JP2004101851A - 表示装置および表示装置を有する電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶表示パネル104と、タッチパネル106との間に介在し、タッチパネル106を通じて加わる力を緩衝する透明樹脂充填材110として超透明シリコーンゴムを用いる。
【効果】透明性を確保しながらタッチパネルの滲みを軽減することができ、更には、表示装置の強度の向上を図ることができ、かつ表示装置の薄型化を図ることができ、更には、タッチパネルと液晶表示パネルとの間における光の反射を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を表示するための表示装置および表示装置を有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルは、文字情報や静止画や動画等を表示するために用いられている。この液晶表示パネルの表面には、使用者がたとえば指で触れて入力をできるようにするためのタッチパネルが設けられたものがある。図10(A)、(B)はそのようなタイプの液晶表示パネルを用いた電子機器(携帯情報端末)の一例の概略構成を示すもので、(A)は分解斜視図、(B)は断面図である。
【0003】
同図において、202はLCD(液晶デバイス)フレーム、204は該LCDフレーム202上に配置されるLCD(液晶デバイス)、206は次に述べるタッチパネル(208)を該LCD204の上方にて稍離間(例えば0.1mm〜1.2mm)して位置した状態で保持するLCDフレーム、208は該LCDフレーム206により上記LCD204の上方にそれと例えば0.1mm〜1.2mm程度の間隔を置いて配置されたタッチパネル、210はそのLCD204とタッチパネル208との間に設けられた空間である。図11はそのタッチパネル208と、LCD204と、その間の空間210とをより詳しく示す断面図である。尚、図10(B)において、Hは人の手、Pは入力用ペン(タッチペン)である。
【0004】
ところで、上記LCD204とタッチパネル208との間に上記空間210を設けるのは、第1に、ユーザーが入力のためにタッチパネル208に加えた圧力によりLCD204に滲みが生じないようにするためである。
即ち、LCD204とタッチパネル208とをその間に空間210を設けることなく直接接触させる構造だと、図10(B)に示すように入力用ペンPを用いてタッチパネル208を加圧すると、その圧力がもろにLCD204に加わる。すると、LCD208内の液晶が圧力を受けて加圧点からそのまわりに逃げ、それが強い滲みとなって現れるという現象が生じるのである。
【0005】
そこで、空間210を設けると、入力用ペンPを用いてタッチパネル208を加圧したときにLCD208に加わる圧力を顕著に軽減することができ、延いては滲みを軽減することができる。これが空間210を設ける第1の理由なのである。
【0006】
空間210を設ける第2の理由は、タッチパネル208とLCD204との界面にニュートンリング(モアレ縞)が生じないようにするためである。即ち、タッチパネル208とLCD204を直接接しさせることは、図11に示すタッチパネル208のガラス板208gとLCDのガラス板208gが直接接触させることに他ならない。そして、ガラス板208gとLCDのガラス板208gは共に表面がより平面度の高い平面になるように仕上げられているとはいえ、完全な平面ではないので、その界面に微小とはいえ、空気の入った空間がランダムに散在し、その結果、ニュートンリングが生じてしまうのである。
これは表示部から視えるので、表示画像の品位を低下させ、当然のことながら好ましくない。そこで、その間に完全に空間210を介在させるのである。すると、ニュートンリングは生じない。
【0007】
尚、このような問題は、タッチパネル208のガラス板208gとLCDのガラス板208gを一つのガラス板で兼用することができれば、空間210を設けるという手段を講じことなく解決する筈である。しかし、それには、タッチパネル208とLCD204を一体に形成することが必要であり、それは、少なくとも現時点では事実上不可能なのである。というのは、LCD204をつくる工程と、タッチパネル208をつくる工程とは、製造条件、特に温度条件が顕著に異なり、一体化してつくることが難しい乃至不可能であるからである。
従って、少なくとも現在の技術では、タッチパネル208のガラス板208gとLCD204のガラス板204gを一つのガラス板で兼用することは不可能であり、従って、その間に空間210を設けることが必要なのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように、タッチパネル208とLCD204との間にエアーのギャップ210を設けると、タッチパネル208・LCD204間にエアーのギャップ210が存在することから、タッチパネル208を強く、激しく押した場合には、タッチパネルに割れが生じ易くなり、故障する虞れがある。
【0009】
また、タッチパネル208とLCD204との間にエアーのギャップ210を設けると、タッチパネル208・LCD204の界面での無視できない光の反射が生じ、視認性が悪くなるという問題もある。というのは、タッチパネル208のガラス板とエアーとの屈折率の差が大きいので、タッチパネル208の下部を成すガラス板208g、LCD204の上部を成すガラス板204gと、エアーとの屈折率の差が大きく、ガラス板208gとエアーとの界面、ガラス板204gとエアーとの界面にて反射が生じるからである。
【0010】
そこで、本発明は、画像を表示する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに対して間隔を設けて配置されて使用者が触れて指令を入力するためのタッチパネルと、上記液晶表示パネルと前記タッチパネルの間に介在して前記タッチパネルを通じて加わる力を緩衝するための透明樹脂充填材と、を備えた表示装置、及び該表示装置を備えた電子機器において、上記課題を解消し、タッチパネルが加圧されたときの滲みを低減し、その強度の向上を図ることができ、かつ表示装置の薄型化を図ることができ、更には、タッチパネルと液晶表示パネルとの間における光の反射を低減することができるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の表示装置は、液晶表示パネルと、タッチパネルとの間に介在し、タッチパネルを通じて加わる力を緩衝する透明樹脂充填材として超透明シリコーンゴムを用いたことを特徴とする。
【0012】
従って、請求項1によれば、 透明樹脂充填材として超透明シリコーンゴムを用いたので、その弾性により、タッチパネルに力が加わったときのタッチパネルの割れを防ぎ、更に、液晶表示パネルに生じる荷重を軽減し、延いては液晶表示パネルの画像表示の滲みを低減することができる。
そして、透明樹脂充填材を成す超透明シリコーンゴムは、図3、図4に示すように、可視領域の光に対する光透過率が概ね94%程度と、他の光学製品用樹脂(ノルボルネン、ポリカーボネート、アクリル等)と比較して遜色がないというより、高いので、タッチパネルの割れ防止、液晶表示パネルの荷重の軽減、液晶表示パネルの画像表示の滲みの低減を、表示装置としての透過率を落とすことなく実現することができる。
【0013】
また、タッチパネルを通じて加わる力を緩衝する透明樹脂充填材として弾性の強い超透明シリコーンゴムを用いるので、緩衝力が強く、従って、液晶表示パネルとタッチパネルの間の間隔は僅かで済むので、表示装置の薄型化にも有効である。
更に、樹脂充填材は、液晶表示パネルとタッチパネルの間にでの光の反射による視認性の低下を低減する役割を果たす。というのは、樹脂充填材は一般にその屈折率がエアーとガラスの屈折率の中間の値を持つので、エアーを介在させず、液晶表示パネルやタッチパネルを成すガラス板と樹脂充填材を直接接するようにした場合の方が従来におけるようにガラス板間にエアーが介在する場合よりもパネル間での光反射をより小さくでき、延いては視認性の低下を軽減することができる。
【0014】
請求項12の電子機器は、請求項1の表示装置を備えたことを特徴とする。
従って、請求項9の電子機器によれば、請求項1の表示装置が奏する効果を享受することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明表示装置は、基本的には、液晶表示パネルと、タッチパネルとの間に介在し、タッチパネルを通じて加わる力を緩衝する透明樹脂充填材として超透明シリコーンゴムを用いたものである。
上記超透明シリコーンゴムは、熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物を含有するものが好適である。
そして、熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物としては、1.付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物又は2.有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物が望ましい。
【0016】
1.上記付加反応型オルガノポリシロキサン組成物は、(1)1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部と、(2)1分子中に平均2個以上のケイ素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン0.1〜50重量部と、(3)付加反応触媒と、からなるものが好ましい。
(1)オルガノポリシロキサンについて。
(1−1)上記1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンは、下記の平均組成式である化3(化1と同じ)で表され、
【0017】
【化3】
【0018】
且つ、上記化3のR1が、互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の非置換又は置換一価炭素水素基であり、aが1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5、より好ましくは1.95〜2.05であるものが好適である。
【0019】
(1−2)上記R1で示されるケイ素元素に結合した非置換又は置換の一価炭素水素基の例として下記のものが挙げられる。
a.メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、等のアルキル基
b.フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基
c.ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基
d.シクロヘキセニル基、オクテニル基などのアルケニル基
e.これ等の基(上記した基)の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ記等で置換したもの。例えば、クロロメチル基、クロロプロピル基、プロモエチル基、トリフロロプロピル基、シアノエチル基等
【0020】
(1−3)ところで、上記化3のR1の少なくとも2個の非置換又は置換一価炭素水素基は、アルケニル基(特に炭素2〜8のものが好ましく、とりわけ、2〜6のものがより好ましい。)であることが必要である。そして、そのアルケニル基の含有量は、ケイ素原子に結合する全有機基中(即ち、前記平均組成式式3におけるR1としての非置換又は置換一価炭素水素基中)0.001〜20モル%、特に0.01〜10モル%とすることが好ましい。
【0021】
このアルケニル基は、分子鎖末端のケイ素原子に結合していても、両者に結合していても良いが、組成物の硬化速度、硬化物の物性等の点から本発明で用いるオルガノポリシロキサンは、少なくとも分子鎖末端のケイ素原子に結合したアルケニル基を含んだものであることが好ましい。
【0022】
(1−4)上記オルガノポリシロキサンの構造は、通常は、主鎖がジオルガノシロキサン単位の繰り返しからなり、分子鎖両末端がトリオルガノシロキシ基で封鎖された基本的には直鎖状構造を有するジオルガノポリシロキサンであるが、部分的には分岐状の構造、環状構造等であっても良い。このアルキル基含有オルガノポリシロキサンの重合度(重量平均重合度)50〜20000、好ましくは100〜2000手移動のものが好適である。因みに、この平均重合度が50未満では、硬化物としてのゴム物性が不充分となる場合があり、好ましくなのである。
【0023】
(2)オルガノハイドロジェンポリシロキサンについて。
(2−1)上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンは、下記の平均組成式である化4(上記平均組成式化2と同じ)で表される。
【0024】
【化4】
【0025】
そして、1分子中に少なくとも2個以上(通常2〜200個)、好ましくは3個以上、より好ましくは3〜150個程度のケイ素原子結合水素原子(即ち、SiH基)を有することが必要である。
更に、上記化4のR2は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭素水素基であり、このR2としては、上記式化3中のR1と同様の基を挙げることができる。また、上記化4のbは0.7〜2.1であり、cは0.001〜1.0、b+cは0.8〜2.5、好ましくは、bは1.0〜2.0、cは0.01〜1.0、b+cは1.5〜2.5である。
【0026】
(2−2)1分子中に少なくとも2個以上含まれるSiH基は、分子鎖末端、分子鎖途中のいずれに位置していても良く、また、この両方に位置するものであっても良い。また、このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐状、三次元網状構造のいずれであっても良いが、1分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は通常2〜300個、好ましくは4〜150個程度のもので、室温(25℃)で液状のものが好ましい。
(2−3)上記化4中のオルガノハイドロジェンポリシロキサン例として下記のものが挙げられる。
【0027】
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、メチルハイドロジェンシクロポリシロキサン、メチルハイドジェンシロキサン・ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ギメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチ、ポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキシサン・メチルハイドロジェンシロキシサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキシサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェルニシ共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドジェンシロキシサン・ジフェニルシロキサン共重合体(CH3)2HSiO1/2単位と、(CH3)3SiO1/2単位と、SiO24/2単位と、からなる共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位と、SiO24/2単位と、からなる共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位と、SiO24/2単位と、(C6H5)3SiO4/2単位とからなる共重合体
【0028】
(2−3)このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、オルガノポリシロキサン100重量部に対して、0.1〜50重量部、特に0.3〜20重量部とするのが好ましい。
また、オルガノハイドロジェンポリシロキサンは、オルガノハイドロジェンポリシロキサン成分中のケイ素原子に結合したアルケニル基1モルに対してオルガノハイドロジェンポリシロキサン自身の成分中のケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)の量が0.5モル、特に0.8〜2.5モル程度となる量で配合することもできうる。
【0029】
(3)付加反応触媒として用いることができるものを例示すると下記の通りである。
白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と1価アルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフェン類との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒等(これらは白金族金属触媒である)。尚、この付加反応触媒の配合量は触媒量とすることができ、通常、白金族金属として0.5〜1000ppm、特に1〜500ppm程度とすると良い。
【0030】
2.有機過酸化物
(1)付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物の1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンとしては、上記オルガノポリシロキサンとして用いることができるものとして列挙したものを用いることができるが、熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物として、有機過酸化物、例えば有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物を用いた場合には、下記に例示列挙した従来公知のものを用いることができる。
ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、o−メチルベンゾイルパーオキサイド2,4−ジクミルパーオキサイド、2,5−ジミチルービス(2.5−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルオキシ)ヘキサン等。
【0031】
(2)有機過酸化物の配合量触媒量は、通常、1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部に対して0.01〜10重量部が好適である。
このように、有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物は上記の1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンと、上記有機過酸化物により構成される。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0033】
図1(A)、(B)は本発明表示装置を有する電子機器である携帯情報端末の好ましい第1の実施例の概略を示すもので、(A)は分解斜視図、(B)は断面図であり、図2はそのタッチパネルと、LCDと、その間に介在する樹脂充填材をより詳しく示す断面図である。
【0034】
図1、図2において、102はLCD(液晶デバイス)フレーム、104は該LCDフレーム102上に配置されるLCD、106は次に述べるタッチパネル(108)を該LCD104の上方にて稍離間(例えば0.1mm〜1.2mm)して位置した状態で保持するLCDフレーム、108は該LCDフレーム106により上記LCD102の上方にそれと例えば1.0mm程度の厚さの樹脂充填材110を介して配置されたタッチパネルである。
【0035】
上記樹脂充填材110は、本明細書の前述の発明の実施の形態の項で述べた超透明シリコーンゴムを用いてなる。この超透明シリコーンゴムの具体的商品例としては、例えば主成分としてビニル基含有オルガノポリシロキサン、架橋剤としてオルガノハイドロジェンポリシロキサン、硬化触媒として白金化合物を用いて加熱・硬化してなる付加型液状シリコーンゴムであり、光線透過率が波長380〜780nmの可視光線領域で90%以上の透明性を有し、屈折率が1.41である超透明シリコーンゴムQN−40F−X(JIS A硬度40)[株式会社朝日ラバー製]が好適である。この超透明シリコーンゴムQN−40F−X(JIS A硬度40)[株式会社朝日ラバー製]は、具体的には、図3、図4に示すように、高い透明性を有するので、表示装置に必要なLCD画面の視認性の低下が低い。また、ゴム弾性を有するので、タッチパネル108にペンPで文字等の入力のため圧力を加えたときのLCD104に加わる荷重を緩和することができ、延いては、実質的に機械的強度を向上させることができるといえる。
【0036】
そして、樹脂充填材110を成す超透明シリコーンゴムの屈折率は、空気のそれよりも大きくガラス104g、108gのそれに近いので、図10、図11に示すようにタッチパネル(208)・LCD(204)間に空間(210)、換言すれば空気(エアー)を介在させた場合に比較して界面で生じる屈折も小さくできる。その点でも視認性が向上する。
【0037】
図5(A)〜(C)は厚みが0.3mm、0.5mm、1.0mmが三種類の上記超透明シリコーンゴムについて、加えた荷重・ゴムの硬度に対する滲みを、グレードが解るように超透明シリコーンゴムを用いない場合(ゴム無しの場合)と比較して示したものを筆写した図である。図5(A)〜(C)において、各々上段の各セルが荷重6.34〔kgf〕、下段の各セルが荷重11.7[kgf]であり、最も左側のセルが超透明シリコーンゴムを用いない(図面では便宜上「ゴム無し」と表示する)の場合)、それから右側に順に、ゴムの硬度が30°、45°、55°の場合を示す。各セルの滲みは、梨地の部分が0〜0.35[MPa]、普通のハッチングの部分が0.35〜0.45[MPa]、互いに交差する2方向のハッチングの部分が0.45[MPa]以上の部分を示す。滲みの強さは、0.45[MPa]以上だと無視できないが、0.35[MPa]以下だとほとんど視認性が低下しない、といえる。また、通常、ペンタッチによる荷重は0.1〜1.0〔kgf〕程度である。しかし、本試験では、その通常考えられる荷重よりも相当に高い、6.34[kgf]、11.7[kgf]の二通りの荷重をかけて行っている。
【0038】
図6(A)、(B)はその滲みを測定する試験方法の具体的な説明をするためのものであり、(A)は縦断面図、(B)は錘を取った状態での平面図である。2は鉄板で、該鉄板2上に凹部4を有する筐体6が置かれている。8は該凹部4内底面上に置かれたガラス板で、例えば2.0mm程度の厚さを有している。12は該ガラス板8上に置かれた感圧紙で、圧力を受けるとその度合いに応じて色が変化するので、滲みの検出ができるのである。14は該ガラス板8上の感圧紙12表面に置かれたスペーサで、0.3mm、0.5mm、1.0mmというように、想定するタッチパネル108・LCD104間の空間の厚さに応じて交換して使用される。16は該スペーサ14を介して上記感圧紙12上に置かれたガラス板で、厚さが例えば0.7mm程度であり、この上に、樹脂フィルム、例えばPETフィルム18(厚さ例えば0.1mm)がガラス板16表面保護用として置かれる。
【0039】
20は錘で、円板状部分22の一方の主表面中央に、先端を半球状に形成した円柱24を突設した形状を有し、その円柱24の半球状の先端部を、上記フィルム18で覆われたガラス板16の表面に垂直に当てることにより荷重をかけるようになっている。これが本試験における、タッチペンPの代用となる。
そして、その荷重をかけたときの上記感圧紙12表面の状態を図5(A)〜(C)の各セルにて示すものである。
【0040】
図5からいえることは、基本的に、超透明シリコーンゴムからなる樹脂充填材110を設けないよりも、即ち、ゴム無しよりも、設けた方、即ちゴム有りの方が滲みのグレードが低いことが明らかであり、そして、用いる超透明シリコーンゴムの硬度が高い程その傾向が強い。しかし、タッチパネル108・LCD104間の空間の厚さ(ゴム有りだとゴムの厚さ)を1.0mmにした場合[図5(C)参照]、ゴム無しのケース(従来例)では、荷重が6.34[kgf]程度だと滲みが検出できないくらい小さいのに対して、ゴム有りの場合(超透明シリコーンゴムからなる樹脂充填材110を設けた場合、即ち本発明を実施した場合)、滲みはかなり小さいが存在する。これは、空間が1mm程度に厚いと6.34[kgf]程度の荷重では、LCD104側に力が伝わらないのに対して、その空間に超透明シリコーンゴムが介在すると、僅かながらでもタッチパネル108に加えた荷重がLCD104に伝わることを示している。
【0041】
しかし、荷重が11.7[kgf]程度に強いと、ゴム無しの場合でも滲みが生じ、その中心部の滲みのグレードは強い。それに対して、ゴム有りの場合には、滲みの生じる面積は稍広いといえるが、滲みの強さのグレードは中心部でも低く、問題はない。
この図5から得られる滲みに関する結論は、厚さ0.3mm以上の超透明シリコーンゴムを樹脂充填材110としてタッチパネル108・LCD104間に介在させることとすれば、6.34[kgf]程度では勿論のこと、11.7[kgf]程度の荷重がかかっても、0.35[MPa]以上の強さの滲みは生じないということであり、充分な滲み防止効果が得られると言うことである。
【0042】
図7はタッチパネル108・LCD104間の空間の厚さ(ゴム有りだとゴムの厚さ)を0.3mmにした場合における、超透明シリコーンゴムを介在させない場合、即ち、ゴム無しの場合と、介在させた場合(本発明を実施した場合)、即ちゴム有りの場合の、複数通りの荷重における滲みを示すものである。滲みの測定方法は図6に示した方法と同じである。
このように、0.3mmの厚さの場合だと、荷重の如何を問わず、ゴム無しの場合よりもゴム有りの場合、即ち、本発明を実施した場合の方が、滲みの生じる面積が小さく、滲みの強さのグレードが低いのである。
【0043】
図8はガラスからなるタッチパネルと、ガラスからなるLCDの破壊荷重について従来例と本発明の場合とを比較する試験結果を示すものであり、樹脂充填材110を成す超透明シリコーンゴムとして厚さ0.3mm、硬度40°のもの(従来例No1〜10の10個、本発明No1〜10の10個)を試料として用いた場合を示している。下部のAVEは平均値を、σは内部応力を示す。
【0044】
図9(A)、(B)はその破壊強度測定方法の測定方法の具体的な説明をするためのものであり、(A)は縦断面図、(B)は押し棒を取った状態での平面図である。2は鉄板で、該鉄板2上に凹部4を有する筐体6が置かれている。8は該凹部4内底面上に置かれたガラス板で、例えば2.0mm程度の厚さを有している。14は該ガラス板8上に置かれたスペーサで、例えば0.3mmというように、想定するタッチパネル108・LCD104間の空間の厚さに略等しいものが使用される。16は該スペーサ14を介して上記ガラス板8上に置かれたガラス板で、厚さが例えば0.7mm程度であり、この上に、樹脂フィルム、例えばPETフィルム18(厚さ例えば0.1mm)がガラス板16表面保護用として置かれる。
26は破壊強度測定のために荷重をかける押し棒で、軸状部の先端にそれより大径の円柱体が一体に設けられている。そして、破壊強度測定用の荷重は、その押し棒26の円柱体の先端面を上記ガラス板16上に当てた状態で、該押し棒2を通じてかけられる。
【0045】
図8から明らかなように、超透明シリコーンゴムを介在させた方が、破壊荷重が大きいことが明らかであり、表示装置が破壊されにくいことが明らかである。尚、超透明シリコーンゴムとして、実施例の場合以外の、発明の実施の形態の項で述べたものを用いても略同様の効果を得ることができる。従って、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
本発明の表示装置は、携帯情報端末に搭載される場合が多いかもしれないが、しかし、これに限らずこの本発明の表示装置は、携帯情報端末の他の種類の電子機器、たとえば携帯電話、携帯型のテレビジョン受像機、無線機、カーナビゲーションのような車両案内装置、その他のタッチパネル及び液晶表示パネルを有する表示装置を備えた電子機器一般に適用できる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、透明性を確保しながらタッチパネルの滲みを軽減することができ、更には、表示装置の強度の向上を図ることができ、かつ表示装置の薄型化を図ることができ、更には、タッチパネルと液晶表示パネルとの間における光の反射を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明の第1の実施例を示すもので、(A)は分解斜視図、(B)は断面図である。
【図2】図1の実施例の要部をより詳しく示す断面図である。
【図3】超透明シリコーンゴムの光の波長とそれに対する光透過率との関係図である。
【図4】超透明シリコーンゴム、ノルボルネン、ポリカーボネート及びアクリルについての全光線透過率、屈折率及び線膨張係数を示す図である。
【図5】(A)〜(C)は厚みが0.3mm、0.5mm、1.0mmが三種類の超透明シリコーンゴムについて、加えた荷重・ゴムの硬度に対する滲みを、グレードが解るように超透明シリコーンゴムを用いない場合(ゴム無しの場合)と比較して示したものの筆写図である。
【図6】(A)、(B)はその滲みを測定する試験方法の具体的な説明をするためのものであり、(A)は縦断面図、(B)は錘を取った状態での平面図である。
【図7】タッチパネル・LCD間の空間の厚さ(ゴム有りだとゴムの厚さ)を0.3mmにした場合における、超透明シリコーンゴムを介在させない場合、即ち、ゴム無しの場合と、介在させた(本発明を実施した場合)、即ちゴム有りの場合の、複数通りの荷重における滲みを示すものである。
【図8】ガラスからなるタッチパネルと、ガラスからなるLCDの破壊荷重について従来例と本発明の場合とを比較する試験結果を示す図である。
【図9】(A)、(B)はその破壊強度測定方法の測定方法の具体的な説明をするためのものであり、(A)は縦断面図、(B)は押し棒を取った状態での平面図である。
【図10】(A)、(B)は従来例を示すもので、(A)は分解斜視図、(B)は断面図である。
【図11】上記従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
102…LCDフレーム、104…液晶表示パネル(LCD)、106…タッチパネルフレーム、108…タッチパネル、110…超透明シリコーンゴムからなる樹脂充填材。
Claims (13)
- 画像を表示する液晶表示パネルと、
上記液晶表示パネルに対して間隔を設けて配置されて使用者が触れて指令を入力するためのタッチパネルと、
上記液晶表示パネルと前記タッチパネルの間に介在して前記タッチパネルを通じて加わる力を緩衝するための透明樹脂充填材と、
を備えた表示装置であって、
上記透明樹脂充填材が、超透明シリコーンゴムからなる
ことを特徴とする表示装置。 - 上記超透明シリコーンゴムが熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物を含有する
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 上記熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物が、付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物である
ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。 - 上記付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物が、
1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部と、
1分子中に平均2個以上のケイ素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン0.1〜50重量部と、
付加反応触媒と、
からなることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 上記化1のR1の少なくとも2個の非置換又は置換一価炭素水素基が、アルケニル基、又は該アルケニル基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、若しくはシアノ基で置換したものである
ことを特徴とする請求項5記載の表示装置。 - 上記化2のR2は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭素水素基であり、
上記化2のbは0.7〜2.1であり、cは0.001〜1.0、b+cは0.8〜3.0である
ことを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 上記熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物が、有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物である
ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。 - 上記有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物が、
1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部と、
触媒を成す有機過酸化物と、
からなることを特徴とする請求項9記載の表示装置。 - 上記熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物が、有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物である
ことを特徴とする請求項10記載の表示装置。 - 上記有機過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン組成物が、
1分子中に平均2個以上のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン100重量部と、
触媒を成す有機過酸化物と、
からなることを特徴とする請求項11記載の表示装置。 - 画像を表示するための表示装置を有する電子機器であり、
前記表示装置は、
前記画像を表示する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルに対して間隔を設けて配置されて使用者が触れて指令を入力するためのタッチパネルと、
前記液晶表示パネルと前記タッチパネルの間に設けられている前記間隔の領域内に設けられて前記タッチパネルを通じて加わる力を緩衝するための超透明シリコーンゴムからなる透明樹脂充填材と、
を備えことを特徴とする表示装置を有する電子機器。
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