JP2014184980A - パレット、梱包ユニット - Google Patents

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JP2014184980A JP2013062584A JP2013062584A JP2014184980A JP 2014184980 A JP2014184980 A JP 2014184980A JP 2013062584 A JP2013062584 A JP 2013062584A JP 2013062584 A JP2013062584 A JP 2013062584A JP 2014184980 A JP2014184980 A JP 2014184980A
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Akinori Hashiguchi
明典 橋口
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Abstract

【課題】ハンドリングが容易なパレット及び梱包ユニットを提供する。
【解決手段】パレット20は、荷物Mを上面に載置可能な載置板21と、載置板21の下面側に設けられ、複数配列された桁231によって形成される桁部23と、載置よりも下面側であってパレット20の側面部に形成され、リフト部材を差し込み可能な差込口23A,23Bと、少なくとも対向する2つの側面であって差込口23Aの下面側の領域以外の領域に形成され、互いに対向する位置に在り、バンド30を掛けられる少なくとも1組のバンド掛け部を備えるものとした。また、一方のバンド掛け部から他方のバンド掛け部へ荷物Mの上部に巻きかけられるバンド30とこのパレット20からなる梱包ユニット10とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォークリフト等により荷物を搬送する際に、荷物の載置台として利用されるパレット及び梱包ユニットに関するものである。
従来、荷物の載置台としてパレットが広く用いられている(例えば、特許文献1,2)。パレットは、様々な形態のものがあるが、一般的には、荷物を載置する載置部となる上板と、その下方に設けられた複数の脚部と、パレットの側面部であって脚部間となる位置に設けられ、フォークリフト等のフォークが差し込み可能な差込複口等とを有している。
また、パレットに載置された荷物が、パレットから落下すること等を防ぐ目的で、荷物とパレットと荷物とをバンド(ベルト)で結束して固定する等の手法が広く用いられている。
このバンドは、例えば、一方の側面の差込口から他方の側面の差込口まで挿通され、上板に載置された荷物の上部に巻きつけられ、荷物をパレットの上板ごと結束して緊締している。
特開平7−76350号公報 特開2001−122267号公報
バンドは、上述のように緊締されているので、それ自体にテンションがかかっており、少しの損傷等でもバンドの破断等に繋がりやすい。そのため、開口部にバンドが挿入される形態の場合、フォークがバンドを擦って損傷させたり、バンドを破断させたりする等の問題が生じる場合があった。バンドの損傷や破断は、荷崩れ等に繋がるため、フォークリフト等のフォークの挿入時に慎重に作業を行う必要があった。
このような問題を解決するために、パレットにバンド挿通用の貫通孔等を設ける等の方法もあるが、そのような貫通孔を設けるパレットの製造が煩雑であり、パレットの生産コストが上がる等の問題がある。また、フォーク差込用の開口部に比べて、バンド挿通用の貫通孔の開口は小さいものとなるため、荷物とバンドの結束作業が困難になるという問題もある。
引用文献1,2には、上記課題に関する対策は、なんら開示されていない。
本発明の課題は、ハンドリングが容易なパレット及び梱包ユニットを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、荷物(M)の搬送に用いられ、バンド(30)によって荷物と結束されるパレットであって、荷物を上面(21a)に載置可能な載置部(21)と、前記載置部の荷物側とは反対側となる下面側に設けられ、複数配列された桁(231)によって形成される桁部(23)と、前記載置部よりも下面側であって該パレットの側面部に形成され、リフト部材(F)を差し込み可能な差込口(23A,23B)と、少なくとも対向する2つの側面であって前記差込口の下面側の領域以外の領域に形成され、互いに対向する位置に在り、前記バンドを掛けられる少なくとも1組のバンド掛け部(24)と、を備えること、を特徴とするパレット(20)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のパレットにおいて、前記バンド掛け部(24)は、該パレットの高さ方向に伸び、前記バンド(30)を収納可能な溝部(241)と、前記溝部の幅方向を長手方向として配置され、前記バンドが掛けられる棒状部(242)と、を備えること、を特徴とするパレット(20)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のパレットにおいて、前記載置部(21)と前記桁部(23)との間に、前記桁(231)の配列方向に直交する方向に複数の板材(221)が配列されたデッキボード部(22)を有すること、を特徴とするパレット(20)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパレットにおいて、前記桁(231)は、その側面に、配列方向に貫通した少なくとも1つの開口部(23B)を有し、前記差込口は、配列された前記桁と前記桁との間(23A)、及び、前記開口部(23B)であること、を特徴とするパレット(20)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のパレット(20)と、一方の前記バンド掛け部(24)から他方の前記バンド掛け部へ荷物(M)の上部側に巻き付くように渡され、その荷物と前記パレットとを結束するバンド(30)と、を備える梱包ユニット(10)である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の梱包ユニットにおいて、前記載置部(21)の前記上面(21a)の法線方向から見て、前記バンド(30)が渡される方向は、前記リフト部材(F)の挿入方向に交差すること、を特徴とする梱包ユニット(10)である。
本発明によれば、ハンドリングが容易なパレット及び梱包ユニットとすることができる。
実施形態の梱包ユニット10を説明する図である。 実施形態のパレット20を説明する図である。 実施形態のパレット20を説明する図である。 実施形態のバンド掛け部24を説明する図である。 比較例の梱包ユニット50の問題点を説明する図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
さらに、本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
(実施形態)
図1は、本実施形態の梱包ユニット10を説明する図である。図1では、荷物Mがパレット20に固定された状態での様子を示している。
図2及び図3は、本実施形態のパレット20を説明する図である。図2は、パレット20の斜視図であり、載置板21と、デッキボード部22及び桁部23とに分解して示している。図3(a)は、パレット20の側面図(図1に示すx方向から見た図)、図3(b)は、パレット20の側面図(図1に示すy方向から見た図)を示している。
この梱包ユニット10は、荷物Mを載置するパレット20と、パレット20と荷物Mとを結束するバンド30とを有している。
本実施形態では、荷物Mは、直方体形状である例を挙げて説明するが、これに限らず、立方体形状や多角柱形状、円柱形状、円錐形状や多角錘形状及びこれらに類似する形状等としてもよい。
荷物Mは、例えば、梱包箱の内部に搬送する物品が収納された形態としてもよい。梱包箱は、木製としてもよいし、樹脂製や金属製、紙製等としてもよい。
また、搬送する物品が大型である場合には、物品を後述するパレット20の載置板21上に配置し、側板部(スリーブ)及び蓋部(キャップ)等を備えた梱包容器により、その物品の側面及び上部を保護する形態としてもよい。この側板部は、荷物Mの側面となる4面を形成し、蓋部は、荷物Mの上面を形成し、側板部によって形成された開口の上側の開口部の蓋となる。
本実施形態では、荷物Mは、例えば、対角100インチサイズ相当の光学部材が複数枚重ねられ緩衝材等で梱包され、上述の梱包容器に収納されたものとする。
パレット20は、厚みの薄い直方体形状の載置台である。図2等に示すように、載置板21、デッキボード部22、桁部23を有している。本実施形態のパレット20は、所謂4方差しパレットであり、フォークリフト等のフォーク爪がパレットの4側面に差し込み可能な差込口23A,23Bを有している。
このパレット20は、木製である例を挙げて説明売するが、樹脂製や金属製等としてもよい。パレット20は、温度他湿度の変化に起因する変質が生じ難く、錆が生じないことや、荷物の大きさに合わせた加工が容易であること等から、木製とすることが好適である。
載置板21は、その上面21aに、荷物Mを載置可能な載置部である。この載置板21は、木製の平板状の部材である。この載置板21は、上面21aの法線方向(z方向)から見た平面形状が矩形状である。理解を容易にするために、図1等に示すように、本実施形態では、載置板21の短辺方向をx方向とし、長辺方向をy方向とし、厚さ方向をz方向として説明する。
この載置板21は、平面形状が荷物Mの下面と同じ形状であり、同じ大きさ又は荷物Mの下面よりもやや大きいことが、安定して荷物を載置する観点から好ましい。
なお、載置板21は、その平面形状が正方形状としてもよい。また、荷物Mの内容物等に応じて、載置板21と荷物Mとの間に、適宜緩衝材等を配置してもよい。
デッキボード部22は、複数のデッキボード221が配列されて形成される面状の部分であり、この上側に前述の載置板21が配置され、釘等で固定されている。
デッキボード221は、平板状の部材であり、本実施形態では、x方向を長手方向とし、y方向に所定の間隔で配列されている。
桁部23は、デッキボード部22よりも下面側に形成され、床等への接地部となる部分である。本実施形態の桁部23は、y方向を長手方向とする桁231が、x方向に所定の間隔で配置されて形成されている。即ち、桁231とデッキボード221とは、その配列方向及び長手方向が、z方向から見て直交している形態となっている。
また、各桁231は、釘等でデッキボード部22と固定されている。
この桁231は、上桁板232と、下桁板234と、支持部233とを有しており、これらが釘等により一体に接合されている。
上桁板232及び下桁板234は、y方向を長手方向とする平板状の部材である。支持部233は、直方体状の部材であり、上桁板232と下桁板234との間に、y方向に所定の間隔で設けられている。
上述のような桁部23を備えているので、パレット20のy方向両端部の側面には、x方向に配列された桁231間の開口部である差込口23Aが形成されている。また、パレット20のx方向両端部となる側面には、y方向に配列された支持部233間の開口部である差込口23Bが形成されている。
この差込口23A,23Bは、フォークリフトやハンドリフト等のフォーク爪を差込可能な開口部である。差込口23A,23Bは、それぞれ、y方向、x方向に、対向する側面まで貫通した状態となっている。
本実施形態の荷物Mは、前述のように、対角100インチサイズの光学部材を複数積層して包装されたものであるため、載置面の面積が大きい。従って、例えば、荷物Mを載せる載置板となる平板の下面に複数の脚部を設けたような単純な形状のパレットでは、フォークリフト等のリフターで持ち上げた際に、その平板が撓む等、強度が不十分である。
しかし、本実施形態のように、載置板21に加えてデッキボード部22を配置し、その配列方向が桁部23の配列方向に直交する形態とすることにより、パレット20のxy平面内での強度が向上し、載置板21の平面性を向上させることができ、フォークリフト等のリフターでの持ち上げ時の載置板21の撓みを改善できる。
また、桁231は、上桁板232のみでなく、下桁板234も備えているので、さらにパレット20の長辺方向の強度を向上させることができ、かつ、不使用時等において、パレット20の重ね置き(積層)が容易である。
このパレット20は、バンド30を掛けるバンド掛け部24を有している。本実施形態では、このバンド掛け部24は、長辺側の側面であって、上桁板232の側面の一部に形成されている。
図4は、本実施形態のバンド掛け部24を説明する図である。図4(a)は、バンド30が掛けられた状態でのバンド掛け部のxy断面図であり、図4(b)は、バンド30が掛けられた状態での側面図である。図4では、バンド掛け部24を拡大して示している。
バンド掛け部24は、溝241と、掛け具242とを有している。
溝241は、パレット20の高さ方向となるZ方向に伸びる凹状の溝であり、その幅及び深さは、バンド30の幅及び厚みよりも十分大きく、バンド30を収納可能である。
掛け具242は、バンド30を引っ掛ける棒状の部材であり、溝241の幅方向に沿って溝241に渡されて配置されている。この掛け具242は、溝241において、図4(a)に示すように、パレット20の側面側となる開口部近傍に配置されている。
本実施形態では鎹状(矩形の4辺のうち1辺がない形状)の金属製の棒状の部材である。本実施形態では掛け具242は、パレットの側面(上桁板232の側面)に打ち込まれ、固定されている例を挙げて説明するが、使用時のパレット20からの不用意な脱落を防止できるのであれば、パレット20の側面に対して使用者が着脱可能な形態としてもよい。また、掛け具242は、鎹状に限らず、バンドを掛止可能かつパレット20に固定可能であれば、直線状の棒状等としてもよいし、他の材料により形成されてもよい。
掛け具242は、バンド30を掛ける部分(溝241の幅方向に渡される部分)が、水平方向に平行となっていることが、バンド30による安定した結束を実現する観点から好ましい。また、掛け具242は、パレット20の側面からなるべく突出しない形態とすることが、パレット20の省スペース化の観点から好ましい。
バンド30は、荷物Mとパレット20とを一体に結束して緊締可能な部材である。本実施形態のバンド30は、PP(ポリプロピレン)樹脂製等の帯状の部材であり、例えば、その幅が約15〜30mm、厚さが約0.5〜3mmのものが好ましい。
このバンド30は、一方の側面のバンド掛け部24側から、荷物Mの上側を通ってx方向において対向する他方の側面の対応する位置に設けられたバンド掛け部24に渡され、図4に示すように掛け具242に掛けられ、再度荷物Mの上部を通って、一方のバンド掛け部24に戻り、掛け具242に引っ掛けられた後、汎用の樹脂製等のストッパやバックル等の固定具31等や熱融着によって締結される。これにより、荷物Mとパレット20とがバンド30によって結束され、緊締される。
図5は、比較例の梱包ユニット50の問題点を説明する図である。図5では、荷物Mを載置した梱包ユニット50をy方向から見た側面を示す図である。
この梱包ユニット50は、パレット60、バンド70等を有している。従来のパレット60は、本実施形態と略同様の形状であるが、バンド掛け部を有していない点以外は、前述の本実施形態と同様の形態である。従って、本実施形態の梱包ユニット10と同様の機能を果たす部分に関しては、同一又は末尾に同一の符号を付して説明する。
この比較例の梱包ユニット50は、図5に示すように、バンド70は、差込口23Bに挿通されて、荷物Mとパレット60に巻き掛けられて、荷物Mとパレット60とを結束している。このとき、バンド70は、上桁板232の厚みにより、デッキボード部22の下面側に接しておらず、バンド70とデッキボード部22との間には空間80が存在する形態となる。
ここで、例えば、図5に示すように、差込口23Aにフォーク爪Fを挿入した場合には、フォーク爪Fによってパレット60ごと荷物Mを持ち上げる際に、緊締されてテンションがかかっているバンド70を、フォーク爪Fが下から空間80側へ押し上げる形となり、バンドを破断する可能性がある。
また、差込口23Bにフォークリフトやハンドリフト等のフォーク爪Fを挿入した場合は、挿入した位置やフォーク爪Fの長さ等によっては、フォーク爪Fによってパレット60ごと荷物を持ち上げる際に、緊締されてテンションがかかっているバンド70を、フォーク爪Fが下から押し上げてバンド70を破断したり、フォーク爪Fがバンド70を擦って破断したりする可能性がある。
さらに、差込口23Aにバンドを挿入して荷物M及びパレットにバンドを巻きかけた場合、バンド70は、デッキボード部22の下面側に接する形態となるが、差込口23A,23Bのいずれにフォークリフトやハンドリフト等のフォーク爪Fを挿入した場合にも、フォーク爪Fがバンド70を擦って破損する可能性がある。
これに対して、本実施形態によれば、バンド30は、いずれの差込口23A,23Bにも挿通されず、フォーク爪Fと接触することがないので、フォーク爪Fによるバンド30の破損や破断等を防止できる。従って、フォーク爪の挿入や搬送作業が容易に行え、ハンドリングの良好なパレット20及び梱包ユニット10とすることができる。
また、本実施形態によれば、桁部23の各桁231は、上桁板232及び下桁板234を備えているので、パレット20の長辺方向の強度を向上させることができる。従って、例えば、短辺側からフォーク爪Fを挿入して持ち上げ、搬送する場合に、パレット20の長辺方向の撓み等を大幅に抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、桁部23の各桁231は、下桁板234を備えているので、不使用時のパレット20を積層して保管することができ、不使用時のハンドリングも容易である。
さらに、バンド挿入用に別途貫通孔等を形成する必要がなく、安価に提供できる。
さらに、本実施形態によれば、差込口23Bは、下桁板234により、床側に閉じた形態となっているが、差込口23Aは、下桁板を備えておらず、床側に開口した形態となっているので、リフターの形態に合わせて、適宜差込口を選択できる。
(実施例)
ここで、本実施形態の梱包ユニットの実施例を説明する。
パレット20:長辺S1=2487mm、短辺S3=1513mm、厚さd0=196mm。木製。所謂、4方差しパレット。重さ90kg。
載置板21:平板部材。長辺S2=2419mm、短辺S4=1445mmの矩形状。厚さd1=9mm。
デッキボード部22:長辺S2=2419mm、短辺S4=1445mmの矩形状。厚さd2=40mm
デッキボード221:幅S5=100mm、長さS4=1445mm、厚さd2=40mm。配列ピッチP1=403mmで、y方向へ7本配列。ただし、y方向の両端に位置するデッキボード221(エッジボード)とこれに隣接するデッキボード221との配列ピッチはP2=403.5mm。
桁部23:x方向に桁231が3本配列されて形成。
桁231:x方向の両端部に位置する桁231は、幅S6=110mm、長さS1=2487mm、厚さd3=147mm。
x方向中央に位置する桁231は、幅S8=85mm、長さS1=2487mm、厚さd3=147mm。
上桁板232:厚さd4=55mm。幅及び長さは各桁231に同じ。
下桁板234:厚さd6=12mm。幅及び長さは各桁231に同じ。
支持部233:長さ(y方向の寸法)S9=200mm、高さ(厚さ)d5=80mm。幅(x方向の寸法)は各桁231に同じ。
バンド掛け部24:上桁板のx方向両端部の側面(長辺側側面)にそれぞれ3箇所ずつ形成。y方向両端から中央側へL1=420mmの位置と、y方向の中央(長辺中央)との3箇所。
溝241:幅35mm、深さ5mm、長さ(z方向の寸法)55mm。
掛け具242:径5mmの金属製(アルミニウム製)。鎹状。幅50mm、打ちつけ部分の長さ30mm。
差込口23A:幅S7=604mm、高さ147mm。y方向の長さ2487mm。
差込口23B:y方向両端部の差込口23Bは、幅S10=443mm、高さ80mm、x方向の長さ1513mm。y方向中央の差込口23Bは、幅S11=801mm、高さ80mm、x方向の長さ1513mm。
バンド30:PP樹脂製。幅15mm、厚さ0.6mm。熱融着で結束。
ここで、長辺2369mm、短辺1395mm、高さ150mm(1.5mm×100枚)、重量700kgの荷物Mを上述の実施例の梱包ユニット10の載置板21上に載置し、バンド30で荷物M及びパレット20を結束した。
フォークリフトのフォーク爪を差込口23Bに挿入(長辺差し)した場合にも、ハンドリフトのフォーク爪を差込口23Aに挿入(短辺差し)した場合にも、実施例の梱包ユニット10では、バンド30を破損、破断することなく、荷崩れ等を起こすことなく搬送することができ、搬送時のハンドリングは良好であった。
また、実施例の梱包ユニット10では、バンド30をパレット20の差込口に挿通する作業が不要であり、梱包作業が容易であった。
また、実施例の梱包ユニット10では、各種リフターの形態等に応じて、差込口23A,23Bのいずれかを選択でき、利便性が良好であった。
また、実施例の梱包ユニット10では、桁部23の各桁231は、上桁板232及び下桁板234を備えているので、長辺方向の強度を十分確保でき、仮に、フォーク爪が短くかつ短辺側からの差し込みにより持ち上げる場合であっても、載置面21aのたわみを低減し、平面性が高く、扱いが容易であった。
また、実施例の梱包ユニット10では、下桁板234を備えているので、不使用時に、パレット20を容易に積層して保管できるので、不使用時の取り扱いも容易であった。
上述のように、本実施形態によれば、ハンドリングの良好なパレット20及び梱包ユニット10とすることができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態において、バンド30は、荷物Mに対して二重に巻きついている形態である例を示したが、これに限らず、例えば、一方のバンド掛け部24にバンドを掛けてストッパ等で固定し、他方のバンド掛け部24にもバンドを掛けてストッパ等で固定する等し、荷物Mに対して掛けられるバンドが一重となる形態でもよい。
(2)本実施形態において、バンド掛け部24は、x方向両端の側面に形成され、バンド30をx方向に渡して結束される例を示したが、これに限らず、バンド掛け部24をy方向の両端の側面に形成し、バンド30をy方向に渡して結束する形態としてもよいし、バンド掛け部24を側面4つにそれぞれ形成し、バンド30をx方向及びy方向に渡して荷物Mとパレット20とを結束する形態としてもよい。
(3)本実施形態において、支持部233は、1つの直方体状の部材である例を示したが、これに限らず、例えば、パレット20の厚み方向(z方向)に複数の板状の部材が積層されて形成された形態としてもよい。
(4)本実施形態において、y方向をパレット20の長辺方向、x方向をパレット20の短辺方向とする例を示したが、これに限らず、x方向を長辺方向、y方向を短辺方向としてもよい。
なお、本実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態等によって限定されることはない。
10 梱包ユニット
20 パレット
21 載置板
22 デッキボード部
221 デッキボード
23 桁部
231 桁
232 上桁板
233 支持部
234 下桁板
24 バンド掛け部
241 溝
242 掛け具
30 バンド
31 固定具
M 荷物
F フォーク爪

Claims (6)

  1. 荷物の搬送に用いられ、バンドによって荷物と結束されるパレットであって、
    荷物を上面に載置可能な載置部と、
    前記載置部の荷物側とは反対側となる下面側に設けられ、複数配列された桁によって形成される桁部と、
    前記載置部よりも下面側であって該パレットの側面部に形成され、リフト部材を差し込み可能な差込口と、
    少なくとも対向する2つの側面であって前記差込口の下面側の領域以外の領域に形成され、互いに対向する位置に在り、前記バンドを掛けられる少なくとも1組のバンド掛け部と、
    を備えること、
    を特徴とするパレット。
  2. 請求項1に記載のパレットにおいて、
    前記バンド掛け部は、
    該パレットの高さ方向に伸び、前記バンドを収納可能な溝部と、
    前記溝部の幅方向を長手方向として配置され、前記バンドが掛けられる棒状部と、
    を備えること、
    を特徴とするパレット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のパレットにおいて、
    前記載置部と前記桁部との間に、前記桁の配列方向に直交する方向に複数の板材が配列されたデッキボード部を有すること、
    を特徴とするパレット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパレットにおいて、
    前記桁は、その側面に、配列方向に貫通した少なくとも1つの開口部を有し、
    前記差込口は、配列された前記桁と前記桁との間、及び、前記開口部であること、
    を特徴とするパレット。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のパレットと、
    一方の前記バンド掛け部から他方の前記バンド掛け部へ荷物の上部側に巻き付くように渡され、その荷物と前記パレットとを結束するバンドと、
    を備える梱包ユニット。
  6. 請求項5に記載の梱包ユニットにおいて、
    前記載置部の前記上面の法線方向から見て、前記バンドが渡される方向は、前記リフト部材の挿入方向に交差すること、
    を特徴とする梱包ユニット。
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