JP2004098742A - 空調座席装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調座席装置において、乾燥空気を人体に吹付け、冷涼感を得るとともに、結露水の発生がなく、ダンパのない簡易な構成を実現する。
【解決手段】送風機34と、前記送風機34の吹出口43に吸込口50を近接させてた再生送風機49を設置し、除湿手段の能力を再生させる再生モードでは、加熱手段42と、再生送風機49を駆動させ、除湿手段36に吸着されていた水蒸気を脱離し、本体外へ排出する。乾燥空気を人体に送風する除湿モードでは、加熱手段42と再生送風機49を停止し、送風機34を駆動する。送風機の吹出口43と、再生送風機49の吸込口50は近接して設置されているので、送風機34の吹出口43から送風された送風流によって、吸込口50から空気が誘引されて流出し、空気流は除湿手段36で除湿されて、熱交換器37によって冷却され、噴出口より人体に送風される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座席のように人体を保持し、空調する機能を持った装置に関するもので、例えば除湿装置を備えた自動車用座席、オフィス用椅子、座椅子、寝椅子、ベッド、布団などとして利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の空調座席装置として第一の従来例では以下に示す構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。第一の従来例に示す図17に示すようにシート本体1の人体背面部が当接する部分に相当する部分の表皮クロス2を通して外気を強制的に吸気する空気袋3を前記シート本体1に内蔵し、且つ前記空気袋3が吸気した外気を除湿乾燥して前記空気袋3を通して人体背面部に排気する冷却除湿器4と加熱乾燥器5からなる除湿乾燥装置6をヘッドレストに内蔵して前記除湿乾燥装置6と空気袋3を吸気通気路7、排気通気路8で連通させた構成になっている。
【0003】
上記構成において、人体背面の外気(32℃、湿度80%)は表皮クロス2を通して空気袋3に吸気され、吸気通気路7を通して冷却除湿器4に入り冷却除湿(結露)された空気(15℃、100%)となり、加熱乾燥器5に送られ加熱乾燥された空気(30℃、50%)となり、排気通気路8を通して空気袋3に入り、表皮クロス2から人体背面部に向けて吹出させ、冷却風による体温の奪われを防止しつつ蒸れ発生を防止するものである。
【0004】
しかし、上記従来の構成では、除湿において冷却除湿器4で除湿を行うため、結露水を流すための排水管(図示せず)が必要になり、自動車用本体などでは特別な加工が必要であり、また移動可能なオフィス用椅子としては簡単に使用できない。
【0005】
また、吸湿材料を使用した第二の従来例の空調座席装置が以下のように開示されている(例えば特許文献2)。すなわち第二の従来例の図18、図19、図20に示すように、背もたれ部9は内部に空気通路10を有しており、背もたれ部9と空気通路10の間には水蒸気分圧の勾配にしたがった非通気性と透湿性を併せ持った透湿層11が配置されており、空気通路10には背もたれ部9から透湿してくる水蒸気が流れ込む。そして吸湿性材料を備えた空気乾燥装置12を通して乾燥させた空気を空気通路10に流すことで透湿層11が背もたれ部9外側にある水蒸気が透過し、そして水蒸気は乾燥した空気中で蒸発する。
【0006】
なお、空気乾燥装置12は、図19に示すように、15、16は空気入口を持ったゼオライトやシリカゲルのような吸着材料17、18で満たされた反応容器であり、それぞれ一体化された電気ヒーター21、22を有し、電気駆動される空気フラップ14で空気通路10の入口と接続されている通路出口20、および車室に開口した車内出口19に流路が切り替えられるようになっている。
【0007】
上記構成において、空気乾燥装置12を連続運転するために2つの反応容器15、16は交互に吸湿プロセス、ならびに再生プロセスと切り替えられる。一方の反応容器15内の吸着材料17が電気ヒーター21で再生されている時(再生プロセス)、他の反応容器16がその内部を流れる空気を吸着材料18の吸湿作用によって乾燥させるとともに、吸着熱で空気を加熱する(吸湿プロセス)。反応容器16の吸着材料18が飽和すると、空気フラップ14を破線のように切り替え電気ヒーター22を通電し反応容器16内の吸着材料18を再生するとともに反応容器15がその内部を流れる空気を吸着材料17の吸湿作用によって乾燥させる。また図20に示すように、ファン23を車内出口19近傍に配設してもよい。
【0008】
しかし、上記従来の構成では、人体で発生した汗は椅子と接した場所以外は吸収されず、また、衣類と透湿層11を通して水分を吸収するために、汗の吸収量が少ないものであった。また空気乾燥装置12を出た空気は吸着熱で温度が高くなっているため、そのまま背もたれ部9から吹出しても冷涼感は得られない。
【0009】
また、吸着材を用いて連続的に吸着再生を行う第三の従来例として、以下の内容が開示されている(例えば特許文献3参照)。この図21に示すように、コルゲートまたはハニカム形状に成型された円筒状の吸着材24が知られており、空気の湿度を調節する調湿装置等に利用されている。吸着材24はタイミングベルト25を介して駆動モーター26でゆっくり回転しており、再生ファン27によって送られた空気は再生用加熱ヒーター28で高温に加熱された吸着材24に送られ、吸着材24に吸着していた水分を脱着し、湿り空気29aとして排出される。そして水分を放出し再生した吸着材24は回転し送風ファン30によって供給された高湿空気を、吸着材24が再生した位置に送風し、吸着材24内へ導入されて水蒸気が吸着され、乾燥空気29bとして排出される構成となっており、連続して高湿空気の除湿を行うことができるものである。
【0010】
しかし、上記従来の構成では、水分を脱着し再生している部位の吸着材24の熱が、除湿している部位に伝わるので乾燥空気29bの温度が高くなり、乾燥空気29bによって、冷涼感を得るような装置には不適である。また、加熱ヒーター28で高温に加熱した空気によって間接的に吸着材24を加熱する構成のため、吸着材24の加熱効率が低く、消費電力が大きい。また、吸着材24に伝わらなかった熱は高温の湿り空気として大量に排出されるため室内の温度が上昇し、冷涼感を得るような装置には不適である。さらに風路が複雑であり、吸着材24を回転させる構成が必要であり、吸着材24も大きくなるので装置の小型化が難しかった。
【0011】
【特許文献1】
特公平4−27843号公報
【特許文献2】
特開平11−123959号公報
【特許文献3】
特開平8−128681号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の装置では、2つの反応容器が交互に吸湿プロセス、ならびに再生プロセスと交互に切り替えられることによって、連続運転を可能としていた。この場合、2つの反応容器が必要となり、装置の大型化、部品点数の増加、コストの増加となってしまう。
【0013】
また、コルゲートまたはハニカム形状に成型された円筒状の吸着材を回転させて除湿運転と吸着材の再生を行うローター式の場合では、水分を脱着している部位の吸着材熱が、除湿している部位に伝わるので乾燥空気温度が高くなり、乾燥空気によって、冷涼感を得るような装置には不適である。また、加熱ヒーターで高温に加熱した空気によって間接的に吸着材を加熱する構成のため、吸着材の加熱効率が低く、消費電力が大きいとともに、再生時間が長くかかってしまう。
【0014】
また、吸着材に伝わらなかった熱は高温の湿り空気として大量に排出されるため室内の温度が上昇するので、冷涼感を得るような装置には不適である。また、吸着材に伝わらなかった熱量の分だけ吸着材の再生乾燥が不充分となるため、吸着効率の低い装置となってしまう。さらに風路が複雑であり、吸着材を回転させる構成が必要であり、吸着材も大きくなるので装置の小型化が難しい。さらに、連続的に吸着運転と再生運転を行うために、一般的には乾燥空気送風用の送風機と吸着材再生用の送風機の2つの送風機が必要となるので、装置が大型となり、部品点数が増し、コストを増加させるという課題を有していた。
【0015】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ダンパー(フラップ)や吸着材の駆動機構が無い簡単な構成で、再生−吸着の連続運転が可能な、吸着材結露水の処理が必要なく、車内の室温が高くても人体の体感温度が低く感じられる空調座席装置の実現を目的としたものである。さらに、加熱効率が高く除湿材料の再生時間の早い小型の空調座席装置の実現を目的としたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の空調座席装置は、車室内空気を送風するシロッコファン等の送風機と、前記送風機の吹出口に吸込口を近接させて設置したシロッコファン等の再生送風機と、前記送風機と前記除湿手段を結ぶ送風路と、前記送風機で送風された空気をシリカゲルや活性アルミナなどの吸着材で除湿する除湿手段と、除湿後の空気を室内空気で冷却する熱交換器と、除湿手段を加熱させる加熱手段と、座席本体の表皮に設けられた空気を噴出する噴出口と、前記熱交換器で熱交換後の乾燥空気を噴出口に導く通風路とからなるものである。
【0017】
上記構成において、吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機を停止し、加熱手段と、再生送風機を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気は、再生送風機によって再生送風機の吹出口から、本体外へ排出される。
【0018】
次に噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する。送風機吹出口と、再生送風機吸込口は近接して設置されているので、送風機吹出口から送風された送風流によって、再生手段の吸込口から空気が誘引されて流出し、送風流は除湿手段に入り、空気流は除湿手段で除湿されて、熱交換器によって冷却される。送風機によって0.2m/分の流量で除湿手段に送り込まれた車室内の空気(35℃、55%RH)は吸着材で水蒸気を吸着され湿度が低下するとともに吸着熱で発熱し(65℃、3%RH)の空気となる。高温低湿度の空気は熱交換器に導かれ車室空気で冷却され(37℃、20%)の低湿度空気となって通風路に導かれ表皮の噴出口から吹き出し、人体背側面を流れる。その際体表面の汗を気化させることで気化熱をうばい人体に冷涼感を与えるとともに、ムレ感をも防止する。
【0019】
また、送風機の吹出口に吸込口を近接させて設置してあるので、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞がなくても、送風機の送風流によって、再生送風機から空気が誘引され、送風流が再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、車室内空気を送風するシロッコファン等の送風機と、前記送風機の吹出口に吸込口を近接させて設置したシロッコファン等の再生送風機と、前記送風機と前記除湿手段を結ぶ送風路と、前記送風機で送風された空気をシリカゲルや活性アルミナなどの吸着材で除湿する除湿手段と、除湿後の空気を室内空気で冷却する熱交換器と、除湿手段を加熱させる加熱手段と、座席本体の表皮に設けられた空気を噴出する噴出口と、前記熱交換器で熱交換後の乾燥空気を噴出口に導く通風路とからなるものである。
【0021】
上記構成において、吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機を停止し、加熱手段と、再生送風機を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気は、再生送風機によって再生送風機の吹出口から、本体外へ排出される。
【0022】
次に噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する。送風機吹出口と、再生送風機の吸込口は近接して設置されているので、送風機の吹出口から送風された送風流によって、再生手段の吸込口から空気が誘引されて流出し、送風流は除湿手段に入り、空気流は除湿手段で除湿されて、熱交換器によって冷却される。送風機によって0.2m/分の流量で除湿手段に送り込まれた車室内の空気(35℃、55%RH)は吸着材で水蒸気を吸着され湿度が低下するとともに吸着熱で発熱し(65℃、3%RH)の空気となる。高温低湿度の空気は熱交換器に導かれ車室空気で冷却され(37℃、20%)の低湿度空気となって通風路に導かれ表皮の噴出口から吹き出し、人体背側面を流れる。その際体表面の汗を気化させることで気化熱をうばい人体に冷涼感を与えるとともに、ムレ感をも防止する。
【0023】
したがって、送風機の吹出口に吸込口を近接させて設置してあるので、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞がなくても、送風機の送風流によって、再生送風機から空気が誘引され、送風流が再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、再生吹出送風機の吸込口に、吸込口面積を絞り、送風機の吹出口に臨ませた誘引補助手段を備えた構成としたものである。
【0025】
上記構成において、吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機を停止し、加熱手段と、再生送風機を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気は、再生送風機によって再生送風機の吹出口から、本体外へ排出される。
【0026】
次に、噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する。誘引補助手段によって、再生送風機の吸込口は、送風機の吹出口に臨ませてあるので、再生送風機と、送風機を離れて設置しても、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞ぐことなく、送風機の送風流によって、再生送風機から空気が誘引され、送風流が再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0027】
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、再生吹出送風機の吸込口に、吸込口面積を絞り、送風機の送風流下流に、送風機吹出口を臨ませた後、送風路全体へ送風機の送風流を拡大する誘引補助手段を備えた構成としたものである。
【0028】
上記構成において、吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機を停止し、加熱手段と、再生送風機を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気は、再生送風機によって再生送風機の吹出口から、本体外へ排出される。
【0029】
次に、噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する。誘引補助手段によって、再生送風機の吸込口は、送風機の吹出口に臨ませてあるので、再生送風機と、送風機を離れて設置しても、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞ぐことなく、送風機の送風流によって、再生送風機から空気が誘引され、送風流が再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。さらに誘引補助手段によって送風機から吹出した送風流が送風路全体に拡大されるので、除湿手段全体に送風流が流れ込み、送風流の除湿が効率よく行われる。
【0030】
請求項4に記載の発明は、請求項1の構成において、送風機の吹出口に、送風機からの送風流を拡大するとともに、再生送風機の吸込口を絞る拡大手段を備えた構成としたものである。
【0031】
上記構成において、吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機を停止し、加熱手段と、再生送風機を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気は、再生送風機によって再生送風機の吹出口から、本体外へ排出される。
【0032】
次に、噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する。拡大手段によって送風機から吹出した送風流が送風路全体に拡大されるので、除湿手段全体に送風流が流れ込み、送風流の除湿が効率よく行われる。また、拡大手段によって、再生送風機の吸込口は、送風機の送風流下流に臨ませてあるので、再生送風機と、送風機を離して設置しても、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞ぐことなく、送風機の送風流によって、再生送風機から空気が誘引され、送風流が再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0033】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4に記載の構成において、電気抵抗発熱体等の加熱手段の表面に吸着材を担持した構成であるため、再生時において加熱手段の熱が直接吸着材に伝わり吸着材の昇温速度が大きくなる。つまり再生時間を短くしても吸着した大部分の水蒸気が放出されることになる。
【0034】
従って、短時間で吸着能力が回復するため断続的に除湿モ−ドと吸着モ−ドを繰り返しても充分な除湿能力を発揮することが出来るため吸着材を大幅に小型化でき座席本体への組込みが容易となる。また直接吸着材を加熱するため、空気を加熱することが少なく、再生電力が少なくて良い。
【0035】
さらに長期放置された場合でも除湿手段をすぐに再生できるので、大気中の水蒸気を吸着するのを防止するための厳重なシ−ル構成や、円筒状の吸着材を回転させる構成が不要となり、空調ユニットの小型化を実現できる。
【0036】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0037】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の空調座席装置の断面図であり、図2は除湿モードにおける座部の除湿手段等の断面図、図3は再生モードにおける座部の除湿手段等の断面図、図4は図2の送風路付近の拡大断面図、図5は図3の送風路付近の拡大断面図である。シート本体31の座部32、背部33の内部に車室内空気を押込み送風するシロッコファン等の送風機34と、前記送風機34の吹出口43に吸込口50を近接させて設置したシロッコファン等の再生送風機と、前記送風機で送風された空気を除湿するコルゲート状や、粒状のゼオライトやシリカゲルや活性アルミナなどの吸着材35からなる除湿手段36と、送風機34と除湿手段36を結ぶ送風路44と、除湿後の空気を車室内空気で冷却する仕切板45の両側にフィン38を設けたアルミ押出材の熱交換器37と、熱交換器37を強制冷却させる冷却ファン47と、座席本体の表皮39に設けられた空気を噴出する噴出口40と、熱交換後の乾燥空気を噴出口に導く通風路41と、除湿手段36の下流に設けて加熱する電気ヒーター等の加熱手段42と、送風機34、再生送風機49および冷却ファン47の送風量を可変させることのできる制御手段46とからなる。
【0038】
上記構成において、図3、図5に示す、除湿手段36の能力を再生させる再生モードでは、送風機34を停止し、加熱手段42と、再生送風機49を駆動させる。加熱手段42で除湿手段36が加熱されると、除湿手段36に吸着されていた水蒸気Aは脱離する。脱離した水蒸気Aは、再生送風機49によって再生送風機の吹出口から、シート本体31外へ排出される。
【0039】
次に、車室内空気を除湿し噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、図2、図4に示すように、送風機34を駆動させて、送風機34の吸込口43から車室内空気を除湿手段36へ送風させる。送風機の吹出口43と、再生送風機吸込口50は近接して設置されているので、送風機の吹出口43から送風された送風流Bによって、再生手段の吸込口から空気Cが誘引されて流出し、送風流Bは除湿手段に入り、空気流Aは除湿手段36で除湿されて、熱交換器37によって除冷却される。送風機34によって0.2m/分の流量で除湿手段36に送り込まれた車室内の空気(35℃、55%RH)は吸着材35で水蒸気を吸着され湿度が低下するとともに吸着熱で発熱し(65℃、3%RH)の空気となる。高温低湿度の空気は熱交換器37に導かれ、熱交換器37の下部は車室空気で冷却され(37℃、20%)の低湿度空気となって通風路41に導かれ表皮の噴出口40から吹き出し、人体背側面を流れる。その際体表面の汗を気化させることで気化熱をうばい人体に冷涼感を与えるとともに、ムレ感を防止する。
【0040】
なお、図6に室温35℃湿度55%RHの室内で、0.2m/分、湿度20%の室温以上の温度の乾燥空気を噴出した場合の噴出温度と背部の冷涼感の官能実験結果を示す。図4で示されるように39℃以下であれば、汗の気化熱で冷涼感を得ることができる。なお、0.2m/分温度31℃湿度75%の空気を噴出した場合は38℃、20%の乾燥空気と同じ冷涼感であった。
【0041】
以上説明したように、送風機の吹出口43に吸込口50を近接させて設置してあるので、ダンパー等で再生送風機の吸込口50を塞がなくても、送風機の送風流Aによって、再生送風機から空気Bが誘引され、送風流が再生送風機49から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0042】
なお、本発明では、両側にフィン38を設けたアルミ押出材の熱交換器37としたが、片側にフィンを設けたアルミ押出材のベース面を互い重ね合せてをシリコングリスなどの熱伝導材料で貼り合わせても同様の構成とすることができる。また、熱交換器の材質は、アルミ以外に銅・銀など熱伝導率の高いものを選べば熱交換性能が向上するのはいうまでもない。
【0043】
なお、本発明では、冷却ファン47によって車室内空気を強制的に熱交換器37のフィン38に吹き付けて冷却させたが、収納空間の上で熱交換器37のサイズを大きくすることが可能であれば自然対流のみでも熱交換器37は熱交換されて冷却されるのはいうまでもない。また、熱交換器37にエアコンなどの空調装置の吹出風が送風されるように構成すれば、冷却ファン47などの部品を追加させることなく、効果的に熱交換器を冷却させることができるのはいうまでもない。
なお、再生送風機49のモーターを直流モーターとし、回転数を制御する制御手段46を設けた構成においては、再生モード時は再生送風機49の送風量を、0.02m/分微弱風となるよう制御する。加熱手段42を通電すると、空気の温度が120℃〜140℃となって除湿手段36の吸着材35に送られ、吸着材35を加熱するとともに、吸着材35から脱離した水蒸気を吹き飛ばし、除湿手段36の吸着材の再生を短時間で行うことができる。
【0044】
このようにして、送風機34と再生送風機49を交互に動作させることにより、除湿運転と吸着材の再生運転を交互に繰り返す間欠運転させることで、人体に冷涼感を与える。吸着材の再生運転中では、座席表面に送風させることができないが、再生時間が短いため、冷涼感に違和感はない。また、間欠運転は、ゆらぎ制御のような効果をもたらすとともに、除湿を定常運転させるよりも効果的な冷涼感を得ることができる。これは、除湿運転していないときに、人体が発汗した後に、除湿運転をすると、気化熱を奪われ、効果的に冷涼感を得ることになるからである。
【0045】
また、図7に示すように、吹出口52を通風路41に向くようにし誘引板53を設けて噴出口40に送風を可能とする送風ファン51を設けた構成では、除湿手段36の除湿性能を回復させる再生モード時において、加熱手段42、再生送風機49、送風ファン51を駆動することで再生運転中でも、座席表面に車室内空気を送風させることができるので、除湿運転と送風運転を交互に繰り返すことができ、座席表面には、全体として連続して風を送ることができる。また、車室内空気を除湿し噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、送風機34を駆動させて、除湿空気を通風路41へ送風する。この場合誘引板53付近の除湿空気流によって、吹出口52から車室内空気が通風路へ誘引されるので、ダンパ等の特別な機構を設けなくても、送風ファンから除湿空気が車室内に漏れることは無い。
【0046】
なお、図1の座席装置のように、背部と座部にそれぞれ1つずつ装置を組み込んだ場合で説明したが、座部のみ、あるいは、他の車内の空間を利用して、1つの装置で背部と座部に送風させる方法でもよい。この場合、背部と座部の両方に除湿送風させるだけの能力から多少サイズが大きくなるが、1つの装置で済むので部品点数が減り、安価とすることができる。
【0047】
(実施例2)
図8は、本発明の実施例2の通風路付近の拡大断面図、図9は除湿手段の斜視図、図10は除湿手段の断面図、図11は加熱手段の展開正面図であり、実施例1の構成において、除湿手段36として、電気抵抗発熱体等の加熱手段42の表面に吸着材35を担持した構成としたものである。
【0048】
図8、図9に示すように、除湿手段の内部に加熱手段を備えているため、再生時において加熱手段42の熱が直接吸着材35に伝わり吸着材の昇温速度が大きくなる。つまり再生時間を短くしても吸着した大部分の水蒸気が放出されることになる。従って短時間で吸着能力が回復するため断続的に除湿モ−ドと吸着モ−ドを繰り返しても充分な除湿能力を発揮することが出来るため吸着材を大幅に小型化でき座席本体への組込みが容易となる。また直接吸着材61を加熱するため、空気を加熱することが少なく、再生電力が少なくて良い。
【0049】
さらに長期放置された場合でも除湿手段をすぐに再生できるので、大気中の水蒸気を吸着するのを防止するための厳重なシ−ル構成や、円筒状の吸着材を回転させる構成が不要となり、空調ユニットの小型化を実現できる。
【0050】
なお、図10、図11は、ステンレス等のエキスパンドメタル表面に水酸化アルミニウムや硝酸セリウム等を焼結酸化させたアンダーコート54を施し、ゼオライト、チタシリケート、シリカゲル、活性アルミナ等の吸着材35を担持させ、加熱手段42をエキスパンドメタル55で構成したものである。除湿モードではエキスパンドメタルの網目は開口しているので吸着材への接触面積が多くなり、また多孔体のため、送風の圧力損失を低くすることができる。再生モードでは、エキスパンドメタル55全面に接触するように溶接した端子56に通電させて発熱させる。エキスパンドメタルは薄板に切れ込みの入った構成のため、薄板に比べ同じ電気抵抗でも低熱容量であり、再生時間を短くすることができる。
【0051】
(実施例3)
図12は本発明の実施例3における、除湿モードの通風路付近の拡大断面図、図13は再生モードにおける通風路付近の拡大断面図である。本実施例では、実施例1の構成において、再生送風機49の吸込口50に、吸込口面積を絞り、送風機吹出口を臨ませた誘引補助手段57を備えた構成としたものである。なお、実施例1、実施例2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0052】
上記構成において、図13に示す吸着材の能力を再生させる再生モードでは送風機34を停止し、加熱手段42と、再生送風機49を駆動させる。加熱手段42で除湿手段36の吸着材35が加熱されると、吸着材に吸着されていた水蒸気Aは脱離する。脱離した水蒸気Aは、再生送風機49によって再生送風機49の吹出口から、本体外へ排出される。
【0053】
次に、図12に示す噴出口40から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段42と再生送風機49を停止し、送風機34を駆動する。誘引補助手段57によって、再生送風機の吸込口50は、送風機34の吹出口43に臨ませてあるので、再生送風機と、送風機を離れて設置しても、ダンパー等で再生送風機の吸込口を塞ぐことなく、送風機の送風流によって、再生送風機から空気Cが誘引され、送風流が除湿手段に送られず再生送風機から逆流して本体外へ流出することを防止できる。
【0054】
なお、誘引補助手段57の先端部58は、送風機34の吹出口43の延長線上にまで伸ばすことが理想であるが、送風流のせん断力が及ぶ範囲まで離しても同様の効果が得られる。
【0055】
なお、図14に示すように、再生吹出送風機49の吸込口50に、吸込口面積を絞り、送風機34の送風流下流に、送風機吹出口を臨ませた後、送風路44全体へ送風機の送風流Bを拡大する誘引補助手段57を設けた構成においては、除湿モードでは、加熱手段42と再生送風機49を停止し、送風機34を駆動する。誘引補助手段57によって、再生送風機49の吸込口50は、送風機の吹出口43に臨ませてあるので、再生送風機49と、送風機34を離れて設置しても、ダンパー等で再生送風機の吸込口50を塞ぐことなく、送風機34の送風流Bによって、再生送風機49から空気が誘引され、送風流Bが再生送風機49から逆流して本体外へ流出することを防止できる。さらに誘引補助手段57によって送風機から吹出した送風流Bが送風路44全体に拡大されるので、除湿手段36全体に送風流Bが流れ込み、送風流の除湿が効率よく行われる。
【0056】
以上述べたように、本実施例によれば除湿モード、再生モードを行う際でもダンパーなどの風路切替駆動手段を設けずに、送風機のみで構成することができるので、簡単でコストの低減ができるとともに、車の走行中の振動、耐久性についてはダンパーを使用する構成に比べて信頼性の優れたものを実現できる。
【0057】
(実施例4)
図15は本発明の実施例4における、除湿モードの通風路付近の拡大断面図、図16は再生モードにおける通風路付近の拡大断面図である。本実施例では、実施例1の構成において、送風機の吹出口に、送風機34からの送風流を拡大するとともに、再生送風機49の吸込口50を絞る拡大手段59を備えた構成としたものである。なお、実施例1、実施例2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0058】
上記構成において、除湿手段36の能力を再生させる再生モードでは、図16に示すように、送風機34を停止し、加熱手段42と、再生送風機49を駆動させる。加熱手段で除湿手段が加熱されると、除湿手段に吸着されていた水蒸気は脱離する。脱離した水蒸気Aは、再生送風機49によって再生送風機49の吹出口から、シート本体31外へ排出される。
【0059】
次に、噴出口40から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、図15に示すように加熱手段42と再生送風機49を停止し、送風機34を駆動する。拡大手段59によって送風機34から吹出した送風流Bが送風路44全体に拡大されるので、除湿手段36全体に送風流が流れ込み、送風流の除湿が効率よく行われる。また、拡大手段によって、再生送風機49の吸込口は、送風機の送風流B下流に臨ませてあるので、再生送風機49と、送風機34を離して設置しても、ダンパー等で再生送風機49の吸込口50を塞ぐことなく、送風機34の送風流Bによって、再生送風機49から空気Cが誘引され、送風流Bが再生送風機49から逆流してシート本体31外へ流出することを防止できる。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明の空調座席装置によれば、再生送風機の吸込口は、送風機の吹出口に臨ませてあるので、風路を切替えたり、開閉を行うためのダンパーが必要ない。このようにしてダンパーがある構成よりも簡易で、安価で、ダンパー駆動電力も必要ないので電力消費が少なくできる。また、車の振動などによりダンパーが変形して動作しなくなるといった信頼性を配慮する必要がなくなる。
【0061】
このようにして、噴出口から吹出した乾燥空気が体表面の汗を気化させることで気化熱をうばい人体に冷涼感を与えるとともに、ムレ感をも防止するので、特に夏季の車内の座席を急速に快適な着座感を有するものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空調座席装置の断面図
【図2】本発明の実施例1の除湿モードにおける座部の除湿手段等の構成図
【図3】本発明の実施例1の再生モードにおける座部の除湿手段等の構成図
【図4】図2の送風路付近の拡大構成図
【図5】図3の送風路付近の拡大構成図
【図6】噴出温度と背部の冷涼感の官能実験結果を示す図
【図7】実施例1の他の構成の再生モードにおける座部の除湿手段等の構成図
【図8】本発明の実施例2の送風路付近の拡大構成図
【図9】本発明の実施例2の除湿手段の斜視図
【図10】本発明の実施例2の加熱手段の他の一例を示す平面図
【図11】本発明の実施例2の電気抵抗発熱体構成の一例を示す斜視図
【図12】本発明の実施例3の除湿モードにおける送風路付近の拡大構成図
【図13】本発明の実施例3の再生モードにおける送風路付近の拡大構成図
【図14】本発明の実施例3の他の構成の除湿モードにおける送風路付近の拡大構成図
【図15】本発明の実施例4の除湿モードにおける送風路付近の拡大構成図
【図16】本発明の実施例4の再生モードにおける送風路付近の拡大構成図
【図17】従来の空調座席装置の斜視図
【図18】従来の空調座席装置の構成図
【図19】従来の空調座席装置の空気乾燥装置の構成図
【図20】従来の空調座席装置の空気乾燥装置の構成図
【図21】従来の他の空調座席装置の空気乾燥装置の斜視図
【符号の説明】
34 送風機
36 除湿手段
37 熱交換器
39 表皮
40 噴出口
41 通風路
42 加熱手段
43 吹出口
44 送風路
49 再生送風機
50 吸込口
57 誘引補助手段
59 拡大手段

Claims (5)

  1. 送風機と、前記送風機の吹出口に吸込口を近接させて設置した再生送風機と、前記送風機で送風された空気を除湿する除湿手段と、送風機と除湿手段を結ぶ送風路と、除湿後の空気を冷却する熱交換器と、前記除湿手段を加熱させる加熱手段と、座席本体の表皮に設けられた空気を噴出する噴出口と、前記熱交換器で熱交換後の乾燥空気を噴出口に導く通風路とを備え、吸着材の能力を再生させる再生モードでは加熱手段と再生送風機を駆動させ、噴出口から乾燥空気を噴出し人体に送風する除湿モードでは、加熱手段と再生送風機を停止し、送風機を駆動する空調座席装置。
  2. 再生送風機の吸込口を絞る誘引補助手段を備えた請求項1記載の空調座席装置。
  3. 誘引補助手段が、送風機の吹出口から送風された送風流を送風路に拡大する請求項2記載の空調座席装置。
  4. 送風機の吹出口から送風された送風流を拡大するとともに、再生送風機の吸込口を絞る拡大手段を備えた請求項1記載の空調座席装置。
  5. 除湿手段は加熱手段表面に吸着材を担持した請求項1ないし請求項4記載の空調座席装置。
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