JPH09216627A - パレット - Google Patents

パレット

Info

Publication number
JPH09216627A
JPH09216627A JP1917796A JP1917796A JPH09216627A JP H09216627 A JPH09216627 A JP H09216627A JP 1917796 A JP1917796 A JP 1917796A JP 1917796 A JP1917796 A JP 1917796A JP H09216627 A JPH09216627 A JP H09216627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
corner
outer peripheral
peripheral edge
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1917796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3012507B2 (ja
Inventor
Kenji Nonomura
謙二 野々村
Tsuneo Matsui
恒生 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP8019177A priority Critical patent/JP3012507B2/ja
Publication of JPH09216627A publication Critical patent/JPH09216627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3012507B2 publication Critical patent/JP3012507B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットを段積みした場合に上のパレットを
スムーズに引き出す。パレットの破損を防止する。凸部
の破損を防止する。 【解決手段】 パレット1の上面部の外周端縁部のうち
少なくともコーナ部分を除く各辺にそれぞれ上方に向け
て凸部2を突設すると共に該凸部2の外側面をパレット
1の側面と面一とする。パレット1の下面部の外周端縁
部にパレット1を上下に積み重ねた際に下段のパレット
1の上面の凸部2に嵌合するための下方及び外側方に開
口する凹み部を設ける。パレット1の下面部のコーナ部
分に下方及びコーナを構成する2側面が開口したコーナ
切欠部を設ける。コーナ切欠部のコーナを構成する各辺
と平行な切欠幅をそれぞれ凸部2の幅以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット、特に、
上面部に凸部を設けて載置物が滑り落ちないように安定
して載置するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の荷物をフォークリフトに
より運搬移動するために用いられるパレットとして、上
面部に荷物である載置物を載置した際に、載置物のずり
落ちを防止するために凸部を突設するものが、実公昭5
3ー25335号公報、実公平5ー44281号公報に
より知られている。
【0003】実公昭53ー25335号公報に示された
従来例にあっては、図11、図12に示すように、パレ
ット1の上面部の外周端縁よりも少し内側にずれた位置
に外周端縁に沿って凸部2が形成してあり、この凸部2
はパレット1の上面部のコーナ部分においては平面視L
字状に形成してある。また、パレット1の下面部にはパ
レット1を上下に積み重ねた際に下段のパレット1の上
面部の凸部2に嵌まり合う凹み部3が形成してあり、こ
の凹み部3もパレット1の下面の外周端縁よりも少し内
側に引き込んだ位置に形成してある。
【0004】また、実公平5ー44281号公報に示さ
れた従来例にあっては、図13に示すように、パレット
1の上面部の外周端部をパレット1の側面よりも外側方
に突出させて側方突出縁部60を形成し、この側方突出
縁部60に上方に向けて凸部2を突設してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来例にあって
は、パレット1を上下に積み重ねて凸部2と凹み部3と
を嵌合して上のパレット1が下のパレット1からずり落
ちないようになっているが、このようにしてパレット1
を上下に積み重ねた状態で、上のパレット1の前部を少
し持ち上げて図12の矢印の方向に引出して取り出そう
としても、上段のパレット1の後部側の凹み部3の外側
の壁部が下段のパレット1の後部の凸部2に引っ掛かっ
て、引出しにくく、また、凹み部3の外側の壁部が破損
しやすく、また、上記のように引っ掛かるために危険で
あるという問題がある。
【0006】また、後者の従来例にあっては、凸部2が
パレット1の側面よりも外側方に突出しているため、凸
部2が破損しやすいという問題がある。すなわち、パレ
ット1同士を横に並べる場合に、パレット1上面部の側
方突出縁部60の部分の凸部2部分に集中的に衝撃が作
用したり、あるいは、パレット1を縦にした場合や、縦
にして地面上を滑らしながら移動する場合など、凸部2
部分に集中的に衝撃が作用し、これらの結果、凸部が破
損しやすいという問題がある。
【0007】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、パレットを段積みした場合に上の
パレットをスムーズに引き出すことができ、また、パレ
ットの破損を防止でき、更に、凸部が破損しにくいパレ
ットを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のパレットは、パレット1の上面部の外周端
縁部のうち少なくともコーナ部分を除く各辺にそれぞれ
上方に向けて凸部2を突設し、パレット1の上面部の外
周端縁部及び下面部の外周端縁部及び凸部2の側面を同
一垂直面に位置させ、パレット1の下面部の外周端縁部
にパレット1を上下に積み重ねた際に下段のパレット1
の上面の凸部2に嵌合するための下方及び外側方に開口
する凹み部3を設け、パレット1の下面部のコーナ部分
に下方及びコーナを構成する2側面が開口したコーナ切
欠部4を設けると共に該コーナ切欠部4のコーナを構成
する各辺と平行な切欠幅をそれぞれ凸部2の幅以上とし
て成ることを特徴とするものである。このような構成を
採用することで、パレット1上に載置物を載置した場合
に、凸部2により載置物がパレット1から滑り落ちるの
を防止できるものであり、また、パレット1を上下に多
段積みした状態で、上段のパレット1の前部を少し持ち
上げて引き出す際に、下段のパレット1の上面の凸部2
に引っ掛かることなくスムーズに引き出すことができる
ものであり、また、パレット1の上面部の外周端縁部及
び下面部の外周端縁部及び凸部2の側面を同一垂直面に
位置させてあることで、パレット1を横に並べる場合に
上面部の外周端縁部及び下面部の外周端縁部が同時に隣
りのパレット1の上面部の外周端縁部及び下面部の外周
端縁部に当たることとなり、この結果、上面部の外周端
縁部と凸部2の側面とが面一であるといえども、凸部2
に集中的に衝撃が作用しないようにでき、また、パレッ
ト1を縦にしたり、あるいは縦にした状態で地面上を滑
らしながら移動する場合も、パレット1の上面部の外周
端縁部及び下面部の外周端縁部が同時に地面に接触し、
凸部2に集中的に衝撃が作用しないようにでき、凸部2
が破損しにくいものである。
【0009】また、凸部2の上下方向の高さを、凹み部
3の深さ及びコーナ切欠部4の深さ及びパレット1の上
面部に載置するコンテナ5の下面外周部に設けたスタッ
キング用段部6の段高さ以下とすることも好ましい。こ
のような構成とすることで、パレット1同士を上下に多
段に積み重ねた場合に、凸部2と凹み部3との嵌合がで
きると共に上段のパレット1の荷重はパレット1の底面
部から下段のパレット1の上面部に伝えられることにな
り、凸部2部分に荷重が集中してこの部分が破損したり
せず、また、段積みにしたパレット1の上のパレット1
を前部を少し持ち上げて引き出す際にコーナ切欠部4部
分で凸部2が逃げることでスムーズに引き出すことがで
きることになり、また、パレット1の上面部にコンテナ
5を載置した場合、コンテナ5のスタッキング用段部6
と凸部2とを嵌め合わせて位置決め保持できると共に、
コンテナ5からの荷重が凸部2部分に集中してこの部分
が破損したりしないようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態につき説明する。添付図面に示す実施形態において
は、パレット1は合成樹脂製のパレット半体1a、1b
を上下方向に背中合わせにして溶着して構成したもので
あり、側面部にフォーク差込み部7が開口しているもの
である。パレット1の上面部の外周端縁部のうち少なく
ともコーナ部分を除く各辺にはそれぞれ上方に向けて凸
部2が突設してある。すなわち、該凸部2はパレット1
の上面部の外周端縁部のコーナ部分には設けず、上面部
の外周端縁部のコーナ部分を除く4辺にそれぞれ設けて
あり、添付図面に示す実施形態においては、上面部の外
周端縁部の各辺に沿って部分的に複数の凸部2を設けて
あるが、コーナ部分を除く4辺の略全長にわたって凸部
2を設けてもよいものである。ここで、パレット1の上
面部の外周端縁部及び下面部の外周端縁部及び凸部2の
側面を同一垂直面に位置させてある。もちろんパレット
1の側面部も、パレット1の上面部の外周端縁部及び下
面部の外周端縁部及び凸部2の側面と同一垂直面に位置
させてもよい。また、凸部2は正面から見て台形状をし
ている。
【0011】パレット1の下面部の外周端縁部にはパレ
ット1の下面部の外周端縁部にパレット1を上下に積み
重ねた際に下段のパレット1の上面の凸部2に嵌合する
ための下方及び外側方に開口する凹み部3が設けてあ
る。また、パレット1の下面部のコーナ部分には下方及
びコーナを構成する2側面が開口したコーナ切欠部4が
設けてある。
【0012】上記コーナ切欠部4のコーナを構成する各
辺と平行な方向の切欠幅(図5(c)においてMで示
す)はそれぞれ凸部2の幅(図5(b)においてNで示
す)以上としてある。したがって、図3において、両側
のコーナ部に設けたコーナ切欠部4間の距離(図3にお
いてL1 で示す)と、対向する辺に設けた対向する凸部
2間の距離(図3においてL2 で示す)との関係は、L
1 ≦L2 となっている。
【0013】また、凸部2の上下方向の高さをhとし、
凹み部3の深さをH1 とし、コーナ切欠部4の深さをH
2 とした場合、H1 ≧h≦H2 となっている。ところ
で、パレット1の上に載置される合成樹脂製のコンテナ
5には一般的に図7のようにスタッキング時の位置決め
用として下面外周部にスタッキング用段部6が設けてあ
るが、このスタッキング用段部6の段高さをH3 とした
場合、H3 ≧hとなっている。具体的一例を示すと、H
1 =H2 =5mm、h=3mm、H3 =3mmである。
【0014】また、パレット1の上面部には孔が穿孔し
てあり、該孔にはゴム製の滑り止め部9が貫通装着して
あり、該滑り止め部9はパレット1の上面部に載置した
載置物の横滑りを防止するものであるが、フォーク挿入
部7に開口するように貫通形成された孔に貫通装着され
た滑り止め部9においては、上面部が前述のように載置
物の横滑り防止を行い、フォーク挿入部7に挿入された
フォーク10の上面が該滑り止め部9の下面部に当たっ
てフォークに対するパレット1の横滑りを防止するもの
である。
【0015】上記のように載置物(例えば段ボール等)
をパレット上に載置する際、通常簿ロック積み(縦2×
横3列)またはピンホール積み(環状配列)と称される
積みかたがあり、当該載置物の防滑のため1個乃至3個
のゴム製の滑り止め部9がパレット1に載置された各載
置物の底面に当接して滑り止めを行うようになっている
が、パレット1上にプラスチック製の10Kg荷重のコ
ンテナ5を載置して、パレット1をどれだけ傾けるとコ
ンテナ5がパレット1上を滑り出して転倒するかという
実験を行った結果、滑り止め部9を設けたものにおいて
パレット1を18°〜25°傾けるとパレット1からコ
ンテナ5が滑り出して転倒することが判明した。ここ
で、上記18°で滑り出したパレット1は1つの滑り止
め部9で滑り止めがなされた場合の結果であり、25°
は3つの滑り止め部9で滑り止めがなされた場合の結果
である。
【0016】ところが、本発明のように凸部2を設けた
ものは載置物が滑り止め部9で滑り止めがなされている
だけでなく、凸部2により横滑りが確実に防止される結
果、例えば、パレット1上にプラスチック製の10Kg
荷重のコンテナ5を載置して、パレット1をどれだけ傾
けるとコンテナ5が転倒するかという実験を行った結
果、パレット1を35°傾けて始めてコンテナ5が転倒
することが判明した。
【0017】ところで、載置物がプラスチック製のコン
テナ5の場合、該コンテナ5をパレット1の上面部に載
置しても、パレット1の端部においては、前述のよう
に、コンテナ5の下面外周部のスタッキング用段部6の
段高さH3 と凸部2の上下方向の高さhとの関係が、H
3 ≧hとなっているので、コンテナ5からの荷重はパレ
ット1の上面部で直接支持され、凸部2にコンテナ5か
らの荷重が集中的に作用して凸部2が破損するというこ
とがないようにしてある。
【0018】一方、パレット1を使用しない時にはパレ
ット1を上下に多段に段積みするが、このパレット1同
士を上下に段積みした状態では、下段のパレット1の上
面部の凸部2に上段のパレット1の凹み部3がはめ込ま
れ、段積みしたパレット1が横滑りしないようになって
いる。そして、パレット1を上下に多段に段積みした状
態で、上のパレット1を手前に引き出して取り出す場
合、上のパレット1の前部を少し持ち上げた状態で、手
前に引き出すものである。この場合、図6に示すよう
に、上のパレット1の前部を少し持ち上げることで、上
段のパレット1の下面部の前縁部の凹み部3を、下段の
パレット1の上面部の前縁部に位置する凸部2から上方
に外し、この状態で手前に引き出すことで、上段のパレ
ット1の後縁部に位置する凹み部3は下方及び外側方に
開口しているので、そのまま下段のパレット1の後縁部
に位置する凸部2から前方に抜け、更に、上段のパレッ
ト1のコーナ部分にコーナ切欠部4を設けてあること
で、後部両側のコーナ切欠部4が両側の凸部2部分を通
過して凸部2に引っ掛かることなく上段のパレット1を
前方に引き出すことができるものである。ここで、コー
ナ切欠部4のコーナを構成する各辺と平行な方向の切欠
幅が凸部2の幅以上としてあり、また、凸部2の上下方
向の高さをhとし、コーナ切欠部4の深さをH2 とした
場合、h≦H2 となっているので、上のパレット1の前
部を少し持ち上げた状態で、手前に引き出す際に両側の
凸部2に引っ掛からないでスムーズに引き出せることに
なる。
【0019】ところで、パレット1に載置物として段ボ
ール箱5′のような載置物を載置する場合、図8のよう
に両側の載置物を凸部2の上に載るように載置すると、
凸部2により載置物が中央に寄るために荷崩れしにくく
なるものである。また、パレット1の上面部の外周端縁
部及び下面部の外周端縁部及び凸部2の側面を同一垂直
面に位置させてあるから、パレット1を横に並べる場合
に上面部の外周端縁部及び下面部の外周端縁部が同時に
隣りのパレット1の上面部の外周端縁部及び下面部の外
周端縁部に当たるものであり、この結果、上面部の外周
端縁部と凸部2の側面とが面一であるといえども、凸部
2に集中的衝撃が作用しないようにできるものである。
また、パレット1を縦にしたり、あるいは縦にした状態
で地面上を滑らしながら移動する場合も、パレット1の
上面部の外周端縁部及び下面部の外周端縁部が同時に地
面に接触し、凸部2に集中的に衝撃が作用しないように
できるものである。これらの結果、凸部2が破損すると
いうようなこともないものである。
【0020】図9、図10には本発明の他の実施形態が
示してある。この実施形態においては、パレット1の下
面部の外周端縁部の全長にわたって段落ち部11を設
け、該段落ち部11のコーナ部分をコーナ切欠部4と
し、また、段落ち部11の各辺部分をそれぞれ凸部2に
嵌合するための凹み部3とした例である。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、パレットの上面部の外周端縁部のうち少なくともコ
ーナ部分を除く各辺にそれぞれ上方に向けて凸部を突設
し、パレットの上面部の外周端縁部及び下面部の外周端
縁部及び凸部の側面を同一垂直面に位置させ、パレット
の下面部の外周端縁部にパレットを上下に積み重ねた際
に下段のパレットの上面の凸部に嵌合するための下方及
び外側方に開口する凹み部を設け、パレットの下面部の
コーナ部分に下方及びコーナを構成する2側面が開口し
たコーナ切欠部を設けると共に該コーナ切欠部のコーナ
を構成する各辺と平行な切欠幅をそれぞれ凸部の幅以上
としてあるので、パレットに載置物を載置した状態で凸
部により載置物がパレットから滑り落ちるのを防止でき
るのは勿論のこと、パレット同士を積み重ねた状態でも
凸部と凹み部とが嵌合してパレットの積み重ねの位置決
めがなされると共に安定して積み重ねができるものであ
り、しかもこのように凸部を設けたにもかかわらず、パ
レットを上下に多段積みした状態で、上段のパレットの
前部を少し持ち上げて引き出す際に、下段のパレットの
上面の凸部に引っ掛かることなくスムーズに引き出すこ
とができるものであり、引き出す際に凸部が引っ掛かっ
て破損するということがなく、また、パレットの上面部
の外周端縁部及び下面部の外周端縁部及び凸部の側面を
同一垂直面に位置させてあることで、パレットを横に並
べる場合に上面部の外周端縁部及び下面部の外周端縁部
が同時に隣りのパレットの上面部の外周端縁部及び下面
部の外周端縁部に当たることとなり、この結果、上面部
の外周端縁部と凸部の側面とが面一であるといえども、
凸部に集中的に衝撃が作用しないようにでき、また、パ
レットを縦にしたり、あるいは縦にした状態で地面上を
滑らしながら移動する場合も、パレットの上面部の外周
端縁部及び下面部の外周端縁部が同時に地面に接触し、
凸部に集中的に衝撃が作用しないようにでき、凸部が破
損しにくいものである。
【0022】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、凸部の上下方向
の高さを、凹み部の深さ及びコーナ切欠部の深さ及びパ
レットの上面部に載置するコンテナの下面外周部に設け
たスタッキング用段部の段高さ以下としてあるので、パ
レット同士を上下に多段に積み重ねた場合に、凸部と凹
み部とが嵌合して正確に位置決めできるのみならず、上
段のパレットの荷重はパレットの底面部から下段のパレ
ットの上面部に伝えられることになって、凸部部分に荷
重が集中してこの部分が破損したりしないものであり、
また、段積みにしたパレットの上のパレットを前部を少
し持ち上げて引き出す際にコーナ切欠部部分で凸部が逃
げることができてスムーズに引き出すことができるもの
であり、また、パレットの上面部にコンテナを載置した
場合、コンテナのスタッキング用段部と凸部とを嵌め合
わせて位置決め保持できると共に、コンテナからの荷重
が凸部部分に集中してこの部分が破損したりしないもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図である。
【図2】同上の下面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】(a)は要部拡大正面図であり、(b)は要部
拡大平面図であり、(c)は要部拡大底面図である。
【図6】同上のパレットを積み重ねた場合に上のパレッ
トを引き出す場合の説明図である。
【図7】同上のパレットと該パレットに載置するコンテ
ナを示す一部断面にした分解正面図である。
【図8】同上のパレットの上に段ボール等の載置物を載
置した場合の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す下方から見た斜視
図である。
【図10】同上の上方から見た斜視図である。
【図11】(a)は従来例の上方から見た斜視図であ
り、(b)は下方から見た斜視図である。
【図12】同上の従来例の問題点を示す説明図である。
【図13】他の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パレット 2 凸部 3 凹み部 4 コーナ切欠部 5 コンテナ 6 スタッキング用段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットの上面部の外周端縁部のうち少
    なくともコーナ部分を除く各辺にそれぞれ上方に向けて
    凸部を突設し、パレットの上面部の外周端縁部及び下面
    部の外周端縁部及び凸部の側面を同一垂直面に位置さ
    せ、パレットの下面部の外周端縁部にパレットを上下に
    積み重ねた際に下段のパレットの上面の凸部に嵌合する
    ための下方及び外側方に開口する凹み部を設け、パレッ
    トの下面部のコーナ部分に下方及びコーナを構成する2
    側面が開口したコーナ切欠部を設けると共に該コーナ切
    欠部のコーナを構成する各辺と平行な切欠幅をそれぞれ
    凸部の幅以上として成ることを特徴とするパレット。
  2. 【請求項2】 凸部の上下方向の高さを、凹み部の深さ
    及びコーナ切欠部の深さ及びパレットの上面部に載置す
    るコンテナの下面外周部に設けたスタッキング用段部の
    段高さ以下として成ることを特徴とする請求項1記載の
    パレット。
JP8019177A 1996-02-05 1996-02-05 パレット Expired - Fee Related JP3012507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8019177A JP3012507B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8019177A JP3012507B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09216627A true JPH09216627A (ja) 1997-08-19
JP3012507B2 JP3012507B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=11992075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8019177A Expired - Fee Related JP3012507B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3012507B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166941A (ja) * 2000-11-28 2002-06-11 Gifu Plast Ind Co Ltd パレット
JP2019085155A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 三甲株式会社 運搬ユニット
JP7169711B1 (ja) * 2022-03-14 2022-11-11 弘悟 利島 荷役用パレット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166941A (ja) * 2000-11-28 2002-06-11 Gifu Plast Ind Co Ltd パレット
JP2019085155A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 三甲株式会社 運搬ユニット
JP7169711B1 (ja) * 2022-03-14 2022-11-11 弘悟 利島 荷役用パレット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3012507B2 (ja) 2000-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1323636B1 (en) Synthetic resin pallet
EP1666366A1 (en) Article storage case
JP4572899B2 (ja) 合成樹脂製パレット
US6584914B1 (en) Expandable pallet
JP2001328632A (ja) 合成樹脂製パレット
EP0305082A1 (en) Pallets
JPH09216627A (ja) パレット
JP2000289741A (ja) ホイール積載用保護プレートおよび該保護プレートを用いたホイール積載具
JP2003034330A (ja) 運搬用パレット
JP3954839B2 (ja) 運搬用パレット
JP2886822B2 (ja) 運搬用パレット
JP2000190971A (ja) ダンボ―ル箱
JP3472463B2 (ja) 運搬用パレット
JP4665967B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP2018203281A (ja) 容器
JP3505079B2 (ja) 運搬用パレット
JPH1159674A (ja) 運搬用パレット
JPH0133469Y2 (ja)
JPH0565838U (ja) パレット
JPH05319434A (ja) 合成樹脂製運搬用パレット
JP2880657B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JPH0676054U (ja) パレット
WO2021240304A1 (en) Stackable container
JPH0789547A (ja) パレット
JP2753454B2 (ja) 運搬用収納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991130

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees