JP2003044736A - サーバ、物件情報提供システム、物件情報提供方法、および、記録媒体 - Google Patents

サーバ、物件情報提供システム、物件情報提供方法、および、記録媒体

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JP2003044736A
JP2003044736A JP2001226356A JP2001226356A JP2003044736A JP 2003044736 A JP2003044736 A JP 2003044736A JP 2001226356 A JP2001226356 A JP 2001226356A JP 2001226356 A JP2001226356 A JP 2001226356A JP 2003044736 A JP2003044736 A JP 2003044736A
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furniture
server
equipment
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JP2001226356A
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Shiori Shoda
しおり 正田
Akiko Kitabayashi
暁子 北林
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引越し後の生活を快適にするための各種サー
ビスを実現するサーバを提供することを目的とする。 【解決手段】 間取り図を含む物件情報を記憶している
物件情報記憶手段と、物件内部に配置する備品に関する
画像を含む備品情報を記憶している備品情報記憶手段
と、前記物件情報記憶手段に記憶されている物件情報、
および、前記備品情報記憶手段に記憶されている備品情
報を、ネットワークを介して、利用者が操作する端末に
送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段によっ
て送信された情報に応答して前記端末より送信される内
容に基づいて、前記物件情報の間取り図上の任意の位置
に、前記備品情報の画像を配置して物件配置情報を作成
する物件配置情報作成手段と、この物件配置情報作成手
段によって作成された物件配置情報を、ネットワークを
介して、前記端末に送信する第2の送信手段と、を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引越し等に活用さ
れる物件情報を提供するサーバ、物件情報提供システ
ム、物件情報提供方法、および、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引越しを計画するに際しては、引
っ越す先の物件を決め、次いで、引越し業者に引越しを
依頼して、引越し日に引越しを行う。これらの過程にお
いて、物件情報、或いは引越し費用の見積に関する情報
などを、ネットワークを介して提供するサービスが知ら
れている。ところで、従来の引越しの場合、図面や目視
で間取りや広さが分かっていても、手持ち或いは新規に
購入した家具や家電機器等は引越し後に部屋等内に配置
しなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図面や目視
で間取りや広さを考慮して、家具や家電の購入や配置を
行うのは、配置後のイメージ化が難しく時間がかかって
いた。しかも、それらの家具や家電を実際に配置してみ
ると、部屋の大きさに適さなかったり、別々に買い揃え
たことで部屋のコーディネートがばらばらであったりと
いった様々な問題が生じるケースが少なくなかった。こ
のように、従来提供されているサービスでは引越し前に
その移転先の詳細な情報を得ることが難しいため、実際
に引越してみると、多くの不都合が生じるという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、引越し等のイベントに際し不都合を生じるこ
となく、スムーズな段取りが可能なるサーバ、物件情報
提供システム、物件情報提供方法、および、記録媒体を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図35に示
すように、ネットワーク(ネットワーク4)を介して、
物件情報に関するサービスを利用者に提供するためのサ
ーバ(サーバ2)であって、間取り図を含む物件情報を
記憶している物件情報記憶手段(例えば、物件情報DB
272等)と、物件内部に配置する備品に関する画像を
含む備品情報を記憶している備品情報記憶手段(例え
ば、家具情報DB273、家電情報DB274等)と、
前記物件情報記憶手段に記憶されている物件情報、およ
び前記備品情報記憶手段に記憶されている備品情報を、
前記ネットワークを介して、前記利用者が操作する端末
(例えば、顧客端末3等)に送信する第1の送信手段
(例えば、CPU21、伝送制御部25等)と、この第
1の送信手段によって送信された情報に応答して前記端
末より送信される内容に基づいて、前記物件情報の間取
り図上の任意の位置に、前記備品情報の画像を配置して
物件配置情報を作成する物件配置情報作成手段(例え
ば、CPU21等)と、この物件配置情報作成手段によ
って作成された物件配置情報を、前記ネットワークを介
して、前記端末に送信する第2の送信手段(例えば、C
PU21、伝送制御部25等)と、を備えている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、第1の送信
手段によって、物件情報と、備品情報とがネットワーク
を介して利用者が操作する端末に送信され、物件配置情
報作成手段によって、利用者が操作する端末より送信さ
れる内容に基づいて、物件の間取り図上に備品の画像を
配置した物件配置情報が作成され、更に第2の送信手段
によって、前記物件配置情報作成手段によって作成され
た物件配置情報がネットワークを介して前記端末に送信
されるので、利用者側は、手持ちの備品に類似したも
の、或いは新たに購入したい備品等を選択し、物件にお
ける配置シミュレーションが可能となるような物件情報
を利用者に提供することが出来る。したがって、利用者
は、物件への備品の配置イメージを引越し前につかめる
ので、備品を引越し前に準備したり、引越し後に備品の
配置を容易かつスムーズにすることができる。また、ネ
ットワークを介したことにより、いつでもどこでも容易
に配置シミュレーションを提供できる。
【0007】ここで、建物に関する物件とは、賃貸或い
は販売される建物或いは建物の一部に関する物件であれ
ば、どのような形態であってもよい。
【0008】また、備品とは、例えば、家具や家電機
器、雑貨、設備機器等であるがこれらに限られるもので
はなく、前記建物物件に配置し得るものであればどのよ
うなものでもよい。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のサ
ーバにおいて、前記物件情報記憶手段は、前記物件を賃
貸或いは購入する際に発生する費用情報を更に記憶し、
所定の条件毎に全体にかかる費用を記憶した費用情報記
憶手段(例えば、引越情報DB275等)と、前記端末
により送信される内容に基づく物件情報の費用情報を前
記物件情報記憶手段より読み出すと共に、更に前記送信
される内容に含まれる条件内容に基づいて、全体にかか
る費用を前記費用情報記憶手段より読み出して、総費用
を計算する計算手段(例えば、CPU21等)と、前記
計算手段によって計算された総費用を、前記ネットワー
クを介して前記端末に送信する第3の送信手段(例え
ば、CPU21、伝送制御部25等)と、を更に備えて
いる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特
に、計算手段によって、物件の費用情報と条件内容に基
づいた全体にかかる費用とに基づいて、総費用が計算さ
れて、第3の送信手段によってネットワークを介して端
末に送信されるので、利用者が、配置シミュレーション
に加え、引越等における総費用の目安を知ることが可能
な物件情報を提供することができる。
【0011】ここで、所定の条件とは、例えば、引越し
の荷物の量、引越し先までの移動距離等の他、物件に関
わる条件であれば、どのようなものでもよい。また、全
体にかかる費用とは、物件の費用の他、例えば、物件に
配置する備品の費用や引越の費用等であるが、これらに
限定されるものではない。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のサ
ーバにおいて、前記備品情報記憶手段は、備品の価格を
更に記憶し、前記計算手段は、前記物件配置情報作成手
段により配置される備品の価格を加えて総費用計算する
ことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特
に、前記備品情報記憶手段は、備品の価格を更に記憶し
ており、前記計算手段によって、配置される備品の価格
を更に加えて総費用が計算されるので、利用者が、備品
の価格を含めた総合的な費用の目安がわかる物件情報の
提供をすることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
何れかに記載のサーバにおいて、所定の配置条件に基づ
いて備品を配置するための配置基準を記憶した配置基準
記憶手段(例えば、記録媒体27等)を更に備え、前記
物件配置情報作成手段は、前記配置基準データに基づ
き、前記備品を前記物件の適した配置場所に配置する適
所配置手段(例えば、CPU21等)と、を備えている
ことを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明と同様の効果が得られるのは
勿論のこと、特に、所定の配置条件に基づいて備品を配
置するための配置基準を記憶した配置基準記憶手段を備
え、適所配置手段によって、前記配置基準に基づいて、
備品が物件の適した配置場所に自動的に配置され、その
配置案が利用者側の端末に送信されるので、利用者に適
切な配置場所の目安となりうる物件情報を提供すること
ができる。
【0016】ここで、配置基準とは、例えば、備品の大
きさと、物件における配置場所にスペースとを比較して
配置するといった、配置における規則のようなものであ
り、備品のテーマ別の配置基準、音響効果に配慮した配
置基準等、備品を配置する際の基準となるものであれ
ば、どのような基準でもよい。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載のサ
ーバにおいて、前記備品には家電機器が含まれるととも
に、前記物件情報には、電源の位置情報を含み、前記適
所配置手段は、前記電源の位置情報に基づいて家電機器
を配置する家電配置手段を更に含むことを特徴としてい
る。
【0018】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特
に、適所配置手段によって、家電機器が、物件における
電源の位置に基づいて配置された案が提供されるので、
利用者側が、家電機器の配線を考慮した配置の目安とな
るような物件情報を提供することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、ネットワーク(ネ
ットワーク4)を介して物件情報を提供するサーバ(サ
ーバ2等)と、前記物件情報を利用する利用者が操作す
る端末(顧客端末3)とで構成される物件情報提供シス
テム(物件情報提供システム1)において、前記サーバ
は、間取り図を含む物件情報を記憶している物件情報記
憶手段(例えば、物件DB272等)と、物件内部に配
置する備品に関する画像を含む備品情報を記憶している
備品情報記憶手段(例えば、家具情報DB273、家電
情報DB274等)と、前記物件情報記憶集団に記憶さ
れている物件情報、及び前記備品情報記憶手段に記憶さ
れている備品情報を、前記ネットワークを介して、前記
端末に送信する第1の送信手段(例えば、CPU21、
伝送制御部25等)とを備え、更に端末は、前記第1の
送信手段によって送信された情報を表示部(例えば、表
示部33など)に表示させる第1の表示制御手段(例え
ば、CPU31等)と、この第1の表示制御手段によっ
て表示部に表示された情報より、任意に指定された物件
情報、および、備品情報を含む内容を、前記ネットワー
クを介して前記サーバに送信する第2の送信手段とを備
え、前記サーバは更に、前記第2の送信手段によって送
信された内容に基づいて、前記物件情報の間取り図上の
任意の位置に、前記備品情報の画像を配置して物件配置
情報を作成する物件配置情報作成手段(例えば、CPU
21等)と、この物件配置情報作成手段によって作成さ
れた物件配置情報を、前記ネットワークを介して、前記
端末に送信する第3の送信手段(例えば、CPU21、
伝送制御部25等)と、を備えていることを特徴として
いる。
【0020】請求項6記載の発明によれば、前記サーバ
の第1の送信手段によって、前記物件情報記憶集団に記
憶されている物件情報、及び前記備品情報記憶手段に記
憶されている備品情報が、前記ネットワークを介して、
前記端末に送信され、更に端末の第1の表示制御手段に
よって、前記第1の送信手段によって送信された情報が
表示部に表示され、第2の送信手段によって、この第1
の表示制御手段によって表示部に表示された情報より、
任意に指定された物件情報、および、備品情報を含む内
容が前記ネットワークを介して前記サーバに送信され、
前記サーバの物件配置手段作成手段によって、前記第2
の送信手段によって送信された内容に基づいて、前記物
件情報の間取り図上の任意の位置に、前記備品情報の画
像が配置されて物件配置情報が作成され、第3の送信手
段によって、物件配置情報作成手段によって作成された
物件配置情報が、前記ネットワークを介して、前記端末
に送信されるので、利用者が物件に引っ越す場合におけ
る配置シミュレーションが可能な物件情報を提供するこ
とが可能となる。したがって、利用者は、物件に引越し
する場合の備品の配置イメージを引越し前につかむこと
ができると共に、備品を引越し前に準備したり、引越し
後の備品の配置を容易かつスムーズに行うことが出来
る。また、ネットワークを介したことにより、いつでも
どこでも容易に配置シミュレーションが行える。
【0021】請求項7記載の発明は、ネットワークを介
して、物件情報に関するサービスを利用者が操作する端
末に提供する物件情報提供方法であって、データベース
に記憶されている間取り図を含む物件情報、および、物
件内部に配置する備品に関する画像を含む備品情報を、
前記ネットワークを介して、前記利用者が操作する端末
に送信する第1の送信ステップと、この第1の送信ステ
ップにて送信された情報に応答して前記端末より送信さ
れる内容に基づいて、前記物件情報の間取り図上の任意
の位置に、前記備品情報の画像を配置して物件配置情報
を作成する物件配置情報作成ステップと、この物件配置
情報作成ステップにて作成された物件配置情報を、前記
ネットワークを介して、前記端末に送信する第2の送信
ステップと、を有することを特徴としている。
【0022】請求項7記載の発明によれば、利用者が物
件に引っ越す場合における配置シミュレーションが可能
な物件情報を提供することが可能となる。したがって、
利用者は、物件に引越しする場合の備品の配置イメージ
を引越し前につかむことができると共に、備品を引越し
前に準備したり、引越し後の備品の配置を容易かつスム
ーズに行うことが出来る。また、ネットワークを介した
ことにより、いつでもどこでも容易に配置シミュレーシ
ョンが行える。
【0023】請求項8記載の発明は、ネットワークとデ
ータベースとに接続されたコンピュータが読み取り可能
なプログラムコードを記憶した記録媒体であって、前記
データベースに記憶されている間取り図を含む物件情
報、および、物件内部に配置する備品に関する画像を含
む備品情報を読み出して、ネットワークを介して、端末
に送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段によ
って送信された情報に応答して前記端末より送信される
内容に基づいて、前記物件情報の間取り図上の任意の位
置に、前記備品情報の画像を配置して物件配置情報を作
成する物件配置情報作成手段と、この物件配置情報作成
手段によって作成された物件配置情報を、前記ネットワ
ークを介して、前記端末に送信する第2の送信手段とを
当該コンピュータに実行させるプログラムコードを記憶
したことを特徴としている。
【0024】請求項8記載の発明によれば、利用者が物
件に引っ越す場合における配置シミュレーションが可能
な物件情報を提供することが可能となる。したがって、
利用者は、物件に引越しする場合の備品の配置イメージ
を引越し前につかむことができると共に、備品を引越し
前に準備したり、引越し後の備品の配置を容易かつスム
ーズに行うことが出来る。また、ネットワークを介した
ことにより、いつでもどこでも容易に配置シミュレーシ
ョンが行える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]以下、図1〜図6、及び図27、
図28を参照して本発明にかかる第1の実施の形態にお
ける物件情報提供システムについて詳細に説明する。
【0026】まず構成を説明する。図1は、本発明をネ
ットワークシステムに適用した場合のシステムの全体構
造を示す図である。図1に示すように、本発明の物件情
報提供システム1は、例えば、引越しに関する各種情報
やサービスを提供するサーバ2と、サーバ2に通信回線
網等のネットワーク4を介して接続され、引越しに関す
る各種情報及びサービスの提供を受ける顧客端末3とか
ら構成される。
【0027】サーバ2は、本発明の引越しに関する各種
情報やサービスを提供して引越しを支援する装置であっ
て、WWWサーバの機能を備えたワークステーション等
からなるが、一部の機能をネットワーク上で分散させた
構成のものであってもよい。そして、図1に示すよう
に、内部に、例えば、CPU21、RAM22、表示部
23、入力部24、伝送制御部25、記憶装置26、記
録媒体27等を備えており、記録媒体27を除く各部は
バス28により接続されている。
【0028】CPU21は、記録媒体27に格納された
プログラムやデータベース等を読み出してRAM22へ
のデータの一時的な格納を行い、各部の制御、データの
転送、種々の演算を行う。
【0029】具体的に、本実施例の基本動作は、顧客端
末3からのHTMLソースの要求に基づいて、HTTP
d(Hypertext Transfer Protocol daemon)を用い
て、該当のHTMLソースを顧客端末3に送信する。或
いは、任意のデータベースの検索処理においては、顧客
端末3から入力情報が送信されると、前記HTTPdが
要求を受信して、CGI(Common Gateway Interfac
e)を起動し 、APIなどのミドルウェアへ要求を出
力する。すると、前記ミドルウェアが、RDBMS(Re
lational Database Management System)に対してS
QL文を出力し、RDMSは、前記SQL文に従って後
述の各種データベースにアクセスし、ミドルウェアを介
して得られた検索結果が、CGIによってHTML化さ
れ、顧客端末3に送信される。CPU21が、以上のよ
うな動作を後述のシステムプログラムファイル271a
に格納されているメインプログラム(図示なし)に基づ
いて制御する。尚、サーバ2は、前記HTTPd、CG
I、ミドルウェア、RDBMSを備えている。
【0030】RAM22は、CPU21により実行され
る各種処理において、プログラムやデータ等を一時的に
記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによって処
理される作業領域などを形成する。
【0031】表示部23は、例えば、CRTやLCD等
により構成され、CPU21から入力される各種表示デ
ータや画像を表示する。
【0032】入力部24は、例えば、マウス、キーボー
ド等を備え、表示部23の画面に表示された指定情報を
選択して指定したり、あるいは所望する指定情報等を入
力することができる。具体的に、例えば、オペレータに
よって、新しい物件情報、家具・家電情報の更新等に用
いられる。
【0033】伝送制御部25は、モデム、ターミナルア
ダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回
線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介し
て外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0034】記憶装置26は、プログラムやデータ等が
予め記憶されており、この記憶装置26は磁気的、光学
的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU21で読
取り可能な記録媒体27を含んだ構成である。この記録
媒体27は、CD‐ROM、メモリカード等の可搬型の
媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、
この記録媒体27に格納するプログラム、データ等は、
その一部若しくは全部を他のサーバやクライアントから
WAN、LANなどのネットワークを介して伝送制御部
25から受信する構成にしてもよく、更に記録媒体27
はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの
記録媒体であってもよい。
【0035】具体的に、同記録媒体27は、本実施例の
撮影条件設定処理等の各機能を実現するためのアプリケ
ーションプログラム、各処理プログラム、及び同処理プ
ログラムで処理されたデータ等を記憶している。
【0036】上記記録媒体27に記憶されるデータとし
て、図2に示すように、例えば、システムプログラムD
B271、物件情報DB272、家具情報DB273、
家電情報DB274、引越し情報DB275等がある。
【0037】システムプログラムDB271は、本発明
のシステムプログラムや各種処理を実行するためのプロ
グラムを格納、管理するデータベースであって、システ
ムプログラムファイル271aと、見積演算プログラム
271bなどから構成されている。
【0038】システムプログラムファイル271aは、
例えば、図示しない本実施の形態におけるメインプログ
ラムや、HTMLに関するプログラム、CADソフト等
を格納しているファイルである。
【0039】見積演算プログラム271bは、本実施の
形態においては引越しに関する諸費用の算出及び見積書
作成のためのプログラムであって、後述の物件情報DB
272、家具情報DB273等に格納されている費用情
報を元に、顧客(顧客端末3を操作する利用者)に提供
する見積書を作成するのに用いられる。
【0040】物件情報DB272は、物件に関する情報
を格納、管理するデータベースであって、具体的には、
間取り情報272a、周辺情報272b、賃料情報27
2c、設備情報272d等を記録しており、更にCAD
システムに基づいて情報提供が可能な画像・設計図情報
272eを含んでいる。画像・設計図情報272eと
は、例えば、内装画像、間取り図等である。尚、この物
件情報は、予め、単一或いは複数の不動産会社から提供
され、サーバ2に登録されているものとする。
【0041】家具情報DB273は、顧客が引越し先に
家具を設置する際の状況を把握するため、或いは新規購
入の目安とするための情報を格納、管理するデータベー
スであって、具体的に、家具の種類273a、家具の品
番273b、寸法273c、色273d、価格273e
等の商品データに加え、前記物件情報の物件設計図等と
合成設計できるように、画像・設計データ273f等を
含んでいる。尚、この家具情報は、予め、単一或いは複
数の家具販売業者から提供され、サーバ2に登録されて
いるものとする。
【0042】家電情報DB274は、顧客が引越し先に
家電を設置する際の状況を把握するため或いは新規購入
の目安とするための情報を格納、管理するデータベース
であって、具体的に、家電の種類274a、家電の名称
274b、家電の品番274c、寸法274d、色27
4e、仕様データ274f、価格274g等の商品デー
タに加え、前記物件情報の物件設計図等と合成設計でき
るように、画像・設計データ274h等を含んでいる。
尚、この家電情報は、予め、単一或いは複数の家電販売
業者によって提供され、サーバ2に登録されているもの
とする。
【0043】引越し情報DB275は、引越しに係る情
報を格納、管理するデータベースであって、具体的に
は、引越し費用を算出するための引越し費用データ27
5aを備え、荷物の量や移動距離等によって費用が設定
される構成になっている。尚、この引越し情報は、予
め、単一或いは複数の引越し業者によって提供され、サ
ーバ2に登録されているものとする。
【0044】顧客端末3は、本発明の引越しに関するサ
ービス、各種情報を必要とする利用者が操作する、例え
ばネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ等
の電子演算処理装置である。そして、図1に示すよう
に、内部に、例えば、CPU31、RAM32、表示部
33、入力部34、印刷部35、伝送制御部36、記憶
装置37、記録媒体38等を備えており、記録媒体38
を除く各部はバス39により接続されている。
【0045】CPU31は、記録媒体38に格納された
プログラムやデータベース等を読み出してRAM32へ
のデータの一時的な格納を行い、各部の制御、データの
転送、種々の演算を行う。
【0046】RAM32は、CPU31により実行され
る各種処理において、プログラムやデータ等を一時的に
記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによって処
理される作業領域などを形成する。
【0047】表示部33は、例えば、CRTやLCD等
により構成され、CPU31から入力される各種表示デ
ータや画像を表示する。具体的に、例えば、サーバ2か
ら送信された各種物件情報、家具情報、家電情報、及び
それらの画像等が表示される。
【0048】入力部34は、例えば、マウス、キーボー
ド等を備え、表示部33の画面に表示された指定情報を
選択して指定したり、あるいは所望する指定情報等を入
力することができる。具体的に、例えば、物件検索処理
等における情報入力、設定指定手段として用いられる。
【0049】印刷部35は、CPU31から出力された
印刷データ(例えば、引越し見積り表、間取設計図等)
を印刷する。
【0050】伝送制御部36は、モデム、ターミナルア
ダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回
線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介し
て外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0051】記憶装置37は、プログラムやデータ等が
予め記憶されており、この記憶装置37は磁気的、光学
的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU31で読
取り可能な記録媒体38を含んだ構成である。この記録
媒体38は、CD‐ROM、メモリカード等の可搬型の
媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、
この記録媒体38に格納するプログラム、データ等は、
その一部若しくは全部を他のサーバやクライアントから
WAN、LANなどのネットワークを介して伝送制御部
36から受信する構成にしてもよく、更に記録媒体38
はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの
記録媒体であってもよい。
【0052】具体的に、同記録媒体38は、本実施例の
撮影条件設定処理等の各機能を実現するためのブラウザ
等のアプリケーションプログラム、各処理プログラム、
及び同処理プログラムで処理されたデータ等を記憶して
いる。
【0053】上記のように構成されている第1の実施の
形態における物件情報提供システム1において、引越し
に関わる情報提供サービスの動作を、図3に示すフロー
チャートに沿って以下に説明する。
【0054】まず顧客は、顧客端末3をインターネット
等のネットワーク2に接続する。そして、例えば入力部
34を用いてサーバ2により提供される物件情報提供サ
ービスのHPのURLを入力し、当該URLを送信する
ことによりサーバ2にアクセスし、ページ閲覧の要求を
行う(ステップS101)。すると、この物件情報提供
サービスのページ要求信号を受信したサーバ2のCPU
21は、システムプログラムファイル271aに格納さ
れているメインプログラム(図示なし)を読み出して、
RAM22に格納し、同メインプログラムに従って各処
理を開始する。そして、サーバ2と顧客端末3との間
で、物件検索・選択処理が実行される(ステップS10
2)。このステップS102の物件検索・選択処理につ
いて、図4に示すフローチャートに沿って、以下説明す
る。
【0055】CPU21は、まず、物件検索画面のHT
MLデータを読み出し、該HTMLデータを、伝送制御
部25を介して顧客端末3に送信する(ステップS2
1)。
【0056】すると、同HTMLデータを受信した顧客
端末3のCPU31によって、例えば、図27(a)に
示すような物件検索画面2000が表示部33に表示さ
れる。そこで、顧客が、入力部34を用いて、物件を検
索するための条件を入力或いは選択し、サーバ2に送信
する(ステップS22)。ここで、物件検索の条件と
は、例えば、図27(a)に示すような地域2001、
路線2002、広さ2003、周辺環境2004、賃料
2005、住居形態(図示省略)、設備(図示省略)等
であって、顧客はそれらの条件を指定、選択を行うもの
とする。
【0057】次いで、サーバ2のCPU21が、上記顧
客端末3から送信された条件データに基づき、CGIを
起動しRDBMSを介して物件情報DB272の検索を
行う。そして、指定の条件に合致した物件データを読み
出し、HTMLデータ化して、顧客端末3に送信する
(ステップS23)。
【0058】すると、顧客端末3のCPU31によっ
て、例えば、図27(b)に示すような、指定の条件に
合致した物件の物件詳細表示画面2010が表示部33
に表示される。この物件詳細表示画面2010には、条
件に合致した物件の間取り図2011と、当該物件に関
する情報、例えば、所在地2012、家賃2013、設
備2014、周囲環境2015などが表示される。そこ
で、顧客はその検索結果物件を確認し、気に入った物件
があれば、確定ボタン2016をクリックしてサーバ2
に送信し(ステップS24:Yes)、ステップS10
3aに移行する。一方、物件の検索をやり直す場合は、
やり直しボタン2017をクリックして、サーバ2に送
信する(ステップS204:No)。すると、物件検索
画面2000が表示部33に再び表示される。
【0059】次いで、ステップS103aにおいて、サ
ーバ2と顧客端末3との間で、家具選択・配置処理が実
行される。この家具選択配置処理について、図5のフロ
ーチャートを用いて、以下で説明する。
【0060】まず、サーバ2のCPU21は、顧客が選
択した物件(以下選択物件と称す)における間取を示し
たレイアウト図データを物件情報DB272から読み出
すとともに、家具選択データを家具情報DB273から
読み出し、その両データを、伝送制御部25を介して顧
客端末3に送信する(ステップS31)。
【0061】すると、例えば、図27(c)に示すよう
な選択物件の間取を示したレイアウト図2020、その
レイアウト図と並列に家具選択ボタンが表示された家具
選択画面2021が、顧客端末3の表示部33に表示さ
れる。
【0062】ここで、選択物件の間取を示したレイアウ
ト図2020とは、例えば、台所、居間、食堂、浴室、
玄関、寝室等の部屋に分かれ、その広さ、形状等が把握
可能な図である。尚、平面図、立体図のどちらでも選択
できるようになっている。
【0063】この状態で、顧客は、入力部34を用い
て、家具選択画面2021において配置したい家具の種
類(例えば、ソファ2022、テーブル2023、椅子
2024、ベッド2025、たんす(図示省略)等)を
選択する。そして、例えば、ソファ2022が選択され
ると、図27(d)に示すような、家具詳細画面203
0が表示される。この家具詳細画面2030は、商品カ
タログの役割を果たすものであるので、画像とともに、
家具に関するメーカ名2031、品番2032、大きさ
2033、色2034、価格2035、素材(図示省
略)等の情報が表示されている。(また、家具レイアウ
ト画面2021のレイアウトに使用する画像は、選択物
件のレイアウト図に対する該家具の大きさにサイズとな
っている。)なお、この家具詳細画面2030には、ソ
ファの画像およびそのデータが表示される。
【0064】そこで、顧客は、例えば、手持ちのソフ
ァ、又は類似のもの、或いは、新しく購入したいソファ
を入力部34のマウス等を用いて選択し、ドラッグしな
がら、その画像を選択物件のレイアウト図2020の好
きな場所に配置する(ステップS32)。尚、ソファ画
像をマウス等でクリックすると、前述の詳細情報画面2
030が表示されるようになっている。
【0065】次いでサーバ2のCPU21は、上記の配
置処理に対し、顧客が選択した家具(例えば、ソファ)
の大きさから、顧客が配置した場所に配置可能であるか
を判断し(ステップS33)、配置可能であると判断し
た場合は(ステップS33:Yes)、ステップS35
に移行する。一方、大きさから配置不可能であるとCP
U21が判断した場合は(ステップS33:No)、エ
ラー信号を顧客端末3に送信する。エラー信号を受信し
た顧客端末3のCPU31は、表示部33にエラー表示
を行い(ステップS34)、次いで、ステップS32に
戻り家具の選択・配置処理をやり直す。
【0066】次いで、ステップS35において、CPU
21は、選択したソファが、指定配置場所に配置されて
設計されたレイアウト図を、CADプログラムを用いて
作成し、同設計図画面データを顧客端末3に送信する。
【0067】次いで、設計図画面データを受信した顧客
端末3のCPU31は、例えば、図27(e)に示す設
計図画面2040を顧客端末3の表示部33に表示す
る。そして、CPU31は、顧客による、家具選択・配
置処理の決定ボタン2041による決定信号の入力があ
った場合(ステップS36:Yes)、家具の選択・配
置処理を終了すると判断して、ステップS104aに移
行する。一方、家具選択・配置処理の決定信号の入力が
なく、図示しない続行ボタンが押下されたと判断した場
合(ステップS36:No)、ステップS32に戻っ
て、他の家具を配置、又は選択のし直しを行う。そし
て、顧客端末3においては、例えば、ソファの選択・配
置に続いて家具選択画面からのテーブル、椅子、たんす
等の選択処理、及びそれらの間取図への配置処理が実行
され、サーバ2においては、その合成設計図を作成する
工程(ステップS32〜ステップS35)が繰り返され
て、納得のいくまで家具配置処理を行うことができる。
【0068】次いで、サーバ2と顧客端末3との間で、
家電選択・配置処理が実行される(ステップS104
a)。以下、図6に示すフローチャートを用いて、ステ
ップS104aの家電選択・配置処理を詳細に説明す
る。
【0069】まず、上記ステップS103aにおける、
家具の選択・配置処理の決定信号を受信したサーバ2の
CPU21は、次に、家電情報DB273から選択家電
データを読み出し、家電選択画面データを作成して、同
画面データを顧客端末3に送信する(ステップS4
1)。次いで、家電選択画面データを受信した顧客端末
3のCPU31は、例えば、図27(f)に示す家電選
択画面2050を表示部33に表示させる。尚、この家
電選択画面2050は、前記家具選択画面2021同
様、商品カタログでもあり、その商品の画像とともにメ
ーカ名、品番、大きさ、仕様、電力消費量、色等の各種
情報を含んでいる。また、画像は、選択物件のレイアウ
ト図に対するその家電の大きさを反映したサイズになっ
ている。
【0070】従って、顧客端末3の表示部33に表示さ
れていた家具選択画面2021が家電選択画面2050
に更新され、顧客は、同家電選択画面2050を用い
て、家電選択・配置処理を実行する(ステップS4
2)。尚、レイアウト図2051はステップS103a
で実行された家具が配置されたレイアウト図になってい
る。
【0071】まず、顧客は、表示部33に表示されてい
る家電選択画面2050の家電種類(例えば、冷蔵庫2
052、洗濯機2053、オーディオ2054、TV2
055、照明器具(図示省略)、冷暖房器具(図示省
略)等)から、配置したい家電の種類(例えば、冷蔵庫
2052)を、入力部34を用いて選択する。
【0072】すると、家電選択画面2050に各種冷蔵
庫の画像及びデータ(図示省略)が表示されるので、顧
客は、手持ちの冷蔵庫、類似の冷蔵庫、又は、購入した
い冷蔵庫を選択し、マウスでドラッグしながら、レイア
ウト図の好きな場所に配置する(ステップS42)。
尚、ある一の冷蔵庫の画像をクリックすると、図28
(g)に示すような、該冷蔵庫の詳細データ画面206
0が表示されるようになっている。この家電詳細画面2
060には、メーカ名2061、品番2062、大きさ
2063、価格2064等の詳細データが表示されてい
る。
【0073】次いでサーバ2のCPU21は、上記の配
置処理に対し、家電(例えば、冷蔵庫)の大きさから、
顧客が配置した場所に配置可能であるかを判断し(ステ
ップS43)、配置可能であると判断した場合は(ステ
ップS43:Yes)、ステップS45に移行する。一
方、大きさから配置不可能であるとCPU21が判断し
た場合は(ステップS43:No)、エラー信号を顧客
端末3に送信する。エラー信号を受信した顧客端末3の
CPU31は、表示部33にエラー表示を行い(ステッ
プS44)、次いで、ステップS42に戻り家具の選択
・配置処理をやり直す。
【0074】次いで、ステップS45において、CPU
21は、選択の冷蔵庫が、指定配置場所に配置されて設
計されたレイアウト図を、CADプログラムを用いて作
成し、同設計図画面データを顧客端末3に送信する。
【0075】次いで、設計図画面データを受信した顧客
端末3のCPU31は、図28(h)に示すような設計
図画面2070を顧客端末3の表示部33に表示する。
そして、CPU31は、顧客による、家電選択・配置処
理の決定ボタン2071による決定信号の入力があった
場合(ステップS46:Yes)、家電の選択・配置処
理を終了すると判断して、ステップS105に移行す
る。一方、家具選択・配置処理の決定信号の入力がなく
(ステップS46:No)、図示しない続行ボタンが押
下されたと判断した場合(ステップS46:No)、ス
テップS42に戻って、他の家電を配置、又は選択のし
直しを行う。そして、顧客端末3においては、例えば、
冷蔵庫の選択・配置に続いて家電選択画面からの洗濯
機、オーディオ、TV等の選択処理、及びそれらの間取
図への配置処理が実行され、サーバ2においては、その
合成設計図を作成する工程(ステップS42〜ステップ
S45)が繰り返されて、納得のいくまで家電配置処理
を行うことができる。
【0076】ステップS104aにおける家電の選択・
配置処理の終了信号を受信すると、サーバ2のCPU2
1は、全工程までの各処理によりレイアウト図に家具及
び家電が配置された設計図画面に関する確認画面を作成
し、同画面データを顧客端末3に送信する(ステップS
105)。
【0077】次いで、確認画面データを受信した顧客端
末3のCPU31は、図28(i)に示すような、上記
設計図画面に関する確認画面2080を表示部33に表
示し、顧客によって、決定ボタン2081が押下された
と判断された場合(ステップS106:Yes)は、ス
テップS107に移行する。一方、顧客端末3のCPU
31が、やり直しボタン(図示省略)の選択信号を受信
した場合(ステップS106:No)において、家具選
択・配置処理をやり直しが選択された場合は、ステップ
S103aに、家電選択・配置処理のやり直しの場合は
ステップS104aに、更に物件検索のやり直しの場合
は、ステップS102にそれぞれ移行して工程を戻り、
各処理を実行する。ここで、配置済みのレイアウト図を
顧客端末3の印刷部35を用いてプリントアウト処理を
行ってもよい。
【0078】次いで、顧客は、配置した家具或いは家電
の中から、新規に購入したい物を、入力部34を用いて
選択し、サーバ2にその選択結果を送信する(ステップ
S107)。
【0079】次いで、顧客購入希望の家具又は家電のデ
ータを受信したサーバ2のCPU21は、引越し情報D
B275から読み出したデータに基づいて引越し情報入
力画面を作成し、同画面データを顧客端末3に送信する
(ステップS108)。ここで、引越し情報入力画面と
は、実際に顧客が引っ越す際の見積りを出すための引越
しデータの入力画面であって、具体的には、移動距離、
荷物の量等の入力欄を備えた画面である。
【0080】次いで、上記引越し情報入力画面が顧客端
末3の表示部33に表示されると、顧客は、例えば、現
住所の入力、手持ち家財道具の数量等を同画面の入力欄
に入力する。そして、例えば送信ボタンをクリックする
などして、同入力データをサーバ2に送信する(ステッ
プS109)。
【0081】次いで、上記引越し情報入力データを受信
したサーバ2のCPU21は、同データをRAM22に
格納する。そして、CPU21は、見積演算プログラム
271bを起動して、引越しにかかる総費用の演算処
理、及び見積書の作成を行い、同見積書画面データを顧
客端末3に送信する。
【0082】具体的に、まず、図28(j)に示すよう
な物件に関する物件見積画面2090が表示部33に表
示される。この物件見積画面2090には、物件にかか
る所費用のデータとして、例えば、賃貸料2091、敷
金2092、礼金2093、共催費2094、及びその
合計2095が表示される。そして、顧客端末3おい
て、見積保存ボタン2096が選択されると、次いで、
図28(k)に示すような購入家具見積画面2100が
表示される。
【0083】この購入家具見積画面2100には、ステ
ップS107で選択した購入家具の見積内訳が表示され
ており、顧客端末3において、見積保存ボタン2101
が選択されると、次いで、図28(l)に示すような購
入家電見積画面2110が表示される。
【0084】この購入家電見積画面2110には、ステ
ップS107で選択した購入家具の見積内訳が表示され
ており、顧客端末において、見積保存ボタン2111が
選択されると、次いで、図28(m)に示すような引越
し総費用見積画面2120が表示される。
【0085】引越しにかかる総費用とは、前段階までに
保存した選択物件の費用(賃料・礼金・敷金など)見積
と、ステップS107で決定された新規購入の家具・家
電の見積と、引越し費用の見積とを合計したものであっ
て、CPU21の制御の下、それぞれのデータが格納さ
れている各データベースより、そのコストデータが読み
出されて合計演算され、所定の見積書フォーマットに同
データが書き込まれて作成される。尚、現住所データか
ら、引越し物件への移動距離を算出し、価格を設定する
ものとする。
【0086】上記引越し総費用見積画面2120が顧客
端末3の表示部33に表示されることをもって、本第1
の実施の形態の動作が終了する。尚、上記引越し費用見
積書を印刷部35からプリントアウトしてもよい。
【0087】このように、本発明の第1の実施の形態に
おける物件情報提供システムによれば、顧客は、選択物
件にあわせて、手持ちの家具・家電を配置することがで
きるので、引越し時の部屋の雰囲気がよくわかるととも
に、新規に家具・家電を購入する場合の部屋状況や予算
も把握できることとなる。更に、実際に引越しする場合
のその総費用もわかるので、引越しの目安となり大変便
利である。
【0088】尚、上記第1の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、家具
と、家電の選択処理の順序は、どちらが先であってもよ
い。また、選択物件に配置するのが家具・家電に限られ
ず、例えば、オーダーメイドの住宅であれば、窓、玄
関、キッチンシステム等の設備機器や、絵画や植物とい
ったインテリア商品であってもよい。
【0089】また、上記実施例における家具及び家電の
選択処理において、家具或いは家電の種類を選択し、そ
の選択種類の家具、家電の画像と、各種データとから任
意の家具・家電を選択する方法で説明を行ったが、家具
・家電の選択においても、物件と同様に検索画面を設
け、例えば、種類・メーカ名・色・価格等から家具・家
電の選択肢を絞っていく構成であってもよい。
【0090】また、家具・家電の配置処理において、家
具或いは家電を一つ選択しては、それを配置する構成で
説明をしたが、例えば、配置を希望する家具或いは家電
を先に全て選択した後に、それぞれ配置処理を行う方法
であってもよい。
【0091】また、新規に家具又は家具等を購入する際
の目安として配置処理を実現したが、さらにそのまま発
注したり、また物件の契約、及び引越し業者との取り決
め等、引越しの手配を全てネットワーク上で実行する構
成であってもよい。この場合、サーバ2は、物件の管理
業者、家具・家電業者、引越し業者とリンクされ、決算
処理を代行する構成でもよい。
【0092】[第2の実施の形態]次に、図1〜図3、
図7〜図9、及び図29、図30を参照して本発明にか
かる第2の実施の形態における物件情報提供システムに
ついて詳細に説明する。
【0093】本第2の実施の形態に係る物件情報提供シ
ステムの構成は、図1に示す第1の実施の形態とほぼ同
様であるため、各構成についての詳細な説明を省略し、
異なる部分を以下説明する。
【0094】本実施例(第2の実施の形態)におけるサ
ーバ2の記録媒体27内部のデータ構成は、図7に示す
ように、システムプログラムDB271、物件情報DB
272、家具情報DB273、家電情報DB274、引
越し情報DB275を備えており、それぞれの内容は第
1の実施の形態の図2に示す構成内容と同様のため、詳
細な説明を省き、異なる部分のみ説明する。
【0095】即ち、第2の実施の形態におけるサーバの
システムプログラムDB271には、図2の構成に加え
て、レイアウトプログラム271c及びレイアウト基準
データ271dが格納されている。
【0096】レイアウトプログラム271cは、選択物
件の間取に対して、家具及び家電の最適な配置場所を顧
客に提案するためのプログラムである。また、レイアウ
ト基準データ271dは、レイアウトプログラム271
cに基づいて、サーバ2において自動レイアウト処理を
実行する際の基準データである。
【0097】図3に示すフローチャートに沿って、本発
明における第2の実施の形態の動作を以下に説明する。
尚、サーバ2と、顧客端末3との間で、第1の実施の形
態で説明した図3のフローチャートのステップS101
からステップS110と略同様の流れで処理が行われる
ので、同様の処理については図3のステップ番号で説明
する。
【0098】まず、第1の実施の形態と同様にして、サ
ーバ2と、顧客端末3との間で、ステップS101から
ステップS102までの処理がなされる。
【0099】次いで、顧客端末3とサーバ2との間で、
家具選択・配置処理が実施されるが、図5の家具選択・
配置処理(ステップS103a)の動作と異なるので、
家具選択・配置処理(ステップS103b)として、図
8に示すフローチャートを用いて、以下に説明する。
【0100】図8に示す家具選択・配置処理(103
b)が開始されると、まず、サーバ2から選択物件のレ
イアウト図、及び家具選択画面が顧客端末3に送信さ
れ、顧客端末3の表示部33に表示される(ステップS
201)。そこで、顧客が入力部34を用いて、選択物
件に配置したい家具を選択する(ステップS202)。
ここで、選択物件に配置したい家具とは、引越し後に配
置予定の手持ちの家具、或いは新規購入家具であって、
前記家具選択画面から該当の家具(手持ち或いは新規購
入)を検索して選択を行う。
【0101】すると、顧客端末3の表示部33には、図
29(a)に示すような、選択物件配置図画面2130
が表示される。この選択物件配置図画面2130には、
選択物件のレイアウト図2131に並列して、ステップ
S202で選択された家具の一覧画像2132が表示さ
れている。また、同画面2130には、サーバ2による
自動レイアウトを実行するための自動レイアウトボタン
2133が備えられている。そして、顧客端末3のCP
U31は、自動レイアウトボタン2133が押下された
と判断した場合(ステップS203:Yes)は、顧客
による選択家具データが伝送制御部36を介してサーバ
2に送信され、ステップS204に移行する。一方、C
PU31は自動レイアウトボタンが押下されなかったと
判断した場合(ステップS203:No)は、ステップ
S206に移行する。
【0102】ステップS204において、顧客端末3よ
り選択家具データを受信したサーバ2のCPU21は、
システムプログラムファイル271に格納しているレイ
アウトプログラム271cを起動すし、同レイアウトプ
ログラム271cに従って、家具のレイアウト処理を実
行する。
【0103】具体的に家具のレイアウト処理とは、顧客
が選択した家具の大きさや特徴等と、選択物件の間取り
や広さ等と照らし合わせるとともに、レイアウト基準デ
ータ271dに基づいて選択物件における最適な配置場
所を抽出する。そして、選択物件の間取図に選択された
家具の画像を配置し、その図案を顧客端末3に送信す
る。ここで、家具の画像とは、選択物件に対する家具の
大きさ、形状を反映した画像となっている。
【0104】次いで、上記のように、サーバ2によって
自動レイアウトされた間取図画面が、顧客端末3に送信
される。すると、図29(b)に示すようなレイアウト
間取り図画面2140が、顧客端末3の表示部33に表
示される。そして、顧客端末3のCPU31は、決定ボ
タン2141が押下されたと判断した場合(ステップS
205:Yes)は、そのレイアウトで決定されること
となり、ステップS207に移行する。一方、顧客端末
3のCPU31は、決定ボタン2141が押下されなか
ったと判断した場合(ステップS205:No)は、ス
テップS206に移行する。尚、サーバ2によって顧客
端末3に提供される自動レイアウト案は複数であって、
この複数候補のうち、顧客端末3によって選択されるよ
うになっている。
【0105】ステップS206において、顧客端末3に
て自由レイアウト処理が実行される。具体的には、図2
9(a)に示す選択物件の間取を示したレイアウト図2
131上に、家具選択画面において選択した家具の画像
2132を、入力部34のマウス等を用いて配置を行
う。或いは、図29(b)に示すサーバ2によって自動
レイアウトされたレイアウト間取り図画面2140にお
いて、家具の配置を変更・修正する処理を行う。
【0106】次いで、上記顧客端末3で実行された家具
の配置データを受信したサーバ2のCPU21は、その
配置が、家具と配置場所のスペースに鑑みて可能である
か否かを判断し(ステップS207)、可能であると判
断した場合(ステップS207:Yes)は、ステップ
S209に移行し、配置不可であると判断した場合(ス
テップS207:No)は、顧客端末3の表示部33に
エラー表示を行い(ステップS208)、ステップS2
06に工程を戻る。
【0107】ステップS209において、サーバ2のC
PU21は、合成設計されたレイアウト図の確認画面デ
ータを作成し、顧客端末3に送信する。
【0108】すると、合成設計図の確認画面が顧客端末
3の表示部33に表示され、顧客による合成設計図の確
認が行われる。その結果、同確認画面に設けられた確定
ボタン(図示なし)が押されたとCPU31が判断した
場合(ステップS210:Yes)(即ち、顧客が修正
不要であると判断した場合)は、その確認結果がサーバ
2に送信され、そのことをもって、家具選択・配置処理
が終了してステップS104aに移行する。一方で、や
り直しボタン(図示なし)の選択信号が入力されたとC
PU31が判断した場合(ステップS210:No)
は、ステップS202に移行し、工程を戻る。
【0109】上述の家具選択・配置処理(ステップS2
01からステップS210)に次いで、顧客端末3とサ
ーバ2との間で家電選択・配置処理が実行される。この
家電選択・配置処理は、第1の実施の形態の図6のフロ
ーチャートに示す家電選択・配置処理104aと動作が
異なるため、家電選択・配置処理104bとして図9の
フローチャートを用いて以下説明する。
【0110】図9に示すこの家電選択・配置処理(ステ
ップS104b)では、まず、サーバ2において家電選
択画面データが作成され、顧客端末3に送信される(ス
テップS211)。
【0111】次いで、顧客端末3の表示部33に表示さ
れているレイアウト図と、家電選択画面とのうち、家電
選択画面において、顧客は、選択物件に配置したい家電
を選択する(ステップS212)。ここで、配置したい
家具とは、引越し先に配置予定の手持ち家電、或いは、
新規購入予定の家電であり、該当するものを家電選択画
面から選択する。
【0112】すると、顧客端末3の表示部33には、図
29(c)に示すような、選択物件配置図画面2150
が表示される。この選択物件配置図画面2150には、
選択物件のレイアウト図2151に並列して、ステップ
S212で選択された家電の一覧画像2152が表示さ
れている。ここで、この段階におけるレイアウト図21
51には、前ステップ(ステップS103b)までに実
施されたように、家具の画像が配置済みのレイアウト図
になっている。また、同画面2150には、サーバ2に
よる自動レイアウトを実行するための自動レイアウトボ
タン2153が備えられている。そして、CPU31
は、自動レイアウトボタン2153が押下されたと判断
した場合(ステップS213:Yes)は、顧客による
選択家電データを、伝送制御部36を介してサーバ2に
送信し、ステップS214に移行する。一方、CPU3
1が、顧客によってやり直しボタン(図示なし)が押下
されたと判断した場合(ステップS213:No)は、
ステップS216に移行する。
【0113】ステップS214において、顧客端末3よ
り選択家電データを受信したサーバ2のCPU21は、
システムプログラムファイル271に格納しているレイ
アウトプログラム271cを起動し、同レイアウトプロ
グラム271cに従って、家電のレイアウト処理を実行
する。
【0114】家電の自動レイアウト処理とは、顧客が選
択した家電を、顧客選択物件の間取図の最適な配置場所
にレイアウトする処理である。ここで、最適な配置場所
を抽出する方法とは、具体的に、CPU21が、家電の
大きさとその特徴のデータと、更に配置物件の電源場所
のデータとを、レイアウト基準データ271dに照らし
合わせて、選択物件における家電の最適な配置場所を抽
出する。即ち、家電の配置おいては、配線の問題から電
源の位置が重要であるため、選択物件の電源の位置を考
慮する。そして、CPU21が、既に家具が配置済みの
間取図に、家電の画像を合成して配置した間取図を作成
し、顧客端末3に送信する。
【0115】すると、図29(d)に示すような、サー
バ2によって家電が自動レイアウトされた間取り図画面
2160が顧客端末3の表示部33に表示される。
【0116】そして、顧客によって決定ボタン2161
が押下されたとCPU31が判断した場合(ステップS
215:Yes)は、そのレイアウトで決定されること
となり、ステップS219に移行する。一方、顧客端末
3において、決定ボタン2161が押下されなかったと
CPU31が判断した場合(ステップS215:No)
は、ステップS216に移行する。尚、サーバ2によっ
て提供される自動レイアウト案は複数であって、この複
数候補のうち、顧客端末3によって選択されるようにな
っている。
【0117】ステップS216において、顧客は、入力
部34を用いて、家電選択画面で選択した家電の画像
を、間取図上の任意の場所に配置する。ここで、家電の
画像とは、間取図に対する家電の大きさ、及び形状を反
映した画像となっている。
【0118】すると、その配置データがCPU21によ
って認識され、配置可能か否かの判断処理が行われる
(ステップS217)。具体的には、家電の大きさや電
源の位置等とに基づいて判断される。そして、配置不可
であると、CPU21が判断した場合(ステップS21
7:No)は、顧客端末3の表示部33に、エラー表示
(ステップS218)を行って、ステップS214に工
程を戻る。
【0119】一方、CPU21は、配置可能であると判
断した場合(ステップS217:Yes)は、家電画像
を、選択物件の間取を示したレイアウト図に配置した合
成設計図の確認画面を作成し、顧客端末3に送信する
(ステップS219)。
【0120】すると、合成設計図の確認画面が顧客端末
3の表示部33に表示され、顧客による合成設計図の確
認の結果、確認画面に設けられた確定ボタン(図示な
し)が押されたとCPU31が判断した場合(ステップ
S220:Yes)は、その確認結果がサーバ2に送信
され、そのことをもって、家電選択・配置処理が終了
し、図3のステップS105に移行する。一方、やり直
しボタン(図示なし)が選択されたとCPU31が判断
した場合(ステップS220:No)は、ステップS2
12に移行し、工程を戻る。
【0121】以降、第1の実施の形態の図3のフローチ
ャートに示すステップS105からステップS110の
処理が実行されて、当該第2の実施の形態の動作が終了
する。
【0122】このように、本発明の第2の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、第1の実施の
形態同様、引越し後の家具・家電のレイアウト状況、及
びその引越し総費用が把握できるのに加え、選択物件に
おける家具・家電の最適な配置場所のレイアウト案が顧
客に提供されるので、家具・家電の配置する際に大変参
考となり便利である。
【0123】尚、上記第2の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、配置ア
ドバイスを行うのは、家具・家電に限られるものではな
く、ピアノ等、どのようなものであってもよい。
【0124】また、例えば、季節家具(例えば、コタツ
等)・季節家電(例えば、扇風機、ヒーター等)の自動
レイアウト処理をサーバ2が行う場合に、例えば、図3
0(a)に示すような詳細設定画面2162を顧客端末
3に送信し、その使用時期等を設定し、図30(b)に
示すような、使用時の設置場所レイアウト案画面216
3及び、図30(c)に示すような、不使用時期の収納
場所のアドバイス画面2164等を顧客端末3に表示さ
せる構成でもよい。
【0125】また、本第2の実施の形態においては、家
具・家電を顧客が自由に選択し、その後配置する構成で
説明したが、予め顧客選択物件の間取に配置しやすい家
具・家電データおよびアドバイス等をサーバ2で抽出
し、家具・家電の選択画面に表示する方法で顧客端末3
に提示する構成でもよい。この場合、顧客が自由に家具
・家電を配置した場合に、配置できなくなる可能性が低
くなる。
【0126】[第3の実施の形態]次に、図1〜図3、
図7〜図9、図10〜図12を参照して本発明の第3の
実施の形態における物件情報提供システムについて詳細
に説明する。
【0127】第3の実施の形態における物件情報提供シ
ステム5の構成は、図10に示すように、サーバ2と、
顧客端末3と、物件管理業者端末6と、家具業者端末7
と、家電業者端末8と、引越し業者端末9とが、通信回
線網等のネットワーク4を介して接続されている。
【0128】サーバ2及び、顧客端末3の内部構成及び
機能は、第1、第2の実施の形態のものと略同じである
ため、同一部分においては同符号を用いるとともに、詳
細な説明を省略し、異なる部分のみ以下説明する。
【0129】まず、本実施の形態におけるサーバ2の記
録媒体27の構成は、図11に示すように、例えば、シ
ステムプログラムDB271、物件情報DB272、家
具情報DB273、家電情報DB274、引越し情報D
B275、顧客情報DB276等から構成されている。
システムプログラムDB271、物件情報DB272、
家具情報DB273、家電情報DB274、引越し情報
DB275のデータ構成は、第1或いは第2の実施の形
態の図2或いは図7のものと略同一のため、詳細な説明
を省略する。
【0130】顧客情報DB276は、物件検索処理、家
具・家電検索処理等をおこなった顧客が実際にその商品
の注文をするための顧客個人情報276a等を管理・格
納するデータベースである。そして、この顧客情報DB
276に格納された情報が、受注した物件管理業者端末
6、家具業者端末7等に送信されるようになっている。
【0131】物件管理業者端末6は、サーバ2におい
て、物件情報DB272に登録されている物件を実際に
管理する業者に設置された端末装置であって、その内部
構成は、顧客端末3とほぼ同様であるため説明を省略す
る。尚、物件情報DB272に登録されている物件の管
理業者は複数であってもよく、同様に物件管理業者端末
6がネットワーク4上に複数存在してもよい。
【0132】家具業者端末7は、サーバ2の家具情報D
B273に登録されている家具を取り扱う業者に設置さ
れた端末装置であって、その内部構成は、顧客端末3の
それとほぼ同様である。また、物件管理業者端末6と同
様にネットワーク4上に複数存在してもよい。
【0133】家電業者端末8は、サーバ2の家電情報D
B274に登録されている家電を取り扱う業者に設置さ
れた端末装置であって、その内部構成は、顧客端末3の
それとほぼ同様である。また、家具業者端末7と同様に
ネットワーク4上に複数存在してもよい。
【0134】引越し業者端末9は、サーバ2の引越し情
報DB275に登録されている引越し見積り金額を提示
している引越し業者に設置される端末装置であって、そ
の内部構成は、顧客端末3とほぼ同様である。また、引
越し業者端末9は、ネットワーク上に複数存在してもよ
い。
【0135】次に上記のように構成された、本発明の第
3の実施の形態における物件情報提供システム5の動作
を図12に示すフローチャートに沿って説明する。
【0136】まず、図3に示す第1の実施の形態で説明
したのと同様に、ステップS101〜109までの処理
がなされ、サーバ2のCPU21は、引越し総費用の演
算を行い、引越し総費用の見積書を作成して、顧客端末
3に送信する(ステップS110)。尚、ここまでの処
理の間で、物件検索・選択処理は、図5に示す処理(ス
テップS103a)、或いは図8に示す処理(ステップ
S103b)のいずれであってもよい。また、家電選択
・配置処理は、図6に示す処理(ステップS104
a)、或いは図9に示す処理(ステップS104b)の
いずれであってもよい。
【0137】次いで、引越し総費用の見積書を受信した
顧客端末3は、この見積書画面を表示部33に表示す
る。そして、顧客端末3において、顧客によって注文し
ないボタン(図示なし)が押下されたとCPU31が判
断した場合(ステップS301:No)は、動作を終了
し、注文ボタンが押下げられたとCPU31が判断した
場合(ステップS301:Yes)は、その選択信号を
サーバ2に送信してステップS302に移行する。
【0138】ステップS302において、サーバ2のC
PU21は、注文申込書画面データを作成し、顧客端末
3に送信する。この注文申込書とは、申し込む引越しサ
ービスの内容、及び注文者の個人情報を入力する欄を備
えたものである。そして、前ステップまでに顧客端末3
によって選択された、物件内容、家具・家電内容、引越
し内容に基づいた申込書になっている。
【0139】次いで、上記注文申込書画面が、顧客端末
3の表示部33に表示され、顧客は、入力部34を用い
て、必要事項を入力欄に入力し、サーバ2に送信する
(ステップS303)。
【0140】具体的には、顧客は、まず、注文する引越
しサービスを選択する。即ち、前ステップまでにシミュ
レーションした引越し物件の選択、家具・家電の選択及
び配置、引越し内容の設定のうち、実際に業者に注文す
るものを、選択する。注文サービスの選択項目は、選択
物件の契約申込、家具・家電の購入申込、引越し作業の
申込である。そして、顧客は、自らの氏名、連絡先等の
個人情報を入力して、サーバ2に送信する。
【0141】次いで、サーバ2のCPU21は、顧客端
末3から上記入力済み申込書データを受信すると、顧客
情報DB276に同データを格納する。そして、物件契
約に関するデータを物件管理業者端末6に、家具注文に
関するデータを家具業者端末7に、家電注文に関するデ
ータを家電業者端末8に、引越しに関するデータを引越
し業者端末9にそれぞれ送信し、このことをもって本実
施の形態の動作が終了する(ステップS304)。尚、
申込後は顧客と、各業者との間で詳細な契約内容の取り
決めを行うものとする。
【0142】このように、本発明の第3の実施の形態に
おける物件情報提供システム5によれば、顧客は、事前
に引越しに関する詳細な設定ができる上に、実際の業者
に注文ができるので、複数の業者にばらばらに手配をす
る手間が省け、大変便利である。
【0143】尚、上記第3の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。即ち、本第3の
実施の形態においては、サーバ2は、各業者端末に注文
内容と、注文者のデータを送信する構成で説明を行った
が、サーバ2に決済機能をそなえ、それぞれの業者の代
理として決済・精算処理を行い、その料金を各業者に分
配する処理まで請け負う構成であってもよい。この場
合、顧客は、クレジットカード、銀行引き落とし、電子
マネー等を用いて決済することができる。
【0144】[第4の実施の形態]次に、図1〜図3、
図13、図14、及び図31を参照して本発明にかかる
第4の実施の形態の物件情報提供システムについて詳細
に説明する。
【0145】第4の実施の形態における物件情報提供シ
ステム1の構成は、第1、及び第2の実施の形態のシス
テムと同様であるので、詳細な説明は省略し、異なる点
のみを以下、説明する。
【0146】本発明に係る第4の実施の形態において、
サーバ2の記録媒体27の内部構造は、図13に示すよ
うになっている。即ち、システムプログラムDB27
1、物件情報DB272、家具情報DB273、家電情
報DB274、引越し情報DB275を備えている。そ
れぞれの内容は、図2に示す構成をほぼ同様であるた
め、詳細な説明を省略するが、特に家具情報DB273
には、図2のデータに加え、収納量データ273gと、
家具判定プログラム273hとが格納されている。
【0147】収納量データ273gは、後述の家具判定
プログラム273hの実行に必要な家具の収納量に関す
るデータである。また、家具判定プログラム273h
は、収納する量に応じて、適した家具情報を提供する処
理をプログラミングしたものである。
【0148】次に上記のように構成された、本発明の第
4の実施の形態における物件情報提供システム1の動作
を説明する。本第4の実施の形態における物件情報提供
システム1の動作の流れは、図3に示す動作の流れ(ス
テップS101からステップS110)と同じであるた
め詳細な説明を省く。しかしながら、図3のステップS
103aにおける家具選択・配置処理が異なるため、家
具選択・配置処理S103cとして、以下、図14に示
すフローチャートに沿って説明する。
【0149】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て、顧客端末3がネットワーク4を介してサーバ2に接
続され、ステップS101からステップS102の処理
が実行される。次いで、顧客端末3とサーバ2との間
で、家具選択・配置処理(ステップS103c)が開始
される。
【0150】まず、サーバ2のCPU21が、選択物件
の間取を示したレイアウト図画面と、家具選択画面とを
作成し、顧客端末3に送信する(ステップS401)。
【0151】次いで、顧客によって、表示部33に表示
された家具選択画面において、収納家具の判定処理を行
うか否かの選択処理が実行され、その結果収納家具の判
定ボタンが押下されたとCPU31が判断した場合(ス
テップS402:Yes)は、その選択信号をサーバ2
に送信して、ステップS403に移行し、収納家具の判
定ボタンが選択されなかったとCPU31が判断した場
合(ステップS402:No)は、ステップS406に
移行する。
【0152】ステップS403において、サーバ2のC
PU21は、収納量を入力する収納内容入力画面データ
を作成して顧客端末3に送信する。
【0153】すると、図31(a)に示すような収納内
容入力画面2170が顧客端末3の表示部33に表示さ
れるので、顧客は、入力部34を用いて、同画面217
0に検索条件を入力する。具体的に、同画面2170に
は、収納家具の種類(例えば、タンス)2171と、家
具に収納内容量入力欄2172とが設けられており、同
入力欄2172に収納量を数字等で入力する。より詳細
には、収納家具がタンスの場合、収納内容項目として、
上着、服、スカート等があるので、顧客は、それぞれの
手持ちの収納予定量(何枚)を入力し、検索ボタン21
73を押下して収納内容データをサーバ2に送信する
(ステップS404)。
【0154】次いで、上記収納内容データがサーバ2に
送信されると、CPU21は、家具情報DB273の家
具判定プログラム273hを起動し、家具情報DB27
3から顧客が入力した収納内容に基づいた家具(ここで
はタンス)と、その収納量を収納可能な家具を検索し、
その検索結果データを顧客端末3に送信する(ステップ
S405)。尚、収納家具は、タンスの他、例えば、本
棚、CD収納棚、ビデオテープ収納棚等、どのような物
であっても良い。
【0155】次いで、上記の収納内容に適した家具の検
索結果画面(図示なし)が顧客端末3の表示部33に表
示され、顧客によってその家具を採用してレイアウト図
に配置するか否かが選択され、その結果、配置ボタン
(図示なし)が押下されたとCPU31が判断した場合
(ステップS406:Yes)は、ステップS408に
移行する。一方、配置ボタン(図示なし)が押下されな
かったとCPU31が判断した場合(ステップS40
6:No)は、ステップS407に移行する。尚、サー
バ2から提示される収納内容に適した家具のデータは複
数であり、顧客がその複数候補のうちから、選択する構
成でもよい。
【0156】次いで、顧客端末3において、家具の選択
処理が実行される(ステップS407)。具体的には、
サーバ2から提示された収納家具に限られず、自由に家
具の選択を実行する。
【0157】次いで、ステップS408において、顧客
端末3により、サーバ2によって提示された収納家具或
いは、顧客選択家具のレイアウト処理が行われる。具体
的に、顧客は、選択物件の間取りを示したレイアウト図
上に、入力部34を用いて、選択家具の配置処理を行
う。
【0158】次いで、サーバ2のCPU21が、顧客端
末3によって実行されたレイアウト処理データの配置可
否判断の処理を行い(ステップS409)、配置不可で
あると判断した場合(ステップS409:No)は、顧
客端末3の表示部33にエラー表示を行い(ステップS
410)、ステップS407の工程に戻る。一方、CP
U21が、配置可能であると判断した場合(ステップS
409:Yes)はステップS411に移行し、配置確
認画面を作成して顧客端末3に送信する。
【0159】ステップS412において、顧客によって
上記配置確認画面の確認が行われ、その結果、配置確定
ボタン(図示省略)が選択されたとCPU31が判断し
た場合(ステップS412:Yes)は家具選択・配置
処理が終了する。一方、配置のやり直し、或いは他の家
具の配置処理等、家具選択・配置処理の続行を行う、配
置続行ボタンが選択されたとCPU31が判断した場合
(ステップS412:No)は、ステップS402に工
程を戻る。
【0160】上記のようにして、家具選択・配置処理が
終了すると、以降、第1の実施の形態の図3に示すステ
ップS104aからステップS110の処理が実行さ
れ、本実施の形態における動作が終了する。
【0161】このように、本発明の第4の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、サーバ2によ
って手持ちの収納内容、及びその量に適した家具情報が
提供されるので、顧客は収納家具を選択する際の目安と
することができ、大変便利である。
【0162】尚、上記第4の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。即ち、例えば、
収納家具の収納内容は、衣服のほか、ビデオテープ、C
D、本等のどのようなものでもよく、収納家具も、タン
スの他、例えば、本棚等でもよい。
【0163】また、本実施の形態の動作は、第1の実施
の形態に基づいて、顧客が家具の配置を実行する説明を
行ったが、第2の実施の形態におけるサーバ2が家具の
自動レイアウト案を作成して顧客端末3に提示する処理
(図8のステップS201〜ステップS210、及び図
9のステップS211〜ステップS220)を実施して
もよい。
【0164】また、収納家具の設置処理に限られず、例
えば、ゴミ箱の設置処理等に応用してもよい。詳細に
は、例えば、まず、図31(b)に示すような、選択物
件の所在地域のゴミ収集情報画面2180を提供する。
同画面2180には、例えば、ゴミの分別方法2181
と、その回収日情報2182等のゴミ収集情報が表示さ
れている。更に、図31(c)に示すようなゴミ箱設置
アドバイス画面2190にて、居住人数、間取りデータ
に基づいた、ゴミ箱の容量、数量、どこの部屋にいくつ
必要か等のアドバイスが提供される。そして、図31
(d)に示す選択物件の間取りにゴミ箱を配置したレイ
アウト図2200が提供される。このように、選択物件
の所在地域のゴミ収集情報に加え、その状況に合わせた
ゴミ箱の設置アドバイスといった詳細情報の提供が可能
となる。
【0165】[第5の実施の形態]次に、図1〜図9、
図15、図16を参照して本発明の第5の実施の形態に
おける物件情報提供システムについて詳細に説明する。
【0166】第5の実施の形態における物件情報提供シ
ステムの構成は、図1に示すものとほぼ同様であるた
め、同一部分については同一の符号を用いるとともに、
詳細な説明は省略し、異なる点のみを以下に説明する。
【0167】本発明の第5の実施の形態において、サー
バ2の記録媒体27は、図15に示すようなデータベー
スを備えている。即ち、システムプログラムDB27
1、物件情報DB272、家具情報DB273、家電情
報DB274、引越し情報DB275等が格納されてお
り、家電情報DB274を除くそれぞれの内容は図7に
示す記録媒体27のデータ構成と同じとするため、詳細
な説明を省く。
【0168】本実施例における家電情報DB274は、
図2に示す各種データ(家電の種類274a、名称27
4b、画像・設計データ274h)に加え、消費電力デ
ータ274iと、家電判定プログラム274jとを更に
備えている。消費電力データiとは、後述の家電判定プ
ログラム274bの実行に必要な家電の消費電力に関す
るデータである。また、家電判定プログラム274j
は、顧客選択物件に供給される消費電力に対して、適し
た家電情報、及びアドバイスを提供する処理をプログラ
ミングしたものである。
【0169】また、物件情報DB272に記録されてい
る物件データには、図2の各種データに加え、各物件の
電力会社と契約されている電流量(アンペア)データ2
72fが含まれている。
【0170】次に上記のように構成された、本発明の第
5の実施の形態における物件情報提供システム1の動作
を説明する。本実施の形態における物件情報提供システ
ム1の動作の流れは、図3に示す動作の流れ(ステップ
S101〜ステップS110)と同じであるため詳細な
説明を省く。また、図3のステップS103aにおける
家具選択・配置処理は、図8で説明した家具選択・配置
処理103b(ステップS201〜ステップS210)
の処理が実行されることとする。また、図3のステップ
S104aにおける家電選択・配置処理で行われる家電
選択処理について、以下、図16に示すフローチャート
に沿って説明する。
【0171】まず、図3、及び図8に示すステップS1
01からステップS103bの処理が実行され、サーバ
2から家電選択画面データが顧客端末3に送信される。
そして、同データを受信した顧客端末3のCPU31
が、物件レイアウト図と、家電選択画面とを表示部33
に表示する(ステップS501)。
【0172】そこで顧客は、入力部34を用いて、引越
し物件に配置予定の家電を選択し、サーバ2に送信する
(ステップS502)。ここで選択する家電は、手持ち
家電、或いは新規購入の家電のどちらでもよく、混在し
ていてよい。
【0173】次いで、上記の顧客による選択家電データ
を受信したサーバ2のCPU21は、家電情報DB27
4の家電判定プログラム274jを起動する。そして同
プログラム274jに従い、家電情報DB274の各家
電の消費電力データ274iに基づいて顧客が選択した
家電の消費電力データから合計電流量を演算し(ステッ
プS503)、顧客の選択物件の供給電流量に対して適
当か否かの判断処理を行う(ステップS504)。具体
的には、例えば、電子レンジと、冷暖房と、ドライヤー
といった日常頻繁に使用する家電が予め設定され、それ
らを同時に使用した場合に選択物件のブレーカーが落ち
るか否かという判断や、全ての家電の必要電流量に対す
る選択物件の供給電流量を比較する判断等が実施され
る。
【0174】そして、CPU21は、選択物件の供給電
流量に対して選択家電の商品電力が選択物件の契約電流
量に対して問題ないと判断した場合(ステップS50
4:Yes)は、顧客端末3の表示部33にOK表示を
行い(ステップS505)、ステップS507に移行す
る。
【0175】一方、CPU21が、顧客の選択家電が、
選択物件の電流量に不適切であると判断した場合(ステ
ップS504:No)は、ステップS506に移行し
て、不適切である旨の情報を含むアドバイスとともに、
代替家電一覧画面を顧客に提供する。具体的に、アドバ
イスとは、例えば、選択家電のうち、どれとどれとを同
時に使用すると、ブレーカーが落ちるといった情報、或
いは、顧客の手持ちの家電に対して必要な契約電流量の
情報である。また、代替家電一覧画面とは具体的に、C
PU21が、選択物件の供給電流量に対して適切な家電
のデータを家電情報DB274から読み出すことによ
り、代替家電の一覧画面を作成する。更に、代替家電一
覧の提供とは、例えば、エアコン、電子レンジといった
必要電流量の大きい家電に関して、より必要電流量の小
さいエアコン、電子レンジ等を代替品として顧客に提示
するものである。
【0176】次いで、代替家電の一覧画面データが顧客
端末3に送信され、電流量に関するアドバイス及び代替
家電一覧データ画面が顧客端末3の表示部33に表示さ
れる。
【0177】顧客は、そのアドバイスの確認処理、及び
サーバ2提示の代替家電の選択、或いは非選択処理をお
こなった後、家電の選択処理を終了するか否かを判断
し、その結果、家電選択の決定ボタン(図示なし)が押
下されたとCPU31が判断した場合(ステップS50
7:Yes)は、家電選択処理が終了となる。このステ
ップS507に次いで、図9のステップS213に移行
し、図9の以降の処理(ステップS213からステップ
S220)、及び図3の以降の処理(ステップS105
からステップS110)を実行する。
【0178】一方、顧客端末3において、やり直しな
ど、家電選択処理の決定ボタンが押されなかったとCP
U31が判断した場合(ステップS507:No)は、
ステップS502に工程を戻る。
【0179】このように、本発明の第5の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、引越し先の物
件の供給電流量に対する選択家電の状況がわかる上、選
択家電が物件の供給電流量に対して、不都合な場合は、
代替家電の候補が顧客に提供される。したがって、予め
供給電流量の変更や、設置家電の変更等が可能となり、
実際に引越した後に、頻繁にブレーカーがおちて困ると
いった事態を防ぐことが出来、大変便利である。
【0180】尚、上記第5の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、選択家
電からその予想電気代金を算出して、家電選択処理の目
安にできる構成にしてもよい。また、顧客が選択した家
電に必要な電流量をサーバ2が演算して顧客に提供し、
顧客がその必要電流量データに基づいて電力会社に供給
電力量の変更処理を行うのでもよい。
【0181】[第6の実施の形態]次に、図1〜図9、
図17、図18、及び図32を参照して本発明の第6の
実施の形態における物件情報提供システムについて詳細
に説明する。
【0182】第6の実施の形態における物件情報提供シ
ステムの構成は、図1の第1の実施の形態に係る物件情
報提供システム1とほぼ同様であるので、同一部分は同
符号を用いて詳細な説明は省略し、異なる点のみを以下
に説明する。
【0183】本発明の第6の実施の形態において、サー
バ2の記録媒体27は、図17に示すようなデータベー
スを備えている。即ち、システムプログラムDB27
1、物件情報DB272、家具情報DB273、家電情
報DB274、引越し情報DB275等が格納されてお
り、それぞれの内容は図7に示す記録媒体27のデータ
構成とほぼ同じであるため、同一部分については同一の
符号を用いるとともに、詳細な説明を省き、異なる点の
み以下に説明する。
【0184】本第6の実施の形態におけるサーバ2の記
録媒体27のシステムプログラムDB271は、図17
に示すように、図7のシステムプログラムファイル27
1a、見積演算プログラム271b、レイアウトプログ
ラム271c、レイアウト基準データ271dに加え、
冷房・暖房器具設置プログラム271eを備えている。
【0185】冷房・暖房器具設置プログラム271e
は、顧客選択物件の家具・家電等の配置後における温度
分布を検出し、その温度分布に基づいて、冷房・暖房器
具の選択及び設置のアドバイスを顧客に提供するための
プログラムである。具体的には、例えば、物件の地理情
報・日当たり情報、或いは配置家具・家電の密集状況等
から季節ごとの部屋の温度分布を検出し、その温度環境
に適切な冷房・暖房器具の情報、及び設置場所のアドバ
イスを、顧客に提供する処理がプログラミングされてい
る。
【0186】次に上記のように構成された、本発明の第
6の実施の形態における物件情報提供システム1の動作
を図18に示すフローチャートに沿って説明する。
【0187】まず、顧客端末3が、ネットワーク4を介
して、サーバ2にアクセスし、物件情報提供サービスの
HPのURLを送信することで、本実施の形態の動作が
開始される(ステップS601)。次いで、顧客端末3
とサーバ2との間で物件検索・選択処理が実行される
(ステップS602)。この物件検索・選択処理は、図
3、図4に示すステップS102aと同一処理である。
【0188】次いで、家具及び家電の選択・配置処理が
実行される。この家具及び家電の選択・配置処理におい
て、図3のステップS103aからステップS104a
までの処理が実施される(ステップS603)。尚、ス
テップS103aの家具選択・配置処理は、第1の実施
の形態における 図5のステップS31からステップS
36の処理、或いは第2の実施の形態における図8のス
テップS201からステップS210の処理(ステップ
S103b)のどちらが行われてもよく、同様に、ステ
ップS104aの家電選択・配置処理において、第1の
実施の形態におけるステップS61からステップS65
の処理、第2の実施の形態におけるステップS210か
らステップS218の処理(ステップS104b)のど
ちらが行われてもよい。
【0189】上記の家具及び家電の選択・配置処理(ス
テップS603)が終了すると、サーバ2のCPU21
は、冷房・暖房器具設置処理を行うか否かを問う画面を
顧客端末3に送信するので、顧客は、入力部34を用い
てその選択を行う。そして、顧客による冷房・暖房器具
設置処理ボタンの入力信号があったとCPU31が判断
した場合(ステップS604:Yes)は、ステップS
605に移行し、入力信号がなかったとCPU31が判
断した場合(ステップS604:No)は、ステップS
611に移行する。
【0190】尚、冷房・暖房器具は、家電であるが、本
実施の形態においては、ステップS603における家電
の選択・配置処理とは別に、冷房・暖房器具の設置処理
に特化して実施する構成とする。また、冷房・暖房器具
は、具体的に、エアコン、扇風機、ヒーター、ストー
ブ、ガスストーブ、ホットカーペット、こたつ等である
が、温度調節をする器具であればこれらに限定されな
い。
【0191】ステップS605において、サーバ2のC
PU21は、システムプログラムDB271の冷房・暖
房器具設置プログラム271eを起動し、ステップS6
02で選択された物件に、ステップS603で家具及び
家電が配置された部屋における季節別の温度環境データ
を抽出する(ステップS605)。具体的には、物件情
報DB272に格納されている該当物件の日当たり情
報、物件所在地等のデータ、部屋の窓の数とその設置方
角、及びステップS603のレイアウト処理による家具
・家電の密集性データ等を、部屋の環境、及びその配置
環境の相関性にから季節ごとの温度を定めた基準データ
(プログラムに内包)に照らし合わせて、引越し物件に
おける季節別の温度環境データを算出する。
【0192】そして、この温度環境データに基づいて、
例えば、図32(a)に示すように、選択物件におけ
る、季節別の温度環境データを記載した温度環境表示画
面2210が顧客端末3の表示部33に表示される。こ
の画面2210には、家具、家電等がレイアウトされた
間取り図上に、温度データを表示するとともに、サーモ
グラフィー等を用いて温度情報色を表示している。
【0193】次いで、サーバ2のCPU21は、ステッ
プS605で算出した温度環境データに基づき、該物件
に適した冷房・暖房器具のデータを家電情報DB274
から読み出し、その候補一覧画面を顧客端末3に送信す
る。ここで、適した冷房・暖房器具を選択する判断基準
となるデータは、プログラム271eに備えられてい
る。
【0194】すると、顧客端末3の表示部33に適切な
冷房・暖房器具の一覧候補画面が表示され、顧客はその
候補の中から入力部34を用いて、選択(又は、非選
択)を行う(ステップS607)。その結果、いずれか
の冷房・暖房器具の選択信号が入力されたとCPU31
が判断した場合(ステップS607:Yes)は、サー
バ2にその選択データが送信されてステップS608に
移行し、選択信号の入力がなかったとCPU31が判断
した場合(ステップS607:No)は、ステップS6
11に移行する。
【0195】ステップS608において、サーバ2のC
PU21は、顧客選択の冷房・暖房機器の適切な設置場
所のレイアウト案を、前記温度環境の基準データに基づ
いて抽出し、同設置案画面データを顧客端末3に送信す
る。
【0196】次いで、図32(b)に示すような上記の
冷房・暖房機器の設置案画面2220が顧客端末3の表
示部33に表示される。同冷房・暖房機器の設置案画面
2220には、顧客によって、ステップS603で実行
された家具・家電に加え、冷房・暖房機器がレイアウト
された間取り図2221と、そこに設置することによる
温度効果のコメント2222が表示されている。次い
で、顧客によってその設置場所に決定されるか否かが判
断される。その結果、顧客による決定ボタン2223の
入力があったとCPU31が判断した場合即ち、サーバ
2から提示された設置場所を採用する場合(ステップS
609:Yes)は、ステップS611に移行する。
【0197】一方、決定ボタン2223の入力信号がな
いとCPU31が判断した場合(ステップS609:N
o)は、顧客端末3において、図32(c)に示すよう
な間取図上において、冷房・暖房機器のレイアウト処理
が自由に行われ(ステップS610)、決定ボタン22
31が入力されるとステップS611に移行する。
【0198】ステップS611の配置確認処理において
は、ステップS603で実行された家具・家電の選択・
配置処理、及び冷暖房器具の設置処理の確認処理とし
て、図3のステップS105からステップS106まで
の処理が実行される。
【0199】次いで、引越し総費用算出処理が実行され
(ステップS612)、この引越し総費用算出処理にお
いては、図3のステップS107からステップS110
までの処理が実行され、この処理をもって本実施の形態
の動作が終了する。
【0200】以上、第6の実施の形態における物件情報
提供システム1によれば、サーバ2によって、物件に対
する適切な冷房・暖房器具情報の提供、及び適切な設置
場所情報が提供されるので、顧客は、引越し後に快適な
温度環境の中で生活できる。また、必要な冷房・暖房器
具のデータが得られるので、余分な器具を買いすぎた
り、困ってから買い足したりする必要可能性が低くなり
便利である。
【0201】尚、上記第6の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。即ち、家電選択
・配置処理内において、冷房・暖房器具の設置処理を実
施してもよい。
【0202】また、サーバ2から顧客端末3に提案され
る冷房・暖房機器の設置レイアウト案は、一つに限られ
ず、複数候補を提示して、顧客端末3において、選択す
る構成であってもよい。
【0203】また、温度環境に限らず、例えば、湿度環
境の検出、及び加湿器或いは除湿機の設置処理を実行す
る構成であってもよい。また、物件における日当たりの
分布を算出し、例えば、室内に設置する観葉植物の適性
に合った配置場所を提供する構成であってもよい。
【0204】[第7の実施の形態]次に、図1〜図9、
及び図19、図20、及び図33を参照して本発明の第
7の実施の形態における物件情報提供システムについて
詳細に説明する。
【0205】第7の実施の形態における物件情報提供シ
ステムの構成は、図1に示す第1の実施の形態における
物件情報提供システム1と同様の構成になっており、サ
ーバ2、及び顧客端末3の内部構造もほぼ同様であるた
め、同一部分については同一符号を用いるとともに、そ
れぞれの詳細な説明は省略し、異なる点のみ説明を行
う。
【0206】本発明の第7の実施の形態においてサーバ
2の記録媒体27の内容構成は、図19に示すようにな
っている。即ち、本実施の形態におけるサーバ2の記録
媒体27は、システムプログラムDB271、物件情報
DB272、家具情報DB273、家電情報DB27
4、引越し情報DB275、ハンディキャップDB27
6を備えている。
【0207】システムプログラムDB271、物件情報
DB272、家具情報DB273、家電情報DB27
4、引越し情報DB275は、図7の内容構成と略同じ
であるため詳細な説明を省く。物件情報DB272は、
図2で説明した各種データに加え、身体的なハンディキ
ャップを持つ人にとって必要な情報である、HCデータ
272gが含まれている。具体的には、例えば、部屋と
部屋との間の段差、階段の手すりの有無に関する情報等
である。また、家具情報DB273は、HC家具データ
ファイル273iが備えられており、身体的なハンディ
キャップに対応の家具のデータが格納されている。
【0208】また、ハンディキャップDB276は、身
体的なハンディキャップをもった人が、引越し後に快適
な生活をするための家具のレイアウト案を提供するため
のデータベースであって、HCレイアウトプログラム2
76aと、HCレイアウトデータ276bとを格納して
いる。
【0209】HCレイアウトプログラム276aは、顧
客選択物件の間取において、顧客指定のハンディキャッ
プの状態に合わせたアドバイスの抽出や、家具の最適な
配置場所を顧客に提案するためのプログラムである。
【0210】また、HCレイアウトデータ276bは、
HCレイアウトプログラム276aに従い、ハンディキ
ャップを考慮した自動レイアウト処理を実行する際に必
要な基準データである。具体的には、車椅子、盲目、聴
覚障害といったハンディキャップの状態に応じた、レイ
アウト案やアドバイスデータ等が格納されている。
【0211】次に上記のように構成された本発明の第7
の実施の形態における物件情報提供システム1の動作を
図20に示すフローチャートに沿って説明する。
【0212】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て、顧客端末3が、インターネット等のネットワーク4
を介してサーバ2に接続され、物件情報提供サービスの
HPのURLを送信(ステップS701)することによ
って、本実施の形態の動作が開始される。そして、顧客
端末3とサーバ2の間で物件検索・選択処理が実行され
る(ステップS702)。この物件検索・選択処理(ス
テップS702)では、図3のフローチャートに示すス
テップS102と同処理が実施される。
【0213】上記物件検索・選択処理が終了すると、サ
ーバ2から、家具の選択・配置処理におけるレイアウト
の設定画面データが顧客端末3に送信されて顧客端末3
の表示部33に図33(a)に示すようなレイアウト設
定画面2240が表示される。そこで、顧客は、該レイ
アウト設定画面2240において、ハンディキャップの
内容の入力欄にハンディキャップ情報を入力、あるいは
選択してサーバ2に送信する(ステップS703)。具
体的には、例えば、車椅子、盲目、聴覚障害といった内
容であって、より詳細に車椅子のサイズ等の入力を行
う。
【0214】上記の顧客により入力されたのハンディキ
ャップデータを受信したサーバ2のCPU21は、HC
レイアウトプログラム276aを起動し、家具情報DB
273より、通常の家具データに加え、顧客が指定した
ハンディキャップ状態に適した家具のデータを読み出
す。ここで、顧客が指定したハンディキャップ状態に適
した家具とは、例えば、ハンディキャップ内容が車椅子
の場合、その高さに合わせたテーブル・棚等である。そ
して、通常家具に加え上記ハンディキャップ状態に適し
た家具を含んだ家具選択画面データを顧客端末3に送信
する(ステップS704)。
【0215】すると、例えば、図33(b)に示す上記
HC用の家具を含んだ家具選択画面2250が顧客端末
3の表示部33に表示されるので、顧客は、引越し先に
搬入したい手持ち家具或いは新規購入家具を、入力部3
4を用いて選択する。すると、その選択データがサーバ
2に送信される(ステップS705)。この時、選択さ
れるのは、通常家具、ハンディキャップ用の特別家具の
どちらであってもよく、両方が混在していてもよい。
【0216】次いで、サーバ2のCPU21は、HCレ
イアウトデータ276bに基づき、顧客の選択物件の特
徴に対して顧客が指定したハンディキャップ状態に適す
るように、顧客が選択した家具をレイアウト図上に配置
するとともに、ハンディキャップに合わせたレイアウト
アドバイスデータをHCレイアウトデータ276bより
読み出し、顧客端末3に送信する(ステップS70
6)。ここで、ハンディキャップ状態に適するように配
置するとは、例えば、ハンディキャップが車椅子である
場合、充分に車椅子が通れるような空間を演算して配置
を行うといったことである。また、レイアウトアドバイ
スとは、選択物件の間取図上に段差の情報を表示した
り、レイアウト上の注意点(例えば、車椅子の場合、何
センチ以上の空間必要等)を表示するものである。
【0217】次いで、例えば、図33bに示す上記のハ
ンディキャップを考慮したレイアウト図画面2260及
び図33(d)に示すレイアウトアドバイス画面227
0が顧客端末3の表示部33に表示される。
【0218】次いで、顧客によって表示部33に表示さ
れたレイアウトでよいか否かが判断され、その結果レイ
アウトの決定ボタン2271の選択信号が入力されたと
CPU31が判断した場合(ステップS707:Ye
s)は、ステップS709に移行し、決定ボタン227
1の選択信号の入力がなかったとCPU31が判断した
場合(ステップS707:No)はステップS708に
移行する。
【0219】ステップS708において、レイアウト図
画面2260が表示部33に表示されるので、顧客は入
力部34を用いて自由に配置修正等を行う。この際、レ
イアウトアドバイス画面2270を参考に行ってもよ
い。
【0220】次いで、ステップS709において、顧客
端末3とサーバ2との間で家電選択・配置処理が実行さ
れる。この家電選択・配置処理(ステップS709)
は、図3に示すステップS104aと同処理が実行され
る。尚、ステップS104aは、図9の家電選択・配置
処理(S104b)の処理が行われるようにしてもよ
い。
【0221】次いで、ステップS710において、顧客
端末3とサーバ2との間で、配置確認処理が実行され
る。この配置確認処理において、図3に示すステップS
105からステップS106までの処理が行われる。
【0222】次いで、顧客端末3とサーバ2との間で、
引越し総費用算出処理が行われる(ステップS711)
ことをもって、本実施の形態の動作が終了する。尚、こ
の引越し総費用算出処理は、図3のステップS107か
らステップS110と同処理が実行される。
【0223】このように、本発明の第7の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、サーバ2によ
って、ハンディキャップ内容に応じたレイアウト情報が
提供されるので、予めハンディキャップに応じた家具の
レイアウトが可能となり、実際の引越し先において弊害
を少なくして、快適な生活を送ることができる。また、
サーバ2によって、ハンディキャップ内容に応じた家具
情報も提供されるので、顧客にとって新規購入の目安と
なり大変便利である。
【0224】尚、上記第7の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、ハンデ
ィキャップに応じた家具、及び家具の配置処理に限ら
ず、ハンディキャップに応じた家電、家電の配置処理で
あってもよい。また、物件検索処理においても、ハンデ
ィキャップに対応し得る物件情報を提供する構成であっ
てもよい。
【0225】[第8の実施の形態]次に、図1〜図9、
図21、図22、及び図34を参照して本発明の第8の
実施の形態における物件情報提供システムについて詳細
に説明する。
【0226】第8の実施の形態における物件情報提供シ
ステムの構成は、図1に示す第1の実施の形態における
物件情報提供システム1とほぼ同様の構成なので、図1
に示す物件情報提供システム1を用いて説明するととも
に、詳細な説明は省略して異なる点のみ説明を行う。
【0227】本発明の第8の実施の形態においてサーバ
2の記録媒体27の内容構成は、図21に示すようにな
っており、システムプログラムDB271、物件情報D
B272、家具情報DB273、家電情報DB274、
引越し情報DB275を備えている。
【0228】システムプログラムDB271、物件情報
DB272、家具情報DB273、家電情報DB27
4、引越し情報DB275の内部構成は、第2の実施の
形態の図7の構成と略同じとし、詳細な説明は省くが、
特に、システムプログラムDB271は、図7の内容に
加えて、音響機器レイアウトプログラム271fを備え
ている。
【0229】音響機器レイアウトプログラム271f
は、顧客の選択物件における音響機器の最適な設置場所
を抽出して、顧客に提供する処理をプログラミングした
ものである。具体的に、本プログラム271fには、音
響環境に関する基準データが含まれており、顧客の選択
物件の部屋の形状と、同物件上に配置される家具・家電
等との位置関係とを演算し、その演算したものと、上記
音響環境に関する基準データとを照らし合わせることに
より、音響機器の最適なレイアウト案を抽出するもので
ある。
【0230】次に上記のように構成された本発明の第8
の実施の形態における物件情報提供システム1の動作を
図22に示すフローチャートに沿って説明する。
【0231】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て、顧客端末3が、インターネット等のネットワーク4
を介してサーバ2に接続され、物件情報提供サービスの
HPのURLを送信(ステップS801)することによ
って、本実施の形態の動作が開始される。まず、両装置
の間で物件検索・選択処理が実行される(ステップS8
02)。この物件検索・選択処理(ステップS802)
では、図3のフローチャートに示すステップS102の
処理が実施される。
【0232】上記物件検索・選択処理が終了すると、顧
客端末3と、サーバ2との間で、家具及び家電の選択・
配置処理が実行される(ステップS803)。この家具
および家電の選択・配置処理において、第2の実施の形
態における図8のステップS201からステップS21
0(ステップS103b)、及び図9のステップS21
1からステップS220(ステップS104b)までと
同処理が実行される。
【0233】次いで、上記家具及び家電選択・配置処理
が終了すると、顧客端末3の表示部33に、サーバ2か
ら送信された、音響機器の設置場所の検索処理を行うか
否かの選択画面が表示されるので、顧客は、入力部34
を用いて音響機器の設置場所の検索処理を行う否かを選
択する。
【0234】その結果顧客端末3によって、音響機器の
設置場所検索処置の実施ボタンの選択信号が入力された
とCPU31が判断した場合(ステップS804:YE
S)は、ステップS805に移行する。この場合、前提
として、前ステップの家電選択・配置処理において、音
響機器が選択されているか、もしくは該ステップS80
4において音響機器を選択し、配置部屋の指定を行う構
成であってもよい。
【0235】一方、顧客端末3において、音響機器の設
置場所検索処理の実行ボタンの選択信号が入力されなか
ったとCPU31が判断した場合(ステップS804:
No)は、ステップS808に移行する。
【0236】次いで、顧客端末3から音響機器設置場所
検索処理の実行信号を受信したサーバ2のCPU21
は、システムプログラムDB271の音響機器レイアウ
トプログラム271fを起動し、同プログラム271f
に沿って以下の処理を実行する。即ち、CPU21は、
上記音響機器レイアウトプログラム271fに従いステ
ップS803において、家具・家電等が配置された物件
における音響環境の分析データを演算する。具体的に
は、顧客の選択物件の部屋の形状、及び家具・家電の配
置関係等のデータより、音の反響等の音響環境状態を算
出して(ステップS805)、選択物件の間取り図上の
適する場所に音響機器の配置し、更にレイアウトアドバ
イスを加えたレイアウト図面を顧客端末3に送信する
(ステップS806)。
【0237】次いで、図34(a)に示すような上記レ
イアウト図案画面2280が顧客端末3の表示部33に
表示される。このレイアウト図案画面2280は、家具
・家電と共に、音響効果を配慮して音響機器を配置した
間取り図2281と、その設置効果コメント2282が
表示されている。この画面2280において、場合によ
っては、顧客は、入力部34を用いて、他の家具・家
電、或いは音響機器自体の位置変更等の調節を行う(ス
テップS807)。尚、サーバ2から提示される音響機
器のレイアウト図案は複数であって、顧客がその複数候
補の中から選択する構成であってもよい。
【0238】次いで、顧客端末3とサーバ2との間で、
ステップS803で実行した家具、家電の選択・配置処
理、及びステップS804からステップS807で実行
した音響機器設置処理の配置確認処理が行われる。この
配置確認処理において、図3に示すステップS105か
らステップS106の処理が実行される。次いで、ステ
ップS809において、顧客端末3とサーバ2との間
で、引越し総費用算出処理が行われ、この引越し総費用
算出処理において図3のステップS107からステップ
S110と同処理が実行されて、本実施の形態の動作が
終了する。
【0239】このように、本発明の第8の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、サーバ2によ
って、物件の家具・家電の配置状況に応じた音響機器の
最適レイアウト情報が顧客に提供されるので、引越し後
に音響効果に配慮した部屋で音楽を楽しめることとな
り、大変便利である。
【0240】尚、上記第8の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、本実施
の形態において、音響機器設置処理は、ステップS80
3の家電選択・配置処理とは別に特化して説明を行った
が、音響機器は家電でもあるので、ステップS803で
実行された家電選択・配置処理の中で、音響機器が選択
された際に音響機器設置処理(ステップS804からス
テップS807)を実行してもよい。
【0241】また、音響機器の設置場所は、物件及び設
備機器の配置状況のみならず、音響機器自体の特徴から
適した設置場所を判断する方法であってもよい。
【0242】[第9の実施の形態]次に、図1〜図9、
図23、図24、及び図35を参照して本発明の第9の
実施の形態における物件情報提供システムについて詳細
に説明する。
【0243】第9の実施の形態における物件情報提供シ
ステムの構成は、図1に示す第1の実施の形態における
物件情報提供システム1と同様の構成であるため、以下
図1を用いて説明し、それぞれの詳細な説明は省略し、
異なる点のみ説明を行う。
【0244】本発明の第9の実施の形態においてサーバ
2の記録媒体27の内容構成は、図23に示すように、
システムプログラムDB271、物件情報DB272、
家具情報DB273、家電情報DB274、引越し情報
DB275等から構成される。これらのデータベースの
内容は、図2のそれぞれの内容と略同様のため、詳細な
説明を省き異なる点のみ以下説明する。
【0245】特に、システムプログラムDB271は、
図2の内容に加え、更にテーマ別レイアウトプログラム
271g、テーマ別レイアウトデータ271hを格納し
ている。テーマ別レイアウトプログラム271gは、後
述のテーマに沿った家具及び家電の選択・配置処理を実
行するためのプログラムであり、テーマ別レイアウトデ
ータ271hは、テーマごとのレイアウトの基準データ
である。
【0246】また、本実施の形態の家具情報DB273
及び家電情報DB274に格納されている家具データ及
び家電データは、テーマ別に分類されている。ここでい
うテーマとは、例えば、和風、カジュアル、モダン、カ
ントリー、フォーマル、アンティーク、エスニックとい
った、顧客の趣味趣向に応じた家具(又は家電)のスタ
イルの項目、青・赤・白・緑等の色によるイメージの項
目である。そして、各家具・家電にこれらのテーマの分
類がされている。
【0247】次に上記のように構成された本発明の第9
の実施の形態における物件情報提供システム1の動作を
図24に示すフローチャートに沿って説明する。
【0248】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て、顧客端末3が、インターネット等のネットワーク4
を介してサーバ2に接続され、物件情報提供サービスの
HPのURLを送信(ステップS901)することによ
って、本実施の形態の動作が開始される。まず、両装置
の間で物件検索・選択処理が実行される(ステップS9
02)。この物件検索・選択処理(ステップS902)
では、図3、図4に示すステップS102と同処理が実
施される。
【0249】上記物件検索・選択処理が終了すると、サ
ーバ2から、家具の選択・配置処理におけるテーマの設
定画面データが顧客端末3に送信され、顧客端末3の表
示部33に、図35(a)に示すようなテーマ設定画面
2290が表示される。そこで、顧客は、テーマ設定の
入力欄にテーマ項目(例えば、和風、青等)を、入力部
34を用いて入力或いは選択を行い、設定ボタン229
1をクリックしてサーバ2に送信する。テーマ項目は、
例えば、カントリー、カジュアル、モダンといった家具
(又は家電)スタイルに関するテーマの種類や、赤、
白、青等の色のイメージによる項目等である。また、顧
客端末3において、上記テーマ項目が選択される場合
に、ステップS902で選択された物件の実際の内装画
像等を参考にする。
【0250】上記の顧客選択のテーマ項目データを受信
したサーバ2のCPU21は、システムプログラムDB
271のテーマ別レイアウトプログラム271gを起動
し、顧客設定のテーマにおけるレイアウトアドバイス画
面データを顧客端末3に送信する。すると、図35
(b)に示すようなレイアウトアドバイス画面2300
が表示部33に表示される。さらに、CPU21は、家
具情報DB274より、顧客指定のテーマに該当する家
具のデータを読み出す(ステップS904)。そして、
テーマに該当する家具の選択画面データを顧客端末3に
送信する(ステップS905)。
【0251】すると、図35(c)に示すような顧客設
定テーマに適した家具選択画面2310が顧客端末3の
表示部33に表示される。同画面2310上から顧客端
末3によって家具が選択されると、次いで、図35
(d)に示すような、ステップS702で選択された物
件の間取を示したレイアウト図と、選択家具のデータと
が表示された家具レイアウト画面2320が顧客端末3
の表示部33に表示される。そして、顧客端末3とサー
バ2との間で、テーマ別レイアウトデータ271hに基
づき、指定のテーマに沿った家具から所望の家具選択、
選択物件の間取りを示したレイアウト図への配置を行
う、家具選択・配置処理が実行される(ステップS90
6)。この家具選択・配置処理において、第2の実施の
形態の図8に示すS201からステップS210までの
処理が実行される。
【0252】次いで、サーバ2のCPU21は、顧客が
選択したテーマ項目に基づき、家電情報DB274を検
索して、該当家電のデータを検索して読み出す(ステッ
プS907)。そして、テーマに該当する家電の選択画
面を作成し、顧客端末3に送信する(ステップS90
8)。
【0253】次いで、上記の顧客設定テーマに沿った家
電選択画面が顧客端末3の表示部33に表示される。そ
してそのテーマに沿った家電を選択し、選択物件のレイ
アウト図への配置処理を行う家電選択・配置処理が、顧
客端末3とサーバ2との間で実行される(ステップS9
09)。この家電・配置処理において、図9のフローチ
ャートに示すS211からステップS220までの処理
が実行される。
【0254】次いで、ステップS910において、顧客
端末3とサーバ2との間で、配置確認処理が実行され
る。この配置確認処理において、図3に示すステップS
105からステップS106までの処理が行われる。
【0255】次いで、顧客端末3とサーバ2との間で、
引越し総費用算出処理が行われる(ステップS911)
ことをもって、本実施の形態の動作が終了する。尚、こ
の引越し総費用算出処理は、図3のステップS107か
らステップS110と同処理が実行される。
【0256】このように、本発明の第9の実施の形態に
おける物件情報提供システム1によれば、顧客は好みの
テーマにそった家具・家電の情報がサーバ2によって提
供されてテーマ設定家具・家電のレイアウトができるの
で、引越し後に統一感のとれたインテリアを実現に大変
参考となり、顧客の満足感が増す。また、顧客の満足感
が増すことにより、家具・家電への購買意欲を高めるこ
とが期待できる。
【0257】尚、上記第9の実施の形態は、本発明を例
示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、テーマ
にそった家具及び家電の配置処理に限らず、例えば、イ
ンテリア小物、キッチン雑貨等であってもよい。これに
よれば、よりインテリアに統一感を醸し出すことができ
る。
【0258】また、テーマ項目も、本実施例において例
示したカジュアル、モダンといった項目や、色のイメー
ジ項目に限られるものではなく、例えば、パリスタイ
ル、ニューヨークスタイル、ロンドンスタイル等の都市
のテーマ項目、18世紀スタイル、60年代スタイル、
22世紀スタイルといった年代のテーマ項目等、どのよ
うなものであってもよい。
【0259】また、本実施例において、サーバ2によっ
て提供される家具及び家電のレイアウト案は、他に、例
えば、顧客指定の「テーマ」に従ったレイアウト処理が
実行される構成であってもよい。この場合、「テーマ」
ごとのレイアウト案に関する基準データを例えば、シス
テムプログラムDB271レイアウト基準データ271
dに備える構成とし、実行してもよい。
【0260】[第10の実施の形態]次に、図1〜図
9、図25、図26を参照して本発明の第10の実施の
形態における物件情報提供システムについて詳細に説明
する。
【0261】第10の実施の形態における物件情報提供
システムの構成は、図1に示す第1の実施の形態におけ
る物件情報提供システム1と同様の構成であるため、以
下図1を用いて説明し、それぞれの詳細な説明は省略
し、異なる点のみ説明を行う。
【0262】本発明の第10の実施の形態においてサー
バ2の記録媒体27の内容構成は、図25に示すよう
に、システムプログラムDB271、物件情報DB27
2、家具情報DB273、家電情報DB274、引越し
情報DB275である。図2のそれぞれの内容と略同様
のため、詳細な説明を省き異なる点のみ以下説明する。
【0263】特に、システムプログラムDB271は、
図2の内容に加え、更に、重要項目別レイアウトプログ
ラム271i、重要項目別レイアウトデータ271jを
格納している。重要項目別レイアウトプログラム271
iは、後述の重要項目に沿った家具及び家電の選択・配
置処理を実行するためのプログラムであり、重要項目別
レイアウトデータ271jは、テーマごとのレイアウト
の基準データ及びレイアウトアドバイスを格納してい
る。
【0264】ここで、重要項目とは、例えば、通気性、
保湿性、保温性、防音性等の項目であって、これらの中
から顧客が居住空間で重視する項目を選択する。
【0265】次に上記のように構成された本発明の第1
0の実施の形態における物件情報提供システム1の動作
を図26に示すフローチャートに沿って説明する。
【0266】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て、顧客端末3が、インターネット等のネットワーク4
を介してサーバ2に接続され、物件情報提供サービスの
HPのURLを送信(ステップS1001)することに
よって、本実施の形態の動作が開始される。まず、両装
置の間で物件検索・選択処理が実行される(ステップS
1002)。この物件検索・選択処理(ステップS10
02)では、図3、図4に示すステップS102の処理
が実施される。
【0267】上記物件検索・選択処理が終了すると、サ
ーバ2のCPU21は、家具情報DB273、家電情報
DB274の家具・家電データを読み出し、家具・家電
選択画面を作成する。すると、サーバ2から、ステップ
S1002で決定された選択物件のレイアウト図、及び
家具・家電の選択画面が顧客端末3に送信されて顧客端
末3の表示部33に同画面が表示される。そこで、顧客
は、ステップS1002で選択された物件の実際の内装
画像、間取り図等を参考にして、家具・家電の選択を行
う。尚、この選択処理において、顧客が選択する家具及
び家電は、手持ちの家具、又はその類似品であっても、
新規に購入したい家具・家電であってもよい。家具・家
電を選択した顧客は、次いで、「保温性」「保湿性」
「通気性」といった重要項目から重視する項目(例え
ば、通気性)を選択し、家具・家電の選択データ、重要
項目データをサーバ2に送信する(ステップS100
4)。
【0268】上記の顧客選択の家具・家電データ、及び
重要項目データを受信したサーバ2のCPU21は、シ
ステムプログラムDB271の重要項目別レイアウトプ
ログラム271iを起動し、重要項目別レイアウトデー
タ271jに基づいて、顧客選択の家具・家電を、選択
物件のレイアウト図上に配置する。また、CPU21
は、重要項目別レイアウトデータ271jより、顧客指
定重要項目に該当するレイアウトアドバイスデータを読
み出し、同データと、上述のレイアウト図案とを顧客端
末3に送信する(ステップS1005)。
【0269】次いで、顧客指定の重要項目に合わせ家具
・家電が配置されたレイアウト図及び、レイアウトアド
バイスが顧客端末3の表示部33に表示される。ここ
で、レイアウトアドバイスとは、例えば、通気性をよく
するための風の流れに関する情報、配置のコツ、或いは
より通気性をよくするためのアドバイス等である。そし
て、そのレイアウト図及びレイアウトアドバイスが顧客
によって確認され、家具・家電の再選択を行うか否かが
選択される。その結果、再選択ボタンの選択信号が入力
されたとCPU31が判断した場合(ステップS100
6:Yes)は、ステップS1004に工程を戻り、家
具・家電選択処理が再度実行される。再選択ボタンの選
択信号が入力されなかったとCPU31が判断した場合
(ステップS1006:No)は、ステップS1007
に移行する。
【0270】ステップS1007において、顧客は、入
力部34を用いて、サーバ2から提示されたレイアウト
図の修正・変更等を行う自由レイアウト処理を実行し、
同実行データをサーバ2に送信する。
【0271】次いで、ステップS1008において、顧
客端末3とサーバ2との間で、配置確認処理が実行され
る。この配置確認処理において、図3に示すステップS
105からステップS106までの処理が行われる。
【0272】次いで、顧客端末3とサーバ2との間で、
引越し総費用算出処理が行われる(ステップS100
9)ことをもって、本実施の形態の動作が終了する。
尚、この引越し総費用算出処理は、図3のステップS1
07からステップS110までの処理が実行される。
【0273】このように、本発明の第10の実施の形態
における物件情報提供システム1によれば、顧客が、住
空間において重視する項目にそった、家具・家電のレイ
アウト案、及びレイアウトアドバイスがサーバ2によっ
て提供されるので、引越し後において、顧客のニーズに
あった住環境づくりが実現できる。
【0274】尚、上記第10の実施の形態は、本発明を
例示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、重要
項目に即した配置方法のみならず、重要項目に適した物
件、家具、家電、或いは、インテリア小物等を顧客に提
示する構成であってもよい。例えば、防音性に優れた物
件の検索、防音性に優れたカーテン等の検索といったこ
とである。こうすれば、引越し物件が、より重要項目に
適した住環境に整う。
【0275】このように、上記第1〜第10の実施の形
態で説明した本発明によれば、物件情報、特に引越しに
必要な各種情報、サービスがネットワークを介して容易
に実現でき、大変便利である。特に、引越し物件の検索
のみならず、各種住宅備品の選択、配置状況、引越し費
用の算出等、引越しに関わるコストがわかるので、引越
しの目安とする事ができる。また、様々な詳細な状況に
ついてシミュレーションができるので、引越し後の生活
における不都合を防ぎ、快適な生活が実現できる。
【0276】尚、上記第1〜第10の実施の形態は、本
発明を例示したに過ぎず、適宜変更可能である。即ち、
本実施の形態(第1〜第10)において、サーバ2にネ
ットワーク4を介して接続した顧客端末3より各種情報
の入力出力処理を行ったが、例えば、サーバ2が店頭等
に設置され、直接各種処理を実行する構成であってもよ
い。
【0277】また、本実施例において、顧客に提供され
る物件、家具・家電等の情報は、サーバ2内に格納され
ているが、ネットワークを介して各種不動産、家具・家
電の業者の装置より提供される構成であってもよい。こ
の場合、物件情報、商品情報の更新が容易にできる上、
顧客が実際に申し込みを行う際の決済処理も業者と直接
できるので便利である。
【0278】また、本発明の実施の形態において、家具
・家電等の配置処理におけるレイアウトの設定条件(例
えば、音響効果、陽当たり、冷房・暖房機器、ハンディ
キャップ等)の実施例を例示してきたが、それらの条件
設定を一度に複数実施してもよい。また、複数の条件を
設定した結果、家具・家電等の配置場所が重複する場合
は、顧客がそれらの設計条件のうち優先順位を定めて実
行する構成でもよい。
【0279】また、本実施の形態においては図27〜図
35において、顧客端末3には二次元的なイメージを表
示するようになっているが、サーバ2にCGIを持たせ
ることにより、VRML(Virtual Reality Modeling L
anguage)による三次元グラフィックにより表示させて
も良い。またこのような場合、VRML固有のインター
フェイスをアドインとして顧客端末3にダウンロードさ
せることにより、仮想的に物件の間取りが表示されるだ
けでなく、あらゆる角度から検証することも可能であ
る。
【0280】さらに本実施の形態においては顧客端末3
としてネットワークに接続可能なパーソナル・コンピュ
ータを例示したが、同等の処理機能を有するものであれ
ば、小型で、携帯性に特化した例えば、携帯電話等の通
信機器であっても良い。
【0281】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1の送
信手段によって、物件情報と、備品情報とがネットワー
クを介して利用者が操作する端末に送信され、物件配置
情報作成手段によって、利用者が操作する端末より送信
される内容に基づいて、物件の間取り図上に備品の画像
を配置した物件配置情報が作成され、更に第2の送信手
段によって、前記物件配置情報作成手段によって作成さ
れた物件配置情報がネットワークを介して前記端末に送
信されるので、利用者側は、手持ちの備品に類似したも
の、或いは新たに購入したい備品等を選択し、物件にお
ける配置シミュレーションが可能となるような物件情報
を利用者に提供することが出来る。したがって、利用者
は、物件への備品の配置イメージを引越し前につかめる
ので、備品を引越し前に準備したり、引越し後に備品の
配置を容易かつスムーズにすることができる。また、ネ
ットワークを介したことにより、いつでもどこでも容易
に配置シミュレーションを提供できる。
【0282】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特
に、計算手段によって、物件の費用情報と条件内容に基
づいた全体にかかる費用とに基づいて、総費用が計算さ
れて、第3の送信手段によってネットワークを介して端
末に送信されるので、利用者が、配置シミュレーション
に加え、引越等における総費用の目安を知ることが可能
な物件情報を提供することができる。
【0283】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特
に、前記備品情報記憶手段は、備品の価格を更に記憶し
ており、前記計算手段によって、配置される備品の価格
を更に加えて総費用が計算されるので、利用者が、備品
の価格を含めた総合的な費用の目安がわかる物件情報の
提供をすることができる。
【0284】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明と同様の効果が得られるのは
勿論のこと、特に、所定の配置条件に基づいて備品を配
置するための配置基準を記憶した配置基準記憶手段を備
え、適所配置手段によって、前記配置基準に基づいて、
備品が物件の適した配置場所に自動的に配置され、その
配置案が利用者側の端末に送信されるので、利用者に適
切な配置場所の目安となりうる物件情報を提供すること
ができる。
【0285】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特
に、適所配置手段によって、家電機器が、物件における
電源の位置に基づいて配置された案が提供されるので、
利用者側が、家電機器の配線を考慮した配置の目安とな
るような物件情報を提供することができる。
【0286】請求項6記載の発明によれば、前記サーバ
の第1の送信手段によって、前記物件情報記憶集団に記
憶されている物件情報、及び前記備品情報記憶手段に記
憶されている備品情報が、前記ネットワークを介して、
前記端末に送信され、更に端末の第1の表示制御手段に
よって、前記第1の送信手段によって送信された情報が
表示部に表示され、第2の送信手段によって、この第1
の表示制御手段によって表示部に表示された情報より、
任意に指定された物件情報、および、備品情報を含む内
容が前記ネットワークを介して前記サーバに送信され、
前記サーバの物件配置手段作成手段によって、前記第2
の送信手段によって送信された内容に基づいて、前記物
件情報の間取り図上の任意の位置に、前記備品情報の画
像が配置されて物件配置情報が作成され、第3の送信手
段によって、物件配置情報作成手段によって作成された
物件配置情報が、前記ネットワークを介して、前記端末
に送信されるので、利用者が物件に引っ越す場合におけ
る配置シミュレーションが可能な物件情報を提供するこ
とが可能となる。したがって、利用者は、物件に引越し
する場合の備品の配置イメージを引越し前につかむこと
ができると共に、備品を引越し前に準備したり、引越し
後の備品の配置を容易かつスムーズに行うことが出来
る。また、ネットワークを介したことにより、いつでも
どこでも容易に配置シミュレーションが行える。
【0287】請求項7記載の発明によれば、利用者が物
件に引っ越す場合における配置シミュレーションが可能
な物件情報を提供することが可能となる。したがって、
利用者は、物件に引越しする場合の備品の配置イメージ
を引越し前につかむことができると共に、備品を引越し
前に準備したり、引越し後の備品の配置を容易かつスム
ーズに行うことが出来る。また、ネットワークを介した
ことにより、いつでもどこでも容易に配置シミュレーシ
ョンを行える。
【0288】請求項8記載の発明によれば、利用者が物
件に引っ越す場合における配置シミュレーションが可能
な物件情報を提供することが可能となる。したがって、
利用者は、物件に引越しする場合の備品の配置イメージ
を引越し前につかむことができると共に、備品を引越し
前に準備したり、引越し後の備品の配置を容易かつスム
ーズに行うことが出来る。また、ネットワークを介した
ことにより、いつでもどこでも容易に配置シミュレーシ
ョンを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における物件情報提
供システム1の全体構造を示した図である。
【図2】図1のサーバ2の記録媒体27の内部構造を示
すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の全体的な動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図4】図3の物件検索処理(ステップS102)の詳
細な動作の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図3の家具選択・配置処置(ステップS103
a)の詳細な動作の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【図6】図3の家電選択・配置処理(ステップS104
a)の詳細な動作の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【図7】第2の実施の形態におけるサーバ2の記録媒体
27の内部構造を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態における家具選択・配置処理
(ステップS103b)の詳細な動作の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態における家電選択・配置処理
(ステップS104b)の詳細な動作の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図10】第3の実施の形態における物件情報提供シス
テム5の全体構造を示した図である。
【図11】第3の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図12】第3の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図13】第4の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図14】第4の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図15】第5の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図16】第5の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図17】第6の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図18】第6の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図19】第7の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図20】第7の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図21】第8の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図22】第8の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図23】第9の実施の形態におけるサーバ2の記録媒
体27の内部構造を示すブロック図である。
【図24】第9の実施の形態における動作の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図25】第10の実施の形態におけるサーバ2の記録
媒体27の内部構造を示すブロック図である。
【図26】第10の実施の形態における動作の流れを説
明するためのフローチャートである。
【図27】第1の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図28】第1の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図29】第2の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図30】第2の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図31】第4の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図32】第6の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図33】第7の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図34】第8の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【図35】第9の実施の形態における表示画面の表示例
を示した図である。
【符号の説明】
1 物件情報提供システム 2 サーバ 3 顧客端末 4 ネットワーク 21 CPU 25 伝送制御部 27 記録媒体 31 CPU 33 表示部 36 伝送制御部 272 物件情報DB 273 家具情報DB 274 家電情報DB 275 引越し情報DB

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、物件情報に関す
    るサービスを利用者に提供するためのサーバであって、 間取り図を含む物件情報を記憶している物件情報記憶手
    段と、 物件内部に配置する備品に関する画像を含む備品情報を
    記憶している備品情報記憶手段と、 前記物件情報記憶手段に記憶されている物件情報、およ
    び、前記備品情報記憶手段に記憶されている備品情報
    を、前記ネットワークを介して、前記利用者が操作する
    端末に送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段によって送信された情報に応答して
    前記端末より送信される内容に基づいて、前記物件情報
    の間取り図上の任意の位置に、前記備品情報の画像を配
    置して物件配置情報を作成する物件配置情報作成手段
    と、 この物件配置情報作成手段によって作成された物件配置
    情報を、前記ネットワークを介して、前記端末に送信す
    る第2の送信手段と、 を備えていることを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記物件情報記憶手段は、前記物件を賃
    貸或いは購入する際に発生する費用情報を更に記憶し、 所定の条件毎に全体にかかる費用を記憶した費用情報記
    憶手段と、 前記端末より送信される内容に基づく物件情報の費用情
    報を前記物件情報記憶手段より読み出すとともに、更に
    前記送信される内容に含まれる条件内容に基づいて、全
    体にかかる費用を前記費用情報記憶手段より読み出し
    て、総費用を計算する計算手段と、 前記計算手段によって計算された総費用を、前記ネット
    ワークを介して前記端末に送信する第3の送信手段と、
    を更に備えている請求項1に記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記備品情報記憶手段は、備品の価格を
    更に記憶し、 前記計算手段は、前記物件配置情報作成手段により配置
    される備品の価格を加えて総費用を計算することを特徴
    とする請求項2に記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 所定の配置条件に基づいて備品を配置す
    るための配置基準を記憶した配置基準記憶手段を更に備
    え、 前記物件配置情報作成手段は、前記配置基準に基づき、
    前記備品を前記物件の適した配置場所に配置する適所配
    置手段と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記備品には家電機器が含まれるととも
    に、前記物件情報には、電源の位置情報を含み、前記適
    所配置手段は、前記電源の位置情報に基づいて家電機器
    を配置する家電配置手段を更に含むことを特徴とする請
    求項4記載のサーバ。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して物件情報を提供す
    るサーバと、前記物件情報を利用する利用者が操作する
    端末とで構成される物件情報提供システムにおいて、前
    記サーバは、 間取り図を含む物件情報を記憶している物件情報記憶手
    段と、 物件内部に配置する備品に関する画像を含む備品情報を
    記憶している備品情報記憶手段と、 前記物件情報記憶手段に記憶されている物件情報、およ
    び、前記備品情報記憶手段に記憶されている備品情報
    を、前記ネットワークを介して、前記端末に送信する第
    1の送信手段とを備え、 前記端末は、 前記第1の送信手段によって送信された情報を表示部に
    表示させる第1の表示制御手段と、 この第1の表示制御手段によって表示部に表示された情
    報より、任意に指定された物件情報、および、備品情報
    を含む内容を前記ネットワークを介して前記サーバに送
    信する第2の送信手段とを備え、 前記サーバは更に、 この第2の送信手段によって送信された内容に基づい
    て、前記物件情報の間取り図上の任意の位置に、前記備
    品情報の画像を配置して物件配置情報を作成する物件配
    置情報作成手段と、 この物件配置情報作成手段によって作成された物件配置
    情報を、前記ネットワークを介して、前記端末に送信す
    る第3の送信手段と、 を備えていることを特徴とする物件情報提供システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して、物件情報に関す
    るサービスを利用者が操作する端末に提供する物件情報
    提供方法であって、 データベースに記憶されている間取り図を含む物件情
    報、および、物件内部に配置する備品に関する画像を含
    む備品情報を、前記ネットワークを介して、前記利用者
    が操作する端末に送信する第1の送信ステップと、 この第1の送信ステップにて送信された情報に応答して
    前記端末より送信される内容に基づいて、前記物件情報
    の間取り図上の任意の位置に、前記備品情報の画像を配
    置して物件配置情報を作成する物件配置情報作成ステッ
    プと、 この物件配置情報作成ステップにて作成された物件配置
    情報を、前記ネットワークを介して、前記端末に送信す
    る第2の送信ステップと、 を有することを特徴とする物件情報提供方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークとデータベースとに接続さ
    れたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを
    記憶した記録媒体であって、 前記データベースに記憶されている間取り図を含む物件
    情報、および、物件内部に配置する備品に関する画像を
    含む備品情報を読み出して、ネットワークを介して、端
    末に送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段によって送信された情報に応答して
    前記端末より送信される内容に基づいて、前記物件情報
    の間取り図上の任意の位置に、前記備品情報の画像を配
    置して物件配置情報を作成する物件配置情報作成手段
    と、 この物件配置情報作成手段によって作成された物件配置
    情報を、前記ネットワークを介して、前記端末に送信す
    る第2の送信手段とを当該コンピュータに実行させるプ
    ログラムコードを記憶したことを特徴とする記録媒体。
JP2001226356A 2001-07-26 2001-07-26 サーバ、物件情報提供システム、物件情報提供方法、および、記録媒体 Pending JP2003044736A (ja)

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