JP2004126758A - 住宅シミュレーションシステム - Google Patents

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Sumie Yoshida
吉田 すみ江
Hiroshi Yuhara
油原 博
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Abstract

【課題】住宅を新築又はリフォームする際に、インターネット等を利用して、顧客が所有する住宅又は建築予定の住宅に適合したデザイン、建材等のコーディネイトを行うことができ、さらに顧客が所有する住宅又は建築予定の住宅の詳細な情報が効率的に収集及び管理される住宅シミュレーションシステムを提供する。
【解決手段】住宅の各建材のイメージを提供する家屋イメージ提供手段と、複数のイメージを合成する合成イメージ提供手段とを備えたサーバ装置と、前記サーバ装置と通信可能な顧客側装置とを含み、前記サーバ装置は、顧客の住宅の画像イメージを前記顧客側装置から取得し、前記建材イメージ提供手段により前記画像イメージに建材イメージを付加し、前記合成イメージ提供手段により前記画像イメージ及び前記建材イメージを合成した合成イメージを前記顧客側装置に提供するシステム。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は住宅シミュレーションシステムに関し、特に、顧客が自宅を新築又はリフォームする際に、インターネット等を利用して住宅外観のシミュレーションを行うことを可能にする住宅シミュレーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅を新築又はリフォームする際に、顧客の要望に応じて、住宅の外観デザインについて様々なコーディネイトが行われている。ここで、コーディネイトが可能な住宅外観デザインとしては、外壁、屋根(本体及びハフ板を含む)、隅角部(入隅及び出隅)、付属部材(破風、幕板、軒天、付柱などを含む)、外部部材(門柱、フェンス、ポストなどを含む)、開口部周辺部材(窓飾りなどを含む)、各種装飾材等のコーディネイトアイテムが考えられる。
【0003】
近年では、インターネット環境の普及に伴い、顧客は、住宅メーカ、工務店、建材メーカ等がインターネット上に開設しているWEBサイトにおいて、様々な住宅デザインを閲覧し又は好みのデザインをコーディネイトすることが可能となっている。
【0004】
特許文献1には、顧客の好みに応じて、物件の検索や表示、また表示された物件情報の編集、及び編集後の物件の表示を可能にする物件情報編集支援システムが開示されている。このシステムは、顧客が希望する条件の賃貸又は購入物件をデータベースから検索し、当該物件を表示画面上に3次元表示するものであり、選択した物件の建築部材の一部を顧客の好みに応じて変更する編集操作が可能であることを特徴としている。
【0005】
また、特許文献2には、顧客が所望の屋根材、外壁材等の建材を選択指定することで、指定した屋根材、外壁材等を貼り付けた家屋画像イメージを表示するサーバ−クライアント・システムが開示されている。このシステムは、案内情報提供手段、建材画像データ供給手段、建材データベース等を備えたサーバ装置と、家屋モデル設定手段、建材指定手段、及び家屋描画手段を備えたクライアント装置とを含んでおり、顧客は、好みに応じて、家屋モデルや使用する建材を選択して、家屋画像イメージとしてコーディネイトすることが可能であることを特徴としている。
特許文献3、特許文献4及び非特許文献1においても、上記同様のシステムが開示されている。
【0006】
ところで、住宅を新築又はリフォームしようと考えている各顧客のニーズは多様である。一方で、上記のようなWEBサイト上で提供されるサービスも多様であり多くの情報を含んでいる。そこで、多くの住宅サービス提供WEBサイトでは、顧客に会員登録をさせることにより、各顧客のニーズ及び特性に応じた適切なサービス及び情報を提供するととともに、WEBサイト運営側において各顧客の情報を効率的に管理することが可能となっている。
【0007】
特許文献5には、顧客側に設けたクライアントと、該顧客の顧客情報を一元管理する顧客情報管理サーバと、このシステムを利用する企業が提供する情報提供サーバとを有する顧客情報管理システムが開示されている。このシステムによれば、顧客の予約・注文情報や顧客情報を顧客管理システムのデータベースにおいて一元的に効率良く管理することが可能となる。
【0008】
以上に説明したようなインターネットを利用した住宅サービス提供システムは、住宅メーカ、住宅販売会社、建材メーカ、建材販売会社、施工業者、工務店などを含む住宅関連業者のいずれもが提供可能であり、あるいは上記の各種業者と提携した情報通信事業者が提供すること可能である。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−215230号公報(特に図1〜図3)。
【特許文献2】
特開2002−41879号公報(特に図10)。
【特許文献3】
特開平9−147020号公報。
【特許文献4】
特開平5−158956号公報。
【特許文献5】
特開2002−7894号公報。
【非特許文献1】
住宅総合情報サイト「すむすむ」http://www.sumu2.com/(松下電工株式会社)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記の各住宅サービス提供システムでは、顧客は、業者が予め用意した住宅及び各建築部材のモデルから自由に選択し組み合わせることにより、好みの住宅デザインをコーディネイトすることが可能である。しかしながら、ここで提供されているのは、典型的な家屋及び建材のモデルではあるものの、各顧客が実際に新築又はリフォームしようとしている住宅の設計、デザイン、間取り、環境などへの適合性については、何ら考慮がされていない。
【0011】
例えば、顧客が住宅を新築しようと考えており、既に設計図面を作成してある場合には、当該設計図面に適合したコーディネイトを行う必要があるが、上記の各システムのように、典型的なモデルを組み合わせるだけでは、これに対応することは不可能である。また、顧客が自宅をリフォームしようとしている場合には、既に存在するリフォーム対象の住宅に適合したコーディネイトを行う必要があるが、これも上記の各システムでは対応することができない。
【0012】
このように、顧客一人一人の住宅に適合したコーディネイトを行うためには、各住宅の設計図面など各住宅に関する詳細な情報が必要となってくる。したがって、顧客一人一人に対応して設計図面を作成した後、これを画像処理ソフト等により画像イメージ化したものを上記の各システムに用いることによって、顧客一人一人の住宅に適合したコーディネイトを行うことは可能であるが、これでは著しく煩雑で時間がかかるシステムとなってしまう。
【0013】
顧客は、限られた範囲のモデルから選択してコーディネイトするのではなく、自分の所有している又は建てようとしている住宅について、詳細なコーディネイトを行いたいという要望を強く持っている。しかしながら、上記の特許文献1〜4及び非特許文献1のいずれにおいても、このようなサービスを提供する手段は開示されていない。
【0014】
また、上記の住宅サービス提供システムに関連して、特許文献5に記載のシステムのように、WEBサイトにおいて収集した各顧客の情報を一元管理するシステムは存在するものの、現在利用できる顧客情報は全般的な情報にとどまっており、顧客一人一人の事情に合った情報を収集し管理するシステムとはなっていなかった。
【0015】
すなわち、上記の住宅サービス提供システムにおいて、顧客が好みに応じて、一定のモデルからコーディネイトした住宅デザインなどを、当該顧客固有の情報として管理することができるが、この情報は当該顧客が一定のモデルから選択した住宅デザインに関するものであり、当該顧客が実際に所有している又は建てようとしている住宅についての情報ではない。
【0016】
したがって、例えば、顧客がエクステリアを増築しようとして、上記の住宅サービス提供システムのWEBサイトを訪問し、会員登録して様々なデザインから選択してコーディネイトを行ったとしても、それは当該顧客が実際に所有している住宅とは関連のない情報である。したがって、この情報だけでは、当該顧客の住宅において実際に増築可能なエクステリアのデザイン、建材等を比較検討して提案したり、費用の見積もりを提示したりということは実行できない。
【0017】
斯かる実情に鑑み、本発明は、顧客が自宅を新築又はリフォームする際に、インターネット等を利用して住宅外観のシミュレーションを行うための住宅シミュレーションシステムであって、
(1)顧客一人一人が所有している又は建てようとしている住宅に適合した、デザイン、建材等のコーディネイトを行うことができ、さらに、
(2)顧客一人一人が所有している又は建てようとしている住宅の詳細な情報を収集・管理し、その情報を各顧客に対応する情報案内に活用することができる
住宅シミュレーションシステムを提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、住宅の各建材のイメージを提供する建材イメージ提供手段と、複数のイメージを合成する合成イメージ提供手段とを備え、顧客側装置と通信可能なサーバ装置を含み、前記サーバ装置は、顧客の住宅の画像イメージを取得し、前記建材イメージ提供手段により前記画像イメージに建材イメージを付加し、前記合成イメージ提供手段により前記画像イメージ及び前記建材イメージを合成した合成イメージを前記顧客側装置に提供する住宅シミュレーションシステムを提供するものである。
本発明において、前記サーバ装置は、前記顧客の住宅の画像イメージを前記顧客側装置から取得することを特徴とする。
【0019】
また、前記サーバ装置は、顧客の情報を管理する顧客情報管理手段を備えていることを特徴とする。また、前記サーバ装置は、顧客が行った選択を記憶し読み出す選択利用状況提供手段を備えていることを特徴とする。
【0020】
また、本発明のサーバ装置は、IDに基づいて顧客情報を記憶するID別顧客情報ファイルと、前記建材の情報を記憶する建材アイテム情報ファイルと、前記合成イメージを記憶する合成イメージファイルとを含むデータベースを備えていることを特徴とする。
【0021】
前記データベースは、前記合成イメージファイルの合成要素に関する情報を記憶する来歴情報ファイルを含んでいることを特徴とする。前記データベースはさらに、顧客が行った選択を記憶する選択利用状況ファイルを含んでいることを特徴とする。
【0022】
また、本発明の住宅シミュレーションシステムは、前記サーバ装置の前記データベースに記憶されている建材アイテム情報ファイルを読み取り及び書き込みすることが可能な建材メーカ側装置をさらに含んでいることを特徴とする。
【0023】
前記建材メーカ側装置は、前記顧客が行った選択の記録を前記サーバ装置から取得することを特徴とする。
前記サーバ装置はさらに、建材アイテム更新手段を含んでおり、前記建材メーカ側装置は該建材アイテム更新手段を用いて前記建材アイテム情報ファイルを読み取り及び書き込みすることを特徴とする。
また、本発明の住宅シミュレーションシステムは、工務店側装置をさらに含んでおり、顧客が条件に応じて、前記サーバ装置を介して該工務店側装置にアクセス可能であることを特徴とする。
【0024】
本発明は、さらに、顧客側装置と通信可能なサーバ装置であって、住宅の各建材のイメージを提供する建材イメージ提供手段と、複数のイメージを合成する合成イメージ提供手段とを備えており、前記サーバ装置は、顧客の住宅の画像イメージを前記顧客側装置から取得し、前記建材イメージ提供手段により前記画像イメージに建材イメージを付加し、前記合成イメージ提供手段により前記画像イメージ及び前記建材イメージを合成した合成イメージを前記顧客側装置に提供することを特徴とするサーバ装置を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる住宅シミュレーションシステムの構成を概略的に示すブロック図である。図1において、本実施形態の住宅シミュレーションシステムは、サーバ装置100と、顧客側装置120と、建材メーカ側装置130と、工務店側装置140とから構成されており、これらの装置はそれぞれ、インターネットを通じて相互に通信可能な状態で設置されている。
【0026】
サーバ装置100は、顧客情報管理手段101と、案内情報提供手段102と、家屋イメージ提供手段103と、建材アイテム情報提供手段104と、建材アイテム更新手段105と、合成イメージ提供手段106と、選択利用状況提供手段107とを含んでいる。
【0027】
また、サーバ装置100はデータベースを含んでおり、該データベースはID別顧客情報ファイル111と、建材アイテム情報ファイル112と、合成イメージファイル113と、来歴情報ファイル114と、選択利用状況ファイル115とを含んでいる。
【0028】
上記のように構成されたサーバ装置100において、顧客情報管理手段101は、顧客に関するあらゆる情報(例えば、名前、居住地域、電話番号、メールアドレス、年齢、家族構成、新築か既設かの区別、築年数(既設の場合)、施工完了予定時(新築の場合)、住居の広さ、間取り、設計図面など)を管理する。顧客情報管理手段101は、各顧客にID番号を割り当てるとともに、顧客から入力されたこれらの情報をIDに基づいてID別顧客情報ファイル111に保存する。
【0029】
案内情報提供手段102は、顧客側装置120の表示画面上に表示される操作のための案内情報を提供する。
家屋イメージ提供手段103は、顧客側装置120の表示画面上に家屋の画像イメージを提供するための手段であり、特に、顧客側装置120などから提供された平面の画像データを2次元及び3次元画像に変換して提供するためのものである。
【0030】
建材アイテム情報提供手段104は、顧客側装置120からの様々な要求に応じて、建材アイテム情報ファイル112から該当する建材アイテムの情報を取得して、顧客側装置120に提供する。
【0031】
建材アイテム更新手段105は、建材メーカ側装置130からの操作などに基づいて、建材アイテム情報ファイル112の内容を更新する。例えば、建材メーカが新製品を販売した時には、建材アイテム更新手段105を操作して、建材アイテム情報ファイル112に当該新製品の情報を追加することができる。
【0032】
合成イメージ提供手段106は、顧客側装置120において、顧客が表示画面上で建材等を選択しコーディネイトした結果に基づいて、一つの完成した画像イメージを合成する。また、合成イメージ提供手段106は、合成した画像イメージを合成イメージファイル113に保存する。
【0033】
ここで、上記の完成画像イメージはファイルサイズが大きいため、合成イメージファイル113内に多数を保存しようとすると、データベースの記憶容量を圧迫してしまう。そこで、本実施形態では、合成イメージファイル113内に保存される画像イメージが所定の枚数(例えば3枚)を超えると、顧客が選択しコーディネイトした建材アイテムの来歴情報のみを抽出し、これをテキストデータ等の形態で来歴情報ファイル114に保存する。こうして保存された来歴情報は、いつでも読み出して、合成イメージ提供手段106により画像イメージに合成することが可能である。
【0034】
選択利用状況提供手段107は、各顧客が選択クリックした建材アイテム等の履歴をカウントし、この情報を選択利用状況ファイル115に保存する。例えば、建材メーカ側装置130からの要求に応じて、選択利用状況提供手段107が選択利用状況ファイル115に保存された情報を取得して送信するようにしてもよい。
【0035】
以上のような機能を備えるサーバ装置100の具体的な実施例としては、データベース管理システム(DBMS)を含んだホストコンピュータを用いることができる。この場合、顧客情報管理手段101、案内情報提供手段102、家屋イメージ提供手段103、建材アイテム情報提供手段104、建材アイテム更新手段105、合成イメージ提供手段106及び選択利用状況提供手段107手段は、上記ホストコンピュータに含まれるソフトウェアとして実現することが可能である。
【0036】
顧客側装置120は、顧客が自宅などにおいて所有しているインターネットに接続可能なパーソナルコンピュータであり、サーバ装置100との通信はhttp等の通信プロトコルによって行われ、WEBブラウザ又はこれと協働する専用ソフトをユーザインターフェイスとして用いることができる。尚、必要に応じて、顧客側装置120がサーバ装置100からソフトウェアやスクリプト(例えば、ブラウザプラグインなど)をダウンロードして実行するようにすることが可能である。
建材メーカ側装置130及び工務店側装置140はともに、顧客側装置120と同様のインターネットに接続可能なパーソナルコンピュータであってもよいが、専用端末を用いてもよい。
【0037】
尚、本実施形態において、サーバ装置100は、インターネットを通じて他の装置と通信可能でさえあれば任意の場所に設置することができる。例えば、建材メーカ側に設置して建材メーカが管理するようにしてもよいし、あるいは他の場所に設置して通信事業者に管理を委託する形態も可能である。
【0038】
次に、顧客が顧客側装置120を用いてサーバ装置100にアクセスし、本実施形態の住宅シミュレーションシステムを利用するときの動作について説明する。
図2は、顧客が本実施形態の住宅シミュレーションシステムを初めて利用するときの動作を表すフローチャートである。尚、図中、単線で記したブロックはサーバ装置100における処理等を示し、二重線で記したブロックは顧客側装置120における処理等を示しているものとする。
【0039】
まず、顧客は、自宅等に設置している顧客側装置120を用いて、サーバ装置100にアクセスする。実際には、例えば、顧客がWEBブラウザにおいて本実施形態が提供されているWEBサイトのURLを入力することにより、サーバ装置100にアクセスすることが可能である。本実施形態では、顧客はまず上記WEBサイト上において会員登録を行わなければならないので、WEBブラウザ上から顧客自身の情報や住宅情報など(以下、「顧客情報」という)をサーバ装置100に送信する(ステップ201)。
上記の住宅情報には、顧客の自宅(ここでは、自分の所有している又は建てようとしている住宅のことをいう。以下同様。)の画像イメージが含まれる。
【0040】
ここで、顧客がサーバ装置100に自宅の画像イメージを提供するには、様々な手段を用いることができる。顧客が設計図面(通常は立面図)を所有している場合には、これをスキャンして画像イメージ化してサーバ装置100に送信することができる。また、顧客が設計図面を所有していない場合には、デジタルカメラ等で自宅を各方面から撮影するなどして得られる画像イメージをサーバ装置100に送信することができる。あるいは、顧客が作図ソフト(サーバ装置100上で利用するソフト又はサーバ装置100から顧客側装置120にダウンロードして利用するソフトのいずれであってもよい。)を用いて設計図面を作成し、これをサーバ装置100に送信するようにしてもよい。また、上記のいずれの手段も用いることができない場合には、顧客は自宅の設計図面をサーバ管理運営者等に郵送し、これを直接サーバ装置100にアップロードすることも可能である。
【0041】
上記の顧客情報を受信したサーバ装置100の顧客情報管理手段101は、上記顧客にID番号を割り当てて会員登録の処理を行い、受信した顧客情報をID別顧客情報ファイル111に顧客情報を保存するとともに、上記顧客に会員ID及びパスワードを送信する(ステップ202)。会員ID及びパスワードを顧客に送信するのには、Eメールなどを用いるのが一般的である。
【0042】
会員ID及びパスワードを受け取った顧客は、再度上記WEBサイトにアクセスして、会員ID及びパスワードによるオンライン認証を行うと、本実施形態の住宅シミュレーションシステムに基づいたサービスを受けることが可能となる(ステップ203)。
【0043】
次に、サーバ装置100は、サービス案内を顧客側装置120の表示画面上に表示する(ステップ204)。本実施形態では、「自宅のコーディネイト」及び「自宅に関する情報案内」の2つのサービスが案内されるようになっている。顧客は、顧客側装置120において好みのサービスを選択する(ステップ205)。
【0044】
顧客が「自宅のコーディネイト」を選択した場合には、サーバ装置100は、予め登録されている顧客の自宅の設計図面などを含む住宅情報と、顧客が利用可能なコーディネイトアイテムとを取得する(ステップ206)。
【0045】
サーバ装置100の家屋イメージ提供手段103は、受信した上記の設計図面に基づいて、本実施形態の住宅シミュレーションサービスにおけるコーディネイトを行うためのイメージを作成する。具体的には、受信した設計図面の立面図から、シミュレーション用の2次元画像イメージ図面及び3次元パース(透視図, perspective)図面を作成する。
【0046】
尚、この設計図面の立面図から3次元パース図面を作成する作業は、例えば、株式会社富士通インフォソフトテクノロジが販売している「楽々リフォーム」というソフトウェア製品、又はテレシス株式会社が販売している「Archi Win−Planner」というソフトウェア製品を用いて行うことができる。
【0047】
サーバ装置100は、上記のようにして作成した家屋イメージを含むコーディネイト用画面を、顧客側装置120の表示画面に表示する。顧客は、表示画面上で、この家屋イメージの各建築部位に所望のコーディネイトアイテムを割り付けて住宅デザインのシミュレーションを行う(ステップ207)。尚、この画面では、各顧客の顧客情報に応じて、顧客が利用可能な建材アイテムのみが表示されるようになっているのが好ましい(顧客情報管理手段101により管理される)。顧客が所望のコーディネイトアイテムを全て割り付け終わったことを入力すると、サーバ装置100の合成イメージ提供手段106は、家屋イメージと選択された各コーディネイトアイテムとの合成イメージを作成し、これを顧客側装置120の表示画面に表示する(ステップ208)。
【0048】
顧客は、表示された合成イメージを見て、満足すればコーディネイトを終了することができるが、コーディネイトを変更したい場合は、再度ステップ207に戻ってコーディネイトをやり直すことも可能である(ステップ209)。
【0049】
顧客がコーディネイトを終了すると、作成された合成イメージをプリントして(ステップ210)、あるいはサーバ装置100のデータベースに保存して(ステップ211)終了することができる。また、作成された合成イメージを用いて、工務店にアクセスすることも可能である(ステップ212)。工務店にアクセスする場合の動作については、後に詳しく説明する。
【0050】
他方で、ステップ205において、顧客が「自宅に関する情報案内」を選択した場合には、顧客側装置120の表示画面に顧客の自宅に関する情報案内を提供する画面が表示され、さらに顧客は、「メンテナンス案内」、「増改築案内」、「登録情報の閲覧」、「タウン情報」などのメニュー項目を選択することができるようになっている(ステップ213)。
以上が、本実施形態の住宅シミュレーションシステムを初めて利用したときのサーバ装置100及び顧客側装置120における動作である。
【0051】
図3は、顧客が本実施形態の住宅シミュレーションシステムを2度目以降に利用するときの動作を表すフローチャートである。図2と同様に、単線で記したブロックはサーバ装置100における処理等を示し、二重線で記したブロックは顧客側装置120における処理等を示しているものとする。
図3に示すステップ303〜313のうち、図2に示すステップ203〜213に合致しているものは、それぞれ同様の動作を表しているので、ここでは説明を省略する。
【0052】
顧客が本実施形態の住宅シミュレーションシステムを2度目以降に利用する場合には、既に初回利用時において会員登録が済んでいるので、まずWEBサイト上での会員ID及びパスワードによるオンライン認証を行うことになる。
【0053】
顧客がステップ305において「自宅のコーディネイト」を選択すると、サーバ装置100は顧客の会員IDに基づいて、ID別顧客情報ファイル111、合成イメージファイル113及び来歴情報ファイル114から、当該顧客が以前に作成した合成イメージ及び選択したコーディネイトアイテムのデータを取得する(ステップ320)。これにより、顧客は、以前に行ったシミュレーションを考慮しつつ、さらに新たなシミュレーションを行うことが可能となる。
その他のステップは、全て図2に示したものと同じ動作である。
【0054】
図4は、図2のステップ212又は図3のステップ312において、顧客が作成した合成イメージを用いて工務店にアクセスするという操作をした場合の動作を示すフローチャートである。尚、図中、単線で記したブロックはサーバ装置100における処理等を示し、二重線で記したブロックは顧客側装置120における処理等を示し、破線で記したブロックは工務店側装置140における処理等を示しているものとする。
【0055】
まず、サーバ装置100は、登録している工務店の中から、顧客の居住地域等の属性に適合する工務店を抽出し、そのリストを顧客側装置120の表示画面に表示する(ステップ401)。
【0056】
顧客はこの工務店リストから特定の工務店を選択し、さらにサーバ装置100内に保存されている合成イメージから1つを選択する。顧客側装置120は、選択された工務店及び合成イメージの情報とともに顧客の情報(会員IDなど)をサーバ装置100に送信する(ステップ402)。
【0057】
顧客はさらに、工務店に対して依頼したいサービスを複数の選択肢の中から選択することが可能である(ステップ403)。例えば、本実施形態の住宅シミュレーションシステムにより作成した合成イメージに基づいて、工賃等の見積もりを依頼することや、任意に問い合わせを送信することが可能である。
【0058】
ここで、顧客が上記で作成した合成イメージに基づいて工賃等の見積もりを依頼するよう選択した場合には、顧客側装置120はサーバ装置100に必要な情報を添付した見積り依頼を送信する(ステップ404)。この見積もり依頼を受信したサーバ装置100は、当該依頼を工務店側装置140に送信する(ステップ405)。
【0059】
この依頼を受信した工務店側装置140は、固有のキーなどを含む施工業者識別情報をサーバ装置100に送信する(ステップ406)。サーバ装置100がこの施工業者識別情報を受信してはじめて、当該工務店に詳細な顧客情報や合成イメージ等を送信することが許可されるようになっている。
【0060】
サーバ装置100は、サーバ装置100のID別顧客情報ファイル111内に保存されている顧客情報と、上記で選択された合成イメージのデータとを工務店側装置140に送信する(ステップ407)。ここで、合成イメージのデータには、外壁柄、外壁面積、部材の寸法など、顧客がシミュレーションで選択したアイテムの詳細な情報が含まれている。このため、工務店は効率的に見積もりを行うことが可能となる。
【0061】
これを受信した工務店側装置140は、工賃、工期等の見積もりを行い、見積もり結果をサーバ装置100に送信する(ステップ408)。サーバ装置100がこの見積もり結果を顧客側装置120の表示画面上に表示することによって、顧客に見積もりが提示される(ステップ409)。
【0062】
他方で、ステップ403において、顧客が選択した工務店に任意の問い合わせを送信するよう選択した場合には、顧客側装置120の表示画面上に問い合わせフォームが表示されて、顧客は工務店への問い合わせを自由に入力し送信することができるようになる(ステップ410)。
【0063】
この問い合わせはサーバ装置100を経由して工務店側装置140に転送され、工務店側装置140からの回答があると、サーバ装置100はこれを顧客側装置120に返信する(ステップ411)。
以上が、本実施形態の住宅シミュレーションシステムの動作である。
【0064】
尚、本実施形態では、図1に示すように、サーバ装置100と建材メーカ側装置130とが、インターネットを通じて通信するように構成されているが、サーバ装置100を建材メーカ内に設置するなどして、サーバ装置100と建材メーカ側装置130とが直接接続されて通信可能になっていてもよい。この場合、サーバ装置100と建材メーカ側装置130との間の顧客情報等の送受信がインターネットを介さずに行われるので、セキュリティの向上を図ることもできる。
【0065】
次に、本実施形態の住宅シミュレーションシステムを顧客が実際に利用する際に、顧客側装置120の表示画面上に表示されるユーザインターフェイスの実施例を、図5〜図21に示しながら詳細に説明する。
【0066】
図5〜図14は、本実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。図15及び図16は、本実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客が以前に保存した住宅デザインのコーディネイトを呼び出して使用する際の表示例を示す図である。図17〜図21は、本実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【0067】
まず、本システムにアクセスすると、表示画面上には図5に示す案内画面が表示される。ここで、顧客が既に会員登録をしている場合は会員ID及びパスワードを入力してログインし、会員登録をしていない場合には入会手続を行う画面に進むことができるようになっている。
【0068】
会員登録を済ませている顧客が本システムにログインすると、図6に示すサービス案内画面が表示される。ここで、顧客は、本システムにより提供されている「ご自宅のコーディネイト」及び「ご自宅に関する情報案内」のサービスから所望のサービスを選択することができる。
【0069】
上記サービス案内画面において、顧客が「ご自宅のコーディネイト」を選択すると、図7に示すコーディネイトメニュー画面が表示される。ここで、顧客は、好みに応じて自宅を自由にコーディネイトできる「お客様オリジナルのコーディネイト」、システムに予め記憶されている一定のデータから選択してコーディネイトが可能な「おすすめコーディネイト」、及び顧客が過去に行ったコーディネイトのデータを呼び出す「お客様が今までに保存したコーディネイトから選択」の中から選択することができる。
【0070】
上記コーディネイトメニュー画面において、顧客が「お客様オリジナルのコーディネイト」を選択すると、図8に示すオリジナルコーディネイト画面が表示される。この画面には、顧客の自宅の外観パースの画像イメージが表示され、これに合わせてコーディネイト可能なコーディネイトアイテムが表示されている。この例では、コーディネイトアイテムは、「屋根」、「外壁」、「景色」及び「アイテム」から選択することが可能である。
【0071】
上記オリジナルコーディネイト画面において、例えば、顧客が「外壁」を選択した場合には、図9に示す外壁コーディネイト画面が表示される。この画面では、顧客の住宅にコーディネイト可能な外壁の種類として、「和風」、「アーバンモダン」及び「ヨーロッパ風」が表示されている。
【0072】
上記外壁コーディネイト画面において、例えば、顧客が「ヨーロッパ風」を選択した場合には、図10に示す外壁−ヨーロッパ風−コーディネイト画面が表示される。この画面では、顧客の住宅にコーディネイト可能なヨーロッパ風の外壁として、「レンガ調」が表示されている。「レンガ調」などの表示アイテムは、顧客ごとに顧客情報として識別され管理さている。例えば、顧客が北海道に住んでいれば、寒冷な天候に耐えられるような建材アイテムのみが選択肢として表示されるようになっている。
【0073】
上記外壁−ヨーロッパ風−コーディネイト画面において、例えば、顧客が「レンガ調」を選択した場合には、図11に示す画面が表示され、ヨーロッパ風−レンガ調の外壁をコーディネイトした外観パース画像イメージが表示される。
【0074】
ここで、顧客が他の外壁コーディネイトを試してみたい場合には、「外壁を選び直す」を選択すると、再び図9に示す外壁コーディネイト画面が表示されて、他の外壁を再びコーディネイトすることができる。また、顧客がこの外壁コーディネイトに満足した場合には、「他の部分をコーディネイト」を選択すると、再び図8に示すオリジナルコーディネイト画面が表示されて、他の部分のコーディネイトを続行することができる。
顧客がここでコーディネイトを終了させたい場合には、「完成」を選択することにより、後に説明する出来上がりイメージ表示画面に進むことができる。
【0075】
尚、図9に示す外壁コーディネイト画面において、「和風」又は「アーバンモダン」を選択した場合についても、上記同様に、それぞれのデザインの選択画面に進み、図11同様に、選択した建築部材及びデザインをコーディネイトした外観パース画像イメージが表示されるようになっている。
【0076】
また、図8に示すオリジナルコーディネイト画面において、「屋根」、「景色」又は「アイテム」を選択した場合についても、上記同様に、それぞれの建築部材のコーディネイト画面に進み、さらに詳細なデザインを選択すると、図11同様に、選択した建築部材及びデザインをコーディネイトした外観パース画像イメージが表示されるようになっている。
【0077】
顧客は、図8に示す画面から図11に示す画面を繰り返して操作して、所望のコーディネイトを施した外観パース画像イメージを作成することができる。図11に示す画面において、コーディネイトの終了を選択すると、図12に示す出来上がりイメージ表示画面が表示される。顧客は、表示された自宅外観パースの合成イメージを見ながら、「このイメージを保存」、「工務店案内・見積もり依頼」及び「コーディネイトをやり直す」の中から操作を選択することができる。
【0078】
上記出来上がりイメージ表示画面において、「このイメージを保存」を選択すると、図13に示す画面が表示され、顧客は、作成した合成イメージに任意のファイル名を付けてサーバ装置100に保存することができる。続いて、図14に示す画面が表示され、顧客が「サービス案内に戻る」を選択すると、表示画面上には再び図6に示すサービス案内画面が表示される。
【0079】
また、上記出来上がりイメージ表示画面において、「工務店案内・見積もり依頼」を選択すると、上記で図4を参照しながら説明した工務店へのアクセス画面に進むが、以降の操作はここでは説明を省略する。「コーディネイトをやり直す」を選択すると、作成した合成イメージは破棄されて、再度図7に示すコーディネイトメニュー画面が表示される。
【0080】
次に、図7に示すコーディネイトメニュー画面において、「おすすめのコーディネイト」を選択すると、住宅の外観のタイプを示すコーディネイト画面が表示される。この画面では、例えば、「和風」、「アーバンモダン」、「ヨーロッパ風」などの種類が表示され、顧客が好みのタイプを選択すると、予め建材アイテム情報ファイル内に格納されている人気のあるパーツが合成された図12同様の画面が表示される。したがって、顧客はアイテムをひとつひとつ選択する必要なく、住宅の外観イメージを得ることができる。また、この画面からコーディネイトをやり直して、上記のおすすめのコーディネイトのイメージを破棄するようにしてもよい。
【0081】
次に、図7に示すコーディネイトメニュー画面において、「お客様が今までに保存したコーディネイトから選択」を選択すると、図15に示すコーディネイト案選択画面が表示される。この画面では、顧客が以前に保存したコーディネイト案として、「お母さんの案」、「お父さんの案」及び「おばあちゃんの案」が表示されている。
【0082】
上記コーディネイト案選択画面において、例えば、「お母さんの案」を選択すると、図16に示す画面が表示される。この画面では、顧客が以前に「お母さんの案」というファイル名でサーバ装置100に保存していたコーディネイト案の合成イメージが表示される。この画面で、顧客は、「このイメージを保存」、「工務店案内・見積もり依頼」及び「コーディネイトをやり直す」の中から操作を選択することができるが、これらは図12に示す画面と同様の操作なので、ここでは説明を省略する。
【0083】
次に、図6に示すサービス案内画面において、「ご自宅に関する情報案内」を選択すると、図17に示す自宅に関する情報案内画面が表示される。この画面では、顧客は自宅に関する情報サービスとして、「メンテナンス案内」、「増改築案内」、「タウン情報」及び「登録情報」の中から選択することが可能である。
【0084】
図18に示すメンテナンス案内画面では、顧客が以前に購入した製品(例えば、外壁材や屋根材のほか付属部材や外部部材)のメンテナンス案内や意匠見本を閲覧できるようになっている。
【0085】
図19に示す増改築案内画面では、顧客の自宅に関する情報に応じて、増築、改築、補修、インテリア又はエクステリアの購入などの案内を提供する。これらの情報は、設計図面、顧客情報等から推測される築年数などの顧客の自宅の状態に応じて、随時更新されているものとする。
【0086】
図20に示すタウン情報案内画面では、顧客が居住している地域に関する情報を提供する。例えば、地域のニュース、地図、電話帳、各種検索サービスなどを提供することが可能である。
【0087】
図21に示す登録情報案内画面では、顧客の自宅に関してサーバ装置100に登録されている情報を閲覧できるようになっている。登録情報に変更があった場合には、顧客がサーバ装置100にアクセスして登録情報を更新することができるような機能を備えることもできる。
【0088】
以上において、本発明の住宅シミュレーションシステムの一実施形態を説明したが、本発明の住宅シミュレーションシステムは、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更を加ることができる。
【0089】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の住宅シミュレーションシステムによれば、住宅を新築又はリフォームする際に、インターネット等を利用して、顧客一人一人が所有している又は建てようとしている住宅に適合した、デザイン、建材等のコーディネイトを行うことができる。
【0090】
顧客にとっては、自宅の設計図面に基づいたコーディネイトや情報収集などを、家庭内のパーソナルコンピュータ等からいつでも容易に行うことができるので、新築又はリフォームの際に煩雑な作業をする負担が軽減される。また、顧客が一度行った操作に関するデータが、サーバ装置に会員IDベースで保存されるので、顧客は気軽に何度でも自宅の住宅シミュレーションを行うことができる。
【0091】
また、各種業者にとっては、顧客一人一人が所有している又は建てようとしている住宅の詳細な情報が、サーバ装置において効率的に収集及び管理されるので、この情報を営業活動や生産計画に活用するとともに、本発明のシステムに登録されている顧客にとってより魅力的なサービスを積極的に提供することが可能となる。また、会員IDに基づく長期間の顧客管理を行うため、顧客が自宅を新築してから、増築、改装、修繕、リフォームに至るまで、長期間にわたって、住宅に関する包括的なサービスを提供し続けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる住宅シミュレーションシステムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】顧客が上記実施形態の住宅シミュレーションシステムを初めて利用するときの動作を表すフローチャートである。
【図3】顧客が上記実施形態の住宅シミュレーションシステムを2度目以降に利用するときの動作を表すフローチャートである。
【図4】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて作成した合成イメージを用いて工務店にアクセスした場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図6】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図7】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図8】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図9】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図10】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図11】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図12】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図13】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図14】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、住宅デザインのコーディネイトを行う際の表示例を示す図である。
【図15】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客が以前に保存した住宅デザインのコーディネイトを呼び出して使用する際の表示例を示す図である。
【図16】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客が以前に保存した住宅デザインのコーディネイトを呼び出して使用する際の表示例を示す図である。
【図17】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【図18】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【図19】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【図20】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【図21】上記実施形態の住宅シミュレーションシステムにおいて、顧客の自宅に関する情報案内サービスを提供する際の表示例を示す図である。
【符号の説明】
100   サーバ装置
101   顧客情報管理手段
102   案内情報提供手段
103   家屋イメージ提供手段
104   建材アイテム情報提供手段
105   建材アイテム更新手段
106   合成イメージ提供手段
107   選択利用状況提供手段
111   ID別顧客情報ファイル
112   建材アイテム情報ファイル
113   合成イメージファイル
114   来歴情報ファイル
115   選択利用状況ファイル
120   顧客側装置
130   建材メーカ側装置
140   工務店側装置

Claims (12)

  1. 住宅の各建材のイメージを提供する建材イメージ提供手段と、複数のイメージを合成する合成イメージ提供手段とを備え、顧客側装置と通信可能なサーバ装置を含み、
    前記サーバ装置は、顧客の住宅の画像イメージを取得し、前記建材イメージ提供手段により前記画像イメージに建材イメージを付加し、前記合成イメージ提供手段により前記画像イメージ及び前記建材イメージを合成した合成イメージを前記顧客側装置に提供する住宅シミュレーションシステム。
  2. 前記サーバ装置は、前記顧客の住宅の画像イメージを前記顧客側装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の住宅シミュレーションシステム。
  3. 前記サーバ装置は、顧客の情報を管理する顧客情報管理手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の住宅シミュレーションシステム。
  4. 前記サーバ装置は、顧客が行った選択を記憶し読み出す選択利用状況提供手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の住宅シミュレーションシステム。
  5. 前記サーバ装置は、IDに基づいて顧客情報を記憶するID別顧客情報ファイルと、前記建材の情報を記憶する建材アイテム情報ファイルと、前記合成イメージを記憶する合成イメージファイルとを含むデータベースを備えていることを特徴とする請求項1に記載の住宅シミュレーションシステム。
  6. 前記データベースはさらに、前記合成イメージファイルの合成要素に関する情報を記憶する来歴情報ファイルを含んでいることを特徴とする請求項5に記載の住宅シミュレーションシステム。
  7. 前記データベースはさらに、顧客が行った選択を記憶する選択利用状況ファイルを含んでいることを特徴とする請求項5に記載の住宅シミュレーションシステム。
  8. 前記サーバ装置の前記データベースに記憶されている建材アイテム情報ファイルを読み取り及び書き込みすることが可能な建材メーカ側装置をさらに含んでいることを特徴とする請求項5に記載の住宅シミュレーションシステム。
  9. 前記建材メーカ側装置は、前記顧客が行った選択の記録を前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項8に記載の住宅シミュレーションシステム。
  10. 前記サーバ装置はさらに、建材アイテム更新手段を含んでおり、前記建材メーカ側装置は該建材アイテム更新手段を用いて前記建材アイテム情報ファイルを読み取り及び書き込みすることを特徴とする請求項8に記載の住宅シミュレーションシステム。
  11. 工務店側装置をさらに含んでおり、顧客が条件に応じて、前記サーバ装置を介して該工務店側装置にアクセス可能であることを特徴とする請求項1に記載の住宅シミュレーションシステム。
  12. 顧客側装置と通信可能なサーバ装置であって、
    住宅の各建材のイメージを提供する建材イメージ提供手段と、複数のイメージを合成する合成イメージ提供手段とを備えており、
    前記サーバ装置は、顧客の住宅の画像イメージを取得し、前記建材イメージ提供手段により前記画像イメージに建材イメージを付加し、前記合成イメージ提供手段により前記画像イメージ及び前記建材イメージを合成した合成イメージを前記顧客側装置に提供することを特徴とするサーバ装置。
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