JP2004120207A - 電話装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】公衆電話回線28を通じて相手先と通信可能な親機1と、この親機1に接続可能でありかつ親機1を介して内線通話の可能な複数の子機2とを備え、親機1は、内線通話を行っている複数の子機2同士と接続されているとき、内線通話を行っている子機2Aとの接続異常を検出したとき、内線通話を行っている子機2Bに対して、接続異常が検出された旨のコマンドを送信し、子機2Bは、接続異常を検出した旨のコマンドが受信されたとき、その接続を回復すべきコマンドを親機1に対して送信する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、親機と、それに接続可能な複数の子機とを備える電話装置に関し、特に子機間で内線通話を行うときの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、公衆電話回線に接続された、いわゆるコードレス電話機には、携帯可能な子機が付属されている。このような電話機においては、子機同士で親機を介して内線通話を行うことができるものがある(たとえば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−19051号公報
【特許文献2】
特開平5−292019号公報
【0004】
上記した特開平8−19051号公報には、子機同士で内線通話を行う際、子機の待ち受け中に通話圏内であるかまたは通話圏外であるかを検出し、その旨を報知する技術が開示されている。これにより、ユーザは、子機の待ち受け中であっても、子機が通話圏内あるいは通話圏外であることを認識することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示されている技術によると、待ち受け中に通話圏外であるかを検出し報知した後は、親機と子機との接続を回復させるべき具体的な処理を行っておらず、ユーザにとっては利便性に欠くものであった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、子機同士が親機を介して互いに内線通話中に接続異常を検出した場合、スムーズにその接続を回復させることのできる電話装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明の電話装置は、回線を通じて相手先と通信可能な親機と、この親機に接続可能でありかつ前記親機を介して内線通話の可能な複数の子機とを備える電話装置であって、前記親機は、内線通話を行っている複数の子機同士と接続されているとき、前記いずれかの子機との接続異常を検出する検出手段と、前記検出手段によって内線通話を行っている一方の子機との接続異常を検出したとき、内線通話を行っている他方の子機に対して、接続異常が検出された旨のコマンドを送信するリンク異常コマンド送信手段とを有し、前記他方の子機は、前記リンク異常コマンド送信手段によって接続異常を検出した旨のコマンドが受信されたとき、その接続を回復すべきコマンドを前記親機に対して送信する接続回復コマンド送信手段を有することを特徴としている。
【0008】
このような電話装置によれば、親機において、内線通話を行っている一方の子機との接続に接続異常が検出されたとき、その旨をコマンドにして他方の子機に送り、他方の子機では、接続を回復すべきコマンドを親機に対して送信するので、親機では、この接続を回復すべきコマンドに応じて、再接続の処理が行われるため、親機と子機との接続を迅速に回復することができ、内線通話を即座に再開させることができる。なお、他方の子機では、親機から接続異常が検出された旨のコマンドが送られたとき、接続を回復すべきコマンドを親機に対して自動的に送信するようにしてもよい。これによると、親機と子機との接続が自動的に回復するので、ユーザに対して違和感を与えることなく、内線通話をスムーズに再開させることができる。
【0009】
また、請求項2に記載した発明の電話装置は、請求項1に記載の電話装置であって、前記他方の子機は、ユーザによって、前記接続を回復すべきコマンドを送信するための入力信号を入力可能な入力手段を有し、前記接続回復コマンド送信手段は、前記入力手段によって入力された入力信号に基づいて、接続を回復すべきコマンドを前記親機に対して送信する。
【0010】
このような電話装置によれば、請求項1に記載の電話装置による効果に加え、ユーザによる入力操作によって接続を回復することができるので、ユーザは、接続異常が生じたことを認識した上で、接続を回復させるべき入力操作を行うことができる。
【0011】
また、請求項3に記載した発明の電話装置は、請求項1または2に記載の電話装置であって、前記検出手段は、前記各子機に対して定期的に送られる定期コマンドに応答して、前記いずれかの子機からの応答了解コマンドが当該子機から返信されないとき、接続異常を検出する。
【0012】
このような電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置による効果に加え、子機に対して送られた定期コマンドに応答した応答了解コマンドが返信されないとき、接続異常を検出するので、容易に親機と子機との接続異常を検出することができる。
【0013】
また、請求項4に記載した発明の電話装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置であって、前記親機は、前記他方の子機から接続を回復すべきコマンドを受信したとき、予め設定されていたチャネルとは別のチャネルに切り替え、切り替えたチャネルに基づいて接続を回復するためのチャネル指定コマンドを送信する指定コマンド送信手段を有する。
【0014】
このような電話装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置による効果に加え、接続異常が検出されたときには、それ以前に用いられていたチャネル(たとえば通話チャネル)に何らかの障害が生じている可能性が高いため、上記のように別のチャネルに切り替えれば、通話チャネルに障害が生じている等の不都合を解消して、親機と子機との接続をより確実に回復させることができる。
【0015】
また、請求項5に記載した発明の電話装置は、請求項4に記載の電話装置であって、前記親機は、前記指定コマンド送信手段によるチャネル指定コマンドに対する前記子機からの応答コマンドを受信する応答コマンド受信手段と、前記応答コマンド受信手段によって受信した応答コマンドがACKコマンドである場合、前記子機に対して子機間通話コマンドを送信する子機間通話コマンド送信手段とをさらに有する。
【0016】
このような電話装置によれば、請求項4に記載の電話装置による効果に加え、子機からACKコマンドを受信した場合、子機に対して子機間通話コマンドを送信するので、スムーズに子機間同士の通話を開始させることができる。
【0017】
また、請求項6に記載した発明の電話装置は、請求項5に記載の電話装置であって、前記親機は、前記応答コマンド受信手段によって受信した応答コマンドがNACKコマンドである場合、前記チャネルをさらに別のチャネルに切り替える切替手段をさらに有する。
【0018】
このような電話装置によれば、請求項5に記載の電話装置による効果に加え、子機からNACKコマンドを受信した場合、チャネルをさらに別のチャネルに切り替えるので、親機と子機との接続をより迅速に回復させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明に係る電話装置の一例を示す概略ブロック構成図である。この電話装置は、ファクシミリ装置からなる親機1と、この親機1に無線によって通信可能な子機2とを備えて構成されている。なお、説明の便宜上、互いに内線通話を行う子機を、「子機2A」および「子機2B」とそれぞれいうことにする。
【0021】
親機1は、図示されていないが、たとえばインクジェット方式の印刷機能、画像読取機能(スキャナ機能)、および画像の通信機能等の各機能を複合的に備えたものである。親機1は、たとえばファクシミリデータを送信するときには、画像読取機能を用いて原稿を読み取り、読み取った原稿データを通信機能によって送り先に送信する。また、通信機能によってファクシミリデータを受信したときには、印刷機能を用いてファクシミリデータの内容を所定の記録用紙に印字する。なお、この親機1は、たとえばパーソナルコンピュータに接続された状態で独立した形で印刷装置やスキャナとして利用することもできる。また、印刷機能と画像読取機能とを連動させることで、コピー機として利用することもできる。
【0022】
親機1は、CPU10、NCU11、RAM12、モデム13、ROM14、NVRAM(不揮発性RAM:Non−Volatile RAM)15、ゲートアレイ16、コーデック17およびDMAC18を備え、それらは、バス19により相互に接続されている。バス19には、アドレスバス、データバスおよび制御信号線が含まれる。また、この親機1では、ゲートアレイ16に、読取部21、印刷部22、操作部23、表示部24、コードレス制御部25、コンパンダ26、および無線モジュール27が接続されて具備されている。NCU11には、公衆電話回線28が接続されている。コードレス制御部25には、EEPROM29およびコンパンダ26が接続されている。無線モジュール27は、コンパンダ26およびコードレス制御部25に接続されている。また、親機1には、図示しないマイクロフォンやスピーカを内蔵したハンドセットが接続されている。
【0023】
CPU10は、親機1全体の動作を制御するものである。NCU11は、公衆電話回線28に接続されることにより網制御を行うものである。RAM12は、CPU10の作業領域等を提供するものである。モデム13は、音声データやファクシミリデータの変調や復調等を行うものである。ROM14は、CPU10が実行すべきプログラム等を記憶するものである。NVRAM15は、データや各種の情報を記憶するものである。なお、CPU10には、内線通話中の子機2との接続状態を監視するための図示しないタイマが内蔵されている。
【0024】
ゲートアレイ16は、CPU10と各部21〜27とのインターフェイスとして機能するものである。コーデック17は、音声信号やファクシミリデータ等の符号化や復号化を行うものである。DMAC18は、主にRAM12へのデータの書き込みや読み出しを行うものである。
【0025】
読取部21は、たとえばイメージセンサ、LED光源、および原稿送りモータ(いずれも図示せず)等を備え、CPU10の制御に応じてファクシミリ原稿等からイメージ画像を読み取るものである。
【0026】
印刷部22は、感熱方式等により文字や図形等の画像をモノクロまたはカラーで印刷するものである。
【0027】
操作部23は、図2に示すように、数字キー23A、ジョグダイヤルキー23B、その他の操作キー等を備え、ユーザのキー操作による入力信号をCPU10に伝えるものである。
【0028】
表示部24は、同じく図2に示すように、たとえば液晶ディスプレイパネル24Aを備え、この液晶ディスプレイパネル24Aに動作状態や操作ガイダンス等を表示するものである。
【0029】
無線モジュール27は、図示しないアンテナを備え、制御チャネルや通話チャネルを用いて各子機2との間で音声信号や各種のデータのやり取りを行う。
【0030】
コンパンダ26は、子機2から無線モジュール27を介して送られる音声信号およびデータ信号を切り分けて、音声信号をCPU10側に、データ信号をコードレス制御部25側に送るものである。また、逆にCPU10側からの音声信号やデータ信号を無線モジュール27に送るものである。
【0031】
コードレス制御部25は、子機2との通信に関する制御を行うものであり、EEPROM29は、コードレス制御部25によって制御され、たとえば子機2の台数や増設された子機2のID番号等を記憶するためのものである。
【0032】
子機2は、たとえば住宅内において親機1が設置された部屋とは異なる部屋等に仮設置される。子機2は、図1に示すように、制御部41、ROM42、RAM43、およびEEPROM44等が備えられ、これらは互いにバス45によって接続されている。制御部41には、無線モジュール46、コンパンダ47、操作部48および表示部49が接続されている。無線モジュール46は、コンパンダ47が接続されている。また、コンパンダ47には、スピーカ51およびマイクロフォン52が接続されている。
【0033】
制御部41は、子機2の全体動作を制御するものである。ROM42は、制御部41が実行すべきプログラム等を記憶するものである。RAM43は、制御部41の作業領域等を提供するものである。EEPROM44は、データや各種の情報を記憶するものである。
【0034】
操作部48は、図3に示すように、数字キー48A、セレクトキー48B、およびその他の操作キー等を備え、ユーザの操作に応じた入力信号を制御部41に伝えるものである。なお、以下の説明では、内線通話を要望するための内線キー、自己が送話することを要望するための通話キー、再接続を要望するための再接続キー、および内線通話を終了させるための終了キー等が述べられるが、上記数字キー48A、セレクトキー48B、およびその他の操作キー等が組み合わせられて入力されることにより、内線キー等の機能を代用するようにされている。
【0035】
表示部49は、同じく図3に示すように、たとえば液晶ディスプレイパネル49Aを備え、この液晶ディスプレイパネル49Aに動作状態や操作ガイダンス等を表示するものである。
【0036】
無線モジュール46は、図示しないアンテナを備え、制御チャネルや通話チャネルを用いて親機1や他の子機2との間で音声信号や各種のデータのやり取りを行う。
【0037】
コンパンダ47は、親機1から無線モジュール46を介して送られる音声信号およびデータ信号を切り分けて、音声信号をスピーカ51に、データ信号を制御部41に送るものである。また、マイクロフォン52からの音声信号や制御部41からのデータ信号を無線モジュール46を介して親機1に送るものである。
【0038】
スピーカ51およびマイクロフォン52は、これらによって、親機1や他の子機2との間で通話が可能なようにされるものである。
【0039】
次に、この構成における上記電話装置の制御動作を、図4および図5に示すフローシーケンス図を参照して説明する。なお、この電話装置における子機間の内線通話は、いわゆるトランシーバ方式が採用され、たとえば子機2Aが送話中の場合は、子機2Bは受話中となり、そのとき、子機2Bは、子機2Aに送話できない状態とされる。子機2Bが送話できるのは、子機2Aの送話が終了した後となる。
【0040】
まず、子機2Aにおいて、ユーザによる操作部48の内線キーの入力操作によって、内線通話をする旨および通話する相手側子機(子機2B)の入力が行われると、子機2Aは、制御チャネルを用いて、親機1に対してリンク接続するためのリンクコマンドを送信する(S1)。
【0041】
親機1は、そのリンクコマンドに応答して子機2Aに通話チャネル指定コマンドを返信する(S2)。これにより、通話チャネルが指定され、子機2Aから親機1に子機間通話コマンドが送信され(S3)、親機1と子機2Aとは接続が確立した状態となる。
【0042】
その後、親機1は、一旦、子機2Aとの接続を切断するための切断コマンドを送信し(S4)、子機2Aおよび子機2Bのそれぞれに対して、リンクコマンドを送信するとともに(S5,S6)、通話チャネル指定コマンドを送信する(S7,S8)。これにより、両子機2A,2Bとの通話が可能となり、親機1は、子機2Aおよび子機2Bのそれぞれに対して、一定間隔でかつ交互に子機間通話コマンドを送信する(S9,S11,S13,S15)。子機2Aおよび子機2Bでは、この子機間通話コマンドに応答してACKコマンドを親機1に対してそれぞれ送信する(S10,S12,S14)。
【0043】
また、子機2Bでは、親機1からの子機間通話コマンドを受信すると、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに「着信中」である旨を表示させ、ユーザによって操作部48の内線キーが押下されることにより、ACKコマンドに代えて、待受けコマンドを親機1に送信する(S16)。
【0044】
この待受けコマンドを受信した親機1は、子機2Aに対して待受けコマンドを送信し(S17)、以降、通話キー等が入力されるまで、子機2Aおよび子機2Bのそれぞれに対して、待受けコマンドを一定間隔でかつ交互に送信する(S19,S21,S23,S25)。子機2Aおよび子機2Bでは、この待受けコマンドに応答してACKコマンドを親機1に対して送信し(S18,S20,S22,S24)、両子機2A,2B間では、待受け状態となる。
【0045】
その後、たとえば子機2Aにおいて、ユーザによって操作部48の通話キーが押下された場合、ACKコマンドに代えて、送話要求コマンドが親機1に送信される(S26)。親機1では、送話要求コマンドを受信すると、子機2Bに対して送話要求コマンドを送信するとともに(S27)、子機2Aに対しても送話要求コマンドを送信することにより(S29)、両子機2A,2B間において、子機2Aが送話中となる内線通話を行い得る状態となる。
【0046】
ここで、図5に示すように、子機2Aおよび子機2Bにおいて内線通話中に、たとえば子機2Bが通話圏外に移動したことにより、通話不可の状態となったとする。この場合、子機2Aにおいて操作部48の通話キーが離されることにより、子機2Aからの送話が終了したとすると、子機2Aは、親機1に待受けコマンドを送信する(S31)。親機1は、これに応答してそれ以降、両子機2A,2Bにそれぞれ待受けコマンドを送信する(S32,S33,S35,S36,S38)。
【0047】
しかしながら、子機2Bは、通話圏外であるため、親機1からの待受けコマンドに対するACKコマンドを返すことができない。親機1は、待受けコマンドを送信した後の、子機2BからのACKコマンドを常時監視しており、この場合、待受けコマンドに対するACKコマンドがたとえば3回連続して返ってこない場合は、接続異常と判別する。
【0048】
親機1は、接続異常と判別した場合、接続異常が検出された旨のリンク異常コマンドを子機2Aに対して送信する(S39)。このリンク異常コマンドを受信した子機2Aでは、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに、子機2Bとの接続に異常が発生したので、子機2Aと子機2Bとの再接続を促す表示を行う。
【0049】
ここで、上記表示を視認したユーザによって、操作部48の再接続キーが入力操作されると、子機2Aは、親機1に対して再接続要求コマンドを送信する(S41)。
【0050】
その後、親機1は、子機2Aに対して切断コマンドを送る(S42)。これにより、親機1と子機2Aとの接続は一旦切断され、次いで、親機1は、子機2Aと子機2Bとを再び接続するためリンクコマンドを、両子機2A,2Bに対して送信するとともに(S43,S44)、通話チャネル指定コマンドを送る(S45,S46)。
【0051】
これにより、子機2Aおよび子機2Bは、接続が回復するとともに、内線通話可能な状態となり、親機1は、両子機2A,2Bに対して子機間通話コマンドを送信する(S47,S49)。これに対し、子機2Aでは、ACKコマンドを返し(S48)、子機2Bでは、内線キーが押下されると、待受けコマンドを返す(S50)。その後、親機1は、両子機2A,2Bに対して、待受けコマンドを送ることにより(S51,S53,S55)、両子機2A,2Bは、待受け状態となる。このとき、子機2Aにおいて終了キーが操作された場合、子機2Aは、終了要求コマンドを親機1に送り(S56)、それに応じて、親機1は、子機2Bに対して終了コマンドを送る(S57)。
【0052】
このように、子機2Aの待受け中に子機2B側で接続異常が発生したとき、親機1は、その旨をコマンドにして子機2Aに送り、子機2Aでは、接続を回復すべきコマンドを親機1に対して送信するので、親機1では、この接続を回復すべきコマンドに応じて、たとえば通話チャネル指定コマンドを両子機2A,2Bに送るといった再接続の処理が行われる。そのため、親機1と子機2との接続を迅速に回復することができ、内線通話を即座に再開させることができる。また、ユーザによる入力操作によって接続を回復することができるので、ユーザは、接続異常が生じたことを認識した上で入力操作を行うことができる。
【0053】
なお、上記制御において、子機2Aは、親機2からリンク異常コマンドを受信した場合、自動的に親機1に対して子機2Bとの接続を回復させるべく再接続要求コマンドを送信するようにしてもよい。すなわち、子機2Aは、親機2からリンク異常コマンドを受信したとき、子機2Bとの接続に異常が発生した旨を表示部49に表示させ、この場合、無条件に再接続要求コマンドを送信する。その後の処理については、上記した制御と同様である。
【0054】
このように、子機2Aがリンクを回復すべきコマンドを自動的に親機1に対して送信するようにすれば、親機1と子機2との接続が自動的に回復するので、ユーザに対して違和感を与えることなく、内線通話をスムーズに再開させることができる。
【0055】
次に、待受け中に接続異常が発生したときの親機1の制御動作を、図6および図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0056】
まず、親機1では、待受け中においては、子機2との接続状態を監視する制御が行われる。具体的には、図6に示すように、親機1のコードレス制御部25は、内線通話中の子機2に対して、待受けコマンドを送信し(T1)、図示しない監視タイマをスタートさせる(T2)。コードレス制御部25は、待受けコマンドに対して子機2から何らかのコマンドが所定時間内に返ってきた場合、子機2との接続状態は、正常であると認識する。なお、図4のフローシーケンス図に示したように、待受けコマンドは、内線通話中の子機2Aおよび子機2Bに対して交互に送られる。
【0057】
次いで、コードレス制御部25は、子機2から何らかのコマンドを受信したか否かを判別する。ステップT3では、送話要求コマンドを受信したか否かの判別を行い、送話要求コマンドを受信した場合(T3:YES)、送話モードに移行する。送話モードとは、相手側の子機2との通話が可能なモード状態であって、この場合、送話要求コマンドを送信した子機2(たとえば子機2A)が送話可能な状態をいう。
【0058】
コードレス制御部25は、送話要求コマンドを受信していない場合(T3:NO)、終了要求コマンドを受信したか否かの判別を行い(T4)、終了要求コマンドを受信した場合(T4:YES)、終了要求コマンドを送信した子機2に対して終了コマンドを送信する(T5)。これにより、親機1は待機状態となる。
【0059】
コードレス制御部25は、終了要求コマンドを受信していない場合(T4:NO)、ACKコマンドを受信したか否かの判別を行い(T6)、ACKコマンドを受信した場合(T6:YES)、タイマをリセットする(T7)。そして、所定時間経過後(T8:YES)、ステップT1に戻り、待受けコマンドをACKコマンドを送信した子機2に対して送信する。
【0060】
一方、ACKコマンドを受信しない場合(T6:NO)、コードレス制御部25は、タイマがオーバフローしたか否かの判別を行い(T9)、タイマがオーバフローしていない場合(T9:NO)、ステップT3の送話要求コマンドを受信したか否かの判別に戻る。
【0061】
また、ステップT9において、タイマがオーバフローしたと判別した場合(T9:YES)、すなわち、待受けコマンドを送信してから一定時間経過しても何らコマンドが返ってこない場合、コードレス制御部25は、子機2との接続状態に異常が発生したと認識し、接続状態に異常が発生した子機2と内線通話を行っている相手側の子機2に対して、リンク異常コマンドを送信する(T10)。
【0062】
次いで、図7に進み、コードレス制御部25は、相手側の子機2からの再接続要求コマンドを受信したか否かの判別を行う(T11)。再接続要求コマンドを受信していない場合(T11:NO)、終了要求コマンドを受信したか否かの判別を行う(T12)。終了要求コマンドを受信した場合(T12:YES)、すなわち、相手側の子機2側のユーザが内線通話を終了させるために終了キーを押下した場合、コードレス制御部25は、相手側の子機2に対して終了コマンドを送信して(T13)、待機中となる。また、終了要求コマンドを受信しない場合(T12:NO)、ステップT11に戻る。
【0063】
ステップT11において、再接続要求コマンドを受信した場合(T11:YES)、すなわち、相手側の子機2側のユーザが、異常が発生した子機2と再接続するための再接続キーを押下した場合、コードレス制御部25は、両子機2に対してリンクを再接続するために、一旦、相手側の子機2に対して切断コマンドを送信するとともに(T14)。リンクコマンドを送信する(T15)。
【0064】
次いで、コードレス制御部25は、両子機2の内線通話に使用されていた通話チャンル以外の通話チャネルがあるか否かを判別する(T16)。これは、接続異常を生じたときに用いられる通話チャネル以外の通話チャネルを、再接続したときに用いるようにするためであり、接続異常を生じたときに用いられる通話チャネルが何らかの障害を受けている可能性があるからである。ステップT16において、通話チャネルがない場合(T16:NO)、内線通話を強制的に終了させるために、ステップT13の終了コマンドを送信する処理に進む。
【0065】
また、ステップT16において、通話チャネルがある場合(T16:YES)、コードレス制御部25は、適当な別の通話チャネルを選択する(T17)。そして、選択された通話チャネルを含む通話チャネル指定コマンドを送信する(T18)。
【0066】
その後、コードレス制御部25は、相手側の子機2からNACKコマンドを受信したか、またはACKコマンドを受信したかの判別を行い(T19)、NACKコマンドを受信した場合、ステップT16の通話チャネルの有無の判別処理に戻る。また、ACKコマンドを受信した場合、コードレス制御部25は、子機間通話コマンドを送信し(T20)、呼出しモードに移行する。呼出しモードとは、相手側の子機2が異常の発生した子機2を呼出すモード状態をいう。
【0067】
このように、親機1は、子機2からリンクを回復すべきコマンドを受信したとき、予め設定されていた通話チャネルとは別の通話チャネルに切り替え、切り替えた通話チャネルに基づいて通話チャネル指定コマンドを送信する。接続異常が検出されたときには、それ以前に用いられていた通話チャネルに何らかの障害が生じている可能性が高いため、上記のように別の通話チャネルに切り替えれば、通話チャネルに障害が生じている等の不都合を解消して、親機1および子機2間の接続をより確実に回復させることができる。
【0068】
次に、待受け中にリンク接続異常が発生したときの子機2の制御動作を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0069】
子機2の制御部41は、親機1からリンク異常コマンドを受信したか否かの判別を行い(T31)、リンク異常コマンドを受信した場合(T31:YES)、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに再接続を促す旨の表示を行う(T32)。これにより、ユーザは、リンクに異常が発生したので、リンクの再接続を行うかどうか、あるいは内線通話を終了するかを判断することができる。
【0070】
制御部41は、ユーザによって内線通話を終了するための、操作部48の終了キーが押下されたか否かを判別し(T33)、終了キーが押下された場合(T33:YES)、終了要求コマンドを親機1に対して送信し(T34)、その後、待機モードとなる。
【0071】
終了キーが押下されないと判別した場合(T33:NO)、ユーザによって再接続キーが押下されたか否かを判別し(T35)、再接続キーが押下されない場合(T35:NO)、ステップT33に戻る。再接続キーが押下された場合(T35:YES)、再接続要求コマンドを親機1に対して送信し(T36)、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに再接続処理を実施中である旨の表示を行う(T37)。
【0072】
次いで、制御部41は、親機1から通話チャネル指定コマンドを受信したか否かの判別を行い(T38)、通話チャネル指定コマンドを受信した場合(T38:YES)、通話チャネル指定コマンドに含まれている通話チャネルを用いることができるか否かを判別する(T39)。通話チャネルが使用できない場合(T39:NO)、NACKコマンドを親機1に送信し(T40)、ステップT38の通話チャネル指定コマンドを受信したか否かの判別処理に戻る。
【0073】
ステップT39において、通話チャネルが使用可能である場合(T39:YES)、ACKコマンドを親機1に送信し(T41)、次いで、子機間通話コマンドを受信したか否かを判別する(T42)。子機間通話コマンドを受信した場合(T42:YES)、呼出しモードに移行する。
【0074】
上記子機2の制御では、リンク異常コマンドが親機1から受信した場合、ユーザに親子間の再接続を操作入力させるようにしたが、親子間の再接続を自動で行う場合には、図8に示す制御動作のステップT32〜T35の処理が削除され、リンク異常コマンドが親機1から受信した場合(T31:YES)、即座に再接続要求コマンドを送信する処理(T36)を行う。
【0075】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、親機1および子機2の内部構成は、図1に示した構成に限るものではない。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明の電話装置によれば、親機において、内線通話を行っている一方の子機との接続に接続異常が検出されたとき、その旨をコマンドにして他方の子機に送り、他方の子機では、接続を回復すべきコマンドを親機に対して送信するので、親機では、この接続を回復すべきコマンドに応じて、再接続の処理が行われる。そのため、親機と子機との接続を迅速に回復することができ、内線通話を即座に再開させることができる。なお、他方の子機では、親機から接続異常が検出された旨のコマンドが送られたとき、接続を回復すべきコマンドを親機に対して自動的に送信するようにしてもよい。これによると、親機と子機との接続が自動的に回復するので、ユーザに対して違和感を与えることなく、内線通話をスムーズに再開させることができる。
【0077】
また、請求項2に記載した発明の電話装置によれば、請求項1に記載の電話装置による効果に加え、ユーザによる入力操作によって接続を回復することができるので、ユーザは、接続異常が生じたことを認識した上で、接続を回復させるべき入力操作を行うことができる。
【0078】
さらに、請求項3に記載した発明の電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置による効果に加え、子機に対して送られた定期コマンドに応答した応答コマンドが返信されないとき、接続異常を検出するので、容易に親機と子機との接続異常を検出することができる。
【0079】
さらに、請求項4に記載した発明の電話装置によれば、請求項3に記載の電話装置による効果に加え、接続異常が検出されたときには、それ以前に用いられていたチャネル(たとえば通話チャネル)に何らかの障害が生じている可能性が高いため、上記のように別のチャネルに切り替えれば、通話チャネルに障害が生じている等の不都合を解消して、親機と子機との接続をより確実に回復させることができる。
【0080】
さらに、請求項5に記載した発明の電話装置によれば、請求項4に記載の電話装置による効果に加え、子機からACKコマンドを受信した場合、子機に対して子機間通話コマンドを送信するので、スムーズに子機間同士の通話を開始させることができる。
【0081】
さらに、請求項6に記載した発明の電話装置によれば、請求項5に記載の電話装置による効果に加え、子機からNACKコマンドを受信した場合、チャネルをさらに別のチャネルに切り替えるので、親機と子機との接続をより迅速に回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話装置の概略ブロック構成図である。
【図2】親機のパネル面を示す図である。
【図3】子機の外観図である。
【図4】親機および子機のコマンドのやり取りを示すフローシーケンス図である。
【図5】親機および子機のコマンドのやり取りを示すフローシーケンス図である。
【図6】親機の制御動作を示すフローチャートである。
【図7】親機の制御動作を示すフローチャートである。
【図8】子機の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(親機)
2 子機
2A 一方の子機
2B 他の子機
25 コードレス制御部
28 公衆電話回線
41 制御部
49 表示部(子機の)
49A 液晶ディスプレイパネル(子機の)
Claims (6)
- 回線を通じて相手先と通信可能な親機と、この親機に接続可能でありかつ前記親機を介して内線通話の可能な複数の子機とを備える電話装置であって、
前記親機は、
内線通話を行っている複数の子機同士と接続されているとき、前記いずれかの子機との接続異常を検出する検出手段と、
前記検出手段によって内線通話を行っている一方の子機との接続異常を検出したとき、内線通話を行っている他方の子機に対して、接続異常が検出された旨のコマンドを送信するリンク異常コマンド送信手段とを有し、
前記他方の子機は、
前記リンク異常コマンド送信手段によって接続異常を検出した旨のコマンドが受信されたとき、その接続を回復すべきコマンドを前記親機に対して送信する接続回復コマンド送信手段を有することを特徴とする電話装置。 - 前記他方の子機は、
ユーザによって、前記接続を回復すべきコマンドを送信するための入力信号を入力可能な入力手段を有し、
前記接続回復コマンド送信手段は、
前記入力手段によって入力された入力信号に基づいて、接続を回復すべきコマンドを前記親機に対して送信する、請求項1に記載の電話装置。 - 前記検出手段は、
前記各子機に対して定期的に送られる定期コマンドに応答して、前記いずれかの子機からの応答了解コマンドが当該子機から返信されないとき、接続異常を検出する、請求項1または2に記載の電話装置。 - 前記親機は、
前記他方の子機から接続を回復すべきコマンドを受信したとき、予め設定されていたチャネルとは別のチャネルに切り替え、切り替えたチャネルに基づいて接続を回復するためのチャネル指定コマンドを送信する指定コマンド送信手段を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置。 - 前記親機は、
前記指定コマンド送信手段によるチャネル指定コマンドに対する前記子機からの応答コマンドを受信する応答コマンド受信手段と、
前記応答コマンド受信手段によって受信した応答コマンドがACKコマンドである場合、前記子機に対して子機間通話コマンドを送信する子機間通話コマンド送信手段とをさらに有する、請求項4に記載の電話装置。 - 前記親機は、
前記応答コマンド受信手段によって受信した応答コマンドがNACKコマンドである場合、前記チャネルをさらに別のチャネルに切り替える切替手段をさらに有する、請求項5に記載の電話装置。
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