JP2004106623A - サンルーフ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントガイドのガタを長期間にわたって確実に防止することができるサンルーフ装置を提供する。
【解決手段】フロントガイド23に取付けたスペーサ28を、サイドレール3の縦壁部11に弾接させるようにしたため、フロントガイド23のガタを防止することができる。
【選択図】 図11
【解決手段】フロントガイド23に取付けたスペーサ28を、サイドレール3の縦壁部11に弾接させるようにしたため、フロントガイド23のガタを防止することができる。
【選択図】 図11
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サンルーフ装置、特にフロントガイドのガタをなくしたサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のサンルーフ装置としては、ルーフに形成されたサンルーフ開口に前後移動するリッドを設け、このリッドによりサンルーフ開口を開閉する構造になっている。サンルーフ開口の左右両側には、横向きの溝部を長手方向に沿って有するサイドレールが配されている。また、リッドにはブラケットが取付けられ、そのブラケットの前端にはフロントガイドの上端が軸支されている。そして、そのフロントガイドの下端には横向きのスライド片が形成され、このスライド片をサイドレールの溝部内へ前後摺動自在に係合させている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従って、ブラケット及びリッドを水平状態のまま前後にスライドさせることができると共に、ブラケットの前後中間部分にモータ駆動するスライダから上向きの力が加えられることにより、前端のフロントガイドを中心にして、リッドの後端を上方に持ち上げたチルトアップ状態にすることができる。
【0004】
スライド片と溝部とを横向きで係合させているのは、フロントガイドの上方への外れを確実に防止するためである。スライド片の先端には、溝部内での前後方向への滑りを良くするために、樹脂キャップが被せられている。
【0005】
スライド片と溝部を横向きで係合させているため、フロントガイドには横方向でのガタが生じ易い。そのため、樹脂キャップはスライド片に対してその先端方向へ突出可能な状態で被せられ、且つ樹脂キャップの基端に弾性バネを設けて樹脂キャップの先端を溝部の奥壁に常に押し当てた状態にしている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−160532号公報(図2、図3図)
【特許文献2】
特開平9−277836号公報(図1、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、溝部内面との接触面積が大きい樹脂キャップを、弾性バネによりスライド片の先端方向へ突出させるようにしているため、溝部内面の表面劣化により、樹脂キャップと溝部内面との摩擦が増した場合に、樹脂キャップが溝部の内部へ十分に突出しないおそれがある。
【0008】
すなわち、樹脂キャップの前後方向での摺動はモータ駆動による大きな力で動かすため問題ないが、先端方向への突出は弾性バネの小さな力によるものなので、溝部内面との摩擦力に負けて、樹脂キャップの先端が溝部の奥壁に当接しないおそれがある。そうすると、フロントガイドの左右方向や傾きによるガタを防止することができず、ガタによる異音が生じる。
【0009】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、フロントガイドのガタを長期間にわたって確実に防止することができるサンルーフ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ルーフに形成されたサンルーフ開口の左右両側に、横向きの溝部と、該溝部の上方に位置する縦壁部を長手方向に沿って有するサイドレールを配し、サンルーフ開口を開閉するリッドに取付けたブラケットの前端に、フロントガイドの上端を軸支すると共に、該フロントガイドの下端から横向きに形成したスライド片をサイドレールの溝部内へ前後摺動自在に係合させ、ブラケットがリッドごと前後に移動可能であると共に、フロントガイドを中心にリッドの後端を上方へ持ち上げ可能であるサンルーフ装置であって、前記フロントガイドに、サイドレールの縦壁部に弾接するスペーサを取付けたことを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、フロントガイドに取付けたスペーサを、サイドレールの縦壁部に弾接させるようにしたため、フロントガイドのガタを防止することができる。スペーサは先端が縦壁部に弾接するだけで、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサと縦壁部との弾接状態が長期間にわたって確実に得られると共に、フロントガイドのサイドレールに対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【0012】
請求項2記載の発明は、スペーサが縦壁部側に丸みを持つ前後方向で湾曲した湾曲片を有していることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、縦壁部側に丸みを持つ湾曲片を、縦壁部に弾接させているため、湾曲片と縦壁部との接触面積は小さく、スペーサを設けたことによるフロントガイドの前後摺動抵抗の増加分をより小さくすることができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、スペーサに形成した1つの係合突起と、該係合突起を係合させるフロントガイドの係合孔とが、互いに相対回転不能な断面角形状であることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、スペーサに形成した1つの係合突起を、フロントガイドに形成した係合孔に係合させて取付ける場合も、係合突起と係合孔が互いに相対回転不能な断面角形状であるため、スペーサが係合突起を中心に回転せず、縦壁部との安定した弾接状態が得られる。
【0016】
請求項4記載の発明は、ブラケットが、リッドを取付けるリッドブラケットと、持ち上げ力を生じさせるリフトブラケットとから構成され、リッドブラケットとリフトブラケットとの後端部同士を軸支すると共に、リッドブラケットとリフトブラケットの前端部に、それぞれフロントガイドが軸支されていることを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、ブラケットが2つの部品から構成され、それぞれにフロントガイドが設けられる場合も、両方のフロントガイドにスペーサを取付けて、ガタを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図11は、この発明の第1実施形態を示す図である。自動車のルーフ1には、サンルーフ開口2が形成されている。サンルーフ開口2の左右両側には、押出成形品のサイドレール3がそれぞれ配置されている。サイドレール3の前端には車幅方向に沿うフロントレール4が配置されている。
【0020】
サイドレール3の断面形状としては、図4に示されるように、外側に排水溝5が形成され、内側に機構溝6が形成されている。また、サイドレール3の下側はルーフライニング7にて覆われている。機構溝6のサンルーフ開口2側には、シェード8の両端を前後動自在に保持する保持溝9が形成されている。
【0021】
また、機構溝6の内部には、前記保持溝9の下方に位置する溝部10が外向き状態で形成されている。従って、溝部10の上方には保持溝9の奥壁を形成する縦壁部11が位置している。溝部10の底面には細幅の凹部12(図8参照)が長手方向に沿って形成されている。この溝部10には、後述する各部品が前後摺動自在に係合される。
【0022】
フロントレール4の中央には駆動モータ13が設けられ、この駆動モータ13から各サイドレール3にかけてケーブル14が配策されている。このケーブル14の一端は、フロントレール4に対応する部分だけガイドパイプ15(図1)により保護された状態で、駆動モータ13からサイドレール3の機構溝6内へ通されている。ケーブル14の他端は、同じくガイドパイプ15にて保護された状態で、駆動モータ13からサイドレール3の外側端の下側へ延びている。各ケーブル14は駆動モータ13のギアと係合しており、駆動モータ13の回転方向に応じて前後方向に送り出されるようになっている。
【0023】
左右の各サイドレール3には、前後に移動自在なブラケット16が取付けられている。ブラケット16は、リッドブラケット17とリフトブラケット18とから構成されている。リッドブラケット17にはサンルーフ開口2を開閉するリッド19が取付けられ、リッドブラケット17とリッド19とは同じ動きをする。リフトブラケット18には、前後中央部分が下がった逆「へ」の字状のガイド溝20が形成されている。ガイド溝20は、リフトブラケット18に対してインサート成形された樹脂モールド21に形成にされ、内側に開口している。
【0024】
このブラケット16の場合、リッドブラケット17が、リフトブラケット18の内側に位置し、後端同士が連結軸22にて回動自在に結合されている。また、リッドブラケット17の方が、リフトブラケット18よりも前方に長く形成され、リッドブラケット17の前端部はリフトブラケット18の前側に回り込んで、リフトブラケット18の前端と略同じ左右位置となっている。
【0025】
そして、リッドブラケット17及びリフトブラケット18の前端部には、それぞれサイドレール3の機構溝6内で前後に移動可能なフロントガイド23、24が取付けられている。前方に位置するリッドブラケット17のフロントガイド23は三角形状で、上端がリッドブラケット17に軸支され、下方が内向きに突出したスライド片25になっている。このスライド片25には滑りを良くするための樹脂キャップ26が一体的にモールドされている。樹脂キャップ26の下面には突起27が形成されている。
【0026】
このフロントガイド23のスライド片25は、サイドレール3の前記溝部10内に係合され、溝部10内で前後摺動自在である。スライド片25の樹脂キャップ26に形成された突起27は、溝部10の底面の凹部12内に位置し、スライド片25の溝部10からの抜けを防止する働きをする。但し、この突起27はフロントガイド23の前後摺動抵抗を増さないように、凹部12よりも幅が小さく形成されている。
【0027】
フロントガイド23はスライド片25を溝部10内に係合させた状態で、フロントガイド23の上下中間部分付近が、サイドレール3の縦壁部11に近接した状態となる。そして、その縦壁部11に近接した部分に、樹脂製のスペーサ28が取付けられている。このスペーサ28は、縦壁部11側に丸みを持つ前後方向で湾曲した円弧状の湾曲片29を前後に有し、その中間部分に断面四角形(図6参照)の係合突起30が1本形成されている。この1本の係合突起30は、フロントガイド23側に形成された同じく断面四角形の係合孔31内に係合され、スペーサ28の取付け状態を保持している。係合突起30と係合孔31が互いに四角形のため、1本の係合突起30による取付けでも、スペーサ28が回転しない。スペーサ28は取付状態で、各湾曲片29の丸い先端部が、サイドレール3の縦壁部11に対して弾接する。
【0028】
一方、リフトブラケット18側のフロントガイド24は五角形状で、このフロントガイド24も、上端がリフトブラケット18に軸支され、下方が内向きに突出したスライド片32になっている。このスライド片32にも樹脂キャップ33がモールドされ、樹脂キャップ33の下面には突起34も形成されている。また、縦壁部11に弾接する湾曲片35を前後に有したスペーサ36も取付けられている。但し、このスペーサ36の係合突起37と、フロントガイド24の係合孔38は断面形状が丸形になっている(図7参照)。しかし、スペーサ36の下端が樹脂キャップ33の上端に当接しているため、スペーサ36の回転は防止される。
【0029】
更に、サイドレール3の機構溝6内には、フロントガイド23、24と同様に前後移動自在なスライダ39が取付けられている。このスライダ39は駆動モータ13により機構溝6内で前後移動するケーブル14に結合され、ケーブル14と一緒に機構溝6内を前後移動する。このスライダ39にも溝部10内に係合するスライド片40が形成され、そのスライド片40には樹脂キャップ41がモールドされている。また、このスライダ39の上端には、リフトブラケット18のガイド溝20内に係合するスライドピンが形成されている。
【0030】
従って、スライダ39を後方移動させれば、スライドピン42がガイド溝20の後端に係合して、そのままリフトブラケット18を、リッドブラケット17及びリッド19ごと後方へ引っ張って、サンルーフ開口2を開けることができる。また、逆に前方移動させれば、スライドピン42がガイド溝20の前端に係合したまま、リフトブラケット18を前方へ引っ張って、リッド19によりサンルーフ開口2を閉じることができる。
【0031】
また、このような全開状態と全閉状態の間で、スライドピン42がガイド溝20の最も低い位置に係合することにより、リフトブラケット18の後側が前端のフロントガイド24を中心に持ち上がり、それに伴って、後端同士が連結軸22により結合されているリッドブラケット17も、前端のフロントガイド23を中心に後端が持ち上がる。従って、リッドブラケット17に取付けられているリッド19が、その後端をサンルーフ開口2よりも上方に持ち上げたチルトアップ状態となる。
【0032】
そして、リッド19の全閉状態、チルトアップ状態、全開状態の全ての範囲において、各フロントガイド23、24のスペーサ28、36は、サイドレール3の縦壁部11に弾接しているため、フロントガイド23、24のガタの発生は防止される。しかも、各スペーサ28、36は、縦壁部11側に丸みを持つ湾曲片29、35を縦壁部11に弾接させているため、湾曲片29、35と縦壁部11との接触面積は小さく、フロントガイド23、24のサイドレール3に対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【0033】
また、スペーサ28、36における湾曲片29、35の丸い先端だけが縦壁部11に弾接し、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサ28、36と縦壁部11との弾接状態が長期間にわたって確実に得られる。すなわち、湾曲片29、35が丸く突出する方向に何らの摩擦抵抗もないため、湾曲片29、35と縦壁部11との弾接状態は、湾曲片29、35の弾性復元力だけにより維持され、弾性復元力がある限り、縦壁部11との弾接状態は維持される。
【0034】
更に、スペーサ28、36がフロントガイド23、24の上下中間位置付近に設けられているため、スペーサ28、36の僅かな弾性ストローク(弾性変形の幅)でも、フロントガイド23、24のガタつきを防止することができる。すなわち、フロントガイド23、24の下端部を中心とする傾きに対して、上下中間位置付近の方がモーメント作用によって保持力が小さいため、そこに設けられるスペーサ28、36は、横方向への弾性ストローク量が小さいものであっても、フロントガイド23、24のガタつきを確実に防止することができる。
【0035】
図12は、この発明の第2実施形態を示す図である。この第2実施形態の場合も、リッドブラケット側のフロントガイド43に取付けられているスペーサ44を樹脂で形成し、そのスペーサ44の縦壁部11に弾接する先端部を円形ドーム形状にした。この場合は、スペーサ44が回転しても、縦壁部11に対する弾接状態に変化がないため、係合突起45と係合孔46は両方とも断面円形である。
【0036】
この第2実施形態の場合は、スペーサ44自身の弾性変形量を弾性ストロークとして縦壁部11に弾接し、その範囲でフロントガイド43のガタつきを防止する。この第2実施形態のスペーサ44は、先の第1実施形態のスペーサ44に比べて弾性変形量が小さいが、スペーサ44の取付位置がフロントガイド43の上下中間位置付近のため、第1実施形態で説明したように、小さな弾性変形量であっても、確実にガタを防止することができる。
【0037】
尚、以上の実施形態によれば、ブラケット16をリッドブラケット17とリフトブラケット18の2つの部品から構成したが、1つの部品で形成されるものもある。
【0038】
【発明の効果】
この発明によれば、フロントガイドに取付けたスペーサを、サイドレールの縦壁部に弾接させるようにしたため、フロントガイドのガタを防止することができる。スペーサは先端が縦壁部に弾接するだけで、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサと縦壁部との弾接状態が長期間にわたって確実に得られると共に、フロントガイドのサイドレールに対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るサンルーフ装置の平面図。
【図2】図1のリッドが全閉位置にある状態を示す概略断面図。
【図3】図1のリッドがチルトアップ位置にある状態を示す概略断面図。
【図4】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図5】図1の車両右側のブラケットを示す平面図。
【図6】図2のリッドブラケット側のフロントガイドを示す側面図。
【図7】図2のリフトブラケット側のフロントガイドを示す側面図。
【図8】図5中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図9】図5中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図10】図5中矢示SD−SD線に沿う断面図。
【図11】図8中矢示DA方向から見た平面図。
【図12】この発明の第2実施形態に係るリッドブラケット側のスペーサを示す断面図。
【符号の説明】
1 ルーフ
2 サンルーフ開口
3 サイドレール
10 溝部
11 縦壁部
16 ブラケット
17 リッドブラケット
18 リフトブラケット
19 リッド
23、24、43 フロントガイド
25、32 スライド片
28、36、44 スペーサ
29、35 湾曲片
30、37、45 係合突起
31、38、46 係合孔
【発明の属する技術分野】
この発明は、サンルーフ装置、特にフロントガイドのガタをなくしたサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のサンルーフ装置としては、ルーフに形成されたサンルーフ開口に前後移動するリッドを設け、このリッドによりサンルーフ開口を開閉する構造になっている。サンルーフ開口の左右両側には、横向きの溝部を長手方向に沿って有するサイドレールが配されている。また、リッドにはブラケットが取付けられ、そのブラケットの前端にはフロントガイドの上端が軸支されている。そして、そのフロントガイドの下端には横向きのスライド片が形成され、このスライド片をサイドレールの溝部内へ前後摺動自在に係合させている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従って、ブラケット及びリッドを水平状態のまま前後にスライドさせることができると共に、ブラケットの前後中間部分にモータ駆動するスライダから上向きの力が加えられることにより、前端のフロントガイドを中心にして、リッドの後端を上方に持ち上げたチルトアップ状態にすることができる。
【0004】
スライド片と溝部とを横向きで係合させているのは、フロントガイドの上方への外れを確実に防止するためである。スライド片の先端には、溝部内での前後方向への滑りを良くするために、樹脂キャップが被せられている。
【0005】
スライド片と溝部を横向きで係合させているため、フロントガイドには横方向でのガタが生じ易い。そのため、樹脂キャップはスライド片に対してその先端方向へ突出可能な状態で被せられ、且つ樹脂キャップの基端に弾性バネを設けて樹脂キャップの先端を溝部の奥壁に常に押し当てた状態にしている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−160532号公報(図2、図3図)
【特許文献2】
特開平9−277836号公報(図1、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、溝部内面との接触面積が大きい樹脂キャップを、弾性バネによりスライド片の先端方向へ突出させるようにしているため、溝部内面の表面劣化により、樹脂キャップと溝部内面との摩擦が増した場合に、樹脂キャップが溝部の内部へ十分に突出しないおそれがある。
【0008】
すなわち、樹脂キャップの前後方向での摺動はモータ駆動による大きな力で動かすため問題ないが、先端方向への突出は弾性バネの小さな力によるものなので、溝部内面との摩擦力に負けて、樹脂キャップの先端が溝部の奥壁に当接しないおそれがある。そうすると、フロントガイドの左右方向や傾きによるガタを防止することができず、ガタによる異音が生じる。
【0009】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、フロントガイドのガタを長期間にわたって確実に防止することができるサンルーフ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ルーフに形成されたサンルーフ開口の左右両側に、横向きの溝部と、該溝部の上方に位置する縦壁部を長手方向に沿って有するサイドレールを配し、サンルーフ開口を開閉するリッドに取付けたブラケットの前端に、フロントガイドの上端を軸支すると共に、該フロントガイドの下端から横向きに形成したスライド片をサイドレールの溝部内へ前後摺動自在に係合させ、ブラケットがリッドごと前後に移動可能であると共に、フロントガイドを中心にリッドの後端を上方へ持ち上げ可能であるサンルーフ装置であって、前記フロントガイドに、サイドレールの縦壁部に弾接するスペーサを取付けたことを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、フロントガイドに取付けたスペーサを、サイドレールの縦壁部に弾接させるようにしたため、フロントガイドのガタを防止することができる。スペーサは先端が縦壁部に弾接するだけで、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサと縦壁部との弾接状態が長期間にわたって確実に得られると共に、フロントガイドのサイドレールに対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【0012】
請求項2記載の発明は、スペーサが縦壁部側に丸みを持つ前後方向で湾曲した湾曲片を有していることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、縦壁部側に丸みを持つ湾曲片を、縦壁部に弾接させているため、湾曲片と縦壁部との接触面積は小さく、スペーサを設けたことによるフロントガイドの前後摺動抵抗の増加分をより小さくすることができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、スペーサに形成した1つの係合突起と、該係合突起を係合させるフロントガイドの係合孔とが、互いに相対回転不能な断面角形状であることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、スペーサに形成した1つの係合突起を、フロントガイドに形成した係合孔に係合させて取付ける場合も、係合突起と係合孔が互いに相対回転不能な断面角形状であるため、スペーサが係合突起を中心に回転せず、縦壁部との安定した弾接状態が得られる。
【0016】
請求項4記載の発明は、ブラケットが、リッドを取付けるリッドブラケットと、持ち上げ力を生じさせるリフトブラケットとから構成され、リッドブラケットとリフトブラケットとの後端部同士を軸支すると共に、リッドブラケットとリフトブラケットの前端部に、それぞれフロントガイドが軸支されていることを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、ブラケットが2つの部品から構成され、それぞれにフロントガイドが設けられる場合も、両方のフロントガイドにスペーサを取付けて、ガタを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図11は、この発明の第1実施形態を示す図である。自動車のルーフ1には、サンルーフ開口2が形成されている。サンルーフ開口2の左右両側には、押出成形品のサイドレール3がそれぞれ配置されている。サイドレール3の前端には車幅方向に沿うフロントレール4が配置されている。
【0020】
サイドレール3の断面形状としては、図4に示されるように、外側に排水溝5が形成され、内側に機構溝6が形成されている。また、サイドレール3の下側はルーフライニング7にて覆われている。機構溝6のサンルーフ開口2側には、シェード8の両端を前後動自在に保持する保持溝9が形成されている。
【0021】
また、機構溝6の内部には、前記保持溝9の下方に位置する溝部10が外向き状態で形成されている。従って、溝部10の上方には保持溝9の奥壁を形成する縦壁部11が位置している。溝部10の底面には細幅の凹部12(図8参照)が長手方向に沿って形成されている。この溝部10には、後述する各部品が前後摺動自在に係合される。
【0022】
フロントレール4の中央には駆動モータ13が設けられ、この駆動モータ13から各サイドレール3にかけてケーブル14が配策されている。このケーブル14の一端は、フロントレール4に対応する部分だけガイドパイプ15(図1)により保護された状態で、駆動モータ13からサイドレール3の機構溝6内へ通されている。ケーブル14の他端は、同じくガイドパイプ15にて保護された状態で、駆動モータ13からサイドレール3の外側端の下側へ延びている。各ケーブル14は駆動モータ13のギアと係合しており、駆動モータ13の回転方向に応じて前後方向に送り出されるようになっている。
【0023】
左右の各サイドレール3には、前後に移動自在なブラケット16が取付けられている。ブラケット16は、リッドブラケット17とリフトブラケット18とから構成されている。リッドブラケット17にはサンルーフ開口2を開閉するリッド19が取付けられ、リッドブラケット17とリッド19とは同じ動きをする。リフトブラケット18には、前後中央部分が下がった逆「へ」の字状のガイド溝20が形成されている。ガイド溝20は、リフトブラケット18に対してインサート成形された樹脂モールド21に形成にされ、内側に開口している。
【0024】
このブラケット16の場合、リッドブラケット17が、リフトブラケット18の内側に位置し、後端同士が連結軸22にて回動自在に結合されている。また、リッドブラケット17の方が、リフトブラケット18よりも前方に長く形成され、リッドブラケット17の前端部はリフトブラケット18の前側に回り込んで、リフトブラケット18の前端と略同じ左右位置となっている。
【0025】
そして、リッドブラケット17及びリフトブラケット18の前端部には、それぞれサイドレール3の機構溝6内で前後に移動可能なフロントガイド23、24が取付けられている。前方に位置するリッドブラケット17のフロントガイド23は三角形状で、上端がリッドブラケット17に軸支され、下方が内向きに突出したスライド片25になっている。このスライド片25には滑りを良くするための樹脂キャップ26が一体的にモールドされている。樹脂キャップ26の下面には突起27が形成されている。
【0026】
このフロントガイド23のスライド片25は、サイドレール3の前記溝部10内に係合され、溝部10内で前後摺動自在である。スライド片25の樹脂キャップ26に形成された突起27は、溝部10の底面の凹部12内に位置し、スライド片25の溝部10からの抜けを防止する働きをする。但し、この突起27はフロントガイド23の前後摺動抵抗を増さないように、凹部12よりも幅が小さく形成されている。
【0027】
フロントガイド23はスライド片25を溝部10内に係合させた状態で、フロントガイド23の上下中間部分付近が、サイドレール3の縦壁部11に近接した状態となる。そして、その縦壁部11に近接した部分に、樹脂製のスペーサ28が取付けられている。このスペーサ28は、縦壁部11側に丸みを持つ前後方向で湾曲した円弧状の湾曲片29を前後に有し、その中間部分に断面四角形(図6参照)の係合突起30が1本形成されている。この1本の係合突起30は、フロントガイド23側に形成された同じく断面四角形の係合孔31内に係合され、スペーサ28の取付け状態を保持している。係合突起30と係合孔31が互いに四角形のため、1本の係合突起30による取付けでも、スペーサ28が回転しない。スペーサ28は取付状態で、各湾曲片29の丸い先端部が、サイドレール3の縦壁部11に対して弾接する。
【0028】
一方、リフトブラケット18側のフロントガイド24は五角形状で、このフロントガイド24も、上端がリフトブラケット18に軸支され、下方が内向きに突出したスライド片32になっている。このスライド片32にも樹脂キャップ33がモールドされ、樹脂キャップ33の下面には突起34も形成されている。また、縦壁部11に弾接する湾曲片35を前後に有したスペーサ36も取付けられている。但し、このスペーサ36の係合突起37と、フロントガイド24の係合孔38は断面形状が丸形になっている(図7参照)。しかし、スペーサ36の下端が樹脂キャップ33の上端に当接しているため、スペーサ36の回転は防止される。
【0029】
更に、サイドレール3の機構溝6内には、フロントガイド23、24と同様に前後移動自在なスライダ39が取付けられている。このスライダ39は駆動モータ13により機構溝6内で前後移動するケーブル14に結合され、ケーブル14と一緒に機構溝6内を前後移動する。このスライダ39にも溝部10内に係合するスライド片40が形成され、そのスライド片40には樹脂キャップ41がモールドされている。また、このスライダ39の上端には、リフトブラケット18のガイド溝20内に係合するスライドピンが形成されている。
【0030】
従って、スライダ39を後方移動させれば、スライドピン42がガイド溝20の後端に係合して、そのままリフトブラケット18を、リッドブラケット17及びリッド19ごと後方へ引っ張って、サンルーフ開口2を開けることができる。また、逆に前方移動させれば、スライドピン42がガイド溝20の前端に係合したまま、リフトブラケット18を前方へ引っ張って、リッド19によりサンルーフ開口2を閉じることができる。
【0031】
また、このような全開状態と全閉状態の間で、スライドピン42がガイド溝20の最も低い位置に係合することにより、リフトブラケット18の後側が前端のフロントガイド24を中心に持ち上がり、それに伴って、後端同士が連結軸22により結合されているリッドブラケット17も、前端のフロントガイド23を中心に後端が持ち上がる。従って、リッドブラケット17に取付けられているリッド19が、その後端をサンルーフ開口2よりも上方に持ち上げたチルトアップ状態となる。
【0032】
そして、リッド19の全閉状態、チルトアップ状態、全開状態の全ての範囲において、各フロントガイド23、24のスペーサ28、36は、サイドレール3の縦壁部11に弾接しているため、フロントガイド23、24のガタの発生は防止される。しかも、各スペーサ28、36は、縦壁部11側に丸みを持つ湾曲片29、35を縦壁部11に弾接させているため、湾曲片29、35と縦壁部11との接触面積は小さく、フロントガイド23、24のサイドレール3に対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【0033】
また、スペーサ28、36における湾曲片29、35の丸い先端だけが縦壁部11に弾接し、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサ28、36と縦壁部11との弾接状態が長期間にわたって確実に得られる。すなわち、湾曲片29、35が丸く突出する方向に何らの摩擦抵抗もないため、湾曲片29、35と縦壁部11との弾接状態は、湾曲片29、35の弾性復元力だけにより維持され、弾性復元力がある限り、縦壁部11との弾接状態は維持される。
【0034】
更に、スペーサ28、36がフロントガイド23、24の上下中間位置付近に設けられているため、スペーサ28、36の僅かな弾性ストローク(弾性変形の幅)でも、フロントガイド23、24のガタつきを防止することができる。すなわち、フロントガイド23、24の下端部を中心とする傾きに対して、上下中間位置付近の方がモーメント作用によって保持力が小さいため、そこに設けられるスペーサ28、36は、横方向への弾性ストローク量が小さいものであっても、フロントガイド23、24のガタつきを確実に防止することができる。
【0035】
図12は、この発明の第2実施形態を示す図である。この第2実施形態の場合も、リッドブラケット側のフロントガイド43に取付けられているスペーサ44を樹脂で形成し、そのスペーサ44の縦壁部11に弾接する先端部を円形ドーム形状にした。この場合は、スペーサ44が回転しても、縦壁部11に対する弾接状態に変化がないため、係合突起45と係合孔46は両方とも断面円形である。
【0036】
この第2実施形態の場合は、スペーサ44自身の弾性変形量を弾性ストロークとして縦壁部11に弾接し、その範囲でフロントガイド43のガタつきを防止する。この第2実施形態のスペーサ44は、先の第1実施形態のスペーサ44に比べて弾性変形量が小さいが、スペーサ44の取付位置がフロントガイド43の上下中間位置付近のため、第1実施形態で説明したように、小さな弾性変形量であっても、確実にガタを防止することができる。
【0037】
尚、以上の実施形態によれば、ブラケット16をリッドブラケット17とリフトブラケット18の2つの部品から構成したが、1つの部品で形成されるものもある。
【0038】
【発明の効果】
この発明によれば、フロントガイドに取付けたスペーサを、サイドレールの縦壁部に弾接させるようにしたため、フロントガイドのガタを防止することができる。スペーサは先端が縦壁部に弾接するだけで、他の部分との接触による影響を受けないため、スペーサと縦壁部との弾接状態が長期間にわたって確実に得られると共に、フロントガイドのサイドレールに対する摺動抵抗が大きく増加することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るサンルーフ装置の平面図。
【図2】図1のリッドが全閉位置にある状態を示す概略断面図。
【図3】図1のリッドがチルトアップ位置にある状態を示す概略断面図。
【図4】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図5】図1の車両右側のブラケットを示す平面図。
【図6】図2のリッドブラケット側のフロントガイドを示す側面図。
【図7】図2のリフトブラケット側のフロントガイドを示す側面図。
【図8】図5中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図9】図5中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図10】図5中矢示SD−SD線に沿う断面図。
【図11】図8中矢示DA方向から見た平面図。
【図12】この発明の第2実施形態に係るリッドブラケット側のスペーサを示す断面図。
【符号の説明】
1 ルーフ
2 サンルーフ開口
3 サイドレール
10 溝部
11 縦壁部
16 ブラケット
17 リッドブラケット
18 リフトブラケット
19 リッド
23、24、43 フロントガイド
25、32 スライド片
28、36、44 スペーサ
29、35 湾曲片
30、37、45 係合突起
31、38、46 係合孔
Claims (4)
- ルーフに形成されたサンルーフ開口の左右両側に、横向きの溝部と、該溝部の上方に位置する縦壁部を長手方向に沿って有するサイドレールを配し、
サンルーフ開口を開閉するリッドに取付けたブラケットの前端に、フロントガイドの上端を軸支すると共に、該フロントガイドの下端から横向きに形成したスライド片をサイドレールの溝部内へ前後摺動自在に係合させ、
ブラケットがリッドごと前後に移動可能であると共に、フロントガイドを中心にリッドの後端を上方へ持ち上げ可能であるサンルーフ装置であって、
前記フロントガイドに、サイドレールの縦壁部に弾接するスペーサを取付けたことを特徴とするサンルーフ装置。 - 請求項1記載のサンルーフ装置であって、
スペーサが、縦壁部側に丸みを持つ前後方向で湾曲した湾曲片を有していることを特徴とするサンルーフ装置。 - 請求項1又は請求項2記載のサンルーフ装置であって、
スペーサに形成した1つの係合突起と、該係合突起を係合させるフロントガイドの係合孔とが、互いに相対回転不能な断面角形状であることを特徴とするサンルーフ装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサンルーフ装置であって、
ブラケットが、リッドを取付けるリッドブラケットと、持ち上げ力を生じさせるリフトブラケットとから構成され、
リッドブラケットとリフトブラケットとの後端部同士を軸支すると共に、リッドブラケットとリフトブラケットとの前端に、それぞれフロントガイドが軸支されていることを特徴とするサンルーフ装置。
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- 2002-09-17 JP JP2002269950A patent/JP2004106623A/ja not_active Abandoned
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