JP7367916B2 - 住宅設計システム、及び住宅設計方法 - Google Patents

住宅設計システム、及び住宅設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、住宅設計システム、及び住宅設計方法に関するものである。
例えば、特許文献1には、インターネット上のWWWサーバとして機能する情報処理手段と、電子メールサーバとして機能する情報処理手段と、住宅の概略外観デザイン、内部レイアウト等の写真や図面の情報ファイルを多数集約した住宅デザインのデータベースを管理する情報管理手段と、前記住宅デザインのデータベースの蓄積情報に応じた変更デザインの情報ファイルを多数集約した変更デザインのデータベースを管理する情報管理手段と、建築基準法に基づき住宅建築場所に対応した各種の法的条件、建築性能表示、設備機能、建築機能等の文章や地図の情報ファイルを多数集約した建築基準法を含む建築諸条件のデータベースを管理する情報管理手段と、建築部材とその単価、及び建築手数料等の建築価格情報ファイルを多数集約した建築費用のデーターベースを管理する情報管理手段と、ユーザーIDをキーとして格納し、ユーザーが前記各データベースを検索閲覧して選択したユーザーの選択データを記録するユーザーリストファイルを多数集約したデータベースを管理する情報処理手段と、インターネットを通じてアクセスしてくるユーザーのコンピュータと文書画像の表示により情報交換することでユーザーIDを確認するとともに当該ユーザーのコンピュータの要求に応じて、前記住宅デザインのデータベースの蓄積情報を検索閲覧させるとともに、ユーザーから住宅建築場所に関する情報を入力されると建築基準法を含む建築諸条件のデータベースを検索閲覧して前記住宅建築場所に該当する建築基準法を含む建築諸条件を選出した上で、前記住宅デザインのデータベースの蓄積情報の中から検索閲覧させている状態において、当該ユーザーのコンピュータにて所定の操作入力が行われて前記建築基準法を含む建築諸条件に合致した住宅デザインの選択が行なわれたことを認知した場合に、その操作入力情報及びユーザーIDに基づいて、そのユーザーIDに該当する前記ユーザーリストファイルにユーザー操作入力情報に対応して前記選択された住宅デザインを記録するとともにユーザーに前記選択された住宅デザインやその建築価格の変更の有無を問い合せし、該選択した住宅デザインについてのデザインの変更やその建築価格の変更要求があれば、前記変更デザインの情報ファイルと建築価格情報ファイルを検索閲覧させて、最終的に決定した住宅デザインをそのユーザーのユーザーIDに該当する前記ユーザーリストファイルに記録するとともに、決定した住宅デザインの住宅の建築に必要な設計図、施行図面、部材リスト、確認申請書等の設計図書をユーザーに提供する情報処理手段とを備えたことを特徴とする住宅建築支援情報サービス装置が開示されている。
また、特許文献2には、入力部と記憶部と表示部とを備える建築物設計支援装置であって、前記入力部を用いたユーザの操作に応じて、設計対象である建築物の構成要素を前記表示部に図形で表示することにより、前記表示部上に前記建築物の図面を作成する図面作成手段と、1以上の前記構成要素を操作対象とする前記操作のうち所定種類の操作について、前記操作対象を示す情報と操作内容を示す情報とを含む操作情報を、前記記憶部にテキストデータで保存する操作情報保存手段と、前記記憶部に保存されている前記操作情報に基づいて、前記操作対象と前記操作内容とを示す操作記録を前記表示部に表示する操作記録表示手段と、を備えることを特徴とする建築物設計支援装置が開示されている。
特開2004-280733号公報 特開2012-38084号公報
本発明は、より効率的に住宅の設計を行う住宅設計システムを提供することを目的とする。
本発明に係る住宅設計システムは、施主が住宅の建築図面を閲覧するユーザ端末と、前記建築図面に関するデータを前記ユーザ端末と送受信する受託者端末とを有し、前記ユーザ端末は、住宅の3次元設計の建築図面を表示する表示部と、前記表示部により表示された建築図面を、前記施主の操作に基づいて編集する編集部と、前記編集部により編集された、編集内容を含む編集データを前記受託者端末に送信する送信部とを有する。
好適には、前記ユーザ端末の表示部は、前記受託者端末により送信された建築図面に基づいて、3次元仮想空間における住宅内部を表示し、施主の操作に応じて、3次元仮想空間における、視点位置または視線方向を変化させる。
好適には、前記ユーザ端末は、前記住宅に採用可能な資材のカタログを格納する資材格納部をさらに有し、前記編集部は、建築図面に反映させる住宅の資材を、前記資材格納部に格納されるカタログの中から、施主が選択した資材に変更し、前記送信部は、前記編集部により変更された資材の識別情報を前記受託者端末に送信し、前記表示部は、前記編集部に変更された資材に基づいて、建築図面の表示を変更する。
好適には、前記表示部、前記編集部、及び前記送信部は、建築図面が取り込まれたアプリケーションソフトウェアをダウンロードし、インストールすることにより機能する。
好適には、前記ユーザ端末は、前記編集部による編集前の建築図面と前記編集部による編集後の建築図面との差分を抽出する差分抽出部をさらに有し、前記送信部は、差分抽出部により抽出された差分を前記受託者端末に送信する。
好適には、前記ユーザ端末は、前記3次元仮想空間における、視点位置及び視線方向を連続的に切り替える視点切替部をさらに有し、前記表示部は、前記視点切替え部により切替えられた視点位置に基づいて、建築図面を表示する。
好適には、前記ユーザ端末は、住宅の建築される方角、及び建築図面における窓の大きさと位置とに基づいて、各部屋の内部の明度を変更する明度変更部をさらに有し、前記表示部は、前記明度変更部に基づいて変更された明度を反映した建築図面を表示する。
好適には、前記ユーザ端末は、施主による時刻の指定に基づいて、住宅内へ差し込む太陽光の角度と量とを算出する光量算出部をさらに有し、前記明度変更部は、前記光量算出部により算出された太陽光の角度と量とに基づいて各部屋の内部の明度を変更する。
本発明に係る住宅設計方法は、建築図面に関するデータをユーザ端末と送受信する受託者端末が、住宅の3次元設計の画像データを、前記画像データを編集するアプリケーションソフトウェアに取り込む取り込みステップと、施主が住宅の建築図面を閲覧するユーザ端末が、前記取り込みステップにより画像データの入力されたアプリケーションソフトウェアをダウンロードするダウンロードステップと、前記ユーザ端末が、前記ダウンロードステップによりダウンロードしたアプリケーションソフトウェアに基づいて、住宅の3次元設計の建築図面を表示する表示ステップと、前記ユーザ端末が、前記表示ステップにより表示された建築図面を、前記施主の操作に基づいて編集する編集ステップと、前記ユーザ端末が、前記編集するステップにより編集された画像データと編集される前の画像データとの差分データを前記受託者端末に送信する送信ステップとを有する住宅設計方法。
本発明によれば、より効率的に住宅設計を行う住宅設計システムを提供することができる。
住宅設計システム1のハードウェア構成を例示する図である。 図面編集プログラム30の機能構成を例示する図である。 受託者端末5とユーザ端末3との建築図面送受信処理(S10)を説明するフローチャートである。 ユーザ端末3における、建築図面編集処理(S20)を説明するフローチャートである。 ユーザ端末3における、明度変更処理(S30)を説明するフローチャートである。 ユーザ端末3に表示される建築図面の画面例である。
従来の住宅建築では、施主がハウスメーカーまたは工務店等に出向き、対面による打ち合わせを行っていた。具体的には、従来の住宅建築では、建築図面の完成までのステップである、施主による建築図面作成の依頼、施主の要望のヒヤリング、要望に基づいた住宅の建築図面の作成、建築図面の3次元制作、及びコーディネートまでを対面式の打ち合わせで行っていた。しかし、この方法では、施主が何度も来店する手間が施主かかり、また限られた打ち合わせ時間の中で施主が細部まで納得のいく選択をするのは難しい。
そこで、住宅設計システム1では、施主がハウスメーカーまたは工務店に来店することなく、非対面式の打ち合わせにより住宅の建築図面を完成させることを実現する。具体的には、住宅設計システム1は、建築図面の動画または静止画を表示及び編集できるアプリケーションソフトウェアを施主が操作する端末にインストールし、このアプリケーションソフトウェアを利用してネットワークを介して遠隔にいる受託者と打ち合わせを実施し、建築図面を完成させるものである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、住宅設計システム1のシステム構成を例示する図である。
図1に例示するように、住宅設計システム1は、ユーザ端末3、受託者端末5、及び建築図面管理端末7を含む。
ユーザ端末3は、コンピュータ端末であり、受託者端末5と住宅の建築図面の画像データの送受信を行う。ユーザ端末3の操作者であるユーザは、住宅の施主である。本例において、ユーザ端末3は、スマートフォン、又は、タブレット型情報端末等である。
受託者端末5は、コンピュータ端末であり、施主の要望に基づいて設計された建築図面を送信、及びユーザ端末3から編集された建築図面を受信する。受託者端末5は、施主から住宅の建築図面を依頼された受託者が操作する。本例において、ユーザ端末3は、スマートフォン、又は、タブレット型情報端末等である。
建築図面管理端末7は、コンピュータ端末であり、建築図面の画像データが取り込まれた図面編集アプリケーションソフトウェアを保持する。
ユーザ端末3、受託者端末5、及び建築図面管理端末7は、インターネットを介して相互に接続されている。
図2は、ユーザ端末3の機能構成を例示する図である。
図2に例示するように、ユーザ端末3には、図面編集プログラム30がインストールされると共に、メッセージ履歴データベース600(メッセージ履歴DB600)及び資材格納データベース610(資材格納DB610)が構成される。
図面編集プログラム30は、メッセージ管理部300、受信部302、表示部304、編集部306、資材格納部308、操作検知部310、差分抽出部312、送信部314、視点切替え部316、明度変更部318、及び光量算出部320を有する。なお、これらの機能は、予め、受託者により建築図面が取り込まれた図面編集アプリケーションソフトウェアをユーザ端末3にインストールすることにより機能する。
メッセージ管理部300は、受託者端末3とメッセージの送受信及び、送受信したメッセージの履歴の管理を行う。具体的には、メッセージ管理部300は、チャット形式で文字、画像、及び動画を送受信する。施主は、メッセージ管理部300により建築する住宅への要望を提示し、受託者は、メッセージ管理部300により、要望をヒヤリングし、施主への提案を行う。メッセージは、日時を制限されることなく送受信できるため、対面の打ち合わせと異なり、施主及び受託者にとって決まった時間を割くことがないため効率的である。また、メッセージ管理部300は、送受信したメッセージの履歴をメッセージ履歴DB600に保持するため、トラブルの防止に役立つ。
受信部302は、受託者が建築図面を編集した編集データを受信する。
表示部304は、住宅の3次元設計の建築図面をユーザ端末3に表示する。具体的には、表示部304は、受託者端末5により送信された建築図面に基づいて、3次元仮想空間における住宅内部を表示し、施主の操作に応じて、3次元仮想空間における、視点位置または視線方向を変化させる。表示部304は、3次元設計の建築図面に特化した表示機能を有する。
編集部306は、表示部304により表示された建築図面を、施主の操作に応じて編集する。具体的には、編集部306は、建築図面に反映させる住宅の資材を、資材格納部308(後述)に格納されるカタログの中から、施主が選択した資材に変更する。住宅の資材とは、例えば、建具、壁紙、床材等である。さらに、編集部306は、操作検知部310により資材へのタッチ操作を検知した場合に、採用可能な資材の一覧を資材格納DB610から取得し、表示する。
資材格納部308は、住宅に採用可能な資材のカタログを格納する。具体的には、資材格納部308は、資材格納DB610に編集可能な資材のカタログを保持し、管理する。また、資材格納部308は、資材メーカーのカタログの更新、削除、変更があった場合に、資材格納DB610の資材のカタログを更新、削除、変更する。
操作検知部310は、施主による変更可能な資材へのタッチ操作を検知する。具体的には、操作検知部310は、施主によるタッチ操作された部分が変更可能な資材であるか否かを判定する。また、操作検知部310は、施主がタッチ操作された部分が住宅の構造に影響する資材である場合は、変更を禁止する。
差分抽出部312は、編集部306による編集前の建築図面と編集部306による編集後の建築図面との差分を抽出し、編集データとする。
送信部314は、編集部306により編集された、編集内容を含む編集データを受託者端末5に送信する。具体的には、送信部314は、差分抽出部312により抽出された差分を受託者端末5に送信する。送信部314は、編集データのみを送信するため、建築図面の全部のデータを送信する場合と比較してデータ量が少なく済む。特に、3次元設計の建築図面等のデータ量が多い場合に編集データのみを送受信することは、ネットワークの負荷の軽減、スムーズな操作の実現に有効である。
視点切替え部316は、3次元仮想空間における、視点位置及び視線方向を連続的に切り替える。
明度変更部318は、住宅の建築される方角、及び建築図面における窓の大きさと位置とに基づいて、住宅の内部の明度を変更する。さらに、明度変更部318は、光量算出部320(後述)により算出された光量に基づいて住宅内部の明度を変更する。例えば、窓が南向きであり、既定の窓の大きさよりも大きければ、窓を通して住宅内へ入る光量は多く、住宅内の明度は高くなる。したがって、表示部304は、より明度を高く住宅内を表示する。これにより、施主は、実際の住宅内での明るさ、色の見え方に近い3次元空間の建築図面を見ることができる。
光量算出部320は、施主による時刻の指定に基づいて、住宅内へ差し込む太陽光の角度と量とを算出する。具体的には、光量算出部320は、施主により指定された時刻における太陽の位置に基づいて、窓から住宅内へ差し込む光量を算出する。
図3は、建築図面送受信処理(S10)を説明するフローチャートである。
図3に例示するように、ステップ100(S100)において、施主から住宅建築の依頼を受けた受託者は、作成した3次元設計の建築図面のデータを、建築図面の編集が可能なアプリケーションソフトウェアに取り込み、建築図面管理端末7に保存する。
ステップ105(S105)において、作成された建築図面のデータが取り込まれたアプリケーションソフトウェアが保存されている建築図面管理端末7の接続先情報を二次元コードにし、施主の操作するユーザ端末3へ生成した二次元コードを送信する。
ステップ110(S110)において、ユーザ端末3は、受信した二次元コードに含まれる建築図面管理端末7の接続先情報に基づいて、建築図面管理端末7に接続し、作成された建築図面のデータが取り込まれたアプリケーションソフトウェアをダウンロードする。施主は、ダウンロードしたアプリケーションソフトウェアをユーザ端末3にインストールする。ユーザ端末3の表示部304は、インストールの完了と共に、取り込まれていた建築図面を表示する。
ステップ115(S115)において、操作検知部310は、施主による、建築図面上の資材へのタッチ操作を検知し、編集部306は、タッチ操作に基づいて資材を変更する。
ステップ120(S120)において、差分抽出部312は、編集前の建築図面と編集後の建築図面との差分を抽出し、抽出した内容を編集データとする。
ステップ125(S125)において、送信部314は、差分抽出部312により抽出された編集データを受託者端末5に送信する。
ステップ130(S130)において、受託者端末5は、編集データを受信し、編集前の建築図面編集データに編集データを反映させて表示する。
なお、図3の建築図面送受信処理(S10)を説明するフローチャートでは、施主により編集された編集データが受託者端末5に送信されているが、受託者端末5がさらに編集を行った場合も、編集データのみをユーザ端末3に送信する。
図4は、ユーザ端末3における建築図面編集処理(S20)を説明するフローチャートである。
図4に例示するように、ステップ200(S200)において、ユーザ端末3に建築図面を編集可能なアプリケーションソフトウェアをインストールすると共に、表示部304は、既に取り込まれている3次元設計の建築図面を表示する。
ステップ205(S205)において、操作検知部310は、施主による建築図面へのタッチ操作を検知する。
ステップ210(S210)において、操作検知部310により検知された部分が変更可能な資材である場合に、建築図面編集処理(S20)は、S215へ移行し、変更可能な資材でない場合にS205へ移行する。
ステップ215(S215)において、資材格納部308は、資材DB610より施主が選択した資材に関連付けられるカタログを読み出し、変更可能な資材の候補としてユーザ端末3に表示する。
ステップ220(S220)において、操作検知部310は、表示されたカタログの中から施主による資材の選択を検知する。
ステップ225(S225)において、表示部304は、表示されている資材を、操作検知部310により検知された資材に変更する。
ステップ230(S230)において、差分抽出部312は、編集前の建築図面と施主の操作により変更された建築図面との差分を抽出し編集データとする。編集データには、変更された資材の識別番号(例えば、製品番号)が含まれる。
ステップ235(S235)において、送信部314は、差分抽出部312により作成された編集データを受託者端末5に送信する。
図5は、ユーザ端末3における、明度変更処理(S30)を説明するフローチャートである。
図5に例示するように、ステップ300(S300)において、図面編集アプリケーションソフトウェアのユーザインターフェースは、施主による時間帯の入力を受け付ける。
ステップ305(S305)において、光量算出部320は、受け付けた時間帯における太陽の位置から、住宅内へ差し込む太陽光の角度と量とを算出する。
ステップ310(S310)において、明度変更部318は、光量算出部320により算出された光量と、住宅の向き、窓の位置、及び窓の大きさに基づいて、住宅内の明度を決定する。
ステップ315(S315)において、表示部304は、明度変更部318により決定された明度に基づいて住宅内を表示し、光が当たらない場所の明度は低く表示する。
図6は、ユーザ端末3に表示される建築図面の画面例である。
図6に例示するように、建築図面の画面例には仮想人物が表示され、視点切替え部316は、仮想人物の視点位置または視線方向を変化させる。表示部304は、仮想人物の視点位置または視点方向に基づいて建築図面を表示する。すなわち、ユーザ端末3では、3次元仮想空間における住宅内部に仮想人物を配置し、仮想人物をウォークスルーにより移動させることで施主は建築図面を閲覧することが可能である。また、各部屋を選択するタブが表示され、タブを選択すると選択した部屋へ視点を移動することができる。
このような表示方法を用いれば、例えば、施主による編集により壁紙が変更された場合、施主は、様々な位置及び角度から変更された壁紙を確認すること、また、全体のイメージを確認することが可能である。さらに、ウォークスルーにより建築図面を閲覧することで、施主は、実際に日常生活を送っているかのような見え方を確認することができる。
以上説明したように、住宅設計システム1は、施主と受託者とが対面することなく、互いに遠隔地にいたとしても、図面編集アプリケーションソフトウェアがインストールされたユーザ端末3があれば、住宅の3次元設計の建築図面の閲覧、編集、建築図面の送受信が可能となり、建築図面を完成させることが可能である。また、図面編集アプリケーションソフトウェアをダウンロードするため、ユーザ端末に予め、3次元仮想空間の建築図面を閲覧するための性能は必要ない。また、従来であれば、施主が資材の変更希望する場合、要望を出した後、受託者が資材の変更を建築図面に反映し、反映させた建築図面を施主が確認するという流れであるが、住宅設計システム1では、施主により住宅内の資材の変更が可能であるため、何度でも変更し、変更後の建築図面を確認することができる。さらに、変更できる資材以外の部分(例えば、構造に係る部分)の変更は制限されているため、施主の編集操作が住宅の構造に影響を及ぼすことはない。
また、3次元設計の建築図面を閲覧及び編集可能なアプリケーションソフトウェアは一般的には、高額であり、編集の操作方法も複雑であるが、本発明の図面編集アプリケーションソフトウェアは、編集機能を簡易な操作に限定しているため、一般のユーザにとっても操作方法が明確であり、提供しやすい。
上記実施形態では、明度変更部318は、住宅内へ入る光の当たり方や光量に基づいて明度を変更しているが、これに限定されず、例えば、明度変更部318は、明度に加え、住宅内へ入る光の当たり方や光量に基づいて、資材のテクスチャーを想起させる表示をしてもよい。例えば、凹凸を有する壁紙の表示において、影となる部分はより暗い色を表示してもよい。
1 住宅設計システム
3 ユーザ端末
5 受託者端末
7 建築図面管理端末

Claims (8)

  1. 施主が住宅の建築図面を閲覧するユーザ端末と、前記建築図面に関するデータを前記ユーザ端末と送受信する受託者端末とを有し、
    前記ユーザ端末は、
    住宅の3次元設計の建築図面を表示する表示部と、
    前記表示部により表示された建築図面を、前記施主の操作に基づいて編集する編集部と、
    前記編集部により編集された、編集内容を含む編集データを前記受託者端末に送信する送信部と
    を有し、
    前記表示部、前記編集部、及び前記送信部は、建築図面が取り込まれたアプリケーションソフトウェアをダウンロードし、インストールすることにより機能し、
    前記編集部は、資材以外の構造に係る部分の変更は制限される
    住宅設計システム。
  2. 前記受託者端末は、3次元設計された住宅の建築図面を前記ユーザ端末に送信し、
    前記ユーザ端末の表示部は、前記受託者端末により送信された建築図面に基づいて、3次元仮想空間における住宅内部を表示し、施主の操作に応じて、3次元仮想空間における、視点位置または視線方向を変化させる
    請求項1に記載の住宅設計システム。
  3. 前記ユーザ端末は、
    前記住宅に採用可能な資材のカタログを格納する資材格納部
    をさらに有し、
    前記編集部は、建築図面に反映させる住宅の資材を、前記資材格納部に格納されるカタログの中から、施主が選択した資材に変更し、
    前記送信部は、前記編集部により変更された資材の識別情報を前記受託者端末に送信し、
    前記表示部は、前記編集部に変更された資材に基づいて、建築図面の表示を変更する
    請求項2に記載の住宅設計システム。
  4. 前記ユーザ端末は、
    前記編集部による編集前の建築図面と前記編集部による編集後の建築図面との差分を抽出する差分抽出部
    をさらに有し、
    前記送信部は、差分抽出部により抽出された差分を前記受託者端末に送信する
    請求項2に記載の住宅設計システム。
  5. 前記ユーザ端末は、
    前記3次元仮想空間における、視点位置及び視線方向を連続的に切り替える視点切替え部
    をさらに有し、
    前記表示部は、前記視点切替え部により切替えられた視点位置に基づいて、建築図面を表示する
    請求項2に記載の住宅設計システム。
  6. 前記ユーザ端末は、
    住宅の建築される方角、及び建築図面における窓の大きさと位置とに基づいて、各部屋の内部の明度を変更する明度変更部
    をさらに有し、
    前記表示部は、前記明度変更部に基づいて変更された明度を反映した建築図面を表示する
    請求項1に記載の住宅設計システム。
  7. 前記ユーザ端末は、
    施主による時刻の指定に基づいて、住宅内へ差し込む太陽光の角度と量とを算出する光量算出部
    をさらに有し、
    前記明度変更部は、前記光量算出部により算出された太陽光の角度と量とに基づいて各部屋の内部の明度を変更する
    請求項6に記載の住宅設計システム。
  8. 建築図面に関するデータをユーザ端末と送受信する受託者端末が、住宅の3次元設計の画像データを、前記画像データを編集するアプリケーションソフトウェアに取り込む取り込みステップと、
    施主が住宅の建築図面を閲覧するユーザ端末が、前記取り込みステップにより画像データの入力されたアプリケーションソフトウェアをダウンロードするダウンロードステップと、
    前記ユーザ端末が、前記ダウンロードステップによりダウンロードしたアプリケーションソフトウェアに基づいて、住宅の3次元設計の建築図面を表示する表示ステップと、
    前記ユーザ端末が、前記表示ステップにより表示された建築図面を、前記施主の操作に基づいて編集する編集ステップと、
    前記ユーザ端末が、前記編集するステップにより編集された画像データと編集される前の画像データとの差分データを前記受託者端末に送信する送信ステップと
    を有し、
    前記編集ステップは、資材以外の構造に係る部分の変更は制限される
    住宅設計方法。
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