JP2004131139A - 折り畳みコンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】収納物を取り出そうと持ち上げた際に側板の表示部が形成してある内面の凹みの上側の立ち上がり部の尖った部分に収納物が当たって収納物を損傷してしまうことのない折り畳みコンテナを提供する。
【解決手段】矩形状の底板1の一対の対向辺に夫々回動自在に取付けた一方の一対の側板2と、他の一対の対向辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2とを、一方の一対の側板2を倒した上に他方の一対の側板2を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板2を起立させた後に一方の一対の側板2を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナである。各側板2の内面を平板状に形成して任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部3を形成した。表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側下方に面する傾斜部8を形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】矩形状の底板1の一対の対向辺に夫々回動自在に取付けた一方の一対の側板2と、他の一対の対向辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2とを、一方の一対の側板2を倒した上に他方の一対の側板2を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板2を起立させた後に一方の一対の側板2を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナである。各側板2の内面を平板状に形成して任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部3を形成した。表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側下方に面する傾斜部8を形成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳みコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板とを、一方の一対の側板を倒した上に他方の一対の側板を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板を起立させた後に一方の一対の側板を起立させて箱形状に組み立てる口枠無しの折り畳みコンテナが知られている。この折り畳みコンテナは、側板を平板状の部材で形成してあり、この側板の内面は平板状に形成すると共に、側板の外面には通常は補強用のリブを設けてある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような折り畳みコンテナにあっては、側板の外面にラベル等を貼ったりするため、側板の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて表示部を形成し、この表示部の外面にラベル等を貼ったり直接印刷したりして収納物や搬送先を表示するものであった。
【0004】
しかしながら、このような表示部を形成するため折り畳みコンテナの側板の一部を外側に凸曲させた場合、側板の内面に側断面形状が略コ字状をした凹みが形成されるため、この凹みの上側の側板の内面からの立ち上がり部がほぼ90°の角度で尖った状態となり、上方から手を挿し入れて収納物を持ち上げて取り出そうとすると、前記凹みの上側の尖った部分で収納物を傷つけてしまうという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−122254号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点に鑑みて発明したものであり、その目的とするところは、側板を外側に側断面形状が略コ字状となるように凸曲して表示部を形成した折り畳みコンテナにおいて、収納物を取り出そうと持ち上げた際に側板の表示部が形成してある内面の凹みの上側の立ち上がり部の尖った部分に収納物が当たって収納物を損傷してしまうことのない折り畳みコンテナを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る折り畳みコンテナは、矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板2と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2とを、一方の一対の側板2を倒した上に他方の一対の側板2を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板2を起立させた後に一方の一対の側板2を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであって、各側板2の内面を平板状に形成して任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部3を形成し、前記表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側下方に面する傾斜部8を形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、収納物が側板2の表示部3の内側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部の傾斜部8に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0008】
また、側板2の外面部に外リブ(22a,23a)を設け、側板2に形成する表示部3を該側板2の外リブ(22a,23a)の外側端面付近に位置するように凸曲して形成することが好ましい。このような構成とすることで、外リブを設けて補強した折り畳みコンテナにあっても収納物が側板2の表示部3の内側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部の傾斜部8に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0009】
また、表示部3にシボ加工を施すことが好ましい。このような構成とすることで、表示部3の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
本発明の折り畳みコンテナは、図1乃至図10に示すようなもので、合成樹脂製の矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板2(これが先に倒す側板2であり、以下、第1の側板2aという)と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2(これが後から倒す側板2であり、以下、第2の側板2bという)とを、一対の第1の側板2aを倒した上に一対の第2の側板2bを倒した状態で折り畳み(図8乃至図10参照)、且つ一対の第2の側板2bを起立させた後に一対の第1の側板2aを起立させて箱形状に組み立てるようになっている(図1乃至図7参照)。
【0012】
折り畳みコンテナは底板1が長方形をしていて折り畳んだ際に平面視長方形となり且つ箱状に組み立てた際に平面視長方形の箱となるタイプのものと、底板1が正方形をしていて折り畳んだ際に平面視正方形となり且つ箱状に組み立てた際に平面視正方形の箱となるタイプのものとがあり、本発明においては上記いずれのタイプの折り畳みコンテナであってもよいものであるが、添付図面には底板1が長方形をしている実施形態を示している。以下、底板1が長方形の場合を例として説明する。そして、以下の説明においては、第1の側板2aを短辺側の側板とし、第2の側板2bを長辺側の側板として説明する。もちろん、本発明においては第1の側板2aが長辺側の側板、第2の側板2bが短辺側の側板であってもよい。
【0013】
合成樹脂製の長方形状の底板1の対向する短辺側の辺には第1の側板2aである短辺側の側板が回動自在に取付けてあり、また、底板1の対向する長辺側の辺には第の側板2bである長辺側の側板が回動自在に取付けてある。
【0014】
短辺側の側板である第1の側板2aは図8に示すように、上下方向の長さが底板1の長辺側の長さの1/2以下の長さとなっていて、回動して折り畳んだ場合、対となった第1の側板2a同士が重複しないようになっている。また、添付図面の実施形態では長辺側の側板である第2の側板2bは図8に示すように、底板1の短辺側の長さの1/2以下の長さとなっていて、回動して折り畳んだ場合、対となった第2の側板2b同士が重複しないようになっている。
【0015】
第1の側板2a、第2の側板2bはいずれも下端部を図8に示すように、横軸部21a,21bにより底板1に回動自在に取付けてある。
【0016】
ここで、第1の側板2aの底板1への枢支位置(横軸部21aの高さ位置)と第2の側板2bの底板1への枢支部分の高さ位置(横軸部21bの高さ位置)とは高さを違わせてあり、第1の側板2aの枢支部分の高さ位置よりも第2の側板2bの枢支部分の高さ位置を高くしてあり、折り畳むに当たっては、先に底板1の上に第1の側板2aを折り畳み、次に、後から第2の側板2bを折り畳んで一対の第1の側板2aの上に一対の第2の側板2bを重ねるようになっている。
【0017】
添付図面に示す実施形態においては、底板1の上面部の一方の一対の対向する辺には立ち上がり突部11aが設けてあり、他方の一対の対向する辺には立ち上がり突部11bが設けてあり、立ち上がり突部11aよりも立ち上がり突部11bの方が高さが高いものである。この立ち上がり突部11a部分において上記第1の側板2aを横軸部21aにより軸支してあり、立ち上がり突部11b部分において上記第2の側板2bを横軸部21bにより軸支してある。
【0018】
側板2には把持孔6が形成してあるが、この場合、折り畳みコンテナの種類によって、第1の側板2aにのみ把持孔6を形成する場合、第2の側板2bにのみ把持孔6を形成する場合、第1の側板2a及び第2の側板2bのいずれにも把持孔6を形成する場合がある。
【0019】
添付図面に示す実施形態においては、一対の第1の側板2aに把持孔6を形成してある。
【0020】
ここで、添付図面に示す実施形態においては、折り畳み時に先に倒す側板2である一対の第1の側板2aに倒した状態で第1の側板2a同士が重ならず且つ該側板2を底板1に対して略平行に当接又は該側板2と底板1とが僅かな小隙間を介して対向するように設定してあり、折り畳んだ状態における折り畳みコンテナを低くすることができる。
【0021】
図3,図5等に示すように、後から倒す側板2である第2の側板2bの両端部に起立状態で先に倒す側板2の両端部を受けて外側に倒れないようにするための端突部を設けてある。つまり、箱状に組み立てた際に第2の側板2bの端突部に第1の側板2aの端部が当接して第1の側板2aがそれ以上外側に倒れないようになっている。この第2の側板2bを倒した状態では端突部が底板1に当接するものであり、この状態で第2の側板2b同士は重複しないようになっており、更に、第2の側板2bを第1の側板2aに略平行状態で当接させてもよく、あるいは、僅かな隙間を形成して折り畳み状態で第2の側板2bからかかる荷重が第1の側板2aに係ることなく端突部から直接底板1のみに掛かるようにしてもよい。いずれにせよ上記のような構成とすることで折り畳んだ状態の嵩を低くできるものである。
【0022】
また、本実施形態においては、第2の側板2bに外側に膨曲する膨曲部5を形成してあり、青果物等の収納物を組み立てた折り畳みコンテナに収納した際に納まり良く収納できる(即ち、第2の側板2bにて位置決めされる)。
【0023】
ところで、折り畳みコンテナの側板2は底板1とは別部材であり、各側板2同士も別部材であるので、底板、側板が一体化した一体容器形状のコンテナの側板に比べて側板2の強度を強くする必要がある。また、折り畳みコンテナにおいては、側板2を起立させた際に底板1の上面部(実施形態では底板1の上面部に設けた立ち上がり突部11aや立ち上がり突部11b)に下端面部を載置して垂直に起立させる必要あり、更に、側板2の上面部には上段に折り畳みコンテナの底板1を載置する必要がある。このため、通常は折り畳みコンテナには側板の外面に外リブを設けてある。本実施形態の折り畳みコンテナの側板2あっては、外リブとして添付図面に示すように、第1の側板2aの本体平板部20aの外面部の上端部に上横リブ22aを設けると共に本体平板部20aの外面部の下端部に下横リブ23aを設け、第2の側板2bの本体部20bの外面部の上端部に上横リブ22bを設けると共に本体部20bの外面部の下端部に下横リブ23bを設けてある。また更に、第1の側板2aには、本体平板部20aの上横リブ22aと下横リブ23aとの間に中間横リブ24が設けてある。この中間横リブ24は、把持孔6の部分においては把持孔6の周囲を囲むように形成してある。このような中間横リブ24は、第2の側板2bに設けてもよく、また、側板2の中間に縦リブを設けてもよいものである。
【0024】
また、本実施形態の側板2には多数の通気孔が形成してあるが、この通気孔は特に形成してある必要はないものである。
【0025】
そして側板2には、一部を凸曲して表示部3を形成して更に、本発明におけるように、側板2の内面の表示部3の凹み部の上側の立ち上がり部に斜め下方に面する傾斜部8を設けたものである。
【0026】
表示部3は、任意の側板2の一部(本実施形態では第1の側板2aの把持孔6の一側方)を側断面形状が略コ字状となるように形成したもので、本実施形態では第2の側板2aに形成してある。側板2の外面には、一般的には上述したような外リブ(上横リブ22a,22b及び下横リブ23a,23b、中間リブ24)が設けてあり、このため、側板2の平板部(第1の側板2aの本体平板部20aや第2の側板2bの本体部20b)の外面を表示部として利用しようとすると、リブの外端縁よりも入り込んだ部分にラベル等を貼着したり印刷したりすることになり、これらの作業がし難いと共に、表示部に貼着したバーコードや磁気コードを読み取ったりする際の作業がし難いものである。そこで、このように表示部3を側板2の外リブの外側端面付近に位置するように凸曲してリブ(上横リブ22a,22b及び下横リブ23a,23b、中間リブ24)の外端縁と略同一面となるように形成することで、上述したような作業がし易くなるものである。なお、本実施形態においては、図1等に示すように、第1の側板2aの表示部3を設けていない方の半部には、第1の側板2aとの間にカードを保持するカード保持部4を設けてある。
【0027】
そして、本発明においては、このように側板2の内面に表示部3の内面側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部にエッジが形成されてしまうのを防止すべく、この部分を斜め下方に面する傾斜部8とするものである。このようにすることで、側板2の表示部3の内面の凹み部の上側の立ち上がり部にエッジが形成されてしまって青果物等の収納物を取出す際にエッジにて収納物を傷付けてしまうのを防止することができる。
【0028】
以下にこのような折り畳みコンテナの折り畳み・組み立てについて説明する。上記のような構成の折り畳みコンテナは、一対の第1の側板2aを先に折り畳み、次に、一対の第2の側板2bを折り畳んで図8乃至図10に示すように折り畳むものである。このような折り畳み状態において、保管したり、空の状態で搬送することで、コンパクトに嵩低くした状態で保管したり、空の状態で搬送できるものである。
【0029】
折り畳みコンテナを箱状に組み立てるに当たっては、第2の側板2bに指先をかけて第2の側板2bを回動させて起立させる。次に、第1の側板2aの把持孔6に指先を入れて指先を曲げて引っ掛け、この状態で第1の側板2aを回動して起立させて図2に示すように箱状に組み立てる。
【0030】
起立状態で第1の側板2aの端部が第2の側板2bの端突部に当たり、この状態で任意の係止手段により隣接する第1の側板2aと第2の側板2bとを係止して起立状態を保持するようにしている。
【0031】
箱状に組み立てた折り畳みコンテナ内には、青果物等の収納物を収納するものであり、箱状に組み立てた折り畳みコンテナを持ち上げたり、持ち運んだりするには側板2に設けた把持孔6に指を掛けて持ち上げたり、持ち運んだりする。
【0032】
以上のような構成によれば、任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲して表示部3を形成した折り畳みコンテナにおいて、側板2の表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に先端が尖っていない傾斜部8を形成してあることで、収納物が表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上り部の傾斜部8に当たっても収納物がしてしまうのを防止することができる。また、収納物を収納して搬送する際に震動して収納物が飛び跳ねても傾斜部8に当たって収納物が損傷してしまうということがない。
【0033】
また、表示部3の外面にシボ加工、特に皮シボ加工を施してもよい。このようにすることで、表示部3の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【0034】
また、特に図示はしないが、表示部3に設ける傾斜部8としては、上述したように表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め下方に面するように傾斜する傾斜部8を設ける他に、表示部3の内側の凹み部の下側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め上方に面するように傾斜する傾斜部8を設けたり、表示部3の内側の凹み部の左右両側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め側方に面するように傾斜する傾斜部8を設けてもよい。これにより、収納物を取出そうとしたり収納物を搬送する際、収納物が表示部3の内側の凹み部が形成される部分にエッジが形成されないため、収納物がエッジに当たって損傷してしまう、といったことを防止することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板とを、一方の一対の側板を倒した上に他方の一対の側板を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板を起立させた後に一方の一対の側板を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであって、各側板の内面を平板状に形成して任意の側板の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部を形成し、前記表示部の内側の凹み部の上側の側板からの立上がり部に内側下方に面する傾斜部を形成したので、収納物が側板の表示部の内側の凹み部の側板からの上側の立ち上がり部の傾斜面に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0036】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、側板の外面部に外リブを設け、側板に形成する表示部を該側板の外リブの外側端面付近に位置するように凸曲して形成したので、外リブを設けて補強した折り畳みコンテナにあっても収納物が側板の表示部の内側の凹み部の側板からの上側の立ち上がり部の傾斜面に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0037】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、表示部にシボ加工を施したので、表示部の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナの一実施形態の組み立てた状態における短辺側の側断面図である
【図2】同上の折り畳みコンテナの組み立てた状態における平面図である。
【図3】同上の短辺側の側面図である。
【図4】同上の側断面図である。
【図5】同上の長辺側の側面図である。
【図6】同上の長辺側の側断面図である。
【図7】同上の下面図である。
【図8】同上の折り畳みコンテナの折り畳んだ状態における平面図である。
【図9】同上の短辺側の側面図である。
【図10】同上の長辺側の側面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 側板
3 表示部
8 傾斜部
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳みコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板とを、一方の一対の側板を倒した上に他方の一対の側板を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板を起立させた後に一方の一対の側板を起立させて箱形状に組み立てる口枠無しの折り畳みコンテナが知られている。この折り畳みコンテナは、側板を平板状の部材で形成してあり、この側板の内面は平板状に形成すると共に、側板の外面には通常は補強用のリブを設けてある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような折り畳みコンテナにあっては、側板の外面にラベル等を貼ったりするため、側板の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて表示部を形成し、この表示部の外面にラベル等を貼ったり直接印刷したりして収納物や搬送先を表示するものであった。
【0004】
しかしながら、このような表示部を形成するため折り畳みコンテナの側板の一部を外側に凸曲させた場合、側板の内面に側断面形状が略コ字状をした凹みが形成されるため、この凹みの上側の側板の内面からの立ち上がり部がほぼ90°の角度で尖った状態となり、上方から手を挿し入れて収納物を持ち上げて取り出そうとすると、前記凹みの上側の尖った部分で収納物を傷つけてしまうという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−122254号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点に鑑みて発明したものであり、その目的とするところは、側板を外側に側断面形状が略コ字状となるように凸曲して表示部を形成した折り畳みコンテナにおいて、収納物を取り出そうと持ち上げた際に側板の表示部が形成してある内面の凹みの上側の立ち上がり部の尖った部分に収納物が当たって収納物を損傷してしまうことのない折り畳みコンテナを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る折り畳みコンテナは、矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板2と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2とを、一方の一対の側板2を倒した上に他方の一対の側板2を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板2を起立させた後に一方の一対の側板2を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであって、各側板2の内面を平板状に形成して任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部3を形成し、前記表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側下方に面する傾斜部8を形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、収納物が側板2の表示部3の内側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部の傾斜部8に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0008】
また、側板2の外面部に外リブ(22a,23a)を設け、側板2に形成する表示部3を該側板2の外リブ(22a,23a)の外側端面付近に位置するように凸曲して形成することが好ましい。このような構成とすることで、外リブを設けて補強した折り畳みコンテナにあっても収納物が側板2の表示部3の内側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部の傾斜部8に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0009】
また、表示部3にシボ加工を施すことが好ましい。このような構成とすることで、表示部3の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
本発明の折り畳みコンテナは、図1乃至図10に示すようなもので、合成樹脂製の矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板2(これが先に倒す側板2であり、以下、第1の側板2aという)と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板2(これが後から倒す側板2であり、以下、第2の側板2bという)とを、一対の第1の側板2aを倒した上に一対の第2の側板2bを倒した状態で折り畳み(図8乃至図10参照)、且つ一対の第2の側板2bを起立させた後に一対の第1の側板2aを起立させて箱形状に組み立てるようになっている(図1乃至図7参照)。
【0012】
折り畳みコンテナは底板1が長方形をしていて折り畳んだ際に平面視長方形となり且つ箱状に組み立てた際に平面視長方形の箱となるタイプのものと、底板1が正方形をしていて折り畳んだ際に平面視正方形となり且つ箱状に組み立てた際に平面視正方形の箱となるタイプのものとがあり、本発明においては上記いずれのタイプの折り畳みコンテナであってもよいものであるが、添付図面には底板1が長方形をしている実施形態を示している。以下、底板1が長方形の場合を例として説明する。そして、以下の説明においては、第1の側板2aを短辺側の側板とし、第2の側板2bを長辺側の側板として説明する。もちろん、本発明においては第1の側板2aが長辺側の側板、第2の側板2bが短辺側の側板であってもよい。
【0013】
合成樹脂製の長方形状の底板1の対向する短辺側の辺には第1の側板2aである短辺側の側板が回動自在に取付けてあり、また、底板1の対向する長辺側の辺には第の側板2bである長辺側の側板が回動自在に取付けてある。
【0014】
短辺側の側板である第1の側板2aは図8に示すように、上下方向の長さが底板1の長辺側の長さの1/2以下の長さとなっていて、回動して折り畳んだ場合、対となった第1の側板2a同士が重複しないようになっている。また、添付図面の実施形態では長辺側の側板である第2の側板2bは図8に示すように、底板1の短辺側の長さの1/2以下の長さとなっていて、回動して折り畳んだ場合、対となった第2の側板2b同士が重複しないようになっている。
【0015】
第1の側板2a、第2の側板2bはいずれも下端部を図8に示すように、横軸部21a,21bにより底板1に回動自在に取付けてある。
【0016】
ここで、第1の側板2aの底板1への枢支位置(横軸部21aの高さ位置)と第2の側板2bの底板1への枢支部分の高さ位置(横軸部21bの高さ位置)とは高さを違わせてあり、第1の側板2aの枢支部分の高さ位置よりも第2の側板2bの枢支部分の高さ位置を高くしてあり、折り畳むに当たっては、先に底板1の上に第1の側板2aを折り畳み、次に、後から第2の側板2bを折り畳んで一対の第1の側板2aの上に一対の第2の側板2bを重ねるようになっている。
【0017】
添付図面に示す実施形態においては、底板1の上面部の一方の一対の対向する辺には立ち上がり突部11aが設けてあり、他方の一対の対向する辺には立ち上がり突部11bが設けてあり、立ち上がり突部11aよりも立ち上がり突部11bの方が高さが高いものである。この立ち上がり突部11a部分において上記第1の側板2aを横軸部21aにより軸支してあり、立ち上がり突部11b部分において上記第2の側板2bを横軸部21bにより軸支してある。
【0018】
側板2には把持孔6が形成してあるが、この場合、折り畳みコンテナの種類によって、第1の側板2aにのみ把持孔6を形成する場合、第2の側板2bにのみ把持孔6を形成する場合、第1の側板2a及び第2の側板2bのいずれにも把持孔6を形成する場合がある。
【0019】
添付図面に示す実施形態においては、一対の第1の側板2aに把持孔6を形成してある。
【0020】
ここで、添付図面に示す実施形態においては、折り畳み時に先に倒す側板2である一対の第1の側板2aに倒した状態で第1の側板2a同士が重ならず且つ該側板2を底板1に対して略平行に当接又は該側板2と底板1とが僅かな小隙間を介して対向するように設定してあり、折り畳んだ状態における折り畳みコンテナを低くすることができる。
【0021】
図3,図5等に示すように、後から倒す側板2である第2の側板2bの両端部に起立状態で先に倒す側板2の両端部を受けて外側に倒れないようにするための端突部を設けてある。つまり、箱状に組み立てた際に第2の側板2bの端突部に第1の側板2aの端部が当接して第1の側板2aがそれ以上外側に倒れないようになっている。この第2の側板2bを倒した状態では端突部が底板1に当接するものであり、この状態で第2の側板2b同士は重複しないようになっており、更に、第2の側板2bを第1の側板2aに略平行状態で当接させてもよく、あるいは、僅かな隙間を形成して折り畳み状態で第2の側板2bからかかる荷重が第1の側板2aに係ることなく端突部から直接底板1のみに掛かるようにしてもよい。いずれにせよ上記のような構成とすることで折り畳んだ状態の嵩を低くできるものである。
【0022】
また、本実施形態においては、第2の側板2bに外側に膨曲する膨曲部5を形成してあり、青果物等の収納物を組み立てた折り畳みコンテナに収納した際に納まり良く収納できる(即ち、第2の側板2bにて位置決めされる)。
【0023】
ところで、折り畳みコンテナの側板2は底板1とは別部材であり、各側板2同士も別部材であるので、底板、側板が一体化した一体容器形状のコンテナの側板に比べて側板2の強度を強くする必要がある。また、折り畳みコンテナにおいては、側板2を起立させた際に底板1の上面部(実施形態では底板1の上面部に設けた立ち上がり突部11aや立ち上がり突部11b)に下端面部を載置して垂直に起立させる必要あり、更に、側板2の上面部には上段に折り畳みコンテナの底板1を載置する必要がある。このため、通常は折り畳みコンテナには側板の外面に外リブを設けてある。本実施形態の折り畳みコンテナの側板2あっては、外リブとして添付図面に示すように、第1の側板2aの本体平板部20aの外面部の上端部に上横リブ22aを設けると共に本体平板部20aの外面部の下端部に下横リブ23aを設け、第2の側板2bの本体部20bの外面部の上端部に上横リブ22bを設けると共に本体部20bの外面部の下端部に下横リブ23bを設けてある。また更に、第1の側板2aには、本体平板部20aの上横リブ22aと下横リブ23aとの間に中間横リブ24が設けてある。この中間横リブ24は、把持孔6の部分においては把持孔6の周囲を囲むように形成してある。このような中間横リブ24は、第2の側板2bに設けてもよく、また、側板2の中間に縦リブを設けてもよいものである。
【0024】
また、本実施形態の側板2には多数の通気孔が形成してあるが、この通気孔は特に形成してある必要はないものである。
【0025】
そして側板2には、一部を凸曲して表示部3を形成して更に、本発明におけるように、側板2の内面の表示部3の凹み部の上側の立ち上がり部に斜め下方に面する傾斜部8を設けたものである。
【0026】
表示部3は、任意の側板2の一部(本実施形態では第1の側板2aの把持孔6の一側方)を側断面形状が略コ字状となるように形成したもので、本実施形態では第2の側板2aに形成してある。側板2の外面には、一般的には上述したような外リブ(上横リブ22a,22b及び下横リブ23a,23b、中間リブ24)が設けてあり、このため、側板2の平板部(第1の側板2aの本体平板部20aや第2の側板2bの本体部20b)の外面を表示部として利用しようとすると、リブの外端縁よりも入り込んだ部分にラベル等を貼着したり印刷したりすることになり、これらの作業がし難いと共に、表示部に貼着したバーコードや磁気コードを読み取ったりする際の作業がし難いものである。そこで、このように表示部3を側板2の外リブの外側端面付近に位置するように凸曲してリブ(上横リブ22a,22b及び下横リブ23a,23b、中間リブ24)の外端縁と略同一面となるように形成することで、上述したような作業がし易くなるものである。なお、本実施形態においては、図1等に示すように、第1の側板2aの表示部3を設けていない方の半部には、第1の側板2aとの間にカードを保持するカード保持部4を設けてある。
【0027】
そして、本発明においては、このように側板2の内面に表示部3の内面側の凹み部の側板2からの上側の立ち上がり部にエッジが形成されてしまうのを防止すべく、この部分を斜め下方に面する傾斜部8とするものである。このようにすることで、側板2の表示部3の内面の凹み部の上側の立ち上がり部にエッジが形成されてしまって青果物等の収納物を取出す際にエッジにて収納物を傷付けてしまうのを防止することができる。
【0028】
以下にこのような折り畳みコンテナの折り畳み・組み立てについて説明する。上記のような構成の折り畳みコンテナは、一対の第1の側板2aを先に折り畳み、次に、一対の第2の側板2bを折り畳んで図8乃至図10に示すように折り畳むものである。このような折り畳み状態において、保管したり、空の状態で搬送することで、コンパクトに嵩低くした状態で保管したり、空の状態で搬送できるものである。
【0029】
折り畳みコンテナを箱状に組み立てるに当たっては、第2の側板2bに指先をかけて第2の側板2bを回動させて起立させる。次に、第1の側板2aの把持孔6に指先を入れて指先を曲げて引っ掛け、この状態で第1の側板2aを回動して起立させて図2に示すように箱状に組み立てる。
【0030】
起立状態で第1の側板2aの端部が第2の側板2bの端突部に当たり、この状態で任意の係止手段により隣接する第1の側板2aと第2の側板2bとを係止して起立状態を保持するようにしている。
【0031】
箱状に組み立てた折り畳みコンテナ内には、青果物等の収納物を収納するものであり、箱状に組み立てた折り畳みコンテナを持ち上げたり、持ち運んだりするには側板2に設けた把持孔6に指を掛けて持ち上げたり、持ち運んだりする。
【0032】
以上のような構成によれば、任意の側板2の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲して表示部3を形成した折り畳みコンテナにおいて、側板2の表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に先端が尖っていない傾斜部8を形成してあることで、収納物が表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上り部の傾斜部8に当たっても収納物がしてしまうのを防止することができる。また、収納物を収納して搬送する際に震動して収納物が飛び跳ねても傾斜部8に当たって収納物が損傷してしまうということがない。
【0033】
また、表示部3の外面にシボ加工、特に皮シボ加工を施してもよい。このようにすることで、表示部3の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【0034】
また、特に図示はしないが、表示部3に設ける傾斜部8としては、上述したように表示部3の内側の凹み部の上側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め下方に面するように傾斜する傾斜部8を設ける他に、表示部3の内側の凹み部の下側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め上方に面するように傾斜する傾斜部8を設けたり、表示部3の内側の凹み部の左右両側の側板2からの立ち上がり部に内側斜め側方に面するように傾斜する傾斜部8を設けてもよい。これにより、収納物を取出そうとしたり収納物を搬送する際、収納物が表示部3の内側の凹み部が形成される部分にエッジが形成されないため、収納物がエッジに当たって損傷してしまう、といったことを防止することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板とを、一方の一対の側板を倒した上に他方の一対の側板を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板を起立させた後に一方の一対の側板を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであって、各側板の内面を平板状に形成して任意の側板の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部を形成し、前記表示部の内側の凹み部の上側の側板からの立上がり部に内側下方に面する傾斜部を形成したので、収納物が側板の表示部の内側の凹み部の側板からの上側の立ち上がり部の傾斜面に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0036】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、側板の外面部に外リブを設け、側板に形成する表示部を該側板の外リブの外側端面付近に位置するように凸曲して形成したので、外リブを設けて補強した折り畳みコンテナにあっても収納物が側板の表示部の内側の凹み部の側板からの上側の立ち上がり部の傾斜面に当たっても収納物が損傷したりすることがないものである。
【0037】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、表示部にシボ加工を施したので、表示部の外面にラベル等を貼着したり剥がしたりし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナの一実施形態の組み立てた状態における短辺側の側断面図である
【図2】同上の折り畳みコンテナの組み立てた状態における平面図である。
【図3】同上の短辺側の側面図である。
【図4】同上の側断面図である。
【図5】同上の長辺側の側面図である。
【図6】同上の長辺側の側断面図である。
【図7】同上の下面図である。
【図8】同上の折り畳みコンテナの折り畳んだ状態における平面図である。
【図9】同上の短辺側の側面図である。
【図10】同上の長辺側の側面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 側板
3 表示部
8 傾斜部
Claims (3)
- 矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一方の一対の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた他方の一対の側板とを、一方の一対の側板を倒した上に他方の一対の側板を倒した状態で折り畳み且つ他方の一対の側板を起立させた後に一方の一対の側板を起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであって、各側板の内面を平板状に形成して任意の側板の一部を側断面形状が略コ字状となるように外側に凸曲させて外面にラベル貼着及び印刷可能な表示部を形成し、前記表示部の内側の凹み部の上側の側板からの立上がり部に内側下方に面する傾斜部を形成して成ることを特徴とする折り畳みコンテナ。
- 側板の外面部に外リブを設け、側板に形成する表示部を該側板の外リブの外側端面付近に位置するように凸曲して形成して成ることを特徴とする請求項1記載の折り畳みコンテナ。
- 表示部にシボ加工を施して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の折り畳みコンテナ。
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JP4577764B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-11-10 | 株式会社明治ゴム化成 | 組立式合成樹脂製容器 |
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