JP3177764U - 梱包輸送用木箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷崩れや被梱包物の損傷を防止しでき、容易に荷ほどきが行える梱包輸送用木箱を提供する。
【解決手段】底板110上に、被梱包物10を複数段重ねて設置する際、被梱包物10の下方に前記被梱包物を横切るように複数本配置し、前記被梱包物の下端部を支持する角材120と、被梱包物を挟んで上下方向に配置した角材120間に配置し、被梱包物10の厚さより大きな高さ寸法を備え、前記被梱包物を挟んで両側に配置した複数の支持部材130とを備え、側面部および上面部をパネル部材170、180、190で被覆する。被梱包物10を挟んで配置した角材120の小口面が鉛直方向に列をなすように配置し、底板110から一列に配置した角材の木口面に接触する柱状部材140、150を立設配置し、柱状部材140、150を角材120の木口に釘220で打ち付け固定する。
【選択図】図1

Description

本考案は梱包輸送用木箱に係り、特に四角形の底板上に、被梱包物を複数重ねて設置し、その側面部および上面部をパネル部材で被覆して構成する梱包輸送用木箱に関する。
例えば平板状の建材等を陸上、海上、航空で輸送、または保管するに際しては、これらの建材等を被梱包物として梱包輸送用木箱に梱包し、さらにこの梱包輸送用木箱を複数コンテナに収納することがある。
従来、梱包輸送用木箱として以下のものが使用されている。図7は従来の梱包輸送用木箱を示す斜視図、図8は従来の梱包輸送用木箱を示す側面図である。この梱包輸送用木箱500は、短辺と長辺を有する長方形平面形状の底板510上に、底板510の平面形状より小さい平面形状を備える被梱包物10を複数、例えば4重ねて設置するものである。
この梱包輸送用木箱500では、底板510の上方に底板510の短辺と平行に角材520を並べて配置し、この角材520上に被梱包物10を配置するとともに、各角材520の上面の両端に被梱包物10を挟むように、被梱包物10の厚さより大きな高さ寸法の支持部材530を、夫々、配置する。
そして、2つの支持部材530の上に角材520を配置して、さらにこの角材520上に被梱包物10と支持部材530を配置し、これを繰り返して被梱包物10を4段積み重ねる。そして、最上段の被梱包物10の上に角材520を配置する。
そして、底板510の両短辺に合板製のパネル部材570を、両長辺に合板製のパネル部材580を、上面に合板製のパネル部材590を配置し、これらのパネル部材570、580、590を釘560で角材に520に打ち付けて固定する。なお、底板510の下には底板510の短辺方向に沿って5本の角材540が、さらに角材540の下には510の長辺に沿って2本の角材550が接続されている。この例では、角材550が載置面GLに接触する。
また、梱包輸送用木箱として、特許文献1は、木製の角材と、板材で筺体を保護する梱包体において、床面に配置した脚部と、この脚部の上面に、この脚部と直角に配置した複数の板と、この板の上面で、同一方向に2本の角材を配置し、かつ、この角材の両端部近傍に角材の両端面を直角に衝合させ、前記角材の両端部に突出部を形成した略矩形の枠と、前記角材の外側面に面接触させて配置した板材からなる側板、と、前記角材の外側面に面接触させ、かつ、2個の突出部の間に配置した板材からなる側板と、前記枠の4隅に配置し、この側板と接した略L字形の断面をした固定板とから構成され、これらのものが釘により保持したものを記載する。
さらに、特許文献2は、パレットとして、枠状のフレーム主体の長手方向において相対する側枠に、長さの異なる2種類の支柱を個別に着脱自在に装着することのできる複数の取付部を、それぞれ対向させて設け、短い支柱は、取付部を構成する一方の固定具に、長い支柱は他方の固定具にそれぞれ着脱自在に装着可能とし、積載物が少ない場合には短い支柱を使用し、積載量が多い場合には、長い支柱を併用して搬送、保管するものを記載する。
特許第2714811号公報参照 特開2004−142795公報参照
しかしながら、上述した従来の梱包輸送用木箱にあっては、荷ほどきのとき、荷崩れして、被梱包物が傷ついてしまうことがある。すなわち、角材520から釘560を抜き、パネル部材570、580、590を外すに際し、パネル部材570、580、590から釘560を抜くと、角材520が抜き出されて移動したり、積み重ねられた被積載物と指示部材とが移動したりしてしまうからである。
本考案は上述した課題にかんがみてなされたものであり、荷ほどきに際して荷崩れや被梱包物の損傷を防止できる梱包輸送用木箱を提供することを目的とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の考案に係る梱包輸送用木箱は、四角形状の底板に被梱包物を上下方向に複数段重ねて載置し、前記底板の四辺を含む鉛直面をなす4面の側面パネル部材および、この4面のパネル部材の上側開口覆う上面パネル部材を備える梱包輸送用木箱において、前記被梱包物を載置する複数本の角材を同じ平面内に平行に配置し、上下方向に各角材の隙間寸法を規制する支持部材を挟んで積み重ねると共に、前記複数本の角材の木口と前記支持部材の外側面とが上下方向に一列に配置されるようにし、前記底板の上面から、前記角材の木口面に接触する柱状部材を立設固定し、前記柱状部材と前記角材とを締結することを特徴とする。
同じく請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の梱包輸送用木箱において、前記柱状部材と前記角材との締結は釘で行うことを特徴とする。
同じく請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載の梱包輸送用木箱において、前記支持部材は、前記被梱包物を保持する形状をなすことを特徴とする。
同じく請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱において、前記底板は平面長方形状をなし、前記角材はその木口が前記底板の長辺部に沿って鉛直方向に複数列配置され、前記柱状部材は前記底板の長辺部に前記複数列の両端面に接触するよう複数立設配置されることを特徴とする。
同じく請求項5に記載の考案は、請求項4に記載の梱包輸送用木箱において、前記底板の短辺部から前記柱状部材を立設配置したことを特徴とする。
同じく請求項6に記載の考案は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱において、前記被梱包物は、平板状であることを特徴とする。
同じく請求項7に記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱において、前記被梱包物を複数、かつ複数段に配置することを特徴とする。
同じく請求項8に記載の考案は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱において、前記底板の周囲4辺部のうち1辺部側から前記被梱包物を前記底板上に搬送して積載するに際して、積載側の辺側を除く辺部に前記柱状部材を立設配置し、所定の前記被梱包物を積載した後、前記積載側の辺部に前記柱状部材を立設配置することを特徴とする。
請求項1〜8記載の考案によれば、パネル部材は内部に被梱包部材を支承した角材等に固定されていないので、荷ほどきのときパネル部材を固定している釘などの締結部材をとり外しても、角材を移動させることがなく、荷崩れや被梱包物の損傷を防止しできる。
実施形態に係る梱包輸送用木箱を示すものであり、(a)は正面側パネル部材と柱部材を省略した正面図、(b)は側面側パネル部材と柱部材を省略した側面図、(c)は上面パネル部材を省略した平面図である。 同じく各面のパネル部材を取り付ける前の梱包輸送用木箱を示す斜視図である。 同じく梱包輸送用木箱の組み立て手順を示す模式図である。 同じく梱包輸送用木箱の組み立て手順を示す模式図である 実施形態2に係る梱包輸送用木箱を示す斜視図である。 実施形態3に係る梱包輸送用木箱を示す斜視図である。 従来の梱包輸送用木箱を示す側面図である。 従来の梱包輸送用木箱を示す斜視図である。
本考案を実施するための形態(以下では単に実施形態と記載する)に係る梱包輸送用木箱について説明する。
<実施形態1>
まず、実施形態1に係る梱包輸送用木箱について説明する。図1は実施形態に係る梱包輸送用木箱を示すものであり、(a)は正面側の側面パネル部材と柱部材を省略した正面図、(b)は横側の側面パネル部材と柱部材を省略した側面図、(c)は上面パネル部材を省略した平面図、図2は同じく各面のパネル部材を取り付ける前の梱包輸送用木箱を示す斜視図である。
実施形態1に係る梱包輸送用木箱は、全体を木材製の部材で構成し、被梱包物10である長方形平板状の建材を4枚重ねて収納できる。梱包輸送用木箱100は、被梱包物10よりやや大きな合板で構成した1枚の底板110と、被梱包物10を上下に挟むように配置する角材120と、被梱包物10の厚さ寸法より大きな厚さ寸法を備える支持部材130と、底板110の4辺部に立設配置される柱状部材140、150、160とを備える。
また、梱包輸送用木箱100は、梱包輸送用木箱100の側面および上面を構成する合板製のパネル部材170、180、190を備える。実施形態1では、梱包輸送用木箱100の前後(図1(C)中の上下)面に側面パネル部材170が、両端(同左右)面に側面パネル部材180が、上面(同図(a)、(b)中の上)面に上面パネル部材190が配置されている。ここで、側面パネル部材170および側面パネル部材180は、底板110の各辺を含む鉛直面を形成する。
ここで、側面パネル部材170、180の下辺部は接地材210に釘により固定されている。また、側面パネル部材170、180は、それぞれ接触する端部において釘を用いて固定される。さらに、上面パネル部材190は、最上段の角材120および側面パネル部材180、上面パネル部材190の上端部および後述する最上段の角材120に釘で固定している。これらの各パネル部材170、180、190により、梱包輸送用木箱100の外装面を形成する。なお、各パネル部材170、180、190は、その外側面に補強用の縁部材(図示していない)を備えており、各パネル部材170、180、190間での釘付けは、縁部材に対しても行うようにする。これらの各パネル部材の構成およびその組み立て固定の方法は公知の手法による。
ここで、底板110の下方には、底板110の短辺に沿って、この短辺と同じ長さ寸法の角材で形成された7本の補強部材200を固着する。また、これらの補強部材200の下側には、底板110の両長辺に、両辺と同じ長さ寸法の角材で構成した2本の接地材210を固着している。これらの補強部材200と接地材210により、底板110の強度を保つように構成されている。
角材120は、被梱包物10を載置するため、3本を被梱包物10の短辺に平行、かつ等間隔に配置される。角材120は、底板110上に配置する他、最上段(第4段)の被梱包物10の上側にも配置する。
支持部材130は、角材120と同じ幅寸法で、被梱包物10を挟んで両側に配置され、角材120から外側に突出しない長さ寸法を備える。上述のように、支持部材130の厚さ寸法は、被梱包物10の厚さ寸法より大きい。このため、角材120の上面に配置したとき、その上側に配置される角材120の両端を支持することができる。
すなわち、2段目以上の角材120を、その両端部で下側の角材120の両端に配置した2つの支持部材130で支持する。この角材120は、被梱包物10の厚さ寸法より大きいので、被梱包物10は、上下の角材120の間に、上段の角材120に接触することなく設置できる。ここで、支持部材130に被梱包物10の端部を保持する凹部などの保持部を形成すると、被梱包物10を、がたつきなく保持できる。
また、柱状部材140、150、160は、角材120の幅寸法と同じ幅寸法を備える板状部材である。柱状部材140および柱状部材150はそれぞれ3本、柱状部材160は2本を使用する。柱状部材140は、被梱包物10の載置前、あらかじめ底板110の長辺部の一方(図1(c)中上側、図2中奥側)に立設固定する。柱状部材150は、被梱包物10の載置後、底板110の長辺部の他方(図1(c)中下側、図2中奥側)に立設固定される。柱状部材140および柱状部材150は、それぞれ積み重ねた角材120の木口面に締結材である釘220で固定する。柱状部材160は、被梱包物10の載置前、あらかじめ底板110の短辺部の中央に立設固定する。これらの柱状部材160は、被梱包物10を長辺方向にその移動を制限し、被梱包物10を固定する。
次に梱包輸送用木箱100の組み立てについて説明する。図3および図4は実施形態1に係る梱包輸送用木箱の組み立て手順を示す模式図である。
まず、図3(a)に示すように、補強部材200、接地材210が取り付けられた底板110上に3本の柱状部材140と2本の柱状部材160を立設固定する。この固定は図示していない釘等により行う。柱状部材140は、底板110の幅方向一側辺部に、柱状部材160は底板110の長さ方向両側辺部に取り付ける。このとき、底板110の幅方向他側辺部には柱状部材150は取り付けない。このため、幅方向他側辺部には障害物がなく被梱包物10、角材120等を底板110上に容易に載置できる。
次に、図3(b)に示すように、底板110上に、幅方向に沿って、互いに所定間隔を置いて、3本の角材120を配置する。このとき、角材120は、柱状部材140の位置に対応して配置する。次いで、図3(c)に示すように、3本の角材120の両端に支持部材130を配置する。各角材120には2つの支持部材130を配置することになる。さらに、図3(d)に示すように、角材120上の支持部材130の間に第1段の被梱包物10を配置する。なお、被梱包物10を載置した後、支持部材130を配置することができる。
その後、図3(e)に示すように、2つの支持部材130の上に角材120を掛け渡す。これにより、第1段の被梱包物10上には3本の角材120が配置された状態となる。次いで、図3(f)に示すように、角材120の両端に支持部材130を配置する。これにより、第2段の被梱包物10を載置する準備が完了する。
次に、図4(g)に示すように、第2段の被梱包物10を載置し、順次角材120、支持部材130、第3段の被梱包物10を配置し、図4(h)に示すように角材120、支持部材130、第4段の被梱包物10、角材120を載置した状態とする。
この状態で、図4(i)に示すように、柱状部材150を底板110の手前側辺部に固着する。このとき柱状部材150は、柱状部材140に対応する位置、すなわち角材120と支持部材130とが積み重ねられた位置に配置する。そして、図4(j)に示すように、柱状部材150、柱状部材160を重ねて配置した5段の角材120の木口面に釘220で打ち付け固着する。必要により、柱状部材140、150、160が最上段の角材120から飛び出ないように、先端を切断する(図4(j)、(k)参照)。
そして、図4(k)に示すように、被梱包物10を積載した状態で、その側面および上面をパネル部材170、180、190で覆い、これらのパネル部材170、180、190をそれぞれ所定の箇所で釘付けして梱包輸送用木箱100の組み立ては完了する。
この梱包輸送用木箱100を解体するときには、組み立て手順を逆の手順を行う。このため、パネル部材170、180、190を取り外すに際しては、釘が角材120、支持部材130等の内部部材に打ち付けられていないので、載置された角材120や被梱包物10が崩れたり、引き出されたりすることがなく、被梱包物10を損傷することなく、容易に荷ほどきができる。
なお、実施形態1では、底板110の上に角材120を配置したのち被梱包物10を載置したが、被梱包物10を底板110に直接載置し、被梱包物10を挟むように支持部材130を配置し、この支持部材130の上に角材120を配置し、順次被梱包物10を積載するようにしてもよい。
<実施形態2>
次に実施形態2に係る梱包輸送用木箱について説明する。図5は実施形態2に係る梱包輸送用木箱を示す斜視図である。実施形態2に係る梱包輸送用木箱300は、長尺で湾曲した建材を被梱包物20とし、1段に3つ、2段に重ねて梱包する。梱包輸送用木箱300の基本的構成は実施形態1に係る梱包輸送用木箱100と同様である。この梱包輸送用木箱300では、3本の角材を長方形状の底板310の下側に補強部材370として底板310の長辺に沿って3本配置している。補強部材370の長さ寸法は、底板310の長辺の寸法と同じである。なお、図5に示した例では、補強部材370と設置面との間に隙間形成材380を配置し、荷役装置のフォークを差し入れたり、ロープまたはスリングを掛けたりするための隙間を補強部材370と設置面との間に形成している。
梱包輸送用木箱300では、底板310には、図中奥側の長辺縁部に4本の柱状部材350を立設しておく。そして、被梱包物20を3本底板310の上面に直接載置する。被梱包物20を載置した後、支持部材330を4対被梱包物20の両側に、合計8個配置する。さらに、対向する一対の支持部材330の上に角材320を合計4本渡しかける。次いで、この4本の角材320上に第2段の被梱包物20を3本配置して、さらに4対の支持部材330を配置し、この支持部材330上に角材320を渡しかける。
そして、底板310の図中手前側長辺縁部に4本の柱状部材340を、それぞれ、角材320の木口面および支持部材330に接触するように立設固定し、柱状部材340、350を釘390で角材320の木口面に打ち付ける。
最後に、被梱包物20を配置した底板310の両長辺側面、両短辺側面、および上面を図示していないパネル部材で覆って、各パネル部材を釘付け固定して梱包輸送用木箱300による被梱包物20の梱包は完了する。
以上のように、実施形態2に係る梱包輸送用木箱300によれば、梱包輸送用木箱300の解体時、パネル部材を取り外すに際しては、釘が角材、支持部材等の内部部材に打ち付けられていないので、載置された角材や被梱包物が崩れたり、引き出されたりすることがなく、被梱包物を損傷することなく、容易に荷ほどきができる。
<実施形態3>
次に実施形態3に係る梱包輸送用木箱について説明する。図6は実施形態3に係る梱包輸送用木箱を示す斜視図である。実施形態3に係る梱包輸送用木箱400は、長尺でアーチ上の断面形状を持つ建材を被梱包物30とし、1段に1つ、2段に重ねて梱包する。梱包輸送用木箱400の基本的構成は実施形態1に係る梱包輸送用木箱100と同様である。この梱包輸送用木箱400では、3本の角材を長方形状の底板410の下側に補強部材470として底板410の長辺に沿って3本配置している。補強部材470の長さ寸法は、補強部材470の長辺の寸法と同じである。
梱包輸送用木箱400では、底板410には、あらかじめ図中右側の長辺縁部に3本の柱状部材450を立設しておく。そして、被梱包物30の開口部を下にして底板410の上面に直接載置する。被梱包物30を載置した後、支持部材430を3対被梱包物30の両側に合計6個配置する。さらに、対向する一対の支持部材430の上に角材420を合計3本渡しかける。次いで、この3本の角材420上に第2段の被梱包物30を3本配置して、さらに3対の支持部材430を配置し、支持部材430上に角材420を渡しかける。
そして、底板410の図中手前側長辺縁部に3本の柱状部材440を、それぞれ、角材420の木口面および支持部材430に接触するように立設固定し、柱状部材440、450を釘(図示していない)で角材420の木口面に打ち付ける。なお、図6には、柱状部材440を破線で1本だけ示してある。
最後に、被梱包物40を配置した底板410の両長辺側面、両短辺側面、および上面を図示していないパネル部材で覆って、各パネル部材を釘付け固定して梱包輸送用木箱400による被梱包物30の梱包は完了する。
以上のように、実施形態3に係る梱包輸送用木箱400によれば、梱包輸送用木箱400の解体時、パネル部材を取り外すに際しては、釘が角材、支持部材等の内部部材に打ち付けられていないので、載置された角材や被梱包物が崩れたり、引き出されたりすることがなく、被梱包物を損傷することなく、容易に荷ほどきができる。
10:被梱包物
20:被梱包物
30:被梱包物
40:被梱包物
100:梱包輸送用木箱
110:底板
120:角材
130:支持部材
140、150、160:柱状部材
170、180:側面パネル部材
190:上面パネル部材
200:補強部材
210:接地材
220:釘
300:梱包輸送用木箱
310:底板
320:角材
330:支持部材
340、350:柱状部材
370:補強部材
380:隙間形成材
390:釘
400:梱包輸送用木箱
410:底板
420:角材
430:支持部材
440、450:柱状部材
470:補強部材

Claims (8)

  1. 四角形状の底板に被梱包物を上下方向に複数段重ねて載置し、前記底板の四辺を含む鉛直面をなす4面の側面パネル部材および、この4面のパネル部材の上側開口覆う上面パネル部材を備える梱包輸送用木箱において、
    前記被梱包物を載置する複数本の角材を同じ平面内に平行に配置し、上下方向に各角材の隙間寸法を規制する支持部材を挟んで積み重ねると共に、前記複数本の角材の木口と前記支持部材の外側面とが上下方向に一列に配置されるようにし、前記底板の上面から、前記角材の木口面に接触する柱状部材を立設固定し、前記柱状部材と前記角材とを締結することを特徴とする梱包輸送用木箱。
  2. 前記柱状部材と前記角材との締結は釘で行うことを特徴とする請求項1に記載の梱包輸送用木箱。
  3. 前記支持部材は、前記被梱包物を保持する形状をなすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の梱包輸送用木箱。
  4. 前記底板は平面長方形状をなし、前記角材はその木口が前記底板の長辺部の内方において鉛直方向に複数列配置され、前記柱状部材は前記底板の長辺部に前記角材及び支持部材の両端面に接触するよう複数立設配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱。
  5. 前記底板の短辺部から前記柱状部材を立設配置したことを特徴とする請求項4に記載の梱包輸送用木箱。
  6. 前記被梱包物は、平板状であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱。
  7. 前記被梱包物を複数、かつ複数段に配置することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱。
  8. 前記底板の周囲4辺部のうち1辺部側から前記被梱包物を前記底板上に搬送して積載するに際して、積載側の辺側を除く辺部に前記柱状部材を立設配置し、
    所定の前記被梱包物を積載した後、前記積載側の辺部に前記柱状部材を立設配置することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の梱包輸送用木箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112441338A (zh) * 2019-09-01 2021-03-05 九江精密测试技术研究所 一种可重复使用的一体式包装箱

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