JP2004098753A - 乗員保護装置 - Google Patents

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【課題】シートバック前部のバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトとの3者を膨張させて乗員を保護するようにした乗員保護装置において、ショルダーベルト及びラップベルトのトングを共通化する。
【解決手段】ラップベルト54の膨張部54aの一端に、第1のウェビング54bの先端が接続されている。第1のウェビング54bは、トング46に設けられた掛通部46aに掛通された後、後端がシートベルトリトラクタ48に巻取可能に連結されている。膨張部54aの他端はパイプ64に連結されている。ショルダーベルト52の下端はトング46に連結されている。トング46には、ガスを膨張部52a内に導くための通路が設けられている。膨張部52aの上端に第2のウェビング52bの先端が接続されている。第2のウェビング52bの後端はシートベルトリトラクタ48に巻き取り可能に連結されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両の座席の乗員を衝突時に保護するための乗員保護装置に関するものであり、特に前衝突時に乗員の身体が前方に移動することを防止するよう構成された乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の乗員を衝突時に保護するシステムとして、シートベルトを装着していても前衝突時に乗員がラップベルトの下側をくぐり抜けようとするサブマリン現象を防止するために、車両衝突時にシートクッションの前部を高くする装置が提案されている。例えば特開平10−309967号には火薬式アクチュエータによってシートクッションの前端部を押し上げるようにした車両用シートが記載され、特開平10−217818号にはエアバッグによってシートクッション前端部を押し上げるようにした車両用シートが記載されている。
【0003】
また、本出願人は、特開2001−247010号において、シートクッション及びシートバックを備えた座席の該シートクッションの前部の下部に配置された、膨張時に長さが短くなる細長形状のバッグと、該バッグが膨張して短くなることによりシートベルト用バックルを引き下げ、これによりシートベルトにプリテンションを生じさせるプリテンショナ手段とを有する乗員保護装置を提案している。
【0004】
乗員保護装置として、膨張式シートベルト装置が公知である(例えば、特開平11−334528号,同11−348721号,特開2000−255358号など)。この膨張式シートベルト装置は、乗員の身体前面に沿って通常のシートベルトと同様に引き回される膨張式ショルダーベルトを有するものであり、このショルダーベルトは衝突時等にガス発生器によって膨張する。また、この種の乗員保護装置として、ラップベルトを膨張させるようにしたものもある。
【0005】
さらに、これらのシートバック前部のバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトとの3者を膨張させて乗員を保護するようにした乗員保護装置が特開平2002−145002号に開示されている。この特開平2002−145002号には、該シートバック前部のバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトとが1個のガス発生器により膨張するようにした構成も示されている。
【0006】
この特開平2002−145002号の乗員保護装置においては、膨張式のショルダーベルト及びラップベルトの一端がそれぞれ別個のトングに連結されており、各トングを介して該ショルダーベルト及びラップベルトがそれぞれバックル装置にラッチされる。このバックル装置と各トングとには、ガス発生器からのガスを該ショルダーベルト及びラップベルトにそれぞれ供給するためのガス供給路が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この特開平2002−145002号の乗員保護装置にあっては、ガス供給路を有するトングをショルダーベルトとラップベルトとにそれぞれ設ける必要があるため、機構が複雑なものとなる。また、ショルダーベルト及びラップベルトをバックル装置にラッチするに際し、ショルダーベルトのトングとラップベルトのトングとをそれぞれバックル装置に装着しなければならず、ラッチ操作が煩雑である。
【0008】
本発明は、シートバック前部のバッグと、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方とを膨張させて乗員を保護するようにした乗員保護装置において、ショルダーベルト及びラップベルトのトングを共通化することにより、機構を簡素化し且つラッチ操作を簡単にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の乗員保護装置は、シートクッション及びシートバックを備えた座席と、該シートクッションの前部の内部又は下部に配置された膨張可能なバッグと、車両緊急時に該バッグを膨張させるバッグ用ガス発生器と、バックル装置及び該バックル装置に装着されるトングと、該トングに掛通された非膨張式の第1のウェビングと、該第1のウェビングの一端に連なっている膨張式のラップベルトと、該第1のウェビングに沿って配置され、一端が該トングに連結された膨張式のショルダーベルトと、該ショルダーベルトの他端に連なっている非膨張式の第2のウェビングと、該第1のウェビング及び第2のウェビングを巻き取るための巻取手段とを備えており、前記バッグ用ガス発生器は、該バッグと共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方を膨張させるものであることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2の乗員保護装置は、シートクッション及びシートバックを備えた座席と、該シートクッションの前部の内部又は下部に配置された膨張可能なバッグと、車両緊急時に該バッグを膨張させるバッグ用ガス発生器と、バックル装置及び該バックル装置に装着されるトングと、該トングに掛通された非膨張式の第1のウェビングと、該第1のウェビングの一端に連なっている膨張式のラップベルトと、一端が該トングに連結された膨張式のショルダーベルトと、該ショルダーベルトの他端に連なっている非膨張式の第2のウェビングと、該第1のウェビング及び第2のウェビングを巻き取るための巻取手段とを備えており、前記バッグ用ガス発生器は、該バッグと共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方を膨張させるものであることを特徴とするものである。
【0011】
かかる請求項1,2の乗員保護装置にあっては、車両衝突時等の緊急時にガス発生器が作動してバッグが膨張することにより、シートクッションの前部が押し上げられるか、又はこのバッグと当っている部分が下から押されて圧縮されて硬くなり、乗員のサブマリン現象が防止されると共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方が膨張し、乗員を拘束する。
【0012】
請求項1,2の乗員保護装置にあっては、ショルダーベルト及びラップベルトのトングを共通化しているので、機構が簡素化され、乗員保護装置の構成コストを低減することが可能となる。また、1個のトングをバックル装置に装着するだけでショルダーベルト及びラップベルトの双方を該バックル装置に装着できるので、該ショルダーベルト及びラップベルトのラッチ操作も簡単である。
【0013】
本発明の乗員保護装置にあっては、バッグ用ガス発生器により、バッグと共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方をも膨張させるように構成しているので、乗員保護装置の構成コストをさらに低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1〜4図は請求項1の発明の実施の形態に係る乗員保護装置を備えた座席のフレームを示す斜視図、第5図は請求項2の発明の実施の形態を示す斜視図、第6図は両実施の形態におけるバッグ(インフレータブルチューブ)の構成図である。なお、第1,2図及び第5図、第6図(a)はインフレータ(ガス発生器)の作動前の状態を示し、第3,4図及び第6図(b)はインフレータの作動後の状態を示している。
【0015】
自動車の座席を構成するフレームは、ベースフレーム10と、該ベースフレーム10に対し支軸12及びリクライニングデバイス(図示略)を介して回動可能に連結されたバックフレーム14とからなる。該バックフレーム14の上部にヘッドレスト16が取り付けられる。
【0016】
このベースフレーム10の前部に膨張可能なバッグとしてインフレータブルチューブ20が配置されている。バックフレーム14の前側に、それぞれ膨張可能なショルダーベルト52及びラップベルト54よりなるシートベルト50が引き回され、それぞれトング46を介してバックル装置40にラッチ可能とされていると共に、シートベルトリトラクタ48に巻取可能とされている。
【0017】
ベースフレーム10は、左右のサイドフレーム10a,10bと、これらのサイドフレーム10a,10bの前部同士の間に架設されたシートパン18等を備えている。
【0018】
上記シートパン18の上側においてサイドフレーム10a,10b間に張り渡されるようにして該インフレータブルチューブ(以下、単にチューブということがある。)20が設置されている。
【0019】
第6図の通り、このチューブ20は、筒状のバッグ22と、該バッグ22を囲む筒状のメッシュウェビング24とを備えている。バッグ22は細長い折り畳み体とされている。メッシュウェビング24は、径方向には自在に伸長するが、長手方向(座席の左右方向)には殆ど伸長しない編物にて構成されている。
【0020】
第1〜4図の通り、このチューブ20の一端は取付金具26によりサイドフレーム10aに連結され、他端は取付金具28によりサイドフレーム10bに連結されている。
【0021】
サイドフレーム10bの外側に沿ってガス発生器30が設けられている。このガス発生器30は、チューブ20及びラップベルト54を膨張させるためのものであり、パイプ32を介してチューブ20内のパイプ62(第6図)内に連通している。
【0022】
また、該サイドフレーム10bの後部には、ガス発生器42を備えた前記バックル装置40が設けられている。このガス発生器42は、トング46に連結されたショルダーベルト52を膨張させるためのものである。
【0023】
ラップベルト54は膨張部54aを有しており、該膨張部54aの一端に、通常の非膨張式のベルト材料よりなる第1のウェビング54bの先端が接続されている。この第1のウェビング54bは、トング46に設けられた掛通部(スルーアンカ)46aに掛通された後、ショルダーベルト52に沿って引き回され、ショルダーアンカ56に掛通され、シートベルトリトラクタ48に巻取可能に連結されている。膨張部54aの他端は、後述のパイプ64に連結されている。
【0024】
また、ショルダーベルト52は、乗員の上半身に重なる膨張部52aを有しており、該膨張部52aの上端に、通常の非膨張式のベルト材料よりなる第2のウェビング52bが接続されている。この第2のウェビング52bは、ショルダーアンカ56に掛通されると共に、シートベルトリトラクタ48に巻き取り可能に連結されている。
【0025】
該膨張部52aの下端はトング46に連結されている。このトング46及び該トング46が装着されるバックル装置40には、前記ガス発生器42からのガスを膨張部52a内に導くための通路が設けられている。
【0026】
これらのショルダーベルト52及びラップベルト54の膨張部52a,54aは、それぞれ、袋状ベルトと該袋状ベルトを囲んでいる織物よりなる筒状のニットカバーとを備えている。袋状ベルトは、幅広のものを折り畳むことにより等幅の長い帯状とされている。
【0027】
ニットカバーは、幅方向には柔軟に伸縮するが、加熱延伸加工を施すこと等により長手方向には殆ど伸長しない構成のものとなっている。
【0028】
この袋状ベルト内にガスが供給されると、それに伴ってニットカバーも膨張するが、この際、ニットカバーの長手方向の長さが短くなる。即ち、上記の通り、ニットカバーは加熱延伸加工等が施されることによりベルト長手方向へは殆ど伸びないものとなっているので、袋状ベルトが膨らんだときにニットカバーの編目が横方向に広がり、その結果としてニットカバーが長手方向に縮む。これにより、膨張部52a,54aの長手方向の長さが短くなり、該ショルダーベルト52及びラップベルト54が乗員に密着する。
【0029】
このラップベルト54及び前記チューブ20を膨張させるために、パイプ32を介してガス発生器30に連結され且つチューブ20内に挿通配置されたパイプ62に長手方向に間隔をおいて複数の開口62aが設けられている。該パイプ62はサイドフレーム10a,10bにそれぞれ支持されている。パイプ62の一端(サイドフレーム10b側)にパイプ32が連結されている。パイプ62の他端は、サイドフレーム10aの外側に沿って配置されたパイプ64の前端に接続されている。このパイプ64の後端にラップベルト54の膨張部54aが接続されている。
【0030】
図示はしないが、ベースフレーム10及びバックフレーム14にウレタン等のクッションパッド、バックパッドが装着されている。チューブ20はこのクッションパッドの下側に配置されている。
【0031】
このように構成された乗員保護装置にあっては、ショルダーベルト52の先端にのみトング46が連結されており、このトング46の掛通部46aに掛通された第1のウェビング54bを介してラップベルト54が該トング46に係止されているので、該トング46をバックル装置40に装着することにより、ショルダーベルト52及びラップベルト54の双方をこの1個のトング46を介して該バックル装置40にラッチすることができる。
【0032】
このようにショルダーベルト52及びラップベルト54のトングを共通化することにより、機構が簡易なものとなり、乗員保護装置の構成コストを低減することが可能となる。また、1個のトング46をバックル装置40に装着するだけでショルダーベルト52及びラップベルト54の双方が該バックル装置40にラッチされるので、該ショルダーベルト52及びラップベルト54のラッチ操作も簡単である。
【0033】
この乗員保護装置の作動について次に説明する。
【0034】
自動車の前方衝突が検知されると、ガス発生器30,42がガス噴出作動する。ガス発生器30からのガスは、パイプ32、パイプ62及びその開口62aを介してチューブ20内に流入し、チューブ20を膨張させる。この結果、シートクッションのクッションパッドの前部が押し上げられるか、又は硬くなり、乗員の腰部の前方移動が阻止される。
【0035】
さらに、パイプ62に導入されたガスのうち、開口62aを通過しなかったものは、パイプ64からラップベルト54の膨張部54aに流入してこれを膨張させ、乗員身体に密着させ、乗員の身体を拘束する。
【0036】
なお、ラップベルト54の膨張部54aが膨張して短くなり、ラップベルト54にプリテンションが生じて乗員の腰部が引き下げられるので、押し上げられた又は硬化したクッションパッド前部とのはさみ込みによる相乗効果により、乗員の大腿部から腰部を座席に強力に拘束することができる。
【0037】
ガス発生器42から噴出したガスは、バックル装置40及びトング46を経由してショルダーベルト52の膨張部52aに流入し、これを膨張させる。膨張部52aの膨張により該膨張部52aが短くなり、ショルダーベルト52が乗員の上半身に密着する。
【0038】
このようにして、チューブ20と、膨張式ショルダーベルト52及び膨張式ラップベルト54とが膨張して乗員の身体が拘束されるので、衝突時に乗員が十分に保護される。また、この実施の形態にあっては、チューブ20及びラップベルト54を共通のガス発生器30によって膨張させるので、機構が一層簡素化される。
【0039】
第5図を参照して請求項2の発明の実施の形態について説明する。
【0040】
第1〜4図では、ラップベルト54に連なっている第1のウェビング54bは、掛通部46aに掛通された後ショルダーベルト52に沿うように配置されているが、第5図では、この第1のウェビング54bは、トング46の掛通部46aに掛通された後、ラップベルト54に沿うように配置されている。この第1のウェビング54bは、ラップベルト54に沿った後、そのままリトラクタ48に巻き取られるように、乗員の腰回りにのみ配置されている。第5図の実施の形態に係る乗員保護装置のその他の構成は第1図〜第4図の乗員保護装置と同一である。
【0041】
このように構成された第5図の乗員保護装置にあっても、ショルダーベルト52の先端にのみトング46が連結されており、このトング46の掛通部46aに掛通された第1のウェビング54bを介してラップベルト54が該トング46に係止されているので、該トング46をバックル装置40に装着することにより、ショルダーベルト52及びラップベルト54の双方をこの1個のトング46を介して該バックル装置40にラッチすることができる。従って、この第2の態様の乗員保護装置も機構が簡易なものとなり、構成コストが低減される。また、ショルダーベルト52及びラップベルト54のラッチ操作も簡単である。
【0042】
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、上記実施の形態ではガス発生器30によってラップベルト54とチューブ20とを膨張させているが、ガス発生器30によってショルダーベルト52とチューブ20とを膨張させるようにしてもよく、また、共通のガス発生器によってチューブ、ショルダーベルト及びラップベルトの3者を膨張させるようにしてもよい。
【0043】
上記の実施の形態では、インフレータブルチューブ20は、膨張可能な筒状のバッグ22を筒状のメッシュウェビング24によって囲んだ構成となっているが、該チューブ20の構成はこれに限定されるものではない。例えば、このメッシュウェビング24に代えて、該バッグ22の膨張に伴って筒状に変形可能な薄板カバー材等によって該バッグ22を囲んでもよい。また、メッシュウェビング等のカバーを省略してもよい。
【0044】
本発明では、インフレータブルチューブは、クッションパッドの内部に配置されてもよい。
【0045】
本発明では、前記特開2001−247010号の如く、該インフレータブルチューブとして膨張時に長さが短くなる細長形状のバッグをシートクッションの前部の下部又は内部に配置し、このバッグが膨張して短くなることによりシートベルト用バックル装置やアンカを引き下げ、これによりシートベルトにプリテンションを生じさせるようにしてもよい。
【0046】
また、インフレータブルチューブが膨張時に長さが短くなり、これにより十分な張力が発生するときには、シートパン18を省略してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、ショルダーベルト及びラップベルトをバックル装置にラッチするためのトングを共通化することができる。これにより、乗員保護装置の機構が簡素化されると共に、ショルダーベルト及びラップベルトのラッチ操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る乗員保護装置を備えた座席のフレームを示す斜視図である。
【図2】図1と反対方向からの斜視図である。
【図3】チューブ等の膨張時における図1と同様方向からの斜視図である。
【図4】図3と反対方向からの斜視図である。
【図5】別の実施の形態の構成を示す図2と同様方向からの斜視図である。
【図6】チューブの構成図である。
【符号の説明】
10 ベースフレーム
20 インフレータブルチューブ
22 バッグ
24 メッシュウェビング
30,42 ガス発生器
40 バックル装置
46 トング
48 シートベルトリトラクタ
50 シートベルト
52 ショルダーベルト
54 ラップベルト
52a,54a 膨張部
52b 第2のウェビング
54b 第1のウェビング

Claims (2)

  1. シートクッション及びシートバックを備えた座席と、
    該シートクッションの前部の内部又は下部に配置された膨張可能なバッグと、
    車両緊急時に該バッグを膨張させるバッグ用ガス発生器と、
    バックル装置及び該バックル装置に装着されるトングと、
    該トングに掛通された非膨張式の第1のウェビングと、
    該第1のウェビングの一端に連なっている膨張式のラップベルトと、
    該第1のウェビングに沿って配置され、一端が該トングに連結された膨張式のショルダーベルトと、
    該ショルダーベルトの他端に連なっている非膨張式の第2のウェビングと、
    該第1のウェビング及び第2のウェビングを巻き取るための巻取手段と、を備えており、
    前記バッグ用ガス発生器は、該バッグと共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方を膨張させるものであることを特徴とする乗員保護装置。
  2. シートクッション及びシートバックを備えた座席と、
    該シートクッションの前部の内部又は下部に配置された膨張可能なバッグと、
    車両緊急時に該バッグを膨張させるバッグ用ガス発生器と、
    バックル装置及び該バックル装置に装着されるトングと、
    該トングに掛通された非膨張式の第1のウェビングと、
    該第1のウェビングの一端に連なっている膨張式のラップベルトと、
    一端が該トングに連結された膨張式のショルダーベルトと、
    該ショルダーベルトの他端に連なっている非膨張式の第2のウェビングと、
    該第1のウェビング及び第2のウェビングを巻き取るための巻取手段と、を備えており、
    前記バッグ用ガス発生器は、該バッグと共に、ショルダーベルト及びラップベルトの少なくとも一方を膨張させるものであることを特徴とする乗員保護装置。
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