JP2002166941A - パレット - Google Patents

パレット

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JP2002166941A
JP2002166941A JP2000361884A JP2000361884A JP2002166941A JP 2002166941 A JP2002166941 A JP 2002166941A JP 2000361884 A JP2000361884 A JP 2000361884A JP 2000361884 A JP2000361884 A JP 2000361884A JP 2002166941 A JP2002166941 A JP 2002166941A
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JP2000361884A
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Kenji Suzuki
健二 鈴木
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物を載置していない状態のパレットを積み
重ねた場合に表面部に設けた表面側滑り止め部が上段の
パレットの裏面部のリブにより損傷しないようにする。
裏面部に設けた裏面側滑り止め部が下段のパレットの表
面部のリブにより損傷しないようする。 【解決手段】 パレット5の表面部1に複数の表面側滑
り止め部10を上方に向けて突設する。下段のパレット
5に対して上段のパレット5を平面視で回転せずに上下
に積み重ねた場合及び下段のパレット5に対して上段の
パレット5を平面視で90°又は180°又は270°
回転して積み重ねた場合のいずれの場合もパレット5の
表面部1に突設した表面側滑り止め部10が入る裏面側
開口部12をパレット5の裏面部2に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から表面部と裏面部との間に桁部を
配設するとともに隣接する桁部間にフォーク挿入孔を形
成した合成樹脂製のパレットが知られている。このよう
なパレットにおいて表面部にグロメットと称されるゴム
などの弾性を有する表面側滑り止め部を上方に向けて複
数突設し、パレットの表面部に載置した荷物の滑り止め
をおこなっている。また、パレットを使用しない場合や
パレットのみを搬送する場合は、多数のパレットを上下
に重ねて保管したり、あるいは多数のパレットを上下に
積み重ねて搬送したりしている。
【0003】ところで、合成樹脂製のパレットは軽量化
と強度確保のために表面部及び裏面部には多数のリブを
形成してある。
【0004】そして、パレットの表面に荷物を載置する
場合には大抵の荷物は段ボール箱のように底面が平坦で
あるため、ゴムなどの弾性を有する表面側滑り止め部に
は荷物底面の面部分が当たって、表面側滑り止め部は損
傷し難いが、パレットのみを上下に多段に積み重ねた場
合、上記のように合成樹脂製のパレットにおいては多数
のリブを有しているので、下段のパレットの表面部から
上方に向けて突設した表面側滑り止め部の上面に上段の
パレットの裏面部のリブが載置され、リブが表面側滑り
止め部に食い込んで表面側滑り止め部が損傷したり、あ
るいはリブの角部(エッジ)により表面側滑り止め部が
損傷したりするという問題があった。
【0005】特に、パレット同士を上下に積み重ねる場
合、平面視で回転しないで積み重ねるだけでなく、平面
視で90°回転したり、あるいは180°回転したり、
あるいは270°回転したりして積み重ねる場合もあ
り、これら多様な積み重ね状態がなされるので、上記の
ように表面側滑り止め部へのリブの当たる位置等が異な
り、表面側滑り止め部の各部分がいっそう損傷しやすい
ものである。
【0006】また、設置面との滑り止めやあるいは下段
のパレットに載置した荷物の上に上段のパレットを載置
した際の上段のパレットの滑り止めのためにパレットの
裏面部にも裏面側滑り止め部を下方に向けて突設するこ
とが行われているが、この裏面側滑り止め部も上記と同
様の理由によりパレット同士を積み重ねた場合、リブに
より損傷しやすいという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、荷物を載置していない状態の
パレットを積み重ねた場合に表面部に設けた表面側滑り
止め部が上段のパレットの裏面部のリブにより損傷しな
いようにでき、また、裏面部に設けた裏面側滑り止め部
が下段のパレットの表面部のリブにより損傷しないよう
にできるパレットを提供することを課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るパレットは、フォーク挿入孔4を形成し
たパレット5において、パレット5の表面部1に複数の
表面側滑り止め部10を上方に向けて突設し、下段のパ
レット5に対して上段のパレット5を平面視で回転せず
に上下に積み重ねた場合及び下段のパレット5に対して
上段のパレット5を平面視で90°又は180°又は2
70°回転して積み重ねた場合のいずれの場合もパレッ
ト5の表面部1に突設した表面側滑り止め部10が入る
裏面側開口部12をパレット5の裏面部2に設けて成る
ことを特徴とするものである。このような構成とするこ
とで、下段のパレット5に対して上段のパレット5を平
面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び下段のパレ
ット5に対して上段のパレット5を平面視で90°又は
180°又は270°回転して積み重ねた場合のいずれ
の場合も、下段のパレット5の表面部1に突設した表面
側滑り止め部10に上段のパレット5の裏面部2に設け
たリブ14が当たって食い込んだりすることがなく、リ
ブ14による表面側滑り止め部10の損傷を防止できる
ものである。
【0009】また、下段のパレット5に対して上段のパ
レット5を平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及
び下段のパレット5に対して上段のパレット5を平面視
で90°又は180°又は270°回転して積み重ねた
場合のいずれの場合もパレット5の表面部1に突設した
表面側滑り止め部10が入る複数の裏面側開口部12を
パレット5の裏面部2に設け、上記のようにパレット5
を上下に積み重ねた状態で各裏面側開口部12の縁と表
面側滑り止め部10の外面との間に3mm以上の隙間が
形成されるとともに少なくとも1以上の裏面側開口部1
2においては裏面側開口部12の縁と表面側滑り止め部
10との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
に裏面側開口部12の大きさを設定することが好まし
い。このような構成とすることで、パレット5を上下に
積み重ねて下段のパレット5の表面部1に突設した表面
側滑り止め部10を上段のパレット5の裏面部2の裏面
側開口部12に入れるに当たり、各裏面側開口部12の
縁と表面側滑り止め部10の外面との間に3mm以上の
隙間が形成されるので、容易に複数の表面側滑り止め部
10を複数の裏面側開口部12に入れることができるも
のであり、しかも、少なくとも1以上の裏面側開口部1
2においては裏面側開口部12の縁と表面側滑り止め部
10との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
にしてあることで、パレット5同士を積み重ねる際に上
段のパレット5が下段のパレット5に対して一定以上横
ずれして積み重ねられるのが防止できるものである。
【0010】また、パレット5の裏面部2に複数の裏面
側滑り止め部11を下方に向けて突設し、下段のパレッ
ト5に対して上段のパレット5を平面視で回転せずに上
下に積み重ねた場合及び下段のパレット5に対して上段
のパレット5を平面視で90°又は180°又は270
°回転して積み重ねた場合のいずれの場合もパレット5
の裏面部2に突設した裏面側滑り止め部11が入る表面
側開口部13をパレット5の表面部1に設けることが好
ましい。このような構成とすることで、下段のパレット
5に対して上段のパレット5を平面視で回転せずに上下
に積み重ねた場合及び下段のパレット5に対して上段の
パレット5を平面視で90°又は180°又は270°
回転して積み重ねた場合のいずれの場合も、上段のパレ
ット5の裏面部2に突設した裏面側滑り止め部11に下
段のパレット5の表面部1に設けたリブ14が当たって
食い込んだりすることがなく、リブ14による裏面側滑
り止め部11の損傷を防止できるものである。
【0011】また、下段のパレット5に対して上段のパ
レット5を平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及
び下段のパレット5に対して上段のパレット5を平面視
で90°又は180°又は270°回転して積み重ねた
場合のいずれの場合もパレット5の裏面部2に突設した
裏面側滑り止め部11が入る複数の表面側開口部13を
パレット5の表面部1に設け、上記のようにパレット5
を上下に積み重ねた状態で各表面側開口部13の縁と裏
面側滑り止め部11の外面との間に3mm以上の隙間が
形成されるとともに少なくとも1以上の表面側開口部1
3においては表面側開口部13の縁と裏面側滑り止め部
11との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
に表面側開口部13の大きさを設定することが好まし
い。このような構成とすることで、パレット5を上下に
積み重ねて上段のパレット5の裏面部2に突設した裏面
側滑り止め部10を下段のパレット5の表面部1の表面
側開口部13に入れるに当たり、各表面側開口部13の
縁と裏面側滑り止め部11の外面との間に3mm以上の
隙間が形成されるので、容易に複数の裏面側滑り止め部
11を複数の表面側開口部13に入れることができるも
のであり、しかも、少なくとも1以上の表面側開口部1
3においては表面側開口部13の縁と表面側滑り止め部
10との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
にしてあることで、パレット5同士を積み重ねる際に上
段のパレット5が下段のパレット5に対して一定以上横
ずれして積み重ねられるのが防止できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0013】図1乃至図11には本発明のパレット5の
一実施形態が示してある。パレット5は合成樹脂によっ
て一体に射出成形してあり、平面視四角形状をした表面
部1と平面視四角形状をした裏面部2との間に桁部3を
配設すると共に隣接する桁部3間にフォーク挿入孔4を
構成して形成してある。ここで、パレット5は平面視正
方形状又は略正方形状をしている。
【0014】添付図面に示す実施形態においては、桁部
3が筒状桁3aにより構成してあり、表面部1と裏面部
2とが、桁部表面部1と裏面部2の隅部同士を連結する
4個の隅の筒状桁3aと、表面部1と裏面部2との周囲
の中間部同士を連結する4個の中間の筒状桁3aと、表
面部1と裏面部2の中央部同士を連結する1個の中央部
の筒状桁3aにより連結してある。このように、表面部
1と裏面部2とを4個の隅の筒状桁3aと、4個の中間
の筒状桁3aと、1個の中央部の筒状桁3aとにより一
体に連結することで、上記の筒状桁3a間にフォーク挿
入孔が井の字状に形成された四方差しパレット5を構成
してある。
【0015】なお、図示を省略しているが、パレット5
の対向する2辺に沿って平行な細長い桁部3とし、この
細長い桁部3を平面視四角形状をした表面部1の両端縁
部と裏面部2の両端片部間に配設すると共に、両側の桁
部3の中間に1つの中間の桁部3を配設して、細長い両
側の桁部3と細長い中間の桁部3との間にそれぞれフォ
ーク挿入孔4を形成してもよく、この場合には二方差し
のパレット5が構成される。
【0016】パレット5の表面部1及び裏面部2は軽量
化及び強度を確保するために多数のリブ14を縦、横、
あるいは斜めに形成してある。なお、表面部1及び裏面
部2に設けたリブ14のうちの一部が表面部1から裏面
部2にかけて上下に一連に連続していてもよいものであ
る。
【0017】また、パレット5の表面部1及び裏面部2
にはそれぞれ複数箇所に滑り止め部取付け部15が設け
てある。この滑り止め部取付け部15は表面部1のリブ
14の上部間を一体に連設する連結部16に形成してあ
り、また、裏面部2のリブ14の下部間を一体に連設す
る連結部17に設けてある。
【0018】パレット5の表面部1及び裏面部2に設け
た滑り止め部取付け部15に図8に示すようにグロメッ
トと称されるゴムのような弾性を有する滑り止め部(表
面側滑り止め部10、裏面側滑り止め部11)を取付け
てあり、パレット5の表面部1及び裏面部2にそれぞれ
設けた複数の滑り止め部取付け部15にそれぞれ表面側
滑り止め部10、裏面側滑り止め部11を着脱自在に取
付けることで、パレット5の表面部1に上方に向けて複
数の表面側滑り止め部10を突設すると共に、裏面部2
に下方に向けて複数の裏面側滑り止め部11を突設して
ある。
【0019】図3に示すように、パレット5の裏面部2
には下段のパレット5に対して上段のパレット5を積み
重ねた場合にパレット5の表面部1に突設した上記複数
の表面側滑り止め部10が入る複数の裏面側開口部12
が設けてある。ここで、上記複数の表面側滑り止め部1
0を突設する位置と複数の裏面側開口部12を設ける位
置との相互の位置関係は、下段のパレット5に対して上
段のパレット5を平面視で回転せずに上下に積み重ねた
場合(つまり平面視で下段のパレット5と上段のパレッ
ト5とが同一向きとなっている場合)に下段のパレット
5の表面部1に突設した複数の表面側滑り止め部10が
上段のパレット5の裏面部2に設けた複数の裏面側開口
部12内に入るような位置関係となっているだけでな
く、下段のパレット5に対して上段のパレット5を平面
視で90°又は180°又は270°回転して積み重ね
た場合のいずれの場合であっても下段のパレット5の表
面部1に突設した複数の表面側滑り止め部10が上段の
パレット5の裏面部2に設けた複数の裏面側開口部12
内に入るような位置関係に設定してある。
【0020】更に、図1、図2に示すように、パレット
5の表面部1には下段のパレット5に対して上段のパレ
ット5を積み重ねた場合にパレット5の裏面部2に突設
した上記複数の裏面側滑り止め部11が入る複数の表面
側開口部13が設けてある。ここで、上記複数の裏面側
滑り止め部11を突設する位置と複数の表面側開口部1
3を設ける位置との相互の位置関係は、下段のパレット
5に対して上段のパレット5を平面視で回転せずに上下
に積み重ねた場合(つまり平面視で下段のパレット5と
上段のパレット5とが同一向きとなっている場合)に上
段のパレット5の裏面部2に突設した複数の裏面側滑り
止め部11が下段のパレット5の表面部1に設けた複数
の表面側開口部13内に入るような位置関係となってい
るだけでなく、下段のパレット5に対して上段のパレッ
ト5を平面視で90°又は180°又は270°回転し
て積み重ねた場合のいずれの場合であっても上段のパレ
ット5の裏面部2に突設した複数の裏面側滑り止め部1
1が下段のパレット5の表面部1に設けた複数の表面側
開口部13内に入るような位置関係に設定してある。
【0021】しかして、上記のような構成のパレット5
は表面部1の上に荷物を載置し、フォーク挿入孔4にフ
ォークを挿入して持ち上げて移動して倉庫に保管した
り、あるいは、トラックの荷台等への積み降ろしを行っ
たりするものである。この場合、パレット5の表面部1
に突設した表面側滑り止め部10により載置した荷物の
横滑りが防止されるものである。また、パレット5の裏
面部2に突設した裏面側滑り止め部11によりパレット
5を設置面に設置した際にパレット5が設置面に対して
横滑りするのが防止されるものであり、また、荷物を載
置した下段のパレット5の上に上段のパレット5を載置
した場合においても、上段のパレット5の横滑りが防止
できるものである。
【0022】一方、パレット5に荷物を載置しない場合
は、空のパレット5を多数上下に積み重ねて保管した
り、搬送したりするのであるが、この場合、図9、図1
1に示すように、下段のパレット5に対して上段のパレ
ット5を平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び
下段のパレット5に対して上段のパレット5を平面視で
90°又は180°又は270°回転して積み重ねた場
合のいずれの場合も下段のパレット5の表面部1に突設
した表面側滑り止め部10が上段の裏面側開口部12に
入り、また、上段のパレット5の裏面部2に突設した裏
面側滑り止め部11が表面側開口部13に入るので、表
面側滑り止め部10や裏面側滑り止め部11にパレット
5の表面部1や裏面部2のリブ14が食い込まず、この
ため、表面側滑り止め部10や裏面側滑り止め部11が
損傷することがないものである。
【0023】ここで、複数の裏面側開口部12のいずれ
も上記のようにパレット5を上下に積み重ねた状態で各
裏面側開口部12の縁と表面側滑り止め部10の外面と
の間に3mm以上の隙間が形成されるとともに図9,図
11に示すように、少なくとも1以上の裏面側開口部1
2においては裏面側開口部12の縁と表面側滑り止め部
10との間に3mm〜15mmの隙間(図9、図11に
おいて寸法Lで示す)が形成されるように裏面側開口部
12の大きさを設定してあり、また、複数の表面側開口
部13のいずれも上記のようにパレット5を上下に積み
重ねた状態で各表面側開口部13の縁と裏面側滑り止め
部11の外面との間に3mm以上の隙間が形成されると
ともに少なくとも1以上の表面側開口部13においては
表面側開口部13の縁と裏面側滑り止め部11との間に
3mm〜15mmの隙間(図9において寸法Mで示す)
が形成されるように表面側開口部13の大きさを設定し
てある。
【0024】つまり、パレット5を上下に積み重ねて下
段のパレット5の表面部1に突設した表面側滑り止め部
10を上段のパレット5の裏面部2の裏面側開口部12
に入れるに当たり、各裏面側開口部12の縁と表面側滑
り止め部10の外面との間に3mm以上の隙間が形成さ
れるので、容易に複数の表面側滑り止め部10を複数の
裏面側開口部12に入れることができるものであり、ま
た、パレット5を上下に積み重ねて上段のパレット5の
裏面部2に突設した裏面側滑り止め部10を下段のパレ
ット5の表面部1の表面側開口部13に入れるに当た
り、各表面側開口部13の縁と裏面側滑り止め部11の
外面との間に3mm以上の隙間が形成されるので、容易
に複数の裏面側滑り止め部11を複数の表面側開口部1
3に入れることができるものである。
【0025】しかも、少なくとも1以上の裏面側開口部
12においては裏面側開口部12の縁と表面側滑り止め
部10との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよ
うにしてあり、また、少なくとも1以上の表面側開口部
13においては表面側開口部13の縁と表面側滑り止め
部10との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよ
うにしてあるので、パレット5同士を積み重ねる際に上
段のパレット5が下段のパレット5に対して一定以上横
ずれして積み重ねられるのが防止できるものである。
【0026】なお、図8に示すようにパレット5の表面
部1のフォーク挿入孔4に面する部分の下面にゴムのよ
うな弾性体により形成したフォーク滑り止め部20を取
付けてフォーク挿入孔4内に突出させることでフォーク
挿入孔4にフォークを挿入して持ち上げる際にフォーク
がフォーク滑り止め部20に当たり、これによりフォー
クが滑るのが防止できるようになっている。
【0027】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、パレットの表面部に複数の表面側滑り止
め部を上方に向けて突設し、下段のパレットに対して上
段のパレットを平面視で回転せずに上下に積み重ねた場
合及び下段のパレットに対して上段のパレットを平面視
で90°又は180°又は270°回転して積み重ねた
場合のいずれの場合もパレットの表面部に突設した表面
側滑り止め部が入る裏面側開口部をパレットの裏面部に
設けてあるので、下段のパレットに対して上段のパレッ
トを平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び下段
のパレットに対して上段のパレット5を平面視で90°
又は180°又は270°回転して積み重ねた場合のい
ずれの場合も、下段のパレットの表面部に突設した表面
側滑り止め部に上段のパレットの裏面部2に設けたリブ
が当たって食い込んだりすることがなく、リブによる表
面側滑り止め部の損傷を防止できて、長期間安定して荷
物の横滑り効果を発揮できるものである。
【0028】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、下段のパレット
に対して上段のパレットを平面視で回転せずに上下に積
み重ねた場合及び下段のパレットに対して上段のパレッ
トを平面視で90°又は180°又は270°回転して
積み重ねた場合のいずれの場合もパレットの表面部に突
設した表面側滑り止め部が入る複数の裏面側開口部をパ
レットの裏面部に設け、上記のようにパレットを上下に
積み重ねた状態で各裏面側開口部の縁と表面側滑り止め
部の外面との間に3mm以上の隙間が形成されるととも
に少なくとも1以上の裏面側開口部においては裏面側開
口部の縁と表面側滑り止め部との間に3mm〜15mm
の隙間が形成されるように裏面側開口部の大きさを設定
してあるので、パレットを上下に積み重ねて下段のパレ
ットの表面部に突設した表面側滑り止め部を上段のパレ
ットの裏面部の裏面側開口部に入れるに当たり、各裏面
側開口部の縁と表面側滑り止め部の外面との間に3mm
以上の隙間が形成されて、容易に複数の表面側滑り止め
部を複数の裏面側開口部に入れることができるものであ
り、しかも、少なくとも1以上の裏面側開口部において
は裏面側開口部の縁と表面側滑り止め部との間に3mm
〜15mmの隙間が形成されるようにしてあるので、表
面側滑り止め部の裏面側開口部への嵌め込みがパレット
積み重ねの位置決めとなってパレット同士を積み重ねる
際に上段のパレットが下段のパレットに対して一定以上
横ずれして積み重ねられるのが防止できるものである。
【0029】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、パレットの裏面
部に複数の裏面側滑り止め部を下方に向けて突設し、下
段のパレットに対して上段のパレットを平面視で回転せ
ずに上下に積み重ねた場合及び下段のパレットに対して
上段のパレットを平面視で90°又は180°又は27
0°回転して積み重ねた場合のいずれの場合もパレット
の裏面部に突設した裏面側滑り止め部が入る表面側開口
部をパレットの表面部に設けてあるので、下段のパレッ
トに対して上段のパレットを平面視で回転せずに上下に
積み重ねた場合及び下段のパレットに対して上段のパレ
ットを平面視で90°又は180°又は270°回転し
て積み重ねた場合のいずれの場合も、上段のパレットの
裏面部に突設した裏面側滑り止め部に下段のパレットの
表面部に設けたリブが当たって食い込んだりすることが
なく、リブによる裏面側滑り止め部の損傷を防止できる
ものである。
【0030】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明の効果に加えて、下段のパレット
に対して上段のパレットを平面視で回転せずに上下に積
み重ねた場合及び下段のパレットに対して上段のパレッ
トを平面視で90°又は180°又は270°回転して
積み重ねた場合のいずれの場合もパレットの裏面部に突
設した裏面側滑り止め部が入る複数の表面側開口部をパ
レットの表面部に設け、上記のようにパレットを上下に
積み重ねた状態で各表面側開口部の縁と裏面側滑り止め
部の外面との間に3mm以上の隙間が形成されるととも
に少なくとも1以上の表面側開口部においては表面側開
口部の縁と裏面側滑り止め部との間に3mm〜15mm
の隙間が形成されるように表面側開口部の大きさを設定
してあるので、パレットを上下に積み重ねて上段のパレ
ットの裏面部に突設した裏面側滑り止め部を下段のパレ
ットの表面部の表面側開口部に入れるに当たり、各表面
側開口部の縁と裏面側滑り止め部の外面との間に3mm
以上の隙間が形成されるので、容易に複数の裏面側滑り
止め部を複数の表面側開口部に入れることができるもの
であり、しかも、少なくとも1以上の表面側開口部にお
いては表面側開口部の縁と表面側滑り止め部との間に3
mm〜15mmの隙間が形成されるようにしてあること
で、裏面側滑り止め部の表面側開口部への嵌め込みがパ
レット積み重ねの位置決めとなってパレット同士を積み
重ねる際に上段のパレットが下段のパレットに対して一
定以上横ずれして積み重ねられるのが防止できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレットの斜視図である。
【図2】同上の底面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】同上の水平断面図である。
【図7】同上の要部拡大平面図である。
【図8】図7のX―X線の拡大断面図である。
【図9】同上のパレットを積み重ねた状態の図7のX―
X線における拡大断面図である。
【図10】図7のY―Y線の拡大断面図である。
【図11】同上のパレットを積み重ねた状態の図7のY
―Y線における拡大断面図である。
【符号の説明】
1 表面部 2 裏面部 3 桁部 4 フォーク挿入孔 5 パレット 10 表面側滑り止め部 11 裏面側滑り止め部 12 裏面側開口部 13 表面側開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク挿入孔を形成したパレットにお
    いて、パレットの表面部に複数の表面側滑り止め部を上
    方に向けて突設し、下段のパレットに対して上段のパレ
    ットを平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び下
    段のパレットに対して上段のパレットを平面視で90°
    又は180°又は270°回転して積み重ねた場合のい
    ずれの場合もパレットの表面部に突設した表面側滑り止
    め部が入る裏面側開口部をパレットの裏面部に設けて成
    ることを特徴とするパレット。
  2. 【請求項2】 下段のパレットに対して上段のパレット
    を平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び下段の
    パレットに対して上段のパレットを平面視で90°又は
    180°又は270°回転して積み重ねた場合のいずれ
    の場合もパレットの表面部に突設した表面側滑り止め部
    が入る複数の裏面側開口部をパレットの裏面部に設け、
    上記のようにパレットを上下に積み重ねた状態で各裏面
    側開口部の縁と表面側滑り止め部の外面との間に3mm
    以上の隙間が形成されるとともに少なくとも1以上の裏
    面側開口部においては裏面側開口部の縁と表面側滑り止
    め部との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
    に裏面側開口部の大きさを設定して成ることを特徴とす
    る請求項1記載のパレット。
  3. 【請求項3】 パレットの裏面部に複数の裏面側滑り止
    め部を下方に向けて突設し、下段のパレットに対して上
    段のパレットを平面視で回転せずに上下に積み重ねた場
    合及び下段のパレットに対して上段のパレットを平面視
    で90°又は180°又は270°回転して積み重ねた
    場合のいずれの場合もパレットの裏面部に突設した裏面
    側滑り止め部が入る表面側開口部をパレットの表面部に
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載のパレット。
  4. 【請求項4】 下段のパレットに対して上段のパレット
    を平面視で回転せずに上下に積み重ねた場合及び下段の
    パレットに対して上段のパレットを平面視で90°又は
    180°又は270°回転して積み重ねた場合のいずれ
    の場合もパレットの裏面部に突設した裏面側滑り止め部
    が入る複数の表面側開口部をパレットの表面部に設け、
    上記のようにパレットを上下に積み重ねた状態で各表面
    側開口部の縁と裏面側滑り止め部の外面との間に3mm
    以上の隙間が形成されるとともに少なくとも1以上の表
    面側開口部においては表面側開口部の縁と裏面側滑り止
    め部との間に3mm〜15mmの隙間が形成されるよう
    に表面側開口部の大きさを設定して成ることを特徴とす
    る請求項2記載のパレット。
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