JP2004116848A - 室内暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内温度と吹き出し部の温度を予測検出してヒータ出力を制御し、トイレブース内を暖めかつ温風の吹き出し部が高温にならないようにし、床や壁を焦がすのを防ぐことができる室内暖房装置を提供する。
【解決手段】温風暖房ユニット3の送風のためのファン3aとその下流側に設けられたヒータ3b等からなり、ファン3aが駆動され、かつ、ヒータ3bが通電されている温風暖房運転状態では吹き出し口3cから温風が吹き出される室内暖房装置において、温風の吹き出し部の温度を予測する吹き出し温度検知手段の出力に基づき、ヒータの出力やファンを制御させる。
【選択図】 図1
【解決手段】温風暖房ユニット3の送風のためのファン3aとその下流側に設けられたヒータ3b等からなり、ファン3aが駆動され、かつ、ヒータ3bが通電されている温風暖房運転状態では吹き出し口3cから温風が吹き出される室内暖房装置において、温風の吹き出し部の温度を予測する吹き出し温度検知手段の出力に基づき、ヒータの出力やファンを制御させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室温を所定の温度に暖める室内暖房装置に関するものであり、特にトイレブース内をあたためる室内暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来構成のものは、サーミスタ等の温度センサを用いて室内温度を検出し、制御部で室内温度センサで検出された室内温度と温度設定器で設定された設定温度とを比較して、室内温度が設定温度となるよう、送風ファンおよびヒータへの通電を制御するものが実用化されている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平6−248680号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は吹き出し部の温度を抑える機能がなく吹き出し部の温度が室内温度が上昇するにつれて高温になり床や壁を焦がす恐れがあった。そこで、本発明は、室内温度と吹き出し部の温度を予測検出してヒータ出力を制御し、トイレブース内を暖めかつ温風の吹き出し部が高温にならないようにし、床や壁を焦がすのを防ぐことができる室内暖房装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
【0005】
請求項1記載の室内暖房装置は、送風のためのファンとその下流側に設けられたヒータなどからなり吹き出し部から温風を吹きだす室内暖房装置において、温風の吹き出し部の温度を予測する吹き出し温度検知手段の出力に基づき、ヒータの出力やファンを制御することを特徴とする。これにより、吹き出し部の温度を抑えることができる。
【0006】
また、検出した室内温度から吹き出し部の温度を予測し設定値に室内温度が到達した時、送風ファンの回転数を上げる。あるいはヒータ出力を抑えるなどして吹き出し部の温度を抑えることができる。
【0007】
請求項2記載の室内暖房装置は、吹き出し部の温度検出手段を室内温度検出手段と兼用したことを特徴とする。これにより、コストを低減することができる。
【0008】
請求項3記載の室内暖房装置は、便座装置本体に組み込んだことを特徴とする。これにより、床や壁を焦がさなく安全にトイレブースを暖めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の具体的な実施例を、図1に基づいて詳細に説明する。
図1は室内暖房装置のブロック構成図である。室内暖房装置は、温風暖房ユニット3と、温度センサ1と、暖房制御部4とからなる。
【0010】
室内暖房ユニットは、温風暖房ユニット3の送風のためのファン3aとその下流側に設けられたヒータ3b等からなり、ファン3aが駆動され、かつ、ヒータ3bが通電されている温風暖房運転状態では吹き出し口3cから温風が吹き出される。
【0011】
設定温度と実際に検出された室内温度とを比較してヒータ等への通電をオン・オフさせる場合、通電をオンさせる温度を例えば19℃、通電をオフさせる温度を例えば21℃に設定し、長時間での平均温度がほぼ設定温度である20℃になるようヒータへの通電を制御している。
【0012】
室内暖房制御部は、室内温度が設定温度よりも低い場合は温風暖房ユニットを運転させ、設定温度よりも高く設定した暖房停止温度に達した時点で温風暖房ユニットの運転を停止させる。
【0013】
ファン回転数やヒータ出力が一定であれば、室内暖房装置運転時の吹き出し部の温度は、室内温度と比例して温度上昇するため、吹き出し部の温度検出を室内温度センサーと兼用して予測することができる。
【0014】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ヒータ出力350W運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ヒータ出力300W運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0015】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ファンモータ回転数3500rpm運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ファンモータ回転数4500rpm運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0016】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ヒータ出力350Wでファンモータ回転数3500rpm運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ヒータ出力300Wでファンモータ回転数4500rpm運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0017】
以上説明したようにこの発明に係る室内暖房装置は、室内温度から吹き出し部の温度を室内温度検出センサーで予測し設定温度以上の場合はヒータ出力を下げたる。あるいは、ファンの回転数を上げることにより吹き出し部の温度上昇を防止し安全なトイレブース内用室内暖房装置を提供できる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る室内暖房装置のブロック構成図
【図2】この発明に係るヒータ出力の図
【図3】この発明に係るファン回転数の図
【図4】この発明に係る吹き出し口温度を示す図
【図5】温風暖房ユニットの構造例を示す断面図
【図6】この発明に係る温風暖房装置を備えた便座装置の外観斜視図
【符号の説明】
1…室内温度センサ
2…吸気口
3…温風暖房ユニット
3a…ファン
3b…ヒータ
3c…吹き出し口
4…制御部
5…便器
6…便座
7…便ふた
8…便座装置本体
【発明の属する技術分野】
本発明は、室温を所定の温度に暖める室内暖房装置に関するものであり、特にトイレブース内をあたためる室内暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来構成のものは、サーミスタ等の温度センサを用いて室内温度を検出し、制御部で室内温度センサで検出された室内温度と温度設定器で設定された設定温度とを比較して、室内温度が設定温度となるよう、送風ファンおよびヒータへの通電を制御するものが実用化されている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平6−248680号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は吹き出し部の温度を抑える機能がなく吹き出し部の温度が室内温度が上昇するにつれて高温になり床や壁を焦がす恐れがあった。そこで、本発明は、室内温度と吹き出し部の温度を予測検出してヒータ出力を制御し、トイレブース内を暖めかつ温風の吹き出し部が高温にならないようにし、床や壁を焦がすのを防ぐことができる室内暖房装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
【0005】
請求項1記載の室内暖房装置は、送風のためのファンとその下流側に設けられたヒータなどからなり吹き出し部から温風を吹きだす室内暖房装置において、温風の吹き出し部の温度を予測する吹き出し温度検知手段の出力に基づき、ヒータの出力やファンを制御することを特徴とする。これにより、吹き出し部の温度を抑えることができる。
【0006】
また、検出した室内温度から吹き出し部の温度を予測し設定値に室内温度が到達した時、送風ファンの回転数を上げる。あるいはヒータ出力を抑えるなどして吹き出し部の温度を抑えることができる。
【0007】
請求項2記載の室内暖房装置は、吹き出し部の温度検出手段を室内温度検出手段と兼用したことを特徴とする。これにより、コストを低減することができる。
【0008】
請求項3記載の室内暖房装置は、便座装置本体に組み込んだことを特徴とする。これにより、床や壁を焦がさなく安全にトイレブースを暖めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の具体的な実施例を、図1に基づいて詳細に説明する。
図1は室内暖房装置のブロック構成図である。室内暖房装置は、温風暖房ユニット3と、温度センサ1と、暖房制御部4とからなる。
【0010】
室内暖房ユニットは、温風暖房ユニット3の送風のためのファン3aとその下流側に設けられたヒータ3b等からなり、ファン3aが駆動され、かつ、ヒータ3bが通電されている温風暖房運転状態では吹き出し口3cから温風が吹き出される。
【0011】
設定温度と実際に検出された室内温度とを比較してヒータ等への通電をオン・オフさせる場合、通電をオンさせる温度を例えば19℃、通電をオフさせる温度を例えば21℃に設定し、長時間での平均温度がほぼ設定温度である20℃になるようヒータへの通電を制御している。
【0012】
室内暖房制御部は、室内温度が設定温度よりも低い場合は温風暖房ユニットを運転させ、設定温度よりも高く設定した暖房停止温度に達した時点で温風暖房ユニットの運転を停止させる。
【0013】
ファン回転数やヒータ出力が一定であれば、室内暖房装置運転時の吹き出し部の温度は、室内温度と比例して温度上昇するため、吹き出し部の温度検出を室内温度センサーと兼用して予測することができる。
【0014】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ヒータ出力350W運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ヒータ出力300W運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0015】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ファンモータ回転数3500rpm運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ファンモータ回転数4500rpm運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0016】
室内暖房制御部は室内温度が設定温度例えば15℃に設定し、室温が15℃よりも低い場合例えば、ヒータ出力350Wでファンモータ回転数3500rpm運転し、15℃よりも高い場合は例えば、ヒータ出力300Wでファンモータ回転数4500rpm運転することにより、吹き出し部の温度上昇を防止することが出来る。
【0017】
以上説明したようにこの発明に係る室内暖房装置は、室内温度から吹き出し部の温度を室内温度検出センサーで予測し設定温度以上の場合はヒータ出力を下げたる。あるいは、ファンの回転数を上げることにより吹き出し部の温度上昇を防止し安全なトイレブース内用室内暖房装置を提供できる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る室内暖房装置のブロック構成図
【図2】この発明に係るヒータ出力の図
【図3】この発明に係るファン回転数の図
【図4】この発明に係る吹き出し口温度を示す図
【図5】温風暖房ユニットの構造例を示す断面図
【図6】この発明に係る温風暖房装置を備えた便座装置の外観斜視図
【符号の説明】
1…室内温度センサ
2…吸気口
3…温風暖房ユニット
3a…ファン
3b…ヒータ
3c…吹き出し口
4…制御部
5…便器
6…便座
7…便ふた
8…便座装置本体
Claims (3)
- 送風のためのファンとその下流側に設けられて温風を発生するヒータと、温風を外部に排出する吹き出し部とからなる室内暖房装置において、前記吹き出し部の温度を予測する吹き出し温度検知手段を設け、その出力に基づき、ヒータの出力および前記ファンを制御することを特徴とする室内暖房装置。
- 請求項1記載の室内暖房装置において、前記吹き出し温度検知手段を室内温度を検知する室内温度検知手段と兼用したことを特徴とする室内暖房装置。
- 請求項1ないし2に記載の室内暖房装置を便座装置本体に組み込んだことを特徴とする室内暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002278892A JP2004116848A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 室内暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002278892A JP2004116848A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 室内暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004116848A true JP2004116848A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32274055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002278892A Pending JP2004116848A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 室内暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004116848A (ja) |
-
2002
- 2002-09-25 JP JP2002278892A patent/JP2004116848A/ja active Pending
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