JP2004127796A - イオン発生装置 - Google Patents

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JP2004127796A JP2002292151A JP2002292151A JP2004127796A JP 2004127796 A JP2004127796 A JP 2004127796A JP 2002292151 A JP2002292151 A JP 2002292151A JP 2002292151 A JP2002292151 A JP 2002292151A JP 2004127796 A JP2004127796 A JP 2004127796A
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Toshihiko Minegishi
峰岸 俊彦
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

【課題】針状電極を備えたイオン発生装置において、その保守点検や清掃などのための分解・組立て作業を安心して行い得るようすること。
【解決手段】イオン発生装置1は、筒状電極6と、その後方側に同軸状に配置した針状電極5とを備え、針状電極5は、円筒状の針状電極カバー9によって覆い囲まれている。従って、筒状電極6を清掃するために当該筒状電極6を取り外した際に、従来において針先部分5bが露出状態になった針状電極5は、針状電極カバー9により覆われているので、露出状態にならず、従って、指先などが触れてけがをすることがない。よって、筒状電極の取り外し、組み付け作業を安心して行うことができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、針状電極を用いてコロナ放電を発生させることによりマイナスイオンを大気中に放出するイオン発生装置に関し、さらに詳しくは、保守点検のための分解作業や清掃作業を安全に行い得るように構成されたイオン発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
イオン発生装置は、一般に、針状電極に昇圧トランスによって高電圧を印加し、この針状電極の針先と、当該針状電極の手前側に同軸状態に配置された筒状電極との間にコロナ放電を発生させ、これにより発生したマイナスイオンを筒状電極の手前側のイオン放出用開口部から放出する構造となっている。
【0003】
この構成のイオン発生装置では、長期使用により、筒状電極の内周面には大気中の塵や埃が堆積しやすい。従って、定期的にイオン発生装置を分解して筒状電極を取り出してそれを清掃する必要がある。なお、保守点検や故障時においても分解して筒状電極を外して検査などを行う必要がある。
【0004】
一方、イオン発生装置としては、針状電極と大気との間にコロナ放電を発生させることによりマイナスイオンを大気中に放出する構成のものが知られており、例えば、下記の公開特許公報に開示されている。この公開特許公報に記載の発明では、イオン発生装置のハウジングに開けたマイナスイオン放出用の開口に挿入した指先が、その奥に配置されている針状電極に触れて怪我などをすることの無いように、安全機構が取り付けられている。この安全機構は、開口の内側に放射状に複数枚のリブを配置したものであり、開口から指を挿入してもリブによって阻止されて針状電極には届かないようになっている。
【0005】
【特許文献】
特開2002−45685号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筒状電極を清掃するため、あるいは保守点検のためにイオン発生装置を分解して当該筒状電極を取り外すと、その奥に配置されている針状電極が露出状態になる。このため、筒状電極の取り外し作業や清掃後の組み付け作業において、指などが針状電極の針先に当たり怪我をする可能性がある。また、筒状電極が取り外されている間は針状電極が露出状態のままとなってしまっている。
【0007】
一方、上記公開特許公報に開示されている構成のイオン発生装置においても同様であり、保守点検や内部清掃などのために分解した場合には針状電極が露出状態となっている。なお、当該公開公報に開示されている安全機構は、イオン発生装置の開口から指が挿入されることを防止するためのものであり、清掃時などにおいてイオン発生装置を分解した場合には針状電極が露出状態となってしまう。従って、分解時や清掃時において、露出状態の針状電極に指先などが触れるのを回避することができない。
【0008】
本発明の課題は、この点に鑑みて、保守点検などのための分解・組立て作業や、筒状電極の取り外し・取り付け作業を安心して行うことのできるイオン発生装置を提案することある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、針状電極を用いてコロナ放電を形成してマイナスイオンを発生させるイオン発生装置において、前記針状電極における少なくとも針先部分の外周を覆い囲む筒状カバーを有していることを特徴としている。
【0010】
本発明のイオン発生装置では、針状電極の針先部分の外周が筒状カバーによって覆われているので、分解時においても針状電極の針先が露出状態になることがない。よって、指先などが針状電極の針先に当たることを回避することができない。
【0011】
前記筒状カバーは一般的には円筒カバーとすればよい。また、コロナ放電を阻害することの無い様に、前記筒状カバーはプラスチックなどの非導電性材料から形成すればよい。
【0012】
次に、本発明は、特に、前記針状電極の手前側に同軸状態で配置した筒状電極を有し、前記針状電極と前記筒状電極の間でコロナ放電を発生させるイオン発生装置に用いるのに適している。この場合には、定期的に筒状電極の清掃が必要であり、清掃時に筒状電極を取り外すと針状電極が露出状態となるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したイオン発生装置の実施の形態を説明する。
【0014】
図1(a)および(b)は、本実施の形態に係るイオン発生装置の主要部分を示す平面図および正面図である。イオン発生装置1は、取付板2と、この取付板2に搭載された昇圧用トランス回路3および電極取付ケース4と、電極取付ケース4に取り付けられている針状電極5および筒状電極6とを有している。針状電極5にはトランス回路3から例えば数キロボルトの高電圧が給電用ケーブル7を介して印加される。針状電極5に高電圧が印加されると、針状電極5と筒状電極6の間にコロナ放電が発生し、これによってマイナスイオンが発生する。
【0015】
電極取付ケース4は、非導電性材料から形成された部品であり、例えば、プラスチック成形品である。この電極取付ケース4は、取付板2の表面に固定される矩形の基板部分41を備えており、この基板部分41の前端からは矩形の前板部分42が垂直に起立している。前板部分42のトランス回路3側の端から後方に向けて、側板部分43が直角に折れ曲がって延びている。この側板部分43の後端からは、トランス回路3から離れる方向に向けて、水平支持腕部分44が直角に折れ曲がって延びている。
【0016】
前板部分42の中心には円形の開口部42aが形成されており、ここには、円筒形状の筒状電極取付カバー8が前後方向に水平に貫通した状態で取り付けられている。筒状電極取付カバー8の内周面には、円筒形状をした筒状電極6が同心状態で取り付けられている。
【0017】
電極取付ケース4の水平支持腕部分44の先端部分は、筒状電極6の中心位置の後方側の位置まで延びており、当該先端部分には前後方向に向けて、筒状電極6と同軸状態に水平に延びる円筒状の針状電極カバー9(筒状カバー)が一体形成されている。この針状電極カバー9の中空部9aは、その後側の部分に針状電極5の円柱状部分5aが嵌り込む大きさとされており、その先端部分9bはテーパ状に広がった形状となっており、針状電極5の針先部分5bの外周を同心状に囲んでいる。本例では、針状電極カバー9の先端開口面9cが針状電極5の針先5cとほぼ同一の位置となっている。針状電極カバー9をこれよりも前方に延ばして、先端開口面9cを針先5cよりも前方に位置させることも可能である。
【0018】
なお、針状電極カバー9の後端にはケーブルコネクタ10が同軸状態に取り付けられており、針状電極5の後端部分5dが当該コネクタ10を介して給電用ケーブル7に電気的に接続されている。
【0019】
このように構成した本実施の形態に係るイオン発生装置1において、長期使用によって筒状電極6の内周面に塵などが堆積した場合には、清掃のために、当該筒状電極6が取り付けられている筒状電極取付カバー8を電極取付ケース4から取り外し、しかる後に筒状電極6を筒状電極取付カバー8から取り外す。このようにして筒状電極6を取り外すと、従来においては針状電極5の針先部分5bが露出した状態になり危険である。しかし、本実施の形態では、針状電極5は筒状電極カバー9によって覆われており、その針先5cは筒状電極カバー9の先端開口面9cから突出していない。よって、筒状電極6の取り外し・取付作業などにおいて、指先などが針状電極5の針先5cに当たり怪我をすることなく、安心して作業を行うことができる。
【0020】
また、針状電極カバー9は非導電性材料から形成されている。例えばプラスチック成形品からなるので、針状電極5と筒状電極6の間のコロナ放電が阻害されることもない。
【0021】
(その他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態では、針状電極5の全体を円筒状の筒状電極カバー9で覆っているが、針先部分5bの外周部分のみを覆うようにしてもよい。また、筒状電極カバー9は円筒形状以外の形状でもよい。例えば、針状電極5が内接可能な多角形断面の中空部を備えた筒状カバーとすることができる。
【0022】
さらに、本発明は、針状電極と大気との間でコロナ放電を形成するように構成されたイオン発生装置に対しても同様に適用可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のイオン発生装置においては、その針状電極における少なくとも針先部分を同心状態で覆い囲む筒状の針状電極カバーを備えている。従って、保守点検などのためにイオン発生装置を分解した際に、針状電極の針先が露出状態になり、指先などが触れて怪我をするといった弊害を回避できる。よって、イオン発生装置の分解・組立て作業や、内部の清掃作業を安心して行うことができる。
【0024】
また、針状電極および筒状電極を備えたイオン発生装置に本発明を適用した場合には、筒状電極を清掃するために当該筒状電極を取り外した際に針状電極の針先が露出状態になることがない。よって、筒状電極を清掃するために筒状電極を取り外す作業や清掃後にそれを取り付ける作業を安心して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を適用したイオン発生装置の主要部分を示す平面図であり、(b)はその正面図である。
【符号の説明】
1  イオン発生装置
2  取付板
3  トランス回路
4  電極取付ケース
41 基板部分
42 前板部分
42a 開口部
43 側板部分
44 水平支持腕部分
5  針状電極
5b 針先部分
5c 針先
6  筒状電極
7  給電用ケーブル
8  筒状電極取付カバー
9  針状電極カバー
9a 中空部
9b 先端部分
9c 先端開口面
10 コネタク

Claims (4)

  1. 針状電極を用いてコロナ放電を形成してマイナスイオンを発生させるイオン発生装置において、
    前記針状電極における少なくとも針先部分の外周を覆い囲む筒状カバーを有していることを特徴とするイオン発生装置。
  2. 請求項1において、
    前記筒状カバーは円筒カバーであることを特徴とするイオン発生装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記筒状カバーはプラスチックなどの非導電性材料から形成されていることを特徴とするイオン発生装置。
  4. 請求項1、2または3において、
    前記針状電極の手前側に同軸状態で配置した筒状電極を有し、
    前記針状電極と前記筒状電極の間にコロナ放電が形成されることを特徴とするイオン発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070066555A (ko) * 2005-12-22 2007-06-27 삼성전자주식회사 이온발생장치

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