JP2002115869A - 調湿装置 - Google Patents
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Abstract
ェ素子を用いて外調機の小型化を図る。 【解決手段】 外調機(10)の調湿ユニット(30)に、
デシカントロータ(34)、熱回収器(33)、及び温調器
(50)を設ける。また、温調器(50)には、ペルチェ素
子(60)を設ける。調湿ユニット(30)は、第1空気と
第2空気を取り込む。第1空気は、温調器(50)のペル
チェ素子(60)で冷却され、デシカントロータ(34)で
減湿され、熱回収器(33)で第2空気に放熱する。第2
空気は、熱回収器(33)で第1空気から吸熱し、温調器
(50)のペルチェ素子(60)で加熱され、デシカントロ
ータ(34)の再生に利用される。除湿運転時には、減湿
された第1空気を室内へ供給する。加湿運転時には、加
湿された第2空気を室内へ供給する。
Description
を行う調湿装置に関するものである。
節を行う調湿装置が知られている。この種の調湿装置と
しては、特開平6−91131号公報に開示されている
ように、いわゆるバッチ式のものがある。この調湿装置
では、送風通路を室内側へ切り換え、取り込んだ室内空
気を吸着剤で減湿して室内へ送り返す。また、この動作
を所定時間行うと、今度は吸着剤の再生を行う。即ち、
吸着剤をヒータで加熱して水分を脱着させる一方、送風
通路を室外側へ切り換えて脱着した水分を室外へ排出す
る。このように、室内空気の減湿と吸着剤の再生とを交
互に繰り返し、室内の除湿を行う。
371号公報に開示されているように、換気機能を有す
るものも知られている。この調湿装置は、いわゆる回転
ロータ式に構成されている。そして、取り込んだ室外空
気をデシカントロータで減湿して室内へ供給する一方、
取り込んだ室内空気をデシカントロータの再生に利用し
て室外へ排気する。また、この調湿装置では、冷凍サイ
クルを行う冷凍機を設けて減湿後の空気を冷却する一
方、冷凍機における冷媒の凝縮熱を利用してデシカント
ロータを再生している。
熱を移動させる熱電素子が知られている。この種の熱電
素子としては、n形半導体とp形半導体とを組み合わせ
てペルチェ効果を利用するペルチェ素子がある。熱電素
子に直流を流すと、一方の表面では吸熱を行い、他方の
表面では放熱を行う。また、熱電素子に流す直流の向き
を反転させると、吸熱側と放熱側とが入れ替わる。この
熱電素子は、例えば、特開2000−55523号公報
に開示されているような冷温蔵庫に利用されている。
着剤を再生する必要があり、そのためには吸着剤を直接
的に、あるいは空気等を介して間接的に加熱しなければ
ならない。また、吸着剤で空気を減湿する際には吸着熱
が生じるため、減湿によって空気の温度が上昇する。従
って、減湿した空気を冷却した上で室内に供給するのが
望ましい。そこで、加熱作用と冷却作用を行うものとし
て冷凍機を設けることが考えられるが、これでは調湿装
置の大型化や複雑化を招く。
で簡素な構成によって冷熱や温熱の生成が可能である。
しかしながら、この熱電素子が生成する冷熱と温熱の何
れか一方だけを利用することとすると、低いエネルギ効
率しか得られない。従って、熱電素子で多量の冷熱や温
熱を生成しようとすると、消費エネルギが嵩んでしま
う。このため、熱電素子は、比較的小能力の冷温蔵庫等
の限られた用途にしか利用されていなかった。
しつつ、熱電素子を利用して調湿装置の小型化・簡素化
を図ることを目的とする。
装置に関して長年に亘り鋭意研究した結果、上記調湿装
置では、空気の冷却のための冷熱と吸着剤を再生するた
めの温熱とが同時に必要となる一方、熱電素子で生成さ
れる冷熱と温熱の両方を同時に利用すれば、充分なエネ
ルギ効率が得られる点を見出した。これらの点を考慮す
ることで、本願の発明者らは、上記調湿装置に熱電素子
を適用すれば、エネルギ効率を悪化させることなく調湿
装置の小型化・簡素化が可能であることに想到し、本発
明を成すに至ったものである。
気及び第2空気を取り込み、減湿された第1空気を利用
する除湿運転と加湿された第2空気を利用する加湿運転
の少なくとも一方を行う調湿装置を対象とする。そし
て、第1空気から吸湿して第2空気により再生される調
湿部材(34)と、直流を流すと第1空気から吸熱して第
2空気へ放熱し、加熱した第2空気を上記調湿部材(3
4)へ供給する熱電素子(60)とを設けるものである。
1の解決手段において、熱電素子(60)により冷却され
た第1空気を調湿部材(34)へ供給して該第1空気を減
湿するものである。
1の解決手段において、調湿部材(34)により減湿され
た第1空気を熱電素子(60)へ供給して該第1空気を冷
却するものである。
伝熱部(71,72)を有し、流れる直流の向きを反転させ
ることによって、第1の伝熱部(71)が吸熱側となり第
2の伝熱部(72)が放熱側となる状態と、第2の伝熱部
(72)が吸熱側となり第1の伝熱部(71)が放熱側とな
る状態とが交互に切り換わる熱電素子(70)と、第1空
気が吸熱側となった伝熱部(71,72)に接触し且つ第2
空気が放熱側となった伝熱部(71,72)に接触するよう
に、上記熱電素子(70)を流れる直流の向きに対応して
第1空気及び第2空気の流れを切り換える切換機構(4
3,44)とを備える一方、上記熱電素子(70)の伝熱部
(71,72)には、その表面の全体又は一部分に吸着剤が
設けられ、上記熱電素子(70)は、吸熱側となった伝熱
部(71,72)において第1空気から吸湿し、放熱側とな
った伝熱部(71,72)において第2空気へ放湿するもの
である。
吸着剤が設けられた一対の伝熱部(71,72)を有し、流
れる直流の向きを反転させることによって、第1の伝熱
部(71)が吸熱側となり第2の伝熱部(72)が放熱側と
なる状態と、第2の伝熱部(72)が吸熱側となり第1の
伝熱部(71)が放熱側となる状態とが交互に切り換わる
調湿用の熱電素子(70)と、第1空気が吸熱側となった
伝熱部(71,72)に接触し且つ第2空気が放熱側となっ
た伝熱部(71,72)に接触するように、上記熱電素子(7
0)を流れる直流の向きに対応して第1空気及び第2空
気の流れを切り換える切換機構(43,44)と、直流を流
すと上記調湿用の熱電素子(70)で減湿された第1空気
から吸熱して上記調湿用の熱電素子(70)に供給される
第2空気へ放熱する温調用の熱電素子(73a,73b)とを
備え、上記調湿用の熱電素子(70)は、吸熱側となった
伝熱部(71,72)において第1空気から吸湿し、放熱側
となった伝熱部(71,72)において第2空気へ放湿する
ものである。
1,第4又は第5の解決手段において、複数の熱電素子
(60a,…)が一列に配置される一方、第1空気と第2空
気が上記熱電素子(60a,…)の配列方向に沿って互いに
対向する向きに流れるものである。
1,第4又は第5の解決手段において、第1空気として
取り込んだ室外空気を減湿して室内へ供給し、且つ第2
空気として取り込んだ室内空気を加湿して室外へ排気す
るものである。
1,第4又は第5の解決手段において、第1空気として
取り込んだ室内空気を減湿して室外へ排気し、且つ第2
空気として取り込んだ室外空気を加湿して室内へ供給す
るものである。
1,第4又は第5の解決手段において、第1空気として
取り込んだ室外空気を減湿して室内へ供給し、且つ第2
空気として取り込んだ室内空気を加湿して室外へ排気す
る除湿運転と、第1空気として取り込んだ室内空気を減
湿して室外へ排気し、且つ第2空気として取り込んだ室
外空気を加湿して室内へ供給する加湿運転とを切り換え
て行うものである。
ら吸湿する。つまり、第1空気に含まれる水分が調湿部
材(34)によって奪われ、第1空気が減湿される。調湿
部材(34)は、熱電素子(60)で加熱された第2空気に
よって再生される。その際、調湿部材(34)から放湿さ
れた水分が第2空気に付与され、第2空気が加湿され
る。一方、熱電素子(60)に直流を流すと、この熱電素
子(60)は、第1空気から吸熱して第2空気へ放熱す
る。第2空気は、熱電素子(60)から放熱された熱を付
与され、加熱された後に調湿部材(34)の再生に利用さ
れる。
加湿運転の少なくとも一方を行う。例えば、除湿運転
は、調湿部材(34)の吸湿により減湿された第1空気を
室内に供給して行われる。また、加湿運転は、調湿部材
(34)の放湿により加湿された第2空気を室内に供給し
て行われる。上記調湿装置は、除湿運転又は加湿運転の
一方だけを専ら行うものであってもよく、除湿運転と加
湿運転を切り換えて行うものであってもよい。
で減湿される前の第1空気から、熱電素子(60)が吸熱
する。つまり、熱電素子(60)に熱を奪われて冷却され
た第1空気が調湿部材(34)に供給される。そして、こ
の調湿部材(34)によって、第1空気が減湿される。
で減湿された後の第1空気から、熱電素子(60)が吸熱
する。つまり、第1空気は、調湿部材(34)によって減
湿された後に、熱電素子(60)によって冷却される。
に一対の伝熱部(71,72)が設けられる。熱電素子(7
0)において、ある方向に直流を流すと、第1の伝熱部
(71)で吸熱が行われ、第2の伝熱部(72)で放熱が行
われる。また、熱電素子(70)を流れる直流の向きを逆
にすると、第2の伝熱部(72)で吸熱が行われ、第1の
伝熱部(71)で放熱が行われる。これら伝熱部(71,7
2)には、その表面の全体又は一部分に吸着剤が設けら
れる。
れた第1空気及び第2空気の流れが切換機構(43,44)
によって切り換えられる。例えば、第1の伝熱部(71)
が吸熱側となり第2の伝熱部(72)が放熱側となる場合
には、切換機構(43,44)の動作により、第1の伝熱部
(71)に第1空気が供給され第2の伝熱部(72)に第2
空気が供給される。この状態で、第1の伝熱部(71)に
設けられた吸着剤が、第1空気の水分を吸着する。熱電
素子(70)は、その際に生じる吸着熱の全部又は一部を
吸熱し、第2の伝熱部(72)において放熱する。この放
熱により、第2の伝熱部(72)に設けられた吸着剤が加
熱され、吸着剤から水分が脱着する。そして、第2の伝
熱部(72)の吸着剤が再生され、脱着した水分が第2空
気に付与される。
側となり第1の伝熱部(71)が放熱側となる場合には、
切換機構(43,44)の動作により、第2の伝熱部(72)
に第1空気が供給され第1の伝熱部(71)に第2空気が
供給される。この状態で、第2の伝熱部(72)に設けら
れた吸着剤が、第1空気の水分を吸着する。熱電素子
(70)は、その際に生じる吸着熱の全部又は一部を吸熱
し、第1の伝熱部(71)において放熱する。この放熱に
より、第1の伝熱部(71)に設けられた吸着剤が加熱さ
れ、吸着剤から水分が脱着する。そして、第1の伝熱部
(71)の吸着剤が再生され、脱着した水分が第1空気に
付与される。以上のように第1空気及び第2空気の流れ
を切り換えることで、第1空気の減湿と第2空気の加湿
とを連続的に行う。
おいて、伝熱部(71,72)の表面の全体に吸着剤を設け
ない場合には、次のような動作を行う。つまり、吸着剤
が設けられていない部分では、熱電素子(70)が吸熱側
の伝熱部(71,72)で第1空気から吸熱し、放熱側の伝
熱部(71,72)で第2空気へ放熱する。これによって、
第1空気の冷却と第2空気の加熱が行われる。
子(70)と切換機構(43,44)とが、上記第4の解決手
段と同様の動作を行う。即ち、切換機構(43,44)の動
作によって、調湿用の熱電素子(70)では、吸熱側とな
った伝熱部(71,72)に常に第1空気が送られ、放熱側
となった伝熱部(71,72)に常に第2空気が送られる。
吸熱側となった伝熱部(71,72)では第1空気からの吸
湿が行われ、第1空気が減湿される。放熱側となった伝
熱部(71,72)では第2空気への放湿が行われ、第2空
気が加湿される。一方、温調用の熱電素子(73a,73b)
に直流を流すと、この熱電素子(73a,73b)は、第1空
気から吸熱して第2空気へ放熱する。この温調用の熱電
素子(73a,73b)の動作によって、第1空気の冷却と第
2空気の加熱とが行われる。
られた複数の熱電素子(60a,…)が一列に配列される。
第1空気と第2空気は、一列に並んだ熱電素子(60a,
…)に沿って互いに反対向きに流れる。即ち、第1空気
が右から左へ向かって流れるときには、第2空気が左か
ら右へ向かって流れる。この状態で熱電素子(60a,…)
が第1空気から吸熱して第2空気へ放熱する場合を考え
ると、右から左へ向かうにつれて第1空気の温度が低下
する一方、左から右へ向かうにつれて第2空気の温度が
上昇する。つまり、右端に位置する熱電素子(60a)
は、送り込まれた直後の第1空気から吸熱し、既に加熱
されて温度上昇した第2空気に対して放熱する。また、
左端に位置する熱電素子(60c)は、既に冷却されて温
度低下した第1空気から吸熱し、送り込まれた直後の第
2空気へ放熱する。
1空気として室外空気を取り込み、第2空気として室内
空気を取り込む。調湿装置は、室外空気である第1空気
を減湿して室内へ供給する一方、室内空気である第2空
気を加湿して室外へ排気する。そして、調湿装置が減湿
後の第1空気を供給することで、室内の除湿が行われ
る。また、第1空気を室外空気の供給と第2空気の排気
とによって、室内の換気が行われる。
1空気として室内空気を取り込み、第2空気として室外
空気を取り込む。調湿装置は、室内空気である第1空気
を減湿して室外へ排気する。また、調湿装置は、室外空
気である第2空気を加湿して室内へ供給する。そして、
調湿装置が加湿後の第2空気を供給することで、室内の
加湿が行われる。また、第1空気の排気と第2空気の供
給とによって、室内の換気が行われる。
運転とが切り換えて行われる。除湿運転時において、本
解決手段に係る調湿装置は、上記第8の解決手段のもの
と同様に動作する。つまり、第1空気として室外空気を
取り込み、第2空気として室内空気を取り込んで、減湿
後の第1空気を室内へ供給する。一方、加湿運転時にお
いて、本解決手段に係る調湿装置は、上記第9の解決手
段のものと同様に動作する。つまり、第1空気として室
内空気を取り込み、第2空気として室外空気を取り込ん
で、加湿後の第2空気を室内へ供給する。
…)を設け、熱電素子(60,…)の吸熱作用と放熱作用
とを同時に利用して調湿装置の運転を行うようにしてい
る。具体的に、上記第1の解決手段では、熱電素子(6
0)の吸熱作用により第1空気を冷却すると同時に、そ
の放熱作用により第2空気を加熱している。また、上記
第4の解決手段では、熱電素子(70)の吸熱作用により
一方の伝熱部(71,72)の吸着剤を冷却すると同時に、
その放熱作用により他方の伝熱部(71,72)の吸着剤を
加熱している。また、上記第5の解決手段では、調湿用
の熱電素子(70)の吸熱作用を一方の伝熱部(71,72)
の吸着剤の冷却に利用すると同時にその放熱作用を他方
の伝熱部(71,72)の吸着剤の加熱に利用する一方、温
調用の熱電素子(73a,73b)の吸熱作用を第1空気の冷
却に利用すると同時にその放熱作用を第2空気の加熱に
利用している。
…)に電力を供給して得られる吸熱及び放熱の両作用を
同時に調湿装置の運転に利用できるため、熱電素子(6
0,…)の効率、即ち、熱電素子(60,…)からの出力を
熱電素子(60,…)への入力で除した値の高い状態で、
熱電素子(60,…)を用いることができる。このため、
調湿装置のエネルギ効率を落とすことなく、熱電素子
(60,…)を用いることで調湿装置の小型化・簡素化を
図ることが可能となる。
冷却してから調湿部材(34)へ送っている。つまり、調
湿部材(34)は、より低温の第1空気から吸湿すること
となる。この結果、調湿部材(34)の再生温度を下げる
ことができ、第2空気に対する加熱量を削減することが
できる。従って、本解決手段によれば、調湿装置の効率
を向上させることができる。
(70)の伝熱部(71,72)に吸着剤を設け、この熱電素
子(70)で第1空気の減湿や第2空気の加湿を行うこと
ができる。従って、空気の減湿や加湿のための部材、例
えばデシカントロータ等を別途設ける必要がなくなり、
部品点数を削減して調湿装置の簡素化を図ることができ
る。また、吸着剤を再生する際には、この吸着剤を熱電
素子(70)により直接加熱することができる。このた
め、加熱した空気等を介して吸着剤を加熱し再生する場
合に比べ、より少ない熱量で吸着剤を再生することがで
きる。この結果、調湿装置の運転に要するエネルギを削
減することができる。
数の熱電素子(60a,…)に沿って対向方向に第1空気と
第2空気を流している。従って、熱電素子を1つだけ設
けて該熱電素子が第1空気から吸熱して第2空気に放熱
する場合に比べ、各熱電素子(60a,…)における吸熱側
と放熱側の温度差を縮小することができる。ここで、熱
電素子は、吸熱側と放熱側の温度差が拡大するにつれて
効率が低下するという特性を有する。そこで、本解決手
段のように複数の熱電素子(60a,…)を配置すると、第
1及び第2空気の出入口温度を変更することなく各熱電
素子(60a,…)における吸熱側と放熱側の温度差を縮小
でき、各熱電素子(60a,…)を効率のよい状態で動作さ
せることができる。また、最も効率のよい動作温度が異
なる複数種類の熱電素子(60a,…)を用いることも可能
であり、これによって全体の効率を更に向上させること
ができる。従って、本解決手段によれば、調湿装置の運
転に要する電力を削減することができる。
ば、室内の除湿や加湿に加えて室内の換気を行うことが
できる。特に、上記第9の解決手段によれば、除湿運転
と加湿運転を切り換えて行うことができる。
に基づいて詳細に説明する。
より構成された外調機(10)であって、室内の湿度調節
と換気とを行うものである。図1に示すように、上記外
調機(10)は、調湿ユニット(30)、導入側四方弁(1
1)、及び導出側四方弁(12)を備えている。
ト(15)及び第2導入ダクト(16)を介して、導入側四
方弁(11)と接続されている。第1導入ダクト(15)及
び第2導入ダクト(16)は、共に入口端が導入側四方弁
(11)に接続され、出口端が調湿ユニット(30)に接続
されている。導入側四方弁(11)には、外気ダクト(1
7)及び内気ダクト(18)が接続されている。外気ダク
ト(17)は、その入口端が室外に開口している。内気ダ
クト(18)は、その入口端が室内に開口している。
(17)と第1導入ダクト(15)が連通し且つ内気ダクト
(18)と第2導入ダクト(16)が連通する状態(図1に
実線で示す状態)と、外気ダクト(17)と第2導入ダク
ト(16)が連通し且つ内気ダクト(18)と第1導入ダク
ト(15)が連通する状態(図1に破線で示す状態)とに
切り換わる。
出ダクト(21)及び第2導出ダクト(22)を介して、導
出側四方弁(12)と接続されている。第1導出ダクト
(21)及び第2導出ダクト(22)は、共に入口端が調湿
ユニット(30)に接続され、出口端が導出側四方弁(1
2)に接続されている。導出側四方弁(12)には、排気
ダクト(23)及び給気ダクト(24)が接続されている。
排気ダクト(23)は、その出口端が室外に開口してい
る。給気ダクト(24)は、その出口端が室内に開口して
いる。
ト(21)と給気ダクト(24)が連通し且つ第2導出ダク
ト(22)と排気ダクト(23)が連通する状態(図1に実
線で示す状態)と、第1導出ダクト(21)と排気ダクト
(23)が連通し且つ第2導出ダクト(22)と給気ダクト
(24)が連通する状態(図1に破線で示す状態)とに切
り換わる。
0)には、減湿通路(31)と再生通路(32)とが区画形
成されている。また、調湿ユニット(30)は、デシカン
トロータ(34)、熱回収器(33)、及び温調器(50)を
備えている。
導入ダクト(15)が接続され、その出口端に第1導出ダ
クト(21)が接続される。この減湿通路(31)には、第
1導入ダクト(15)を通じて第1空気が送り込まれる。
一方、再生通路(32)は、その入口端に第2導入ダクト
(16)が接続され、その出口端に第2導出ダクト(22)
が接続される。この再生通路(32)には、第2導入ダク
ト(16)を通じて第2空気が送り込まれる。
いし円柱状に形成され、上記減湿通路(31)と再生通路
(32)の両方を横断する姿勢で配置されている。また、
デシカントロータ(34)は、ハニカム状に形成されてお
り、その軸方向に貫通する多数の空気通路が形成されて
いる。減湿通路(31)では第1空気がデシカントロータ
(34)を貫通して流れ、再生通路(32)では第2空気が
デシカントロータ(34)を貫通して流れる。このデシカ
ントロータ(34)は、図外のモータによって駆動され、
その中心軸周りに回転する。
ゼオライト等の吸着剤が担持されている。この吸着剤
は、減湿通路(31)の第1空気と接触すると、第1空気
から水分を吸着する。また、吸着剤が再生通路(32)の
第2空気と接触すると、吸着剤から水分が脱着する。即
ち、デシカントロータ(34)は、第1空気から吸湿して
第2空気により再生される調湿部材を構成している。
第1空気と再生通路(32)の第2空気とを熱交換させる
熱交換器である。熱回収器(33)は、減湿通路(31)に
おけるデシカントロータ(34)の下流に位置すると共
に、再生通路(32)におけるデシカントロータ(34)の
上流に位置している。この熱回収器(33)において、第
1空気が第2空気に対して放熱し、第2空気が第1空気
から吸熱する。
チェ素子(60)を備えている。温調器(50)には、ペル
チェ素子(60)により仕切られて冷却空間(51)と加熱
空間(52)とが形成されている。冷却空間(51)は、減
湿通路(31)におけるデシカントロータ(34)の上流に
配置されている。一方、加熱空間(52)は、再生通路
(32)におけるデシカントロータ(34)の上流に配置さ
れている。
0)は、素子本体(61)、吸熱部(62)、及び放熱部(6
3)を備えている。素子本体(61)は、n形半導体とp
形半導体を組み合わせたもので、平板状に形成されてい
る。この素子本体(61)に直流電流を流すと、図3にお
ける下面側から上面側に向かって熱の移動が生じる。吸
熱部(62)と放熱部(63)は、共にベース(64)と多数
のフィン(65)とを備え、ヒートシンク状に形成されて
いる。ベース(64)は、素子本体(61)よりもやや薄い
平板状に形成されている。一方、フィン(65)は、細長
い四角柱状に形成され、ベース(64)に立設されてい
る。そして、吸熱部(62)のベース(64)が素子本体
(61)の下面に接合され、放熱部(63)のベース(64)
が素子本体(61)の上面に接合されている。
調器(50)の冷却空間(51)に配置されている(図2参
照)。この吸熱部(62)は、冷却空間(51)に送り込ま
れた第1空気と接触する。一方、ペルチェ素子(60)の
放熱部(63)は、温調器(50)の加熱空間(52)に配置
されている(図2参照)。この放熱部(63)は、加熱空
間(52)に送り込まれた第2空気と接触する。また、ペ
ルチェ素子(60)の素子本体(61)には、図外の直流電
源から直流電流が供給される。そして、ペルチェ素子
(60)は、吸熱部(62)において第1空気から吸熱し、
放熱部(63)において第2空気へ放熱する。
(10)は、導入側四方弁(11)及び導出側四方弁(12)
を切り換えることで、除湿運転と加湿運転を切り換えて
行う。ここでは、外調機(10)の動作について、図4の
空気線図を参照しながら説明する。
除湿するために行われる。除湿運転時には、導入側四方
弁(11)と導出側四方弁(12)とが、それぞれ図1に実
線で示すように切り換わる。この状態で、外気ダクト
(17)には、図4に示す点Aの状態の室外空気が取り込
まれる。この室外空気は、第1導入ダクト(15)を流
れ、第1空気として調湿ユニット(30)に供給される。
一方、内気ダクト(18)には、図4に示す点Eの状態の
室内空気が取り込まれる。この室内空気は、第2導入ダ
クト(16)を流れ、第2空気として調湿ユニット(30)
に供給される。
気は、調湿ユニット(30)の減湿通路(31)へ導入され
る。この第1空気は、温調器(50)の冷却空間(51)へ
送られ、ペルチェ素子(60)の吸熱部(62)と接触す
る。ペルチェ素子(60)は、吸熱部(62)において第1
空気から吸熱する。この吸熱により第1空気の温度が低
下し、第1空気は点Bの状態となる。点Bの状態の第1
空気は、デシカントロータ(34)へ送られる。第1空気
は、デシカントロータ(34)を貫流する間に吸着材と接
触し、第1空気の水分が吸着剤に吸着される。そして、
第1空気は、ほぼ等エンタルピ過程で状態変化し、温度
が上昇し絶対湿度が低下して点Cの状態となる。つま
り、デシカントロータ(34)において、第1空気が減湿
される。
へ送られ、第2空気と熱交換を行う。この熱交換によ
り、第1空気は、第2空気に対して放熱し、その温度が
低下して点Dの状態となる。つまり、熱回収器(33)で
は、冷房時の室内空気である第2空気の冷熱が、室内へ
供給される第1空気に回収される。点Dの状態の第1空
気は、点Eの状態の室内空気よりも絶対湿度が低くなっ
ている。この点Dの状態の第1空気は、減湿通路(31)
から第1導出ダクト(21)に送り出される(図2参
照)。そして、点Dの状態の第1空気は、第1導出ダク
ト(21)及び給気ダクト(24)を流れ、換気給気として
室内へ供給される(図1参照)。この第1空気の供給に
よって、室内の除湿が行われる。
気は、調湿ユニット(30)の再生通路(32)へ導入され
る。この第2空気は、熱回収器(33)へ送られ、第1空
気と熱交換を行う。この熱交換により、第2空気は、第
1空気から吸熱し、その温度が上昇して点Fの状態とな
る。点Fの状態の第2空気は、温調器(50)の加熱空間
(52)へ送られ、ペルチェ素子(60)の放熱部(63)と
接触する。ペルチェ素子(60)は、放熱部(63)におい
て第2空気に対して放熱する。この放熱により第2空気
の温度が更に上昇し、第2空気は点Gの状態となる。
タ(34)へ送られる。第2空気は、デシカントロータ
(34)を貫流する間に吸着剤と接触し、この第2空気に
よって吸着剤が加熱される。吸着剤を加熱すると吸着さ
れていた水分が脱着し、脱着した水分が第2空気に付与
される。そして、第2空気は、ほぼ等エンタルピ過程で
状態変化し、温度が低下し絶対湿度が上昇して点Hの状
態となる。つまり、第2空気によってデシカントロータ
(34)が再生されると共に、デシカントロータ(34)に
おいて第2空気が加湿される。点Hの状態の第2空気
は、再生通路(32)から第2導出ダクト(22)に送り出
される(図2参照)。そして、点Hの状態の第2空気
は、第2導出ダクト(22)及び排気ダクト(23)を流
れ、換気排気として室外へ排気される(図1参照)。
は、図外のモータで回転駆動されている。従って、デシ
カントロータ(34)のうち減湿通路(31)において第1
空気から吸湿した部分は、再生通路(32)へと移動す
る。再生通路(32)では、第2空気がデシカントロータ
(34)と接触し、デシカントロータ(34)が再生され
る。その後、デシカントロータ(34)のうち再生通路
(32)で再生された部分は、再び減湿通路(31)へ移動
し、第1空気からの吸湿を行う。このデシカントロータ
(34)の動作により、第1空気から水分が奪われ、第2
空気に水分が付与される。
加湿するために行われる。加湿運転時には、導入側四方
弁(11)と導出側四方弁(12)とが、それぞれ図1に破
線で示すように切り換わる。この状態で、外気ダクト
(17)には、図4に示す点Eの状態の室外空気が取り込
まれる。この室外空気は、第2導入ダクト(16)を流
れ、第2空気として調湿ユニット(30)に供給される。
一方、内気ダクト(18)には、図4に示す点Aの状態の
室内空気が取り込まれる。この室内空気は、第1導入ダ
クト(15)を流れ、第1空気として調湿ユニット(30)
に供給される。
第2空気の流れは、除湿運転時と同様である。即ち、減
湿通路(31)に導入された第1空気は、温調器(50)に
おいて冷却され、デシカントロータ(34)において減湿
され、熱回収器(33)において第2空気に放熱する。そ
の後、第1空気は、第1導出ダクト(21)及び排気ダク
ト(23)を流れ、換気排気として室外へ排気される。一
方、再生通路(32)に導入された第1空気は、熱回収器
(33)において第1空気から吸熱し、温調器(50)にお
いて加熱され、デシカントロータ(34)において加湿さ
れる。その後、第2空気は、第2導出ダクト(22)及び
給気ダクト(24)を流れ、換気給気として室内へ供給さ
れる。
て、換気排気である第1空気の温熱が、換気給気である
第2空気に回収される。また、デシカントロータ(34)
において、換気排気である第1空気の水分が、換気給気
である第2空気に回収される。
にペルチェ素子(60)を設け、このペルチェ素子(60)
によって第1空気の冷却と第2空気の加熱とを行ってい
る。つまり、本実施形態1によれば、ペルチェ素子(6
0)に電力を供給して得られる吸熱作用と放熱作用の両
方を同時に利用して、除湿運転や加湿運転を行うことが
できる。従って、ペルチェ素子(60)の吸熱作用と放熱
作用の一方だけを利用する場合に比べ、効率の高い状態
でペルチェ素子(60)を用いることができる。このた
め、調湿ユニット(30)、ひいては外調機(10)のエネ
ルギ効率を落とすことなく、ペルチェ素子(60)を用い
ることで外調機(10)の小型化・簡素化を図ることが可
能となる。
器(50)において予め冷却してからデシカントロータ
(34)へ送っている。従って、より低温の第1空気から
デシカントロータ(34)が吸湿することとなり、その結
果、デシカントロータ(34)の再生温度を下げることが
できる。つまり、第1空気の予冷を行わない場合に比べ
てデシカントロータ(34)へ送る第2空気の温度を低く
しても、デシカントロータ(34)の充分な再生が可能と
なる。このため、温調器(50)での第2空気に対する加
熱量を削減でき、外調機(10)の運転に要するエネルギ
を削減できる。
施形態1において、温調器(50)の構成及び配置を変更
すると共に、熱回収器(33)を省略したものである。本
実施形態2に係る温調器(50)は、実施形態1における
熱回収器(33)の機能を兼ねている。ここでは、上記実
施形態1と異なる部分について説明する。
調器(50)には、3つのペルチェ素子(60a,60b,60c)
が設けられている。図6に示すように、各ペルチェ素子
(60a,60b,60c)は、それぞれが素子本体(61a,61b,61
c)、吸熱部(62a,62b,62c)、及び放熱部(63a,63b,63
c)を備え、上記実施形態1のものと同様に構成されて
いる。温調器(50)において、3つのペルチェ素子(60
a,60b,60c)は、一列に並べられている。具体的に、温
調器(50)では、図5,図6における右から左に向かっ
て、第1ペルチェ素子(60a)、第2ペルチェ素子(60
b)、第3ペルチェ素子(60c)の順に配列されている。
は、最も効率よく動作できる温度がそれぞれ異なってい
る。この最適な動作温度は、第1ペルチェ素子(60a)
のものが最も高い値に、第2ペルチェ素子(60b)のも
のが中程度の値に、第3ペルチェ素子(60c)のものが
最も低い値にそれぞれ設定されている。
子により仕切られて冷却空間(51)と加熱空間(52)と
が形成されている(図5参照)。
るデシカントロータ(34)の下流に配置されている。デ
シカントロータ(34)からの第1空気は、図5における
冷却空間(51)の右端へ導入される。冷却空間(51)に
おいて、第1空気は、第1ペルチェ素子(60a)の吸熱
部(62a)、第2ペルチェ素子(60b)の吸熱部(62
b)、第3ペルチェ素子(60c)の吸熱部(62c)と順次
接触する。
におけるデシカントロータ(34)の上流に配置されてい
る。第2導入ダクト(16)からの第2空気は、図5にお
ける加熱空間(52)の左端へ導入される。加熱空間(5
2)において、第2空気は、第3ペルチェ素子(60c)の
放熱部(63c)、第2ペルチェ素子(60b)の放熱部(63
b)、第1ペルチェ素子(60a)の放熱部(63a)と順次
接触する。
1)では、3つのペルチェ素子(60a,60b,60c)の配列方
向に沿って第1空気が流れる。一方、温調器(50)の加
熱空間(52)では、3つのペルチェ素子(60a,60b,60
c)の配列方向に沿って第2空気が流れる。また、冷却
空間(51)における第1空気の流れは、加熱空間(52)
における第2空気の流れと反対向きになっている。
だ室外空気を第1空気として調湿ユニット(30)へ供給
し、この第1空気を減湿して室内へ供給することにより
行われる。また、外調機(10)は、内気ダクト(18)に
取り込んだ室内空気を第2空気として調湿ユニット(3
0)へ供給し、この第2空気をデシカントロータ(34)
の再生に利用して室外へ排気する。この点は、上記実施
形態1と同様である。ここでは、調湿ユニット(30)の
動作を、図7の空気線図を参照しながら説明する。
気は、調湿ユニット(30)の減湿通路(31)へ導入され
る。この第1空気は、デシカントロータ(34)へ送られ
る。第1空気は、デシカントロータ(34)を貫流する間
に第1空気が吸着材と接触し、第1空気中の水分が吸着
剤に吸着される。そして、第1空気は、ほぼ等エンタル
ピ過程で状態変化し、温度が上昇し絶対湿度が低下して
点Bの状態となる。
冷却空間(51)へ送り込まれる。この冷却空間(51)で
は、各ペルチェ素子(60a,60b,60c)の吸熱部(62a,62
b,62c)と接触することで、第1空気が冷却される。そ
の際、第1空気は、第1ペルチェ素子(60a)の吸熱部
(62a)において点B1の状態にまで冷却され、続いて第
2ペルチェ素子(60b)の吸熱部(62b)において点B2
の状態にまで冷却され、最後に第3ペルチェ素子(60
c)の吸熱部(62c)において点Cの状態にまで冷却され
る。その後、点Cの状態の第1空気は、調湿ユニット
(30)から送り出され、換気給気として室内に供給され
る。
状態の室内空気よりも温度及び絶対湿度が低くなってい
る。従って、この点Cの状態の第1空気を室内に供給す
ることで、室内の除湿が行われると共に、ある程度の冷
房効果も得られる。
気は、調湿ユニット(30)の再生通路(32)へ導入され
る。この第2空気は、温調器(50)の加熱空間(52)へ
送り込まれる。この加熱空間(52)では、各ペルチェ素
子(60a,60b,60c)の放熱部(63a,63b,63c)と接触する
ことで、第2空気が加熱される。その際、第2空気は、
第3ペルチェ素子(60c)の放熱部(63c)において点D
1の状態にまで加熱され、続いて第2ペルチェ素子(60
b)の放熱部(63b)において点D2の状態にまで加熱さ
れ、最後に第1ペルチェ素子(60a)の放熱部(63a)に
おいて点Eの状態にまで加熱される。
タ(34)へ送られる。第2空気は、デシカントロータ
(34)を貫流する間に吸着剤と接触し、この第2空気に
よって吸着剤が加熱される。吸着剤を加熱すると吸着さ
れていた水分が脱着し、脱着した水分が第2空気に付与
される。そして、第2空気は、ほぼ等エンタルピ過程で
状態変化し、温度が低下し絶対湿度が上昇して点Fの状
態となる。その後、点Fの状態の第2空気は、調湿ユニ
ット(30)から送り出され、換気排気として室外へ排気
される。
は、各ペルチェ素子(60a,60b,60c)が換気給気である
第1空気から吸熱して換気排気である第2空気へ放熱し
ている。従って、温調器(50)では、第2空気の有する
冷熱が回収されて第1空気に付与される。
7)に取り込んだ室外空気を第2空気として調湿ユニッ
ト(30)へ供給し、この第2空気を加湿して室内へ供給
することにより行われる。また、外調機(10)は、内気
ダクト(18)に取り込んだ室内空気を第1空気として調
湿ユニット(30)へ供給し、デシカントロータ(34)に
より第1空気から水分を奪った上で第1空気を室外へ排
気する。この点は、上記実施形態1と同様である。
第2空気の流れは、除湿運転時と同様である。即ち、減
湿通路(31)に導入された第1空気は、デシカントロー
タ(34)において減湿され、温調器(50)において冷却
される。その後、第1空気は、調湿ユニット(30)から
送り出され、換気排気として室外へ排気される。一方、
再生通路(32)に導入された第2空気は、温調器(50)
において加熱され、デシカントロータ(34)において加
湿される。その後、第2空気は、調湿ユニット(30)か
ら送り出され、換気給気として室内へ供給される。
は、各ペルチェ素子(60a,60b,60c)が換気排気である
第1空気から吸熱して換気給気である第2空気へ放熱し
ている。従って、温調器(50)では、第1空気の有する
温熱が回収されて第2空気に付与される。
に電力を供給して得られる吸熱作用と放熱作用の両方を
同時に利用して、調湿ユニット(30)における除湿運転
や加湿運転を行うことができる。この点は、上記実施形
態1と同様である。従って、本実施形態2においても、
調湿ユニット(30)、ひいては外調機(10)のエネルギ
効率を落とすことなく、ペルチェ素子(60a,60b,60c)
を用いることで外調機(10)の小型化・簡素化を図るこ
とが可能となる。
は、除湿運転時に換気排気である第2空気から冷熱を回
収でき、加湿運転時に換気排気である第1空気から温熱
を回収できる。従って、本実施形態2によれば、上記実
施形態1における熱回収器(33)を省略でき、調湿ユニ
ット(30)の部品点数を削減できる。
は、3つのペルチェ素子(60a,60b,60c)を一列に並べ
ると共に、ペルチェ素子(60a,60b,60c)の配列方向に
沿って第1空気及び第2空気を互いに対向する向きに流
している。従って、温調器(50)にペルチェ素子を1つ
だけ設ける場合に比べ、各ペルチェ素子(60a,60b,60
c)を高い効率で動作させることができる。この点につ
いて、図7を参照しながら説明する。
が点Cの状態にまで冷却され、点Dの状態の第2空気が
点Eの状態にまで加熱される。このため、温調器(50)
にペルチェ素子を1つだけ設けたと仮定すると、この1
つのペルチェ素子は、吸熱部の温度が点Cの温度で放熱
部の温度が点Eの温度である状態において動作すること
となる。
ペルチェ素子(60a,60b,60c)を温調器(50)に設けた
場合、各ペルチェ素子(60a,60b,60c)は、次のような
状態で動作を行うこととなる。即ち、第1ペルチェ素子
(60a)は、吸熱部(62a)の温度が点B1の温度で放熱
部(63a)の温度が点Eの温度である状態において動作
する。第2ペルチェ素子(60b)は、吸熱部(62b)の温
度が点B2の温度で放熱部(63b)の温度が点D2の温度
である状態において動作する。第3ペルチェ素子(60
c)は、吸熱部(62c)の温度が点Cの温度で放熱部(63
c)の温度が点D1の温度である状態において動作する。
従って、温調器(50)にペルチェ素子を1つだけ設ける
場合に比べ、第1〜第3ペルチェ素子(60a,60b,60c)
における吸熱部(62a,62b,62c)と放熱部(63a,63b,63
c)の温度差が縮小する。
と放熱側の温度差が大きくなるにつれて効率が低下する
という特性を持つ。このため、本実施形態2のように温
調器(50)に複数のペルチェ素子(60a,60b,60c)を設
け、各ペルチェ素子(60a,60b,60c)における吸熱側と
放熱側の温度差を縮小することにより、各ペルチェ素子
(60a,60b,60c)を効率の高い状態で動作させることが
できる。この結果、ペルチェ素子(60a,60b,60c)にお
ける消費電力を削減できる。
素子(60a,60b,60c)として、最も効率の高い動作温度
がそれぞれ異なるものを用いている。即ち、最も高温状
態の第1空気及び第2空気と接触する第1ペルチェ素子
(60a)には、3つのうち最も高温で高い効率を発揮す
るものを用いている。中程度の温度状態の第1空気及び
第2空気と接触する第2ペルチェ素子(60b)には、3
つのうち中程度の温度で高い効率を発揮するものを用い
ている。最も低温状態の第1空気及び第2空気と接触す
る第3ペルチェ素子(60c)には、3つのうち最も低温
で高い効率を発揮するものを用いている。従って、各ペ
ルチェ素子(60a,60b,60c)を最も効率の高い状態で動
作させることができ、ペルチェ素子(60a,60b,60c)に
おける消費電力を一層削減することができる。
施形態1において、調湿ユニット(30)の構成を変更し
たものである。具体的には、デシカントロータ(34)を
省略すると共に、温調器(50)に代えて調湿器(55)を
設けている。ここでは、上記実施形態1と異なる部分に
ついて説明する。
湿ユニット(30)には、第1減湿通路(35)、第2減湿
通路(36)、第1再生通路(37)、第2再生通路(3
8)、第1通路(41)、及び第2通路(42)が区画形成
されている。また、調湿ユニット(30)は、第1四方弁
(43)、第2四方弁(44)、熱回収器(33)、及び調湿
器(55)を備えている。この第1四方弁(43)及び第2
四方弁(44)は、切換機構を構成している。
第1導入ダクト(15)が接続される一方、その出口端が
第1四方弁(43)に接続される。この第1減湿通路(3
5)には、第1導入ダクト(15)を通じて第1空気が送
り込まれる。上記第2再生通路(38)は、その入口端が
第1四方弁(43)に接続される一方、その出口端に第2
導出ダクト(22)が接続される。また、第1通路(41)
の一端と第2通路(42)の一端とは、それぞれ第1四方
弁(43)の異なるポートに接続されている。
(35)と第1通路(41)が連通し且つ第2通路(42)と
第2再生通路(38)が連通する状態(図8,図9に実線
で示す状態)と、第1減湿通路(35)と第2通路(42)
が連通し且つ第1通路(41)と第2再生通路(38)が連
通する状態(図8,図9に破線で示す状態)とに切り換
わる。
第2四方弁(44)に接続される一方、その出口端に第1
導出ダクト(21)が接続される。上記第1再生通路(3
7)は、その入口端に第2導入ダクト(16)が接続され
る一方、その出口端が第2四方弁(44)に接続される。
この第1再生通路(37)には、第2導入ダクト(16)を
通じて第2空気が送り込まれる。また、第1通路(41)
の他端と第2通路(42)の他端とは、それぞれ第2四方
弁(44)の異なるポートに接続されている。
と第2減湿通路(36)が連通し且つ第1再生通路(37)
と第2通路(42)が連通する状態(図8,図9に実線で
示す状態)と、第2通路(42)と第2減湿通路(36)が
連通し且つ第1再生通路(37)と第1通路(41)が連通
する状態(図8,図9に破線で示す状態)とに切り換わ
る。
6)の第1空気と第1再生通路(37)の第2空気とを熱
交換させる熱交換器である。この熱回収器(33)におい
て、第1空気が第2空気に対して放熱し、第2空気が第
1空気から吸熱する。
ある調湿用ペルチェ素子(70)を備えている。調湿器
(55)には、調湿用ペルチェ素子(70)により仕切られ
て第1空間(56)と第2空間(57)とが形成されてい
る。第1空間(56)は、第1通路(41)の途中に配置さ
れている。一方、第2空間(57)は、第2通路(42)の
途中に配置されている。
素子(70)は、素子本体(61)、第1伝熱部(71)、及
び第2伝熱部(72)を備えている。素子本体(61)は、
n形半導体とp形半導体を組み合わせたもので、平板状
に形成されている。この素子本体(61)に直流電流を流
すと、図10における下面側から上面側に向かって熱の
移動が生じる。また、素子本体(61)に流す直流電流の
方向を逆にすると、図10における上面側から下面側に
向かって熱の移動が生じる。
は、共にベース(64)と多数のフィン(65)とを備え、
ヒートシンク状に形成されている。ベース(64)は、素
子本体(61)よりもやや薄い平板状に形成されている。
一方、フィン(65)は、細長い四角柱状に形成され、ベ
ース(64)の表面に立設されている。また、各フィン
(65)の表面には、ゼオライト等の吸着剤が担持されて
いる。そして、第1伝熱部(71)のベース(64)が素子
本体(61)の下面に接合され、第2伝熱部(72)のベー
ス(64)が素子本体(61)の上面に接合されている。
て、ここではフィン(65)の表面に吸着剤を担持させて
いるが、フィン(65)の表面だけでなくベース(64)の
表面にも吸着剤を担持させてもよい。
(71)は、調湿器(55)の第1空間(56)に配置されて
いる(図8参照)。この第1伝熱部(71)は、第1空間
(56)に送り込まれた第1空気又は第2空気と接触す
る。一方、調湿用ペルチェ素子(70)の第2伝熱部(7
2)は、調湿器(55)の第2空間(57)に配置されてい
る(図8参照)。この第2伝熱部(72)は、第2空間
(57)に送り込まれた第2空気又は第1空気と接触す
る。また、調湿用ペルチェ素子(70)の素子本体(61)
には、図外の直流電源から直流電流が供給される。そし
て、素子本体(61)へ供給する直流電流の方向を反転す
ることにより、調湿用ペルチェ素子(70)は、第1伝熱
部(71)で吸熱して第2伝熱部(72)で放熱する動作
と、第2伝熱部(72)で吸熱して第1伝熱部(71)で放
熱する動作とを切り換えて行う。
だ室外空気を第1空気として調湿ユニット(30)へ供給
し、この第1空気を減湿して室内へ供給することにより
行われる。また、外調機(10)は、内気ダクト(18)に
取り込んだ室内空気を第2空気として調湿ユニット(3
0)へ供給し、この第2空気を調湿用ペルチェ素子(7
0)の伝熱部(71,72)に設けられた吸着剤の再生に利用
して室外へ排気する。ここでは、調湿ユニット(30)の
動作を、図11の空気線図を参照しながら説明する。
図8に実線で示す状態とされ、調湿用ペルチェ素子(7
0)が第1伝熱部(71)から吸熱して第2伝熱部(72)
で放熱している状態から説明を始める。この状態におい
て、調湿ユニット(30)では、図8に実線の矢印で示す
ように第1空気及び第2空気が流れる。
気は、調湿ユニット(30)の第1減湿通路(35)へ導入
される。この第1空気は、第1通路(41)を通じて調湿
器(55)の第1空間(56)へ送り込まれ、第1伝熱部
(71)の吸着剤と接触する。その際、第1空気の水分が
第1伝熱部(71)の吸着剤に吸着される。ここで、第1
伝熱部(71)の吸着剤が水分を吸着すると吸着熱が生
じ、この吸着熱が調湿用ペルチェ素子(70)によって吸
熱される。また、調湿用ペルチェ素子(70)は、第1空
気からも吸熱する。そして、第1空気は、温度及び絶対
湿度が低下して点Bの状態となる。
へ送られ、第2空気と熱交換を行う。この熱交換によ
り、第1空気は、第2空気に対して放熱し、その温度が
低下して点Cの状態となる。つまり、熱回収器(33)で
は、冷房時の室内空気である第2空気の冷熱が、室内へ
供給される第1空気に回収される。その後、点Cの状態
の第1空気は、第2減湿通路(36)を流れて調湿ユニッ
ト(30)から送り出され、換気給気として室内に供給さ
れる。
気は、調湿ユニット(30)の第1再生通路(37)へ導入
される。この第2空気は、熱回収器(33)へ送り込ま
れ、第1空気と熱交換を行う。この熱交換により第2空
気が加熱され、加熱後の第2空気が第2通路(42)を通
じて調湿器(55)の第2空間(57)へ送り込まれる。こ
の第2空間(57)では、第2空気が調湿用ペルチェ素子
(70)の第2伝熱部(72)と接触する。
(72)において放熱を行い、これによって第2伝熱部
(72)の吸着剤が加熱される。この加熱により第2伝熱
部(72)の吸着剤から水分が脱着し、吸着剤の再生が行
われる。この吸着剤から脱着した水分は、第2空気に付
与される。また、第2伝熱部(72)において調湿用ペル
チェ素子(70)から放熱された熱の一部も、第2空気に
付与される。そして、第2空気は、温度及び絶対湿度が
上昇し、点Eの状態を経て点Fの状態となる。その後、
点Fの状態の第2空気は、第2再生通路(38)を流れて
調湿ユニット(30)から送り出され、換気排気として室
外に排気される。
湿用ペルチェ素子(70)の第1伝熱部(71)に設けられ
た吸着剤に水分が蓄積し、吸着能力が次第に低下する。
一方、調湿用ペルチェ素子(70)の第2伝熱部(72)に
設けられた吸着剤は、再生されて吸着能力の高い状態と
なっている。そこで、第1四方弁(43)及び第2四方弁
(44)を図9に破線で示すように切り換えると同時に、
調湿用ペルチェ素子(70)を流れる直流電流の向きを反
転させる。
は、図9に実線の矢印で示すように第1空気及び第2空
気が流通する。即ち、第1減湿通路(35)の第1空気
は、第2通路(42)を通じて調湿器(55)の第2空間
(57)へ送り込まれる。第1再生通路(37)の第2空気
は、第1通路(41)を通じて調湿器(55)の第1空間
(56)へ送り込まれる。一方、調湿用ペルチェ素子(7
0)は、第2伝熱部(72)から吸熱して第1伝熱部(7
1)へ放熱する。そして、調湿器(55)の第2空間(5
7)では第1空気の減湿が行われ、調湿器(55)の第1
空間(56)では第1伝熱部(71)に設けられた吸着剤の
再生が行われる。その後、減湿された第1空気は第2減
湿通路(36)を通じて室内へ供給され、吸着剤の再生に
利用された第2空気は第2再生通路(38)を通じて室外
へ排気される。
8に示す動作と図9に示す動作とを交互に繰り返し、減
湿した第1空気を継続して室内へ供給する。つまり、こ
の調湿ユニット(30)は、いわゆるバッチ式の動作を行
う。
7)に取り込んだ室外空気を第2空気として調湿ユニッ
ト(30)へ供給し、この第2空気を加湿して室内へ供給
することにより行われる。また、外調機(10)は、内気
ダクト(18)に取り込んだ室内空気を第1空気として調
湿ユニット(30)へ供給し、調湿用ペルチェ素子(70)
の伝熱部(71,72)に設けられた吸着剤により第1空気
から水分を奪った上で第1空気を室外へ排気する。
第2空気の流れは、除湿運転時と同様である。即ち、図
8に示す状態において、第1空気は、調湿器(55)の第
1空間(56)へ送り込まれ、第1伝熱部(71)の吸着剤
によって減湿され、熱回収器(33)において放熱する。
その後、第1空気は、調湿ユニット(30)から送り出さ
れ、換気排気として室外へ排気される。第2空気は、熱
回収器(33)において吸熱し、調湿器(55)の第2空間
(57)へ送り込まれ、第2伝熱部(72)の吸着剤から脱
着した水分を付与される。その後、第2空気は、調湿ユ
ニット(30)から送り出され、換気給気として室内へ供
給される。また、図9に示す状態において、第1空気
は、調湿器(55)の第2空間(57)へ送り込まれ、第2
伝熱部(72)の吸着剤によって減湿される。第2空気
は、調湿器(55)の第1空間(56)へ送り込まれ、第1
伝熱部(71)の吸着剤から脱着した水分を付与される。
に調湿用ペルチェ素子(70)を設け、調湿用ペルチェ素
子(70)の伝熱部(71,72)に設けた吸着剤の冷却と加
熱とを行っている。つまり、本実施形態3によれば、調
湿用ペルチェ素子(70)に電力を供給して得られる吸熱
作用と放熱作用の両方を同時に利用して、除湿運転や加
湿運転を行うことができる。このため、上記実施形態1
と同様に、調湿ユニット(30)、ひいては外調機(10)
のエネルギ効率を維持しつつ、調湿用ペルチェ素子(7
0)を用いることで外調機(10)の小型化・簡素化を図
ることが可能となる。
チェ素子(70)の第1及び第2伝熱部(71,72)に吸着
剤を設けているため、吸着剤を再生する際には、調湿用
ペルチェ素子(70)によって吸着剤を直接加熱すること
ができる。つまり、加熱した空気等を介して吸着剤に熱
を与えるのではなく、吸着剤に直接に熱を与えることが
できる。このため、再生に要する熱を効率よく吸着剤に
付与することができ、吸着剤の再生に要するエネルギを
削減することができる。
施形態3において、調湿器(55)に2つの温調用ペルチ
ェ素子(73a,73b)を設け、熱回収器(33)を省略した
ものである。ここでは、上記実施形態3と異なる部分に
ついて説明する。
調湿器(55)では、図12における右から左に向かって
順に、調湿用ペルチェ素子(70)と、第1温調用ペルチ
ェ素子(73a)と、第2温調用ペルチェ素子(73b)とが
配置されている。第1及び第2温調用ペルチェ素子(73
a,73b)は、温調用の熱電素子を構成している。
調湿用ペルチェ素子(70)、第1温調用ペルチェ素子
(73a)、及び第2温調用ペルチェ素子(73b)によっ
て、第1空間(56)と第2空間(57)とが区画形成され
ている。そして、調湿器(55)の第1空間(56)が第1
通路(41)の途中に設けられ、その第2空間(57)が第
2通路(42)の途中に設けられている。この点は、上記
実施形態3と同様である。
(73a,73b)では、第1及び第2伝熱部(74a,74b,75a,7
5b)のフィン(65)に吸着剤が設けられていない。この
点を除き、温調用ペルチェ素子(73a,73b)は、調湿用
ペルチェ素子(70)と同様に構成されている。即ち、第
1及び第2温調用ペルチェ素子(73a,73b)は、流れる
直流電流の方向を反転させると、第1伝熱部(74a,74
b)から吸熱して第2伝熱部(75a,75b)へ放熱する動作
と、第2伝熱部(75a,75b)から吸熱して第1伝熱部(7
4a,74b)へ放熱する動作とを切り換えて行う。また、第
1温調用ペルチェ素子(73a)は、最も高い効率で動作
する温度が第2温調用ペルチェ素子(73b)よりも高温
に設定されている。
調湿用ペルチェ素子(70)の第1伝熱部(71)、第1温
調用ペルチェ素子(73a)の第1伝熱部(74a)、及び第
2温調用ペルチェ素子(73b)の第1伝熱部(74b)が配
置されている。一方、調湿器(55)の第2空間(57)に
は、調湿用ペルチェ素子(70)の第2伝熱部(72)、第
1温調用ペルチェ素子(73a)の第2伝熱部(75a)、及
び第2温調用ペルチェ素子(73b)の第2伝熱部(75b)
が配置されている。
だ室外空気を第1空気として調湿ユニット(30)へ供給
し、この第1空気を減湿して室内へ供給することにより
行われる。また、外調機(10)は、内気ダクト(18)に
取り込んだ室内空気を第2空気として調湿ユニット(3
0)へ供給し、この第2空気を調湿用ペルチェ素子(7
0)の伝熱部(71,72)に設けられた吸着剤の再生に利用
して室外へ排気する。ここでは、調湿ユニット(30)の
動作を、図15の空気線図を参照しながら説明する。
図12に実線で示す状態とされ、調湿用ペルチェ素子
(70)、第1温調用ペルチェ素子(73a)、第2温調用
ペルチェ素子(73b)のそれぞれが第1伝熱部(71,74a,
74b)から吸熱して第2伝熱部(72,75a,75b)で放熱し
ている状態から説明を始める。この状態において、調湿
ユニット(30)では、図12に実線の矢印で示すように
第1空気及び第2空気が流れる。
気は、調湿ユニット(30)の第1減湿通路(35)へ導入
される。この第1空気は、第1通路(41)を通じて調湿
器(55)の第1空間(56)へ送り込まれる。第1空間
(56)において、第1空気は、先ず調湿用ペルチェ素子
(70)の第1伝熱部(71)と接触する。第1空気に含ま
れる水分は、この第1伝熱部(71)に設けられた吸着剤
に吸着される。そして、第1空気は、温度が上昇し絶対
湿度が低下して点Bの状態となる。ここで、第1伝熱部
(71)の吸着剤が水分を吸着すると吸着熱が生じ、この
吸着熱の一部が調湿用ペルチェ素子(70)によって吸熱
される。従って、減湿後の第1空気の温度(点B)は、
等エンタルピ過程で状態変化した場合の温度(点B')
よりも低くなっている。
び第2温調用ペルチェ素子(73a,73b)の第1伝熱部(7
4a,74b)と接触する。両温調用ペルチェ素子(73a,73
b)は、第1伝熱部(74a,74b)において第1空気から吸
熱している。このため、第1空気は、温度が低下して点
Cの状態となる。その際、第1空気は、第1温調用ペル
チェ素子(73a)の第1伝熱部(74a)で点B1の状態に
まで冷却された後に、第2温調用ペルチェ素子(73b)
の第1伝熱部(74b)で点Cの状態にまで更に冷却され
る。その後、点Cの状態の第1空気は、第2減湿通路
(36)を流れて調湿ユニット(30)から送り出され、換
気給気として室内に供給される。
気は、調湿ユニット(30)の第1再生通路(37)へ導入
される。この第2空気は、第2通路(42)を通じて調湿
器(55)の第2空間(57)へ送り込まれる。第2空間
(57)において、第2空気は、第1及び第2温調用ペル
チェ素子(73a,73b)の第2伝熱部(75a,75b)と接触す
る。両温調用ペルチェ素子(73a,73b)は、第2伝熱部
(75a,75b)において第2空気へ放熱している。このた
め、第2空気は、温度が上昇して点Eの状態となる。そ
の際、第2空気は、第2温調用ペルチェ素子(73b)の
第2伝熱部(75b)で点D1の状態にまで加熱された後
に、第1温調用ペルチェ素子(73a)の第2伝熱部(75
a)で点Eの状態にまで更に加熱される。
素子(70)の第2伝熱部(72)と接触する。第2伝熱部
(72)に設けられた吸着剤は、第2空気との接触により
加熱される。また、調湿用ペルチェ素子(70)は第2伝
熱部(72)において放熱するため、これによっても第2
伝熱部(72)の吸着剤が加熱される。そして、加熱され
た第2伝熱部(72)の吸着剤から水分が脱着し、吸着剤
の再生が行われる。この吸着剤から脱着した水分は、第
2空気に付与される。このため、第2空気は、温度が低
下し絶対湿度が上昇して、点Fの状態となる。その後、
点Fの状態の第2空気は、第2再生通路(38)を流れて
調湿ユニット(30)から送り出され、換気排気として室
外に排気される。
伝熱部(72)に設けられた吸着剤は、第2空気だけでな
く、調湿用ペルチェ素子(70)の放熱作用によっても加
熱される。従って、調湿用ペルチェ素子(70)に供給す
る第2空気の温度(点E)は、第2空気による加熱のみ
で吸着剤を再生する場合(点E')に比べて低く設定さ
れる。
も、上記実施形態3と同様にバッチ式の動作を行う。即
ち、上述の状態での運転を所定時間に亘って行った後
に、第1四方弁(43)及び第2四方弁(44)を図13に
破線で示すように切り換え、調湿用ペルチェ素子(70)
を流れる直流電流の向きを反転させる。この状態におい
て、調湿ユニット(30)では、図13に実線の矢印で示
すように第1空気及び第2空気が流通する。そして、調
湿ユニット(30)の第2空間(57)において、第1空気
の減湿及び冷却が行われる。また、調湿用ペルチェ素子
(70)の第1伝熱部(71)に設けられた吸着剤の再生が
行われる。
に加え、以下のような効果が得られる。即ち、減湿後の
第1空気を冷却する場合、本実施形態4では、第1及び
第2温調用ペルチェ素子(73a,73b)を用いて冷却を行
っている。従って、上記実施形態3のように熱回収器
(33)を用いて冷却を行う場合に比べ、冷却後の第1空
気の温度を低く設定できる。そして、除湿運転時に室内
へ供給される冷却後の第1空気の温度(図15の点C)
を、室内空気の温度(図15の点D)よりも低くするこ
とができる。このため、第1空気の供給により、室内の
除湿だけでなく、ある程度の冷房効果も得ることができ
る。
ルチェ素子(73a,73b)を設けている。従って、上記実
施形態2の場合と同様に、温調用のペルチェ素子を1つ
だけ設ける場合に比べ、各温調用ペルチェ素子(73a,73
b)における吸熱側と放熱側の温度差を縮小することが
できる。このため、各温調用ペルチェ素子(73a,73b)
を効率の高い状態で動作させることができ、温調用ペル
チェ素子(73a,73b)の消費電力を削減できる。
ルチェ素子(73a,73b)として、最も効率のよい動作温
度がそれぞれ異なるものを用いている。従って、上記実
施形態2と同様に、各温調用ペルチェ素子(73a,73b)
を最も効率の高い状態で動作させることができ、温調用
ペルチェ素子(73a,73b)における消費電力を一層削減
することができる。
(70)と第1及び第2温調用ペルチェ素子(73a,73b)
の3つを設けるようにしたが、これに代えて、図16に
示すように、温調用の機能も兼ねる調湿用ペルチェ素子
(70)を構成し、この調湿用ペルチェ素子(70)を1つ
だけ調湿器(55)に設けてもよい。本変形例に係る調湿
用ペルチェ素子(70)は、その第1及び第2伝熱部(7
1,72)の一部分に吸着剤が設けられている。具体的に
は、図16における調湿用ペルチェ素子(70)の右半分
に位置するフィン(65)の表面に吸着剤が担持されてい
る。
ある。
ある。
気線図である。
ある。
ある。
気線図である。
除湿運転時の動作を示す構成図である。
加湿運転時の動作を示す構成図である。
斜視図である。
空気線図である。
び除湿運転時の動作を示す構成図である。
び加湿運転時の動作を示す構成図である。
調用ペルチェ素子の概略斜視図である。
空気線図である。
子の概略斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 第1空気及び第2空気を取り込み、減湿
された第1空気を利用する除湿運転と加湿された第2空
気を利用する加湿運転の少なくとも一方を行う調湿装置
であって、 第1空気から吸湿して第2空気により再生される調湿部
材(34)と、 直流を流すと第1空気から吸熱して第2空気へ放熱し、
加熱した第2空気を上記調湿部材(34)へ供給する熱電
素子(60)とを備えている調湿装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の調湿装置において、 熱電素子(60)により冷却された第1空気を調湿部材
(34)へ供給して該第1空気を減湿する調湿装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の調湿装置において、 調湿部材(34)により減湿された第1空気を熱電素子
(60)へ供給して該第1空気を冷却する調湿装置。 - 【請求項4】 一対の伝熱部(71,72)を有し、流れる
直流の向きを反転させることによって、第1の伝熱部
(71)が吸熱側となり第2の伝熱部(72)が放熱側とな
る状態と、第2の伝熱部(72)が吸熱側となり第1の伝
熱部(71)が放熱側となる状態とが交互に切り換わる熱
電素子(70)と、 第1空気が吸熱側となった伝熱部(71,72)に接触し且
つ第2空気が放熱側となった伝熱部(71,72)に接触す
るように、上記熱電素子(70)を流れる直流の向きに対
応して第1空気及び第2空気の流れを切り換える切換機
構(43,44)とを備える一方、 上記熱電素子(70)の伝熱部(71,72)には、その表面
の全体又は一部分に吸着剤が設けられ、 上記熱電素子(70)は、吸熱側となった伝熱部(71,7
2)において第1空気から吸湿し、放熱側となった伝熱
部(71,72)において第2空気へ放湿する調湿装置。 - 【請求項5】 表面に吸着剤が設けられた一対の伝熱部
(71,72)を有し、流れる直流の向きを反転させること
によって、第1の伝熱部(71)が吸熱側となり第2の伝
熱部(72)が放熱側となる状態と、第2の伝熱部(72)
が吸熱側となり第1の伝熱部(71)が放熱側となる状態
とが交互に切り換わる調湿用の熱電素子(70)と、 第1空気が吸熱側となった伝熱部(71,72)に接触し且
つ第2空気が放熱側となった伝熱部(71,72)に接触す
るように、上記熱電素子(70)を流れる直流の向きに対
応して第1空気及び第2空気の流れを切り換える切換機
構(43,44)と、 直流を流すと上記調湿用の熱電素子(70)で減湿された
第1空気から吸熱して上記調湿用の熱電素子(70)に供
給される第2空気へ放熱する温調用の熱電素子(73a,73
b)とを備え、 上記調湿用の熱電素子(70)は、吸熱側となった伝熱部
(71,72)において第1空気から吸湿し、放熱側となっ
た伝熱部(71,72)において第2空気へ放湿する調湿装
置。 - 【請求項6】 請求項1,4又は5記載の調湿装置にお
いて、 複数の熱電素子(60a,…)が一列に配置される一方、 第1空気と第2空気が上記熱電素子(60a,…)の配列方
向に沿って互いに対向する向きに流れる調湿装置。 - 【請求項7】 請求項1,4又は5記載の調湿装置にお
いて、 第1空気として取り込んだ室外空気を減湿して室内へ供
給し、且つ第2空気として取り込んだ室内空気を加湿し
て室外へ排気する調湿装置。 - 【請求項8】 請求項1,4又は5記載の調湿装置にお
いて、 第1空気として取り込んだ室内空気を減湿して室外へ排
気し、且つ第2空気として取り込んだ室外空気を加湿し
て室内へ供給する調湿装置。 - 【請求項9】 請求項1,4又は5記載の調湿装置にお
いて、 第1空気として取り込んだ室外空気を減湿して室内へ供
給し、且つ第2空気として取り込んだ室内空気を加湿し
て室外へ排気する除湿運転と、 第1空気として取り込んだ室内空気を減湿して室外へ排
気し、且つ第2空気として取り込んだ室外空気を加湿し
て室内へ供給する加湿運転とを切り換えて行う調湿装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312492A JP2002115869A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 調湿装置 |
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---|---|---|---|
JP2000312492A JP2002115869A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 調湿装置 |
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