JP4217328B2 - 運搬用パレット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば運搬用容器や材料袋などを輸送する際に使用される滑り止め用エラストマー付き合成樹脂製運搬用パレットに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、複数段に重ねられた運搬用容器や材料袋の移動、輸送に際してホークリフトや物流の輸送ライン上にてコンベア等を使用して搬送する際に使用されている。
【0003】
そして、このような複数段重ねられた運搬用容器や材料袋の荷姿を保持したまま搬送するに当たっては、荷の安定性を高めるた為に、運搬用パレット上面デッキもしくは下面デッキのデッキ面に滑り止めゴムを強制嵌合せせたり、滑り止めゴムを溶着もしくは貼着したものは知られている。
この従来技術にあっては、滑り止めゴムを運搬用パレットの上面デッキもしくは下面デッキのデッキ面から突出させて、前記パレット上面に載置された荷の下面と接触させることによって荷の滑りを防止して、荷姿の安定性を図るという効果を持たせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来滑り止めゴム付き運搬用パレットにあっては、運搬用パレットの上面及び下面デッキのデッキ面において均一の溝に形成して溶着もしくは貼着したものであり、このように一定の均一した溝に挿入して一体化された滑り止めパレットにおいては、荷重が上方から掛かった際には前記パレット自体が荷重によって下方に垂れ下がったように撓むことになる。
このような撓んだ状態では、中央部もしくは中央近傍部の滑り止めゴムの突出量では、前記パレット上面に載置された荷の最下面と前記滑り止めゴムとが接触することができず、荷を載置した状態でパレットを搬送しようとすると、荷が滑り荷崩れを起こすという問題を生じかねない。
【0005】
従って、この発明は、このような問題点を解決するために、その目的として、荷重が上方から掛かった状態での運搬用パレットが撓んだ状態でも、パレット上面に載置された荷が荷崩れを起こさないような運搬用パレットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上面デッキもしくは下面デッキの少なくとも一方のデッキ面に滑り止め用エラストマーを溶着もしくは貼着した運搬用パレットにおいて、上面デッキもしくは下面デッキの少なくとも一方のデッキ面に滑り止め用エラストマーを複数本一方方向に向かって平行に挿入溶着もしくは貼着するための溝を複数形成し、前記複数の溝において、中央部もしくは中央近傍部に位置する溝を端部側に位置する溝よりも深さの浅い浅溝とし、前記中央部もしくは中央近傍部に位置する浅溝に挿入溶着もしくは貼着された、滑り止めゴムの突出量を高くし、前記溝の底面、及び前記滑り止めゴムにおける溶着面もしくは貼着面を平坦に形成したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の運搬用パレットにおいて、前記溝の形成方向と直交する方向に延びる側面には一対のフォーク挿入孔が形成されるとともに、前記中央部もしくは中央近傍部に位置する浅溝は、前記デッキ面において前記フォーク挿入孔の間に対応して形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1に示すように、合成樹脂材料により一体的に形成されている運搬用パレット1であって、前後左右の四方にフォーク挿入孔10が形成してあり、このフォーク挿入孔10は運搬用パレット1の側面に開口している。
【0009】
運搬用パレット1の上面デッキ20aもしくは下面デッキ20bのすくなくとも一方のデッキ面には複数本の溝3aが形成されており、この溝3aにおいては、
通常の深さの溝3aと高さの浅い浅溝3bの両方が形成してある。
【0010】
図2に示すように、同一のデッキ面に形成された溝3aと浅溝3bは、中央部もしくは中央部近傍には浅溝3bを形成し、端部には溝3aが形成されている配置になっている。
【0011】
図3に示すように、溝3a及び浅溝3b内には柔軟性を有する合成樹脂であるエラストマー(ゴム製を含む)の滑り止めゴム2が挿入されて溶着もしくは貼着等手段により固定されている状態で、前記滑り止めゴム2は、上面デッキ20aの上面から突出している。
【0012】
また、溝3bは溝3aより浅く形成されているので、浅溝3b内に固定されている滑り止めゴム2は、溝3a内に固定されている滑り止めゴム2より多く突出している。
【0013】
一実施形態を示すと、浅溝3bの深さが0.1mm、幅が20mmで、滑り止めゴム2の肉厚が2mm、幅が19mmとなっているために、運搬用パレット1の上面デッキ20aのデッキ面から1.99mm突出している。
また、溝3aの深さが1mm、幅20mmで、滑り止めゴム2の肉厚が2mm、幅19mmとなっているために、運搬用パレット1の上面デッキ20aのデッキ面から1mm突出している。
【0014】
ところで、前記運搬用パレットの使用において、物流の輸送ライン上にてコンベア等を使用して積載された荷を搬送する際、運搬用パレットの両端部にて下面から支持すると、運搬用パレットの中央部もしくは中央近傍部が下方に垂れ下がり撓むことになる。このように、撓んだ際にも、運搬用パレットの上面デッキに形成された、溝の深さの差によって中央部もしくは中央近傍部の滑り止めゴムが多く突出しているので、荷が略全部滑り止めゴムに接触することとなり荷姿が維持でき、荷の安定性を飛躍的に向上させることができるものである。
【0015】
尚、本実施形態は次のように変更して具体化することも可能である。
・本実施形態の運搬用パレットにおいては、上面デッキ及び下面デッキを溶着によって一体化しているが、一体成形によって形成してもよい。
このようにすると、溶着する作業を必要としないため、運搬用パレットを一度に成形することができる。
・本実施形態の運搬用パレットにおいては、4方差しによって形成されているが、
2方差しによって形成してもよい。
このようにすると、金型の加工を施す部分が少なくなり、複雑な金型を使用しなくとも成形することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。請求項1及び2に記載した発明の運搬用パレットの上面デッキに形成された、溝の深さの差によって中央部もしくは中央近傍部の滑り止めゴムが多く突出しているので、運搬用パレットの中央部もしくは中央付近傍部が下方に垂れ下がり撓んでも荷が略全部にわたって滑り止めゴムに接触することとなり荷姿が維持でき、荷の安定性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑り止めゴム付きの運搬用パレットを示す斜視図
【図2】図1のP部拡大図
【図3】図2のQ部拡大正面図
【符号の説明】
1 運搬用パレット
2 滑り止めゴム
3a 溝
3b 浅溝
10 フォーク挿入孔
A 中間桁

Claims (2)

  1. 上面デッキもしくは下面デッキの少なくとも一方のデッキ面に滑り止め用エラストマーを溶着もしくは貼着した運搬用パレットにおいて、上面デッキもしくは下面デッキの少なくとも一方のデッキ面に滑り止め用エラストマーを複数本一方方向に向かって平行に挿入溶着もしくは貼着するための溝を複数形成し、前記複数の溝において、中央部もしくは中央近傍部に位置する溝を端部側に位置する溝よりも深さの浅い浅溝とし、前記中央部もしくは中央近傍部に位置する浅溝に挿入溶着もしくは貼着された、滑り止めゴムの突出量を高くし、前記溝の底面、及び前記滑り止めゴムにおける溶着面もしくは貼着面を平坦に形成したことを特徴とする運搬用パレット。
  2. 前記溝の形成方向と直交する方向に延びる側面には一対のフォーク挿入孔が形成されるとともに、前記中央部もしくは中央近傍部に位置する浅溝は、前記デッキ面において前記一対のフォーク挿入孔の間に対応して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用パレット。
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