JPH05206937A - インタフェース保留システム - Google Patents

インタフェース保留システム

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JPH05206937A
JPH05206937A JP4014021A JP1402192A JPH05206937A JP H05206937 A JPH05206937 A JP H05206937A JP 4014021 A JP4014021 A JP 4014021A JP 1402192 A JP1402192 A JP 1402192A JP H05206937 A JPH05206937 A JP H05206937A
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JP4014021A
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English (en)
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Osamu Matsubara
修 松原
Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
Wataru Kosuge
渉 小菅
Fumitaka Ito
文隆 伊藤
Hideaki Sato
秀明 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が通話状態の最中に電池交換を実施し
ても終話しなくてすむ無線の携帯機あるいは子機におけ
るインタフェース保留システムを提供する。 【構成】 携帯機に保留登録手段134を備え、電池交
換等のために回線の保留を行いたい場合、この手段によ
り基地局のタイマ124に保留時間を設定する。この
際、携帯機のCH状態退避メモリ135にCH情報を退
避して別電源でバックアップする。基地局は、タイマの
設定により、この間回線の保留を行い、通話相手に対し
て、保留メッセージ125のメッセージ、メロディー等
を送信する。 【効果】 保留手段により、基地局と携帯機のインタフ
ェースにチャネルを確保し続けることができ、保留解除
後直ちに通話が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機、携
帯電話機等の無線電話機、あるいは、選択呼出受信機等
のように電池を電源とした電子機器に係り、特に、電池
交換時においても通信回線の終話処理を実行する必要の
ない電子機器のインタフェース保留システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電池を電源とした電子機器が多く
用いられるようになっている。この種の電子機器は、電
池が消耗すると機器の動作が保証されなくなるため、電
池を随時または定期的に交換するか充電する必要があ
る。特に、無線電話機、選択呼出受信機等において、電
池の出力電圧が機器の動作が保証されない値にまで低下
すると、無線回線の誤接続、通話中の切断、呼出不良等
が発生し、通話相手、他のセット、呼出者等にも迷惑が
及ぶ。
【0003】このような問題を解決することのできる従
来技術として、例えば、特開平3−129930号公報
等に記載された技術が知られている。この従来技術は、
無線電話機、選択呼出受信機等に、電池の出力電圧を検
出して電圧低下を報知する手段を設けるというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、操作
者が携帯機あるいは子機の電池電圧低下の報知を認識し
て電池交換を実施するものであり、操作者が非通話状態
のときに電池電圧低下が生じて報知されるのであれば特
に問題は無い。
【0005】しかし、前記従来技術は、操作者が通話状
態の最中に電池電圧の低下が生じて報知が行われる場合
にについて何ら考慮されておらず、当然のこととして電
池交換の前に終話処理が実施されてしまい、操作者が電
池交換後に再発呼しなければならないという不具合いを
生じさせるという問題点を有している。一方、通話中の
相手にとっても、突然に終話されることになり、非常に
好ましくない。
【0006】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、操作者が通話状態の最中に電池交換を実施して
も終話しなくてすむ無線の携帯機あるいは子機における
インタフェース保留システムを提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、通話中の相手
に対し電池交換のために突然に終話されたりしなくてす
むようにした無線の携帯機あるいは子機におけるインタ
フェース保留システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、基地局あるいは親局の制御部にタイマを設け、この
タイマを携帯機あるいは子機の保留登録手段により起動
可能とすることにより達成される。
【0009】また、前記目的は、基地局あるいは親局の
制御部に保留メッセージを設け、このメッセージを携帯
機あるいは子機の保留登録手段により起動可能とするこ
とにより達成される。
【0010】また、前記目的は、携帯機あるいは子機の
制御部にチャネル(以下、CHという)状態退避メモリ
を設け、このメモリを携帯機あるいは子機の第1の電源
とは異なる第2の電源で駆動するようにすることにより
達成される。
【0011】
【作用】基地局あるいは親局の制御部に設けられたタイ
マは、携帯機あるいは子機の保留登録手段により起動さ
れ、予め定められた時間の間終話処理を実施せず、回線
を保留状態とする。
【0012】前記の保留登録手段により回線が保留され
ると、保留メッセージが加入者線に送出され、通話相手
に対し携帯機あるいは子機が電池交換等の何らかの理由
により保留状態になったことを報知する。
【0013】前記の保留登録手段により回線が保留され
ると、携帯機あるいは子機の接続情報が、交換処理を実
行するための第1の電源である電池とは別の第2の電源
である電池により駆動されるCH状態退避メモリに書き
込まれる。電池交換終了後には、再度の保留操作により
CH状態退避メモリの内容を読み出し、これにより再接
続処理を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるインタフェース保留シス
テムの一実施例を図面により詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図、図2及び図3は無線回線保留シーケンスの一例
を示す図、図4は図2に連続するタイムアウトした場合
の無線回線保留シーケンスの一例を示す図、図5は動作
の一例を説明するフローチャート、図6は再接続処理の
動作の一例を説明するフローチャート、図7は保留時間
を携帯機から設定するシーケンスの一例を示す図、図8
は本発明の一実施例が適用される交換局と基地局と携帯
機の外観を示す図である。図1、図8において、111
は交換機、121は回線インタフェース部、122、1
31は無線部、123、133は制御部、124はタイ
マ、125は保留メッセージ、132はベースバンド処
理部、134は保留登録手段、135はCH状態退避メ
モリ、136、137は電源、140は子機本体、14
1はスピーカ、142はマイク、143は保留キー、1
44は表示器、145はデジットキー、817は親機本
体、818はモジュラージャック、819は基地局であ
る。
【0016】図1に示すように本発明の一実施例は、加
入者線を収容する回線接続装置としての基地局あるいは
親機と、これらと無線により通信を実施する端末装置と
しての携帯機あるいは子機とにより構成される。図示本
発明の実施例におけるインタフェース保留システムは、
特に制限されないが、セルラ電話あるいはコードレス電
話等に適用することができる。
【0017】本発明の一実施例における携帯機(子機本
体)140は、図8に示すように、スピーカ141、マ
イク142、保留キー143、表示器144、デジット
キー145を備えて構成される。また、基地局819
は、通常、無線通信システムにおける中継基地となるも
のである。この基地局に代わり、交換機に接続された携
帯機(子機本体)140の親機本体817内に、本発明
によるシステムを構成することもできる。
【0018】基地局あるいは親機は、図1に示すよう
に、回線インタフェース部121、無線部122及びそ
れらの制御部123により構成することができる。ま
た、携帯機あるいは子機は、無線部131、ベースバン
ド処理部132及びそれらの制御部133により構成す
ることが可能である。図1に示す実施例は、基地局ある
いは親機の制御部123にタイマ124と保留メッセー
ジ125とを具備え、携帯機あるいは子機の制御部13
3に保留登録手段134とCH状態退避メモリ135と
を備え、かつ、CH状態退避メモリ135が通常の携帯
機あるいは子機の第1の電源である電池136とは別の
第2の電源である電池137で駆動されるように構成さ
れていることが従来技術の場合と基本的に異なってい
る。
【0019】次に、無線回線保留動作について説明す
る。以下の説明において、「通話チャネル」は、通話の
ために携帯機に割り当てられた特定の周波数のみを意味
するものではなく、時分割通信における割り当てスロッ
トを含め論理的に携帯機に割り当てられたチャネルを意
味するものとする。また、基地局と携帯機の無線回線を
維持するために通話チャネルと同一周波数、さらに、時
分割通信においては同一割当てスロット期間に制御情報
を送れるものとする。この種の技術は、例えば、財団法
人「電波システム開発センター」発行のディジタル方式
自動車電話システム標準規格(RCR STD−27,
平成3年4月、32頁)に記載されている付随制御チャ
ネル(ACCH)として開示されている。
【0020】まず、図2に示す無線回線保留シーケンス
について説明する。
【0021】(1)いま、基地局と携帯機との間に無線
の通話チャネルが設定され、基地局と交換局との間で回
線接続がなされた状態で通話が行なわれているものとす
る(211、221、231)。
【0022】(2)このとき、携帯機において電源電圧
の低下に対する警報音が発生すると、操作者による保留
動作の選択が行なわれる。操作者は、電池交換のため保
留を希望する場合に保留キーを押す。なお、保留を希望
しない場合、速やかに終話するか、あるいは、電源断に
よる回線切断が発生する(232、233)。
【0023】(3)前記保留キーの押下により携帯機
は、基地局に対し保留要求信号20を送信する。基地局
は、携帯局からの保留要求信号20を検出すると、保留
応答信号21を送信する(222)。
【0024】(4)携帯機は、保留要求により起動され
るタイマを備え、前記保留応答信号が受信されるまでタ
イムアウトの度に保留要求信号の再送を例えば2回行な
って、さらにタイムアウトしたときは保留処理を停止す
る(234)。
【0025】(5)携帯機は、保留応答信号が受信され
ると前記タイマを停止(22)し、現在使用している通
話チャネルに関する情報を退避した後、操作者に電池交
換の許可を報知する。ここで退避される通話チャネルに
関する情報は、回線情報と変復調パラメータとであり、
回線情報は、例えば、チャネル周波数、基地局コード、
時分割通信における割当てスロット番号であり、変復調
パラメータは、例えば、等価器のタップ係数、送信出
力、秘話における暗号キー、監視すべき隣接チャネル周
波数である。保留における携帯機の動作について後に詳
しく説明する(235、236)。
【0026】(6)前述で保留応答を送信した基地局
は、携帯機からの音声信号を切り換えて予め基地局に蓄
えた保留案内信号23を交換局へ送出する。この保留案
内信号23は、保留期間中に繰り返し流れる合成音声に
よるメッセージ、あるいは、保留メロディーである。交
換局により接続された相手側端末は、この保留案内によ
り、携帯機側の通話断を知ることができる(223)。
【0027】(7)基地局は、前述の保留案内の送出を
開始した後、無線回線の保留を開始する(224)。
【0028】(8)基地局は、携帯機との間の下りの通
話チャネルの割当てを維持した状態で、この通話チャネ
ルを使用して音声データに替わり同期信号24を送信す
る。この同期信号は、携帯機における再同期を容易にす
るものであり、例えば、携帯機に既知の同期ワードとプ
リアンブルとで構成されるデータ列である。そして、基
地局は、無線回線の保留開始時に起動されるタイマ22
5による規定時間だけ現在の通話チャネルの割当てを維
持する。
【0029】(9)携帯機の操作者は、第1の電源であ
る電池交換の許可を報知されて電池の交換を行い再び電
源をオンとする(237)。
【0030】以上のシーケンスが図2に示される範囲で
あり、次に、正常に通話状態に復帰する過程を図3に示
す図2に連続する無線回線保留シーケンスの一例を参照
して説明する。
【0031】(10)携帯機の操作者が再び保留キーを押
すと、携帯機は回線再接続のため動作を開始し、まず、
基地局より保留期間中に送信されている同期信号30を
用いて再び同期状態を確立する(331、332)。
【0032】(11)同期確立がなされると、携帯機は、
基地局に対し無線回線接続要求信号31を送信する。基
地局は、この無線回線接続要求信号31を検出すること
により保留の継続を指示するタイマ225を停止させ
(32)、タイマ225のリセットを行う。続いて、基
地局は同期信号の送信を停止し、回線保留状態を解除す
る。そして携帯機に対し、接続要求応答信号33を送信
する(321)。
【0033】(12)携帯機は、前記無線回線接続要求信
号31の送信により起動されるタイマ333を備え、タ
イムアウトの度に回線接続要求を再送する。このタイマ
333は、接続要求応答信号33の検出により停止(3
4)制御されてリセットされるものである。また、再送
処理は2回まで行い、3回目のタイムアウトを検出した
場合、保留処理が停止される。
【0034】(13)携帯機は、接続要求応答信号33を
検出すると、操作者に対し接続完了を報知し、続いて自
動的に携帯機内部の音声回路の接続を行う(334、3
35)。
【0035】(14)一方、基地局は、接続要求応答信号
33の送信に続いて、交換局に送出していた保留案内を
停止し、携帯機からの送信音声に切り換える(32
2)。
【0036】(15)以上の過程を経て、電池交換の後に
保留していた通話チャネルに復帰、通話が再開される
(311、323、336)。
【0037】次に、携帯機側において規定時間以内に電
池交換を終了させることができなかった場合、あるい
は、携帯機が保留中に電波の届かないエリアに移動した
等の理由により、基地局の前記タイマ225がタイムア
ウトを検出した場合の動作シーケンスを図4に示す図2
に連続する無線回線保留シーケンスの一例により説明す
る。但し、この場合、携帯機における非定常動作の結果
に対する過程であるので、携帯機に関しての記述を省略
した。
【0038】(1)基地局は、タイマ225のタイムア
ウトを検出すると、同期信号の送信を停止し、維持して
いた通話チャネルを解放する(421)。
【0039】(2)そして、回線保留の状態を基地局内
部で解除し、交換局に対する保留案内の送出を停止する
(422、423)。
【0040】(3)続いて、基地局は、交換局との回線
接続を断(40)とし、終話とする。なお、携帯機の使
用者に対する課金は、回線断(40)まで継続された時
間に基づいて計算される(411、424)。
【0041】本発明の実施例は、前述したシーケンスに
より通話中に携帯機の電池交換を行う必要が生じた場合
にも、一時的に無線回線を保留するようにすることによ
り、電池交換後速やかに通話を再開することができる。
【0042】特に、前述した本発明の実施例は、保留要
求信号(図2、20)に対する保留応答信号(図2、2
1)を備えているので、操作者が不用意に電池交換を行
い回線を断とすることを防防止することができる。ま
た、保留期間中、継続的に基地局から同期信号(図2、
24、図3、30)が送信されているので、携帯機は、
速やかに再同期を確立することができる。
【0043】次に、携帯機における無線回線保留動作
を、動作の一例を示す図5のフローチャートを参照して
説明する。
【0044】(1)まず、通話が開始され、その通話中
に保留キーが押されると、携帯機内部の保留処理時にチ
ャネル情報を退避する不揮発性のメモリに同時に記憶さ
れている保留フラグを検査する(ステップ500〜50
2)。
【0045】(2)ステップ502の検査で、保留フラ
グが「0」の場合、保留を開始する場合であり、このと
き保留フラグを「1」に書き換え、続いて、再接続可能
とするために、現在使用している通話チャネルに間する
情報を、CH状態退避メモリに退避する(ステップ50
3、504)。
【0046】(3)その後、電池交換の許可を操作者に
報知する。この報知は、合成音声によるメッセージ、デ
ィスプレイへの表示によって行われる。さらに、携帯機
は、電池交換のときに、誤動作を生じさせず、不要な電
波を送信しないように、自動的に電源を切断して動作を
一時終了する(ステップ505、506)。
【0047】(4)一方、ステップ502の検査で、保
留フラグが「1」の場合、回線保留後の再接続処理を意
味し、退避していた通話チャネ情報を読み出し、保留フ
ラグを「0」にクリアする(ステップ507、50
8)。
【0048】(5)次に、読み出したチャネル情報に基
づいて、無線回線の再接続処理を実行する。そして、再
接続処理において設定される復帰フラグを検査し、該フ
ラグに「1」が設定されている場合、通話を再開する。
この復帰フラグは、再接続の成否を示すものであり、復
帰フラグが「0」に設定され接続に失敗したことを示す
ものであれば保留処理を停止終了する(ステップ50
9、510)。
【0049】前述した保留動作においては、保留フラグ
をCH状態退避メモリ135にチャネル情報と共に退避
するため、保留の開始と終了とを同一の保留キーで指示
することができる。
【0050】また、電源交換許可報知に従って、自動的
に電源を切断するようにしているので、退避メモリに対
する誤った書き込みを行う可能性を低減することがで
き、不要送信を防止しシステムの安全性の向上を図るこ
とができる。
【0051】次に、前述したフローにおけるステップ5
09の再接続処理を、図6の動作の一例を示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0052】(1)再接続処理が起動されると、タイマ
をスタートさせる。このタイマは、再接続処理にかかる
処理時間の上限を規定するものである。続いて、退避情
報に基づいて保留されている通話チャネルに同調し、基
地局が送信を継続している同期信号の検出を行う(ステ
ップ600、601)。
【0053】(2)ステップ601で、同期信号が検出
されない場合、前記タイマのタイムアウトを検査し、タ
イムアウトまで同期信号の検出を繰り返し実行する(ス
テップ602)。
【0054】(3)ステップ601で、同期信号が検出
されると再同期を行って、同期を確立させ、その後、タ
イムアウトの検査を行い、時間内であれば、図3により
説明したように、回線接続要求信号31、接続要求応答
信号33の授受により回線接続処理を実行する(ステッ
プ603〜605)。
【0055】(4)次に、接続の成否を判定し、接続に
成功した場合、復帰フラグを「1」に設定し、続いて、
再接続成功を操作者に報知し、タイマをリセット、停止
して処理を終了する(ステップ606〜609)。
【0056】(5)ステップ606で、接続失敗を判定
した場合、あるいは、ステップ602、604で、タイ
ムアウトを検出した場合、復帰フラグを「0」に設定
し、接続に失敗したことを操作者に報知し、タイマをリ
セット、停止して処理を終了する(ステップ610、6
11)。
【0057】本発明の実施例は、前述の再接続処理にお
いて、無線回線の復帰を操作者に報知しているので利便
性の向上を図ることができる。この報知手段としては、
前述の電源交換許可報知と同様にメッセージと表示とを
使用することができる。
【0058】前述により説明した本発明の実施例による
無線回線保留動作は、携帯性を要求される移動体通信に
おける通話中の電池交換に適用可能である。また、基地
局における回線保留の規定時間(図2、225に示され
るタイマの規定時間)は、例えば、30秒とする。
【0059】しかし、この時間は、通話料金に直接反映
されることになるので、この保留時間を携帯機から設定
できるとさらに利便性の向上を図ることができる。例え
ば、操作者が保留キーを入力する以前にダイヤルキーを
用いて保留時間を秒単位で入力できるようにしておけば
よい。
【0060】この場合の動作シーケンスが図7に示され
ている。図7において、図2と共通の項目には同一の符
号を付して示した。
【0061】このシーケンスが図2の場合と異なるの
は、保留時間の設定(233’)と、保留要求及び保留
時間の送信(20’)と、保留検出とタイマ時間の設定
(222’)とである。この例の場合、タイマ225の
タイムアウト規定時間は、秒単位に自由に設定できるも
のであり、送信された保留時間が設定される。
【0062】なお、前述した本発明の実施例はコードレ
ス電話機、携帯電話機等の無線電話機の電池交換におい
て、エア・インタフェース保留システムを適用した場合
について説明したが、本発明は、これに限定されるもの
ではなく、少なくとも保留を必要とする使われ方、例え
ば、緊急通話等に広く適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池を電源とする携帯機あるいは子機において通話中に電
池交換を実施しても終話されず、電池の交換完了後に再
発呼する必要がなく直ちに通話を再開することができ
る。
【0064】また、通話相手に対して予告なしに電池交
換を実施しても終話されず、保留状態であることを報知
するメッセージ、保留メロディーを送信することがで
き、通話相手に、電池交換をを知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】無線回線保留シーケンスの一例を示す図であ
る。
【図3】無線回線保留シーケンスの一例を示す図であ
る。
【図4】図2に連続するタイムアウトした場合の無線回
線保留シーケンスの一例を示す図である。
【図5】動作の一例を説明するフローチャートである。
【図6】再接続処理の動作の一例を説明するフローチャ
ートである。
【図7】保留時間を携帯機から設定するシーケンスの一
例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例が適用される携帯機の外観を
示す図である。
【符号の説明】
111 交換機 121 回線インタフェース部 122、131 無線部 123、133 制御部 124 タイマ 125 保留メッセージ 132 ベースバンド処理部 134 保留登録手段 135 CH状態退避メモリ 136、137 電源 140 子機本体 141 スピーカ 142 マイク 143 保留キー 144 表示器 145 デジットキー 817 親機本体 818 モジュラージャック 819 基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 文隆 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 佐藤 秀明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換局の交換機に接続される加入者線を
    収容する回線インタフェース部とこれを電波に変換する
    無線部とを有する基地局あるいは親機と、この電波によ
    り通信を実施するために電波を電気信号に変換する無線
    部と電気信号を音声に変換するベースバンド処理部とか
    らなる携帯機あるいは子機とからなる無線通信システム
    において、基地局あるいは親機の制御部に携帯機あるい
    は子機から起動され、回線の保留を制御するタイマを備
    え、かつ、携帯機あるいは子機の制御部に保留登録手段
    とチャネル状態退避メモリとを備えることを特徴とする
    インタフェース保留システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯機あるいは子機は、基地局ある
    いは親機側のタイマの設定値を変更することができるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインタフェース保留シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記基地局あるいは親機は、携帯機ある
    いは子機側から起動される保留メッセージを備えること
    を特徴とする請求項1または2記載のインタフェース保
    留システム。
  4. 【請求項4】 前記タイマに対する値設定信号と前記メ
    ッセージ起動信号とが同一であることを特徴とする請求
    項3記載のインタフェース保留システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯機あるいは子機は、前記タイマ
    あるいは保留メッセージに対する起動信号を発生したと
    きに、携帯機あるいは子機内のチャネル状態退避メモリ
    に、回線情報と変復調パラメータとを格納することを特
    徴とする請求項4記載のインタフェース保留システム。
  6. 【請求項6】 前記回線情報が、周波数、タイムスロッ
    ト番号、基地局のコードであることを特徴とする請求項
    5記載のインタフェース保留システム。
  7. 【請求項7】 前記変復調パラメータが、等化器のタッ
    プ係数、送信出力、秘話用暗号キー、及び、保留状態で
    あることを識別する保留フラグであることを特徴とする
    請求項5記載のインタフェース保留システム。
  8. 【請求項8】 前記前記タイマあるいは保留メッセージ
    に対する起動信号を再送出することにより、チャネル状
    態退避メモリ内の保留フラグを落とし、回線の再接続処
    理を行なうことを特徴とする請求項4ないし7のうち1
    記載のインタフェース保留システム。
  9. 【請求項9】 前記基地局あるいは親機は、前記回線の
    再接続処理の結果を報告する手段を備えることを特徴と
    する請求項8記載のインタフェース保留システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯機あるいは子機は、基地局あ
    るいは親機からの保留応答をもって、電池交換の許可を
    操作者に報知する手段を備えることを特徴とする請求項
    1ないし9のうち1記載のインタフェース保留システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記基地局あるいは親機は、保留応答
    送出時に通話チャネル上に同期維持に必要な信号を送出
    し続けることを特徴とする請求項1ないし10のうち1
    記載のインタフェース保留システム。
  12. 【請求項12】 前記携帯機あるいは子機は、前記チャ
    ネル状態退避メモリへ回線情報と変復調パラメータとを
    退避した後、電源断の手順に入ることを特徴とする請求
    項5ないし11のうち1記載のインタフェース保留シス
    テム。
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