JP2006206089A - 一体成形二方差し合成樹脂製パレット - Google Patents

一体成形二方差し合成樹脂製パレット Download PDF

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Abstract

【課題】 いわゆるワンウェイ用の輸出梱包用合成樹脂製パレットであって、従来の同形状の合成樹脂製パレットに対して約1/3と軽量でありながら、強度も確保して、滑り防止のための滑り止め具を確実に配置でき、軽量化と滑り防止を実現した合成樹脂製パレットを提供する。
【解決手段】 逆U字状桟14には格子状リブ12のうちフォーク挿入孔に沿って平行に形成されたリブ17を延長して区画された矩形状の領域14aの一部をU字状区画部14bとし、U字状区画部14bの下面部にはフォーク用滑り止め具10が取り付けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、種々の物品を運搬及び保管する際などに使用される合成樹脂製パレットであり、主として海外への輸出用途に使用することができる、いわゆるワンウェイの輸出梱包用の合成樹脂製パレットに関する。
従来から、物品を運搬又は保管する際に使用される合成樹脂製のパレットは知られている。この種の合成樹脂製パレットは繰り返して使用することができるもので、「平パレット試験方法」(JIS Z0602−1988)及び強度基準が「プラスチック製平パレット」(JIS Z0606−1993)に規定されている。
これらのパレットは、一般的に多段積みして倉庫等に保管されたり、立体自動倉庫や種々の産業用ラック(JIS Z0620−1998)などの保管機器に長期間保管されるために、前述した強度基準に合格する必要があった。
しかしながら、これらの基準に合格するには、曲げ強度や衝撃に対する強度を保つために多くの原料樹脂を使用して剛性を高める必要があり、輸出などのワンウェイ用途には高価なものとなっていた。
ところで、近年、木製梱包材の検疫処置として、国外に輸出する目的で使用するパレットには薫蒸処理や滅菌処理を義務付ける受け入れ国が増加している。例えば、米国などは木材中心温度56°以上で30分以上の熱処理、もしくは16時間以上の臭化メチルによる薫蒸処理のいずれかを義務付けている。
そのため、上記のような各種の処理が必要とされる木製パレットに代わって、輸出梱包材としてダンボール製のものや、プラスチック製のパレットが使用されるようになってきている。
しかしながら、ダンボール製では上記各種の処理を施す必要はないものの、湿度の影響を受けやすく、海上輸送の際に強度が低下したり、雨期には吸水により強度が低下するため、積載される荷物が制限されるという問題がある。
プラスチック製パレットでは、上記各種の処理を施す必要はなく、湿度による影響もないことから、近年、安価なスキッド(JIS Z0106−1997「パレット用語」:主としてハンドリフトトラックによって荷役できるように作られた単面形パレット)や、軽量化した片面四方差しのパレットが使用されている。
しかしながら、スキッドでは下方に突き出した脚部により荷痛みが生じる等の問題があり、段積みして保管又は輸送する際にはポリ製のシートや厚紙を敷いて荷痛みを防止するなどの対策が必要であった。
また、軽量化した片面四方差しのパレットでは、下面デッキボードにパレットトラックを使用できるように大きな開口部を有しているため、強度が十分でなかったり、紙袋やポリ袋に包装された荷物やフレキシブルコンテナに収容された原料など、比較的柔軟な荷物を多段積みして保管する場合、上段パレットの荷重により下面デッキボードが変形し、前記開口部から荷物がフォーク挿入孔側にはみ出す結果となり、段積みされたパレットを取り下ろす際に、フォークリフトのフォーク先端部が直接荷物に衝突して荷物を破損する問題があった。
一方、パレットトラックやフォーク等は金属製であり、合成樹脂製パレットに挿入して搬送する際に滑り易いことから、滑り防止のためにグロメット(JIS Z0106−1997参照)といわれる摩擦係数の大きい滑り止め具(硬質ゴム製またはエラストマー製)をパレットに設けた穴に配置させるようにしたものも多用されている。
ところが、このグロメット(滑り止め具)は高価なものであり、さらに、硬質ゴム製のものではリサイクル時にパレットの原料樹脂と滑り止め具とは材質が異なるため分別処理する必要があることから、滑り止め具の重量や使用個数を極力低減させながら滑り防止効果を発現できるように工夫する必要がある。
このため、成形により作られる合成樹脂製パレットでは、滑り止め具用の穴を設ける成形方法も種々検討されている。
そこで、合成樹脂製パレットにおいて、軽量化とともに滑り止め具用の穴の成形方法等の問題を解決するための検討がされている。
例えば、フォークリフトのフォークとパレットとの滑りを防止するために、四方向からのフォーク作業に対応できるようにフォークが交差する部位に滑り止め具が取り付けられているが、フォーク爪が滑り止め具に突きあたっても容易に脱落しないように、滑り止め具を係止するための円筒状の突出リブが設けられている、両面が積載面となりうる両面使用四方差しの合成樹脂製パレットがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記突出リブは金型で成形する場合にアンダーカット(金型が引っ掛かって抜けない形状)となり、その処理を行うためにフォーク挿入孔を形成するスライドコアの中に小スライドコアを組み込む必要があり、金型構造が複雑となることから故障時の修復に時間が掛かる、金型製作費が高価になる等の欠点を有していた。
このため、前述した欠点を改善するために考えられた両面使用型の合成樹脂製パレットもあり、特許文献1における円筒状の突出リブによるアンダーカットを処理するための小スライドをなくし、半円部を切り欠いて単純なスライド構造で成形できる構造としながらも、半円状の係止リブによりフォーク突き当て時の滑り止め具の脱落を防止することができるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に記載の合成樹脂製パレットは、自動倉庫やラック倉庫で保管できるように上下のデッキボードは厚く形成されており、曲げ剛性の高いパレットではあるが、反面、製品重量も約28kgと重く、輸出用途にはコストが高すぎる問題があった。
また、最近ではワンウェイ用途のために極力軽量化して、原料コストを抑えた片面使用の合成樹脂製パレットも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に記載の合成樹脂製パレットでは、軽量化を図るためにフォーク挿入孔の裏面側のデッキボードを略3等分に分割し、これにより3つに区画される領域の中央領域に相当する部分を孔に、残りの領域を格子構造あるいはリブ構造とし、さらに、荷物の積載面となる上面デッキボードにも、矩形状の孔が4ヶ所設けられており、更なる軽量化が図られている。
しかしながら、このワンウェイ用の合成樹脂製パレットは、主としてパレットトラックによる搬送を想定しており、原料コストを低く抑える観点から、滑り止め具の使用は考慮されていない。
特許第2827423号公報 特許第2787397号公報 特開2004−83017号公報
本発明は、主として海上コンテナや航空輸送用のいわゆるワンウェイ用の輸出梱包用合成樹脂製パレットであって、従来の同形状の合成樹脂製パレットに対して約1/3と軽量でありながら、滑り防止のための滑り止め具を確実に配置でき、軽量化と滑り防止を改善し、紙袋、ポリ袋又はフレキシブルコンテナで包装された荷物などを多段積みして、出荷までの短期間の保管に耐える強度を有し、且つ段積みされたパレットを取り下ろす際にフォークリフトのフォークによって滑り止め具の欠損や脱落を防止することを目的としている。
本発明は、上面板状部及び下面板状部を有し、端部に設けられた筒状の端部桁と、中間部に設けられた筒状の中間桁と、端部桁と中間桁の間にフォーク挿入孔が形成された二方差し合成樹脂製パレットにおいて、
該フォーク挿入孔位置における上面板状部及び下面板状部には、縦横に交差した格子状リブが形成され、
該格子状リブのフォーク挿入方向と直交する方向における両側端部は、フォーク挿入方向のほぼ全域に亘って該端部桁と該中間桁に連結一体化され、
該端部桁と該中間桁におけるそれぞれの上面及び下面には、ほぼ全域に亘って、該格子状リブと共に積載面を形成するようにU字状の桟が形成され、
該U字状の桟のほぼ全てに矩形状の開口部を設け、
フォーク挿入孔の長さに対する略中央部分には、フォーク挿入孔の全幅に亘って上方に開口した開口部が形成されると共に
一組の逆U字状の桟が、フォーク挿入側端部から略中央部分に延設して形成された該格子状リブと該端部桁と該中間桁とに連結一体化されて該開口部を挟んで形成され、
該逆U字状の桟は、該格子状リブのうちフォーク挿入孔に並行な複数のリブを延長して形成された矩形状の区画を複数箇所有し、
複数箇所の該矩形状の区画の一部をU字状部として形成すると共に該U字状部の下端部に滑り止め具用穴が設けられている
ことを特徴とする一体成形二方差し合成樹脂製パレットを提供するものである。
本発明の一体成形二方差し合成樹脂製パレットは、フォーク挿入孔の上面板状部及び下面板状部の縦横に交差した格子状リブのフォーク挿入方向と直交する両側端部が、端部桁と中間桁にフォーク挿入方向のほぼ全域において連結された構造としているため、デッキボードの厚みを従来品に比べて薄くでき、従来品では約28kgであった重量がほぼ同形状であるにもかかわらず約9kgと軽量化が図れ、強度も確保でき、海上コンテナ及び航空機輸送時の積載量を犠牲にすることなく、貨物を効率よく輸送することが可能となる。
さらに、フォーク挿入側端部から略中央部に至るまでを縦横に交差したリブ構造とし、上面板状部の滑り止め具取付位置においては、格子状リブに連結一体化し且つU字状桟としたことで、複雑な金型を使用することなく簡便に成形でき、十分な強度と軽量化と滑り防止を実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である一体成形二方差し合成樹脂製パレット(以下、合成樹脂製パレットと略記)の上面側から見た斜視図である。図2は、図1に示す合成樹脂製パレットの上面側から見た平面図である。図3は、図1に示す合成樹脂製パレットの下面側から見た平面図である。図4は、合成樹脂製パレットの上面板状部の裏面側から見た本発明の要部の拡大図である。図5は、図2に示すA−A間断面図である。図6は、図4に示すB−B間断面図であり、滑り止め具を取り付けた状態を示す拡大図である。図7は、図2に示すC−C間断面図である。図8は、合成樹脂製パレットの製造に用いる金型の構成を示す簡略図である。
図1に示すように、合成樹脂製パレット1は、全体として矩形の箱型に形成されており、互いに平行に配置された上面板状部2及び下面板状部3を連結する筒状の端部桁4と中間部に設けられた筒状の中間桁5とを有する両面使用型の一体成形二方差し合成樹脂製パレットである。
この合成樹脂製パレット1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、図8に示すように固定側金型6、可動側金型7,及びフォーク挿入孔8を形成するスライドコア9、及び滑り止め具10を取り付けるU字状桟や逆U字状桟の形成部11が上下に重なり合わないように形成され、全体を1つの工程で成形する一体成形された合成樹脂製パレットである。
図1又は図5に示すように、端部桁4と中間桁5の間には、上面板状部2と下面板状部3が形成され、上面板状部2と下面板状部3の間をフォーク挿入孔8としている。
上面板状部2は、フォーク挿入側端部から略中央部に至る領域を縦横に交差した格子状リブ12で形成し、フォーク挿入孔の中央部分では上方がフォーク挿入孔の全幅に亘って開口した開口部13を形成し、開口部13を挟むように逆U字状桟14がフォーク挿入側端部から延設して形成された前記格子状リブ12に連結一体化している。
下面板状部3は、フォーク挿入孔の中央部にU字状桟15を形成し、U字状桟15は端部桁4と中間桁5に連結一体化しており、U字状桟15を挟むように下方がフォーク挿入孔の全幅に亘って開口した開口部16を有している。
逆U字状桟14及びU字状桟15にはリブで区画されたすべての領域に円形の水抜き穴34が設けられている。
本実施例による合成樹脂製パレット1では、上面側を積載面として使用することが前提の構成となっているが、下面側のU字状桟15の一部をリブで区画された逆U字状の区画部として、その上端部に滑り止め具10を取り付けても良い。
図1から図4に示すように、前記逆U字状桟14には前記格子状リブ12のうちフォーク挿入孔に沿って平行に形成されたリブ17を延長して区画された矩形状の領域14aの一部をU字状区画部14bとし、U字状区画部14bの下端部にはフォーク用滑り止め具10が取り付けられている。
図6に示すように、滑り止め具10を取り付けた際にその外周側面が嵌り込むように凹部18が設けられており、凹部18には滑り止め具の抜けを防止するための係止穴19が設けられている。
また、滑り止め具10には、前記係止穴19の幅寸法より大きく形成され、先端部に向かって細くなっている突出部20を有するようにして、滑り止め具10を前記U字状区画部14bに打ち込む時は容易に係止穴19を乗り越えて嵌合し、係止後は抜けにくい構造としている。
そして、滑り止め具10は、フォークリフトのフォークとの接触面21が前記U字状区画部14bの下端部より1.5mm程度突出するような構成となっている。
図7に示すように、筒状の端部桁4の内部には、上面側を形成する逆U字状桟22と下面側を形成するU字状桟23が上下に重なり合わないように形成されており、ほぼ全部の桟には桟の平面積に対して40〜50%を占める矩形上の開口部24が設けられ、軽量化を実現するとともに、水抜きの効果をも実現している。
さらに、端部桁4には、上面側を形成する逆U字状桟22の下端部から、下面側を形成するU字状桟23の側面部に達する仕切り壁25が複数設けられている。なお、筒状の中間桁5も、上記したように端部桁4の内部と同様の構造となっている。
図1、図7に示すように、合成樹脂製パレット1における全ての側面26のコーナー近傍及び中央部に、結束用ベルトやロープを引っかけるための係止具(フック)27が側面26と一体的に設けられている。
これにより、積載された荷物を係止具27と対向する係止具27とに結束用ベルトやロープ等を渡して結束することにより、フォークリフト等で搬送する際の荷崩れを防止することができる。
なお、図3、図7に示すように、係止具27の裏面側に結束時や輸送時の引っ張り力に耐えるための補強リブ28が複数本設けられている。
また、荷物が積載されない状態で合成樹脂製パレット1を多段積みしてフォークリフト等で搬送する際に、パレット同士の滑りやズレが生じないように、図1〜3や図7に示すように、積載面の各コーナー近傍に前記したフォーク用の滑り止め具10が取り付けられている。
この場合、図3及び図7に示すように、この滑り止め具10は、下方における下面側の開口部29に形成された補強壁30と上部桟から下部桟まで垂下した仕切り壁31の下端部とにより、滑り止め具10の二辺を囲い込むように形成して、合成樹脂製パレット1を多段積みしてフォークリフト等で搬送する際の前後左右への滑りやズレを確実に防止することを可能としている。
さらに、上面側の積載面には必要に応じて滑り止め具10を追加することができる取り付け部32を複数ヶ所設けている(図1参照)。
また、図3に示すように、下面側においても、輸送機関の荷台上での滑りや段積みして輸送する際の下段貨物の上部との滑りを防止する目的で、各コーナー近傍に滑り止め具10の取り付け部33を設けている。
本発明の合成樹脂製パレット1を製造する際に用いる金型の構成を、図8に簡略的に示している。成形の手順としては、金型が閉じた状態(図8に相当)において、固定側金型6、可動側金型7、及びスライドコア9によって形成される合成樹脂製パレット1となるべき空間に、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂を溶融状態で図示しないゲート部より金型内に射出してキャビティを満たす。
その後、冷却工程に移り、製品が固化した状態で可動金型7が固定金型6から離れ(図面上は下方に移動する)て、その後に図示しない油圧シリンダー等の駆動手段によりスライドコア9を横方向(図面上は左右方向)に移動させてフォーク挿入孔8から完全に離れた後に、可動側に組み込まれた図示しない突き出し機構により合成樹脂製パレット1を可動側金型7から離型して成形品である合成樹脂製パレット1を得る。
本発明の一実施形態である合成樹脂製パレット1の上面側から見た斜視図である。 図1に示した合成樹脂製パレット1の上面側から見た平面図である。 図1に示した合成樹脂製パレット1の下面側から見た平面図である。 図1に示した合成樹脂製パレット1の上面板上部の裏面側から見た本発明の要部の拡大図である。 図2に示すA−A間断面図である。 図4に示すB−B間断面図である。 図2に示すC−C間断面図である。 合成樹脂製パレット1の製造に用いる金型の構成を示す簡略図である。
符号の説明
1 合成樹脂製パレット
2 上面板状部
3 下面板状部
4 端部桁
5 中間桁
8 フォーク挿入孔
10 滑り止め具
12 格子状リブ
13 開口部
14 逆U字状桟
14a 矩形状の領域
14b U字状区画部
15 U字状桟
16 開口部
17 フォーク挿入孔に沿って平行なリブ
18 凹部
19 係止穴
20 突出部
21 フォークとの接触面
22 逆U字状桟
23 U字状桟
24 開口部
34 水抜き穴


Claims (3)

  1. 上面板状部及び下面板状部を有し、端部に設けられた筒状の端部桁と、中間部に設けられた筒状の中間桁と、端部桁と中間桁の間にフォーク挿入孔が形成された二方差し合成樹脂製パレットにおいて、
    該フォーク挿入孔位置における上面板状部及び下面板状部には、縦横に交差した格子状リブが形成され、
    該格子状リブのフォーク挿入方向と直交する方向における両側端部は、フォーク挿入方向のほぼ全域に亘って該端部桁と該中間桁に連結一体化され、
    該端部桁と該中間桁におけるそれぞれの上面及び下面には、ほぼ全域に亘って、該格子状リブと共に積載面を形成するようにU字状桟が形成され、
    該U字状桟のほぼ全てに矩形状の開口部を設け、
    フォーク挿入孔の長さに対する略中央部分には、フォーク挿入孔の全幅に亘って上方に開口した開口部が形成されると共に、
    一組の逆U字状桟が、フォーク挿入側端部から略中央部分に延設して形成された該格子状リブと該端部桁と該中間桁とに連結一体化されて該開口部を挟んで形成され、
    該逆U字状桟は、該格子状リブのうちフォーク挿入孔に並行な複数のリブを延長して形成された矩形状の区画を複数箇所有し、
    複数箇所の該矩形状の区画の一部をU字状部として形成すると共に該U字状部の下端部に滑り止め具用穴が設けられている
    ことを特徴とする一体成形二方差し合成樹脂製パレット。
  2. 該滑り止め具用穴が設けられている該U字状部が、該上面板状部に少なくとも2箇所以上設けられている請求項1に記載の一体成形二方差し合成樹脂製パレット。
  3. 該滑り止め具用穴が設けられている該U字状部が、フォーク挿入孔に対して直行する方向で直線上に設けられている請求項2に記載の一体成形二方差し合成樹脂製パレット。


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