JP2002358344A - 工事情報管理システム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、および、プログラム - Google Patents

工事情報管理システム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、および、プログラム

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JP2002358344A
JP2002358344A JP2001165688A JP2001165688A JP2002358344A JP 2002358344 A JP2002358344 A JP 2002358344A JP 2001165688 A JP2001165688 A JP 2001165688A JP 2001165688 A JP2001165688 A JP 2001165688A JP 2002358344 A JP2002358344 A JP 2002358344A
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JP2001165688A
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Junichi Ono
順一 大野
Hirohisa Inomoto
浩久 井ノ本
Mariko Yamaguchi
万梨子 山口
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CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施主や第3者機関に対して建設業者が行う工
事の内容や進捗を分かりやすく表示し、リアルタイムで
工事に関連する情報を提供することのできるシステム等
を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるシステムは、工事に関す
る情報を処理するデータセンタ装置100と、施主と建
設業者と第3者機関とのうち少なくとも一のクライアン
ト装置200とを、ネットワーク300を介して通信可
能に接続して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事情報管理シス
テム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、および、
プログラムに関し、特に、施主の物件に対して建設業者
が行う工事の予定工程とその進捗を管理する工事情報管
理システム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、お
よび、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋等の物件について建設業者に
建設等の工事を発注する施主が、工事の進捗や内容を確
認する際には、建設業者側による口頭または図面による
説明を受けるか、若しくは、施主が直接工事現場に出向
いて確認を行っていた。
【0003】また、「住宅品質確保促進法(以下「住宅
品確法」という)は、住宅の品質確保と消費者保護を目
的とするものである。ここで、住宅品確法は、2つの柱
として「瑕疵保証制度」および「住宅性能表示制度」を
持つ。これはすべての新築住宅に適応されるものであ
り、住宅供給者側は法的な義務の元に、10年以上の瑕
疵担保期間の設置や対応等を行う必要がある。
【0004】これらの対応は、自社内に資源が豊富な大
手のハウスメーカー等ならば補完が可能であるが、中小
零細の地場工務店等では難しい部分がある。そのため政
府公認の住宅保証機関(以下「第3者機関」と称す
る。)が設置された。住宅供給者である建設業者は、必
要に応じて、第3者機関から、住宅性能評価や瑕疵判
断、瑕疵発生時の費用一部負担(保険)を受けることと
なる。この際、建設業者は、第3者機関に登録する必要
がある。
【0005】ここで、第3者機関が、登録された建設業
者が工事を行う物件について、その工事の進捗や内容を
確認する際には、建設業者側による口頭または図面によ
る説明を受けるか、若しくは、第3者機関の担当者が直
接工事現場に出向いて確認を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、施主
は、一般的に、家屋等の物件を建設または修理しようと
する普通の消費者であり、工事に関する専門的な知識や
豊富な経験を有していないことが多い。しかしながら、
建設業者が行う工事の進捗の確認や、工事内容の確認を
行うためには専門的な知識や経験を必要とするため、結
果的に、施主は建設業者の説明をそのまま信じざるを得
ず、建設業者の言いなりになってしまう場合が多いとい
う問題点を有していた。
【0007】また、第3者機関にとっても、該第3者機
関に登録する建設業者が施工する全ての物件の工事につ
いて、工事に関する専門的な知識や豊富な経験を有する
担当者を派遣し、その進捗の確認や工事内容の確認を行
うことは、現実には困難であるという問題点を有してい
た。
【0008】また、工事の途中で施主側の事情等により
工事内容を変更しなければならない事態が発生すること
も多い。例えば、施主が家を新築する際に部屋の壁紙や
床材等の内装を建築途中で変更する場合等である。この
ような場合においては、工事の進捗上既に完了した工程
についてやり直しをする必要が生じたり、既に発注した
部品等が不要になったりするため、施主側または建設業
者側において余分な支出や労力がかかる場合が多い。
【0009】すなわち、従来、工事内容の変更がどの時
期まで対処可能であるかは、施主には詳細に知らされて
いないか、または、その変更が非常に複雑な手続きや余
分な費用を伴うため、施主側で可能な範囲で工事内容の
変更を容易にすることができないという問題点を有して
いた。
【0010】また、建設業者側にとっても、対処可能な
範囲で施主の要望を取り入れて工事内容の変更をするこ
と、また、工事の設計段階では発売されていなかった部
材等を対処可能な範囲で工事中に施主に勧めることは、
施主の顧客満足度を高めるという観点から鑑みても好ま
しいことであるが、工事の進捗にあわせてリアルタイム
にこれらの情報を施主に与えることは非常に困難であっ
た。
【0011】また、建設業者にとって、施主や登録する
第3者機関の担当者との間で、工事に対する認識のズレ
等を防止するためにも、良好な人間関係を築き上げる必
要があるが、建設業者側の担当する営業マンや作業員等
に関する情報を施主に対して効率的に提供しつつ、両者
間で密接な相互コミュニケーションを図ることが困難で
あるという問題点を有していた。
【0012】このように、従来のシステム等は数々の問
題点を有しており、その結果、施主、建設業者および第
3者機関のいずれにとっても、利便性が悪く、また、利
用効率が悪いものであった。本発明は上記問題点に鑑み
てなされたもので、施主等に対して建設業者が行う工事
の内容や進捗を分かりやすく表示し、リアルタイムで工
事に関連する情報を提供することのできる、工事情報管
理システム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、お
よび、プログラムを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の工事情報管理システムは、工
事に関する情報を処理する工事情報処理装置と、施主と
建設業者と第3者機関とのうち少なくとも一の情報端末
装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構
成された工事情報管理システムであって、上記工事情報
処理装置は、上記施主の物件に対して上記建設業者が行
う工事の予定工程に関する予定工程情報を格納する予定
工程情報格納手段と、上記予定工程に対して上記建設業
者が行った工事の進捗に関する工事進捗情報を格納する
工事進捗情報格納手段と、上記予定工程情報格納手段に
て格納された上記予定工程情報と、上記工事進捗情報格
納手段にて格納された上記工事進捗情報とを含む工事ス
ケジュール画面を作成する工事スケジュール画面作成手
段と、上記工事スケジュール画面作成手段にて作成され
た上記工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対し
て送信する工事スケジュール画面送信手段とを備え、上
記情報端末装置は、上記工事スケジュール画面を上記工
事情報処理装置から受信する受信手段と、上記受信手段
にて受信した上記工事スケジュール画面を出力する出力
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】このシステムによれば、施主の物件に対し
て建設業者が行う工事の予定工程に関する予定工程情報
を格納し、予定工程に対して建設業者が行った工事の進
捗に関する工事進捗情報を格納し、格納された予定工程
情報と、工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を
作成し、作成された工事スケジュール画面を情報端末装
置に対して送信するので、施主や第3者機関に対して建
設業者が行う工事の内容や進捗を分かりやすく表示し、
リアルタイムでこれらの情報を提供することができる。
すなわち、工事情報処理装置(実施の形態におけるデー
タセンタ装置100が概念的に対応する)において工事
の予定工程とその進捗に関する情報を一括管理し、施主
や建設業者や第3者機関が情報端末装置(実施の形態に
おけるクライアント装置200が概念的に対応する)を
用いてこれらの情報を閲覧することができるようになる
ので、工事の内容や進捗を利用者に対してリアルタイム
で提供することができる。
【0015】また、本発明は工事情報処理装置に関する
ものであり、請求項2に記載の工事情報処理装置は、施
主と建設業者と第3者機関とのうち少なくとも一の情報
端末装置にネットワークを介して通信可能に接続して構
成され、工事に関する情報を処理する工事情報処理装置
であって、上記施主の物件に対して上記建設業者が行う
工事の予定工程に関する予定工程情報を格納する予定工
程情報格納手段と、上記予定工程に対して上記建設業者
が行った工事の進捗に関する工事進捗情報を格納する工
事進捗情報格納手段と、上記予定工程情報格納手段にて
格納された上記予定工程情報と、上記工事進捗情報格納
手段にて格納された上記工事進捗情報とを含む工事スケ
ジュール画面を作成する工事スケジュール画面作成手段
と、上記工事スケジュール画面作成手段にて作成された
上記工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対して
送信する工事スケジュール画面送信手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0016】この装置によれば、施主の物件に対して建
設業者が行う工事の予定工程に関する予定工程情報を格
納し、予定工程に対して建設業者が行った工事の進捗に
関する工事進捗情報を格納し、格納された予定工程情報
と、工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を作成
し、作成された工事スケジュール画面を情報端末装置に
対して送信するので、施主や第3者機関に対して建設業
者が行う工事の内容や進捗を分かりやすく表示し、リア
ルタイムでこれらの情報を提供することができる。すな
わち、工事情報処理装置において工事の予定工程とその
進捗に関する情報を一括管理し、施主や建設業者や第3
者機関が情報端末装置を用いてこれらの情報を閲覧する
ことができるようになるので、工事の内容や進捗を利用
者に対してリアルタイムで提供することができる。
【0017】また、請求項3に記載の工事情報処理装置
は、請求項2に記載の工事情報処理装置において、上記
工事スケジュール画面作成手段は、上記予定工程情報と
上記工事進捗情報とを時間的に対応付けたカレンダー形
式の工事スケジュール画面を作成することを特徴とす
る。
【0018】これは工事スケジュール画面の一例を一層
具体的に示すものである。この装置によれば、工事スケ
ジュール画面作成手段は、予定工程情報と工事進捗情報
とを時間的に対応付けたカレンダー形式の工事スケジュ
ール画面を作成する。すなわち、予定工程情報における
各工程の開始予定日および終了予定日と、工事進捗情報
における各工程の開始日および終了日とを、時間的に対
応付けた工事スケジュール画面を作成する。ここで、カ
レンダー形式とは、カレンダーの日付を表示し、その日
付に対応する工事の予定工程および進捗を図示する形式
をいう。これにより、利用者にとって感覚的・視覚的に
予定工程と進捗を把握することができるようになる。
【0019】また、請求項4に記載の工事情報処理装置
は、請求項2または3に記載の工事情報処理装置におい
て、上記施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の
完成予定図に関する完成予定図情報を格納する完成予定
図情報格納手段と、上記完成予定図に対して上記建設業
者が行った工事の現場の画像に関する工事現場画像情報
を格納する工事現場画像情報格納手段と、上記完成予定
図情報格納手段にて格納された上記完成予定図情報と、
上記工事現場画像情報格納手段にて格納された上記工事
現場画像情報とを含む工事画像画面を作成する工事画像
画面作成手段と、上記工事画像画面作成手段にて作成さ
れた上記工事画像画面を上記情報端末装置に対して送信
する工事画像画面送信手段とをさらに備えたことを特徴
とする。
【0020】この装置によれば、施主の物件に対して建
設業者が行う工事の完成予定図に関する完成予定図情報
を格納し、完成予定図に対して建設業者が行った工事の
現場の画像に関する工事現場画像情報を格納し、格納さ
れた完成予定図情報と、工事現場画像情報とを含む工事
画像画面を作成し、作成された工事画像画面を情報端末
装置に対して送信するので、利用者は工事現場に行かず
に工事の内容をチェックすることができるようになる。
【0021】また、請求項5に記載の工事情報処理装置
は、請求項4に記載の工事情報処理装置において、上記
建設業者が行った工事に対するコメントに関するコメン
ト情報を、上記工事現場画像情報に対応付けて格納する
コメント情報格納手段をさらに備え、上記工事画像画面
作成手段は、上記コメント情報格納手段にて格納された
上記コメント情報を対応する上記工事現場画像情報に関
連付けて表示する上記工事画像画面を作成することを特
徴とする。
【0022】この装置によれば、建設業者が行った工事
に対するコメントに関するコメント情報(例えば、工事
を担当した建設業者の担当者が作成した作業日報に関す
る情報、担当者の肉声コメントを録音した音声情報、そ
の現場画像データを撮影した撮影地点や撮影方向や撮影
日時に関する情報等)を、工事現場画像情報に対応付け
て格納し、格納されたコメント情報を対応する工事現場
画像情報に関連付けて表示するので、工事の担当者のコ
メントを利用者は参照することができるようになる。
【0023】また、請求項6に記載の工事情報処理装置
は、請求項4または5に記載の工事情報処理装置におい
て、上記工事画像画面作成手段は、上記現場画像を撮影
する地点および撮影の方向に関する撮影情報を格納する
撮影情報格納手段と、上記撮影情報格納手段にて格納さ
れた上記撮影情報に基づいて、上記完成予定図情報から
当該撮影地点および当該撮影方向に対応する完成予想画
像を作成する完成予想画像作成手段と、上記完成予想画
像作成手段にて作成された上記完成予想画像と、上記現
場画像とを重畳して表示する重畳表示手段とをさらに備
えたことを特徴とする。
【0024】これは工事画像画面の一例を一層具体的に
示すものである。この装置によれば、現場画像を撮影す
る地点および撮影の方向に関する撮影情報を格納し、格
納された撮影情報に基づいて、完成予定図情報から当該
撮影地点および当該撮影方向に対応する完成予想画像を
作成し、作成された完成予想画像と、現場画像とを重畳
して表示するので、工事に対する専門知識や経験を有し
ない利用者でも工事内容を容易にチェックすることがで
きるようになる。
【0025】また、請求項7に記載の工事情報処理装置
は、請求項2〜6のいずれか一つに記載の工事情報処理
装置において、工事内容の変更可能な範囲と、当該変更
可能な時期とを対応付けて格納する変更可能範囲情報格
納手段と、上記工事進捗情報格納手段にて格納された上
記工事進捗情報に基づいて、上記変更可能範囲情報格納
手段にて格納された上記変更可能範囲情報の中から対応
する上記変更可能範囲を抽出する変更可能範囲抽出手段
と、上記変更可能範囲抽出手段にて抽出された上記変更
可能範囲を含む変更可能範囲表示画面を作成する変更可
能範囲表示画面作成手段と、上記変更可能範囲表示画面
作成手段にて作成された上記変更可能範囲表示画面を上
記情報端末装置に送信する変更可能範囲表示画面送信手
段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0026】この装置によれば、工事内容の変更可能な
範囲(例えば、物件のうち変更する部分(例えば、玄
関、リビング、キッチン等)、および、変更の対象(例
えば、工法、材料、内装等)等を含む)と、当該変更可
能な時期とを対応付けて格納し、格納された工事進捗情
報に基づいて、格納された変更可能範囲情報の中から対
応する変更可能範囲を抽出し、抽出された変更可能範囲
を含む変更可能範囲表示画面を作成し、作成された変更
可能範囲表示画面を情報端末装置に送信するので、工事
内容を容易に変更することができるようになる。すなわ
ち、施主に工事の各工程における変更可能な時期と範囲
とをリアルタイムに提示することができるようになるた
め、複雑な手続きや余分な費用をかけることなく変更す
ることができる。また、建設業者は、施主の要望を工事
に細かく反映させることができるようになり、また、工
事内容の設計後に発売された新製品等に関する対応も臨
機応変に行えるようになるため、施主の顧客満足度を高
めることができる。
【0027】また、請求項8に記載の工事情報処理装置
は、請求項7に記載の工事情報処理装置において、上記
変更可能範囲情報格納手段は、上記変更可能範囲と、そ
の変更手続きに関する変更手続情報とを対応付けて格納
し、上記変更可能範囲抽出手段にて抽出された上記変更
可能範囲に対応する上記変更手続情報を上記情報端末装
置に送信する変更手続情報送信手段をさらに備えたこと
特徴とする請求項7に記載の工事情報処理装置。
【0028】これは変更可能範囲情報の一例を一層具体
的に示すものである。この装置によれば、変更可能範囲
情報は、変更可能範囲と、その変更手続きに関する変更
手続情報(例えば、変更申込手続き、材料購入手続き、
設計図変更手続きなど、変更可能範囲を変更するまでの
各種の手続きに関する情報)とを対応付けて格納し、抽
出された変更可能範囲に対応する変更手続情報を情報端
末装置に送信するので、利用者に対して変更手続きも併
せて提示することが可能になる。
【0029】また、請求項9に記載の工事情報処理装置
は、請求項2〜8のいずれか一つに記載の工事情報処理
装置において、工事に関連する広告と、当該関連する時
期とを対応付けて格納する関連広告情報格納手段と、上
記工事進捗情報格納手段にて格納された上記工事進捗情
報に基づいて、上記関連広告情報格納手段にて格納され
た上記関連広告の中から対応する上記関連広告を抽出す
る関連広告抽出手段と、上記関連広告抽出手段にて抽出
された上記関連広告を含む関連広告表示画面を作成する
関連広告表示画面作成手段と、上記関連広告表示画面作
成手段にて作成された上記関連広告表示画面を上記情報
端末装置に送信する関連広告表示画面送信手段とをさら
に備えたことを特徴とする。
【0030】この装置によれば、工事に関連する広告
と、当該関連する時期とを対応付けて格納し、格納され
た工事進捗情報に基づいて、格納された関連広告の中か
ら対応する関連広告を抽出し、抽出された関連広告を含
む関連広告表示画面を作成し、作成された関連広告表示
画面を情報端末装置に送信するので、工事の進捗に関連
する広告(例えば、引越業者や材料業者等の工事に関連
する業者、製品、サービス等の広告)を効率的に表示す
ることができるようになる。
【0031】また、請求項10に記載の工事情報処理装
置は、請求項2〜9のいずれか一つに記載の工事情報処
理装置において、上記建設業者に所属する担当者のプロ
フィールを含む担当者情報を格納する担当者情報格納手
段と、上記工事を行う担当者の予定に関する担当者予定
情報を格納する担当者予定情報格納手段と、上記担当者
予定情報格納手段にて格納された上記担当者予定情報に
対応する上記担当者情報を含む予定担当者表示画面を作
成する予定担当者表示画面作成手段と、上記予定担当者
表示画面作成手段にて作成された上記予定担当者表示画
面を上記情報端末装置に対して送信する予定担当者表示
画面送信手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0032】この装置によれば、建設業者に所属する担
当者のプロフィール(例えば、氏名、年齢、取得資格、
担当業務、経験年数、一言アピール等)を含む担当者情
報(テキスト情報、担当者の肉声コメント等を録音した
音声情報、担当者等を撮影した画像情報または動画情報
等のうち少なくとも1つを含む)を格納し、工事を行う
担当者の予定に関する担当者予定情報を格納し、格納さ
れた担当者予定情報に対応する担当者情報を含む予定担
当者表示画面を作成し、作成された予定担当者表示画面
を情報端末装置に対して送信するので、施主や登録する
第3者機関の担当者との間で、工事に対する認識のズレ
を防止しつつ、良好な人間関係を築き上げることができ
るようになる。すなわち、利用者に対して建設業者側の
担当する営業マンや作業員等に関する情報を効率的に提
供し、施主等と建設業者の担当者との密接な相互コミュ
ニケーションを図ることができるようになる。
【0033】また、請求項11に記載の工事情報処理装
置は、請求項10に記載の工事情報処理装置において、
上記担当者情報は、上記担当者に対する電子メールアド
レスに関する電子メールアドレス情報を含み、上記予定
担当者表示画面は、上記担当者の上記電子メールアドレ
ス情報を選択可能に表示し、上記情報端末装置において
上記予定担当者表示画面に表示された上記電子メールア
ドレス情報が選択された場合に、当該電子メールアドレ
ス宛に電子メールが送信されることを特徴とする。
【0034】これは担当者情報の一例を一層具体的に示
すものである。この装置によれば、担当者情報は、担当
者に対する電子メールアドレスに関する電子メールアド
レス情報を含み、予定担当者表示画面は、担当者の上記
電子メールアドレス情報を選択可能に表示し、情報端末
装置において予定担当者表示画面に表示された電子メー
ルアドレス情報が選択された場合に、当該電子メールア
ドレス宛に電子メールが送信されるので、利用者に対し
て建設業者側の担当する営業マンや作業員等に関する情
報を効率的に提供し、施主等と建設業者の担当者との密
接な相互コミュニケーションを図ることができるように
なる。
【0035】また、本発明は工事情報処理方法に関する
ものであり、請求項12に記載の工事情報処理方法は、
施主と建設業者と第3者機関とのうち少なくとも一の情
報端末装置にネットワークを介して通信可能に接続して
構成され、工事に関する情報を処理する工事情報処理装
置を用いて実行される工事情報処理方法であって、上記
施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の予定工程
に関する予定工程情報を格納する予定工程情報格納手順
と、上記予定工程に対して上記建設業者が行った工事の
進捗に関する工事進捗情報を格納する工事進捗情報格納
手順と、上記予定工程情報格納手順において格納された
上記予定工程情報と、上記工事進捗情報格納手順におい
て格納された上記工事進捗情報とを含む工事スケジュー
ル画面を作成する工事スケジュール画面作成手順と、上
記工事スケジュール画面作成手順において作成された上
記工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対して送
信する工事スケジュール画面送信手順とを備えたことを
特徴とする。
【0036】この方法によれば、施主の物件に対して建
設業者が行う工事の予定工程に関する予定工程情報を格
納し、予定工程に対して建設業者が行った工事の進捗に
関する工事進捗情報を格納し、格納された予定工程情報
と、工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を作成
し、作成された工事スケジュール画面を情報端末装置に
対して送信するので、施主や第3者機関に対して建設業
者が行う工事の内容や進捗を分かりやすく表示し、リア
ルタイムでこれらの情報を提供することができる。すな
わち、工事情報処理装置において工事の予定工程とその
進捗に関する情報を一括管理し、施主や建設業者や第3
者機関が情報端末装置を用いてこれらの情報を閲覧する
ことができるようになるので、工事の内容や進捗を利用
者に対してリアルタイムで提供することができる。
【0037】また、請求項13に記載の工事情報処理方
法は、請求項12に記載の工事情報処理方法において、
上記工事スケジュール画面作成手順は、上記予定工程情
報と上記工事進捗情報とを時間的に対応付けたカレンダ
ー形式の工事スケジュール画面を作成することを特徴と
する。
【0038】これは工事スケジュール画面の一例を一層
具体的に示すものである。この方法によれば、工事スケ
ジュール画面作成手順は、予定工程情報と工事進捗情報
とを時間的に対応付けたカレンダー形式の工事スケジュ
ール画面を作成する。すなわち、予定工程情報における
各工程の開始予定日および終了予定日と、工事進捗情報
における各工程の開始日および終了日とを、時間的に対
応付けた工事スケジュール画面を作成する。ここで、カ
レンダー形式とは、カレンダーの日付を表示し、その日
付に対応する工事の予定工程および進捗を図示する形式
をいう。これにより、利用者にとって感覚的・視覚的に
予定工程と進捗を把握することができるようになる。
【0039】また、請求項14に記載の工事情報処理方
法は、請求項12または13に記載の工事情報処理方法
において、上記施主の物件に対して上記建設業者が行う
工事の完成予定図に関する完成予定図情報を格納する完
成予定図情報格納手順と、上記完成予定図に対して上記
建設業者が行った工事の現場の画像に関する工事現場画
像情報を格納する工事現場画像情報格納手順と、上記完
成予定図情報格納手順において格納された上記完成予定
図情報と、上記工事現場画像情報格納手順において格納
された上記工事現場画像情報とを含む工事画像画面を作
成する工事画像画面作成手順と、上記工事画像画面作成
手順において作成された上記工事画像画面を上記情報端
末装置に対して送信する工事画像画面送信手順とをさら
に備えたことを特徴とする。
【0040】この方法によれば、施主の物件に対して建
設業者が行う工事の完成予定図に関する完成予定図情報
を格納し、完成予定図に対して建設業者が行った工事の
現場の画像に関する工事現場画像情報を格納し、格納さ
れた完成予定図情報と、工事現場画像情報とを含む工事
画像画面を作成し、作成された工事画像画面を情報端末
装置に対して送信するので、利用者は工事現場に行かず
に工事の内容をチェックすることができるようになる。
【0041】また、請求項15に記載の工事情報処理方
法は、請求項14に記載の工事情報処理方法において、
上記建設業者が行った工事に対するコメントに関するコ
メント情報を、上記工事現場画像情報に対応付けて格納
するコメント情報格納手順をさらに備え、上記工事画像
画面作成手順は、上記コメント情報格納手順において格
納された上記コメント情報を対応する上記工事現場画像
情報に関連付けて表示する上記工事画像画面を作成する
ことを特徴とする。
【0042】この方法によれば、建設業者が行った工事
に対するコメントに関するコメント情報(例えば、工事
を担当した建設業者の担当者が作成した作業日報に関す
る情報、担当者の肉声コメントを録音した音声情報、そ
の現場画像データを撮影した撮影地点や撮影方向や撮影
日時に関する情報等)を、工事現場画像情報に対応付け
て格納し、格納されたコメント情報を対応する工事現場
画像情報に関連付けて表示するので、工事の担当者のコ
メントを利用者は参照することができるようになる。
【0043】また、請求項16に記載の工事情報処理方
法は、請求項14または15に記載の工事情報処理方法
において、上記工事画像画面作成手順は、上記現場画像
を撮影する地点および撮影の方向に関する撮影情報を格
納する撮影情報格納手順と、上記撮影情報格納手順にお
いて格納された上記撮影情報に基づいて、上記完成予定
図情報から当該撮影地点および当該撮影方向に対応する
完成予想画像を作成する完成予想画像作成手順と、上記
完成予想画像作成手順において作成された上記完成予想
画像と、上記現場画像とを重畳して表示する重畳表示手
順とをさらに備えたことを特徴とする。
【0044】これは工事画像画面の一例を一層具体的に
示すものである。この方法によれば、現場画像を撮影す
る地点および撮影の方向に関する撮影情報を格納し、格
納された撮影情報に基づいて、完成予定図情報から当該
撮影地点および当該撮影方向に対応する完成予想画像を
作成し、作成された完成予想画像と、現場画像とを重畳
して表示するので、工事に対する専門知識や経験を有し
ない利用者でも工事内容を容易にチェックすることがで
きるようになる。
【0045】また、請求項17に記載の工事情報処理方
法は、請求項12〜16のいずれか一つに記載の工事情
報処理方法において、工事内容の変更可能な範囲と、当
該変更可能な時期とを対応付けて格納する変更可能範囲
情報格納手順と、上記工事進捗情報格納手順において格
納された上記工事進捗情報に基づいて、上記変更可能範
囲情報格納手順において格納された上記変更可能範囲情
報の中から対応する上記変更可能範囲を抽出する変更可
能範囲抽出手順と、上記変更可能範囲抽出手順において
抽出された上記変更可能範囲を含む変更可能範囲表示画
面を作成する変更可能範囲表示画面作成手順と、上記変
更可能範囲表示画面作成手順において作成された上記変
更可能範囲表示画面を上記情報端末装置に送信する変更
可能範囲表示画面送信手順とをさらに備えたことを特徴
とする。
【0046】この方法によれば、工事内容の変更可能な
範囲(例えば、物件のうち変更する部分(例えば、玄
関、リビング、キッチン等)、および、変更の対象(例
えば、工法、材料、内装等)等を含む)と、当該変更可
能な時期とを対応付けて格納し、格納された工事進捗情
報に基づいて、格納された変更可能範囲情報の中から対
応する変更可能範囲を抽出し、抽出された変更可能範囲
を含む変更可能範囲表示画面を作成し、作成された変更
可能範囲表示画面を情報端末装置に送信するので、工事
内容を容易に変更することができるようになる。すなわ
ち、施主に工事の各工程における変更可能な時期と範囲
とをリアルタイムに提示することができるようになるた
め、複雑な手続きや余分な費用をかけることなく変更す
ることができる。また、建設業者は、施主の要望を工事
に細かく反映させることができるようになり、また、工
事内容の設計後に発売された新製品等に関する対応も臨
機応変に行えるようになるため、施主の顧客満足度を高
めることができる。
【0047】また、請求項18に記載の工事情報処理方
法は、請求項17に記載の工事情報処理方法において、
上記変更可能範囲情報格納手順は、上記変更可能範囲
と、その変更手続きに関する変更手続情報とを対応付け
て格納し、上記変更可能範囲抽出手順において抽出され
た上記変更可能範囲に対応する上記変更手続情報を上記
情報端末装置に送信する変更手続情報送信手順をさらに
備えたこと特徴とする。
【0048】これは変更可能範囲情報の一例を一層具体
的に示すものである。この方法によれば、変更可能範囲
情報は、変更可能範囲と、その変更手続きに関する変更
手続情報(例えば、変更申込手続き、材料購入手続き、
設計図変更手続きなど、変更可能範囲を変更するまでの
各種の手続きに関する情報)とを対応付けて格納し、抽
出された変更可能範囲に対応する変更手続情報を情報端
末装置に送信するので、利用者に対して変更手続きも併
せて提示することが可能になる。
【0049】また、請求項19に記載の工事情報処理方
法は、請求項12〜18のいずれか一つに記載の工事情
報処理方法において、工事に関連する広告と、当該関連
する時期とを対応付けて格納する関連広告情報格納手順
と、上記工事進捗情報格納手順において格納された上記
工事進捗情報に基づいて、上記関連広告情報格納手順に
おいて格納された上記関連広告の中から対応する上記関
連広告を抽出する関連広告抽出手順と、上記関連広告抽
出手順において抽出された上記関連広告を含む関連広告
表示画面を作成する関連広告表示画面作成手順と、上記
関連広告表示画面作成手順において作成された上記関連
広告表示画面を上記情報端末装置に送信する関連広告表
示画面送信手順とをさらに備えたことを特徴とする。
【0050】この方法によれば、工事に関連する広告
と、当該関連する時期とを対応付けて格納し、格納され
た工事進捗情報に基づいて、格納された関連広告の中か
ら対応する関連広告を抽出し、抽出された関連広告を含
む関連広告表示画面を作成し、作成された関連広告表示
画面を情報端末装置に送信するので、工事の進捗に関連
する広告(例えば、引越業者や材料業者等の工事に関連
する業者、製品、サービス等の広告)を効率的に表示す
ることができるようになる。
【0051】また、請求項20に記載の工事情報処理方
法は、請求項12〜19のいずれか一つに記載の工事情
報処理方法において、上記建設業者に所属する担当者の
プロフィールを含む担当者情報を格納する担当者情報格
納手順と、上記工事を行う担当者の予定に関する担当者
予定情報を格納する担当者予定情報格納手順と、上記担
当者予定情報格納手順において格納された上記担当者予
定情報に対応する上記担当者情報を含む予定担当者表示
画面を作成する予定担当者表示画面作成手順と、上記予
定担当者表示画面作成手順において作成された上記予定
担当者表示画面を上記情報端末装置に対して送信する予
定担当者表示画面送信手順とをさらに備えたことを特徴
とする。
【0052】この方法によれば、建設業者に所属する担
当者のプロフィール(例えば、氏名、年齢、取得資格、
担当業務、経験年数、一言アピール等)を含む担当者情
報(テキスト情報、担当者の肉声コメント等を録音した
音声情報、担当者等を撮影した画像情報または動画情報
等のうち少なくとも1つを含む)を格納し、工事を行う
担当者の予定に関する担当者予定情報を格納し、格納さ
れた担当者予定情報に対応する担当者情報を含む予定担
当者表示画面を作成し、作成された予定担当者表示画面
を情報端末装置に対して送信するので、施主や登録する
第3者機関の担当者との間で、工事に対する認識のズレ
を防止しつつ、良好な人間関係を築き上げることができ
るようになる。すなわち、利用者に対して建設業者側の
担当する営業マンや作業員等に関する情報を効率的に提
供し、施主等と建設業者の担当者との密接な相互コミュ
ニケーションを図ることができるようになる。
【0053】また、請求項21に記載の工事情報処理方
法は、請求項20に記載の工事情報処理方法において、
上記担当者情報は、上記担当者に対する電子メールアド
レスに関する電子メールアドレス情報を含み、上記予定
担当者表示画面は、上記担当者の上記電子メールアドレ
ス情報を選択可能に表示し、上記情報端末装置において
上記予定担当者表示画面に表示された上記電子メールア
ドレス情報が選択された場合に、当該電子メールアドレ
ス宛に電子メールが送信されることを特徴とする。
【0054】これは担当者情報の一例を一層具体的に示
すものである。この方法によれば、担当者情報は、担当
者に対する電子メールアドレスに関する電子メールアド
レス情報を含み、予定担当者表示画面は、担当者の上記
電子メールアドレス情報を選択可能に表示し、情報端末
装置において予定担当者表示画面に表示された電子メー
ルアドレス情報が選択された場合に、当該電子メールア
ドレス宛に電子メールが送信されるので、利用者に対し
て建設業者側の担当する営業マンや作業員等に関する情
報を効率的に提供し、施主等と建設業者の担当者との密
接な相互コミュニケーションを図ることができるように
なる。
【0055】また、本発明はプログラムに関するもので
あり、請求項22に記載のプログラムは、上記請求項1
2〜21のいずれか一つに記載された工事情報処理方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムであるこ
とを特徴とする。
【0056】このプログラムによれば、当該プログラム
をコンピュータに読み取らせて実行することによって、
請求項12〜21のいずれか一つに記載された工事情報
処理方法をコンピュータを利用して実現することがで
き、これら各方法と同様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる工事情報
管理システム、工事情報処理装置、工事情報処理方法、
および、プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0058】(本システムの概要)以下、本システムの
概要について説明し、その後、本システムの構成および
処理等について詳細に説明する。図1は本システムの全
体構成の一例を示すブロック図であり、該システム構成
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。
【0059】本システムは、概略的に、工事に関する情
報を処理する工事情報処理装置であるデータセンタ装置
100と、施主と建設業者と第3者機関のうち少なくと
も一の情報端末装置であるクライアント装置200と
を、ネットワーク300を介して通信可能に接続して構
成されている。図1においては、建設業者Aおよび建設
業者Bは、第3者機関Aに登録され、また、建設業者C
および建設業者Dは、第3者機関Bに登録されている。
なお、施主と建設業者と第3者機関を、必要に応じて
「利用者」と総称する。
【0060】このシステムは、概略的に、以下の基本的
特徴を有する。すなわち、データセンタ装置100から
クライアント装置200に対して、または、クライアン
ト装置200からデータセンタ装置100に対して、工
事に関する情報がネットワーク300を介して提供され
る。
【0061】このうち、工事に関する情報は、施主の物
件に対して建設業者が行う工事に関するスケジュール等
の情報であり、データセンタ装置100、クライアント
装置200、または、他の装置により生成され、データ
センタ装置100に蓄積される。また、工事に関する情
報としては、一例として、建設業者が行う工事の予定工
程に関する予定工程情報、建設業者が行った工事の進捗
に関する工事進捗情報等を挙げることができる。
【0062】ここで、データセンタ装置100は、施主
の物件に対して建設業者が行う工事の予定工程に関する
予定工程情報を格納し、予定工程に対して建設業者が行
った工事の進捗に関する工事進捗情報を格納する。そし
て、データセンタ装置100は、格納された予定工程情
報と、工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を作
成し、該画面をクライアント装置200に対して送信す
る。
【0063】また、データセンタ装置100は、施主の
物件に対して建設業者が行う工事の完成予定図に関する
完成予定図情報を格納し、完成予定図に対して建設業者
が行った工事の現場の画像に関する工事現場画像情報を
格納する。そして、データセンタ装置100は、格納さ
れた完成予定図情報と、工事現場画像情報とを含む工事
画像画面を作成し、該画面をクライアント装置200に
対して送信する。
【0064】また、データセンタ装置100は、工事内
容の変更可能な範囲と、当該変更可能な時期とを対応付
けて格納する。そして、データセンタ装置100は、工
事進捗情報に基づいて、格納された変更可能範囲情報の
中から対応する変更可能範囲を抽出し、抽出された変更
可能範囲を含む変更可能範囲表示画面を作成し、該画面
をクライアント装置200に送信する。
【0065】さらに、データセンタ装置100は、工事
に関連する広告と、当該関連する時期とを対応付けて格
納する。そして、データセンタ装置100は、工事進捗
情報に基づいて、格納された関連広告の中から対応する
関連広告を抽出し、抽出された関連広告を含む関連広告
表示画面を作成し、該画面をクライアント装置200に
対して送信する。
【0066】(システム構成)以下、このような基本的
特徴を具現化するための、本システムの構成について説
明する。
【0067】(システム構成―データセンタ装置10
0)まず、データセンタ装置100の構成について説明
する。図2は、本発明が適用されるデータセンタ装置1
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図
2においてデータセンタ装置100は、概略的に、デー
タセンタ装置100の全体を統括的に制御するCPU等
の制御部102、通信回線等に接続されるルータ等の通
信装置(図示せず)に接続される通信制御インタフェー
ス部104、および、各種のデータベース(施主登録情
報データベース106a〜ニュース情報データベース1
06n)を格納する記憶部106を備えて構成されてお
り、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続
されている。さらに、このサーバ装置は、ルータ等の通
信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介
して、ネットワーク300に通信可能に接続されてい
る。
【0068】ここで、記憶部106に格納される各種の
データベース(施主登録情報データベース106a〜ニ
ュース情報データベース106n)は、固定ディスク装
置等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト
提供に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルや
データベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
【0069】これら記憶部106の各構成要素のうち、
施主登録情報データベース106aは、施主に関する情
報等を格納する施主情報格納手段である。図16は、施
主登録情報データベース106aに格納される情報の一
例を示す図である。この施主登録情報データベース10
6aに格納される情報は、図16に示すように、施主を
一意に識別するための施主識別情報、および、施主の各
種の属性情報(氏名、住所、年齢、電子メールアドレス
等)を相互に関連付けて構成されている。
【0070】また、第3者機関登録情報データベース1
06bは、第3者機関に関する情報等を格納する第3者
機関格納手段である。図17は、第3者機関登録情報デ
ータベース106bに格納される情報の一例を示す図で
ある。この第3者機関登録情報データベース106bに
格納される情報は、図17に示すように、第3者機関を
一意に識別するための第3者機関識別情報、契約した建
設業者の建設業者識別情報、および、第3者機関の各種
の属性情報(名称、住所、担当者名、電子メールアドレ
ス等)等を相互に関連付けて構成されている。
【0071】また、建設業者登録情報データベース10
6cは、建設業者に関する情報等を格納する建設業者情
報格納手段である。図18は、建設業者登録情報データ
ベース106cに格納される情報の一例を示す図であ
る。この建設業者登録情報データベース106cに格納
される情報は、図18に示すように、建設業者を一意に
識別するための建設業者識別情報、登録する第3者機関
の第3者機関識別情報、および、建設業者の各種の属性
情報(名称、住所、担当者名、電子メールアドレス等)
等を相互に関連付けて構成されている。
【0072】また、予定工程情報データベース106d
は、施主の物件に対して建設業者が行う工事の予定工程
に関する予定工程情報を格納する予定工程情報格納手段
であり、また、工事を行う担当者の予定に関する担当者
予定情報を格納する担当者予定情報格納手段である。図
19は、予定工程情報データベース106dに格納され
る情報の一例を示す図である。この予定工程情報データ
ベース106dに格納される情報は、図19に示すよう
に、建設業者が行う工事を一意に識別するための工事識
別情報、予定工程(例えば、工程名、開始予定日、終了
予定日等)、その工事を担当する予定の担当者の担当者
識別情報、各工程で行う作業内容の説明等の詳細情報等
を相互に関連付けて構成されている。
【0073】また、工事進捗情報データベース106e
は、予定工程に対して建設業者が行った工事の進捗に関
する工事進捗情報を格納する工事進捗情報格納手段であ
る。図20は、工事進捗情報データベース106eに格
納される情報の一例を示す図である。この工事進捗情報
データベース106eに格納される情報は、図20に示
すように、建設業者が行う工事を一意に識別するための
工事識別情報、進捗情報(例えば、工程名、開始日、終
了日等)等を相互に関連付けて構成されている。
【0074】また、完成予定図情報データベース106
fは、施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の完
成予定図に関する完成予定図情報を格納する完成予定図
情報格納手段であり、また、工事現場を写真撮影する際
のカメラの撮影地点および撮影方向に関する撮影情報を
格納する撮影情報格納手段である。図21は、完成予定
図情報データベース106fに格納される情報の一例を
示す図である。この完成予定図情報データベース106
fに格納される情報は、図21に示すように、建設業者
が行う工事を一意に識別するための工事識別情報、完成
予定図データ、工事を行う上で確認が必要な確認地点を
カメラで撮影するための撮影情報(例えば、撮影地点、
撮影方向等を含む)等を相互に関連付けて構成されてい
る。
【0075】ここで、図15は、完成予定図データの一
例を示す図である。図15に示すように、完成予定図デ
ータは、工事の対象となる物件の設計図から作製しても
よく、また、その設計図から3D画像作成ソフトウェア
等を用いて作成した3次元表示可能な3D画像情報とし
て作成してもよい。
【0076】また、確認地点および撮影地点は、完成予
定図における任意の座標データを含んで構成されてい
る。また、撮影方向は、完成予定図における撮影地点を
中心とした円周の角度等を含んで構成される。
【0077】また、確認地点は、図13に示すように、
完成予定図に確認したい箇所(図13におけるX1(M
L−1)、X2(ML−2)、および、X3(ML−
3))を図示してもよい。
【0078】また、撮影情報は、図14に示すように、
完成予定図に確認地点(図14におけるX1(ML−
1)、X2(ML−2)、および、X3(ML−3))
を撮影するカメラの撮影地点(図14におけるY1(M
M−1)、Y2(MM−2)、および、Y3(MM−
3))、および、撮影方向(図14におけるZ1、Z
2、および、Z3)を図示してもよい。
【0079】また、工事現場画像情報データベース10
6gは、完成予定図に対して建設業者が行った工事の現
場の画像に関する工事現場画像情報を格納する工事現場
画像情報格納手段であり、また、建設業者が行った工事
に対するコメントに関するコメント情報を、工事現場画
像情報に対応付けて格納するコメント情報格納手段であ
る。図22は、工事現場画像情報データベース106g
に格納される情報の一例を示す図である。この工事現場
画像情報データベース106gに格納される情報は、図
22に示すように、建設業者が行う工事を一意に識別す
るための工事識別情報、現場画像データ、撮影地点、撮
影方向、担当者のコメント等に関するコメント情報等を
相互に関連付けて構成されている。
【0080】ここで、コメント情報は、工事を担当した
建設業者の担当者が作成した作業日報に関する情報、担
当者の肉声コメントを録音した音声情報、その現場画像
データを撮影した撮影地点や撮影方向や撮影日時に関す
る情報等のうち少なくとも1つを含んで構成される。
【0081】また、変更可能範囲情報データベース10
6hは、工事内容の変更可能な範囲と、その変更可能な
時期と、その変更手続きとを対応付けて格納する変更可
能範囲情報格納手段である。図23は、変更可能範囲情
報データベース106hに格納される情報の一例を示す
図である。この変更可能範囲情報データベース106h
に格納される情報は、図23に示すように、工事を一意
に識別するための工事識別情報、工事の変更可能範囲、
変更可能時期、変更手続き、付加情報(例えば、画像デ
ータ名、製品番号、変更時の注意事項等)等を相互に関
連付けて構成されている。
【0082】ここで、変更可能範囲は、例えば、物件の
うち変更する部分(例えば、玄関、リビング、キッチン
等)、および、変更の対象(例えば、工法、材料、内装
等)を含んで構成される。
【0083】また、変更可能時期は、例えば、「×月×
日まで」のごとく変更可能な日付を直接指定してもよ
く、また、例えば、「○○工事の開始日の30日前ま
で」のごとく相対的な日付を指定してもよい。
【0084】また、変更手続きは、例えば、変更申込手
続き、材料購入手続き、設計図変更手続きなど、変更可
能範囲を変更するまでの各種の手続きを指定するための
情報である。
【0085】また、施主物件情報データベース106i
は、施主の物件に関する情報等を格納する施主物件情報
格納手段である。図24は、施主物件情報データベース
106iに格納される情報の一例を示す図である。この
施主物件情報データベース106iに格納される情報
は、図24に示すように、物件を一意に識別するための
物件識別情報、施主を一意に識別するための施主識別情
報、工事を担当する建設業者の建設業者識別情報、登録
された第3者機関の第3者機関識別情報、工事識別情報
等を相互に関連付けて構成されている。
【0086】また、関連広告情報データベース106j
は、工事に関連する広告と、当該関連する時期とを対応
付けて格納する関連広告情報格納手段である。図25
は、関連広告情報データベース106jに格納される情
報の一例を示す図である。この関連広告情報データベー
ス106jに格納される情報は、図25に示すように、
関連広告を一意に識別するための関連広告識別情報、関
連広告情報、関連する時期に関する情報等を相互に関連
付けて構成されている。
【0087】ここで、関連広告は、引越業者や材料業者
等の工事に関連する業者、製品、サービス等の広告であ
る。また、関連広告情報には、画像データ、テキストフ
ァイル、音声ファイル、動画ファイル等が含まれてもよ
い。
【0088】また、関連する時期に関する情報は、例え
ば、「○月○日から×月×日まで」のごとく変更可能な
期間または日付を直接指定してもよく、また、例えば、
「○○工事の開始日の30日前まで」のごとく相対的な
日付を指定してもよい。
【0089】また、担当者情報データベース106k
は、建設業者に所属する担当者のプロフィールを含む担
当者情報を格納する担当者情報格納手段である。図26
は、担当者情報データベース106kに格納される情報
の一例を示す図である。この担当者情報データベース1
06kに格納される情報は、図26に示すように、建設
業者に所属する担当者を一意に識別するための担当者識
別情報、担当者の各種のプロフィール情報(例えば、氏
名、年齢、取得資格、担当業務、経験年数、一言アピー
ル等)、電子メールアドレス等を相互に関連付けて構成
されている。
【0090】ここで、プロフィール情報は、テキスト情
報、担当者の肉声コメント等を録音した音声情報、担当
者等を撮影した画像情報または動画情報等のうち少なく
とも1つを含んで構成される。
【0091】また、トピックス情報データベース106
mは、担当建設業者または担当第3者機関から施主への
連絡事項等のお知らせに関するトピックス情報を格納す
るトピックス情報格納手段である。図37は、トピック
ス情報データベース106mに格納される情報の一例を
示す図である。このトピックス情報データベース106
mに格納される情報は、図37に示すように、建設業者
識別情報または第3者識別情報、登録日等を相互に関連
付けて構成されている。
【0092】また、ニュース情報データベース106n
は、例えば住宅取得に関するニュース等の、データセン
タから施主への通知されるニュース情報を格納するニュ
ース情報格納手段である。図38は、ニュース情報デー
タベース106nに格納される情報の一例を示す図であ
る。このニュース情報データベース106nに格納され
る情報は、図38に示すように、ニュース情報、登録日
等を相互に関連付けて構成されている。
【0093】また、その他の情報として、データセンタ
装置100の記憶部106には、ウェブサイトをクライ
アント装置200に提供するための各種のWebデータ
やCGIプログラム等が記録されている。
【0094】このWebデータとしては、後述する各種
のWebページを表示するためのデータ等があり、これ
らデータは、例えば、HTMLやXMLにて記述された
テキストファイルとして形成されている。また、これら
のWebデータを作成するための部品用のファイルや作
業用のファイルやその他一時的なファイル等も記憶部1
06に記憶される。
【0095】この他、必要に応じて、クライアント装置
200に送信するための音声をWAVE形式やAIFF
形式の如き音声ファイルで格納したり、静止画や動画を
JPEG形式やMPEG2形式の如き画像ファイルで格
納したりすることができる。
【0096】また、図2において、通信制御インタフェ
ース部104は、データセンタ装置100とネットワー
ク300(またはルータ等の通信装置)との間における
通信制御を行う。すなわち、通信制御インタフェース部
104は、他の端末と通信回線を介してデータを通信す
る機能を有する。
【0097】また、図2において、制御部102は、O
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。
【0098】ここで、制御部102は、機能概念的に、
メニュー処理部102a、アクセス制御処理部102
b、工事スケジュール画面作成処理部102c、工事画
像画面作成処理部102d、変更可能範囲抽出処理部1
02e、変更可能範囲表示画面作成処理部102f、関
連広告抽出処理部102g、関連広告表示画面作成処理
部102h、予定担当者表示画面作成処理部102i、
および、送信処理部102jを備えて構成されている。
【0099】このうち、メニュー処理部102aは、各
種のメニューに関する処理を行うメニュー処理手段であ
る。また、アクセス制御処理部102bは、クライアン
ト装置200のアクセスを制御するアクセス制御手段で
ある。また、工事スケジュール画面作成処理部102c
は、予定工程情報データベース106dに格納された予
定工程情報と、工事進捗情報データベース106eに格
納された工事進捗情報とを時間的に対応付けたカレンダ
ー形式の工事スケジュール画面を作成する工事スケジュ
ール画面作成手段である。また、工事画像画面作成処理
部102dは、完成予定図情報データベース106fに
格納された完成予定図情報と、工事現場画像情報データ
ベース106gに格納された工事現場画像情報とを含む
工事画像画面を作成する工事画像画面作成手段である。
【0100】また、変更可能範囲抽出処理部102e
は、工事進捗情報データベース106eに格納された工
事進捗情報に基づいて、変更可能範囲情報データベース
106hに格納された変更可能範囲情報の中から対応す
る変更可能範囲を抽出する変更可能範囲抽出手段であ
る。また、変更可能範囲表示画面作成処理部102f
は、変更可能範囲抽出手段にて抽出された変更可能範囲
を含む変更可能範囲表示画面を作成する変更可能範囲表
示画面作成手段である。また、関連広告抽出処理部10
2gは、工事進捗情報データベース106eに格納され
た工事進捗情報に基づいて、関連広告情報データベース
106jに格納された関連広告の中から対応する関連広
告を抽出する関連広告抽出手段である。また、関連広告
表示画面作成処理部102hは、関連広告抽出手段にて
抽出された関連広告を含む関連広告表示画面を作成する
関連広告表示画面作成手段である。
【0101】また、予定担当者表示画面作成処理部10
2iは、予定工程情報データベース106dに格納され
た担当者予定情報に対応する担当者情報を含む予定担当
者表示画面を作成する予定担当者表示画面作成手段であ
る。また、送信処理部102jは、作成された工事スケ
ジュール画面等の各種の画面や電子メール等をクライア
ント装置200に対して送信する送信手段であり、工事
スケジュール画面送信手段、工事画像画面送信手段、変
更可能範囲表示画面送信手段、変更手続情報送信手段、
関連広告表示画面送信手段、および、予定担当者表示画
面送信手段として機能する。なお、これら各部によって
行なわれる処理の詳細については、後述する。
【0102】(システム構成−クライアント装置20
0)次に、クライアント装置200の構成について説明
する。図30はクライアント装置200のブロック図の
一例を示す図であり、該構成のうち本発明に関係する部
分のみを概念的に示している。この図30に示すよう
に、クライアント装置200は、概略的には、制御部2
10、ROM220、HD230、RAM240、入力
装置250、出力装置260、入出力制御IF270、
および、通信制御IF280を備えて構成されており、
これら各部がバスを介してデータ通信可能に接続されて
いる。
【0103】このクライアント装置200の制御部21
0は、Webブラウザ211および電子メーラ212を
備えて構成されている。このうち、Webブラウザ21
1は、基本的には、Webデータを解釈して、後述する
モニタ261に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を
行うものである。また、電子メーラ212は、所定の通
信規約(例えば、SMTP(Simple Mail
Transfer Protocol))に従って、電
子メールの送受信を行う。
【0104】また、入力装置250としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ261も、マウスと協働してポイ
ンティングデバイス機能を実現する。また、出力装置2
60としては、モニタ(家庭用テレビを含む)261、
および、プリンタ262が設けられている。この他、出
力装置260としては、スピーカ等を用いることができ
る。出力装置260は、通信制御IF280を介して受
信された情報を出力する出力手段である。
【0105】また、通信制御IF280は、クライアン
ト装置200とネットワーク300(またはルータ等の
通信装置)との間における通信制御を行う。この通信制
御IF280は、データセンタ装置100から送信され
た情報を受信する受信手段である。
【0106】このように構成されたクライアント装置2
00は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線
を介して、あるいは、専用線を介して、ネットワーク3
00に接続されており、所定の通信規約(たとえば、T
CP/IPインターネットプロトコル)に従ってデータ
センタ装置100にアクセスすることができる。
【0107】(システム構成−ネットワーク300)次
に、ネットワーク300の構成について説明する。ネッ
トワーク300は、データセンタ装置100とクライア
ント装置200とを相互に接続する機能を有し、例え
ば、インターネット等である。
【0108】(システムの処理)次に、このように構成
された本実施の形態における本システムの処理の一例に
ついて、以下に詳細に説明する。なお、以下の実施例に
おいて、クライアント装置200のモニタに表示される
各種の画面情報は、特記しない限りデータセンタ装置1
00が作成してクライアント装置200に送信している
場合を一例に説明するが、本発明はこの場合に限定され
るものではなく、クライアント装置200の記憶部に予
め画面情報を格納しておき、クライアント装置200の
制御部の制御により必要な画面情報を適宜読み出して表
示してもよい。
【0109】(メイン処理)次に、このように構成され
た本システムを用いて行なわれる本方法としてのメイン
処理の詳細について説明する。図31は、本実施形態に
おける本システムのメイン処理の一例を示すフローチャ
ートである。まず、施主のクライアント装置200は、
データセンタ装置100の提供するウェブサイトのアド
レス(URL等)を施主がブラウザソフトウェア等の画
面上で入力装置等を介して指定することにより、インタ
ーネットを介して、データセンタ装置100に接続する
(ステップSA−1)。なお、ウェブサイト等への接続
方法や閲覧方法等については、従来の技術を用いて実現
することができるため詳細な説明は省略する。
【0110】ついで、データセンタ装置100は、アク
セス制御処理部102bの処理により、アクセスした施
主が施主登録情報データベース106aに登録されてい
るかチェックした後、主にメニュー処理部102aの処
理により、メインメニュー表示画面作成処理を実行し
て、メインメニュー表示画面用Webデータを作成する
(ステップSA−2)。
【0111】ここで、メインメニュー表示画面作成処理
の詳細について図32を参照して説明する。図32は、
本実施形態における本システムのメインメニュー表示画
面作成処理の一例を示すフローチャートである。
【0112】まず、メニュー処理部102aは、記憶部
106を参照して、メインメニュー表示画面用Webデ
ータの雛型(テンプレート)データを取得する(ステッ
プSB−1)。
【0113】ついで、メニュー処理部102aは、トピ
ックス情報データベース106mおよびニュース情報デ
ータベース106nを参照して、住宅取得に関するニュ
ースや、担当建設業者または担当第3者機関からのお知
らせなどに関する各トピックスがある場合には、それら
の情報をメインメニュー表示画面用Webデータに記載
する(ステップSB−2)。
【0114】すなわち、メニュー処理部102aは、ア
クセスした施主の施主識別情報に基づいて、施主物件情
報データベース106iを参照して、工事を担当する建
設業者の建設業者識別情報、および、当該建設業者に登
録された第3者機関の第3者機関識別情報を取得する。
【0115】そして、取得した建設業者識別情報および
第3者機関識別情報に基づいて、トピックス情報データ
ベース106mを参照して、該当するお知らせ情報を取
得する。
【0116】また、メニュー処理部102aは、ニュー
ス情報データベース106nを参照して、ニュース情報
を取得する。
【0117】そして、メニュー処理部102aは、取得
したお知らせ情報およびニュース情報を含むメインメニ
ュー表示画面用Webデータを作成する。すなわち、メ
ニュー処理部102aは、取得したお知らせ情報および
ニュース情報によりメインメニュー表示画面用Webデ
ータのテンプレートデータをうち対応する部分を更新す
る。
【0118】ついで、メニュー処理部102aは、完成
予定図情報データベース106fを参照して、取得した
工事識別情報に基づいて、物件の完成予定図データを取
得し、該データを含むメインメニュー表示画面用Web
データを作成する(ステップSB−3)。すなわち、メ
ニュー処理部102aは、取得した完成予定図データに
よりメインメニュー表示画面用Webデータのテンプレ
ートデータのうち対応する部分を更新する。
【0119】ついで、関連広告抽出処理部102gは、
工事進捗情報データベース106eに格納された工事進
捗情報に基づいて、関連広告情報データベース106j
に格納された関連広告の中から対応する関連広告を抽出
する。
【0120】すなわち、関連広告抽出処理部102g
は、工事識別情報に基づいて工事進捗情報データベース
106eを参照して、工事の各工程の開始日および終了
日を取得する。
【0121】そして、関連広告抽出処理部102gは、
関連広告情報データベース106jの関連時期を参照
し、取得した各工程の開始日および終了日と比較して合
致する関連時期に対応する関連広告情報を抽出する。
【0122】そして、関連広告表示画面作成処理部10
2hは、抽出した関連広告情報を含むメインメニュー表
示画面用Webデータを作成する(ステップSB−
4)。これにて、メインメニュー表示画面作成処理が終
了する。
【0123】再び、図31に戻り、データセンタ装置1
00は、送信処理部102jの処理により、生成したメ
インメニュー表示画面用Webデータを、施主のクライ
アント装置200に対して、通信制御インタフェース部
104を介して送信する(ステップSA−3)。
【0124】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、このデータをWebブ
ラウザ211にて解釈することにより、モニタ261に
メインメニュー表示画面用Webページを表示する(ス
テップSA−4)。
【0125】ここで、図3は、クライアント装置200
のモニタ261に表示されるメインメニュー表示画面作
成処理により作成されたメインメニュー表示画面の一例
を示す図である。この図3に示すようにメインメニュー
表示画面は、例えば、住宅取得に関するニュースや、担
当建設業者または担当第3者機関からのお知らせなどに
関する各トピックスを表示するためのトピックス表示領
域MA−1、工程表などの施主物件工事スケジュールを
表示するための工事スケジュール画面に移行するための
リンクボタンMA−2、工事を担当する予定の担当者を
紹介するための予定担当者表示画面に移行するためのリ
ンクボタンMA−3、3D画像等で表示される施主物件
の完成予定図を表示するための完成予定図表示領域MA
−4、施主物件の工事を変更するための工事変更画面に
移行するためのリンクボタンMA−5、施主物件の工事
の進捗に合致する広告を表示するための表示領域MA−
6等を含んで構成されている。
【0126】そして、利用者がクライアント装置200
の入力装置250を介していずれかのリンクボタン(M
A−2、MA−3、または、MA−5)を選択すると、
選択事項を特定するための識別子等の選択情報がデータ
センタ装置100に送信される(ステップSA−5)。
【0127】そして、データセンタ装置100は、この
識別情報を解析することによって、クライアント装置2
00からの要求の内容を解析し、施主がいずれの処理を
選択したかを判断する(ステップSA−6)。なお、ク
ライアント装置200からデータセンタ装置100への
要求内容の識別については、以下の処理においてもほぼ
同様に行われるものとし、以下ではその詳細を省略す
る。
【0128】ここで、施主がメインメニュー表示画面に
おいて工事スケジュール画面に移行するためのリンクボ
タンMA−2を選択した場合には、データセンタ装置1
00は、主に工事スケジュール画面作成処理部102c
の処理により、後述する工事スケジュール表示処理を実
行する(ステップSA−7)。
【0129】また、施主がメインメニュー表示画面にお
いて予定担当者表示画面に移行するためのリンクボタン
MA−3を選択した場合には、データセンタ装置100
は、主に予定担当者表示画面作成処理部102iの処理
により、後述する担当者表示処理を実行する(ステップ
SA−8)。
【0130】また、施主がメインメニュー表示画面にお
いて工事変更画面に移行するためのリンクボタンMA−
5を選択した場合には、データセンタ装置100は、主
に変更可能範囲表示画面作成処理部102fの処理によ
り、後述する工事変更処理を実行する(ステップSA−
9)。これにて、メイン処理が終了する。
【0131】(工事スケジュール表示処理)次に、工事
スケジュール表示処理の詳細について説明する。図33
は、本実施形態における本システムの工事スケジュール
表示処理の一例を示すフローチャートである。図3を用
いて上述したように、施主が工事スケジュール画面に移
行するためのリンクボタンMA−2を選択した場合に
は、データセンタ装置100は、主に工事スケジュール
画面作成処理部102cの処理により、以下の工事スケ
ジュール表示処理を実行する。
【0132】まず、工事スケジュール画面作成処理部1
02cは、記憶部106を参照して、工事スケジュール
画面用Webデータの雛型(テンプレート)データを取
得する(ステップSC−1)。
【0133】ついで、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、工事識別情報に基づいて予定工程情報デー
タベース106dを参照して、施主の物件の工事の予定
工程(例えば、工程名、開始予定日、終了予定日等)を
取得する。
【0134】また、工事スケジュール画面作成処理部1
02cは、工事識別情報に基づいて工事進捗情報データ
ベース106eを参照して、予定工程に対して建設業者
が行った工事の進捗情報(例えば、工程名、開始日、終
了日等)を取得する。
【0135】ついで、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、取得した予定工程および進捗情報に基づい
て、工事スケジュール画面用Webデータを更新する
(ステップSC−2)。
【0136】すなわち、工事スケジュール画面作成処理
部102cは、取得した予定工程および進捗情報によ
り、工事スケジュール画面用Webデータのテンプレー
トデータのうち対応する部分を更新して、予定工程情報
における各工程の開始予定日および終了予定日と、工事
進捗情報における各工程の開始日および終了日とを、時
間的に対応付けた工事スケジュール画面用Webデータ
を作成する。
【0137】ここで、工事スケジュール画面は、カレン
ダー形式(カレンダーの日付を表示し、その日付に対応
する工事の予定工程および進捗を図示する形式)を用い
て、視覚的・感覚的に施主が把握しやすい形式でこれら
の情報を表示してもよい。
【0138】ついで、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、工事識別情報に基づいて工事現場画像情報
データベース106gを参照して、完成予定図に対して
建設業者が行った工事の現場画像データを取得し、該現
場画像データに基づいて、工事スケジュール画面用We
bデータを更新する(ステップSC−3)。
【0139】ついで、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、生成した工事スケジュー
ル画面用Webデータを、施主のクライアント装置20
0に対して、通信制御インタフェース部104を介して
送信する(ステップSC−4)。これにより、このクラ
イアント装置200は、データセンタ装置100からの
Webデータを通信制御IF280を介して受信し、モ
ニタ261に工事スケジュール画面用Webページを表
示する(ステップSC−5)。
【0140】ここで、図8は、クライアント装置200
のモニタ261に表示される工事スケジュール画面の一
例を示す図である。この図に示すように施主物件工事ス
ケジュール画面は、例えば、施主物件の工事の進捗に関
するコメント情報(例えば、予定通り進行していること
等)を表示するための表示領域MF−1、スケジュール
詳細情報画面に移行するためのリンクボタンMF−2、
工事スケジュールの進捗状況をカレンダー形式で表示す
る表示領域MF−3、工事スケジュールの各工事名(例
えば、基礎工事、外部足場工事、内装工事、現場検査
等)を示すと共に、各工事に対応する各日付の作業紹介
画面に移行するためのリンクボタンMF−4、各工事の
進捗状況に対応する現場の写真等の現場画像を表示する
と共に現場画像のコメントを表示するための画面に移行
するためのリンクボタンMF−5を含んで構成されてい
る。
【0141】そして、利用者がクライアント装置200
の入力装置250を介して、スケジュール詳細情報画面
に移行するためのリンクボタンMF−2を選択すると、
選択事項を特定するための識別子等の選択情報がデータ
センタ装置100に送信される(ステップSC−6)。
【0142】そして、データセンタ装置100は、この
識別情報を解析することによって、クライアント装置2
00からの要求の内容を解析し、施主がいずれの処理を
選択したかを判断する(ステップSC−7)。
【0143】ここで、施主がスケジュール詳細情報画面
に移行するためのリンクボタンMF−2を選択した場合
には、工事スケジュール画面作成処理部102cは、予
定工程情報データベース106dを参照して、予定工程
(例えば、工程名、開始予定日、終了予定日等)、その
工事を担当する予定の担当者の担当者識別情報、各工程
で行う作業内容等の詳細情報を取得する。
【0144】また、工事スケジュール画面作成処理部1
02cは、取得した担当者識別情報に基づいて、担当者
情報データベース106kを参照して、担当者の氏名や
電子メールアドレス等を取得する。
【0145】そして、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、取得した情報に基づいてスケジュール詳細
情報表示画面用Webページを作成する(ステップSC
−8)。
【0146】データセンタ装置100は、送信処理部1
02jの処理により、スケジュール詳細情報表示画面用
Webデータを、施主のクライアント装置200に対し
て、通信制御インタフェース部104を介して送信する
(ステップSC−9)。
【0147】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261にスケジ
ュール詳細情報表示画面用Webページを表示する(ス
テップSC−10)。
【0148】図9は、クライアント装置200のモニタ
に表示されるスケジュール詳細情報画面の一例を示す図
である。この図に示すようにスケジュール詳細情報画面
は、例えば、本日の日付や他の情報などを表示するため
の表示領域MG−1、施主物件に関するスケジュール詳
細情報や進捗詳細情報や連絡事項等を表示するための表
示領域MG−2、担当者の問合せ先・電子メールアドレ
ス等や、他の情報等を表示するための表示領域MG−3
を含んで構成されている。
【0149】再び、図8に戻り、施主がクライアント装
置200の入力装置250を介して、作業紹介画面に移
行するためのリンクボタンMF−4を選択すると、選択
事項を特定するための識別子等の選択情報がデータセン
タ装置100に送信される(ステップSC−6)。
【0150】そして、データセンタ装置100は、この
識別情報を解析することによって、クライアント装置2
00からの要求の内容を解析し、施主がいずれの処理を
選択したかを判断する(ステップSC−7)。
【0151】ここで、施主が作業紹介画面に移行するた
めのリンクボタンMF−4を選択した場合には、工事ス
ケジュール画面作成処理部102cは、予定工程情報デ
ータベース106dを参照して、施主が選択した工程に
対応する工程名、開始予定日、終了予定日、その工事を
担当する予定の担当者の担当者識別情報、各工程で行う
作業内容等の詳細情報を取得する。
【0152】また、工事スケジュール画面作成処理部1
02cは、取得した担当者識別情報に基づいて、担当者
情報データベース106kを参照して、担当者の氏名や
電子メールアドレス等を取得する。
【0153】そして、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、取得した情報に基づいて作業紹介画面用W
ebページを作成する(ステップSC−11)。
【0154】そして、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、作業紹介画面用Webデ
ータを、施主のクライアント装置200に対して、通信
制御インタフェース部104を介して送信する(ステッ
プSC−9)。
【0155】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に作業紹
介画面用Webページを表示する(ステップSC−1
0)。
【0156】図10は、クライアント装置200のモニ
タに表示される作業紹介画面の一例を示す図である。こ
の図に示すように作業紹介画面は、例えば、作業名(例
えば、基礎工事、外部足場工事、内装工事、現場検査
等)を表示するための表示領域MH−1、作業に関する
説明などを表示するための表示領域MH−2、問合せ先
や担当者や電子メールアドレス等の他の情報等を表示す
るための表示領域MH−3を含んで構成されている。
【0157】再び、図8に戻り、施主がクライアント装
置200の入力装置250を介して、に現場画像コメン
ト表示画面に移行するためのリンクボタンMF−5を選
択すると、選択事項を特定するための識別子等の選択情
報がデータセンタ装置100に送信される(ステップS
C−6)。
【0158】そして、データセンタ装置100は、この
識別情報を解析することによって、クライアント装置2
00からの要求の内容を解析し、施主がいずれの処理を
選択したかを判断する(ステップSC−7)。
【0159】ここで、施主が現場画像コメント表示画面
に移行するためのリンクボタンMF−5を選択した場合
には、工事スケジュール画面作成処理部102cは、工
事現場画像情報データベース106gを参照して、現場
画像データ、撮影地点、撮影方向、コメント情報を取得
する。
【0160】そして、工事スケジュール画面作成処理部
102cは、取得した情報に基づいて現場コメント表示
画面用Webページを作成する(ステップSC−1
2)。
【0161】そして、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、現場コメント表示画面用
Webデータを、施主のクライアント装置200に対し
て、通信制御インタフェース部104を介して送信する
(ステップSC−9)。
【0162】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に現場コ
メント表示画面用Webページを表示する(ステップS
C−10)。
【0163】図12は、クライアント装置200のモニ
タに表示される現場コメント表示画面の一例を示す図で
ある。この図に示すように現場コメント表示画面は、例
えば、工事スケジュール画面にて選択された作業名を表
示するための表示領域MK−1、選択された作業の写真
の画像情報を表示する表示領域MK−2、コメントや日
付や他の情報等を表示する表示領域MK−3を含んで構
成されている。これにて、工事スケジュール表示処理が
終了する。
【0164】(担当者表示処理)次に、担当者表示処理
の詳細について以下に説明する。図34は、本実施形態
における本システムの担当者表示処理の一例を示すフロ
ーチャートである。図3を用いて上述したように、施主
が予定担当者表示画面に移行するためのリンクボタンM
A−3を選択した場合には、データセンタ装置100
は、主に予定担当者表示画面作成処理部102iの処理
により、以下の担当者表示処理を実行する。
【0165】まず、予定担当者表示画面作成処理部10
2iは、記憶部106を参照して、予定担当者表示画面
用Webデータの雛型(テンプレート)データを取得す
る(ステップSD−1)。
【0166】ついで、予定担当者表示画面作成処理部1
02iは、担当者情報データベース106kを参照し
て、担当者識別情報、担当者の各種のプロフィール情報
(例えば、氏名、年齢、取得資格、担当業務、経験年
数、一言アピール等)、電子メールアドレス等を取得す
る。
【0167】ついで、予定担当者表示画面作成処理部1
02iは、取得した情報に基づいて、予定担当者表示画
面用Webデータを作成する(ステップSD−2)。す
なわち、予定担当者表示画面作成処理部102iは、取
得した情報に従って予定担当者表示画面用Webデータ
のテンプレートデータのうち対応する部分を更新する。
【0168】データセンタ装置100は、送信処理部1
02jの処理により、予定担当者表示画面用Webデー
タを、施主のクライアント装置200に対して、通信制
御インタフェース部104を介して送信する(ステップ
SD−3)。
【0169】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に予定担
当者表示画面用Webページを表示する(ステップSD
−4)。
【0170】図11は、クライアント装置200のモニ
タに表示される予定担当者表示画面の一例を示す図であ
る。この図に示すように予定担当者表示画面は、例え
ば、日付や予定作業や作業人数や作業時間等を表示する
ための表示領域MJ−1、担当者の顔写真の画像情報や
名前やメールアドレス等の連絡先や自己紹介情報(テキ
ストデータ、動画データ、音声データ等を含んでもよ
い)等を表示するための表示領域MJ−2、利用者が表
示された全ての担当者に対して電子メールを送信するた
めの電子メール一括送信ボタンMJ−3を含んで構成さ
れている。
【0171】本予定担当者表示画面において、施主が表
示領域MJ−2の電子メールアドレスまたは電子メール
一括送信ボタンMJ−3をマウスによりクリックするこ
と等により選択した場合には、クライアント装置200
の211および212の制御により、指定した電子メー
ルアドレスに対して送信される電子メールの作成画面が
自動的に表示される(ステップSD−5)。これにて、
担当者表示処理が終了する。
【0172】(工事変更処理)次に、工事変更処理の詳
細について以下に説明する。図35は、本実施形態にお
ける本システムの工事変更処理の一例を示すフローチャ
ートである。図3を用いて上述したように、施主が工事
変更画面に移行するためのリンクボタンMA−5を選択
した場合には、データセンタ装置100は、主に変更可
能範囲表示画面作成処理部102fの処理により、以下
の工事変更処理を実行する。
【0173】まず、変更可能範囲表示画面作成処理部1
02fは、記憶部106を参照して、工事変更画面用W
ebデータの雛型(テンプレート)データを取得する
(ステップSE−1)。
【0174】ついで、変更可能範囲表示画面作成処理部
102fは、完成予定図情報データベース106fを参
照して、完成予定図データを取得する。
【0175】ついで、変更可能範囲表示画面作成処理部
102fは、取得した情報に基づいて、工事変更画面用
Webデータを作成する(ステップSE−2)。すなわ
ち、予定担当者表示画面作成処理部102iは、取得し
た完成予定図データに従って工事変更画面用Webデー
タのテンプレートデータのうち対応する部分を更新す
る。
【0176】ついで、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、工事変更画面用Webデ
ータを、施主のクライアント装置200に対して、通信
制御インタフェース部104を介して送信する(ステッ
プSE−3)。
【0177】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に工事変
更画面用Webページを表示する(ステップSE−
4)。
【0178】図4は、クライアント装置200のモニタ
に表示される施主物件の工事変更画面の一例を示す図で
ある。この図に示すように工事変更画面は、例えば、利
用者が所望の場所(例えば、玄関、リビング、キッチ
ン、和室等)を選択して、その場所の完成予定図を表示
するための完成予定図表示画面に移行するための場所選
択ボタンMB−1、利用者が選択した場所の完成予定図
を表示すると共に完成予定図表示画面に移行するための
リンクボタンMB−2、工事を変更するための変更手続
きフォーム画面に移行するためのリンクボタンMB−
3、現在の工事の進捗状況等から変更可能な範囲(例え
ば、壁紙、床材、立付家具等)を表示するための変更可
能範囲表示画面に移行するためのリンクボタンMB−4
等を含んで構成されている。
【0179】そして、利用者がクライアント装置200
の入力装置250を介していずれかのリンクボタンを選
択すると、選択事項を特定するための識別子等の選択情
報がデータセンタ装置100に送信される(ステップS
E−5)。
【0180】そして、データセンタ装置100は、この
識別情報を解析することによって、クライアント装置2
00からの要求の内容を解析し、施主がいずれの処理を
選択したかを判断する(ステップSE−6)。
【0181】ここで、施主が完成予定図表示画面に移行
するためのリンクボタンMB−2を選択した場合には、
変更可能範囲表示画面作成処理部102fは、完成予定
図情報データベース106fを参照して、施主が場所選
択ボタンMB−1において選択した場所の完成予定図を
取得する。そして、変更可能範囲表示画面作成処理部1
02fは、取得した完成予定図に基づいて完成予定図表
示画面用Webページを作成する(ステップSE−
7)。
【0182】データセンタ装置100は、送信処理部1
02jの処理により、完成予定図表示画面用Webデー
タを、施主のクライアント装置200に対して、通信制
御インタフェース部104を介して送信する(ステップ
SE−8)。
【0183】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に完成予
定図表示画面用Webページを表示する(ステップSE
−9)。
【0184】図7は、クライアント装置200のモニタ
に表示される完成予定図表示画面の一例を示す図であ
る。この図に示すように完成予定図表示画面は、例え
ば、3D完成予定図を表示するための表示領域ME−
1、3D完成予定図を左右にスクロールさせるためのス
クロールボタンME−2等を含んで構成されている。
【0185】再び図35のステップSE−6に戻り、施
主が現在の工事の進捗状況等から変更可能な範囲(例え
ば、壁紙、床材、立付家具等)を表示するための変更可
能範囲表示画面に移行するためのリンクボタンMB−4
を選択した場合には、変更可能範囲抽出処理部102e
は、工事進捗情報データベース106eに格納された工
事進捗情報に基づいて、変更可能範囲情報データベース
106hに格納された変更可能範囲情報の中から対応す
る変更可能範囲を抽出する。
【0186】すなわち、変更可能範囲抽出処理部102
eは、工事進捗情報データベース106eを参照し、各
工程の開始日および終了日を取得する。
【0187】そして、変更可能範囲抽出処理部102e
は、取得した各工程の開始日および終了日に基づいて、
変更可能範囲情報データベース106hの変更可能時期
を参照して条件が合致する変更可能時期の変更可能範囲
を抽出する。
【0188】そして、変更可能範囲表示画面作成処理部
102fは、取得した変更可能範囲に基づいて変更可能
範囲表示画面用Webページを作成する(ステップSE
−10)。
【0189】ついで、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、変更可能範囲表示画面用
Webデータを、施主のクライアント装置200に対し
て、通信制御インタフェース部104を介して送信する
(ステップSE−8)。
【0190】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に変更可
能範囲表示画面用Webページを表示する(ステップS
E−9)。
【0191】図6は、クライアント装置200のモニタ
に表示される変更可能範囲表示画面の一例を示す図であ
る。この図に示すように変更可能範囲表示画面は、例え
ば、変更したい場所(例えば、玄関、リビング、キッチ
ン、和室等)を表示するための表示領域MD−1、変更
可能範囲(例えば、壁紙、床材、立付家具等)を表示す
るための表示領域MD−2、そのサンプル画像を表示す
るための表示領域MD−3、その商品番号を表示するた
めの表示領域MD−4等を含んで構成されている。
【0192】また、再び図35のステップSE−6に戻
り、施主が工事を変更するための変更手続きフォーム画
面に移行するためのリンクボタンMB−3を選択した場
合には、変更可能範囲表示画面作成処理部102fは、
変更可能範囲情報データベース106hを参照して施主
が選択した変更可能範囲に対する変更手続きを取得す
る。
【0193】そして、変更可能範囲表示画面作成処理部
102fは、取得した変更手続きに基づいて変更手続き
フォーム画面用Webページを作成する(ステップSE
−11)。
【0194】ついで、データセンタ装置100は、送信
処理部102jの処理により、変更手続きフォーム画面
用Webデータを、施主のクライアント装置200に対
して、通信制御インタフェース部104を介して送信す
る(ステップSE−8)。
【0195】これにより、このクライアント装置200
は、データセンタ装置100からのWebデータを通信
制御IF280を介して受信し、モニタ261に変更手
続きフォーム画面用Webページを表示する(ステップ
SE−9)。
【0196】図5は、クライアント装置200のモニタ
に表示される変更手続きフォーム画面の一例を示す図で
ある。この図に示すように変更手続きフォーム画面は、
例えば、変更物情報や変更手続き内容やその他の情報を
表示するための画面に移行するためのリンクボタンMC
−1、変更内容をデータセンタ装置100に対して送信
するための送信ボタンMC−2等を含んで構成されてい
る。これにて、工事変更処理が終了する。
【0197】(工事画像画面作成処理)次に、工事画像
画面作成処理の詳細について以下に説明する。上述した
図12における現場画像データの表示領域(MK−2)
には、以下に示す工事画像画面作成処理により、現場画
像データと、その現場画像データに対応する完成予想画
像データとを重畳して表示した合成画像を表示してよ
い。
【0198】これにより、施主は、完成予想図と現場画
像とを重畳した合成画像を見ることができるようになる
ため、工事に対する専門知識を有さない施主でも工事が
設定図通りに正確に行われているか否かを容易にチェッ
クすることができる。
【0199】図36は、本実施形態における本システム
の工事画像画面作成処理の一例を示すフローチャートで
ある。工事画像画面作成処理部102dは、以下に示す
処理により、完成予定図情報データベース106fに格
納された完成予定図情報と、工事現場画像情報データベ
ース106gに格納された工事現場画像情報とを含む工
事画像画面を作成する。
【0200】すなわち、工事画像画面作成処理部102
dは、工事現場画像情報データベース106gを参照し
て、工事現場画像情報と、撮影した地点および撮影の方
向に関する撮影情報とを取得する(ステップSF−
1)。
【0201】また、工事画像画面作成処理部102d
は、完成予定図情報データベース106fを参照して、
該当する物件の3次元表示可能な完成予定図を取得す
る。
【0202】そして、工事画像画面作成処理部102d
は、取得した撮影情報に基づいて、完成予定図情報から
撮影地点および撮影方向に対応する完成予想画像を作成
する(ステップSF−2)。
【0203】そして、工事画像画面作成処理部102d
は、作成された完成予想画像と、現場画像とを重畳して
表示する合成画像を作成する(ステップSF−3)。
【0204】すなわち、工事画像画面作成処理部102
dは、完成予想画像のうち記述された画素部分について
マスク処理を行い、未記述の画素部分については現場画
像を表示するようにした合成画像を作成する。なお、合
成の方法としては、例えば、既存の画像合成方法で通常
用いられる方法(オーバレイ処理、クロマキー処理等)
を用いることができる。
【0205】ここで、図27は、工事現場画像画面の一
例を示す図であり、また、図28は、当該工事現場画像
に対応する完成予想画像の一例を示す図である。また、
図29は、完成予想画像と、現場画像とを重畳して表示
する合成画像の一例を示す図である。図29に示すよう
に、完成予想画像を点線等で重畳して表示することによ
り、工事の正確性等を容易にチェックすることが可能に
なる。これにて、工事画像画面作成処理が終了する。
【0206】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
【0207】例えば、上述した処理は、施主がクライア
ント装置200を用いてウェブページを閲覧する場合を
一例に説明したが、第3者機関や建設業者がクライアン
ト装置200を用いてウェブページを閲覧する場合に適
用してもよい。これにより、第3者機関は、登録された
建設業者の工事の進捗の確認や工事内容の確認を容易に
行うことができるようになり、また、建設業者は、現場
での作業が順調に行われているかをチェックすることが
できるようになる。
【0208】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手
動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または
一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメー
タを含む情報、画面例、データベース構成については、
特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0209】また、データセンタ装置100に関して、
図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも
物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例
えば、データセンタ装置100の各サーバが備える処理
機能、特に制御部にて行なわれる各処理機能について
は、その全部または任意の一部を、CPU(Centr
al Processing Unit)および当該C
PUにて解釈実行されるプログラムにて実現することが
でき、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェ
アとして実現することも可能である。なお、プログラム
は、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて
データセンタ装置100に機械的に読み取られる。
【0210】また、データセンタ装置100は、さらな
る構成要素として、マウス等の各種ポインティングデバ
イスやキーボードやイメージスキャナやデジタイザ等か
ら成る入力装置(図示せず)、入力データのモニタに用
いる表示装置(図示せず)、システムクロックを発生さ
せるクロック発生部(図示せず)、および、各種処理結
果その他のデータを出力するプリンタ等の出力装置(図
示せず)を備えてもよく、また、入力装置、表示装置お
よび出力装置は、それぞれ入出力インタフェースを介し
て制御部102に接続されてもよい。
【0211】記憶部に格納される各種のデータベース
(施主登録情報データベース106a〜ニュース情報デ
ータベース106n)は、RAM、ROM等のメモリ装
置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブ
ルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各
種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムや
テーブルやファイルやデータベースやウェブページ用フ
ァイル等を格納する。
【0212】また、データセンタ装置100は、既知の
パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報
処理端末等の情報処理装置にプリンタやモニタやイメー
ジスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報処理装置に本
発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、デ
ータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0213】さらに、データセンタ装置100の分散・
統合の具合的形態は図示のものに限られず、その全部ま
たは一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能
的または物理的に分散・統合して構成することができ
る。例えば、各データベースを独立したデータベース装
置として独立に構成してもよく、また、処理の一部をC
GI(Common Gateway Interfa
ce)を用いて実現してもよい。
【0214】また、クライアント装置200は、既知の
パーソナルコンピュータ、ワークステーション、家庭用
ゲーム装置、インターネットTV、PHS端末、携帯端
末、移動体通信端末またはPDA等の情報処理端末等の
情報処理装置にプリンタやモニタやイメージスキャナ等
の周辺装置を必要に応じて接続し、該情報処理装置にウ
ェブ情報のブラウジング機能や電子メール機能を実現さ
せるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実
装することにより実現してもよい。
【0215】このクライアント装置200の制御部は、
その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPU
にて解釈実行されるプログラムにて実現することができ
る。すなわち、ROMまたはHDには、OS(Oper
ating System)と協働してCPUに命令を
与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが
記録されている。このコンピュータプログラムは、RA
Mにロードされることによって実行され、CPUと協働
して制御部を構成する。
【0216】しかしながら、このコンピュータプログラ
ムは、クライアント装置200に対して任意のネットワ
ークを介して接続されたアプリケーションプログラムサ
ーバに記録されてもよく、必要に応じてその全部または
一部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部の全部または任意の一部を、ワイヤードロ
ジック等によるハードウェアとして実現することも可能
である。
【0217】また、本発明にかかるプログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもでき
る。ここで、この「記録媒体」とは、フロッピー(登録
商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、EPRO
M、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任
意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステ
ムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定
用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インター
ネットに代表されるネットワークを介してプログラムを
送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプロ
グラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
【0218】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating Syste
m)に代表される別個のプログラムと協働してその機能
を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各
装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、
読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手
順等については、周知の構成や手順を用いることができ
る。
【0219】また、ネットワーク300は、データセン
タ装置100とクライアント装置200とを相互に接続
する機能を有し、例えば、インターネットや、イントラ
ネットや、LAN(有線/無線の双方を含む)や、VA
Nや、パソコン通信網や、公衆電話網(アナログ/デジ
タルの双方を含む)や、専用回線網(アナログ/デジタ
ルの双方を含む)や、CATV網や、IMT2000方
式、GSM方式またはPDC/PDC―P方式等の携帯
回線交換網/携帯パケット交換網や、無線呼出網や、B
luetooth等の局所無線網や、PHS網や、C
S、BSまたはISDB等の衛星通信網等のうちいずれ
かを含んでもよい。すなわち、本システムは、有線・無
線を問わず任意のネットワークを介して、各種データを
送受信することができる。
【0220】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、施主の物件に対して建設業者が行う工事の予定工
程に関する予定工程情報を格納し、予定工程に対して建
設業者が行った工事の進捗に関する工事進捗情報を格納
し、格納された予定工程情報と、工事進捗情報とを含む
工事スケジュール画面を作成し、作成された工事スケジ
ュール画面を情報端末装置に対して送信するので、施主
や第3者機関に対して建設業者が行う工事の内容や進捗
を分かりやすく表示し、リアルタイムでこれらの情報を
提供することができる工事情報管理システム、工事情報
処理装置、工事情報処理方法、および、プログラムを提
供することができる。
【0221】すなわち、工事情報処理装置において工事
の予定工程とその進捗に関する情報を一括管理し、施主
や建設業者や第3者機関が情報端末装置を用いてこれら
の情報を閲覧することができるようになるので、工事の
内容や進捗を利用者に対してリアルタイムで提供するこ
とができる工事情報管理システム、工事情報処理装置、
工事情報処理方法、および、プログラムを提供すること
ができる。
【0222】また、本発明によれば、工事スケジュール
画面作成手段は、予定工程情報と工事進捗情報とを時間
的に対応付けたカレンダー形式の工事スケジュール画面
を作成する。すなわち、予定工程情報における各工程の
開始予定日および終了予定日と、工事進捗情報における
各工程の開始日および終了日とを、時間的に対応付けた
工事スケジュール画面を作成する。これにより、利用者
にとって感覚的・視覚的に予定工程と進捗を把握するこ
とができるようになる。
【0223】また、本発明によれば、施主の物件に対し
て建設業者が行う工事の完成予定図に関する完成予定図
情報を格納し、完成予定図に対して建設業者が行った工
事の現場の画像に関する工事現場画像情報を格納し、格
納された完成予定図情報と、工事現場画像情報とを含む
工事画像画面を作成し、作成された工事画像画面を情報
端末装置に対して送信するので、利用者は工事現場に行
かずに工事の内容をチェックすることができるようにな
る。
【0224】また、本発明によれば、建設業者が行った
工事に対するコメントに関するコメント情報(例えば、
工事を担当した建設業者の担当者が作成した作業日報に
関する情報、担当者の肉声コメントを録音した音声情
報、その現場画像データを撮影した撮影地点や撮影方向
や撮影日時に関する情報等)を、工事現場画像情報に対
応付けて格納し、格納されたコメント情報を対応する工
事現場画像情報に関連付けて表示するので、工事の担当
者のコメントを利用者は参照することができるようにな
る。
【0225】また、本発明によれば、現場画像を撮影す
る地点および撮影の方向に関する撮影情報を格納し、格
納された撮影情報に基づいて、完成予定図情報から当該
撮影地点および当該撮影方向に対応する完成予想画像を
作成し、作成された完成予想画像と、現場画像とを重畳
して表示するので、工事に対する専門知識や経験を有し
ない利用者でも工事内容を容易にチェックすることがで
きるようになる。
【0226】また、本発明によれば、工事内容の変更可
能な範囲(例えば、物件のうち変更する部分(例えば、
玄関、リビング、キッチン等)、および、変更の対象
(例えば、工法、材料、内装等)等を含む)と、当該変
更可能な時期とを対応付けて格納し、格納された工事進
捗情報に基づいて、格納された変更可能範囲情報の中か
ら対応する変更可能範囲を抽出し、抽出された変更可能
範囲を含む変更可能範囲表示画面を作成し、作成された
変更可能範囲表示画面を情報端末装置に送信するので、
工事内容を容易に変更することができるようになる。
【0227】すなわち、施主に工事の各工程における変
更可能な時期と範囲とをリアルタイムに提示することが
できるようになるため、複雑な手続きや余分な費用をか
けることなく変更することができる。
【0228】また、建設業者は、施主の要望を工事に細
かく反映させることができるようになり、また、工事内
容の設計後に発売された新製品等に関する対応も臨機応
変に行えるようになるため、施主の顧客満足度を高める
ことができる。
【0229】また、本発明によれば、変更可能範囲情報
は、変更可能範囲と、その変更手続きに関する変更手続
情報(例えば、変更申込手続き、材料購入手続き、設計
図変更手続きなど、変更可能範囲を変更するまでの各種
の手続きに関する情報)とを対応付けて格納し、抽出さ
れた変更可能範囲に対応する変更手続情報を情報端末装
置に送信するので、利用者に対して変更手続きも併せて
提示することが可能になる。
【0230】また、本発明によれば、工事に関連する広
告と、当該関連する時期とを対応付けて格納し、格納さ
れた工事進捗情報に基づいて、格納された関連広告の中
から対応する関連広告を抽出し、抽出された関連広告を
含む関連広告表示画面を作成し、作成された関連広告表
示画面を情報端末装置に送信するので、工事の進捗に関
連する広告(例えば、引越業者や材料業者等の工事に関
連する業者、製品、サービス等の広告)を効率的に表示
することができるようになる。
【0231】また、本発明によれば、建設業者に所属す
る担当者のプロフィール(例えば、氏名、年齢、取得資
格、担当業務、経験年数、一言アピール等)を含む担当
者情報(テキスト情報、担当者の肉声コメント等を録音
した音声情報、担当者等を撮影した画像情報または動画
情報等のうち少なくとも1つを含む)を格納し、工事を
行う担当者の予定に関する担当者予定情報を格納し、格
納された担当者予定情報に対応する担当者情報を含む予
定担当者表示画面を作成し、作成された予定担当者表示
画面を情報端末装置に対して送信するので、施主や登録
する第3者機関の担当者との間で、工事に対する認識の
ズレを防止しつつ、良好な人間関係を築き上げることが
できるようになる。
【0232】すなわち、利用者に対して建設業者側の担
当する営業マンや作業員等に関する情報を効率的に提供
し、施主等と建設業者の担当者との密接な相互コミュニ
ケーションを図ることができるようになる。
【0233】また、本発明によれば、担当者情報は、担
当者に対する電子メールアドレスに関する電子メールア
ドレス情報を含み、予定担当者表示画面は、担当者の上
記電子メールアドレス情報を選択可能に表示し、情報端
末装置において予定担当者表示画面に表示された電子メ
ールアドレス情報が選択された場合に、当該電子メール
アドレス宛に電子メールが送信されるので、利用者に対
して建設業者側の担当する営業マンや作業員等に関する
情報を効率的に提供し、施主等と建設業者の担当者との
密接な相互コミュニケーションを図ることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムの全体構成の一例を示すブロック図
である。
【図2】本発明が適用されるデータセンタ装置100の
構成の一例を示すブロック図である。
【図3】クライアント装置200のモニタ261に表示
されるメインメニュー表示画面作成処理により作成され
たメインメニュー表示画面の一例を示す図である。
【図4】クライアント装置200のモニタに表示される
施主物件の工事変更画面の一例を示す図である。
【図5】クライアント装置200のモニタに表示される
変更手続きフォーム画面の一例を示す図である。
【図6】クライアント装置200のモニタに表示される
変更可能範囲表示画面の一例を示す図である。
【図7】クライアント装置200のモニタに表示される
完成予定図表示画面の一例を示す図である。
【図8】クライアント装置200のモニタ261に表示
される工事スケジュール画面の一例を示す図である。
【図9】クライアント装置200のモニタに表示される
スケジュール詳細情報画面の一例を示す図である。
【図10】クライアント装置200のモニタに表示され
る作業紹介画面の一例を示す図である。
【図11】クライアント装置200のモニタに表示され
る予定担当者表示画面の一例を示す図である。
【図12】クライアント装置200のモニタに表示され
る現場コメント表示画面の一例を示す図である。
【図13】完成予定図における確認地点の一例を示す図
である。
【図14】完成予定図における撮影情報の一例を示す図
である。
【図15】完成予定図データの一例を示す図である。
【図16】施主登録情報データベース106aに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【図17】第3者機関登録情報データベース106bに
格納される情報の一例を示す図である。
【図18】建設業者登録情報データベース106cに格
納される情報の一例を示す図である。
【図19】予定工程情報データベース106dに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【図20】工事進捗情報データベース106eに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【図21】完成予定図情報データベース106fに格納
される情報の一例を示す図である。
【図22】工事現場画像情報データベース106gに格
納される情報の一例を示す図である。
【図23】変更可能範囲情報データベース106hに格
納される情報の一例を示す図である。
【図24】施主物件情報データベース106iに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【図25】関連広告情報データベース106jに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【図26】担当者情報データベース106kに格納され
る情報の一例を示す図である。
【図27】工事現場画像画面の一例を示す図である。
【図28】完成予想画像の一例を示す図である。
【図29】完成予想画像と、現場画像とを重畳して表示
する合成画像の一例を示す図である。
【図30】クライアント装置200のブロック図の一例
を示す図である。
【図31】本実施形態における本システムのメイン処理
の一例を示すフローチャートである。
【図32】本実施形態における本システムのメインメニ
ュー表示画面作成処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図33】本実施形態における本システムの工事スケジ
ュール表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図34】本実施形態における本システムの担当者表示
処理の一例を示すフローチャートである。
【図35】本実施形態における本システムの工事変更処
理の一例を示すフローチャートである。
【図36】本実施形態における本システムの工事画像画
面作成処理の一例を示すフローチャートである。
【図37】トピックス情報データベース106mに格納
される情報の一例を示す図である。
【図38】ニュース情報データベース106nに格納さ
れる情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 データセンタ装置 102 制御部 102a メニュー処理部 102b アクセス制御処理部 102c 工事スケジュール画面作成処理部 102d 工事画像画面作成処理部 102e 変更可能範囲抽出処理部 102f 変更可能範囲表示画面作成処理部 102g 関連広告抽出処理部 102h 関連広告表示画面作成処理部 102i 予定担当者表示画面作成処理部 102j 送信処理部 104 通信制御インタフェース部 106 記憶部 106a 施主登録情報データベース 106b 第3者機関登録情報データベース 106c 建設業者登録情報データベース 106d 予定工程情報データベース 106e 工事進捗情報データベース 106f 完成予定図情報データベース 106g 工事現場画像情報データベース 106h 変更可能範囲情報データベース 106i 施主物件情報データベース 106j 関連広告情報データベース 106k 担当者情報データベース 106m トピックス情報データベース 106n ニュース情報データベース 200 クライアント装置 210 制御部 211 Webブラウザ 212 電子メーラ 220 ROM 230 HD 240 RAM 250 入力装置 260 出力装置 270 入出力制御インターフェース 280 通信制御インターフェース 300 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 万梨子 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 株式 会社シーエスケイ内 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 DA09 KA05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事に関する情報を処理する工事情報処
    理装置と、施主と建設業者と第3者機関とのうち少なく
    とも一の情報端末装置とを、ネットワークを介して通信
    可能に接続して構成された工事情報管理システムであっ
    て、 上記工事情報処理装置は、 上記施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の予定
    工程に関する予定工程情報を格納する予定工程情報格納
    手段と、 上記予定工程に対して上記建設業者が行った工事の進捗
    に関する工事進捗情報を格納する工事進捗情報格納手段
    と、 上記予定工程情報格納手段にて格納された上記予定工程
    情報と、上記工事進捗情報格納手段にて格納された上記
    工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を作成する
    工事スケジュール画面作成手段と、 上記工事スケジュール画面作成手段にて作成された上記
    工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対して送信
    する工事スケジュール画面送信手段と、 を備え、 上記情報端末装置は、 上記工事スケジュール画面を上記工事情報処理装置から
    受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信した上記工事スケジュール画面を
    出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする工事情報管理システム。
  2. 【請求項2】 施主と建設業者と第3者機関とのうち少
    なくとも一の情報端末装置にネットワークを介して通信
    可能に接続して構成され、工事に関する情報を処理する
    工事情報処理装置であって、 上記施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の予定
    工程に関する予定工程情報を格納する予定工程情報格納
    手段と、 上記予定工程に対して上記建設業者が行った工事の進捗
    に関する工事進捗情報を格納する工事進捗情報格納手段
    と、 上記予定工程情報格納手段にて格納された上記予定工程
    情報と、上記工事進捗情報格納手段にて格納された上記
    工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を作成する
    工事スケジュール画面作成手段と、 上記工事スケジュール画面作成手段にて作成された上記
    工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対して送信
    する工事スケジュール画面送信手段と、 を備えたことを特徴とする工事情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記工事スケジュール画面作成手段は、 上記予定工程情報と上記工事進捗情報とを時間的に対応
    付けたカレンダー形式の工事スケジュール画面を作成す
    ること、 を特徴とする請求項2に記載の工事情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記施主の物件に対して上記建設業者が
    行う工事の完成予定図に関する完成予定図情報を格納す
    る完成予定図情報格納手段と、 上記完成予定図に対して上記建設業者が行った工事の現
    場の画像に関する工事現場画像情報を格納する工事現場
    画像情報格納手段と、 上記完成予定図情報格納手段にて格納された上記完成予
    定図情報と、上記工事現場画像情報格納手段にて格納さ
    れた上記工事現場画像情報とを含む工事画像画面を作成
    する工事画像画面作成手段と、 上記工事画像画面作成手段にて作成された上記工事画像
    画面を上記情報端末装置に対して送信する工事画像画面
    送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3に記
    載の工事情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記建設業者が行った工事に対するコメ
    ントに関するコメント情報を、上記工事現場画像情報に
    対応付けて格納するコメント情報格納手段をさらに備
    え、 上記工事画像画面作成手段は、上記コメント情報格納手
    段にて格納された上記コメント情報を対応する上記工事
    現場画像情報に関連付けて表示する上記工事画像画面を
    作成すること、 を特徴とする請求項4に記載の工事情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記工事画像画面作成手段は、 上記現場画像を撮影する地点および撮影の方向に関する
    撮影情報を格納する撮影情報格納手段と、 上記撮影情報格納手段にて格納された上記撮影情報に基
    づいて、上記完成予定図情報から当該撮影地点および当
    該撮影方向に対応する完成予想画像を作成する完成予想
    画像作成手段と、 上記完成予想画像作成手段にて作成された上記完成予想
    画像と、上記現場画像とを重畳して表示する重畳表示手
    段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項4または5に記
    載の工事情報処理装置。
  7. 【請求項7】 工事内容の変更可能な範囲と、当該変更
    可能な時期とを対応付けて格納する変更可能範囲情報格
    納手段と、 上記工事進捗情報格納手段にて格納された上記工事進捗
    情報に基づいて、上記変更可能範囲情報格納手段にて格
    納された上記変更可能範囲情報の中から対応する上記変
    更可能範囲を抽出する変更可能範囲抽出手段と、 上記変更可能範囲抽出手段にて抽出された上記変更可能
    範囲を含む変更可能範囲表示画面を作成する変更可能範
    囲表示画面作成手段と、 上記変更可能範囲表示画面作成手段にて作成された上記
    変更可能範囲表示画面を上記情報端末装置に送信する変
    更可能範囲表示画面送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれ
    か一つに記載の工事情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記変更可能範囲情報格納手段は、上記
    変更可能範囲と、その変更手続きに関する変更手続情報
    とを対応付けて格納し、 上記変更可能範囲抽出手段にて抽出された上記変更可能
    範囲に対応する上記変更手続情報を上記情報端末装置に
    送信する変更手続情報送信手段、 をさらに備えたこと特徴とする請求項7に記載の工事情
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 工事に関連する広告と、当該関連する時
    期とを対応付けて格納する関連広告情報格納手段と、 上記工事進捗情報格納手段にて格納された上記工事進捗
    情報に基づいて、上記関連広告情報格納手段にて格納さ
    れた上記関連広告の中から対応する上記関連広告を抽出
    する関連広告抽出手段と、 上記関連広告抽出手段にて抽出された上記関連広告を含
    む関連広告表示画面を作成する関連広告表示画面作成手
    段と、 上記関連広告表示画面作成手段にて作成された上記関連
    広告表示画面を上記情報端末装置に送信する関連広告表
    示画面送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜8のいずれ
    か一つに記載の工事情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記建設業者に所属する担当者のプロ
    フィールを含む担当者情報を格納する担当者情報格納手
    段と、 上記工事を行う担当者の予定に関する担当者予定情報を
    格納する担当者予定情報格納手段と、 上記担当者予定情報格納手段にて格納された上記担当者
    予定情報に対応する上記担当者情報を含む予定担当者表
    示画面を作成する予定担当者表示画面作成手段と、 上記予定担当者表示画面作成手段にて作成された上記予
    定担当者表示画面を上記情報端末装置に対して送信する
    予定担当者表示画面送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜9のいずれ
    か一つに記載の工事情報処理装置。
  11. 【請求項11】 上記担当者情報は、上記担当者に対す
    る電子メールアドレスに関する電子メールアドレス情報
    を含み、上記予定担当者表示画面は、上記担当者の上記
    電子メールアドレス情報を選択可能に表示し、 上記情報端末装置において上記予定担当者表示画面に表
    示された上記電子メールアドレス情報が選択された場合
    に、当該電子メールアドレス宛に電子メールが送信され
    ること、 を特徴とする請求項10に記載の工事情報処理装置。
  12. 【請求項12】 施主と建設業者と第3者機関とのうち
    少なくとも一の情報端末装置にネットワークを介して通
    信可能に接続して構成され、工事に関する情報を処理す
    る工事情報処理装置を用いて実行される工事情報処理方
    法であって、 上記施主の物件に対して上記建設業者が行う工事の予定
    工程に関する予定工程情報を格納する予定工程情報格納
    手順と、 上記予定工程に対して上記建設業者が行った工事の進捗
    に関する工事進捗情報を格納する工事進捗情報格納手順
    と、 上記予定工程情報格納手順において格納された上記予定
    工程情報と、上記工事進捗情報格納手順において格納さ
    れた上記工事進捗情報とを含む工事スケジュール画面を
    作成する工事スケジュール画面作成手順と、 上記工事スケジュール画面作成手順において作成された
    上記工事スケジュール画面を上記情報端末装置に対して
    送信する工事スケジュール画面送信手順と、 を備えたことを特徴とする工事情報処理方法。
  13. 【請求項13】 上記工事スケジュール画面作成手順
    は、 上記予定工程情報と上記工事進捗情報とを時間的に対応
    付けたカレンダー形式の工事スケジュール画面を作成す
    ること、 を特徴とする請求項12に記載の工事情報処理方法。
  14. 【請求項14】 上記施主の物件に対して上記建設業者
    が行う工事の完成予定図に関する完成予定図情報を格納
    する完成予定図情報格納手順と、 上記完成予定図に対して上記建設業者が行った工事の現
    場の画像に関する工事現場画像情報を格納する工事現場
    画像情報格納手順と、 上記完成予定図情報格納手順において格納された上記完
    成予定図情報と、上記工事現場画像情報格納手順におい
    て格納された上記工事現場画像情報とを含む工事画像画
    面を作成する工事画像画面作成手順と、 上記工事画像画面作成手順において作成された上記工事
    画像画面を上記情報端末装置に対して送信する工事画像
    画面送信手順と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12または13
    に記載の工事情報処理方法。
  15. 【請求項15】 上記建設業者が行った工事に対するコ
    メントに関するコメント情報を、上記工事現場画像情報
    に対応付けて格納するコメント情報格納手順をさらに備
    え、 上記工事画像画面作成手順は、上記コメント情報格納手
    順において格納された上記コメント情報を対応する上記
    工事現場画像情報に関連付けて表示する上記工事画像画
    面を作成すること、 を特徴とする請求項14に記載の工事情報処理方法。
  16. 【請求項16】 上記工事画像画面作成手順は、 上記現場画像を撮影する地点および撮影の方向に関する
    撮影情報を格納する撮影情報格納手順と、 上記撮影情報格納手順において格納された上記撮影情報
    に基づいて、上記完成予定図情報から当該撮影地点およ
    び当該撮影方向に対応する完成予想画像を作成する完成
    予想画像作成手順と、 上記完成予想画像作成手順において作成された上記完成
    予想画像と、上記現場画像とを重畳して表示する重畳表
    示手順と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項14または15
    に記載の工事情報処理方法。
  17. 【請求項17】 工事内容の変更可能な範囲と、当該変
    更可能な時期とを対応付けて格納する変更可能範囲情報
    格納手順と、 上記工事進捗情報格納手順において格納された上記工事
    進捗情報に基づいて、上記変更可能範囲情報格納手順に
    おいて格納された上記変更可能範囲情報の中から対応す
    る上記変更可能範囲を抽出する変更可能範囲抽出手順
    と、 上記変更可能範囲抽出手順において抽出された上記変更
    可能範囲を含む変更可能範囲表示画面を作成する変更可
    能範囲表示画面作成手順と、 上記変更可能範囲表示画面作成手順において作成された
    上記変更可能範囲表示画面を上記情報端末装置に送信す
    る変更可能範囲表示画面送信手順と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12〜16のい
    ずれか一つに記載の工事情報処理方法。
  18. 【請求項18】 上記変更可能範囲情報格納手順は、上
    記変更可能範囲と、その変更手続きに関する変更手続情
    報とを対応付けて格納し、 上記変更可能範囲抽出手順において抽出された上記変更
    可能範囲に対応する上記変更手続情報を上記情報端末装
    置に送信する変更手続情報送信手順、 をさらに備えたこと特徴とする請求項17に記載の工事
    情報処理方法。
  19. 【請求項19】 工事に関連する広告と、当該関連する
    時期とを対応付けて格納する関連広告情報格納手順と、 上記工事進捗情報格納手順において格納された上記工事
    進捗情報に基づいて、上記関連広告情報格納手順におい
    て格納された上記関連広告の中から対応する上記関連広
    告を抽出する関連広告抽出手順と、 上記関連広告抽出手順において抽出された上記関連広告
    を含む関連広告表示画面を作成する関連広告表示画面作
    成手順と、 上記関連広告表示画面作成手順において作成された上記
    関連広告表示画面を上記情報端末装置に送信する関連広
    告表示画面送信手順と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12〜18のい
    ずれか一つに記載の工事情報処理方法。
  20. 【請求項20】 上記建設業者に所属する担当者のプロ
    フィールを含む担当者情報を格納する担当者情報格納手
    順と、 上記工事を行う担当者の予定に関する担当者予定情報を
    格納する担当者予定情報格納手順と、 上記担当者予定情報格納手順において格納された上記担
    当者予定情報に対応する上記担当者情報を含む予定担当
    者表示画面を作成する予定担当者表示画面作成手順と、 上記予定担当者表示画面作成手順において作成された上
    記予定担当者表示画面を上記情報端末装置に対して送信
    する予定担当者表示画面送信手順と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12〜19のい
    ずれか一つに記載の工事情報処理方法。
  21. 【請求項21】 上記担当者情報は、上記担当者に対す
    る電子メールアドレスに関する電子メールアドレス情報
    を含み、上記予定担当者表示画面は、上記担当者の上記
    電子メールアドレス情報を選択可能に表示し、 上記情報端末装置において上記予定担当者表示画面に表
    示された上記電子メールアドレス情報が選択された場合
    に、当該電子メールアドレス宛に電子メールが送信され
    ること、 を特徴とする請求項20に記載の工事情報処理方法。
  22. 【請求項22】 上記請求項12〜21のいずれか一つ
    に記載された工事情報処理方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
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