
【図6】足場板支持梁を示す斜視図である。
【図7】図1のB部を拡大して示した斜視図である。
【図8】(a)は足場板を示す平面図であり、(b)は足場板を示す正面図である。
【図9】締結具を示す斜視図である。
【図10】図1のC部を拡大して示した斜視図である。
【図11】締結具の変形例を示す斜視図である。
【図12】図3のA部の拡大図である。
【図13】ガイド部材の一部を拡大して示す斜視図である。
【図14】図12のA部を拡大して示した断面図である。
【図15】本発明の作業ユニットの使用状態を示す説明図である。
【図16】ガイド部材に対するユニット枠体の上昇移動を開始させる状態を示す説明図である。
【図17】ユニット枠体の上昇移動が終了した状態を示す説明図である。
【図18】ガイド部材のユニット枠体への上昇移動を開始させる状態を示す説明図である。
【図19】ガイド部材の上昇移動が終了した状態を示す説明図である
【符号の説明】
10 建築物
11a〜11g 躯体部
19 安全ネット
20 作業ユニット
21 ユニット枠体
22 垂直支柱
23 水平梁
24 柱部材
25 梁部材
26 スペーサ
27 取付孔
28 スペーサ
29 取付孔
30 貫通孔
31 連結部材
32 足場板支持梁
33 貫通孔
34 連結部材
35 支持梁本体
36 支持梁補助部
35a,36a 摺動パイプ
37 受け部
38 締結部材
40 足場板
41 枠体部
42 布板部
43 フック
44 締結具
45 貫通孔
46 連結部材
47 締結梁
47a ヒンジ部
48 スリーブ
49 締結ねじ
50 締結アーム
51 位置決め孔
52 補強材
53 結合手段
54 ガイド部材
55a,55b 縦材
56a,56b 横材
57 枠体部
58 締結具
59 ガイドローラー支持部
60 締結アーム
61 ストッパ
62 スリーブ
63 締結ねじ
64 締結駒
65 位置決め孔
66 ガイド溝
67 締結梁
68 支持アーム
69 ローラ部
70 駆動機構
71,72 ワイヤ
73 渡り足場板
74 梯子
Claims (9)
- 上下方向に伸びる複数本の垂直支柱と水平方向に伸びて前記垂直支柱を連結する複数本の水平梁とを有し、建築物の外部に配置されるユニット枠体と、
前記ユニット枠体と前記建築物との間に配置され、前記ユニット枠体に対して相対的に上下動自在に連結されるガイド部材と、
前記ユニット枠体に対して前記ガイド部材を相対的に上下動させる駆動機構と、
前記ユニット枠体を前記建築物に着脱自在に締結させる第1の締結手段と、
前記ガイド部材を前記建築物に着脱自在に締結させる第2の締結手段と、
前記ユニット枠体に前記建築物に向けて水平に突設される足場板支持梁と、
水平方向に隣り合う前記足場板支持梁に両端が着脱自在に装着される足場板とを有し、
前記ガイド部材の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材をユニット枠体に沿って上側階に移動させ、かつ、前記ユニット枠体の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材に沿って前記ユニット枠体を上側階に移動させることを特徴とする作業ユニット。 - 上下方向に伸びる複数本の垂直支柱と水平方向に伸びて前記垂直支柱を連結する複数本の水平梁とを有し、建築物の外部に配置されるユニット枠体と、
前記ユニット枠体と前記建築物との間に配置され、前記ユニット枠体に対して相対的に上下動自在に連結されるガイド部材と、
前記ユニット枠体に対して前記ガイド部材を相対的に上下動させる駆動機構と、
前記ユニット枠体を前記建築物に着脱自在に締結させる第1の締結手段と、
前記ガイド部材を前記建築物に着脱自在に締結させる第2の締結手段と、
前記ユニット枠体に装着される安全ネットとを有し、
前記ガイド部材の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材をユニット枠体に沿って上側階に移動させ、かつ、前記ユニット枠体の前記建築物に対する締結を解除した状態の下で前記ガイド部材に沿って前記ユニット枠体を上側階に移動させることを特徴とする作業ユニット。 - 請求項1または2記載の作業ユニットにおいて、前記駆動機構は前記ユニット枠体に設けられた巻上げ機と、両端が前記巻上げ機および前記ガイド部材に固定されたワイヤとを有し、前記巻上げ機を作動させると前記ガイド部材が前記ユニット枠体に対して上下動することを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業ユニットにおいて、前記締結手段は締結位置と待避位置との間を移動する締結梁を有することを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業ユニットにおいて、前記垂直支柱のそれぞれは、上下端部に連結部を有し、かつ、長手方向に沿って所定間隔毎に取付孔が形成された柱部材を上下方向に複数連結して形成され、前記水平梁のそれぞれは、水平端部に連結部を有する梁部材を水平方向に複数連結してそれぞれ形成されたことを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業ユニットにおいて、前記柱部材は、逆向きに対向して配置され、スペーサを介して結合された一対のチャンネル材によって構成され、前記チャンネル材のそれぞれの対向面には、長手方向に沿って所定間隔毎に取付孔が形成されていることを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業ユニットにおいて、前記梁部材は、逆向きに対向して配置され、スペーサを介して結合された一対のチャンネル材によって構成され、前記柱部材の前記取付孔に対応する貫通孔が形成された連結部を有することを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜7のいずれか1に記載の作業ユニットにおいて、前記垂直支柱に取り付けられる前記締結手段は、前記柱部材の前記取付孔に対応する貫通孔が形成された連結部を有することを特徴とする作業ユニット。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載の作業ユニットにおいて、前記ユニット枠体の側辺に外方に向けて前記ユニット枠体に平行となって水平に突設される梯子支持梁と、上下方向に隣り合う前記梯子支持梁との間に取り付けられる梯子と、前記側辺に位置する前記足場板支持梁に回動自在に装着される渡り足場板とを有し、作業者が前記梯子を介して上下に移動し得るとともに前記渡り足場板を介して相互に隣り合う作業ユニットに移動し得ることを特徴とする作業ユニット。
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