JP2004113610A - 眼内レンズ挿入器具 - Google Patents
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- A61F2/1664—Instruments for inserting intraocular lenses into the eye for manual insertion during surgery, e.g. forceps-like instruments
Abstract
【解決手段】眼内レンズを眼内に挿入するための眼内レンズ挿入器具において、眼球に設けられた切開創に挿入する挿入部を備える外筒と、外筒内で進退移動可能に収納され眼内レンズを挿入部を通して眼内に押し出すための押出手段と、押出手段に接触するように設置されるとともに押出手段に対する摩擦力を変化させることにより押出手段の進退移動における作動圧を調節するための作動圧調節手段と、を備える。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼内レンズを眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、白内障の手術方法の一つとして水晶体を摘出した後、水晶体の代わりとして眼内レンズを挿入する手法が一般的に用いられている。眼内レンズを挿入するには、はじめに眼球に眼内レンズを挿入するための切開創を設け、この切開創より内部の白濁した水晶体を超音波白内障手術装置等にて破砕して吸引しておき、次に水晶体があった場所に眼内レンズを切開創より挿入する。
【0003】
このように眼内レンズを挿入する際に設けられる切開創は、その切口が大きいと眼球に負担が掛かると同時に術後の乱視等の原因となる可能性がある。このため、インジェクターと呼ばれる眼内レンズ挿入器具を使用することにより、小さな切開創にて眼内レンズが挿入できるとともに、インジェクターの先端部は挿入し易い形状・大きさとなっているため、切開創を傷つけないようになっている。このインジェクターは折り曲げ可能な眼内レンズをインジェクターの筐体内に設置しておき、インジェクターの先端部へ押しやりながら眼内レンズを小さく折り曲げていく。その後、切開創より眼内へ差し入れたインジェクター先端部から眼内へ押し出し、眼内にて開かせる(開放する)というものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−76288号公報(第4頁−第6頁、図1、図2等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したインジェクターでは、眼内レンズを眼内に押し出す際の作動圧(押し出しを行うための機構を用いるのに要する力)が固定であるため、術者によってはその作動圧が軽すぎたり(低すぎたり)、重すぎたり(高すぎたり)して、扱い難い場合がある。
【0006】
上記従来技術の問題点に鑑み、眼内レンズを押出す際の作動圧を調節することのできる眼内レンズ挿入器具を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼内レンズを眼内に挿入するための眼内レンズ挿入器具において、眼球に設けられた切開創に挿入する挿入部を備える外筒と、前記外筒内で進退移動可能に収納され前記眼内レンズを前記挿入部を通して眼内に押し出すための押出手段と、該押出手段に接触するように設置されるとともに前記押出手段に対する摩擦力を変化させることにより押出手段の前記進退移動における作動圧を調節するための作動圧調節手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼内レンズ挿入装置において、前記作動圧調整手段は前記押出手段に対してその接触圧又は接触面積を変化させることにより押出手段の前記進退移動における作動圧を調節することを特徴とする。
(3) (2)の眼内レンズ挿入器具において、前記作動圧調節手段は前記外筒と押出手段との間に設置することを特徴とする。
(4) (2)の眼内レンズ挿入器具において、前記作動圧調節手段は所定の圧力により変形し,該変形状態によって前記押出手段への接触面積又は接触圧を変化させる弾性部材と、該弾性部材を前記押出手段の軸方向から所定の圧力により押圧するとともに前記弾性部材の変形状態を調節することのできる押圧手段と、を備えることを特徴とする。
(5) (4)の眼内レンズ挿入器具において、前記弾性部材にはOリングを用いることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に示しながら説明する。
図1は本実施の形態で使用する眼内レンズ挿入器具の外観を示した概略斜視図である。
1は挿入器具本体である。本体1は眼球に挿入する側から順に、眼内レンズ40が設置されるとともに眼球に形成される切開創に挿入する挿入部を備える挿入筒部10、先端に挿入筒部10を装着する外筒部20、外筒部20及び挿入筒部10の内部を挿通し、外筒部20に装着された挿入筒部10先端から眼内レンズ40(図2参照)を外部に押し出すための押出機構部30、とからなる。
【0009】
挿入筒部10は図2に示すように、先端に向かうにしたがって、その径が徐々に小さく(細く)なるテーパ形状を有する挿入部11と、眼内レンズ40を折り畳んで設置する設置部12とが一体的に形成されている。なお、挿入部11は中空の筒形状となっており、折りたたまれた眼内レンズ40がこの中空部分を通して外部に送り出されるようになっている。また、設置部12は鎖線Aを軸として開閉可能となっており、設置部12が開いた状態のときに眼内レンズ40をセットし、その後閉じることによって眼内レンズ40を折り畳むことができる。使用する眼内レンズは既存する折り曲げ可能な眼内レンズを用いることができる。また、この設置部12及び挿入部11の構成は、公知の技術を用いたものであるため、詳細な説明は割愛する。
【0010】
外筒部20の先端には挿入筒部10を装着するための開口部21が設けられており、図2に示す挿入筒部10は、設置部12を閉じた状態でこの開口部21から外筒部20内部に入れられて、外筒部20に装着される。
図3は外筒部20に押出機構部30が取り付けられた状態を示す部分断面図である。外筒部20の内部は中空状となっており、ここに押出機構部30が外筒部20の軸方向に進退可能に挿通されている。押出機構部30は押出棒31、軸部32、押出部33から構成されている。押出棒31は軸部32の先端に取り付けられており、軸部32が前方に移動することによって、外筒部20先端に装着された挿入筒部10から眼内レンズ40を前方に押し、筒先から外部へ送り出す役目を果たす。また、押出部33は雄ネジ部33aが設けられており、軸部32の後部に設けられた雌ネジ部と螺合することにより、軸部32に押出部33が取り付けられている。この押出部33を用いることにより、押出棒31を前方へ押出しやすいようにしている。
【0011】
一方、外筒部20の後部には雄ネジ部20aが設けられており、ここにつば部22の雌ネジ部が螺合している。図4に示すように、外筒部20の後部には円柱状の凹部50が形成されており、外筒部20とつば部22とが螺合すると、外筒部20とつば部22との間に空隙51が形成される。この空隙51には図3に示すように、弾性部材からなるOリング23及びワッシャ24が設置される。Oリング23の内径は、軸部32の径と同じか若干小さくなっており、軸部32にOリング23の内径部分全域が常時軸部32に当接するようになっている。
【0012】
また、Oリング23は所定の圧力により変形するものであればよく、例えばゴムが挙げられる。また、ワッシャ24はOリング23と同様に、軸部32を通した状態で外筒部20とつば部22とによって形成される空隙51内(凹部50内)に置かれ、その厚みによって空隙51の広さを変えることにより、押出機構部30の作動圧を調節する役目を果たす。なお、Oリング23と1枚のワッシャ24とを合わせた際の軸方向の厚みは、空隙51の奥行き(軸方向の厚み)よりも若干厚くなるようになっている。また、ワッシャ24は複数枚用意され、術者の所望する作動圧に応じて空隙51内に設置される。
【0013】
以上のような構成を備える眼内レンズ挿入器具において、その作動圧調節のための手順を図5に示し、説明する。
初めにつば部22及び押出部33のネジを緩め、軸部32から取り外しておく。つば部22及び押出部33を取り外した後、軸部32にOリング23及びワッシャ24(1枚)を通し、凹部50内に設置する。Oリング23及び1枚のワッシャ24を重ねて凹部50に設置した場合、その厚みは図5(a)に示すように凹部50の奥行き(軸方向の厚み)よりも若干厚くなる。この状態でつば部22を外筒部20に螺合させると、図5(b)に示すようにつば部22がワッシャ24を介してOリング23を軸方向に押圧することとなる。つば部22がOリング23を押圧することにより、Oリング23は空隙51内にて扁平することとなる。このようにOリング23が空隙51内で扁平された結果、Oリング23と軸部32との接触面積及び接触圧が増え、摩擦力が高くなり、押出機構部30を軸方向へ移動させるための作動圧を高くすることができる。
【0014】
さらに、図5(c)に示すようにワッシャ24を2枚使用することにより、ワッシャ24が1枚のときよりも、さらにOリング23が扁平される。この扁平によってOリング23から軸部32への接触圧が高まるため、ワッシャ24を1枚としたときよりも押出機構部30を移動させるのに必要な作動圧を高くすることができる。また反対に、作動圧を低くしたい場合には、ワッシャ24を空隙51内からすべて取り外せばよい。このように、押出機構部30を軸方向に移動させるのに必要な作動圧を簡単に調節することができるため、使用者(術者)好みの作動圧を適宜設定することができる。
【0015】
作動圧の調節後、眼内レンズ40が設置された挿入筒部10を外筒部20に装着し、所望する作動圧にて押出機構部30を軸方向に駆動させ、眼内に眼内レンズ40を押し出すことができる。
以上の実施形態では折り曲げ可能な眼内レンズを用いて説明したが、これに限るものではなく折り曲げることのできないハードタイプの眼内レンズであってもよい。この場合にはハードタイプの眼内レンズを挿入するための挿入器具に本発明を適用すればよい。
【0016】
次に、本発明における別の実施形態を図6に示し、説明する。ここで前述した実施形態と同機能を有する構成部品は同符号を付し、説明は省略する。
60は外筒部であり、その後部には、つば部80と螺合するための雄ネジ部61が形成されている。70は作動圧調節部材であり、その中心部分には押出機構部30を通すための開口部が設けられている。また、作動圧調節部材70の前側(外筒と接する側)には外筒部60後部に設けられた雌ネジ部と螺合するための雄ネジ部71が形成されている。また、作動圧調節部材70の後部には割の入ったテーパー状のバネ板72が設けられている。
【0017】
一方、つば部80の内壁には外筒部60の雄ネジ部61と螺合するための雌ネジ部が形成されている。また、つば部80の内側にはバネ板72を軸方向から押圧するためのテーパー状の壁面81が形成されている。なお、壁面81がバネ板72を押していない状態では、バネ板72の先端は軸部32に接触していないか、接触していてもその接触面積や接触圧は小さなものとなっている。82はつば部80を外筒部60に固定させるためのネジである。なお、ネジ82はつば部80を外筒部60にしっかりと固定させるために、つば部80の外周上から等間隔に3箇所用いられている。
【0018】
外筒部60に作動圧調節部材70を取り付けた状態(螺合した状態)で押出機構部30を外筒部60内に通しておき、その後つば部80の雌ネジ部と外筒部60の雄ネジ部61とを螺合させる。このときネジを締めるようにつば部80を回転させ、紙面矢印方向に移動させていくと、つば部80の壁面81がバネ板72を軸方向に押すこととなる。
【0019】
つば部80の壁面81がバネ板72を押すことにより、バネ板72は湾曲し、軸部32との接触面積や接触圧が高くなるため、押出機構部30の作動圧を高くすることができる。所望する押出機構部の作動圧が得られたら、ネジ82を用いて外筒部60とつば部80とをしっかりと固定する。また、作動圧を低くする場合には、つば部80をネジを緩めるようにして紙面矢印と反対方向に移動させれば良い。このようにつば部80の軸方向の移動量により押出機構部30の作動圧を簡単に調節することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば眼内レンズ挿入器具を使用して眼内レンズを眼内に押し出す際の挿入器具の作動圧を、使用者(術者)が所望する作動圧に適宜設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の眼内レンズ挿入器具を示した外観外略図である。
【図2】挿入筒部の構成を示した図である。
【図3】外筒部と押出機構部の構成を示した部分断面図である。
【図4】外筒部とつば部とによって形成される空隙を示した図である。
【図5】作動圧調節のための手順を示した図である。
【図6】本発明の眼内レンズ挿入器具における別の実施形態を示した図である。
【符号の説明】
1 挿入器具本体
10 挿入筒部
20 外筒部
22 つば部
23 Oリング
24 ワッシャ
30 押出機構部
Claims (5)
- 眼内レンズを眼内に挿入するための眼内レンズ挿入器具において、眼球に設けられた切開創に挿入する挿入部を備える外筒と、前記外筒内で進退移動可能に収納され前記眼内レンズを前記挿入部を通して眼内に押し出すための押出手段と、該押出手段に接触するように設置されるとともに前記押出手段に対する摩擦力を変化させることにより押出手段の前記進退移動における作動圧を調節するための作動圧調節手段と、を備えることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
- 請求項1の眼内レンズ挿入装置において、前記作動圧調整手段は前記押出手段に対してその接触圧又は接触面積を変化させることにより押出手段の前記進退移動における作動圧を調節することを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
- 請求項2の眼内レンズ挿入器具において、前記作動圧調節手段は前記外筒と押出手段との間に設置することを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
- 請求項2の眼内レンズ挿入器具において、前記作動圧調節手段は所定の圧力により変形し,該変形状態によって前記押出手段への接触面積又は接触圧を変化させる弾性部材と、該弾性部材を前記押出手段の軸方向から所定の圧力により押圧するとともに前記弾性部材の変形状態を調節することのできる押圧手段と、を備えることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
- 請求項4の眼内レンズ挿入器具において、前記弾性部材にはOリングを用いることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
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