JP2004118168A - 出隅部用光ケーブル配線具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明に係る出隅部用光ケーブル配線具は配線すべき出隅部における光ケーブルの曲率を適正に確保しつつ曲げ配線し、同時に該曲げ配線部における光ケーブルの保護を適切に図る。
【解決手段】出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され各側面に添設される左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有し、該両光ケーブルガイド部7,8は上記出隅部一側面5と他側面6の外方へ膨出し且つ上記出隅部2の稜線4を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部14を有し、該規制部14の外側膨出面15にてアーチ形配線路16を画成し、上記両光ケーブルガイド部7,8の各端面の光ケーブル導出入口25から上記アーチ形配線路16を通し導出入される光ケーブル3の内曲面を上記アーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にて所定の曲率に規制する構成とした出隅部用光ケーブル配線具。
【選択図】 図6
【解決手段】出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され各側面に添設される左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有し、該両光ケーブルガイド部7,8は上記出隅部一側面5と他側面6の外方へ膨出し且つ上記出隅部2の稜線4を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部14を有し、該規制部14の外側膨出面15にてアーチ形配線路16を画成し、上記両光ケーブルガイド部7,8の各端面の光ケーブル導出入口25から上記アーチ形配線路16を通し導出入される光ケーブル3の内曲面を上記アーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にて所定の曲率に規制する構成とした出隅部用光ケーブル配線具。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ケーブルを建物内の出隅部に沿って曲げ配線する場合に使用する出隅部用光ケーブル配線具に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ケーブルに関しては昨年度よりNTTのインターネット向け超高速光アクセスサービスとして一般住宅向け屋内配線施工が開始されるに至っている。
【0003】
光ケーブルを壁面に沿って屋内配線する場合、その直線配線部においては従来の電線ケーブル用の直線形の配線保護ダクトの転用が可能であるが、光ケーブルの出隅部の如き曲げ配線においては光伝送損失を防止するため曲率半径30mm以上にせねばならない制限が存在し、従来はこの制限に対応すべく特許文献1に示す如き専用のステップルを用いて光ケーブルを出隅部の一側面と他側面に止着し、ステップル間において光ケーブルの自己弾力により上記曲率を保持するように曲げ配線している。
【0004】
又は光ケーブルを出隅部において可撓チューブに挿入し、光ケーブルの自己弾力により同ケーブル及び可撓チューブを一定の曲率に変形させつつ光ケーブルを保護し、可撓チューブ両端を直線形の配線保護ダクトに連結する方法が採られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−231187号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら上記方法は何れも光ケーブルの自己弾力により出隅部の曲げ配線の曲率を得ているため、適正な曲率出しが困難であり、信頼性に欠ける。
【0007】
又光ケーブルが出隅部の稜線から外方へ不必要に突出したり、要求される曲率よりも小さな曲率で曲げ配線する懸念を有しており、更には光ケーブルの出隅部における保護が充分に達成し難い問題点を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記出隅部における光ケーブルの曲率を適正に確保しつつ、その保護が適切に図れる出隅部用光ケーブル配線具を提供するものである。
【0009】
この出隅部用光ケーブル配線具は、配線すべき出隅部の稜線を境に出隅部一側面と同他側面に沿って曲成され各側面に添設される左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とを有する。
【0010】
そして上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とによって上記出隅部一側面と他側面の外方へ膨出し且つ上記出隅部の稜線を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部を形成し、該アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にてアーチ形配線路を画成する。
【0011】
光ケーブルは上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部の各端面の光ケーブル導出入口から上記アーチ形配線路を通し導出入され、この光ケーブルの内曲面を上記アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にて所定の曲率に規制し、出隅部の光ケーブルの曲げ配線における所定の曲率を確保し、且つ光ケーブルを保護する。
【0012】
又上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とは上記アーチ形ケーブル規制部の両端において光ケーブルを係止するケーブル押えを設け、出隅部用光ケーブル配線具をベースとカバーの嵌合構造により形成した場合における、カバー嵌合前の光ケーブルの飛び出しを防止し、且つ両ケーブル押え間における自己弾力による曲げを許容する。
【0013】
又上記左曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の一側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の一端に短直配線路端を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の他側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の他端に短直配線路端を形成し、該各短直配線路端の端面に上記光ケーブル導出入口を開口せしめ、上記各短直配線路端によって上記アーチ形光ケーブル規制部の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクトへの連絡を適正に行えるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る出隅部用光ケーブル配線具1の実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0015】
前記の通り本発明は配線すべき出隅部2における光ケーブル3の曲率を適正に確保しつつ、その保護が適切に図れる出隅部用光ケーブル配線具1を提供するものである。
【0016】
図1乃至図8に示す出隅部用光ケーブル配線具1は、その軸線が出隅部2の出隅角に同調して曲成された曲成ベース1Aと同曲成カバー1Bとから成り、この曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌脱自在に嵌合して以下に述べる出隅部用光ケーブル配線具1を構成する。
【0017】
上記曲成ベース1Aは上記配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され各側面5,6に添設される左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有する。
【0018】
同様に上記曲成カバー1Bは上記配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成された左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有し、両者1A,1Bの嵌合によって閉鎖された左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを形成する。
【0019】
上記曲成ベース1Aは配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成された左曲げ底壁9と右曲げ底壁10を備え、更に配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され、且つ左曲げ底壁9と右曲げ底壁10の左右側縁から立ち上げられた左曲げ側壁11と右曲げ側壁11を備える。
【0020】
曲成ベース1Aは上記出隅部2の稜線4を境に上記出隅部2の一側面5に添設される、上記左曲げ底壁9の底面により形成された左曲げ据付面12と、出隅部2の他側面6に添設される上記右曲げ底壁10の底面により形成された右曲げ据付面13を有しており、左曲げ据付面12と右曲げ据付面13とは出隅部2の稜線4において連設され、全体として略直角形の据付面を形成している。
【0021】
上記曲成ベース1Aの底壁9,10には左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とによって上記出隅部一側面5と他側面6の外方へ膨出し且つ上記出隅部2の稜線4を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部14を形成し、該アーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にてアーチ形配線路16を画成する。
【0022】
同様に曲成カバー1Bは上記出隅部2の稜線4を境に上記出隅部2の一側面5に沿い曲成された左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18を有し、更に配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され、且つ上記左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18の左右側縁から立ち下げられた左曲げ側壁19と右曲げ側壁19を備える。上記左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18にて出隅部2の一側面5から外方へ膨出すると共に同他側面6から外方へ膨出し、稜線4と対向する部位において互いに連設されたアーチ形光ケーブル規制部14を形成する。
【0023】
更に上記曲成カバー1Bの左曲げ側壁19と右曲げ側壁19の下端内側面から内方へ向け係合爪20を対向して突設し、左曲げ側壁19と右曲げ側壁19を上記曲成ベース1Aの左曲げ側壁11と右曲げ側壁11の外側面に夫々添接しつつ、上記各係合爪20を曲成ベース1Aの側壁11の基端、即ち底壁9,10の両側縁に形成された段部21に弾力的に係止し、よって曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌脱自在に嵌合する。
【0024】
上記嵌合によって曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14と、曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14とを対向せしめ、両者14,14と側壁11,11とによって閉鎖された上記アーチ形配線路16を画成する。
【0025】
上記曲成ベース1Aの底壁9,10によって形成されたアーチ形光ケーブル規制部14は、左曲げ光ケーブルガイド部7の左曲げ底壁9から出隅部2の一側面5外方へ膨出された左曲げ膨出部22と、同他側面6外方へ膨出された右曲げ膨出部23を有し、該左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23とを出隅部2の稜線4と対向する部位において互いに連設し、上記アーチ形光ケーブル規制部14を形成している。
【0026】
同様に上記曲成カバー1Bの頂壁17,18によって形成されたアーチ形光ケーブル規制部14は、左曲げ光ケーブルガイド部7を形成する頂壁17により出隅部2の一側面5外方へ膨出された左曲げ膨出部22を形成し、右曲げ光ケーブルガイド部8を形成する頂壁18により出隅部2の他側面6外方へ膨出された右曲げ膨出部23を形成し、該左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23とを出隅部2の稜線4と対向する部位において互いに連設し、上記アーチ形光ケーブル規制部14を形成している。
【0027】
上記の通り曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌合することによって、上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15と、上記曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14の内側膨出面24とが協働して閉鎖されたアーチ形配線路16を構成する。
【0028】
即ち曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌合することによって、上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14を形成する左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23の各外側膨出面15、並びに上記曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14を形成する左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23の各内側膨出面24とが協働して閉鎖されたアーチ形配線路16を構成する。即ちアーチ形配線路16は出隅部2の稜線4を境に曲成された右曲げ配線路と左曲げ配線路を有する。
【0029】
光ケーブル3は上記左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8の各端面に開口せしめた光ケーブル導出入口25から上記アーチ形配線路16を通し導出入され、この光ケーブル3を上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にて所定の曲率に規制しつつ、曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14の内側膨出面24にて所定の曲率に規制し、出隅部2の光ケーブル3の曲げ配線における所定の曲率を確保し、且つ光ケーブル3を保護する。
【0030】
又曲成ベース1Aの上記左曲げ光ケーブルガイド部7の端部と右曲げ光ケーブルガイド部8の端部には上記アーチ形ケーブル規制部14の両端において光ケーブル3を係止するケーブル押え26を設け、出隅部用光ケーブル配線具1を曲成ベース1Aと曲成カバー1Bの嵌合構造により形成した場合における、カバー嵌合前の光ケーブル3の飛び出しを防止し、且つ両ケーブル押え26間における自己弾力による曲げを許容する。
【0031】
上記ケーブル押え26は曲成ベース1Aの側壁9,10の内側面から互いに対向して突設し、両ケーブル押え26,26間に光ケーブル挿入間隔27を形成し、横長の光ケーブル3を縦にして光ケーブル挿入間隔27に差し入れ、差し入れ後横にして配線路16内へ挿入する。よってケーブル押え26により光ケーブル3の飛び出しを防止し、曲成カバー1Bを曲成ベース1Aに嵌合する。
【0032】
又上記曲成ベース1Aの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部を上記出隅部2の一側面5と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の一端に短直配線路端28を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部8の端部を上記出隅部2の他側面6と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の他端に短直配線路端28を形成し、該各短直配線路端28の端面に上記光ケーブル導出入口25を開口せしめ、上記各短直配線路端28によって上記アーチ形光ケーブル規制部14の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクト29への連絡を適正に行えるようにする。
【0033】
同様に上記曲成カバー1Bの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部を上記出隅部2の一側面5と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の一端に短直配線路端28を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部8の端部を上記出隅部2の他側面6と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の他端に短直配線路端28を形成し、該各短直配線路端28の端面に上記光ケーブル導出入口25を開口せしめ、上記各短直配線路端28によって上記アーチ形光ケーブル規制部14の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクト29への連絡を適正に行えるようにする。
【0034】
上記配線具1を形成する曲成ベース1Aの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部と、同右曲げ光ケーブルガイド部8の端部には直線形配線保護ダクト29の底板31を規制する舌片30を設ける。即ち両端の各短直配線路端28の端部から突出する舌片30を設け、該舌片30の下面に上記直線形配線保護ダクト29の底板31を差し入れ相対位置を確保する。
【0035】
又上記曲成カバー1Bの上記短直配線路端28は曲成ベース1Aの短直配線路端28を覆いつつ、該曲成ベース1Aの短直配線路端28から突出し、該突出部、即ち曲成カバー1Bの短直配線路端28の突出部内へ上記直線形配線保護ダクト29の端部を挿入して曲成ベース1Aの短直配線路端28の端面に突き当て間隙生成を防止する。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係る出隅部用光ケーブル配線具は配線すべき出隅部における光ケーブルの曲率を適正に確保しつつ曲げ配線し、同時に該曲げ配線部における光ケーブルの保護が適切に図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは出隅部用光ケーブル配線具の曲成ベースと曲成カバーを分解して示す斜視図、Bは曲成ベースのケーブル押え間に光ケーブルを挿入する状態を拡大して示す正面図。
【図2】上記曲成ベースに曲成カバーを嵌合して形成した出隅部用光ケーブル配線具の側面図。
【図3】図2における出隅部用光ケーブル配線具のA−A矢視図。
【図4】図3における出隅部用光ケーブル配線具のB−B線断面図。
【図5】図4における出隅部用光ケーブル配線具のC−C線断面図。
【図6】上記出隅部用光ケーブル配線具の使用状態を曲成カバー嵌合前の状態を以って示す断面図。
【図7】同曲成カバー嵌合後の状態を以って示す断面図。
【図8】上記出隅部用光ケーブル配線具における短直配線路端と直線形配線保護ダクトの嵌合部の拡大図。
【符号の説明】
1…配線具、1A…曲成ベース、1B…曲成カバー、2…出隅部、3…光ケーブル、4…出隅部の稜線、5…出隅部の一側面、6…出隅部の他側面、7…左曲げ光ケーブルガイド部、8…右曲げ光ケーブルガイド部、9…左曲げ底壁、10…右曲げ底壁、11…左曲げ側壁、右曲げ側壁、12…左曲げ据付面、13…右曲げ据付面、14…アーチ形光ケーブル規制部、15…外側膨出面、16…アーチ形配線路、17…左曲げ頂壁、18…右曲げ頂壁、19…左曲げ側壁、右曲げ側壁、20…係合爪、21…段部、22…左曲げ膨出部、23…右曲げ膨出部、24…内側膨出面、25…光ケーブル導出入口、26…ケーブル押え、27…光ケーブル挿入間隔、28…短直配線路端、29…直線形保護配線ダクト、30…舌片、31…直線形配線保護ダクトの底板
【発明の属する技術分野】
本発明は光ケーブルを建物内の出隅部に沿って曲げ配線する場合に使用する出隅部用光ケーブル配線具に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ケーブルに関しては昨年度よりNTTのインターネット向け超高速光アクセスサービスとして一般住宅向け屋内配線施工が開始されるに至っている。
【0003】
光ケーブルを壁面に沿って屋内配線する場合、その直線配線部においては従来の電線ケーブル用の直線形の配線保護ダクトの転用が可能であるが、光ケーブルの出隅部の如き曲げ配線においては光伝送損失を防止するため曲率半径30mm以上にせねばならない制限が存在し、従来はこの制限に対応すべく特許文献1に示す如き専用のステップルを用いて光ケーブルを出隅部の一側面と他側面に止着し、ステップル間において光ケーブルの自己弾力により上記曲率を保持するように曲げ配線している。
【0004】
又は光ケーブルを出隅部において可撓チューブに挿入し、光ケーブルの自己弾力により同ケーブル及び可撓チューブを一定の曲率に変形させつつ光ケーブルを保護し、可撓チューブ両端を直線形の配線保護ダクトに連結する方法が採られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−231187号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら上記方法は何れも光ケーブルの自己弾力により出隅部の曲げ配線の曲率を得ているため、適正な曲率出しが困難であり、信頼性に欠ける。
【0007】
又光ケーブルが出隅部の稜線から外方へ不必要に突出したり、要求される曲率よりも小さな曲率で曲げ配線する懸念を有しており、更には光ケーブルの出隅部における保護が充分に達成し難い問題点を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記出隅部における光ケーブルの曲率を適正に確保しつつ、その保護が適切に図れる出隅部用光ケーブル配線具を提供するものである。
【0009】
この出隅部用光ケーブル配線具は、配線すべき出隅部の稜線を境に出隅部一側面と同他側面に沿って曲成され各側面に添設される左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とを有する。
【0010】
そして上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とによって上記出隅部一側面と他側面の外方へ膨出し且つ上記出隅部の稜線を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部を形成し、該アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にてアーチ形配線路を画成する。
【0011】
光ケーブルは上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部の各端面の光ケーブル導出入口から上記アーチ形配線路を通し導出入され、この光ケーブルの内曲面を上記アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にて所定の曲率に規制し、出隅部の光ケーブルの曲げ配線における所定の曲率を確保し、且つ光ケーブルを保護する。
【0012】
又上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とは上記アーチ形ケーブル規制部の両端において光ケーブルを係止するケーブル押えを設け、出隅部用光ケーブル配線具をベースとカバーの嵌合構造により形成した場合における、カバー嵌合前の光ケーブルの飛び出しを防止し、且つ両ケーブル押え間における自己弾力による曲げを許容する。
【0013】
又上記左曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の一側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の一端に短直配線路端を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の他側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の他端に短直配線路端を形成し、該各短直配線路端の端面に上記光ケーブル導出入口を開口せしめ、上記各短直配線路端によって上記アーチ形光ケーブル規制部の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクトへの連絡を適正に行えるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る出隅部用光ケーブル配線具1の実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0015】
前記の通り本発明は配線すべき出隅部2における光ケーブル3の曲率を適正に確保しつつ、その保護が適切に図れる出隅部用光ケーブル配線具1を提供するものである。
【0016】
図1乃至図8に示す出隅部用光ケーブル配線具1は、その軸線が出隅部2の出隅角に同調して曲成された曲成ベース1Aと同曲成カバー1Bとから成り、この曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌脱自在に嵌合して以下に述べる出隅部用光ケーブル配線具1を構成する。
【0017】
上記曲成ベース1Aは上記配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され各側面5,6に添設される左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有する。
【0018】
同様に上記曲成カバー1Bは上記配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成された左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを有し、両者1A,1Bの嵌合によって閉鎖された左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とを形成する。
【0019】
上記曲成ベース1Aは配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成された左曲げ底壁9と右曲げ底壁10を備え、更に配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され、且つ左曲げ底壁9と右曲げ底壁10の左右側縁から立ち上げられた左曲げ側壁11と右曲げ側壁11を備える。
【0020】
曲成ベース1Aは上記出隅部2の稜線4を境に上記出隅部2の一側面5に添設される、上記左曲げ底壁9の底面により形成された左曲げ据付面12と、出隅部2の他側面6に添設される上記右曲げ底壁10の底面により形成された右曲げ据付面13を有しており、左曲げ据付面12と右曲げ据付面13とは出隅部2の稜線4において連設され、全体として略直角形の据付面を形成している。
【0021】
上記曲成ベース1Aの底壁9,10には左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8とによって上記出隅部一側面5と他側面6の外方へ膨出し且つ上記出隅部2の稜線4を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部14を形成し、該アーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にてアーチ形配線路16を画成する。
【0022】
同様に曲成カバー1Bは上記出隅部2の稜線4を境に上記出隅部2の一側面5に沿い曲成された左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18を有し、更に配線すべき出隅部2の稜線4を境に出隅部一側面5と同他側面6に沿って曲成され、且つ上記左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18の左右側縁から立ち下げられた左曲げ側壁19と右曲げ側壁19を備える。上記左曲げ頂壁17と右曲げ頂壁18にて出隅部2の一側面5から外方へ膨出すると共に同他側面6から外方へ膨出し、稜線4と対向する部位において互いに連設されたアーチ形光ケーブル規制部14を形成する。
【0023】
更に上記曲成カバー1Bの左曲げ側壁19と右曲げ側壁19の下端内側面から内方へ向け係合爪20を対向して突設し、左曲げ側壁19と右曲げ側壁19を上記曲成ベース1Aの左曲げ側壁11と右曲げ側壁11の外側面に夫々添接しつつ、上記各係合爪20を曲成ベース1Aの側壁11の基端、即ち底壁9,10の両側縁に形成された段部21に弾力的に係止し、よって曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌脱自在に嵌合する。
【0024】
上記嵌合によって曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14と、曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14とを対向せしめ、両者14,14と側壁11,11とによって閉鎖された上記アーチ形配線路16を画成する。
【0025】
上記曲成ベース1Aの底壁9,10によって形成されたアーチ形光ケーブル規制部14は、左曲げ光ケーブルガイド部7の左曲げ底壁9から出隅部2の一側面5外方へ膨出された左曲げ膨出部22と、同他側面6外方へ膨出された右曲げ膨出部23を有し、該左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23とを出隅部2の稜線4と対向する部位において互いに連設し、上記アーチ形光ケーブル規制部14を形成している。
【0026】
同様に上記曲成カバー1Bの頂壁17,18によって形成されたアーチ形光ケーブル規制部14は、左曲げ光ケーブルガイド部7を形成する頂壁17により出隅部2の一側面5外方へ膨出された左曲げ膨出部22を形成し、右曲げ光ケーブルガイド部8を形成する頂壁18により出隅部2の他側面6外方へ膨出された右曲げ膨出部23を形成し、該左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23とを出隅部2の稜線4と対向する部位において互いに連設し、上記アーチ形光ケーブル規制部14を形成している。
【0027】
上記の通り曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌合することによって、上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15と、上記曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14の内側膨出面24とが協働して閉鎖されたアーチ形配線路16を構成する。
【0028】
即ち曲成ベース1Aに曲成カバー1Bを嵌合することによって、上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14を形成する左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23の各外側膨出面15、並びに上記曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14を形成する左曲げ膨出部22と右曲げ膨出部23の各内側膨出面24とが協働して閉鎖されたアーチ形配線路16を構成する。即ちアーチ形配線路16は出隅部2の稜線4を境に曲成された右曲げ配線路と左曲げ配線路を有する。
【0029】
光ケーブル3は上記左曲げ光ケーブルガイド部7と右曲げ光ケーブルガイド部8の各端面に開口せしめた光ケーブル導出入口25から上記アーチ形配線路16を通し導出入され、この光ケーブル3を上記曲成ベース1Aのアーチ形光ケーブル規制部14の外側膨出面15にて所定の曲率に規制しつつ、曲成カバー1Bのアーチ形光ケーブル規制部14の内側膨出面24にて所定の曲率に規制し、出隅部2の光ケーブル3の曲げ配線における所定の曲率を確保し、且つ光ケーブル3を保護する。
【0030】
又曲成ベース1Aの上記左曲げ光ケーブルガイド部7の端部と右曲げ光ケーブルガイド部8の端部には上記アーチ形ケーブル規制部14の両端において光ケーブル3を係止するケーブル押え26を設け、出隅部用光ケーブル配線具1を曲成ベース1Aと曲成カバー1Bの嵌合構造により形成した場合における、カバー嵌合前の光ケーブル3の飛び出しを防止し、且つ両ケーブル押え26間における自己弾力による曲げを許容する。
【0031】
上記ケーブル押え26は曲成ベース1Aの側壁9,10の内側面から互いに対向して突設し、両ケーブル押え26,26間に光ケーブル挿入間隔27を形成し、横長の光ケーブル3を縦にして光ケーブル挿入間隔27に差し入れ、差し入れ後横にして配線路16内へ挿入する。よってケーブル押え26により光ケーブル3の飛び出しを防止し、曲成カバー1Bを曲成ベース1Aに嵌合する。
【0032】
又上記曲成ベース1Aの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部を上記出隅部2の一側面5と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の一端に短直配線路端28を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部8の端部を上記出隅部2の他側面6と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の他端に短直配線路端28を形成し、該各短直配線路端28の端面に上記光ケーブル導出入口25を開口せしめ、上記各短直配線路端28によって上記アーチ形光ケーブル規制部14の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクト29への連絡を適正に行えるようにする。
【0033】
同様に上記曲成カバー1Bの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部を上記出隅部2の一側面5と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の一端に短直配線路端28を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部8の端部を上記出隅部2の他側面6と略平行に突出して上記アーチ形配線路16の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部14の他端に短直配線路端28を形成し、該各短直配線路端28の端面に上記光ケーブル導出入口25を開口せしめ、上記各短直配線路端28によって上記アーチ形光ケーブル規制部14の両端における直線出しを適正にし、直線形配線保護ダクト29への連絡を適正に行えるようにする。
【0034】
上記配線具1を形成する曲成ベース1Aの左曲げ光ケーブルガイド部7の端部と、同右曲げ光ケーブルガイド部8の端部には直線形配線保護ダクト29の底板31を規制する舌片30を設ける。即ち両端の各短直配線路端28の端部から突出する舌片30を設け、該舌片30の下面に上記直線形配線保護ダクト29の底板31を差し入れ相対位置を確保する。
【0035】
又上記曲成カバー1Bの上記短直配線路端28は曲成ベース1Aの短直配線路端28を覆いつつ、該曲成ベース1Aの短直配線路端28から突出し、該突出部、即ち曲成カバー1Bの短直配線路端28の突出部内へ上記直線形配線保護ダクト29の端部を挿入して曲成ベース1Aの短直配線路端28の端面に突き当て間隙生成を防止する。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係る出隅部用光ケーブル配線具は配線すべき出隅部における光ケーブルの曲率を適正に確保しつつ曲げ配線し、同時に該曲げ配線部における光ケーブルの保護が適切に図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは出隅部用光ケーブル配線具の曲成ベースと曲成カバーを分解して示す斜視図、Bは曲成ベースのケーブル押え間に光ケーブルを挿入する状態を拡大して示す正面図。
【図2】上記曲成ベースに曲成カバーを嵌合して形成した出隅部用光ケーブル配線具の側面図。
【図3】図2における出隅部用光ケーブル配線具のA−A矢視図。
【図4】図3における出隅部用光ケーブル配線具のB−B線断面図。
【図5】図4における出隅部用光ケーブル配線具のC−C線断面図。
【図6】上記出隅部用光ケーブル配線具の使用状態を曲成カバー嵌合前の状態を以って示す断面図。
【図7】同曲成カバー嵌合後の状態を以って示す断面図。
【図8】上記出隅部用光ケーブル配線具における短直配線路端と直線形配線保護ダクトの嵌合部の拡大図。
【符号の説明】
1…配線具、1A…曲成ベース、1B…曲成カバー、2…出隅部、3…光ケーブル、4…出隅部の稜線、5…出隅部の一側面、6…出隅部の他側面、7…左曲げ光ケーブルガイド部、8…右曲げ光ケーブルガイド部、9…左曲げ底壁、10…右曲げ底壁、11…左曲げ側壁、右曲げ側壁、12…左曲げ据付面、13…右曲げ据付面、14…アーチ形光ケーブル規制部、15…外側膨出面、16…アーチ形配線路、17…左曲げ頂壁、18…右曲げ頂壁、19…左曲げ側壁、右曲げ側壁、20…係合爪、21…段部、22…左曲げ膨出部、23…右曲げ膨出部、24…内側膨出面、25…光ケーブル導出入口、26…ケーブル押え、27…光ケーブル挿入間隔、28…短直配線路端、29…直線形保護配線ダクト、30…舌片、31…直線形配線保護ダクトの底板
Claims (3)
- 配線すべき出隅部の稜線を境に出隅部一側面と同他側面に沿って曲成され各側面に添設される左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とを有し、該左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とは上記出隅部一側面と他側面の外方へ膨出し且つ上記出隅部の稜線を経由して延びるアーチ形光ケーブル規制部を有し、該アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にてアーチ形配線路を画成し、上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部の各端面の光ケーブル導出入口から上記アーチ形配線路を通し導出入される光ケーブルの内曲面を上記アーチ形光ケーブル規制部の外側膨出面にて所定の曲率に規制する構成としたことを特徴とする出隅部用光ケーブル配線具。
- 上記左曲げ光ケーブルガイド部と右曲げ光ケーブルガイド部とは上記アーチ形ケーブル規制部の両端において光ケーブルを係止するケーブル押えを有することを特徴とする請求項1記載の出隅部用光ケーブル配線具。
- 上記左曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の一側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の一端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の一端に短直配線路端を形成すると共に、右曲げ光ケーブルガイド部の端部を上記出隅部の他側面と略平行に突出して上記アーチ形配線路の他端、即ちアーチ形光ケーブル規制部の他端に短直配線路端を形成し、該各短直配線路端の端面に上記光ケーブル導出入口を開口せしめたことを特徴とする請求項1記載の出隅部用光ケーブル配線具。
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2002
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