JP2004115005A - 衝撃部材を備えた自動車用ヘッドライト - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者がヘッドライトに衝突したときの衝撃を緩和する自動車用ヘッドライトを提供する。
【解決手段】平常位置と、障害物がヘッドライト2と衝突したときに障害物と接触する作動位置との間で変位可能な衝撃部材11と、衝撃部材11を平常位置から作動位置へ変位させることができる安全装置12とを備えている。衝撃部材はガラスシールドを共用している。安全装置は拡張室につながっており、貯蔵器に蓄えられたガスの放出もある。
【選択図】図2

Description

 本発明は、自動車のヘッドライトに関する。
 ヘッドライトは、これが装備されている自動車の位置を知らせるという受動的な意味での自動車の安全(受動的安全)において主要な役割を果たすことは知られている。
 より進んだヘッドライトを設計する際の主要な関心は、自動車との衝突事故がきわめて多い歩行者に向けられている。ほとんどの事故は市街地で、すなわち、スピードが制限された状態(時速40km未満)で起こるが、事故にあった歩行者の負傷は、深刻な場合がある。
 歩行者への衝突は、通常少なくとも2つの段階に分けられる。第1の段階においては、歩行者は、自動車の前面の平坦部分またはヘッドライトに衝突する。ついで第2の段階においては、歩行者は、エンジンフードに衝突する。
 そのため、上記衝突の第1段階、すなわち歩行者が、ヘッドライトに衝突する段階に関心が必要である。
 平均的な身長の大人の歩行者の場合、身体の中でヘッドライトに直接衝突する箇所は臀部であり、このような衝突は、下肢の重大な機能障害につながるおそれがある。そのため、片麻痺の報告例が無数にある。
 小児の歩行者の場合、ヘッドライトに衝突するのは頭部である。この場合の結果の重大性については、詳しく述べる必要はないであろう。
 自動車メーカーは、上述の問題を認識し、自動車が歩行者に衝突した場合に被害者が蒙る傷害の程度を軽くするため、従来、長い間解決策を提案してきている。
 参考として、特許文献1および2を挙げることができる。
フランス国特許第2501334号明細書(対応米国特許第4475148号明細書) ドイツ国特許出願公開DE10030373号明細書
 上述の特許文献に記載された解決策は、ヘッドライトと自動車ボデーとの間に、衝突エネルギーの一部を吸収する弾性手段を介在させるというものである。
 この解決策は、一定の商業的成功を収めたものの、歩行者に保障すべき安全については、依然として改善の余地がある。
 公知のヘッドライトの衝突時のエネルギーを吸収する能力は、適当ではないことが証明されるかもしれない。この能力は、一般には、ヘッドライト近傍のスペースに関連することに留意すべきである。自動車のメーカーが、自動車を小型化したいという欲求をもっていることを考慮すると、このヘッドライト近傍のスペースは、一般には非常に限られたものになる。
 さらに、ヘッドライト自体は、歩行者に危険を知らせるけれども、重大な負傷事故は、しばしば、ヘッドライトの周囲における自動車ボデーの剛性の構成部分との衝突から生じていることに留意する必要がある。
 自動車メーカーが、歩行者への衝突を最もよく緩衝するよう、ヘッドライトを比較的可撓性のものにするか、あるいは、ヘッドライトがこれを取り囲む自動車ボデーの構成部分から歩行者を保護する防護壁となるよう、ヘッドライトを比較的剛質のものにするか否かで躊躇しているのは、このような理由による。
 これまでのところ、上述の2つの要求をどちらも満足するような解決策は、提示されていない。
 EEVC(拡大欧州自動車安全委員会)やユーロNCAP(欧州新自動車アセスメントプログラム)のような機構によって定義される、受動的安全について強い要求をする、新しい基準が登場することにも、留意しなければならない。
 本発明は、照明と美感について通常の要求を満たしながら、歩行者に衝突した場合の歩行者の安全を図るヘッドライトを提案することにより、特に上述の公知のヘッドライトにおける欠点を克服し、新しい受動的安全基準に適合することを目的とする。
 上述の目的のため、本発明は、平常位置と、障害物がヘッドライトと衝突したときに障害物と接触する作動位置との間で変位可能な衝撃部材と、この衝撃部材を前記平常位置から作動位置へ変位させることができる安全装置とを備える自動車用ヘッドライトを提供するものである。
 本発明においては、「ヘッドライト」とは、いかなる自動車に装備されるものであっても、照明および合図用の装置を意味するもので、ごく一般的に理解されるべきである。
 本発明によれば、衝撃は未然に防止され、衝撃の際に、ヘッドライトは前後に大きく移動する。その結果、ヘッドライトによる衝撃エネルギーの吸収能力は大きなものになり、歩行者は、ヘッドライトを取り囲む自動車ボデーの構成部品から、より安全に保護され、その身体の健全性は護られる。
 さらに、本発明に係る安全装置は、ヘッドライトの衝突エネルギー吸収能力をさらに高めるため、衝撃部材をその作動位置から平常位置に変位させる手段、または衝撃部材の平常位置から作動位置への変位を制御する手段を備えている。
 本発明の第1の実施形態によれば、ヘッドライトは、少なくとも1つの光源を取り囲み、かつこの光源から射出された光を照射することができる防護ガラスシールドが取付けられるケーシングを備え、衝撃部材は、前記ガラスシールドを共用する。
 実際のところ、歩行者が直接衝突することが多いのは、ガラスシールドである。この実施形態においては、ガラスシールドは、例えばケーシングに対して変位することができるように取付けられている。安全装置は、そのガラスシールドを、ケーシングに対して変位させることができる。
 そこで、安全装置は、ガラスシールドが取付けられる伸張可能なスリーブを備え、このスリーブは、ケーシングに取付けられて、このケーシングとともに拡張室を区画する。安全装置はさらに、拡張室と接続してその中にあるガスを放出させることにより、スリーブを伸張させ、かつガラスシールドを、ケーシングに対して変位させることができるガス貯蔵器を具備している。
 この実施形態の変形例によれば、安全装置は、ケーシングと一体のラムとガス貯蔵器とを備えている。ラムのピストンは、ガラスシールドと一体になっており、またガス貯蔵器は、ラムに接続され、この中にあるガスを放出させることによりガラスシールドをケーシングに対して変位させることができるようになっている。
 もう1つの変形例によれば、ガラスシールドは変形可能であり、ケーシングとともに拡張室を区画し、安全装置は、この拡張室に接続されて、この中にあるガスを放出させることにより、ガラスシールドを膨張させることができるガス貯蔵器を具備する。
 ケーシングに減圧ポートを具備させ、この減圧ポートの開閉を、ガラスシールドを作動位置から平常位置へ変位させるように制御することもできる。
 この実施形態のさらに他の変形例によれば、ガラスシールドは変形可能で、ケーシングとともに封入容器を区画し、安全装置は、ガラスシールドを膨張させるように、この封入容器内で作動することができる膨張可能クッションを具備している。
 本発明の第2の実施形態によれば、ヘッドライトは、少なくとも1つの光源を取り囲み、かつこの光源から射出された光を照射することができる防護ガラスシールドが取付けられるケーシングを備え、衝撃部材は、このケーシングとガラスシールドの両方を共用する。
 この実施形態においては、ケーシングは、自動車のシャシに取付けられている。1つの変形例によれば、安全装置は、ケーシングとシャシの間に区画される拡張室と、拡張室と接続してその中にあるガスを放出させることにより、ケーシングをシャシに対して変位させることができるガス貯蔵器とを具備する。
 もう一つの変形例によれば、安全装置は、ケーシングと一体になったラムを具備し、このラムのピストンは、シャシと一体である。また安全装置は、ラムと接続して、その中にあるガスを放出させることにより、ケーシングをシャシに対して変位させることができるガス貯蔵器をも具備している。
 本発明の第3の実施形態によれば、衝撃部材は、ヘッドライトの外側で作動することができる膨張可能なクッションを具備している。このクッションは、例えば、その作動位置においては、ガラスシールドの少なくとも一部を覆うことができるようすでに泡立てられている。
 本発明においては、「平常位置」とは、自動車が何らの追突や事故を起こさず、ヘッドライトが通常の作動をしているときの衝撃部材の状態を意味するものである。他方、「作動位置」とは、衝突が発生したときの衝撃部材の位置を意味するものである。
 本発明によれば、歩行者がヘッドライトに衝突したときの衝撃を緩和する自動車用ヘッドライトが提供される。
 本発明は、添付の図面を参照して、単なる例示的な意図で行う、以下の詳細な説明から明らかになると思う。
 図1は、プロジェクタヘッドライト2を備えた自動車1を示す。各ヘッドライト2は、自動車1のボデーの一部であるシャシ4に設置されたケーシング3を具備している。
 ケーシング3には、少なくとも1つの光源5を含む一定の数の内装部品が収容されている。光源5は、自動車1の前方に向けて、この光源5から射出させる光を拡散させるリフレクタ6に取付けられる。
 透明なガラスシールド7が、ケーシング3に設置されている。ガラスシールド7は、カバーのようにして、ヘッドライト2の前方を覆い、ヘッドライトの内装品である光源5と、リフレクタ6が配置される封入容器8を区画して、これらの内装品を保護する。
 ガラスシールド7が、光源5から射出された光が自動車から照射される際に通過する前方壁9を備えている。この前方壁9は、ガラスシールド7をケーシング3に連結するスカート部10を介して、ケーシング3の方向に延びている。
 障害物、特に歩行者と衝突した場合、歩行者の身体が負傷するのを抑えるため、衝撃を未然に防ぐことが求められている。
 このため、ヘッドライト2は、平常位置と、衝突の際障害物と接触することができる作動位置との間で変位可能な衝撃部材11を備えている。
 ヘッドライト2はさらに、適当な時期、すなわち障害物と衝突する直前に、衝撃部材11を平常位置から作動位置へ変位させることができる安全装置12を備えている。
 そのため、少なくとも1つの接近検出器13が、自動車の前部において、両側のヘッドライト2と同じ垂直面位置に設けられている。この接近検出器13は、制御装置14に接続されている。
 制御装置14は、図1に示すように、独立のプロセッサとすることもできるが、その役割は、イグニッション、発進、進路の監視その他の自動車1の電子制御を担う構成要素、またはそのような役割を担うプロセッサにおけるサブプログラムに担当させることもできる。
 さらに、安全装置12は、衝突時のエネルギーの吸収を最適なものにするため、衝撃部材11の作動位置から平常位置への変位を可能にする手段15を備えることもある。この手段15については後述する。
 本発明の第1の実施形態によれば、衝撃部材11は、ガラスシールド7をヘッドライト2と共用している。この場合、衝撃部材11は、ガラスシールド7によって形成される。
 本発明の第2の実施形態によれば、衝撃部材11は、ケーシング3およびガラスシールド7を、ヘッドライト2と共用している(実際、衝撃部材11は、ケーシング3およびガラスシールド7から形成されている)。
 本発明の第3の実施形態によれば、衝撃部材11は、ヘッドライト2に装備され、ヘッドライト2の前方に膨張することができるクッション16から形成されている。
 これらの各実施形態については、同じ符号を用いて、以下に説明する。
 第1の実施形態については、図2〜図5および図10〜図12にそれぞれ示される6つの異なる変形例が可能である。
 図2と図3に示す最初の2つの変形例によれば、ガラスシールド7は、ケーシング3に対して、平常位置と作動位置の間で摺動可能に取付けられている。両図において実線で示す平常位置にあっては、ガラスシールド7の前方壁9は、これを取り囲む自動車ボデーの部品17,18と同一面をなしている。また、両図において破線で示す作動位置においては、ガラスシールド7は、自動車ボデーの部品17,18から突出している。
 図2に示す第1の変形例によれば、安全装置12は、伸張可能なスリーブ19を備え、ガラスシールド7はこのスリーブ19に取付けられている。スリーブ19自体は、ケーシング3に設けられている。
 例えば、エラストマーから形成されるスリーブ19は、ケーシング3に固定された後端21側と、ガラスシールド7のスカート部10が固定された前端22側とに跨る襞の付いた中央部20を備えている。
 スリーブ19は、ケーシング3とともに、拡張室23を区画している。安全装置12はガス貯蔵器24を備えているが、ガス貯蔵器24は、制御装置14と電気的に接続されるとともに、拡張室23とはガスを通じるように接続されている。
 障害物が検出器13によって検出されると、制御装置14は、直ちにガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスを拡張室23に放出させる。このガスは、その圧力によって中央部20の襞を伸ばし、スリーブ19を伸張させるため、前端22が前方に押し出され、ガラスシールド7を作動位置に進める。
 図3に示す第2の変形例によれば、安全装置12は、ケーシング3と一体になったラム25を具備し、ラム25のピストン26は、ガラスシールド7と一体に形成される(ガラスシールド7をピストン26と一体に形成するようにしてもよい)。ラム25は、ケーシング3に固着される付属片とすることもできるが、この変形例においては、ケーシング3の外壁と一体に形成される。ピストン26は、図3に示すように、ガラスシールド7のスカート部10から形成される。
 安全装置12は、第1の変形例と同じように、制御装置14と電気的に接続されるとともに、拡張室23ともガスを通じるように接続されるガス貯蔵器24を備えている。
 障害物が検出器13によって検出されると、制御装置14は、直ちにガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスを拡張室23に放出させる。このガスは、その圧力によって、ピストン26を前方に変位させ、このピストン26はガラスシールド7を作動位置に進める。
 図4と図5に示す第3と第4の変形例によれば、ガラスシールド7は、平常位置と作動位置の間で変形することができる。図4においては実線、図5においては破線で示す平常位置にあっては、ガラスシールド7の前方壁9は、これを取り囲む自動車ボデーの部品17,18と同一面をなす。
 また、図4においては破線、図5においては実線で示す作動位置にあっては、ガラスシールド7の前方壁9は、自動車ボデーの部品17,18から突出してドーム形状となる。
 図4に示す第3の変形例によれば、封入容器8は、拡張室を備えている。他方、安全装置12は、制御装置14と電気的に接続されるとともに、拡張室23ともガスを通じるように接続されるガス貯蔵器24を備えている。
 障害物が検出器13によって検出されると、制御装置14は、直ちにガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスを拡張室8に放出させる。このガスの放出は、図4においては矢印fによって示す。ガスは、その圧力によって、ガラスシールド7の前方壁9を膨張させることにより、ガラスシールド7を作動位置に位置させる。
 図5に示す第4の変形例によれば、安全装置12は、拡張室8において作動する膨張可能クッション27を備えている。クッション27は、膨張することにより、ガラスシールド7の前方壁9を押圧する。
 クッション27は、その後退位置においては、ケーシング3に固定されたカートリッジ28に収容される。カートリッジ28は、例えばケーシング3に形成されたハウジング29に収容される。ハウジング29は、クッション27が作動することができるように、拡張室8に向けて開放している。
 すでに述べたように、衝撃部材11の作動位置から平常位置への変位を可能にする手段15は、衝撃部材11の跳ね返りを可能にし、好ましくはこの跳ね返りを制御するために設けられている。
 この手段15は、例えば、ケーシング3に設けられる減圧ポート30である。減圧ポート30は、封入容器8内の圧力低下を制御することによって、ガラスシールド7を跳ね返らせるため、制御装置14によって、その開閉が制御される。第4の変形例においては、減圧ポート30を補完するポート31が、クッション27に直接設けられている。
 第5と第6の変形例は、その原理において、直前に説明した第3および第4の変形例とそれぞれ近似している。共通の要素には、同一の符号を付してある。これら第5と第6の変形例は、ガラスシールド7上に破断帯が存在するか否かが異なっている。
 第5の変形例によれば、図10、図10Aおよび図10Bに示すように、ガラスシールドは、1つまたはそれ以上の破断帯40を有するが、この破断帯40は、図10Aおよび図10Bに示すように、スカート部10に形成される1つまたはそれ以上の溝40の形をとる。図10Aにおいては、溝40は、スカート部の上部に形成され、図10Bにおいては、溝40は、スカート部の下部に形成されている。
 衝突した場合には、制御装置14は、ガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスを拡張室8に放出させる。すると、上述の第3の変形例と同様に、拡張室8の圧力が増し、ガラスシールド7を膨張させる。ガスの圧力が所定の臨界値に達すると、破断帯40が破断し、前方壁9が前方に飛び出す。
 このような破断帯40を設けることにより、拡張室8に過大な圧力が生じて、ガラスシールド7が粉々に砕け、衝突の被害者である歩行者に危険を及ぼすのを防止することができる。
 図11と図12に示す第6の変形例によれば、ガラスシールド7は、上述のものと類似する複数の破断帯40を備えている。これらの破断帯40は、膨張クッション27が、拡張室8の中でそれ以上膨張を続けられなくなる臨界容積に達すると、膨張クッション27の圧力によって破断する。
 第5の変形例と同じように、ガラスシールド7は、拡張室8の外部にまで膨張を続けるクッション27に押圧されることによって前方に突出し、ガラスシールド7が粉々に砕けるのを回避しながら、ヘッドライトの衝突エネルギー吸収能力を増大させることができる。
 第2の実施形態には、図6と図7にそれぞれ示す2つの変形例がある。ガラスシールド7はケーシング3に固着され、ケーシング3は、シャシ4に摺動可能に取付けられている。
 安全装置12は、ケーシング3とシャシ4の間に、2つの入れ子33と34から構成される拡張可能なボックス32を備えている。これらの入れ子33と34は、共同して拡張室35を区画する。このうち、入れ子33は、固定され、シャシ4を押圧する。他方、入れ子34は、可動式で、ケーシング3を押圧し、固定された入れ子33に対して摺動することができる。
 安全装置12は、制御装置14と電気的に接続されるとともに、ボックス32を介して拡張室35ともガスを通じるように接続されるガス貯蔵器24を備えている。
 障害物が検出器13によって検出されると、制御装置14は、直ちにガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスを拡張室35に放出させる。拡張室35内に入ったガスは、その圧力によって、ボックス32を拡張させる。すると、可動入れ子34は、ケーシング3を押圧し、ケーシング3をシャシ4に対して変位させる。このようにして、可動入れ子34は、衝撃部材11を動かす。すなわち、この変形例においては、ケーシング3内のアセンブリとガラスシールド7を作動位置に向けて動かす。
 第2の変形例によれば、安全装置12は、ケーシング3と一体のラム36を具備している。ラム36のピストン37は、シャシ4と一体になっている(シャシ4をピストンと一体に形成するようにしてもよい)。安全装置12はまた、制御装置14と電気的に接続され、かつラム36ともガスを通じるように接続されたガス貯蔵器24を備えている。
 障害物が検出器13によって検出されると、制御装置14は、直ちにガス貯蔵器24を開放し、内部にあるガスをラム36に放出させる。ラム36内に入ったガスは、その圧力によって、ケーシング3を作動位置に向けて動かす。
 衝撃部材11を、好ましくは制御しながら跳ね返らせるため、ラム36に、開口部が制御装置14によって制御されるゲートを設けることができる。
 本発明の第3の実施形態によれば、衝撃部材11は、すでに見たように、ヘッドライト2と一体になった膨張可能なクッション16によって形成されている。クッション16は、この実施形態においては、カートリッジ38内に折り畳まれて収納されている。カートリッジ38は、ケーシング3に固定され、破断しうるか、または取外し可能な壁39によって覆われている。この壁39は、クッション16が作動すると、クッション16の力によって破断するか、または移動する。
 カートリッジ38は、制御装置14に接続されている。制御装置14は、障害物が検出器13によって検出されると、カートリッジ38に対し、直ちにクッション16をヘッドライト2から飛び出して作動させるよう指示する。
 図8と図9から分かるように、クッション16は、作動位置にあるときには、ガラスシールド7の前方壁9の少なくとも一部は覆うことにより、ヘッドライト2に対する障害物の衝撃を緩和することができるように、すでに泡立たせてある。この実施形態においては、クッション16は、前方壁9を完全に覆っている。したがって、歩行者が衝突する位置に拘わらず、安全を保障することができる。
 さらに、障害物への衝撃の緩和を制御するため、クッション16に1つまたはそれ以上の減圧ポート31を設けることもできる。
 したがって、本発明によれば、どのような実施形態によっても、障害物への衝撃を未然に防ぐことができる。前方に飛び出て作動している衝撃部材11は、障害物が衝突したとき、通常ヘッドライトの後方に配置される種々の要素(バッテリ、エアフィルタ、ガラス洗浄液の貯蔵器等)のために確保してあるスペースに侵入することなく、跳ね返ることができる。
 その結果、ヘッドライト2は、衝突のエネルギーを吸収する能力が増し、特に、衝撃部材11の跳ね返りを可能にし、これを制御する手段15が設けられたときには、その効果は増大する。特に速度が制限されているときには、歩行者がヘッドライトを取り囲む自動車ボデーの構成部品17,18に衝突するのを防止することもできる。
 さらに、ここで説明した種々の実施形態は、ヘッドライトの包括的な設計の変更を迫るものではないことに留意してほしい。したがって、法外なコストをかけなくても、歩行者の安全が保障される。
 本発明の目的は、歩行者がヘッドライトに衝突したときでも衝撃を緩和し、特に歩行者への衝撃に関する欧州命令草案第70/156/EECの条件を満たすことができるヘッドライトを提供することである。
自動車の各ヘッドライトに装備された衝撃部材の変位を制御する、隠れ線で模式的に示す安全装置を備える自動車の一部を示す前方斜視図である。 伸張可能なスリーブがガラスシールドとケーシングの間に配置された態様のもので、ヘッドライトの衝撃部材が、ケーシングに摺動可能に取付けられたヘッドライト用ガラスシールドを用いて形成された、図1に示す自動車用ヘッドライトの、側方から見た模式的な縦断面図である。 ガラスシールドの一部がケーシングと一体になったラムのピストンを形成する態様に係る、ヘッドライトの衝撃部材がケーシングに摺動可能に取付けられたヘッドライト用ガラスシールドを用いて形成された、図1に示す自動車用ヘッドライトの、側方から見た模式的な縦断面図である。 ヘッドライトのガラスシールドが膨張可能で、ガスがこのガラスシールドとケーシングによって形成される封入容器に直接放出される態様を示す、図2および図3と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 ヘッドライトのガラスシールドが膨張可能で、このガラスシールドとケーシングによって共同で構成される封入容器に進入することができる膨張可能なクッションが設けられた態様を示す、図4と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 ヘッドライトのケーシングが自動車の固定されたシャシに摺動可能に取付けられ、拡張部材がケーシングとシャシの間に配置された、ヘッドライトのケーシングとガラスシールドが共同で衝撃部材を構成する態様を示す、ヘッドライトの側方から見た模式的な縦断面図である。 ヘッドライトのケーシングが、シャシと一体になったピストンを備えるラムを形成し、このケーシングがピストンと摺動可能となっている態様を示す、図6と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 ヘッドライトのガラスシールドを覆いながらヘッドライトの外側に進出することができる膨張可能なクッションを備える態様を示す、図2〜図7と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 自動車の左側のヘッドライトを覆う作動位置にある、図7の膨張可能なクッションを示す、図1と同様の、前方斜視図である。 ヘッドライトのガラスシールドが破断帯を有する変形例を示す、図4と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 図10の一点鎖線部分の一形態を詳細に示す拡大図である。 図10の一点鎖線部分の他の形態を詳細に示す拡大図である。 衝撃部材が平常位置にある、ガラスシールドが破断帯を有する変形例を示す、図10と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。 衝撃部材が作動位置にある、ガラスシールドが破断帯を有する変形例を示す、図11と同様の、側方から見た模式的な縦断面図である。
符号の説明
2 ヘッドライト
3 ケーシング
4 シャシ
5 光源
7 ガラスシールド
8 拡張室
11 衝撃部材
12 安全装置
19 スリーブ
23 拡張室
24 ガス貯蔵器
25 ラム
26 ピストン
27 クッション
30 減圧ポート
36 ラム
37 ピストン

Claims (16)

  1.  平常位置と、障害物がヘッドライト(2)と衝突したときに障害物と接触する作動位置との間で変位可能な衝撃部材(11)と、この衝撃部材(11)を前記平常位置から作動位置へ変位させることができる安全装置(12)とを備える自動車用ヘッドライト。
  2.  前記安全装置(12)は、前記衝撃部材(11)を前記作動位置から平常位置へ変位させることができる手段(15)を具備する請求項1記載のヘッドライト。
  3.  前記安全装置(12)は、前記衝撃部材(11)の前記平常位置から作動位置への変位を制御する手段を具備する請求項1または2記載のヘッドライト。
  4.  前記ヘッドライト(2)は、少なくとも1つの光源(5)を取り囲み、かつこの光源(5)から射出された光を照射することができる防護ガラスシールド(7)が取付けられるケーシング(3)を備え、前記衝撃部材(11)は、前記ガラスシールド(7)を共用している請求項1〜3のいずれかに記載のヘッドライト。
  5.  前記ガラスシールド(7)は、前記ケーシング(3)に対して変位することができるように取付けられ、前記安全装置(12)は、前記ガラスシールド(7)をケーシング(3)に対して変位させることができるようになっている請求項4記載のヘッドライト。
  6.  前記安全装置(12)は、前記ガラスシールド(7)が取付けられる伸張可能なスリーブ(19)を備え、このスリーブ(19)は、前記ケーシング(3)に取付けられて、このケーシング(3)とともに拡張室(23)を区画し、前記安全装置(12)は、さらに、前記拡張室(23)と接続してその中にあるガスを放出させることにより、前記スリーブ(19)を伸張させ、かつ前記ガラスシールド(7)を前記ケーシング(3)に対して変位させることができるガス貯蔵器(24)を具備する請求項5記載のヘッドライト。
  7.  前記安全装置(12)は、前記ケーシング(3)と一体のラム(25)とガス貯蔵器(24)とを備え、前記ラム(25)のピストン(26)は、前記ガラスシールド(7)と一体となっており、また前記ガス貯蔵器(24)は、前記ラム(25)に接続されて、この中にあるガスを放出させることにより、前記ガラスシールド(7)を前記ケーシング(3)に対して変位させることができるようになっている請求項5記載のヘッドライト。
  8.  前記ガラスシールド(7)は、変形可能で、前記ケーシング(3)とともに拡張室(8)を区画し、前記安全装置(12)は、前記拡張室(8)に接続されて、この中にあるガスを放出させることにより、前記ガラスシールド(7)を膨張させることができるガス貯蔵器(24)を具備する請求項5記載のヘッドライト。
  9.  前記ケーシング(3)は、減圧ポート(30)を具備し、この減圧ポート(30)の開閉により、前記ガラスシールド(7)を前記作動位置から平常位置へ変位させるように制御するようになっている請求項5〜8のいずれかに記載のヘッドライト。
  10.  前記ガラスシールド(7)は、変形可能で、前記ケーシング(3)とともに封入容器(8)を区画し、前記安全装置(12)は、前記ガラスシールドを膨張させるように前記封入容器(8)内で作動することができる膨張可能クッション(27)を具備する請求項5記載のヘッドライト。
  11.  前記ヘッドライト(2)は、少なくとも1つの光源(5)を取り囲み、かつこの光源(5)から射出された光を照射することができる防護ガラスシールド(7)が取付けられるケーシング(3)を備え、前記衝撃部材(11)は、このケーシング(3)と前記ガラスシールド(7)を共用している請求項1〜4のいずれかに記載のヘッドライト。
  12.  前記ケーシング(3)は、シャシ(4)に取付けられ、前記安全装置(12)は、前記ケーシング(3)とシャシ(4)の間に区画される拡張室(35)と、前記拡張室(35)と接続してその中にあるガスを放出させることにより、前記ケーシング(3)を前記シャシ(4)に対して変位させることができるガス貯蔵器(24)とを具備する請求項11記載のヘッドライト。
  13.  前記ケーシング(3)は、シャシ(4)に取付けられ、前記安全装置(12)は、前記ケーシング(3)と一体になったラム(36)を具備し、このラム(36)のピストン(37)は、前記シャシ(4)と一体となっており、また前記安全装置(12)は、前記ラム(36)と接続してその中にあるガスを放出させることにより、前記ケーシング(3)を前記シャシ(4)に対して変位させることができるガス貯蔵器(24)をも具備する請求項11記載のヘッドライト。
  14.  前記衝撃部材(11)は、前記ヘッドライト(2)の外側で作動することができる膨張可能なクッション(16)を具備する請求項1記載のヘッドライト。
  15.  少なくとも1つの光源(5)を取り囲み、かつこの光源(5)から射出された光を照射することができる防護ガラスシールド(7)が取付けられたケーシング(3)を備え、前記クッション(16)は、その作動位置においては、前記ガラスシールド(7)の少なくとも一部を覆うことができるようすでに泡立てられている請求項14記載のヘッドライト。
  16.  歩行者がヘッドライトに衝突したときの衝撃を緩和するようになっている請求項1〜15のいずれかに記載のヘッドライト。
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