JPH11220522A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11220522A
JPH11220522A JP10020036A JP2003698A JPH11220522A JP H11220522 A JPH11220522 A JP H11220522A JP 10020036 A JP10020036 A JP 10020036A JP 2003698 A JP2003698 A JP 2003698A JP H11220522 A JPH11220522 A JP H11220522A
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telephone
telephone device
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岡 健 司 吉
Kazuo Shibuya
谷 一 夫 渋
Arata Kurosawa
澤 新 黒
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04M1/2749Automatic dialling or redialling systems, e.g. on off-hook or redial on busy
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話発呼時もしくは通話中に、電界強度によ
る問題もしくは回線による問題などで、電話の通話が出
来なかった場合もしくは途中で切れた場合でも通話回線
の接続を実現する。 【解決手段】 制御部3は、通信回線の混雑、通信相手
側の不在、通話中もしくは電波状況の悪化などにより、
通話相手からの発信応答もしくは通話中信号など通話中
に移行する信号を受信出来ない場合、通話に失敗したと
判断し、通信履歴を記憶部8に記憶し、再度同一の電話
番号、もしくは記憶部に記憶された別の電話番号の発呼
を自動的に行うことにより、通話回線の接続を実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話などの
無線を用いた電話装置において、電話発呼時もしくは通
話中に、電界強度による問題もしくは回線による問題な
どで、電話の通話が出来なかった場合もしくは途中で切
れた場合、通信履歴を記憶部に記憶し、再度同一の電話
番号もしくは記憶部に記憶された別の電話番号の発呼を
自動的に行うことにより、通話回線の接続を実現する電
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車電話、携帯電話などの
通信制御回路を用いた電話装置においては、メモリに記
憶された電話番号を基に、前記通信制御回路を用いて発
信信号(発呼信号)の出力処理を自動的に行うことがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信制御回路を用いて、メモリに記憶された電話番号に
発信信号(発呼信号)出力処理を行う電話装置の場合、
前記電話装置から発信した電話番号、発信した日時、お
よび発信に成功し通話中に移行した、もしくは通話中に
移行せず終話したなどの発信状況を記憶部に記憶する処
理、および通話中に移行せず終話した場合、自動的に再
度同一電話番号、もしくは別の電話番号を用いて発信す
る動作を行うことはできなかった。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、電話発呼時もしくは通話中
に、電界強度による問題もしくは回線による問題など
で、電話の通話が出来なかった場合もしくは途中で切れ
た場合、前記通信履歴を記憶部に記憶することにより、
再度同一の電話番号もしくは別の電話番号の発呼を自動
的に行うことができ、通話回線の接続を確実に実現する
電話装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電話装置は、自動車電話などの無線を用い
た電話装置において、通信履歴を記憶部に記憶すること
により過去の通信履歴を把握し、電話発呼時もしくは通
話中に、電界強度による問題もしくは回線による問題に
より電話の通話が出来なかった場合もしくは途中で切れ
た場合に、再度同一の電話番号もしくは別の電話番号へ
の発呼を自動的に行う手段を備えたものであり、通話回
線の接続もしくは復活を行うことにより、確実に通話を
実現できる優れた電話装置が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通信履歴を記憶部に記憶することにより過去の通信
履歴を把握し、電話発呼時もしくは通話中に、電界強度
による問題もしくは回線による問題により電話の通話が
出来なかった場合もしくは途中で切れた場合に、再度同
一の電話番号もしくは別の電話番号への発呼を自動的に
行う手段を備えたことを特徴とする電話装置であり、通
話回線の接続もしくは復活を行うことにより、確実に通
話を実現できる優れた電話装置が得られるという作用を
有する。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、通信事
業者との通信回線を確保する制御を行うとともに、制御
部からの発信信号(発呼信号)などの電話通話開始を要
求する信号を入力した場合、通信事業者の基地局などを
経由して前記電話番号に該当する通話相手に電話発信処
理を開始し、前記通話相手からの発信応答、もしくは通
話中信号などの通話中に移行する信号を受信した場合、
通話状態に移行したと認識し、音声通話制御もしくはデ
ータ通信制御に移行する処理を行う通信制御回路と、ユ
ーザーと通話相手との通話時において、音声制御を行う
音声通話制御部と、ユーザーの操作による操作部からの
操作信号もしくは車両の衝突を知らせるセンサからの感
知信号を入力すると、制御部内部のメモリなどに記憶さ
れた電話番号を用いて、前記通信制御回路に発信信号
(発呼信号)などの電話通話開始を要求するとともに、
前記通信制御回路からの通話中に移行したことを知らせ
る信号を受信し、通話状況を記憶部に記憶するととも
に、前記通信制御回路からの通話に移行する信号を入力
できない場合、通話に失敗したと判断し、通話状況を記
憶部に記憶するとともに、発信処理を中断し、待ち受け
状態に移行する処理を行う制御部と、ユーザーの操作に
よる操作信号を前記制御部に出力する操作部と、前記制
御部からの表示信号に基づき表示出力制御を行う表示部
と、ユーザーと通話相手との通話時において、前記音声
通話制御部から受信した受信音声信号に基づき鳴音処理
を行うスピーカと、ユーザーと通話相手との通話時にお
いて、前記音声通話制御部にユーザーの音声を送信音声
信号として出力する処理を行うマイクと、前記制御部か
らの通話状態などのデータを記憶するとともに、前記制
御部からの記憶したデータの要求に対して該当するデー
タの出力制御を行う記憶部とを備えたことを特徴とする
電話装置であり、通信履歴を記憶部に記憶することによ
り、過去の通信履歴を把握できるとともに、前記電話発
呼時もしくは通話中に、電界強度による問題もしくは回
線による問題などで、電話の通話が出来なかった場合も
しくは途中で切れた場合再度同一の電話番号の発呼を自
動的に行うことにより、通話回線の接続、もしくは復活
を行うことにより確実に通話を実現できるという作用を
有する。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、前記電話
装置から発信した電話番号、発信した日時、および発信
に成功し通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず
終話したなどの発信状況を記憶部に記憶することを特徴
とする請求項2記載の電話装置であり、前記電話装置か
ら発信した電話番号、発信した日時、および発信に成功
し通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず終話し
たなどの発信状況を記憶できるという作用を有する。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、前記記憶
部に記憶したデータを、前記電話装置に接続した外部の
通信接続機器に転送するデータ転送処理部を備えた請求
項1または2記載の電話装置であり、前記電話装置から
発信した電話番号、発信した日時、および発信に成功し
通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず終話した
などの記憶部に記憶したデータを、前記電話装置に接続
した外部の通信接続機器にRS232Cなどの通信制御
信号を用いて転送できるという作用を有する。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、前記電話
装置から発信した発信動作において、通話中に移行せず
終話した場合、一定時間経過後、再度同一電話番号を用
いて発信することを特徴とする請求項2、3または4記
載の電話装置であり、前記電話装置から発信した発信動
作において、通話中に移行せず終話した場合、一定時間
経過後、再度同一電話番号を用いて発信できるという作
用を有する。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、前記電話
装置から発信した発信動作において、通話中に移行せず
終話した場合、記憶部に記憶されている別の電話番号を
用いて発信することを特徴とする請求項2、3または4
記載の電話装置であり、前記電話装置から発信した発信
動作において、通話中に移行せず終話した場合、記憶部
に記憶されている別の電話番号を用いて発信できるとい
う作用を有する。
【0012】また、請求項7に記載の発明は、前記電話
装置から発信した電話番号、発信した日時、および発信
に成功し、通話中に移行した、もしくは通話中に移行せ
ず終話したなどの発信状況を表示部に表示することを特
徴とする請求項2、3または4記載の電話装置であり、
前記電話装置から発信した電話番号、発信した日時、お
よび発信に成功し通話中に移行した、もしくは通話中に
移行せず終話したなどの発信状況を表示部に表示できる
という作用を有する。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、前記電話
装置から発信した電話番号、発信した日時、および発信
に成功し、通話中に移行した、もしくは通話中に移行せ
ず終話したなどの記憶部に記憶したデータを表示部に表
示する処理を行うことを特徴とする請求項2、3または
4記載の電話装置であり、前記電話装置から発信した電
話番号、発信した日時、および発信に成功し通話中に移
行した、もしくは通話中に移行せず終話したなどの記憶
部に記憶したデータを、表示部に表示できるという作用
を有する。
【0014】また、請求項9に記載の発明は、前記電話
装置から発信した電話番号、発信した日時、および発信
に成功し、通話中に移行した、もしくは通話中に移行せ
ず終話したなどの記憶部に記憶し、かつ前記データ転送
処理部を用いて、前記電話装置に接続した外部の通信接
続機器に転送したデータを表示部に表示する処理を行う
ことを特徴とする請求項2、3または4記載の電話装置
であり、前記電話装置から発信した電話番号、発信した
日時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは
通話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶し、デー
タ転送処理部を用いて、前記電話装置に接続した通信接
続機器にRS232Cなどの通信制御信号を用いて転送
したデータを表示部に表示できるという作用を有する。
【0015】また、請求項10に記載の発明は、前記電
話装置が、通話中もしくは発信中に、終話信号などの電
話回線の接続を遮断する処理を行わず、無線通信機器が
待ち受け状態などの電話回線接続を中止する状態に移行
したとき、再度同一電話番号もしくは別の電話番号を用
いて発信する動作を行うことを特徴とする請求項2、3
または4記載の電話装置であり、前記電話装置が、通話
中、もしくは発信中に、終話信号などの電話回線の接続
を遮断する処理を行わず、無線通信機器が待ち受け状態
などの電話回線接続を中止する状態に移行したとき、再
度同一電話番号、もしくは別の電話番号を用いて発信で
きるという作用を有する。
【0016】また、請求項11に記載の発明は、前記電
話装置が、通話中もしくは発信中に、終話信号などの電
話回線の接続を遮断する処理を行わず、待ち受け状態な
どの電話回線接続を中止する状態に移行したとき、電波
受信状況を確認し、電界強度が悪化している状態の場
合、前記電波状況が改善されてから再度同一電話番号も
しくは別の電話番号を用いて発信する動作を行うことを
特徴とする請求項10記載の電話装置であり、前記電話
装置が、通話中、もしくは発信中に、終話信号などの電
話回線の接続を遮断する処理を行わず、無線通信機器が
待ち受け状態などの電話回線接続を中止する状態に移行
したとき、電波受信状況を確認し、電界強度が悪化して
いる状態の場合、前記電波状況が改善されてから再度同
一電話番号、もしくは別の電話番号を用いて発信できる
という作用を有する。
【0017】また、請求項12に記載の発明は、前記電
話装置が、通話中もしくは発信中に、終話信号などの電
話回線の接続を遮断する処理を行わず、待ち受け状態な
どの電話回線接続を中止する状態に移行したとき、電波
受信状況を確認し、電界強度が悪化している状態の場
合、前記電波状況が改善されてから再度同一電話番号も
しくは別の電話番号を用いて発信する動作を行った場
合、前記電波状況の履歴を記憶する処理を行うことを特
徴とする請求項11記載の電話装置であり、前記電話装
置が、通話中、もしくは発信中に、終話信号などの電話
回線の接続を遮断する処理を行わず、無線通信機器が待
ち受け状態などの電話回線接続を中止する状態に移行し
たとき、電波受信状況を確認し、電界強度が悪化してい
る状態の場合、前記電波状況が改善されてから再度同一
電話番号、もしくは別の電話番号を用いて発信する動作
を行った場合、前記電波状況の履歴を記憶できるという
作用を有する。
【0018】また、請求項13に記載の発明は、前記電
話装置が、通話中もしくは発信中に、終話信号などの電
話回線の接続を遮断する処理を行わず、待ち受け状態な
どの電話回線接続を中止する状態に移行したとき、電波
受信状況を確認し、電界強度が悪化している状態の場
合、前記電波状況が改善されてから再度同一電話番号も
しくは別の電話番号を用いて発信する動作を行った場
合、前記電波状況の履歴を記憶したデータを、データ転
送処理部を用いて前記電話装置に接続した外部の通信接
続機器に転送することを特徴とする請求項12記載の電
話装置であり、前記電話装置が通話中、もしくは発信中
に終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を行わ
ず、無線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接続を
中止する状態に移行したとき、電波受信状況を確認し、
電界強度が悪化している状態の場合、前記電波状況が改
善されてから再度同一電話番号、もしくは別の電話番号
を用いて発信する動作を行った場合、前記電波状況の履
歴を記憶したデータを、データ転送処理部を用いて、前
記電話装置に接続した通信接続機器にRS232Cなど
の通信制御信号を用いて転送できるという作用を有す
る。
【0019】また、請求項14に記載の発明は、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合、前記電話装置に接続されたGPS受信
機からの電波受信状況を確認し、前記GPS受信機から
の衛星数、衛星番号、受信日時、位置情報などの受信デ
ータを記憶部に記憶する処理を行うことを特徴とする請
求項2、3または4記載の電話装置であり、前記電話装
置から発信した発信動作において、通話中に移行せず終
話した場合、GPS受信機からの電波受信状況を確認
し、前記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受信日
時、位置情報などの受信データを記憶部に記憶できると
いう作用を有する。
【0020】また、請求項15に記載の発明は、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合、前記電話装置に接続されたGPS受信
機からの電波受信状況を確認し、前記GPS受信機から
の衛星数、衛星番号、受信日時、位置情報などの記憶部
に記憶した受信データを、データ転送処理部を用いて前
記電話装置に接続した外部の通信接続機器に転送するこ
とを特徴とする請求項14記載の電話装置であり、前記
電話装置から発信した発信動作において、通話中に移行
せず終話した場合、GPS受信機からの電波受信状況を
確認し、前記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受
信日時、位置情報などの記憶部に記憶した受信データ
を、データ転送処理部を用いて、前記電話装置に接続し
た通信接続機器にRS232Cなどの通信制御信号を用
いて転送できるという作用を有する。
【0021】また、請求項16に記載の発明は、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合、前記電話装置に接続されたGPS受信
機からの電波受信状況を確認し、前記GPS受信機から
の衛星数、衛星番号、受信日時、位置情報などの受信デ
ータにより、電界強度が悪化している状態の場合、前記
電波状況が改善されてから再度同一電話番号、もしくは
別の電話番号を用いて発信する動作を行うことを特徴と
する請求項14記載の電話装置であり、前記電話装置か
ら発信した発信動作において、通話中に移行せず終話し
た場合、GPS受信機からの電波受信状況を確認し、前
記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受信日時、位
置情報などの受信データにより、電界強度が悪化してい
る状態の場合、前記電波状況が改善されてから再度同一
電話番号、もしくは別の電話番号を用いて発信できると
いう作用を有する。
【0022】また、請求項17に記載の発明は、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合前記電話装置から発信した電話番号、発
信した日時、および発信に成功し通話中に移行した、も
しくは通話中に移行せず終話したなどの発信状況のほか
に、前記電話装置に接続されたナビゲーションシステム
からの情報により、位置データを記憶部に記憶する処理
を行うことを特徴とする請求項2、3または4記載の電
話装置であり、ナビゲーションシステムの通信により、
前記電話装置から発信した発信動作において、通話中に
移行せず終話した場合などの状況において、前記電話装
置から発信した電話番号、発信した日時、および発信に
成功し通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず終
話したなどの発信状況のほかに、前記ナビゲーションシ
ステムからの情報により、位置データを記憶部に記憶で
きるという作用を有する。
【0023】また、請求項18に記載の発明は、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合、前記電話装置に接続されたナビゲーシ
ョンシステムからの位置データにより、トンネルなどの
電波状況が悪い場所と判断した場合、前記電波状況が改
善される場所に移動したことを確認してから再度同一電
話番号もしくは別の電話番号を用いて発信する動作を行
うことを特徴とする請求項17記載の電話装置であり、
ナビゲーションシステムの通信により、前記電話装置か
ら発信した発信動作において、通話中に移行せず終話し
た場合、前記ナビゲーションシステムからの位置データ
により、トンネルなどの電波状況が悪い場所と判断した
場合、前記電波状況が改善される場所に移動したことを
確認してから再度同一電話番号、もしくは別の電話番号
を用いて発信できるという作用を有する。
【0024】次に、本発明の電話装置の実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の電話装置の第1の実施
の形態の構成を示すブロック図である。図1において、
この実施の形態1は、例えば、自動車電話などの無線を
用いた電話装置のために用いられるものであり、1は通
信制御回路であり、通信事業者との通信回線を確保する
制御を行うとともに、制御部3からの発信信号(発呼信
号)などの電話通話開始を要求する信号を入力した場
合、通信事業者の基地局などを経由して前記電話番号に
該当する通話相手に電話発信処理を開始し、前記通話相
手からの発信応答もしくは通話中信号などの通話中に移
行する信号を受信した場合、通話状態に移行したと認識
し、音声通話制御、もしくはデータ通信制御に移行する
処理を行う。2は音声通話制御部であり、自動車電話な
どにおいて、ユーザーと通話相手との通話時において、
音声制御を行うハンズフリー通話システムなどにより構
成される。3は制御部であり、ユーザーの操作により操
作信号を出力する操作部4もしくは車両のエアバッグが
開いたことを知らせるセンサなどが接続されたインター
フェース(I/F)部10から、操作信号もしくは感知
信号を入力すると、制御部3内部のメモリなどに記憶さ
れた電話番号を用いて、通信制御回路1に発信信号(発
呼信号)などの電話通話開始を要求するとともに、通信
制御回路1からの通話中に移行したことを知らせる信号
を受信し、上記通話状況を記憶部8に記憶する。また、
通信回線の混雑、通信相手側の不在、通話中もしくは電
波状況の悪化などにより、上記通話相手からの発信応答
もしくは通話中信号など通話中に移行する信号を受信出
来ないなどの状態により、通信制御回路1からの通話に
移行する信号を入力できない場合、通話に失敗したと判
断し、上記通話状況を記憶部8に記憶するとともに、発
信処理を中断し、待ち受け状態に移行する処理を行う。
4はユーザーの操作による操作信号を制御部3に出力す
る操作部、5は制御部3からの表示信号に基づき表示出
力制御を行う表示部、6はユーザーと通話相手との通話
時において、音声制御を行う音声通話制御部2から受信
した受信音声信号に基づき鳴音処理を行うスピーカ、7
はユーザーと通話相手との通話時において、音声制御を
行う音声通話制御部2に、ユーザーの音声を送信音声信
号として出力する処理を行うマイク、8は制御部3から
の通話状態などのデータを記憶するとともに、前記制御
部3からの記憶したデータの要求に対して該当するデー
タの出力制御を行う記憶部、9は前記記憶部8に記憶さ
れたデータおよび制御部3から要求されたデータ通信制
御信号を、外部の通信接続機器に送受信制御処理を行う
データ転送処理部、10はエアバッグが開いたことを知
らせるためのセンサやGPS受信機、ナビゲーションシ
ステムなどが接続され、入力した信号を制御部3に出力
するインターフェース(I/F)部である。
【0025】次に、この実施の形態1の動作について説
明する。図1において、制御部3は、ユーザーの操作に
より操作信号を出力する操作部4、もしくは車両のエア
バッグが開いたことを知らせるセンサなどを接続された
インターフェース(I/F)部10から、操作信号もし
くは感知信号を入力すると、制御部3内部のメモリなど
に記憶された電話番号を用いて、通信制御回路1に発信
信号(発呼信号)などの電話通話開始を要求する信号を
出力する。通信制御回路1は、上記発信信号を入力し、
通信事業者の基地局などを経由して前記電話番号に該当
する通話相手に電話発信処理を開始する。さらに通信制
御回路1は、前記通話相手からの発信応答もしくは通話
中信号などの通話中に移行する信号を受信した場合、通
話状態に移行したと認識し、音声通話制御もしくはデー
タ通信制御に移行するとともに通話中に移行したことを
知らせる信号を、制御部3に出力する。制御部3は、通
話に成功したと判断し、上記通話状況を記憶部8に記憶
する。
【0026】また、通信回線の混雑、通信相手側の不
在、通話中もしくは電波状況の悪化などにより、上記通
話相手からの発信応答もしくは通話中信号など通話中に
移行する信号を受信出来ない場合、通信制御回路1は、
上記通話に移行する信号を制御部3に出力できないた
め、制御部3は、通話に失敗したと判断し、上記通話状
況を記憶部8に記憶するとともに、発信処理を中断し、
待ち受け状態に移行する。音声通話制御部2は、通話状
態において、通信制御回路1から入力した受信音声信号
を入力し、ハウリング防止およびエコーキャンセルなど
の信号処理を付加した後、スピーカ6に出力する。スピ
ーカ6は、前記受信音声信号に基づいて鳴音処理を実行
する。また、音声通話制御部2は、通話状態において、
ユーザーの音声より送信音声信号を生成するマイク7か
ら、前記送信音声信号を入力し、ハウリング防止および
エコーキャンセルなどの信号処理を付加した後、通信制
御回路1に出力し、音声通話が実現する。
【0027】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、通信履歴を記憶部に記憶することにより、過去の
通信履歴を把握できるとともに、前記電話発呼時もしく
は通話中に、電界強度による問題もしくは回線による問
題などで、電話の通話が出来なかった場合もしくは途中
で切れた場合再度同一の電話番号の発呼を自動的に行う
ことにより、通話回線の接続、もしくは復活を行うこと
により確実に通話を実現することができる。
【0028】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図2において、制御
部3は、操作部4やセンサなどからの発信要求信号を入
力し(ステップS1)、前記制御部3に記憶されている
電話番号を用いて、通信制御回路1に発信処理などの、
電話発信指示を行う(ステップS2)。制御部3は、前
記通信制御回路1からの通話ステータスの入力待ちを行
い(ステップS3)、通話状態に移行したことを示す信
号を入力した場合、発信電話番号、発信した日時などの
データを記憶部8に格納するとともに、発信に成功した
ことを示す内容のデータを格納データとして記憶部8に
格納し(ステップS8)、通話処理に移行する(ステッ
プS9)。
【0029】また、制御部3は、前記通信制御回路1か
らの通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS
3)、通話に失敗したことを示す信号を入力した場合、
発信電話番号、発信した日時などのデータ、および発信
に失敗したことを示す内容のデータを格納データとして
記憶部8に格納し(ステップS7)、終話処理に移行す
る(ステップS6)。
【0030】また、制御部3は、前記通信制御回路1か
らの通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS
3)、一定時間ステータスの入力がない場合(ステップ
S4)、通話に失敗したと判断し、発信電話番号、発信
した日時などのデータ、および発信に失敗したことを示
す内容のデータを格納データとして記憶部8に格納し
(ステップS5)、終話処理に移行する(ステップS
6)。
【0031】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、前記電話装置から発信した電話番号、発信した日
時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは通
話中に移行せず終話したなどの発信状況を記憶すること
ができる。
【0032】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図3において、制御
部3は、データ転送処理部9を介して接続された外部の
パソコン、携帯端末などの通信接続機器から接続データ
要求信号を受け取ると(ステップS1)、記憶部8に格
納した電話番号、発信日時、通話状態に移行出来たか、
失敗したかなどの通話状況を示すデータを、前記データ
転送処理部9を経由して外部の通信接続機器に出力する
(ステップS2)。
【0033】以上のように、本発明の実施の形態3によ
れば、前記電話装置から発信した電話番号、発信した日
時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは通
話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶したデータ
を、前記電話装置に接続した外部の通信接続機器にRS
232Cなどの通信制御信号を用いて転送することがで
きる。
【0034】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図4において、制御
部3は、操作部4やセンサ10などから発信要求信号を
受け取ると(ステップS21)、前記制御部3のメモリ
に記憶されている電話番号を用いて、通信制御回路1に
発信処理などの、電話発信指示(発信処理開始)を行う
(ステップS22)。制御部3は、前記通信制御回路1
からの通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS2
3)、通話状態に移行したことを示す信号を入力した場
合、通話状態に移行し処理を終了する(ステップS2
8)。また、制御部3は、前記通信制御回路1からの通
話ステータスの入力待ちを行い(ステップS23)、通
話に失敗したことを示す信号を入力した場合、一度終話
処理を行い、前記制御部3のメモリに記憶されている同
一の電話番号を用いた発信処理を行う(ステップS2
5)。また、制御部3は、前記通信制御回路1からの通
話ステータスの入力待ちを行い(ステップS23)、一
定時間ステータスの入力がない場合(ステップS2
4)、通話に失敗したと判断し、一度終話処理を行い、
前記制御部3のメモリに記憶されている同一の電話番号
を用いた発信処理を行う(ステップS25)。制御部3
は、リトライ回数をカウントし(ステップS26)、カ
ウント数が指定回数以下の場合、終話処理を行った後
(ステップS27)、再度同一電話番号へ発信処理を行
い、カウント数が指定回数以上の場合、発信は不可能と
判断し処理を終了する。
【0035】以上のように、本発明の実施の形態4によ
れば、前記電話装置から発信した発信動作において、通
話中に移行せず終話した場合、一定時間経過後、再度同
一電話番号を用いて発信することができる。
【0036】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図5において、制御
部3は、操作部4やセンサ10などから発信要求信号を
受け取ると(ステップS31)、前記制御部3のメモリ
に記憶されている電話番号を用いて、通信制御回路1に
発信処理などの、電話発信指示(発信処理開始)を行う
(ステップS32)。制御部3は、前記通信制御回路1
からの通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS3
3)、通話状態に移行したことを示す信号を入力した場
合、通話状態に移行し処理を終了する(ステップS3
8)。
【0037】また、制御部3は、前記通信制御回路1か
らの通話ステータスの入力待ちを行い、通話に失敗した
ことを示す信号を入力した場合、一度終話処理を行い
(ステップS33)、前記制御部3に記憶されている別
の電話番号を用いた発信処理を行う(ステップS3
5)。また、制御部3は、前記通信制御回路1からの通
話ステータスの入力待ちを行い(ステップS33)、一
定時間ステータスの入力がない場合(ステップS3
4)、通話に失敗したと判断し、一度終話処理を行い、
前記制御部3のメモリに記憶されている別の電話番号を
用いた発信処理を行う(ステップS35)。また制御部
3は、前記リトライ回数をカウントし(ステップS3
6)、カウント数が指定回数以下の場合、終話処理を行
った後(ステップS37)、再度制御部3のメモリが有
している別の電話番号を用いた発信処理を行い、カウン
ト数が指定回数以上の場合、発信は不可能と判断し処理
を終了する。
【0038】以上のように、本発明の実施の形態5によ
れば、前記電話装置から発信した発信動作において、通
話中に移行せず終話した場合、記憶部に記憶されている
別の電話番号を用いて発信することができる。
【0039】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図6において、制御
部3は、操作部4やセンサなどから発信要求信号を受け
取り、前記制御部3のメモリに記憶されている電話番号
を用いて、通信制御回路1に発信処理などの、電話発信
指示を行う(ステップS41)。制御部3は、前記通信
制御回路1からの通話ステータスの入力待ちを行い(ス
テップS42)、通話状態に移行したことを示す信号を
入力した場合、発信電話番号、発信した日時などのデー
タ、および発信に成功したことを示す内容をユーザーに
知らせるため、表示信号として表示部5に出力するとと
もに(ステップS47)、通話処理に移行する(ステッ
プS48)。
【0040】また、制御部3は、前記通信制御回路1か
らの通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS4
2)、通話に失敗したことを示す信号を入力した場合、
発信電話番号、発信した日時などのデータ、および発信
に失敗したことを示す内容のデータをユーザーに知らせ
るため、表示信号として表示部5に出力するとともに
(ステップS46)、終話処理に移行する(ステップS
45)。また、制御部3は、前記通信制御回路1からの
通話ステータスの入力待ちを行い(ステップS42)、
一定時間ステータスの入力がない場合(ステップS4
3)、通話に失敗したと判断し、発信電話番号、発信し
た日時などのデータ、および発信に失敗したことを示す
内容のデータをユーザーに知らせるため、表示信号とし
て表示部5に出力するとともに(ステップS44)、終
話処理に移行する(ステップS45)。
【0041】以上のように、本発明の実施の形態6によ
れば、前記電話装置から発信した電話番号、発信した日
時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは通
話中に移行せず終話したなどの発信状況を表示部に表示
することができる。
【0042】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図7において、制御
部3は、操作部4などから記憶部8のメモリに記憶され
ているデータの表示要求信号を受け取る(ステップS5
1)。前記記憶部8のメモリに記憶されている発信した
電話番号の入力制御を行う(ステップS52)。さらに
制御部3は、前記記憶部8から入力した電話番号データ
を表示データに変換し、表示部5に表示信号として出力
し、前記表示部5は、前記表示信号により発信した電話
番号の表示処理を行う(ステップS53)。また制御部
3は、前記記憶部8のメモリに記憶されている発信した
日時の入力制御を行う(ステップS54)。さらに制御
部3は、前記記憶部8から入力した日時データを表示デ
ータに変換し、表示部5に表示信号として出力し、前記
表示部5は、前記表示信号により発信した日時の表示処
理を行う(ステップS55)。また制御部3は、前記記
憶部8のメモリに記憶されている発信制御を行った内容
の通話状況の入力制御を行う(ステップS56)。さら
に制御部3は、前記記憶部8から入力した通話状況を表
示データに変換し、表示部5に表示信号として出力し、
前記表示部5は、前記表示信号により発信制御を行った
内容の通話状況の表示処理を行う(ステップS57)。
【0043】以上のように、本発明の実施の形態7によ
れば、前記電話装置から発信した電話番号、発信した日
時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは通
話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶したデータ
を、表示部に表示することができる。
【0044】(実施の形態8)図8は本発明の実施の形
態8における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図8において、制御
部3は、データ転送処理部9などから記憶部8のメモリ
に記憶されているデータのデータ転送要求信号を受け取
ると(ステップS61)、前記記憶部8のメモリに記憶
されている発信した電話番号の入力制御を行う(ステッ
プS62)。さらに制御部3は、前記記憶部8から入力
した電話番号データを転送データおよび表示データに変
換し、データ転送処理部9および表示部5に出力し、前
記データ転送処理部9は、前記転送データを外部の通信
接続機器に対し転送処理を行い、表示部5は表示データ
の表示処理を行う(ステップS63)。また制御部3
は、前記記憶部8のメモリに記憶されている発信した日
時の入力制御を行う(ステップS64)。さらに制御部
3は、前記記憶部8から入力した日時データを転送デー
タおよび表示データに変換し、データ転送処理部9およ
び表示部5に出力し、前記データ転送処理部9は、前記
転送データを外部の通信接続機器に対し転送処理を行
い、表示部5は、表示データの表示処理を行う(ステッ
プS65)。また制御部3は、前記記憶部8のメモリに
記憶されている発信制御を行った内容の通話状況データ
の入力制御を行う(ステップS66)。さらに制御部3
は、前記記憶部8から入力した、前記通話状況を転送デ
ータおよび表示データに変換し、データ転送処理部9お
よび表示部5に出力し、前記データ転送処理部9は、前
記転送データを外部の通信接続機器に対し転送処理を行
い、表示部5は表示データの表示処理を行う(ステップ
S67)。
【0045】以上のように、本発明の実施の形態8によ
れば、前記電話装置から発信した電話番号、発信した日
時、および発信に成功し通話中に移行した、もしくは通
話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶し、データ
転送処理部を用いて、前記電話装置に接続した通信接続
機器にRS232Cなどの通信制御信号を用いて転送し
たデータを表示部に表示することができる。
【0046】(実施の形態9)図9は本発明の実施の形
態9における制御部3の処理を示すフロー図であり、装
置全体の構成は図1と同じである。図9において、制御
部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信中である
ことを認識し(ステップS71)、操作部4からの終話
指示待ちを行う(ステップS72)。制御部3は、前記
通信制御回路1が通話中もしくは発信中に、操作部4か
らの終話指示を示す操作信号を受け取った場合、通信制
御回路1に終話を示す制御信号を出力し(ステップS7
6)、終話処理を実行し、終了する。また、制御部3
は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中に、操
作部4から終話指示を示す操作信号を受け取らなかった
場合、通信制御回路1からの応答待ち処理に移行する
(ステップS73)。前記制御部3は、通信制御回路1
からの応答待ち状態において、待ち受け状態などの通話
もしくは発信を終了した状態を示す信号を入力した場
合、終話制御の指示を行なう前に音声通話などの通信処
理が終了したと判断し、通信制御回路1に対し終話制御
信号を出力し(ステップS74)、終話処理を行う。さ
らに制御部3は、再度通信制御回路1に対して前回発信
した電話番号と同一の電話番号を用いた発信信号を出力
し、再度発信状態に移行する処理を行う(ステップS7
5)。
【0047】以上のように、本発明の実施の形態9によ
れば、前記電話装置が、通話中、もしくは発信中に、終
話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を行わず、
無線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接続を中止
する状態に移行したとき、再度同一電話番号、もしくは
別の電話番号を用いて発信することができる。
【0048】(実施の形態10)図10は本発明の実施
の形態10における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図10におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS81)、操作部4か
らの終話指示待ちを行う(ステップS82)。制御部3
は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中に、操
作部4から終話指示を示す操作信号を入力した場合、通
信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し(ステップ
S87)、終話処理を実行し、終了する。また、制御部
3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中に、
操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取らなかっ
た場合、通信制御回路1からの応答待ち処理に移行する
(ステップS83)。前記制御部3は、通信制御回路1
からの応答待ち状態において、待ち受け状態などの通話
もしくは発信を終了した状態を示す信号を入力した場
合、終話制御指示を行なう前に音声通話などの通信処理
が終了したと判断し、通信制御回路1に対し終話制御信
号を出力し(ステップS84)、終話処理を行う。さら
に制御部3は、通信制御回路1から現在の通信回線の電
界強度データを入力し(ステップS85)、一定電界強
度以下であることを示すデータの場合、電界強度の監視
を継続し、一定電界強度以上であることを示すデータの
場合は、電波状況が回復し、正常な通話が可能になる状
況であると判断し、再度通信制御回路1に対して前回発
信した電話番号と同一の電話番号を用いた発信信号を出
力し、再度発信状態に移行する処理を行う(ステップS
86)。
【0049】以上のように、本発明の実施の形態10に
よれば、前記電話装置が、通話中、もしくは発信中に、
終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を行わ
ず、無線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接続を
中止する状態に移行したとき、電波受信状況を確認し、
電界強度が悪化している状態の場合、前記電波状況が改
善されてから再度同一電話番号、もしくは別の電話番号
を用いて発信することができる。
【0050】(実施の形態11)図11は本発明の実施
の形態11における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図11におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS91)、操作部4か
らの終話指示待ちを行う(ステップS92)。制御部3
は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中に、操
作部4から終話指示を示す操作信号を受け取った場合、
通信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し(ステッ
プS99)、終話処理を実行し、終了する。また、制御
部3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中
に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取らな
かった場合、通信制御回路1からの応答待ち処理に移行
する(ステップS93)。前記制御部3は、通信制御回
路1からの応答待ち状態において、待ち受け状態などの
通話もしくは発信を終了した状態を示す信号を入力した
場合、終話制御指示を行なう前に音声通話などの通信処
理が終了したと判断し、通信制御回路1に対し終話制御
信号を出力し(ステップS94)、終話処理を行う。さ
らに制御部3は、通信制御回路1から現在の通信回線の
電界強度データを入力し(ステップS95)、一定電界
強度以下であることを示すデータの場合、前記電界強度
のデータを記憶部8のメモリに記憶する制御を行うとと
もに(ステップS98)、電界強度の監視を継続し、一
定電界強度以上であることを示すデータの場合は、電波
状況が回復し、正常な通話が可能になる状況であると判
断し、前記電界強度のデータを記憶部8のメモリに記憶
する制御を行うとともに(ステップS96)、再度通信
制御回路1に対して前回発信した電話番号と同一の電話
番号を用いた発信信号を出力し、再度発信状態に移行す
る処理を行う(ステップS97)。
【0051】以上のように、本発明の実施の形態11に
よれば、前記電話装置が、通話中、もしくは発信中に、
終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を行わ
ず、無線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接続を
中止する状態に移行したとき、電波受信状況を確認し、
電界強度が悪化している状態の場合、前記電波状況が改
善されてから再度同一電話番号、もしくは別の電話番号
を用いて発信する動作を行った場合、前記電波状況の履
歴を記憶することができる。
【0052】(実施の形態12)図12は本発明の実施
の形態12における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図12におい
て、制御部3は、データ転送処理部9などからの記憶部
8のメモリに記憶されているデータの転送要求信号を入
力する(ステップS101)。前記データ転送要求信号
に対し、制御部3は、前記記憶部8のメモリに記憶され
ている電界強度データの入力制御を行う(ステップS1
02)。さらに制御部3は、前記記憶部8から入力した
電界強度データを転送データに変換し、データ転送処理
部9に転送データとして出力し、前記データ転送処理部
9は、外部の通信接続機器などに、電界強度データの転
送処理を行う(ステップS103)。
【0053】以上のように、本発明の実施の形態12に
よれば、前記電話装置が通話中、もしくは発信中に終話
信号などの電話回線の接続を遮断する処理を行わず、無
線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接続を中止す
る状態に移行したとき、電波受信状況を確認し、電界強
度が悪化している状態の場合、前記電波状況が改善され
てから再度同一電話番号、もしくは別の電話番号を用い
て発信する動作を行った場合、前記電波状況の履歴を記
憶したデータを、データ転送処理部を用いて、前記電話
装置に接続した通信接続機器にRS232Cなどの通信
制御信号を用いて転送することができる。
【0054】(実施の形態13)図13は本発明の実施
の形態13における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図13におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS111)、操作部4
からの終話指示待ちを行う(ステップS112)。制御
部3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中
に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取った
場合、通信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し
(ステップS116)、終話処理を実行し、終了する。
また、制御部3は、前記通信制御回路1が通話中もしく
は発信中に、操作部4からの終話指示を示す操作信号を
受け取らなかった場合、通信制御回路1からの応答待ち
処理に移行する(ステップS113)。前記制御部3
は、通信制御回路1からの応答待ち状態において、待ち
受け状態などの通話の終了もしくは発信を終了した状態
を示す信号を入力した場合、終話制御指示を行なう前に
音声通話などの通信処理が終了したと判断し、通信制御
回路1に対し終話制御信号を出力し(ステップS11
4)、終話処理を行う。さらに制御部3は、インターフ
ェース部10に接続されている衛星からのデータを受信
するGPS装置より、衛星数、衛星番号、受信日時、位
置情報(緯度、軽度など)などのデータを入力し、記憶
部8のメモリに記憶する制御を行なう(ステップS11
5)。
【0055】以上のように、本発明の実施の形態13に
よれば、前記電話装置から発信した発信動作において、
通話中に移行せず終話した場合、GPS受信機からの電
波受信状況を確認し、前記GPS受信機からの衛星数、
衛星番号、受信日時、位置情報などの受信データを記憶
部に記憶することができる。
【0056】(実施の形態14)図14は本発明の実施
の形態14における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図14におい
て、制御部3は、データ転送処理部9から記憶部8のメ
モリに記憶されているGPS受信機から受信したデータ
のデータ転送要求信号を入力する(ステップS12
1)。前記データ転送要求信号に対し、制御部3は、前
記記憶部8のメモリに記憶されているGPS受信機から
受信したデータの入力制御を行う(ステップS12
2)。さらに制御部3は、前記記憶部8から入力したG
PS受信機から受信したデータを転送データに変換し、
データ転送処理部9に転送データとして出力し、前記デ
ータ転送処理部9は、外部の通信接続機器などにGPS
受信機から受信したデータの転送処理を行う(ステップ
S123)。
【0057】以上のように、本発明の実施の形態14に
よれば、前記電話装置から発信した発信動作において、
通話中に移行せず終話した場合、GPS受信機からの電
波受信状況を確認し、前記GPS受信機からの衛星数、
衛星番号、受信日時、位置情報などの記憶部に記憶した
受信データを、データ転送処理部を用いて、前記電話装
置に接続した通信接続機器にRS232Cなどの通信制
御信号を用いて転送することができる。
【0058】(実施の形態15)図15は本発明の実施
の形態15における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図15におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS131)、操作部4
からの終話指示待ちを行う(ステップS132)。制御
部3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中
に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取った
場合、通信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し
(ステップS139)、終話処理を実行し、終了する。
また、制御部3は、前記通信制御回路1が通話中もしく
は発信中に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受
け取らなかった場合、通信制御回路1からの応答待ち処
理に移行する(ステップS133)。前記制御部3は、
通信制御回路1からの応答待ち状態において、待ち受け
状態などの通話もしくは発信を終了した状態を示す信号
を入力した場合、終話制御指示を行なう前に音声通話な
どの通信処理が終了したと判断し、通信制御回路1に対
し終話制御信号を出力し(ステップS134)、終話処
理を行う。さらに制御部3は、インターフェース部10
に接続されているGPS受信機からの衛星数、衛星番
号、受信時刻などの受信したデータを確認し(ステップ
S135)、目標以上のデータが入手出来ない場合、前
記GPS受信機から受信したデータを記憶部8のメモリ
に記憶するとともに(ステップS138)、GPS受信
機からの受信データの監視を継続し、目標以上のデータ
の取得が出来た場合、前記GPS受信機から受信したデ
ータを記憶部8のメモリに記憶するとともに(ステップ
S136)、再度通信制御回路1に対して前回発信した
電話番号と同一の電話番号を用いた発信信号を出力し、
再度発信状態に移行する処理を行う(ステップS13
7)。
【0059】以上のように、本発明の実施の形態15に
よれば、前記電話装置から発信した発信動作において、
通話中に移行せず終話した場合、GPS受信機からの電
波受信状況を確認し、前記GPS受信機からの衛星数、
衛星番号、受信日時、位置情報などの受信データによ
り、電界強度が悪化している状態の場合、前記電波状況
が改善されてから再度同一電話番号、もしくは別の電話
番号を用いて発信することができる。
【0060】(実施の形態16)図16は本発明の実施
の形態16における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図16におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS141)、操作部4
からの終話指示待ちを行う(ステップS142)。制御
部3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中
に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取った
場合、通信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し
(ステップS148)、終話処理を実行し、終了する。
また、制御部3は、前記通信制御回路1が通話中もしく
は発信中に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受
け取らなかった場合、通信制御回路1からの応答待ち処
理に移行する(ステップS143)。前記制御部3は、
通信制御回路1からの応答待ち状態において、待ち受け
状態などの通話もしくは発信を終了した状態を示す信号
を入力した場合、終話制御指示を行なう前に、音声通話
などの通信処理が終了したと判断し、通信制御回路1に
対し終話制御信号を出力し(ステップS144)、終話
処理を行う。さらに制御部3は、インターフェース10
に接続されているナビゲーションシステムから、前記ナ
ビゲーションシステムが保持する位置データなどの取得
処理を行なうとともに(ステップS145)、前記位置
データを記憶部8のメモリに記憶する(ステップS14
6)。さらに制御部3は、再度通信制御回路1に対して
前回発信した電話番号と同一の電話番号を用いた発信信
号を出力し、再度発信状態に移行する処理を行う(ステ
ップS147)。
【0061】以上のように、本発明の実施の形態16に
よれば、ナビゲーションシステムの通信により、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合などの状況において、前記電話装置から
発信した電話番号、発信した日時、および発信に成功し
通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず終話した
などの発信状況のほかに、前記ナビゲーションシステム
からの情報により、位置データを記憶部に記憶すること
ができる。
【0062】(実施の形態17)図17は本発明の実施
の形態17における制御部3の処理を示すフロー図であ
り、装置全体の構成は図1と同じである。図17におい
て、制御部3は、通信制御回路1が通話中もしくは発信
中であることを認識し(ステップS151)、操作部4
からの終話指示待ちを行う(ステップS152)。制御
部3は、前記通信制御回路1が通話中もしくは発信中
に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受け取った
場合、通信制御回路1に終話を示す制御信号を出力し
(ステップS159)、終話処理を実行し、終了する。
また、制御部3は、前記通信制御回路1が通話中もしく
は発信中に、操作部4から終話指示を示す操作信号を受
け取らなかった場合、通信制御回路1からの応答待ち処
理に移行する(ステップS153)。前記制御部3は、
通信制御回路1からの応答待ち状態において、待ち受け
状態などの通話もしくは発信を終了した状態を示す信号
を入力した場合、終話制御指示を行なう前に音声通話な
どの通信処理が終了したと判断し、通信制御回路1に対
し終話制御信号を出力し(ステップS154)、終話処
理を行う。さらに制御部3は、インターフェース10に
接続されているナビゲーションシステムから、前記ナビ
ゲーションシステムが保持する位置データなどの取得処
理を行ない(ステップS155)、トンネルなどの電話
状況の悪い場所にいることを示すデータを入手した場
合、前記ナビゲーションシステムが保持する位置データ
を記憶部8のメモリに記憶するとともに(ステップS1
58)、前記ナビゲーションシステムからの受信データ
の監視を継続し、高速道路沿線などの電波状況の良い場
所にいることを示すデータを入手した場合、前記GPS
から受信したデータを記憶部8のメモリに記憶するとと
もに(ステップS156)、再度通信制御回路1に対し
て前回発信した電話番号と同一の電話番号を用いた発信
信号を出力し、再度発信状態に移行する処理を行う(ス
テップS157)。
【0063】以上のように、本発明の実施の形態17に
よれば、ナビゲーションシステムの通信により、前記電
話装置から発信した発信動作において、通話中に移行せ
ず終話した場合、前記ナビゲーションシステムからの位
置データにより、トンネルなどの電波状況が悪い場所と
判断した場合、前記電波状況が改善される場所に移動し
たことを確認してから再度同一電話番号、もしくは別の
電話番号を用いて発信することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、電話発呼時もしくは通話中に、電界強度による問題
もしくは回線による問題などで、電話の通話が出来なか
った場合もしくは途中で切れた場合、通信履歴を記憶部
に記憶することにより、再度同一の電話番号の発呼を自
動的に行うことができ、通話回線の接続を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電話装置の構成を
示すブロック図
【図2】実施の形態2における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図3】実施の形態3における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図4】実施の形態4における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図5】実施の形態5における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図6】実施の形態6における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図7】実施の形態7における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図8】実施の形態8における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図9】実施の形態9における制御部の処理を示すフロ
ー図
【図10】実施の形態10における制御部の処理を示す
フロー図
【図11】実施の形態11における制御部の処理を示す
フロー図
【図12】実施の形態12における制御部の処理を示す
フロー図
【図13】実施の形態13における制御部の処理を示す
フロー図
【図14】実施の形態14における制御部の処理を示す
フロー図
【図15】実施の形態15における制御部の処理を示す
フロー図
【図16】実施の形態16における制御部の処理を示す
フロー図
【図17】実施の形態17における制御部の処理を示す
フロー図
【符号の説明】
1 通信制御回路 2 音声通話制御部 3 制御部 4 操作部 5 表示部 6 スピーカ 7 マイク 8 記憶部 9 データ転送処理部 10 インターフェース(I/F)部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信履歴を記憶部に記憶することにより
    過去の通信履歴を把握し、電話発呼時もしくは通話中
    に、電界強度による問題もしくは回線による問題により
    電話の通話が出来なかった場合もしくは途中で切れた場
    合に、再度同一の電話番号もしくは別の電話番号への発
    呼を自動的に行う手段を備えたことを特徴とする電話装
    置。
  2. 【請求項2】 通信事業者との通信回線を確保する制御
    を行うとともに、制御部からの発信信号(発呼信号)な
    どの電話通話開始を要求する信号を入力した場合、通信
    事業者の基地局などを経由して前記電話番号に該当する
    通話相手に電話発信処理を開始し、前記通話相手からの
    発信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する
    信号を受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音
    声通話制御もしくはデータ通信制御に移行する処理を行
    う通信制御回路と、ユーザーと通話相手との通話時にお
    いて、音声制御を行う音声通話制御部と、ユーザーの操
    作による操作部からの操作信号もしくは車両の衝突を知
    らせるセンサからの感知信号を入力すると、制御部内部
    のメモリなどに記憶された電話番号を用いて、前記通信
    制御回路に発信信号(発呼信号)などの電話通話開始を
    要求するとともに、前記通信制御回路からの通話中に移
    行したことを知らせる信号を受信し、通話状況を記憶部
    に記憶するとともに、前記通信制御回路からの通話に移
    行する信号を入力できない場合、通話に失敗したと判断
    し、通話状況を記憶部に記憶するとともに、発信処理を
    中断し、待ち受け状態に移行する処理を行う制御部と、
    ユーザーの操作による操作信号を前記制御部に出力する
    操作部と、前記制御部からの表示信号に基づき表示出力
    制御を行う表示部と、ユーザーと通話相手との通話時に
    おいて、前記音声通話制御部から受信した受信音声信号
    に基づき鳴音処理を行うスピーカと、ユーザーと通話相
    手との通話時において、前記音声通話制御部にユーザー
    の音声を送信音声信号として出力する処理を行うマイク
    と、前記制御部からの通話状態などのデータを記憶する
    とともに、前記制御部からの記憶したデータの要求に対
    して該当するデータの出力制御を行う記憶部とを備えた
    ことを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 前記電話装置から発信した電話番号、発
    信した日時、および発信に成功し通話中に移行した、も
    しくは通話中に移行せず終話したなどの発信状況を記憶
    部に記憶することを特徴とする請求項2記載の電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶部に記憶したデータを、前記電
    話装置に接続した外部の通信接続機器に転送するデータ
    転送処理部を備えた請求項2または3記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記電話装置から発信した発信動作にお
    いて、通話中に移行せず終話した場合、一定時間経過
    後、再度同一電話番号を用いて発信することを特徴とす
    る請求項2、3または4記載の電話装置。
  6. 【請求項6】 前記電話装置から発信した発信動作にお
    いて、通話中に移行せず終話した場合、記憶部に記憶さ
    れている別の電話番号を用いて発信することを特徴とす
    る請求項2、3または4記載の電話装置。
  7. 【請求項7】 前記電話装置から発信した電話番号、発
    信した日時、および発信に成功し、通話中に移行した、
    もしくは通話中に移行せず終話したなどの発信状況を表
    示部に表示することを特徴とする請求項2、3または4
    記載の電話装置。
  8. 【請求項8】 前記電話装置から発信した電話番号、発
    信した日時、および発信に成功し、通話中に移行した、
    もしくは通話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶
    したデータを表示部に表示する処理を行うことを特徴と
    する請求項2、3または4記載の電話装置。
  9. 【請求項9】 前記電話装置から発信した電話番号、発
    信した日時、および発信に成功し、通話中に移行した、
    もしくは通話中に移行せず終話したなどの記憶部に記憶
    し、かつ前記転送処理部を用いて、前記電話装置に接続
    した外部の通信接続機器に転送したデータを表示部に表
    示する処理を行うことを特徴とする請求項4記載の電話
    装置。
  10. 【請求項10】 前記電話装置が、通話中もしくは発信
    中に、終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を
    行わず、無線通信機器が待ち受け状態などの電話回線接
    続を中止する状態に移行したとき、再度同一電話番号も
    しくは別の電話番号を用いて発信する動作を行うことを
    特徴とする請求項2、3または4記載の電話装置。
  11. 【請求項11】 前記電話装置が、通話中もしくは発信
    中に、終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を
    行わず、待ち受け状態などの電話回線接続を中止する状
    態に移行したとき、電波受信状況を確認し、電界強度が
    悪化している状態の場合、前記電波状況が改善されてか
    ら再度同一電話番号もしくは別の電話番号を用いて発信
    する動作を行うことを特徴とする請求項10記載の電話
    装置。
  12. 【請求項12】 前記電話装置が、通話中もしくは発信
    中に、終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を
    行わず、待ち受け状態などの電話回線接続を中止する状
    態に移行したとき、電波受信状況を確認し、電界強度が
    悪化している状態の場合、前記電波状況が改善されてか
    ら再度同一電話番号もしくは別の電話番号を用いて発信
    する動作を行った場合、前記電波状況の履歴を記憶する
    処理を行うことを特徴とする請求項11記載の電話装
    置。
  13. 【請求項13】 前記電話装置が、通話中もしくは発信
    中に、終話信号などの電話回線の接続を遮断する処理を
    行わず、待ち受け状態などの電話回線接続を中止する状
    態に移行したとき、電波受信状況を確認し、電界強度が
    悪化している状態の場合、前記電波状況が改善されてか
    ら再度同一電話番号もしくは別の電話番号を用いて発信
    する動作を行った場合、前記電波状況の履歴を記憶した
    データを、データ転送処理部を用いて前記電話装置に接
    続した外部の通信接続機器に転送することを特徴とする
    請求項12記載の電話装置。
  14. 【請求項14】 前記電話装置から発信した発信動作に
    おいて、通話中に移行せず終話した場合、前記電話装置
    に接続されたGPS受信機からの電波受信状況を確認
    し、前記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受信日
    時、位置情報などの受信データを記憶部に記憶する処理
    を行うことを特徴とする請求項2、3または4記載の電
    話装置。
  15. 【請求項15】 前記電話装置から発信した発信動作に
    おいて、通話中に移行せず終話した場合、前記電話装置
    に接続されたGPS受信機からの電波受信状況を確認
    し、前記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受信日
    時、位置情報などの記憶部に記憶した受信データを、デ
    ータ転送処理部を用いて前記電話装置に接続した外部の
    通信接続機器に転送することを特徴とする請求項14記
    載の電話装置。
  16. 【請求項16】 前記電話装置から発信した発信動作に
    おいて、通話中に移行せず終話した場合、前記電話装置
    に接続されたGPS受信機からの電波受信状況を確認
    し、前記GPS受信機からの衛星数、衛星番号、受信日
    時、位置情報などの受信データにより、電界強度が悪化
    している状態の場合、前記電波状況が改善されてから再
    度同一電話番号もしくは別の電話番号を用いて発信する
    動作を行うことを特徴とする請求項14記載の電話装
    置。
  17. 【請求項17】 前記電話装置から発信した発信動作に
    おいて、通話中に移行せず終話した場合、前記電話装置
    から発信した電話番号、発信した日時、および発信に成
    功し通話中に移行した、もしくは通話中に移行せず終話
    したなどの発信状況のほかに、前記電話装置に接続され
    たナビゲーションシステムからの情報により、位置デー
    タを記憶部に記憶する処理を行うことを特徴とする請求
    項2、3または4記載の電話装置。
  18. 【請求項18】 前記電話装置から発信した発信動作に
    おいて、通話中に移行せず終話した場合、前記電話装置
    に接続されたナビゲーションシステムからの情報により
    位置データにより、トンネルなどの電波状況が悪い場所
    と判断した場合、前記電波状況が改善される場所に移動
    したことを確認してから再度同一電話番号もしくは別の
    電話番号を用いて発信する動作を行うことを特徴とする
    請求項17記載の電話装置。
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