JP6706568B2 - 載置パレット - Google Patents

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Description

本発明は、載置パレットに関し、より詳細には、コイル状の被梱包物を載置、梱包するための載置パレットに関する。
一般に、帯状の金属部材をコイル状に巻回してなる被梱包物は、載置パレット等を利用して梱包される。また、このようにして梱包された梱包製品は、フォークリフトやクレーン等の搬送手段を用いて搬送される。
特許文献1〜4に記載の荷受け用パレットは、長手方向に凹凸条が形成される長尺状の複数の桟木を、一対の桟木受部材のすり割りにスライド挿入し、該複数の桟木が所要の距離を隔てて配設されることで四角形状に構成されている。桟木受部材は断面ほぼU字状形状であり、その両側面部に2個のフォーク挿通孔が形成されている。そして、フォーク挿通孔、あるいは、一対の桟木受部材間にフォークを挿入してパレットに積載した搬送物を搬送する。
特許平11−222236号公報 特許平11−208660号公報 特許平11−208661号公報 特許平10−316133号公報
ところで、梱包製品を搬送するフォークリフトの爪部(フォーク)の長さは、一般的にフォークリフトのサイズによって決まっており、小型フォークリフトの爪部は、大型フォークリフトの爪部に比べて短い。
一方、コイル状に巻かれた帯状の金属部材の外径は種々あり、例えば、アルミニウムおよびアルミニウム合金のコイルなどの場合のように、比較的軽量であるにも係らず大きな直径を有するものも存在する。このような金属部材は、小型フォークリフトで十分に搬送可能な重量であっても、爪部が短いために梱包製品を安定して搬送することができず、大型フォークリフトでしか搬送できない場合が生じていた。
特許文献1〜4に記載のパレットにおいても、コイル状の被梱包物の外径サイズと、フォークリフトのフォークとの関係等については記載されておらず、パレットに対して小型のフォークリフトで搬送することは難しい。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、フォークリフトのサイズに依らず、コイル状の被梱包物を安定した状態で搬送可能な載置パレットを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
即ち、本発明は、
コイル状の被梱包物を、その中心軸が上下方向を向くようにして載置する載置パレットであって、
前記被梱包物が載置される載置部と、
該載置部の下面に取付けられ、前記載置部の中心位置を通って水平に伸びる第1の中心線に対して線対称に、且つ、それぞれ平行に配置される複数の脚部と、
を備え、
前記複数の脚部は、前記第1の中心線寄りに配置される一対の第1の脚部と、該第1の脚部よりも前記第1の中心線から離間して配置される一対の第2の脚部と、を少なくとも備え、
前記一対の第1の脚部間の距離は、前記第1及び第2の脚部間の距離より短く、
前記第1及び第2の脚部は、前記載置部の中心位置を通って前記第1の中心線と直交する第2の中心線に対して線対称な位置に、該第2の中心線と平行な方向に貫通する一対の貫通孔部をそれぞれ有する、載置パレット。
また、本発明の載置パレットは、好ましくは、前記一対の第1の脚部の互いに対向する側面が、梱包用バンドを挿通するための挿通路を構成するように配置され、
前記載置部は、前記第1の中心線に沿った前記挿通路の両端側において、前記挿通路の上方を開放している。
また、本発明の載置パレットは、好ましくは、前記載置部が、前記第2の中心線と平行に配置される複数の板材によって構成され、
前記第1の中心線に沿った両端寄りの前記板材は、前記挿通路の上方を開放するように、分割されている。
本発明の載置パレットによれば、被梱包物が載置される載置部と、該載置部の下面に取付けられ、載置部の中心位置を通って水平に伸びる第1の中心線に対して線対称に、且つ、それぞれ平行に配置される複数の脚部と、を備える。複数の脚部は、第1の中心線寄りに配置される一対の第1の脚部及び該第1の脚部よりも第1の中心線から離間して配置される一対の第2の脚部を備え、一対の第1の脚部間の距離は、第1及び第2の脚部間の距離より短い。また、第1及び第2の脚部は、載置部の中心位置を通って第1の中心線と直交する第2の中心線に対して線対称な位置に、該第2の中心線と平行な方向に貫通する一対の貫通孔部をそれぞれ有する。これにより、第1及び第2の脚部の貫通孔部にフォークリフトのフォークが挿通されることで、フォークリフトのサイズに依らず、載置パレットに載置されたコイル状の被梱包物を安定した状態で運搬することができる。
本発明の一実施形態に係る載置パレットにコイル状の被梱包物が積載された梱包製品の斜視図である。 図1に示す載置パレットの平面図である。 図2のIII矢視図である。 図2のIV矢視図である。 図4に示す第1の脚部の分解側面図である。 図4に示す第2の脚部の分解側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る載置パレットについて図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の載置パレットが使用される梱包製品1を示す。梱包製品1は、アルミニウム合金板などの帯状部材がコイル状に巻回されてなる被梱包物2と、梱包パレット10と、を備え、被梱包物2が梱包パレット10により梱包されている。被梱包物2は、内面にアルミニウム薄膜を有する包装紙3などにより包装されている。また、梱包パレット10は、主に、木材により製作されている。
梱包パレット10は、上面21に被梱包物2が載置される載置パレット20と、被梱包物2上に載置される上蓋部材50と、被梱包物2の外周面に当接して配置される複数(図に示す実施形態では4本)の突き当て部材60と、梱包用バンド70と、を主に備える。被梱包物2は、Eye to Skyタイプの梱包方式として、その中心軸を上下方向に向けて載置パレット20の上面21に水平に載置される。
図2〜図4も参照して、載置パレット20は、被梱包物が載置される複数の板材45,44,43,42,41,42,43,44,45から構成される載置部40と、該載置部40の下面に取付けられ、一対の第1の脚部31,31と一対の第2の脚部32,32とから構成される複数の脚部30と、を備える。脚部30と載置部40とは、両者の接触面で、接着、くぎ打ち、ステープルなどにより一体に固定されている。
一対の第1の脚部31,31と一対の第2の脚部32,32は、図2に示すように、載置部40の中心位置(載置パレット20の中心)Oを通ってX方向に水平に伸びる第1の中心線CL1に対して線対称に、且つ、それぞれ平行に配置される。また、複数の板材45,44,43,42,41,42,43,44,45は、第1及び第2の脚部31,32と直交するY方向に互いに平行に配置される。
具体的に、一対の第1の脚部31,31は、第1の中心線CL1寄りに配置されており、また、一対の第2の脚部32,32は、第1の脚部31よりも第1の中心線CL1から離間して配置されている。
一対の第1の脚部31,31間の距離aは、第1及び第2の脚部31,32間の距離bより短くなっている。即ち、載置部40の中心位置Oの近傍、且つ中心位置Oの両側に一対の第1の脚部31,31が配置され、載置パレット20の両端側に一対の第2の脚部32,32が配置されている。
なお、一対の第1の脚部31,31間の距離aを規定する一対の第1の脚部31,31の対向する内側面31a,31aは、後述する梱包用バンド70を挿通するための挿通路22を構成する。
各第1の脚部31は、図5に示すように、上部の長尺部材33と、長尺部材33の下面にそれぞれ均等に離間して固定される3つの短尺部材34と、3つの短尺部材34の下面に取り付けられるスリ材(Rubbing Strip)35と、を有する。そして、長尺部材33の下面、隣り合う短尺部材34の対向面、及びスリ材35の上面は、一対の貫通孔部S1を形成する。
また、各第2の脚部32も、図6に示すように、上部の長尺部材36と、長尺部材36の下面にそれぞれ均等に離間して固定される3つの短尺部材37と、3つの短尺部材37の下面に取り付けられるスリ材38と、を有する。そして、長尺部材36の下面、隣り合う短尺部材37の対向面、及びスリ材38の上面も、一対の貫通孔部S2を形成する。
これらの一対の貫通孔部S1、S2は、互いに同一線上で、Y方向に貫通しており、載置部40の中心位置Oを通って第1の中心線CL1と直交する第2の中心線CL2に対して線対称な位置に、第2の中心線CL2と平行な方向に貫通している。そして、これらの一対の貫通孔部S1、S2は、梱包製品1をフォークリフトで積み上げる際、フォークリフトのフォークが挿入される空間となる。
貫通孔部S1,S2の大きさは、フォークを貫通可能な大きさ、例えば、幅250mm、高さ70mmに設定されている。
なお、第1及び第2の脚部31、32は、フォークを挿通する貫通孔部S1、S2を構成するものであれば、任意に設計される。例えば、長尺部材33,36と短尺部材34,37とを単一の板材として、該板材に貫通孔部S1,S2となる凹溝を形成してもよい。また、長尺部材33,36と短尺部材34,37とスリ材35,38とを単一の部材として、孔加工により貫通孔部S1,S2を構成してもよい。
また、スリ材35、38は、複数の搬送ローラ(図示せず)が敷設された搬送路上を梱包製品1が搬送される際に、搬送ローラ上での梱包製品1の円滑な移動に寄与する。
図2に戻り、載置部40の中央部側に配置された7本の板材44,43,42,41,42,43,44は、挿通路22の上方を覆うようにして第1及び第2の脚部31,31,32,32の上面に固定されている。従って、梱包用バンド70を挿通可能な挿通路22は、一対の第1の脚部31の内側面31aと板材44,43,42,41,42,43,44の下面とによって構成される。
また、板材44,43,42,41,42,43,44のX方向外側に配置される一対の板材45は、それぞれ長手方向(Y方向)で2分割された2部材からなり、挿通路22の上方を覆わない様に、それぞれ第1及び第2の脚部31,32の上面に固定されている。これにより、梱包用バンド70を挿通可能な挿通路22は、そのX方向両端側において挿通路22の上方が開放されている。
載置部40のX方向の中央部に位置する板材41の上面には、梱包用バンド70を挿通するための挿通溝41aが、板材41の全長に亘って形成されている。従って、挿通路22と挿通溝41aとは、載置パレット20の中心Oにおいて、Z方向に離間して互いに交差する方向に延びている。
第1及び第2の脚部32,31,31,32は、載置パレット20の中心Oから外側に向かうに従って次第に長さが短くなっており、複数の板材45,44,43,42,41,42,43,44,45も同様に、載置パレット20の中心Oから外側に向かうに従って次第に長さが短くなっている。
更に、載置部40のうち、最外方に位置する板材45は、端部がY方向に対して斜めにカットされたカット面45aを有し、略台形形状に形成されている。即ち、板材45,44,43,42,41,42,43,44,45の端部間を結ぶ載置パレット20の外形形状は、平面視において、略8角形となる。載置パレット20の外形形状が略8角形であることは、複数の梱包製品1を狭いエリアに配置する際、有利である。具体的には、コンテナ内で適正に配置する場合や、ターンテーブル上で容易にハンドリングできるなどが想定される。
図1に示すように、上蓋部材50は、互いに平行に配置された複数の下板52,51,51,52と、下板52,51,51,52に対して直交して互いに平行に配置され、接着やステープルなどにより下板52,51,51,52に固定された複数の上板55,54,53,54,55と、で構成されている。
上蓋部材50のY方向中央部側に位置する下板51の長さは、被梱包物2の外径よりも短く、また、上蓋部材50のX方向中央部に位置する上板53の長さは、被梱包物2の外径よりも短くなっている。なお、本実施形態では、下板51は、下板52よりも長く設計され、また、上板53,54は、互いに略等しい長さとし、上板55よりも長く、且つ下板51と略等しい長さに設定されている。
また、図1に示すように、上板53の長さは、脚部30の外側寸法(即ち、第2の脚部32、32間の外側寸法c)より長く設計されることが好ましい。これにより、梱包製品1を上下方向に積み重ねた際、上方の梱包製品1の第2の脚部32、32は、下方の梱包製品1の上蓋部材50の上に確実に載置され、上板53と突き当て部材60との間に掛け渡される梱包用バンド70のテーパ部分や、被梱包物2の上面に当たるのを防止できる。
突き当て部材60は、例えば、断面矩形の棒状部材であり、その長さは、被梱包物2の軸方向高さ以上、被梱包物2の軸方向高さと上蓋部材50の厚さとの合計未満の長さに設定されている。
梱包用バンド70は、例えば、鉄などの金属製、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂製等のバンドからなる。梱包用バンド70は、被梱包物2の下面、上面、及び側面にそれぞれ配置された載置パレット20、上蓋部材50、及び突き当て部材60を囲うように巻き掛けられて、被梱包物2を梱包する。
梱包パレット10を用いた被梱包物2の梱包は、図1に示すように、梱包用バンド70を脚部30の挿通路22に挿通して挿通路22内に配置すると共に、更に、他の梱包用バンド70を、載置部40の挿通溝41a内に配置する。そして、被梱包物2の中心軸を上下方向に向け、被梱包物2の中心と載置パレット20の中心Oとを略一致させて載置パレット20の上面21に載置する。
そして、上蓋部材50の下板51、52が、第1の脚部31と平行となるようにして、上蓋部材50を被梱包物2の上に載置する。その際、輸送時の振動などにより、被梱包物2がずれて傷つくのを防止するため、被梱包物2と上蓋部材50との間に、シート状の気泡緩衝材やダンプレートなどのクッション材を配置するのが好ましい。
次いで、4本の突き当て部材60を、挿通路22及び挿通溝41aの位置にそれぞれ合わせると共に、被梱包物2の外周面に沿わせて載置パレット20上に配置する。
そして、挿通路22内に配置された梱包用バンド70を、突き当て部材60及び上蓋部材50に巻き掛けて被梱包物2を締め付ける。このとき、挿通路22内を通る梱包用バンド70は、載置部40の板材44,43,42,41,42,43,44の下面に当接するので、載置パレット20(板材44,43,42,41,42,43,44)と被梱包物2とが一体に締結される。
また、載置部40の両端の挿通路22は、分割された一対の板材45により上方が開放しているので、任意の位置で上方に引き上げ可能であり、突き当て部材60及び上蓋部材50に当接して巻き掛けることができる。
なお、この梱包用バンド70は、載置パレット20と被梱包物2とのずれを防止する、又は、不慮の事故(当たり等)による切断を防止する。
更に、挿通溝41a内に配置された梱包用バンド70を、突き当て部材60及び上蓋部材50に巻き掛けて被梱包物2を締め付ける。挿通溝41a内に配置された梱包用バンド70は、全長に亘って上方に開放されているので、任意の位置で上方に引き上げ可能であり、被梱包物2の大きさに係わらず、被梱包物2に合わせた位置で、梱包用バンド70で被梱包物2を締結できる。この梱包用バンド70は、載置パレット20とは締結されないので、1本掛けであってもよい。
被梱包物2の載置パレット20の上面21上でのずれを防止するため、必要に応じて、4個の位置決め部材80を、突き当て部材60が配置されていない位相で、被梱包物2の外周面にそれぞれ当接させて、載置パレット20の上面21にくぎ打ちなどにより固定する。
また、梱包製品1をフォークリフトで積み上げる際、上蓋部材50のずれが発生する可能性があるが、不図示のステープルで梱包用バンド70と上蓋部材50とを固定すれば、上蓋部材50のずれ防止に有効である。
図2には、外径サイズの異なる2つの被梱包物2,2Aの載置位置を破線で示している。図2に示すように、本実施形態の載置パレット20に搭載可能な被梱包物2の最大径は、例えば、2000mmであり、それより小さな被梱包物、例えば、直径1000mmの被梱包物2Aも、梱包パレット10の部材を変更することなく、全く同様の作業で梱包可能である。
また、軸方向寸法が異なる被梱包物2を梱包する場合には、突き当て部材60の長さを変更するだけで、全く同様の作業で梱包可能である。
上記のように梱包パレット10で梱包された梱包製品1をフォークリフトで運搬する場合には、フォークリフトのフォークをY方向(Y方向または−Y方向)から第1及び第2の脚部31,32の貫通孔部S1,S2に挿通して梱包製品1を持ち上げる。このとき、フォークリフトのフォークが、第2の脚部32の貫通孔部S2、及び載置パレット20の中心近傍の一対の第1の脚部31,31の貫通孔部S1,S1まで挿入され、即ち、Y方向において、挿入側から載置パレット20の中心O(梱包製品1の重心)を越えた位置でも支持されることで、安定して梱包製品1を運搬することができる。
一方、フォークリフトのフォークが、Y方向において、載置パレット20の中心Oより手前側まで、即ち、第2の脚部32の貫通孔部S2、及び一対の第1の脚部31,31のうち手前側の第1の脚部31の貫通孔部S1までしか挿入されず、フォークで支持された載置パレット20の先端側(反挿入側)が下方に傾く場合がある。この場合であっても、貫通孔部S1の上面(長尺部材33の下面)、及び貫通孔部S2の下面(スリ材38の上面)が、それぞれフォークの上面及び下面に当接し載置パレット20が傾いた状態でも安定して支持され、梱包製品1を問題なく運搬することができた。
従って、例えば、フォーク長さが短く、フォークが載置パレット20の中心位置まで届かない小型フォークリフトでも、安定して梱包製品1を運搬することができる。
以上説明したように、本実施形態の載置パレット20によれば、被梱包物2が載置される載置部40と、該載置部40の下面に取付けられ、載置部40の中心位置Oを通って水平に伸びる第1の中心線CL1に対して線対称に、且つ、それぞれ平行に配置される複数の脚部30と、を備える。複数の脚部30は、第1の中心線CL1寄りに配置される一対の第1の脚部31,31及び該第1の脚部31,31よりも第1の中心線CL1から離間して配置される一対の第2の脚部32,32を備え、一対の第1の脚部31,31間の距離aは、第1及び第2の脚部31,32間の距離bより短く設定されている。また、第1及び第2の脚部31,32は、載置部40の中心位置Oを通って第1の中心線CL1と直交する第2の中心線CL2に対して線対称な位置に、該第2の中心線CL2と平行な方向に貫通する一対の貫通孔部S1,S2をそれぞれ有する。これにより、第1及び第2の脚部31,32の貫通孔部S1,S2にフォークリフトのフォークが挿通されることで、フォークリフトのサイズに依らず、載置パレット20に載置されたコイル状の被梱包物2を安定した状態で運搬することができる。
また、一対の第1の脚部31の互いに対向する内側面31aが、梱包用バンド70を挿通するための挿通路22を構成するように配置され、載置部40は、第1の中心線CL1に沿った挿通路22の両端側において、挿通路22の上方を開放しているので、被梱包物2の大きさに対応した任意の位置で梱包用バンド70を上方に引き上げることができ、載置パレット20などを変更することなく、梱包することができる。また、フォークが挿入される貫通孔部S1,S2を有する一対の第1の脚部31、31が挿通路22としての機能を兼ねるので、部品点数を削減することができる。
また、載置部40が、第2の中心線CL2と平行に配置される複数の板材41,42,43,44,45によって構成され、第1の中心線CL1に沿った両端寄りの板材45は、挿通路22の上方を開放するように、分割されているので、上記挿通路22を容易に設計することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
1 梱包製品
2,2A 被梱包物
10 梱包パレット
20 載置パレット
22 挿通路
30 脚部
31 第1の脚部
31a 内側面
32 第2の脚部
40 載置部
41,42,43,44,45 板材
70 梱包用バンド
a 第1の脚部間の距離
b 第1及び第2の脚部間の距離
CL1 第1の中心線
CL2 第2の中心線
O 載置部の中心位置
S1,S2 貫通孔部

Claims (1)

  1. コイル状の被梱包物を、その中心軸が上下方向を向くようにして載置する載置パレットであって、
    前記被梱包物が載置される載置部と、
    該載置部の下面に取付けられ、前記載置部の中心位置を通って水平に伸びる第1の中心線に対して線対称に、且つ、それぞれ平行に配置される複数の脚部と、
    を備え、
    前記複数の脚部は、前記第1の中心線寄りに配置される一対の第1の脚部と、該第1の脚部よりも前記第1の中心線から離間して配置される一対の第2の脚部と、を少なくとも備え、
    前記一対の第1の脚部間の距離は、前記第1及び第2の脚部間の距離より短く、
    前記第1及び第2の脚部は、前記載置部の中心位置を通って前記第1の中心線と直交する第2の中心線に対して線対称な位置に、該第2の中心線と平行な方向に貫通する一対の貫通孔部をそれぞれ有し、
    前記一対の第1の脚部は、互いに対向する側面が、梱包用バンドを挿通するための挿通路を構成するように配置され、
    前記載置部は、前記第1の中心線に沿った前記挿通路の両端側において、前記挿通路の上方を開放しており、
    前記載置部は、前記第2の中心線と平行に配置される複数の板材によって構成され、
    前記第1の中心線に沿った両端寄りの前記板材は、前記挿通路の上方を開放するように、2分割された2部材からなる、載置パレット。
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