JP4303356B2 - 運搬用パレット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキッドパレットと称されるシート状の運搬用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からスキッドパレットと称されるシート状の運搬用パレットが知られている。このスキッドパレットと称されるシート状の運搬用パレットは、ポリプロピレン又は再生ポリプロピレンを射出成形法やプレス成形法により一体的に形成したものであり、複数枚積み重ねて嵩低くして保管、運搬し、使用時には一枚づつフォークリフトによりリフトアップして使用されるものである。このため、運搬用パレットは四角形をした載置板の上面側が上方に開口した凹部となり且つ下面が凹部に嵌め込むことができる下方に突出した凸部となった複数の脚部を垂設することで構成してあり、保管、運搬する際には、下段の運搬用パレットの脚部の上面側の上方に開口した凹部に、上段の運搬用パレットの脚部の下面部の下方に突出した凸部を嵌め込んで積み重ね高さを低くするようにしている。また上記運搬用パレットにおいては載置板の下面側の脚部間がフォーク差し込み部となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように構成される運搬用パレットで載置板の上に荷物を積載して荷造りをする場合、ポリプロピレンバンドのような荷造りバンドをフォーク差し込み部に通して載置板と荷物に巻回して緊締されるが、上記のようなスキッドパレットは構造上特に載置板の外周の端縁の強度が弱く、荷造りバンドを緊締したとき載置板の端縁が変形しやすく破損したりするという問題がある。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、荷造りバンドを緊締して荷造りしても破損するおそれがない運搬用パレットを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の運搬用パレットは、四角形をした載置板1に上面側が上方に開口した凹部2となり下面側が凹部2に嵌め込むことができる下方に突出した凸部3となった複数の脚部4を垂設し、載置板1の下面側の脚部4間にフォーク差し込み部5を形成した合成樹脂製のパレットにおいて、載置板1の下面側に縦横に本体補強リブ6を下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端縁と本体補強リブ6の外周の外周リブ6aとの間に上記端縁と直交する端部補強リブ7を下面側に突出するように設け、端部補強リブ7の下端縁は本体補強リブ6の外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aを有し、フォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端面に荷造りバンド9を掛けるためのバンド掛け用凹部10を凹設し、バンド掛け用凹部10と本体補強リブ6の外周リブ6aとの間に下端縁を端部補強リブ7の下端縁より上に位置させてなるバンド掛け部補強用縦リブ12を設けて成ることを特徴とする。
【0006】
しかして載置板1の下面側に縦横に本体補強リブ6を下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端縁と本体補強リブ6の外周の外周リブ6aとの間に上記端縁と直交する端部補強リブ7を下面側に突出するように設けたことにより、スキッドパレットと称されるシート状のパレットであっても本体補強リブ6と端部補強リブ7にて補強して強度的に強固にでき、特に端部補強リブ7にて載置板1の端縁を補強できて運搬用パレットAの端縁を強度的に強固にできる。しかも端部補強リブ7の下端縁は本体補強リブ6の外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aを有することにより、載置板1の端部に端部補強リブ7を設けてあっても、フォークリフトのフォークをフォーク差し込み部5に差し込むときフォークが傾斜縁8aにガイドされ、フォークが本体補強リブ6の外周リブ6aに引っ掛かったりしないようにガイドされてフォークをスムーズに差し込むことができる。さらにフォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端面に荷造りバンド9を掛けるためのバンド掛け用凹部10を凹設したことにより、荷造りバンド9を巻回するときバンド掛け用凹部10に荷造りバンド9を掛けて荷造りバンド9を位置決めできて荷造りバンド9を掛けやすくできる。さらにバンド掛け用凹部10と本体補強リブ6の外周リブ6aとの間にバンド掛け部補強用縦リブ12を設けたことにより、荷造りバンド9を掛ける部分をバンド掛け部補強用縦リブ12にてさらに補強できて荷造りバンド9を掛ける部分の強度を一層向上できて荷造りバンド9の緊締による破損を防止できる。
【0007】
また端部補強リブ7の下端縁は載置板1の端縁から本体補強リブ6の外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aを有する構造にすると、フォークリフトのフォークをフォーク差し込み部に差し込むときフォークが傾斜縁8aにガイドされ、一層フォークが本体補強リブ6の外周リブ6aに引っ掛かったりしないようにガイドされてフォークをスムーズに差し込むことができる。またバンド掛け部補強用縦リブ12の下端縁を端部補強リブ7の下端縁より上に位置させると、荷造りバンド9を緊締したとき荷造りバンド9がバンド掛け部補強用縦リブ12に当たることがなく、バンド掛け部補強用縦リブ12を設けても荷造りバンド9の緊締の邪魔になることなく荷造りバンド9を強く緊締できる。
また、請求項2に係る運搬用パレットは、四角形をした載置板1に上面側が上方に開口した凹部2となり下面側が凹部2に嵌め込むことができる下方に突出した凸部3となった複数の脚部4を垂設し、載置板1の下面側の脚部4間にフォーク差し込み部5を形成し、載置板1の下面側に縦横に本体補強リブ6を下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端縁と本体補強リブ6の外周の外周リブ6aとの間に上記端縁と直交する端部補強リブ7を下面側に突出するように設けた合成樹脂製のパレットにおいて、フォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端面に荷造りバンド9を掛けるためのバンド掛け用凹部10を凹設し、前記バンド掛け用凹部10の範囲内に、該バンド掛け用凹部10の凹底部と本体補強リブ6の外周リブ6aとの間に補強リブを設け、前記補強リブの下端縁に、バンド掛け用凹部10の凹底部から本体補強リブ6の外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aを形成して成ることを特徴とする。
また、請求項3に係る運搬用パレットは、四角形をした載置板1に上面側が上方に開口した凹部2となり下面側が凹部2に嵌め込むことができる下方に突出した凸部3となった複数の脚部4を垂設し、載置板1の下面側の脚部4間に該載置板1の互いに対向する一の対をなす辺及び他の対をなす辺よりフォークを差し込み可能なフォーク差し込み部5を形成し、載置板1の下面側に縦横に本体補強リブ6を下方に向けて突設し、少なくとも載置板1の一の対をなす辺に形成されたフォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端縁と本体補強リブ6の外周の外周リブ6aとの間に上記端縁と直交する端部補強リブ7を下面側に突出するように設け、端部補強リブ7の下端縁は載置板1の上記端縁から本体補強リブ6の外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aを有し、前記フォーク差し込み部5に対応する位置で載置板1の外周の端面に荷造りバンド9を掛けるためのバンド掛け用凹部10を凹設し、載置板1の他の対をなす辺の外周の端面にバンド掛け用凹部10を凹設し、該バンド掛け用凹部10の範囲内に、フォーク差し込み部5の下端縁よりも上方に下端が位置するバンド掛け部補強用縦リブ12を設けて成ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
運搬用パレットAはスキッドパレットと称されるシート状のパレットであり、ポリプロピレン又は再生ポリプロピレン等の合成樹脂を射出成形法やプレス成形法により一体成形して形成してある。この運搬用パレットAは図3乃至図8に示すように平面視正方形状又は長方形をした四角形の載置板1に上面側が上方に開口した凹部2となり且つ下面側が凹部2に嵌め込むことができる形状の下方に突出した凸部3となった形状の複数の脚部4を縦横に垂設して構成してある。つまり、脚部4は平面視における形状が下に行く程小さくなっていて、凹部2に凸部3を嵌め込むことができるようにしてある。この運搬用パレットAの下面側において、脚部4間がフォークリフトのフォークを差し込むフォーク差し込み部5となっている。
【0009】
この運搬用パレットAの載置板1の下面側には縦横に略全面に亙るように本体補強リブ6を下方に突出するように設けてあり、本体補強リブ6の下端縁は全面に亙って面一になっている。この本体補強リブ6は載置板1の外周の端部を除く全面に亙って設けてある。載置板1の外周の端縁には下方に垂下せる垂下縁13を全周に亙って設けてある。この垂下縁13の下端は本体補強リブ6の下端より上に位置している。フォーク差し込み部6に対応する位置で垂下縁13と本体補強リブ6の外周の外周リブ6aとの間には垂下縁13や外周リブ6aに対して直交する端部補強リブ7を所定の間隔で等間隔に設けてある。端部補強リブ7の下端縁は垂下縁13から外周リブ6aに向かって徐々に下に下がる傾斜縁8aとしてあると共に、外周リブ6aの手前では外周リブ6aの下端と面一の水平縁8bとしてある。また運搬用パレットAの外周部に位置する脚部6と垂下縁13との間でも端部補強リブ7′を設けてあり、端部補強リブ7′の下端縁を垂下縁13から脚部6に向かって徐々に下がる傾斜縁8a′としてある。上記のように運搬用パレットAは載置板1の下面に本体補強リブ6や端部補強リブ7,7′を設けてあるためにスキッドパレットと称されるパレットであっても全体的に補強して強度を向上でき、特に外周に端部補強リブ7を設けてあるために載置板1の外周の強度を向上できる。また運搬用パレットAをフォークリフトで運搬するときフォークリフトのフォークがフォーク差し込み部5に差し込まれるが、端部補強リブ7の下端縁が傾斜縁8aと水平縁8bとを有しているためにフォークを差し込むときフォークの先端が外周リブ6aに当たったりしないようにガイドしてフォークをスムーズに挿入することができる。
【0010】
運搬用パレットAの各フォーク差し込み部6に対応する位置で載置板1の外周の端縁には他の部分より僅かに凹没させたバンド掛け用凹部10を設けてあり、ポリプロピレンバンドのような荷造りバンド9をバンド掛け用凹部10に位置決めして掛けることができるようになっている。本例のバンド掛け用凹部10は3つの端部補強リブ7に亙る間隔よりやや広い間隔で設けてある。このバンド掛け用凹部10に掛ける荷造りバンド9の幅は隣り合う端部補強リブ7間の幅より狭いものであり、中央の端部補強リブ7を境として両側に(図2の符号B,B′に示す部分)に夫々荷造りバンド9を通すことができるようになっている。またバンド掛け用凹部10はフォーク差し込み部6に対応する部分に設けるのであるが、運搬用パレットAの隅部に位置する脚部4の方に偏るように設けてある。運搬用パレットAの載置板1の上には荷物Cが図9、図10に示すように載せられ、ポリプロピレンバンドのような荷造りバンド9がフォーク差し込み部6に通され、載置板1と荷物Cに荷造りバンド9が巻回されて緊締され、運搬用パレットAに荷物Cが積載固定される。かかる荷物Cはダンボール梱包等をしたものであり、電子部品や工業部品等がある。荷造りバンド9を巻回するとき荷造りバンド9がバンド掛け用凹部10に掛けられて位置決めされ、荷造りバンド9が掛けやすくなると共に所定位置に掛けることができる。このとき図2の符号B,B′の何れか一方または両方に荷造りバンド9を通すことができるために中間の端部補強リブ7の下端縁の傾斜縁8aと水平縁8bとの間に角部8cに荷造りバンド9が掛かったりすることなく、荷造りバンド9を強く緊締できる。またバンド掛け用凹部10を隅部の脚部6側に偏らせてあるために荷造りバンド9を通して巻回する位置が荷物Cの両端部寄りになり、運搬用パレットAの上に安定よくまた強固に荷物Cを支持固定できる。
【0011】
またバンド掛け用凹部10を設けた部分で隣り合う端部補強リブ7間には図1、図2に示すように垂下縁13や外周リブ6aと平行になるようにバンド掛け部補強用横リブ11を設けてある。このバンド掛け部補強用横リブ11は垂下縁13と外周リブ6aとの間の中間部に設けてある。また垂下縁13とバンド掛け部補強用横リブ11との間には垂下縁13と直交するようにバンド掛け部補強用縦リブ12設けてある。またバンド掛け部補強用横リブ11やバンド掛け部補強用縦リブ12の下端縁を端部補強リブ7の下端縁より上に位置させてある。このようにバンド掛け用凹部10に対応する位置にバンド掛け部補強用横リブ11とバンド掛け部補強用縦リブ12を設けて補強すると荷造りバンド9を掛ける部分をバンド掛け部補強用横リブ11とバンド掛け部補強用縦リブ12にて補強できて荷造りバンド9を掛ける部分の強度を一層向上できて荷造りバンド9の緊締による破損を防止できる。このときバンド掛け部補強用横リブ11やバンド掛け部補強用縦リブ12の下端縁を端部補強リブ7の下端縁より上に位置させていることで、荷造りバンド9を緊締したとき荷造りバンド9がバンド掛け部補強用横リブ11とバンド掛け部補強用縦リブ12に当たることがなく、バンド掛け部補強用横リブ11とバンド掛け部補強用縦リブ12とを設けても荷造りバンド9の緊締の邪魔になることなく荷造りバンド9を強く緊締できる。つまり、荷造りバンド9を掛ける部分を補強するために上記端部補強リブ7を細かい間隔で設けることも考えられるが、端部補強リブ7を細かい間隔で設けると、荷造りバンド9が傾斜縁8aと水平縁8bとの間の角部8cに掛かり、強く緊締できないと共に荷造りバンド9が破損するおそれがある。しかし上記のようにバンド掛け部補強用横リブ11やバンド掛け部補強用縦リブ12を設けて補強するとそのようなことがない。
【0012】
【発明の効果】
上記のように本発明は、載置板の下面側に縦横に本体補強リブを下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端縁と本体補強リブの外周の外周リブとの間に上記端縁と直交する端部補強リブを下面側に突出するように設けたので、スキッドパレットと称されるシート状のパレットであっても本体補強リブと端部補強リブにて補強して強度的に強固にできるのは勿論、端部補強リブにて載置板の端縁を補強できて運搬用パレットの端縁を強度的に強固にできるものであり、しかも端部補強リブの下端縁は本体補強リブの外周リブに向かって徐々に下に下がる傾斜縁を有するので、載置板の端部に端部補強リブを設けてあっても、フォークリフトのフォークをフォーク差し込み部に差し込むときフォークが傾斜縁にガイドされ、フォークが本体補強リブの外周リブに引っ掛かったりしないようにガイドされてフォークをスムーズに差し込むことができるものであり、さらにフォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端面に荷造りバンドを掛けるためのバンド掛け用凹部を凹設したので、荷造りバンドを巻回するときバンド掛け用凹部に荷造りバンドを掛けて荷造りバンドを位置決めできて荷造りバンドを掛けやすくできるものであり、さらにバンド掛け用凹部と本体補強リブの外周リブとの間にバンド掛け部補強用縦リブを設けたので、荷造りバンドを掛ける部分をバンド掛け部補強用縦リブにてさらに補強できて荷造りバンドを掛ける部分の強度を一層向上できて荷造りバンドの緊締による破損を防止できるものである。
【0013】
また端部補強リブの下端縁は載置板の端縁から本体補強リブの外周リブに向かって徐々に下に下がる傾斜縁を有する構造になっているので、フォークリフトのフォークをフォーク差し込み部に差し込むときフォークが傾斜縁にガイドされ、一層フォークが本体補強リブの外周リブに引っ掛かったりしないようにガイドされてフォークをスムーズに差し込むことができるものであり、またバンド掛け部補強用縦リブの下端縁を端部補強リブの下端縁より上に位置させたので、荷造りバンドを緊締したとき荷造りバンドがバンド掛け部補強用縦リブに当たることがなく、バンド掛け部補強用縦リブを設けても荷造りバンドの緊締の邪魔になることなく荷造りバンドを強く緊締できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運搬用パレットの要部を示し、図3のD−D線断面図である。
【図2】図1の部分の底面図である。
【図3】同上の運搬用パレット全体の平面図である。
【図4】図3の底面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図3の右側面図である。
【図7】図3のE−E線断面図である。
【図8】図3のF−F線断面図である。
【図9】同上の荷物を載せて荷造りバンドを掛けた状態の正面図である。
【図10】図9の側面から見た断面図である。
【符号の説明】
1 載置板
2 凹部
3 凸部
4 脚部
5 フォーク差し込み部
6 本体補強リブ
6a 外周リブ
7 端部補強リブ
8a 傾斜縁
8b 水平縁
9 荷造りバンド
10 バンド掛け用凹部
11 バンド掛け部補強用横リブ
12 バンド掛け部補強用縦リブ
Claims (3)
- 四角形をした載置板に上面側が上方に開口した凹部となり下面側が凹部に嵌め込むことができる下方に突出した凸部となった複数の脚部を垂設し、載置板の下面側の脚部間にフォーク差し込み部を形成した合成樹脂製のパレットにおいて、載置板の下面側に縦横に本体補強リブを下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端縁と本体補強リブの外周の外周リブとの間に上記端縁と直交する端部補強リブを下面側に突出するように設け、端部補強リブの下端縁は本体補強リブの外周リブに向かって徐々に下に下がる傾斜縁を有し、フォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端面に荷造りバンドを掛けるためのバンド掛け用凹部を凹設し、バンド掛け用凹部と本体補強リブの外周リブとの間に下端縁を端部補強リブの下端縁より上に位置させてなるバンド掛け部補強用縦リブを設けて成ることを特徴とする運搬用パレット。
- 四角形をした載置板に上面側が上方に開口した凹部となり下面側が凹部に嵌め込むことができる下方に突出した凸部となった複数の脚部を垂設し、載置板の下面側の脚部間にフォーク差し込み部を形成し、載置板の下面側に縦横に本体補強リブを下方に向けて突設し、少なくともフォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端縁と本体補強リブの外周の外周リブとの間に上記端縁と直交する端部補強リブを下面側に突出するように設けた合成樹脂製のパレットにおいて、フォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端面に荷造りバンドを掛けるためのバンド掛け用凹部を凹設し、前記バンド掛け用凹部の範囲内に、該バンド掛け用凹部の凹底部と本体補強リブの外周リブとの間に補強リブを設け、前記補強リブの下端縁に、バンド掛け用凹部の凹底部から本体補強リブの外周リブに向かって徐々に下に下がる傾斜縁を形成して成ることを特徴とする運搬用パレット。
- 四角形をした載置板に上面側が上方に開口した凹部となり下面側が凹部に嵌め込むことができる下方に突出した凸部となった複数の脚部を垂設し、載置板の下面側の脚部間に該載置板の互いに対向する一の対をなす辺及び他の対をなす辺よりフォークを差し込み可能なフォーク差し込み部を形成し、載置板の下面側に縦横に本体補強リブを下方に向けて突設し、少なくとも載置板の一の対をなす辺に形成されたフォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端縁と本体補強リブの外周の外周リブとの間に上記端縁と直交する端部補強リブを下面側に突出するように設け、端部補強リブの下端縁は載置板の上記端縁から本体補強リブの外周リブに向かって徐々に下に下がる傾斜縁を有し、前記フォーク差し込み部に対応する位置で載置板の外周の端面に荷造りバンドを掛けるためのバンド掛け用凹部を凹設し、載置板の他の対をなす辺の外周の端面にバンド掛け用凹部を凹設し、該バンド掛け用凹部の範囲内に、フォーク差し込み部の下端よりも上方に下端が位置するバンド掛け部補強用縦リブを設けて成ることを特徴とする運搬用パレット。
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