JPH11113939A - 眼内挿入用レンズの挿入器具 - Google Patents

眼内挿入用レンズの挿入器具

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JPH11113939A
JPH11113939A JP15427498A JP15427498A JPH11113939A JP H11113939 A JPH11113939 A JP H11113939A JP 15427498 A JP15427498 A JP 15427498A JP 15427498 A JP15427498 A JP 15427498A JP H11113939 A JPH11113939 A JP H11113939A
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intraocular
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敏一 菊池
Toshiyuki Nakajima
敏之 中島
Kenichi Kobayashi
研一 小林
Takashi Masuda
高 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形可能な眼内挿入用レンズの損傷を防止し
て、前記レンズを確実に眼内に挿入できる挿入器具を提
供する。 【解決手段】 所定の記憶特性を有する変形可能な弾性
体で形成した光学部8a、および光学部8aと異種の材
料で形成した支持部8bからなる変形可能な眼内挿入用
レンズ8を、挿入器具の包持部材4内で折り畳み、小さ
く変形させて包持し、押し出し軸3の先端部に、レンズ
接触部7aと、付勢手段としての付勢部7bとを設け、
押し出し軸3を前進させ、前記接触部7aによって前記
レンズ8を包持部材4内からその先端側に連らなる挿入
筒5内を経て眼内に挿入する際に、接触部7aを前記付
勢手段によって挿入筒5の内壁に押し付けながら前進さ
せることで、接触部7aの前記レンズ8辺縁の乗り越え
によるレンズ8の損傷を防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、白内障で水晶体
を摘出した後に、水晶体の代わりに挿入される変形可能
な眼内レンズや、視力補正のみを目的として眼内に挿入
される変形可能な視力補正用レンズ等の変形可能な眼内
挿入用レンズを眼内に挿入するための挿入器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】1949年リドレイ(Ridley)が白内障
手術の際に白濁した水晶体の代わりに人工の水晶体、即
ち眼内挿入用レンズを初めて人眼に移植して以来、白内
障の治療として眼内挿入用レンズを移植することは広く
行われてきた。この初めての眼内挿入用レンズはポリメ
チルメタクリレート(PMMA)を光学部の材料とした
眼内挿入用レンズで、白内障手術後の眼内挿入用レンズ
移植に伴う合併症については多くの眼科医が関心を示
し、それらの問題について取り組み、その多くは解決が
なされてきたものの、硬質な材料を光学部に用いるとい
う本質的な問題により、この眼内挿入用レンズを移植す
るための切開創は光学部の直径より幾分か大きめの寸法
が必要となるために、眼球に作製する切開創は大きくな
り、手術後の乱視が増大するといった問題が解決できな
い状況にあった。
【0003】また、前述の問題の一因には手術方法も挙
げられた。即ち、元来の白内障水晶体摘出術は、水晶体
をそのままの形態で取り除く白内障嚢外摘出術(ECC
E)で行われており、この手術方法では約10mmの切開
創が必要であり、やはり手術後の乱視を増大させるとい
った問題があった。この様な手術後の乱視を招く手術方
法に対して、超音波水晶体乳化吸引装置を用いた超音波
水晶体乳化吸引術(PEA)が近年出現している。これ
は、白濁した水晶体を、筒状の超音波チップを用いて、
超音波で水晶体を破砕して乳化・吸引することにより、
水晶体を摘出する方法で、この方法によれば眼球に作製
する切開創は、筒状の超音波チップを挿入するためだけ
の寸法となり、その切開創は約3mm〜4mmで水晶体摘出
が可能となる。
【0004】したがって、白内障の際の白濁した水晶体
を摘出する手術は、手術後の乱視軽減を図る小さな切開
創で手術が可能な状況にはあるが、人眼の水晶体に代わ
る眼内挿入用レンズを移植する眼内挿入用レンズ挿入術
においては、眼内挿入用レンズの光学部が硬質な材料で
構成されるという本質的な問題により、眼内挿入用レン
ズを挿入するには光学部直径より幾分か大きな切開寸
法、標準的な光学部直径6.0mmに対する切開創としては
およそ6.5mm以上の切開創が必要となるため、超音波水
晶体乳化吸引術により小さな切開創から白濁した水晶体
を摘出しても、眼内挿入用レンズを挿入するためには小
さな切開創を広げなければならず、大きな切開創が原因
となる手術後の乱視という問題は解決されない状況にあ
った。
【0005】このような状況に対しては、手術後の乱視
軽減を目的として、切開創を小さくするための眼内挿入
用レンズの改良、即ち短径を切開創の方向に向け挿入す
る楕円型光学部の眼内挿入用レンズや、光学部直径を小
さくした小径光学部の眼内挿入用レンズが出現したが、
光学部が硬質という本質的な問題点は残されたままで、
この場合の切開創はおよそ5.5mm程度とわずか1mm程度
を小さくするにとどまった。
【0006】しかし、更に改良が重ねられ、前記の本質
的な問題点に対応する新しい眼内挿入用レンズが近年用
いられるようになってきた。これは、特開昭 58-146346
号公報に示されているように、眼球に作製した小さな切
開創から挿入可能な、少なくとも光学部が所定の記憶特
性を有する変形可能な弾性体等を用いた眼内挿入用レン
ズまたは少なくとも光学部が所定の記憶特性を有する弾
性体等を用い、光学部を眼内で支える異種部材からなる
支持部を有する変形可能な眼内挿入用レンズの出現と、
特開昭 58-146346号、特開平4-212350号、特開平5-1038
03号、特開平5-103808号、特開平5-103809号、特開平 7
-23990号の各公報に示されているように、変形可能な眼
内挿入用レンズの光学部を圧縮したり、巻いたり、折曲
げたり、伸ばしたり、折畳んだりして変形させること
で、変形前の大きな形状から小さな形状にした上、眼球
に作製した小さな切開創からの挿入を可能とする挿入器
具の出現である。これらの変形可能な眼内挿入用レンズ
とその挿入器具により、眼内挿入用レンズ挿入術も小さ
な切開創で可能となり、手術後の乱視を軽減する小さな
切開創での白内障手術が水晶体摘出から眼内挿入用レン
ズ挿入にわたり可能となった。
【0007】少なくとも光学部が所定の記憶特性を有す
る変形可能な眼内挿入用レンズを大きな形状から小さな
形状に2つ折り状にするなど折畳んで変形させ、円筒状
などに形成した挿入筒に通して眼球に作製した切開創か
ち眼内挿入用レンズを眼内に挿入するには、例えば特開
平 7-23990号公報に示される挿入器具などを用いてい
る。
【0008】前記挿入器具を用いて、変形可能な眼内挿
入用レンズを小さな切開創から挿入するには、挿入器具
の包持部材の開閉機構を開いてレンズ設置部に眼内挿入
用レンズを入れ、開閉機構を閉じることで、レンズ設置
部に入れた眼内挿入用レンズを変形前の大きな形状から
小さい形状に変形させ、器具本体に取り付けた係止部材
をレンズ設置部側に移動させて開閉機構を閉状態に係止
することにより、設置部内に眼内挿入用レンズを設置す
る。その後、挿入器具の押し出し機構の操作によって、
押し出し軸を前進させ、設置部内の眼内挿入用レンズを
押し出し、設置部の先端側に連なる挿入筒内を通して、
切開創に挿入した前記挿入筒の先端から眼内に眼内挿入
用レンズを挿入させている。挿入筒の形状は先細のテー
パ状にしてあり、より小さな創口から眼内挿入用レンズ
を挿入可能にしている。
【0009】また、実際にレンズを眼内に挿入するため
に押し出す押し出し軸の先端形状に関する発明もこの発
明の出願人により、特開平8-19558 号公報、特開平8-24
282号公報に開示されている。ここに開示されている形
状は、眼内挿入用レンズの光学部を掬い上げるような形
状を持っていて、レンズを損傷することなく、安全に押
し出すことを可能にするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術に示すような、少なくとも光学部が所定の記憶
特性を有する変形可能な弾性体等を用いた変形可能な眼
内挿入用レンズ、または少なくとも光学部が所定の記憶
特性を有する変形可能な弾性体を用い、光学部を眼内で
支える異種部材から成る変形可能な眼内挿入用レンズ
を、変形前の大きな形状から小さな形状に変形させて、
ノズル(円筒)形状にした先端部を介して眼球に作製し
た小さな切開創から変形可能な眼内挿入用レンズを眼内
に挿入する前記の挿入器具には、次のような問題点があ
った。
【0011】眼内挿入用レンズを押し出し軸により挿入
筒内から眼内に挿入する場合、より確実に挿入するため
に、押し出し軸の先端が眼内挿入用レンズをすくいあげ
る形状、または眼内挿入用レンズの光学部を挟み込むよ
うな形状にすることが望ましい。また、より小さい創口
から眼内挿入用レンズを挿入するために、挿入筒の形状
が先端部に向かって細くなるテーパ形状にすることも必
要であるが、挿入筒の基端部付近で押し出し軸の先端部
を挿入筒の内径に沿うような大きさにしてしまうと、挿
入筒の先端部に移動したときに挿入筒を膨らませてしま
い、テーパにした意味がなくなってしまう。一方、挿入
筒の先端部の内径に合わせて押し出し軸の先端部の大き
さを決めると、押し出し軸の先端部が眼内挿入用レンズ
と接触する挿入筒の基端部では、挿入筒の内壁との間に
隙間ができてしまい、眼内挿入用レンズを確実にすくい
上げたり、挟み込んだりすることができなくなるという
不都合があった。さらに、前述した機能を確実にするた
めに挿入筒の径を一定にしたとしても、眼内挿入用レン
ズと挿入筒の内面との摩擦の状態により、押し出し軸の
先端が前記レンズ内に入り込んでしまい、本来の目的を
達成できなくなる可能性をもっていた。
【0012】この発明は、前述した問題点を解決して、
押し出し軸の先端部に設けたレンズ接触部が眼内挿入用
レンズの辺縁を乗り越えないようにし、前記レンズの損
傷を防止し、より確実に前記レンズを眼内に挿入できる
挿入器具を提供することを主要な目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
の記憶特性を有する変形可能な弾性体で形成した光学
部、およびこの光学部と同材料または異種の材料で形成
して前記光学部を眼内で支える支持部からなる眼内挿入
用レンズを、眼内に挿入する挿入筒内で、前記挿入筒と
略同軸に設けた押し出し軸と、前記押し出し軸を前進さ
せる押し出し機構とにより移動させ、前記挿入筒の先端
から眼内に押し出す眼内挿入用レンズの挿入器具におい
て、前記押し出し軸の先端部に、前記眼内挿入用レンズ
と接触するレンズ接触部と、前記挿入筒の内壁に押しつ
ける方向に付勢する付勢手段とを設けたことで、前記レ
ンズ接触部が眼内挿入用レンズの辺縁を乗り越えること
により発生する眼内挿入用レンズの傷や破損を防ぐこと
ができ、より確実に前記レンズを眼内に挿入することが
可能になるという効果がある。
【0014】請求項2の発明は、挿入筒の形状を先端部
に向かって細くすることで、請求項1の発明の効果を保
ちながら、より小さい創口で眼内挿入用レンズを眼内に
挿入できる。
【0015】請求項3の発明は、押し出し軸の先端部
に、レンズ接触部と付勢手段をもつ別部材を設けること
により、強度を強く保ちながらも請求項1の発明の効果
を有する。
【0016】請求項4の発明は、押し出し軸と一体に、
レンズ接触部と付勢手段を設けたことで、より簡単な構
成で、請求項1の発明の効果を有する。
【0017】請求項5の発明は、付勢手段をレンズ接触
部後方に形成した屈曲,湾曲などの曲げ変形による形状
とした押し出し軸とすることで、請求項4の発明の効果
を有する。
【0018】請求項6の発明は、付勢手段の素材をポリ
プロピレンで形成したことで、請求項1の発明の効果に
加えて、前記素材がばね性を持ち、かつ柔らかいので、
レンズ接触部によって衝撃を与えることなく、眼内挿入
用レンズを押し出すことができ、このレンズの損傷をよ
り確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係る変形可能な
眼内挿入用レンズの挿入器具の第1実施形態の縦断面図
であり、後述する押し出し軸3の先端側以外はこの特許
出願の出願人により先に提案されている特開平 7-23991
号公報によって開示されたものと同様である。筒状の器
具本体1の基端部外周には雄ネジ1aを形成し、雄ネジ
1aを操作筒2の内周部に形成した雌ネジ2aとネジ嵌
合させることで、押し出し機構を構成してある。
【0020】操作筒2には、ほぼ同軸に押し出し軸3が
互いに回転可能な形態で挿入してあり、押し出し軸3は
不図示の回転抑制機構により操作筒2の回転に係らず回
動せずに前記本体1に対して長手方向に移動可能な構成
になっている。また、器具本体1の先端部には包持部材
4を固定してある。この包持部材4は、レンズ設置部4
aと、先端に向けて径が細くなるようなテーパ形状を持
つ挿入筒5とが一体化させてあり、特開平 7-23991号公
報に説明してあるように、変形可能な眼内挿入用レンズ
8を設置し、折り畳んで包持する役割をもっている。前
記本体1には、眼内挿入用レンズ8を包持して保つため
のスライドストッパ6が器具本体1に嵌合固定させてあ
る。なお、前記眼内挿入用レンズ8は、所定の記憶特性
を有する変形可能な弾性体で形成した光学部8a、およ
びこの光学部8aと異種の材料で形成して光学部8aを
眼内で支える支持部8bからなるものであるが、眼内挿
入用レンズとして前記光学部、およびこれと同材料の支
持部からなるものを用いることもできる。
【0021】押し出し軸3は、例えば充分な強度を有す
る合成樹脂で形成してあり、拡大図である図2に示すよ
うに、押し出し軸3の先端部にはポリプロピレンのよう
なばね性を持ちかつ柔らかい素材からなる先端チップ7
が押し出し軸3と別部材にして圧入、接着などの方法に
より固定してある。先端チップ7は、眼内挿入用レンズ
8と接触して押し出し軸3の移動に伴い眼内挿入用レン
ズ8を移動させるレンズ接触部7aと、素材のもつばね
性を利用してレンズ接触部7aを包持部材4または挿入
筒5の内壁に押し付けるための付勢手段として付勢部7
bとから構成し、縦断面を先端側が拡がるほぼ横V字状
にしてある。付勢部7bは、図2に示すように、先端部
上方に半球状突起7cを突出させ、自らのばね性で外径
方向に広がろうとする力で包持部材4の内壁に前記突起
7cが接触し、図2の下方向に力がかかるように弾性変
形をしている。そして、操作筒2を回転させて押し出し
軸3を図1,2の左方向に移動させても、レンズ接触部
7aの下方向の辺縁は常に包持部材4の内壁に接触して
いる。
【0022】図3は図2の状態を紙面左方向から見たA
−A線横断面図であり、レンズ接触部7aは、挿入筒5
先端の一番細い部分と同じ直径の円の上部を切り取った
ような形状にしてある。このような形状にすることによ
り、挿入筒5の先端部まで移動させても、先端チップ7
で挿入筒5を膨らませないので、挿入筒5の膨張による
破壊などを生ずることがない。
【0023】操作筒2を回転させて押し出し軸3を先端
側に移動させ、眼内挿入用レンズ8を挿入筒5の先端部
まで移動させて図4の状態とし、挿入筒5の先端付近の
拡大図が図5である。これらの図からわかるように、付
勢部7bは挿入筒5に沿って弾性変形して押し潰される
ような形状になり、挿入筒5の内壁にレンズ接触部7a
を押し付けている。
【0024】第1実施形態のレンズ接触部7aの形状
は、図3に示すように、包持部材4、挿入筒5の内径に
かなり近い平面形状を持つので、変形可能な眼内挿入用
レンズ8の辺縁を広い面積で押し出す構造になってい
る。このような構造により、眼内挿入用レンズ8とレン
ズ接触部7aとの接触面積を増大させ、眼内挿入用レン
ズ8にかかる圧力を分散するとともに、前述のように先
端チップ7がばね性のある柔らかい素材により構成され
ていることとあいまって、眼内挿入用レンズに傷ができ
たり、レンズが損傷したりするのを防ぐとともに、付勢
部7bによりレンズ接触部7aを包持部材4の内壁に押
し付け力をもって接触させてあるので、先端チップ7が
眼内挿入用レンズ8に包み込まれ、先端チップ7の角で
眼内挿入用レンズ8に傷をつけることを防ぐこともでき
る。
【0025】また、挿入筒5は、前述のように先端部に
向かって径が小さくなる形状にしてあるので、眼内挿入
用レンズ8を移動させるには、先端部に向かうほど大き
な力が必要になり、前述のようなレンズ接触部7aがレ
ンズ辺縁を乗り越えてしまい、眼内挿入用レンズに対す
る傷や破損を生ずる可能性が増加するが、この実施形態
のように、付勢部7bが弾性変形によりレンズ接触部7
aを挿入筒5の内壁に押し付けるような構造であれば、
内径が小さくなるほど押し付け力が強くなるのでそれを
防ぐことができる。
【0026】なお、第1実施形態では、眼内挿入用レン
ズの辺縁を平面で押す形状になっているが、例えば特開
平 8-19558号公報によって開示してあるように、変形可
能な眼内挿入用レンズの光学部に、レンズ支持部が別部
材で構成してあるものでは、光学部を、光学部と支持部
とが同一素材で構成されているような変形可能な眼内挿
入用レンズでは支持部を、それぞれ突出部を設けること
により、挟み込むようにして、眼内挿入用レンズを押し
出す先端形状を持つ場合でも、特開平 8-24282号公報に
開示されるように、光学部、または支持部をすくい上げ
るような先端形状をもつ場合でも、付勢手段を設けて先
端部を挿入筒内壁に押し付けて移動することで、より確
実にそれらの機能を実現することができる。
【0027】図1〜5に示した第1実施形態では、押し
出し軸の先端部に先端チップという別部材を設け、この
部材に付勢手段を設けたが、図6,7に示す第2実施形
態は、構造をより簡単にするために、押し出し軸3その
ものをばね性を持つ素材によって構成し、押し出し軸3
の先端にレンズ接触部3aと付勢部3bとを一体に形成
したものである。
【0028】第2実施形態の眼内挿入用レンズの挿入器
具は、図1〜2と同様に、本体1、操作筒2、押し出し
軸3、包持部材4、挿入筒5、スライドストッパ6によ
って構成してある。前記押し出し軸3はポリプロピレン
のように弾性変形によるばね性と柔らかさとを持つ素材
で形成し、押し出し軸3の先端部の形状を図6,7に示
すように、レンズ接触部3aと付勢部3bという2つの
機能を持つ部分によって構成してある。そして、第2実
施形態の挿入器具においても、付勢部3bが挿入筒5の
先端部に移動するにつれて弾性変形し、接触部3aを常
に挿入筒5の内壁に押し付ける力を発生できるようにし
てある。
【0029】図では示さないが、第2実施形態と同様な
構成で、変形可能な眼内挿入用レンズを挟み込んで押し
出す先端形状や眼内挿入用レンズをすくい上げて押し出
す先端形状であっても、第2実施形態のものと同じ効果
を持たせることが可能である。
【0030】図8は、この発明の第3実施形態の眼内挿
入用レンズの挿入器具の押し出し軸先端部の一部拡大縦
断面図である。この実施形態においては、第2実施形態
と同様に、レンズ接触部3aは押し出し軸3の先端に設
けられている。このレンズ接触部3aの形状は、この特
許出願人により先に提案された特開平8―24282号
公報に示すように、眼内挿入用レンズ辺縁部ですい上げ
て押し出す形態になっている。押し出し軸3には、レン
ズ接触部3aを常に挿入筒5の内壁に押付けるように付
勢する方向と180度対向する方向に屈曲あるいは湾曲
させた形状に変形した曲部3cを設け、実質的な付勢手
段を形成している。
【0031】第1,第2実施形態と異なり、第3実施形
態ではレンズ接触部3aと曲部3cとの距離が離れてい
るために、眼内挿入用レンズ8と挿入筒5の内壁との摩
擦が大きくなった場合でも、眼内挿入用レンズ8が弾性
変形して曲部3cと接触することがないので、眼内挿入
用レンズ8に傷をつける可能性をさらに減少させること
が可能である。また、付勢手段である曲部3cが前記レ
ンズ接触部3aを挿入筒5の内壁面側に付勢する方向
が、挿入筒5の内壁に対し垂直な方向だけでなく、眼内
挿入用レンズの進行方向にも力がかかるため、眼内挿入
用レンズを押し進める効果をも有する。
【0032】さらに、第3実施形態では、押し出し軸先
端部にはレンズ接触部3aのみが形成されるために、押
し出し軸先端部の形状が簡素にすることが可能になる。
勿論、前記第1,第2実施形態と同様に、第3実施形態
でも眼内挿入用レンズを挟み込んで押し出す先端形状、
眼内挿入用レンズの辺縁部を広い面積で接触させて押し
出す先端形状であっても第3実施形態の効果を消失する
ものではない。むしろ、前述のように付勢手段である曲
部3cがレンズ接触部3aと離れているために、レンズ
接触部3aの形状は前記第1,第2実施形態より自由な
形態が可能になる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1の発明
は、所定の記憶特性を有する変形可能な弾性体で形成し
た光学部、およびこの光学部と同材料または異種の材料
で形成して前記光学部を眼内で支える支持部とからなる
眼内挿入用レンズを、眼内に挿入する挿入筒内で、前記
挿入筒とほぼ同軸に設けた押し出し軸と、前記押し出し
軸を前進させる押し出し機構とにより移動させ、前記挿
入筒の先端から眼内に押し出す眼内挿入用レンズの挿入
器具において、前記押し出し軸の先端部に、前記眼内挿
入用レンズと接触するレンズ接触部と、前記挿入筒の内
壁に押しつける方向に付勢する付勢手段を設けたこと
で、前記レンズ接触部が眼内挿入用レンズの辺縁を乗り
越えないことで、眼内挿入用レンズに傷や破損が発生す
るのを防ぎ、前記レンズを確実に眼内に挿入することが
できるという効果がある。
【0034】請求項2の発明は、挿入筒の形状を先端部
に向かって細くしたことで、請求項1の発明と同様の効
果を保ちながらより小さい創口から眼内挿入用レンズを
挿入できるという効果がある。
【0035】請求項3の発明は、押し出し軸と、レンズ
接触部、および付勢手段を別部材にすることで、より強
度を強く保ちながら、請求項1の発明の効果を有する。
【0036】請求項4の発明は、押し出し軸とレンズ接
触部、および付勢手段とを一体にしたことで、より簡単
な構成で、請求項1の発明の効果を有する。
【0037】請求項5の発明は、レンズ接触部後方の押
し出し軸に屈曲あるいは湾曲等の曲部を設けることで、
実質的な付勢手段を形成する。このため、請求項1の発
明の効果を、より簡単な構成で可能にすると共に、眼内
挿入用レンズと付勢手段が接触することによる眼内挿入
用レンズの損傷を防ぐ効果を有する。
【0038】請求項6の発明は、付勢手段の素材をポリ
プロピレンで形成したことで、請求項1の発明の効果に
加えて、前記素材がばね性を持ち、かつ柔かいので、レ
ンズ接触部によって衝撃を与えることなく、眼内挿入用
レンズを押し出すことができ、このレンズの損傷をより
確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る眼内挿入用レン
ズの挿入器具を示した縦断面図。
【図2】図1に示した挿入器具の一部拡大縦断面図。
【図3】図2のA−A線横断面図。
【図4】図1に示した挿入器具の押し出し軸を先端側に
移動させた状態の縦断面図。
【図5】図4に示した挿入器具の一部拡大縦断面図。
【図6】この発明の第2実施形態に係る眼内挿入用レン
ズの挿入器具を示した縦断面図。
【図7】図6に示した挿入器具の一部拡大縦断面図。
【図8】この発明の第3実施形態に係る眼内挿入用レン
ズの挿入器具の一部拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 眼内挿入用レンズの器具本体 1a 器具本体に設けた雄ネジ部 2 操作筒 2a 操作筒の内筒部に設けた雌ネジ部 3 押し出し軸 3a 押し出し軸の先端部に設けたレンズ接触部 3b 押し出し軸の先端部に設けた付勢部 3c レンズ接触部の後方に設けた押し出し軸屈曲部 4 包持部材 5 挿入筒 6 スライドストッパ 7 先端チップ 7a 先端チップに設けたレンズ接触部 7b 先端チップに設けた付勢部 7c 付勢部の先端部に設けた半球状突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記憶特性を有する変形可能な弾性
    体で形成した光学部、およびこの光学部と同材料または
    異種の材料で形成して前記光学部を眼内で支える支持部
    からなる眼内挿入用レンズを、眼内に挿入する挿入筒内
    で、前記挿入筒とほぼ同軸に設けた押し出し軸と、前記
    押し出し軸を前進させる押し出し機構とにより移動さ
    せ、前記挿入筒の先端から眼内に押し出す眼内挿入用レ
    ンズの挿入器具において、前記押し出し軸の先端部に設
    けられた前記眼内挿入用レンズと接触するレンズ接触部
    と、前記レンズ接触部を前記挿入筒内壁に押しつける方
    向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする眼内挿
    入用レンズの挿入器具。
  2. 【請求項2】 挿入筒は、眼内に挿入する先端部を基端
    部に比べて細くしたことを特徴とする請求項1に記載の
    眼内挿入用レンズの挿入器具。
  3. 【請求項3】 レンズ接触部と付勢手段とを押し出し軸
    に結合した別部材に設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の眼内挿入用レンズの挿入器具。
  4. 【請求項4】 レンズ接触部と付勢手段とを押し出し軸
    と一体に設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の眼内挿入用レンズの挿入器具。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、レンズ接触部後方に形
    成した押し出し軸曲部であることを特徴とする請求項4
    に記載の眼内挿入用レンズの挿入器具。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、ポリプロピレンで形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レン
    ズの挿入器具。
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