JP2007278034A - 外壁登攀装置およびそれに用いるユニット支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】盛り替え作業を迅速に行うことができ、盛り替え作業に伴う現場作業員の労力を軽減することにある。
【解決手段】ユニット支持具20は複数の水平支持梁と複数の垂直支柱を備えたユニットフレームを支持するために使用される。ユニット支持具20は建築物に取り外し自在に装着される支持具本体21と、支持具本体21に揺動自在に装着される受けアーム31とを有している。受けアーム31は水平支持梁が係合する受け溝37が設けられるとともに、水平支持梁が係合する支持位置と、ユニットフレームを上昇移動させたときに下側の水平支持梁により蹴り上げられてユニットフレームの移動を許容する退避位置との間で揺動自在となっている。受けアーム31は水平支持梁が上方に移動すると、自重で支持位置に復帰し、水平支持梁を支持する状態となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、足場や安全ネットが装着されて建築物の外側に配置されるユニットフレームを有し、建築物の外壁に沿って上昇移動する外壁登攀装置およびそれに用いるユニット支持具に関する。
中層ないし高層の建築物を建造する際には、地上から足場を組み上げていくことは困難であることから、建築物の外側に配置されるフレームに足場を装着し、建築物の建築作業の進行に伴ってフレームを上昇移動させるようにした足場ユニットが開発されている。この足場ユニットは、所定の階数、例えば、3階あるいは4階程度の階数に対応する高さのフレームを有し、現場作業員が足場ユニットに設けられた足場板の上で外面塗装作業などの種々の建築作業を行っている間は建築物の躯体部に取り付けられる。現場作業員は所定の作業を終えると足場ユニットから待避し、足場ユニットを建築物の躯体部から取り外す。取り外された足場ユニットはクレーンやホイストなどの起重機により所定の階数まで上昇移動つまり盛り替えられた後、建築物の躯体部に再び取り付けられ、現場作業員は足場ユニットの足場板に乗り込んで建築作業の続きを行う。
このようなタイプの足場ユニットを盛り替える際には、足場ユニットの落下を防止するため、起重機により吊られた状態で建築物の躯体部から取り外されていた。したがって、足場ユニットを盛り替えている間はクレーンなどの起重機を使用し続けることになるが、クレーンなどの起重機は建築資材の上層階への搬入などにも使用されることから、工期を短縮する上での妨げとなっていた。従来、特許文献1に開示されるように、クレーンなどの起重機に代えて、電気チェーンブロックを建築物の躯体部に取り付け、足場ユニットに連結されるチェーンを電気チェーンブロックで巻き取ることにより足場ユニットを登攀移動させる技術が知られている。
特開2004−360214号公報
建築物の躯体部に対して足場ユニットを取り付けるために、特許文献1に記載されるように、躯体部にブラケットを締結し、足場ユニットのフレームを上下スライド可能にガイドするガイド部と、フレームを固定する固定部とをブラケットに設けるようにした場合には、足場ユニットを上昇移動させるときには、フレームと固定部との干渉を避けるために、フレームを退避移動させるようにする必要がある。このため、足場ユニットを上昇移動させる盛り替え作業に時間がかかることになり、足場ユニットの盛り替え作業を迅速に行う上で妨げとなっていた。
本発明の目的は、盛り替え作業を迅速に行うことができ、盛り替え作業に伴う現場作業員の労力を軽減することにある。
本発明の外壁登攀装置は、建築物の外側に配置され建築物に沿って上昇移動する外壁登攀装置であって、相互に平行をなす複数本の水平支持梁および相互に平行をなして前記水平支持梁に固定される複数本の垂直支柱を備え、足場ないし安全ネットが装着されるユニットフレームと、前記建築物に水平方向および垂直方向に間隔を隔ててそれぞれ取り外し自在に装着される複数の支持具本体と、前記水平支持梁が係合する受け溝が設けられるとともに、前記ユニットフレームの前記水平支持梁が係合する支持位置と、前記ユニットフレームを上昇移動させたときに下側の前記水平支持梁により蹴り上げられて前記ユニットフレームの移動を許容する退避位置との間でそれぞれの支持具本体に揺動自在に装着される受けアームとを有することを特徴とする。
本発明の外壁登攀装置は、前記受け溝に係合した状態の前記水平支持梁に係合するフックを前記支持具本体に設けることを特徴とする。
本発明の外壁登攀装置は、前記受けアームの前記退避位置を前記受けアームの重心位置が前記支持具本体の前方側となるように規制するストッパを前記受けアームに設けることを特徴とする。
本発明の外壁登攀装置は、相互に平行をなす複数の水平支持梁および相互に平行をなして前記水平支持梁に固定される複数の垂直支柱を備え、足場ないし安全ネットが装着されるユニットフレームを、建築物の外側に配置し前記建築物に沿って上昇移動する外壁登攀装置に用いるユニット支持具であって、前記建築物に取り外し自在に装着される支持具本体と、前記水平支持梁が係合する受け溝が設けられるとともに、前記ユニットフレームの前記水平支持梁が係合する支持位置と、前記ユニットフレームを上昇移動させたときに下側の前記水平支持梁により蹴り上げられて前記ユニットフレームの移動を許容する退避位置との間で支持具本体に揺動自在に装着される受けアームとを有することを特徴とする。
本発明のユニット支持具は、前記受け溝に係合した状態の前記水平支持梁に係合するフックを前記支持具本体に設けることを特徴とする。
本発明のユニット支持具は、前記受けアームの前記退避位置を前記受けアームの重心位置が前記支持具本体の前方側となるように規制するストッパを前記受けアームに設けることを特徴とする。
本発明によれば、上下方向にずれて水平方向に延びる複数本の水平支持梁と、水平方向にずれて垂直方向に延びて水平支持梁に固定される複数本の垂直支柱とを備えるユニットフレームを建物躯体に取り外し自在に装着されるユニット支持具により支持するようにし、ユニット支持具はユニットフレームを上昇移動させたときに下側の水平支持梁により蹴り上げられて退避位置に向けて揺動した後に支持位置に復帰することになるので、ユニットフレームを上昇移動させるだけでこれの盛り替え操作を行うことができる。
従来のように、ユニット支持具とユニットフレームとを締結するためにクランプ部材を用いると、盛り替え時にクランプ部材の取り外し操作を行う必要があるが、本発明によればそのような作業が不要となり、盛り替え作業を迅速に行うことができる。これにより、盛り替え作業に伴う現場作業員の労力を軽減することができる。
ユニットフレームには安全ネットが装着され、安全ネットに代えるかこれに加えて足場が装着される。安全ネットが装着される場合には、所定の大きさの安全ネットを建築物の工事の進行に伴って徐々に上昇させる。足場が装着される場合には、作業者が建築作業を行う足場板を建築工事の進行に伴って徐々に上昇させることになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である外壁登攀装置を示す斜視図であり、図2は図1に示されたユニット支持具を示す斜視図であり、図3はユニット支持具の正面図であり、図4は図2における矢印A方向から見たユニット支持具の背面図である。
この外壁登攀装置は、相互に平行な複数本の水平支持梁11と、相互に平行をなすとともに水平支持梁11に固定される複数本の垂直支柱12とを備えるユニットフレーム10を有している。このユニットフレーム10は建築物13の外側に配置されるようになっており、ユニットフレーム10の外側には建築物13を覆うための安全ネット14が装着されている。したがって、このユニットフレーム10は建築作業中に外部に建築作業工具等が落下しないようにするための養生ユニットとして使用されている。このユニットフレーム10はこれに足場を装着すると足場ユニットとして使用されることになり、ユニットフレーム10に安全ネット14と足場とをともに装着して使用することもできる。
図1に示すユニットフレーム10は、便宜的に水平支持梁11と垂直支柱12とを3本ずつ有しており、建築物13の3階分の高さとして示されているが、水平支持梁11と垂直支柱12の本数は任意の本数とすることができ、ユニットフレーム10の水平方向の幅寸法と、上下方向の高さ寸法も任意の寸法とすることができる。
ユニットフレーム10の上端部には、策条部材としてのワイヤ15が取り付けられており、このワイヤ15を図示しない巻き上げ機、ホイストおよび起重機等の上下動手段によってユニットフレーム10は上下方向に移動されるようになっている。巻き上げ機等の種類によっては、ワイヤ15に代えてチェーンが策条部材として使用されることもある。
ユニットフレーム10を建築物13に固定するために、建築物13の各階床部分のベランダに相当する建物躯体16a〜16cには複数のユニット支持具20が取り外し自在に装着されている。図1においては、例えば、建物躯体16aが3階部分であるとすると、建物躯体16cは5階部分に相当し、各階の建物躯体16a〜16cには、複数のユニット支持具20が装着されている。したがって、ユニット支持具20は建築物13に対して水平方向および垂直方向にそれぞれ間隔を隔てて複数装着されることになる。
図2および図3に示すように、ユニット支持具20は建築物13に取り外し自在に装着される支持具本体21を有し、支持具本体21は角パイプからなる締結梁22と、この締結梁22の一端部に下方に突出して取り付けられる突き当てブロック23とを備えている。この突き当てブロック23は、3つの角材を溶接することにより形成されており、ユニット支持具20が建築物13に装着されるときには、締結梁22が建物躯体16a〜16cの先端上面に接触し、突き当てブロック23が外面に突き当てられることになる。
支持具本体21を建物躯体に取り外し自在に締結するために、幅調整金具24が締結梁22に移動自在に装着されており、その幅調整金具24にはねじ部材25がねじ結合され、その先端には円盤形状のクランプ片26が設けられている。幅調整金具24は締結梁22の外側に摺動自在に嵌合する部分と、これに溶接されて下方に突出する部分とを有し、下方に突出する部分に設けられたねじ受け板24aにはねじ部材25がねじ結合されている。したがって、クランプ片26は突き当てブロック23に対向するように幅調整金具24に設けられており、ねじ部材25の後端部に設けられた頭部27に装着される工具によってねじ部材25を回転させることにより、支持具本体21は突き当てブロック23とクランプ片26とにより建物躯体に締結される。ねじ部材25にはねじ受け板24aに締め付けられるロックナット28が設けられている。
締結梁22には水平方向に貫通する複数の取付孔29が長手方向に間隔を置いて形成されており、それぞれの取付孔29には位置決めピン30が取り付けられるようになっている。位置決めピン30が取り付けられる位置を変えることにより、支持具本体21が装着される建物躯体の幅寸法に応じて、突き当てブロック23と幅調整金具24との間の寸法を変化させることができる。
締結梁22の一端部には受けアーム31が締結梁22に設けられた支持軸32を中心に揺動自在に装着されている。受けアーム31は図2に示すように2枚のアーム板33とこれらを相互に連結する3つの連結部材34〜36により形成されており、先端部側には水平支持梁11が係合する受け溝37が設けられている。受け溝37は、ほぼ半円形部とこの開口端部から広がるように傾斜した傾斜面とを有している。
受けアーム31は、図2に示すように水平支持梁11を受け溝37に係合させてユニットフレーム10を支持する支持位置と、図3において実線で示すように退避位置との間で支持具本体21に揺動自在となっている。受けアーム31が支持位置となると、2枚のアーム板33を連結する連結部材35が突き当てブロック23の前面に当接し、受けアーム31が退避位置となると連結部材36が突き当てブロック23の上面に当接し、それぞれの連結部材35,36はストッパとして機能することになる。なお、図3において二点鎖線は、受けアーム31が支持位置となった状態を示す。
受けアーム31を図3において退避位置にまで揺動した状態のもとでは、受けアーム31の重心は支持軸32よりも前方側となるように連結部材36の位置が設定されており、退避位置の受けアーム31は拘束が解かれると、図3において反時計方向に二点鎖線で示す支持位置に向けて自重で揺動することになる。したがって、受けアーム31は図3において二点鎖線で示すように支持位置でユニットフレーム10を支持している状態から、ユニットフレーム10を上昇移動つまり登攀移動させると、下側の水平支持梁11により蹴り上げられて退避位置に向けて揺動する。水平支持梁11が受けアーム31よりも上方に移動すると、受けアーム31は自重により支持位置まで自動的に復帰することになる。ただし、自重に加えて支持位置に復帰する方向のばね力を付勢するようにばね部材を支持具本体21に設けるようにしても良い。
水平支持梁11が受けアーム31により支持されるときには、図4に示すように、水平支持梁11に係合するフック38が受けアーム31に取り付けられている。フック38は受けアーム31に取り付けられた支持筒39に移動自在に組み付けられるとともとに、図示しないチェーン等によりフック38は支持具本体21から外れないようになっており、ユニットフレーム10を上昇移動させる際には、フック38は支持筒39から取り外される。ただし、1つのユニットフレーム10は複数のユニット支持具20により支持されるので、全てのユニット支持具20のフック38を水平支持梁11に係合させる必要はない。
図5はユニットフレーム10が複数のユニット支持具20により建築物に固定されている状態を示す正面図であり、この状態のもとでユニットフレーム10を登攀移動させるときには、まず、図4に示すフック38を支持筒39から取り外してフック38と水平支持梁11との係合を解く。次いで、巻き上げ機に設けられたワイヤ15の先端をユニットフレーム10に引っ掛けて、巻き上げ機によりユニットフレーム10を上昇移動させる。
図6はユニットフレーム10をほぼ1階分だけ上昇移動させた状態を示す正面図である。受けアーム31は、図6に示すように、下側の水平支持梁11により蹴り上げられて退避位置に向けて揺動し、図6に示す位置よりも高い位置までユニットフレーム10が上昇移動すると、退避位置に向けて揺動した受けアーム31は元の支持位置まで自重により復帰する。
図7は退避位置に向けて揺動した受けアーム31が元の支持位置まで自重により復帰した状態を示す正面図である。この状態のもとで、ユニットフレーム10を下降移動させると、受けアーム31の受け溝37に水平支持梁11が係合し、ユニットフレーム10はユニット支持具20により建築物13に固定されることになる。なお、この状態のもとでは、建物躯体16cよりも1階分上側の建物躯体に装着される図示しないユニット支持具により上側の水平支持梁11が支持されることになる。また、建物躯体16aに装着されているユニット支持具20は建物躯体16aから撤去される。
このように、ユニットフレーム10を登攀移動つまり上昇移動させる際には、ユニットフレーム10を建築物13から離す方向に移動したり、クランプ具を緩めたりする操作が不要であり、フック38を外してユニットフレーム10を上昇移動させるだけで、ユニットフレーム10の盛り替え操作を行うことができる。したがって、建築物13を建築する際に上層階が順次建築され、上層階側の外壁工事等の種々の作業が行われるときに、安全ネット14が設けられたユニットフレーム10を上層階側が建築される毎に順次ユニットフレーム10を上昇させることができる。また、既設の建築物13に外壁塗装等の作業を行う場合にも、順次下層階側から上層階側に向けてユニットフレーム10を移動させることができる。
図8は足場が装着されたユニットフレーム10を示す正面図であり、ユニットフレーム10には上下方向に間隔を置いて複数の足場支持台41が装着される。図8に示したそれぞれの足場支持台41とそれぞれに対向して装着される足場支持台との間には、足場板42が架け渡されることになる。これにより、足場板42の上で作業者が外壁塗装工事等の種々の作業を行うことができる。足場支持台41の外側に安全ネット14を装着することも可能である。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、それぞれのユニット支持具20は図示する場合には建物躯体としてのベランダの部分に取り外し自在に装着されているが、建築物13の種類によってはベランダ以外の他の建物躯体にそれぞれのユニット支持具20は装着される。また、足場をユニットフレーム10に装着する場合には、図8に示すタイプの足場支持台に限られず、種々のタイプの足場支持台をユニットフレーム10に装着することができる。
本発明の一実施の形態である外壁登攀装置を示す斜視図である。 図1に示されたユニット支持具を示す斜視図である。 ユニット支持具を示す正面図である。 図2における矢印A方向から見たユニット支持具の背面図である。 ユニットフレームが複数のユニット支持具により建築物に固定されている状態を示す正面図である。 ユニットフレームをほぼ1階分だけ上昇移動させた状態を示す正面図である。 退避位置に向けて揺動した受けアームが元の支持位置まで自重により復帰した状態を示す正面図である。 足場が装着されたユニットフレームを示す正面図である。
符号の説明
10 ユニットフレーム
11 水平支持梁
12 垂直支柱
13 建築物
14 安全ネット
15 ワイヤ
16a〜16c 建物躯体
20 ユニット支持具
21 支持具本体
22 締結梁
23 突き当てブロック
24 幅調整金具
25 ねじ部材
26 クランプ片
31 受けアーム
32 支持軸
33 アーム板
35,36 連結部材(ストッパ)
37 受け溝
38 フック
42 足場板

Claims (6)

  1. 建築物の外側に配置され建築物に沿って上昇移動する外壁登攀装置であって、
    相互に平行をなす複数本の水平支持梁および相互に平行をなして前記水平支持梁に固定される複数本の垂直支柱を備え、足場ないし安全ネットが装着されるユニットフレームと、
    前記建築物に水平方向および垂直方向に間隔を隔ててそれぞれ取り外し自在に装着される複数の支持具本体と、
    前記水平支持梁が係合する受け溝が設けられるとともに、前記ユニットフレームの前記水平支持梁が係合する支持位置と、前記ユニットフレームを上昇移動させたときに下側の前記水平支持梁により蹴り上げられて前記ユニットフレームの移動を許容する退避位置との間でそれぞれの支持具本体に揺動自在に装着される受けアームとを有することを特徴とする外壁登攀装置。
  2. 請求項1記載の外壁登攀装置において、前記受け溝に係合した状態の前記水平支持梁に係合するフックを前記支持具本体に設けることを特徴とする外壁登攀装置。
  3. 請求項1または2記載の外壁登攀装置において、前記受けアームの前記退避位置を前記受けアームの重心位置が前記支持具本体の前方側となるように規制するストッパを前記受けアームに設けることを特徴とする外壁登攀装置。
  4. 相互に平行をなす複数の水平支持梁および相互に平行をなして前記水平支持梁に固定される複数の垂直支柱を備え、足場ないし安全ネットが装着されるユニットフレームを、建築物の外側に配置し前記建築物に沿って上昇移動する外壁登攀装置に用いるユニット支持具であって、
    前記建築物に取り外し自在に装着される支持具本体と、
    前記水平支持梁が係合する受け溝が設けられるとともに、前記ユニットフレームの前記水平支持梁が係合する支持位置と、前記ユニットフレームを上昇移動させたときに下側の前記水平支持梁により蹴り上げられて前記ユニットフレームの移動を許容する退避位置との間で支持具本体に揺動自在に装着される受けアームとを有することを特徴とするユニット支持具。
  5. 請求項4記載のユニット支持具において、前記受け溝に係合した状態の前記水平支持梁に係合するフックを前記支持具本体に設けることを特徴とするユニット支持具。
  6. 請求項4または5記載のユニット支持具において、前記受けアームの前記退避位置を前記受けアームの重心位置が前記支持具本体の前方側となるように規制するストッパを前記受けアームに設けることを特徴とするユニット支持具。
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